JP3821304B2 - グリッチ・センサー付きパワーオン・リセット回路を集積したチップを有する電子システム - Google Patents
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Description
発明の技術分野
本発明は、パワーオン・リセット回路に関し、特にシングル・チップまたはマルチ・チップ電子システム環境におけるグリッチ(glitch)感知機能を備えたパワーオン・リセット回路の実現に関する。
関連技術の説明
パワーオン・リセット回路は、多くの電子デバイス、特にマイクロプロセッサや他のディジタル(論理)集積回路要素を含む電子デバイスに含まれている。最初に電力が加えられるたびに、これらの型式の部品を特定の既知の論理状態に初期化、すなわち、リセットすることが望ましい。普通、パワーオン・リセット回路は、電子デバイスの電源投入(powering-up)を検出するために作動し、これに応答して完全で安定した電力がデバイスに使用できるようになるのに十分だと確信されるまでの時間の間、電子デバイス(またはそのデバイスの特定の部品)の起動を阻止する。この後で電子デバイス(すなわち、それに含まれる部品)を既知の状態へのリセットを開始する。
電子デバイスに最初に電力が加えられる場合だけでなく、加えられた電力にグリッチが発生する場合にもパワーオン・リセット回路を起動するのが望ましい。このときに必要なのは、グリッチを感知する機能を備えたパワーオン・リセット回路である。
代表的な電子デバイスにおいては、パワーオン・リセット回路は、相互に接続された回路部品および/またはデバイスの別々の集まりとして実現される。この回路は、最初の電力投入で遭遇する(experienced)ような電力の変動を感知する電子デバイスの他の各種部品に接続される出力リセット信号を発生する。このアーキテクチャはマルチ・チップ電子システム内で共通に利用され、そのシステムにおいてパワーオン・リセット回路がそれ自体のチップパッケージ内で(すなわち、おそらくは個別部品として)実現され、そのシステムの他のチップと一緒に組み立てられ組み込まれる。この一般的なアーキテクチャを実現する場合の1つの不利な点は、他のチップの搭載のためにもっと有利に利用できる貴重な回路基板のスペースを占有することである。
論理回路やメモリ回路のような他の機能を含む同一モノリシック半導体集積回路チップの一部として、パワーオン・リセット回路を形成することは公知である。しかし、マルチ・チップ電子システムの個別チップのそれぞれにパワーオン・リセット回路を組み込むことは冗長かつ不経済である。この場合に必要なのは、マルチ・チップ環境の中で集積された(すなわち、同一チップの)パワーオン・リセット回路をより有効に利用するメカニズムである。このような実現は、マルチ・チップ電子システムが1つの集積回路チップで実現されるような設計をより良く支援できるはずである。
発明の要約
上記課題およびその他の問題点に対処するため、マルチ・チップ電子システム内の1つの集積回路チップは、集積されたパワーオン・リセット回路を含む。「集積される」ことによって、パワーオン・リセット回路は、含まれる複数の他の論理部品とともに、ただ1つの半導体集積回路に形成されることになる。そのチップは、電源の変化、電源投入、またはグリッチに応答して、その集積されたパワーオン・リセット回路が発生するパワーオン・リセット信号を出力するポートをさらに含む。次にこの出力信号は、その電子システム内に含まれる他の複数のチップに加えられ、システム全体のリセットを実行する。
シングル・チップ電子システムとして実現されたシステムの場合は、この信号は、そのチップの他の論理部品に出力される。
同期して動作する(シングル・チップまたはマルチ・チップ)システムについては、論理部品に加えられる出力パワーオン・リセット信号は、論理部品に加えられる出力クロック信号のエッジと同期する。
集積されたパワーオン・リセット回路は、比較器、リセット電圧を格納するコンデンサおよびグリッチ・センサーからなる。比較器は、コンデンサに格納されたリセット電圧と基準電圧を比較し、リセット電圧が基準電圧以下に低下するとパワーオン・リセット信号を出力する。グリッチ・センサーは、電源から出力される電圧の変化が、所定の閾値より大きいことを検出すると、それに応答してコンデンサの放電を開始させる。この放電によって、リセット電圧が基準電圧以下に低下すると、比較器は、出力するためのパワーオン・リセット信号を発生する。
【図面の簡単な説明】
添付の図面とともに以下の詳細な説明を参照することにより、本発明の方法および装置のより完全な理解を得ることができる。図面中、
図1Aは、集積されたパワーオン・リセット回路を備えたマルチ・チップ電子システムのブロック図であり、
図1Bは、集積されたパワーオン・リセット回路を備えたシングル・チップ電子システムのブロック図であり、
図2は、パワーオン・リセット回路のブロック図であり、
図3は、図2の集積されたパワーオン・リセット回路に含まれるグリッチ・センサーのブロック図であり、
図4は、パワーオン・リセット信号とクロック信号との同期を示すタイム・チャートである。
図面の詳細な説明
次に図1Aを参照するに、集積されたパワーオン・リセット(POR)回路12を有するマルチ・チップ電子システム10のブロック図が示されている。マルチ・チップ電子システム10は、プリント基板16に組み立てられた(搭載された)複数のチップ14を含む。マルチ・チップ電子システム10は、いくつかの機能の任意の1つを推進するために必要な下位機能(sub-functionalities)を実行するそれぞれの個別チップ14を使用して、その機能を実現するように設計されうる。
システム10によって提供される特定の機能と、含まれるチップ14によって提供される特定の下位機能とは、本発明の集積されたパワーオン・リセット回路12の動作と構成に必ずしも関連しない。本発明は、ユーザが選択したいくつかの機能の任意の1つを実行するマルチ・チップ電子システム10と同様に、ユーザが選択したいくつかの下位機能の任意の1つを実行する任意のチップ14で実現されうる。この場合、適正なシステムおよびチップの動作にパワーオン・リセット機能が設けられる必要がある。
マルチ・チップ電子システム10のチップ14は、(点線で示す)複数の接続18によって相互に接続される。これらの結線は、プリント基板16上の個別回路のトレース(trace)、バスまたは他の型式の複数のグループ化されたトレース接続、および他の型式の通信リンク、ケーブル、ワイヤなどから構成され、システム10の動作に必須のシステム機能および下位機能を実行するために、チップ14が相互にかつ(示されていない)他の個別回路部品との間で通信を可能とするために必要なものである。
マルチ・チップ電子システム10内の少なくとも1つのチップ14’は、集積されたパワーオン・リセット回路12を含む。「集積される」ことによって、パワーオン・リセット回路12を含む(ここで説明する)個別回路部品は、先行技術のアーキテクチャにおけるような回路基板16に搭載された別々のチップまたは別々の個別回路ではなく、チップ14’自体の中にその一部として含まれることになる。したがって、チップ14’は、そのチップの指定された下位機能を実行するある種の論理部品20を有すると共に、単一のモノリシック半導体集積回路上に設計され、組み立てられそして実施されたパワーオン・リセット回路12を有していると見ることができる。たとえば、パワーオン・リセット回路12およびリセット可能な論理部品20は、ただ1つの半導体デバイスと関連して設計されうる。この集積された実施例では、チップ14’のリセット可能な論理部品20によって実行される下位機能は、パワーオン・リセット信号の供給も発生もしないが、この下位機能は、集積されたパワーオン・リセット回路12による出力として発生する信号に応答することができる。
集積されたチップ14’は、集積されたパワーオン・リセット回路12が発生するパワーオン・リセット信号が出力される出力ポート22をさらに含む。この発生した信号は、内部回路接続24を介して集積されたチップ14’のリセット可能な論理部品20にも加えられ、その論理部品のリセットを実行する。マルチ・チップ電子システム10は、複数のチップ14の間の複数の接続18のほかに、集積されたチップ14’の出力ポート22から他の含まれたチップ14に至るパワーオン・リセット接続26をさらに含む。特にパワーオン・リセット接続26は、出力ポート22を介してチップ14’の集積されたパワーオン・リセット回路12をチップ14のリセット可能な論理部品20に接続して、それらの論理部品のリセットを実行する。したがって、(おそらくは電池交換の結果として)マルチ・チップ電子システムの電源28が変わったり、電源投入が発生したり、電力のグリッチが発生したりすると、チップ14’の集積されたパワーオン・リセット回路12は、このような事象を検出して、チップ14’のリセット可能な論理部品20と、パワーオン・リセット接続26を介して、他のチップ14の他のリセット可能な論理部品20に加えるためのパワーオン・リセット信号を発生して出力する。
システム10は同期動作を必要とすることがありうるので、望ましくはチップ14の1つに実現される少なくとも1つのクロック発生器30をさらに含む。図示の例では、クロック発生器30は、集積されたパワーオン・リセット回路12を含むチップ14’の中に含まれる。クロック発生器30は、当業者には公知の方法でクロック信号を発生して出力する。このクロック信号は、内部接続32を介して、チップ14’の論理部品20に加えられる。チップ14’は、クロック発生器30に接続されクロック信号が出力されるクロックポート34をさらに含む。マルチ・チップ電子システム10は、複数のチップ14の間の複数の接続18、26のほかに、集積されたチップ14’のクロックポート34から他の含まれたチップ14に至るクロック接続36をさらに含む。特にクロック接続36によって、チップ14’のクロック発生器30が、出力ポート34を介してシステム10の他のチップ14のリセット可能な論理部品20に接続されるので、これら部品の動作が同期する。
システム10、特にチップ14’は、パワーオン・リセット回路12から出力されるパワーオン・リセット信号の印加と、クロック発生器30から出力するクロック信号を同期させるように機能する同期回路38をさらに含む。特に、以下に詳細に開示するように、クロック信号は、エッジ(負のエッジなど)を含み、同期回路38は、パワーオン・リセット信号の正のエッジが、他のチップ14の論理部品20に加えられるクロック信号の負のエッジと同期するように、パワーオン・リセット信号を時間的にシフトする機能をはたす。
次に図1Bを参照すると、集積されたパワーオン・リセット(POR)回路12を有する電子システム10’のブロック図が示されている。電子システム10’は、いくつかの機能の任意の1つを推進するために必須の下位機能を実行する複数の論理部品20を使用して、その機能を実現するように設計された、単一の集積回路チップ14”を含む。
システム10の論理部品20は、相互と交信するために(点線で示す)複数の集積回路接続18によって接続される。システム10’のチップ14”は、集積されたパワーオン・リセット回路12を含む。「集積される」ことによって、パワーオン・リセット回路12を含む(ここで説明する)個別回路部品は、先行技術のアーキテクチャにおけるような別々の個別チップまたは別々の個別回路ではなく、チップ14”自体の中にその一部として含まれることになる。したがって、チップ14’は、ただ1つのモノリシック半導体集積回路に設計され、組み立てられて実現されたパワーオン・リセット回路12とともに、そのチップの指定された下位機能を実行する複数の論理部品20を有していると見ることができる。たとえば、パワーオン・リセット回路12およびリセット可能な論理部品20は、ただ1つの半導体デバイスに関連して設計されうる。この集積された実現では、チップ14”のリセット可能な論理部品20によって実現される下位機能は、パワーオン・リセット信号の供給も発生もしないが、この下位機能は、集積されたパワーオン・リセット回路12による出力として発生する信号に応答することができる。
パワーオン・リセット信号は、集積されたパワーオン・リセット回路12によって発生し、内部回路接続24を介して集積されたチップ14”のリセット可能な論理部品20に出力され、それらの論理部品のリセットを実行する。したがって、(おそらくは電池交換の結果として)マルチ・チップ電子システムの電源28が変わったり、電源投入が発生したり、電力のグリッチが発生すると、チップ14”の集積されたパワーオン・リセット回路12は、このような事象を検出して、接続24を介してリセット可能な論理部品20に加えるためのパワーオン・リセット信号を発生して出力する。
システム10’は同期動作を必要とすることがありうるので、チップ14”に集積された少なくとも1つのクロック発生器30をさらに含む。クロック発生器30は当業者には公知の方法でクロック信号を発生して出力する。このクロック信号は、内部接続32を介してチップ14”の論理部品20に加えられ、それらの動作を同期させる。
チップ14”は、パワーオン・リセット回路12から発生するパワーオン・リセット信号の印加と、クロック発生器30から発生するクロック信号を同期させるように機能する同期回路38をさらに含む。特に、そして以下に詳細に開示するように、クロック信号は、エッジ(負のエッジなど)を含み、同期回路38は、パワーオン・リセット信号の正のエッジが、論理部品20に加えられるクロック信号の負のエッジと同期するように、パワーオン・リセット信号を時間的にシフトする機能をはたす。
次に図2を参照すると、集積されたパワーオン・リセット回路12のブロック図が示されている。集積されたパワーオン・リセット回路12は、演算増幅器の使用によって実現された比較器40を含む。比較器40は、パワーオン・リセット信号が発生する出力42を含む。出力42は、他のチップ14のリセット可能な論理部品20にパワーオン・リセット信号を加えるための出力ポート22に接続されており、チップ14’のリセット可能な論理部品20にパワーオン・リセット信号を加えるための内部回路接続24にも接続されている。比較器40は、正の入力44および負の入力46をさらに含む。負の入力46は第1の基準電圧(V1)が加えられる。比較器40は、正の入力44に加えられた電圧と第1の基準電圧(V1)を比較し、第1の基準電圧を基準として、加えられた電圧が変わっている場合は出力42に(論理レベルがローの)パワーオン・リセット信号を発生する機能をはたす。
集積されたパワーオン・リセット回路12は、充電用コンデンサ48、電流発生器50およびグリッチ・センサー52をさらに含む。充電用コンデンサ48は、比較器40に接続された第1端子54と、大地に接続された第2端子56を含む。電流発生器50の出力58は、充電用コンデンサ48の第1端子54と比較器40の正の入力44に接続されている。グリッチ・センサー52は、マルチ・チップ電子システム10の電源28に接続された入力60、充電用コンデンサ48の第1端子54および比較器40の正の入力44に接続された出力62、および大地に接続された出力64を有する。
集積されたパワーオン・リセット回路12の動作は次の通りである。電流発生器50は、第1の基準電圧(V1)より高いレベルを有するリセット電圧で充電用コンデンサ48を充電する。この状態では、比較器40の出力42にパワーオン・リセット信号は発生しない(すなわち、論理レベルはハイ)。グリッチ・センサー52は、電源28の変化、電源投入またはグリッチを検出する。検出結果に応答して、グリッチ・センサー52は出力64を介して、充電用コンデンサ48に格納されたリセット電圧を大地に放電する。コンデンサによって正の入力44に加えられた電圧が第1の基準電圧(V1)より小さい点まで、充電用コンデンサ48が放電していると、比較器40は、出力42にパワーオン・リセット信号を発生する(すなわち、論理レベルはロー)。放電の後、電流発生器50が、第1の基準電圧(V1)より高い元の電圧レベルまで充電用コンデンサ48を充電すると、比較器40はパワーオン・リセット信号の発生を中止する(すなわち、論理レベルはハイ)。第1の基準電圧(V1)より高い元の電圧レベルまで充電用コンデンサ48を充電する(すなわち、比較器40をリセットする)ためにかかる時間は、コンデンサの大きさと充電電流の大きさに依存する。このリセット時間は、グリッチ・センサー52で検出された電源の変化、電源投入またはグリッチの後で電源28が安定するのに十分な長さに、設定されていなければならない。
パワーオン・リセット回路12がチップ14’に集積されて含まれているため、充電用コンデンサ48の値は、望ましくは比較的小さく(たとえば、ほぼ2ピコファラッドの範囲に)維持される。このような小さな値のコンデンサの使用を続けるためには、電流発生器50から出力される充電電流も比較的小さく維持されなければならない。たとえば、容量の値が2ピコファラッド、コンデンサの充電電圧が1.3ボルト、リセット時間が10ミリ秒で、コンデンサ電圧の初期値がゼロの(すなわち、グリッチ・センサー52の動作によってコンデンサ48が完全に放電されていた)場合、次式、
により一定の充電電流:
が与えられる。
次に図3を参照すると、図2の集積されたパワーオン・リセット回路12に含まれるグリッチ・センサー52のブロック図が示されている。グリッチ・センサー52は、コレクタ端子62、ベース端子64およびエミッタ端子66を有する(望ましくは、特性的にも構造的にもバイポーラ)トランジスタ60を含む。トランジスタ60は、コレクタ端子62とベース端子64が相互に接続されたダイオードとして機能するように構成されているとともに電源28にも接続されている。したがって、トランジスタ60はいかなるp−n接合としても実現されうるので、可能ならばダイオードと置き換えられる。グリッチ・センサー52は、トランジスタ60のエミッタ端子66に接続された第1端子70と、大地に接続された第2端子72とを含むコンデンサ68をさらに含む。またグリッチ・センサー52は、ソース端子76、ゲート端子78およびドレイン端子80を有する(望ましくは、特性的にも構造的にも電解効果)トランジスタ74をさらに含む。ソース端子76は、コンデンサ68の第1端子70とトランジスタ60のエミッタ端子66とに接続される。ゲート端子78は電源28に接続される。グリッチ・センサー52は、ソース端子84、ゲート端子86およびドレイン端子88を有する(望ましくは、特性的にも構造的にも電解効果)トランジスタ82をさらに含む。ソース端子84は大地に接続される。ゲート端子86は、第2の基準電圧(V2)に接続される。ドレイン端子88は、トランジスタ74のドレイン端子80に接続される。グリッチ・センサー52は、ソース端子92、ゲート端子94およびドレイン端子96を有する(望ましくは、特性的にも構造的にも電解効果)トランジスタ90をさらに含む。ソース端子92は大地に接続される。ゲート端子94は、トランジスタ82のドレイン端子88とトランジスタ74のドレイン端子80とに接続される。ドレイン端子96は、(図2に示す充電用コンデンサ48の第1端子54に接続される)出力62に接続される。
グリッチ・センサー52の個別回路部品は、集積回路製造技術を使用して、比較器(演算増幅器)40、充電用コンデンサ48および電流発生器50の集積回路による実現と関連して、ただ1つの回路で実現される。さらにパワーオン・リセット回路12の前述の部品のすべては、望ましくはチップ14’の含まれた論理部品20(図1Aを見よ)、またはチップ14”の複数の論理部品20(図1Bを見よ)とともに集積回路製造技術を使用して、ただ1つの同じ回路で実現される。
グリッチ・センサー52の動作は次の通りである。コンデンサ68は、ダイオード接続されたトランジスタ60を介して電源28から充電される。トランジスタ60のこのダイオード接続は、続いて起こる電源の変化、電源投入またはグリッチが発生した場合に、充電されたコンデンサ68が電源28を介して放電することを防止する。トランジスタ74は、コンデンサ68に格納されたグリッチ電圧と電源28の電圧との電位差(すなわち、ゲート端子78からソース端子76までの電位差)に依存して動作するスイッチとして動作する。コンデンサ48の放電(図2を見よ)は、トランジスタ90によって制御される。第2の基準電圧(V2)はトランジスタ82の動作を制御して、トランジスタ74が遮断されているときは、トランジスタ90も遮断されていることを確実にする。このモードでは、コンデンサ48(図2を見よ)が充電され、比較器40(図2を見よ)からパワーオン・リセット信号は出力されていない(すなわち、論理レベルはハイ)。電源28に関して何らかの変化、電力の増加またはグリッチが発生すると、電源電圧の出力が(ある程度まで)低下し、ゲート端子78からソース端子76までの電位差が、ある閾値レベル以上に(すなわち、グリッチ電圧に比較して)増加する。これはトランジスタ74をオンに(スイッチ)して、トランジスタ90のゲート端子94からソース端子92までの電位差の上昇をもたらす。この電位差がある閾値を超えると、トランジスタ90がオンになって(スイッチして)、コンデンサ48(図2)は(トランジスタ90を介して)大地に放電する。これによって、パワーオン・リセット信号が発生する(すなわち、論理レベルはロー)。
グリッチ・センサー52の動作は、変化、電源投入またはグリッチの検出とまったく同じである。使用する電源28の型式によっては、変化/電力の増加およびグリッチの間の違いは、電源と大地との間の抵抗の違いである。グリッチのケースでは、この抵抗はゼロに近い。変化/電源投入では、この抵抗はもっと大きい。電源電圧は、電源が切断された場合には(電源と大地との間の容量と抵抗とに依存して)もっとゆっくり低下しうる。電源28における変化、電源投入またはグリッチとは無関係に、コンデンサ68の電圧降下よりも速く電源電圧が低下する場合には、コンデンサ48が放電してパワーオン・リセット信号が発生する。
上記考察の通り、コンデンサ48が放電すると、正の入力44に加えられる電圧が第1の基準電圧(V1)以下に低下して、比較器40は、その出力42にパワーオン・リセット信号を発生する(すなわち、論理レベルはロー)。この信号は、集積されたチップ14’のリセット可能な論理部品20に加えられる。マルチ・チップ電子システム10(図1Aを見よ)では、この発生したパワーオン・リセット信号は、チップ14’の出力ポート22からさらに出力され、チップ14のリセット可能な論理部品20に加えられる。また、図1Bに示すように、チップ14は、ただ1つの集積回路チップ14”で実現されているシステム10’の下位回路(sub-circuit)と見ることができる。
次に図4を参照すると、パワーオン・リセット信号100とクロック信号102との同期を示すタイム・チャートが示されている。パワーオン・リセット信号100は(上で説明したように)パワーオン・リセット回路によって出力され、クロック信号102は(上で説明したように)クロック発生器によって出力される。同期回路は(上で説明したように)パワーオン・リセット信号をシフトするように動作して、シフトされたパワーオン・リセット信号104を発生する。この場合、シフトされたパワーオン・リセット信号の正のエッジ106は、クロック信号102の負のエッジ108と時間的に一致して整列する。
全体として110で示されるように最初に電力が加えられると、クロック信号102の発生が始まり、パワーオン・リセット信号100は、ローからハイに遷移する前に遅延112に遭遇する。同期回路は、エッジ106とエッジ108を同期させるために、シフトされたパワーオン・リセット信号104に関する別の遅延114を導入する。全体として116で示されるように、後でグリッチが検出されると、双方ともにハイからローに遷移する、パワーオン・リセット信号100およびシフトされたパワーオン・リセット信号104が検出される。パワーオン・リセット信号100がローからハイに遷移する前に別の遅延118に遭遇する。同期回路は、エッジ106とエッジ108を同期させるために、パワーオン・リセット信号104に関する別の遅延120を導入する。
本発明の方法と装置の実施例を添付の図面に示し、前述の詳細な説明で説明してきたが、本発明は、開示された実施例に限定されるのではなく、以下の請求の範囲により説明かつ定義されるように、本発明の趣旨を逸脱することなく、多数の再構成、修正および代替が可能であることが理解されるであろう。この点について、パワーオン・リセット回路12は必ずしもチップ14’内に集積されるように実現される必要がないことも理解されるであろう。
Claims (20)
- ある種の機能を実現するマルチ・チップ電子システムであって、
それぞれが、該ある種の機能を推進するため、ある種の下位機能を実現するリセット可能な論理部品を含む複数の集積回路チップと、
該複数の集積回路チップのある1つに集積されたパワーオン・リセット回路であって、電源の変化、電源投入またはグリッチに応答してパワーオン・リセット信号を発生するパワーオン・リセット回路と、
該複数の集積回路チップのある1つのチップ上にある出力ポートであって、発生した該パワーオン・リセット回路を受信するように接続された出力ポートと、
発生した該パワーオン・リセット信号を、該複数の集積回路チップのある1つのチップ上にある該出力ポートから、該複数の集積回路チップの別のチップ上にある該リセット可能な論理に加えるための接続と、
を備えたシステム。 - 請求項1記載のシステムであって、
該複数の集積回路チップの該リセット可能な論理部品の間を相互接続する手段をさらに含むシステム。 - 請求項1記載のシステムにおいて、
該パワーオン・リセット回路は、
基準電圧を発生する手段と、
リセット電圧を格納する手段と、
電源の変化、電源投入およびグリッチを感知して、感知した結果に応答して該格納されたリセット電圧を放電する手段と、
該基準電圧と該リセット電圧を比較して、該リセット電圧が放電して該基準電圧以下に低下すると、該パワーオン・リセット信号を発生する手段と、
を備えたシステム。 - 請求項3記載のシステムにおいて、
該格納する手段は、
コンデンサと、
該コンデンサを該リセット電圧に充電する電流源と、
を備えたシステム。 - 請求項3記載のシステムにおいて、
該比較する手段は、比較器として構成された演算増幅器を含むとともに、該リセット電圧を受信する第1の入力と該基準電圧を受信する第2の入力とを有するシステム。 - 請求項3記載のシステムにおいて、
該感知して放電する手段は、
グリッチ電圧を格納する手段と、
該格納されたグリッチ電圧と電源電圧との差を測定して、該測定された差と閾値を比較する手段と、
該リセット電圧を格納する手段と大地との間に接続され、該測定された差が該閾値を超える場合、該格納されたリセット電圧を大地に放電するスイッチ手段と、
を備えたシステム。 - 請求項3記載のシステムにおいて、
該感知して放電する手段は、
コンデンサと、
グリッチ電圧で該コンデンサを充電する手段と、
該コンデンサと電源との間に接続され、電源電圧と該グリッチ電圧を比較して、該電源の変化、電源投入またはグリッチを検出する第1のトランジスタと、
該第1のトランジスタ、該リセット電圧を格納する手段および大地の間に接続され、第1のトランジスタが検出した電源の変化、電源投入またはグリッチに応答して、該格納されたリセット電圧を大地に放電する第2のトランジスタと、
を備えたシステム。 - 請求項7記載のシステムにおいて、
該パワーオン・リセット回路は、該第1のトランジスタ、第2のトランジスタ、大地および基準電圧の間に接続された第3のトランジスタをさらに含むシステム。 - 請求項1記載のシステムであって、
該複数の集積回路チップのある1つに集積されたクロック発生器であって、エッジを有するクロック信号を発生するクロック発生器と、
該複数の集積回路チップのある1つのチップ上にあるクロックポートであって、該発生したクロック信号を受信するように接続されたクロックポートと、
該複数の集積回路チップのある1つに集積され、該パワーオン・リセット回路と該クロック発生器とに接続された同期回路であって、該出力ポートから出力されるパワーオン・リセット信号のエッジと、該クロックポートから出力される該クロック信号のエッジを同期させるように機能する同期回路と、
を備えたシステム。 - パワーオン・リセット回路であって、
基準電圧を発生する手段と、
リセット電圧を格納する手段と、
電源の変化、電源投入およびグリッチを感知して、感知した結果に応答して該格納されたリセット電圧を放電する手段と、
該基準電圧と該リセット電圧を比較して、該リセット電圧が放電して該基準電圧以下に低下すると、該パワーオン・リセット信号を発生する手段と、を備え、
該感知して放電する手段は、
グリッチ電圧を格納する手段と、
該格納されたグリッチ電圧と電源電圧との差を測定して、該測定された差と閾値を比較する手段と、
該リセット電圧を格納する手段と大地との間に接続され、該測定された差が該閾値を超える場合、該格納されたリセット電圧を大地に放電するスイッチ手段と、
を備えた回路。 - 請求項10記載の回路において、
該リセット電圧を格納する手段は、
コンデンサと、
該コンデンサを該リセット電圧に充電する電流源と、
を備えた回路。 - 請求項10記載の回路において、
該比較する手段は、比較器として構成された演算増幅器を含むとともに、該リセット電圧を受信する第1の入力と該基準電圧を受信する第2の入力とを有する回路。 - 請求項10記載の回路において、
該グリッチ電圧を格納する手段は、コンデンサと、グリッチ電圧で該コンデンサを充電する手段とを備え、
該差を測定して比較する手段は、該コンデンサと電源との間に接続され、電源電圧と該グリッチ電圧とを比較して、該電源の変化、電源投入またはグリッチを検出する第1のトランジスタを備え、
該スイッチ手段は、該第1のトランジスタ、該リセット電圧を格納する手段および大地の間に接続され、第1のトランジスタが検出した電源の変化、電源投入またはグリッチに応答して、該格納されたリセット電圧を大地に放電する第2のトランジスタを備えたシステム。 - ある種の機能を実現する集積回路チップであって、
該回路チップに集積され、該ある種の機能を推進するためにある種の下位機能を実現する複数のリセット可能な論理部品と、
該回路チップに集積されたパワーオン・リセット回路であって、電源の変化、電源投入またはグリッチに応答してパワーオン・リセット信号を発生するパワーオン・リセット回路と、
該発生したパワーオン・リセット信号を該論理部品に加える手段と、を備え、
該パワーオン・リセット回路は、
基準電圧を発生する手段と、
リセット電圧を格納する手段と、
電源の変化、電源投入およびグリッチを感知して、感知した結果に応答して該格納されたリセット電圧を放電する手段と、
該基準電圧と該リセット電圧を比較して、該リセット電圧が放電して該基準電圧以下に低下すると、該パワーオン・リセット信号を発生する手段と、を備え、
該感知して放電する手段は、
グリッチ電圧を格納する手段と、
該格納されたグリッチ電圧と電源電圧との差を測定して、該測定された差と閾値を比較する手段と、
該リセット電圧を格納する手段と大地との間に接続され、該測定された差が該閾値を超える場合、該格納されたリセット電圧を大地に放電するスイッチ手段と、
を備えたチップ。 - 請求項14記載のチップにおいて、
該格納する手段は、
コンデンサと、
該コンデンサを該リセット電圧に充電する電流源と、
を備えたチップ。 - 請求項14記載のチップにおいて、
該比較する手段は、比較器として構成された演算増幅器を含むとともに、該リセット電圧を受信する第1の入力と該基準電圧を受信する第2の入力とを有するチップ。 - 請求項14記載のチップにおいて、
該グリッチ電圧を格納する手段は、コンデンサと、グリッチ電圧で該コンデンサを充電する手段とを備え、
該差を測定して比較する手段は、該コンデンサと電源との間に接続され、電源電圧と該グリッチ電圧とを比較して、該電源の変化、電源投入またはグリッチを検出する第1のトランジスタを備え、
該スイッチ手段は、該第1のトランジスタ、該リセット電圧を格納する手段および大地の間に接続され、第1のトランジスタが検出した電源の変化、電源投入またはグリッチに応答して、該格納されたリセット電圧を大地に放電する第2のトランジスタを備えたチップ。 - 請求項17記載のチップにおいて、
該パワーオン・リセット回路は、該第1のトランジスタ、第2のトランジスタ、大地および基準電圧の間に接続された第3のトランジスタをさらに含むチップ。 - 請求項14記載のチップであって、
該回路チップに集積されたクロック発生器であって、エッジを有するクロック信号を発生するクロック発生器と、
該回路チップに集積され、該パワーオン・リセット回路と該クロック発生器とに接続された同期回路であって、該論理部品に加えるための該パワーオン・リセット信号のエッジと、該クロック信号の該エッジを同期させるように機能する同期回路と、
を備えたチップ。 - パワーオン・リセット信号を発生する方法であって、
リセット信号を格納し、
電源の変化、電源投入またはグリッチを検出し、
該電源の変化、電源投入またはグリッチの検出に応答して該格納されたリセット電圧を放電し、
該格納されたリセット電圧と基準電圧を比較し、
該比較が、該格納されたリセット電圧が該基準電圧以下に低下したことを示すと、該パワーオン・リセット信号を出力し、
該グリッチを検出するステップは、
グリッチ電圧を格納するステップと、
電源電圧と該グリッチ電圧を比較するステップと、
該比較が、該電源電圧が所定の閾値以上だけ該グリッチ電圧と異なることを示すと、スイッチング信号を発生するステップと、
該スイッチング信号に応答して、該格納されたリセット電圧を放電させるステップと、
を含む方法。
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