JP3814891B2 - 部品整送装置 - Google Patents

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智三 犬井
礼生 世古
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神鋼電機株式会社
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は部品の整送装置に関するものであり、更に詳しくは外周面に外縁が円形のフランジ状の凸部を有する円柱状又は円筒状部品を直立姿勢整えて移送するため部品整送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図1は自動車のワイヤーハーネスに使用されるゴム製で中空の防水栓Pの部分破断斜視図であり、図2は側面図である。全体的には、外周面に3個のフランジ状の同軸的な凸部Fが形成された下半部Hを有しており、底面Bには欠落部kを有する薄いリングRが一体的に形成されている。そして、図2に示す直立した姿勢で次工程へ供給することが望まれている。因みに、図1、2に示す防水栓Pは底面B側の凸部Fの直径4mm,天面T側のチューブ部Eの直径3mm、高さ8mmである。なお、この種の防水栓には図1、2に示すもの以外に形状の若干異なるものが複数存在する。
【0003】
上記の防水栓Pを捩り振動パーツフィーダによって整送する場合、防水栓Pはボウルの底面からスパイラル状に上昇させて設けた平板トラックを前後不定のまま、すなわち天面Tを先頭にするもの、底面Bを先頭にするものが混在したまま横臥した姿勢で移送され、平板トラックの下流端から下方への段差を落下されて直立した姿勢または倒立した姿勢とされた後、図19に示すような斜面トラック134と側壁135とからなる移送路を通過させることにより、直立姿勢の防水栓Pは落下させず、倒立姿勢の防水栓Pは落下させて選別していた。すなわち、図19のAは選別のための斜面トラックの134と側壁135の側面図であり、図19のBは図19のAにおける[B]−[B]線方向の断面図であるが、図19のA、Bに実線で示す直立姿勢の防水栓Pは側壁135に傾倒して移送されるので、斜面トラック134の幅が狭められても落下することなく通過する。これに対して、二点鎖線で示す倒立姿勢の防水栓P2 は側壁135の上部の張出部135hが障害となって側壁135に接触し得ず、斜面トラック134が狭められている箇所においてバランスを失い側方へ落下し排除されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、図19のA、Bに示すように、斜面トラック134における直立姿勢の防水栓Pは下半部Hの肩が抑えられておらず姿勢の規制がやや緩いことのほか、底面B側のリングRに欠落部kが存在しており、直立姿勢もやや不安定であることもあって、図19のAおよびBに一点鎖線で示す防水栓P1 のように前へ倒れたり、または後へ倒れたりして側方へ落下するものが多く、結果的に次工程への時間当たりの供給個数に限界を生じていた。
【0005】
本発明は上記の問題に鑑みてなされ、外周面の下半部に外縁が円形または多角形のフランジ状の複数の凸部が形成された円筒状部品または角筒状部品を直立姿勢を維持したまま移送され、倒立姿勢の部品は横臥姿勢の部品と共に排除される部品整送装置を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
平板状の整列トラック(27)の下流端から下方への段差(29)を介して選別トラック(34)をその側壁(35)と共に設けており、側壁には整送する部品としての直立姿勢の防水栓Pの下半部(H)が嵌まり込む切り溝(37)を形成させ、その切り溝には防水栓Pの3個の凸部Fによって形成されている2個の凹部に挿入される上下2段の移送方向に平行な突条(36a、36b)を形成させている。また、選別トラックの途中には狭幅部(34b)を設け、下半部(H)を切り溝に嵌め込む直立姿勢の防水栓Pは重心が支持されて狭幅部(34b)による支持を失わないが、下半部Hを切り溝37に嵌め込めず、その分だけ側壁から離れて移送される倒立姿勢や横臥姿勢の防水栓Pは支持を失い狭幅部から落下し排除されるようにしている。
【0007】
また、倒立姿勢で移送される防水栓Pのうち、狭幅部(34b)で落下しない防水栓Pに対しては、上側となっている下半部(H)が接触するストッパー(38T)を設けて移送を妨げ、下方へ落下させるようにしており倒立姿勢の防水栓Pを確実に排除するようにしている。
【0008】
また、選別が完了した直立姿勢の防水栓Pに対しては例えば、下流側の挟持レール(54)の一方の内周側プレート(54a)を選別トラック(34)の上方のストッパ(38T)の直下流まで延在させて、切り溝内の突条(36a)とで防水栓Pの凹部を挟持して安定に保持し、続いて選別トラックの下流端からは突条(36a)に接続されている外周側プレート(54b)と内周側プレート(54a)とで挟持し、更には挟持レール(54)を捻って防水栓Pを水平にして下流側へ移送するようにしている。
【0009】
また、整送トラック(27)と選別トラック(34)との間の段差(29)には防水栓Pの重心から天面Tまたは底面Bまでの長さと同程度の大きさの段差を設けて、防水栓Pが選別トラック上で直立姿勢、または倒立姿勢を取り易いようにしている。
【0010】
【発明の実施の形態】
図面によって本発明の実施の形態を説明する。
【0011】
図8は捩り振動パーツフィーダ2に取り付けられた選別トラック34の上流部分における断面図であるが、選別トラック34とその側壁35が形成されているトラックブロック30はボルト41bでボウル21の外周に取り付けたアングル状の支持部材41に載置して固定され、トラックブロック30の外周は支持部材42、43によって図示しない固定部に取り付けられている。
【0012】
トラックブロック30には、その外周側へ向かって下向き傾斜の選別トラック34と、これに直角な側壁35が形成されており、正規の直立姿勢の防水栓Pは下半部Hを側壁35に形成された切り溝37に嵌め込んで移送されるが、切り溝37内には防水栓Pの下半部Hの凹凸に合わせるように、上下二段の移送方向に平行な突条36a、36bが形成されている。上流側の整列トラック27において、天面Tまたは底面Bを先頭にし横臥した姿勢で側壁28に接して移送されてくる防水栓Pは、その下流端から段差29を落下し選別トラック34上で直立姿勢または倒立姿勢となって移送される。落下時にバウンドして姿勢を乱す防水栓Pは支持部材41に取り付けられているガイドプレート31によって選別トラック34へ戻される。この時に横転し横臥姿勢となる防水栓Pも生ずる。
【0013】
選別トラック34において直立姿勢となる防水栓Pは下半部Hを切り溝37に嵌め込みチューブ部Eを側壁35に接して移送される。この時、防水栓Pはボウル21の径外方へ向かって下向き傾斜の選別トラック34上にあることのほか、受けている捩り振動力のボウル21の径外方へ向かう成分によって側壁35、切り溝37へ押し付けられることから、選別トラック34上を安定して移送される。
【0014】
これに対して、選別トラック34において倒立姿勢となる防水栓Pは下半部Hを切り溝37に嵌め込むことができないので、その分だけ選別トラック34の内周側へスライドして移送されるようになるが、選別トラック34の中流部には一点鎖線で示すように幅を狭めた狭幅部34bが形成されており、倒立姿勢の防水栓Pは重心が支持されず、狭幅部34bによる支持を失うので内周側へ落下し排除される。また、横臥姿勢の防水栓Pも狭幅部34bにおいて同様に内周側へ落下し排除される。更に、倒立姿勢であって狭幅部34bから落下しない防水栓P 4 がある場合には、図9のBに示すように、下半部Hが接触して停止されるストッパー38Tが設けられており、当該防水栓Pは下半部Hがストッパーに当接した状態で、下側になっている上半部が狭幅部34bの振動による移送力を受けるので、当該防水栓Pは回動されて狭幅部34bから同様に落下し排除される。このようにして選別トラック34の下流端からは選別された直立姿勢の防水栓Pのみが排出される。
【0015】
【実施例】
以下、本発明の実施例の部品整送装置について、図面を参照して具体的に説明する。
【0016】
(実施例1)図3は図1、図2に示した防水栓Pを整送するための部品整送装置1の部分破断側面図であり、図4は同平面図である。すなわち、部品整送装置1は捩り振動パーツフィーダ2と、直列に配置した2基の駆動部61、61’を備えた直線振動パーツフィーダ3が組み合わされて構成されている。
【0017】
図3を参照して、捩り振動パーツフィーダ2は防水栓Pを収容し整送するボウル21と、これに捩り振動を与える駆動部11とから成っている。駆動部11においては、ボウル21の底板と一体的な可動ブロック12が等角度間隔に配置した傾斜板バネ13によって下方の固定ブロック14と連結されている。固定ブロック14上にはコイル15を巻装した電磁石16が可動ブロック12の下面における可動コア12Cと僅かな間隙をあけ対向させて設けられている。駆動部11は、その周囲を防音カバー17で覆われており、かつボウル21と共に防振ゴム18を介して、床面上の基板9に固定した支柱19に設置されている。そして、コイル15に交流が通電されることにより、ボウル21に対し上方から見て時計方向の捩り振動を与える。
【0018】
ボウル21においては、図4を参照して、底面22に多数の防水栓Pを収容し(図4においては簡明化のために散在的に示している)、底面22から時計方向にスパイラル状に上昇する平板トラック24が周壁23に沿って設けられており、防水栓Pの移送路となる。平板トラック24の下流端から防水栓Pをボウル21の外周側へ導く導出トラック25がワイパー26と共に設けられている。ワイパー26は防水栓Pの重なりを崩し、導出トラック25上へ拡げる。
【0019】
導出トラック25に続き、内周側に落下間隙をあけて幅を狭めた平板状の整列トラック27が、これに直角な外周側の側壁28と共に設けられいる。整列トラック27もボウル21の径外方へ向かって若干下向き傾斜とされている。整列トラック27の下流端から下方への段差29を介し、選別トラック34がその側壁35と共に直線状のトラックブロック30に形成されている。整列トラック27を横臥して移送されてくる防水栓Pは図7における段差29の拡大図である図15のAに示すように、段差29を落下し選別トラック34上で直立姿勢または倒立姿勢となり、一部は横転して横臥姿勢となるが、選別トラック34でそれらの姿勢が選別され、直立姿勢の防水栓Pのみが下流側へ移送される。更にはその下流側に防水栓Pを両側から挟持して個送する挟持レール54が設けられて、直線振動パーツフィーダ3のトラフ71に接続されている。なお、ボウル21の底面22および平板トラック24から導出トラック25、整列トラック27までの間は、それらの側壁と共に、摩擦係数を大にして防水栓Pのスリップを防ぐための樹脂ライニングLが施されている。
【0020】
また、整列トラック27から選別トラック34を経て挟持レール54の下流端に至るまでの下方には、落下し排除される防水栓Pを受けて集めるポケット59が設けられ、ボウル21の外周側に取り付けられている。落下した防水栓Pはポケット59の底面を移送され、図示せずともその下流端からボウル21の底面22へ戻されるようになっている。なお、ポケット59と反対側においてボウル21の外周に取り付けられているのはバランスウエイト6である。また、図3も参照して、捩り振動パーツフィーダ2の近傍において基板9にボルト8bで固定した支持板8に取り付けられているのは、捩り振動パーツフィーダ2と直線振動パーツフィーダ3とのコントローラー7、7’である。
【0021】
捩り振動パーツフィーダ2の全体は以上のようになっているが、次ぎに本発明を構成する上述のトラックブロック30に設けられている選別トラック34について詳しく説明する。
【0022】
図5は整列トラック27の下流端部、選別トラック34、および挟持レール54の上流端部を示す斜視図であり、図6はその部分の平面図、図7は図6における[7]−[7]線方向の断面図である。
【0023】
図5、図6、図7を参照して、整列トラック27の下流端における下方への段差29を介して、選別トラック34とこれに直角な側壁35を形成させた直線状のトラックブロック30が設けられている。
【0024】
トラックブロック30における選別トラック34と側壁35の形状は図6における[8]−[8]線方向の断面図である図8に示されている。トラックブロック30はボウル21の周壁にボルト41bで取り付けたアングル状の支持部材41に載置して固定され、その外周側において支持部材42、43によりポケット59の外周壁に取り付けられている。トラックブロック30には、その外周側へ向かって下向き傾斜の選別トラック34と、これに直角な側壁35が形成されているが、側壁35には直立姿勢の防水栓Pの下半部Hが嵌まり込む切り溝37が形成されており、更には切り溝37内には下半部Hの凹凸に合わせて移送方向に平行な上下二段の突条36a、36bが形成されている。すなわち、防水栓Pは捩り振動による移送力のボウル21の径外方へ向う成分によって、チューブ部Eを側壁35に、下半部Hを切り溝37に押し付けられつつ安定に保持されて移送されるようになっている。
【0025】
上流側の整列トラック27において側壁28に接し、天面Tまたは底面Bを先頭にし横臥した姿勢で移送されてくる防水栓Pは、その下流端から段差29を落下して選別トラック34を直立姿勢または倒立姿勢となって移送されるが、落下時にバウンドして姿勢を乱す防水栓Pはトラックブロック30の内周側においてその上流部分と平行し、支持部材41に取り付けて設けられているガイドプレート31によって選別トラック34へ戻される。この時、横転する防水栓Pも生ずる。
【0026】
図5、図6、図7へ戻り、選別トラック34は上流端からテーパー状に幅が狭められている幅漸減部34a、狭幅部34b、広幅部34cからなっており、詳細は後述するが、正規の直立姿勢の防水栓Pは選別トラック34の幅に関係なく移送されるに対し、倒立姿勢の防水栓Pは選別トラック34の幅が狭められた狭幅部34bにおいて重心が支持されず、狭幅部34bによる支持を失い内周側へ落下するようになっている。
【0027】
また、選別トラック34の狭幅部34bの上方には、トラックブロック30の外周側に固定した取付けブロック32にストッパープレート38がそれ自身の径方向の長穴39を挿通するボルト38bで径方向の位置を調整可能に取り付けられている。ストッパープレート38の内周側はその一部がトラックブロック30上へ延在され下方へ曲げられてストッパー38Tが形成されている。すなわち、図9は図6における[9]−[9]線方向の断面図であるが、図9のAに示すように、直立姿勢の防水栓Pは下半部Hを側壁35に形成されている切り溝37に嵌め込んで移送されるので、狭幅部34bから落下せず、またストッパー38Tに接触することなく移送されるが、図9のBにおいて一点鎖線で示す倒立姿勢の防水栓P3 は下半部Hを切り溝37に嵌め込めない分だけ内周側へスライドして移送され、選別トラック34の狭幅部34bにおいて重心が支持されず狭幅部34bによる支持を失って下方へ落下し排除されるか、または二点鎖線で示す防水栓P4 のように倒立姿勢でありながら狭幅部34bから落下しないものがあっても、その防水栓P 4 は、上側になっている下半部Hがストッパー38Tに接触することにより移送を停止され、下半部Hがストッパー38Tに当接した状態で、下半部H ( 図9のAを参照 ) の反対側の下側になっている上半部が狭幅部34bの振動による移送力を受けることから回動されて内周側へ落下し排除される。更には三点鎖線で示す横臥姿勢の防水栓P5 も下半部Hを切り溝37に嵌め込めず、狭幅部34bから内周側へ落下し排除される。トラックブロック30、およびその選別トラック34、側壁35が直線状に形成されているのは、上記の選別を正確にかつ効率よく行なうためである。
【0028】
また図5、図6、図7へ戻り、トラックブロック30の下流側において防水栓Pを両側から挟持して移送する挟持レール54は内周側プレート54aと外周側プレート54bとからなっている。内周側プレート54aは上流端部がトラックブロック30の下流部とオーバーラップするようにストッパー38Tの直下流まで延在して設けられており、選別トラック34上の防水栓Pを切り溝37内の突条36aとの間で挟むようになっている。すなわち、図6における[10]−[10]線方向の断面を示す図10を参照して、選別トラック34の広幅部34c上の防水栓Pは、側壁35の切り溝37に設けられた突条36a、および突条36aと同程度の厚さとされた挟持レール54の内周側プレート54aとの間で挟持されるようになる。
【0029】
更には、図5、図6を参照して、トラックブロック30の下流端における突条36aの高さ位置から、同じく突条36aと同程度の厚さとされた挟持レール54の外周側プレート54bが設けられており、図6における[11]−[11]線方向の断面図である図11も参照して、防水栓Pは挟持レール54の内周側プレート54aと外周側プレート54bとによって挟持されて移送される。そして、同じく図6における[12]−[12]線方向の断面を示す図12も参照して、挟持レール54は捻られ水平化されて、その排出端は下流側の直線振動パーツフィーダ3のトラフ71へ接続されている。
【0030】
直線振動パーツフィーダ3は図3を参照して、防水栓Pを単列で個送するトラフ71と、これに直線振動を与える2基の駆動部61、61’とからなっている。駆動部61、61’は全く同様に構成されているので以降においては駆動部61について説明し、駆動部61の構成要素に対応する駆動部61’の構成要素には( ’)付きの同一の符号を付して説明は省略する。
【0031】
駆動部61においては、トラフ71と一体的に固定された可動ブロック62が前後一対の傾斜板ばね63によって下方の固定ブロック64と連結されている。固定ブロック64上にはコイル65を巻装した電磁石66が可動ブロック62から垂下されている可動コア62cと僅かな間隙をあけ対向して設けられている。固定ブロック64は床面にボルト69bで固定された共通架台69上に設置されている。そして、コイル65、65’に交流が通電されることにより、トラフ71に矢印nで示す方向の直線振動を与える。
【0032】
図4にはトラフ71の平面図が示されているが、図4における[13]−[13]線方向の断面図である図13、および図13における[14]−[14]線方向の断面図である図14に示すように、トラフブロック72に形成されたトラフ71内を移送面77に接して直立姿勢で移送される防水栓Pの上段と中段との凸部Fの間の凹部に対して図13における右方からガイドプレート74が挿入され、左方からは下半部Hの肩を抑えるようにガイドプレート76が設けられている。すなわち、ガイドプレート74は抑えブロック73と共にボルト73bでトラフブロック72に固定され、同様にガイドプレート76は抑えブロック75と共にボルト75bでトラフブロック72に固定されている。また、抑えブロック75の内側をテーパー状に削った先端部分75sで防水栓Pのチューブ部Eの上方をガイドして移送するようにしている。なお、このトラフ71における防水栓Pの位置は、上流側の捩り振動パーツフィーダ2の挟持レール54の排出端における防水栓Pの位置と整合されている。
【0033】
図4へ戻り、トラフ71の上流部分には発光素子79aおよび受光素子79bからなるオーバーフローセンサ79が取り付けられており、トラフ71内を移送される防水栓Pを監視している。防水栓Pが正常に移送されている場合には発光素子79aから受光素子79bに至る光が防水栓Pによって断続されるが、遮断が所定秒数以上続くと、オーバーフローセンサ79の接続されているコントローラー7は移送が詰まりが発生していると判断して上流側の捩り振動パーツフィーダ2を停止させるようになっている。また、遮断されない間隔が所定秒数以上続く場合には、移送切れ気味になっていると判断し、捩り振動パーツフィーダ2の振動周波数を高くし防水栓Pの供給量を増大させる。
【0034】
実施例1の部品整送装置1は以上のように構成されるが、次ぎにその作用を説明する。なお、図3、図4において、捩り振動パーツフィーダ2のボウル21内には多数の防水栓Pが収容されており、駆動部11のコイル15には交流が通電されてボウル21は時計方向の捩り振動を与えられ、また直線振動パーツフィーダ3の駆動部61、61’のコイル65、65’に交流が通電されてトラフ71は矢印n方向の直線振動が与えられ、オーバーフローセンサ79も作動状態にあるものとする。
【0035】
捩り振動パーツフィーダ2のボウル21において、横臥した姿勢で収容されている防水栓Pは捩り振動を受けて底面22上を周辺部へ移動されると共に矢印mで示す方向へ移送されて平板トラック24へ乗り、天面Tまたは底面Bを先頭にし側壁23に接してスパイラル状に上昇される。防水栓Pは平板トラック24の下流端から導出トラック25へ移行しボウル21の外周側へ導かれるが、この時、導出トラック25の移送面よりも防水栓Pの1個のみが通過し得る高さに設けられているワイパー26によって、積み重なっている防水栓Pは崩され導出トラック25の内周側へ拡げられる。
【0036】
続いて、防水栓Pは導出トラック25から幅の狭められた整列トラック27へ移行されるが、内周側を移送されている防水栓Pは下方のポケット59へ転落することにより移送量が調整される。続いて、整列トラック27を側壁28に接して移送される防水栓Pは、図5、図6、図7に示すように、また選別トラック34の上流部近傍の断面図である図8に示すように、整列トラック27の下流端から下方への段差29を介して設けられているトラックブロック30の選別トラック34へ落下し底面Bを下側にした直立姿勢、または天面Tを下側にした倒立姿勢となる。落下時に跳ねる防水栓Pがある場合、その防水栓Pはトラックブロック30の上流部分と平行して内周側に設けられているガイドプレート31によって選別トラック34上へ戻される。また横転して横臥姿勢となるものも生ずる。
【0037】
選別トラック34へ落下する防水栓Pの中で、選別トラック34上で直立姿勢となる防水栓Pは側壁35に形成されている切り溝37に下半部Hを嵌め込み上下二段の凹部には突条36a、36bが挿入され、かつ、チューブ部Eは側壁35に接して移送される。この時、防水栓Pは捩り振動による移送力のボウル21の径外方への成分も受けて、側壁35、切り溝37の方へ押し付けられ気味に安定に保持されて移送される。
【0038】
倒立姿勢の防水栓Pは下半部Hを切り溝37内に嵌め込めずに移送され、横臥姿勢の防水栓Pも同様に下半部Hを切り溝37に嵌め込めずに移送されて選別トラック34の幅が狭められた狭幅部34bに至るが、図9のAに示すように、正規の直立姿勢の防水栓Pは選別トラック34をそのまま通過するに対して、図9のBにおいて一点鎖線で示す倒立姿勢の防水栓P3 は天面Tが狭幅部34bの支持を失って内周側へ落下し、天面Tを狭幅部34b上に置いて移送される二点鎖線で示す倒立姿勢の防水栓P4 は上側となっている下半部Hがストッパー38Tに当接して移送が妨げられ、下半部Hがストッパー38Tに当接した状態で移送力を受けることから回動されて同じく下方へ落下し排除される。また三点鎖線で示す横臥姿勢の防水栓P5 も狭幅部34bで支持を失って内周側へ落下し排除される。
【0039】
そして、図5、図6、図7に示すように、また選別トラック34の下流部の断面図である図10に示すように、ストッパー38Tの直下流からは、選別された直立姿勢の防水栓Pはトラックブロック30の下流部とオーバーラップして延在されている下流側の挟持レール54の内周側プレート54aの上流端部と切り溝37内の突条36aとに挟持され安定に移送される。
【0040】
続いて防水栓Pは、図5、図6、および挟持レール54の断面図である図11に示すように、挟持レール54の内周側プレート54aと、切り溝37内の突条36aに接続させて設けられている外周側プレート54bとに挟持され、更には捻られて図12に示すように水平にされて挟持レール54の排出端まで移送され、下流側の直線振動パーツフィーダ3へ移行される。
【0041】
防水栓Pは直線振動パーツフィーダ3のトラフ71において図13、図14の断面図に示すように、移送方向に向かっての左側では下半部Hにおける上側の凹部にガイドプレート74が挿入され、右側では下半部Hの肩部をガイドプレート76で抑え、更には抑えブロック75の内側の先端部分75sでチューブ部Eの上部をガイドして移送されることにより、防水栓Pはトラフ71内で倒れて移送詰まりも発生することなく、次工程へ円滑に供給される。
【0042】
この間において、例えば次工程との間の受け渡しの関係でトラフ71に移送詰まりが発生するような場合には、防水栓Pがトラフ71に設置されているオーバーフローセンサ79の発光素子79aから受光素子79bに至る光を所定秒数以上遮断するので、オーバーフローセンサ79が接続されているコントローラー7は捩り振動パーツフィーダ2を停止させる。そして、移送詰まりが解消されると捩り振動パーツフィーダ2を再起動させる。
【0043】
以上、本発明の各実施例について説明したが、勿論、本発明はこれらに限られることなく、本発明の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
【0044】
例えば実施例1において、選別トラック34上で直立姿勢または倒立姿勢の防水栓Pを得るべく、整列トラック27と選別トラック34との間に図15のAに示すような段差29、すなわち防水栓Pの重心から天面Tまたは底面Bまでの長さよりやや大きい落差の段差29を設けたが、図15のBに示すように、重心から天面Tまたは底面Bまでの長さと同程度の落差とした段差29’としてもよい。これより落差を小さくすると防水栓Pは立姿勢を取り難くなる。また落差を大きくすると落下時に横転して横臥姿勢となり易い。
【0045】
また、実施の形態においては選別トラック34の側壁35の切り溝37には防水栓Pの下半部Hにおける2個の凹部に対応させて2本の突条36a、36bを設けたが、移送する部品の直立姿勢が安定な場合には1本の突条36aのみとしてもよい。
【0046】
また各実施例においては、例えば挟持レール54の内周側プレート54a、外周側プレート54bをそれぞれ1枚のプレートで構成したが、必要によってはそれぞれ2枚のプレートとしてもよい。
【0047】
また、実施例1において、整送対象として外縁が円形のフランジ状の3個の凸部Fを有する円筒状の防水栓Pを取り上げたが、整送する対象は、内部の充実した円柱状であってもよい。また本発明による選別トラックと側壁は、防水栓P以外に同様な形状を有するプラスチック絶縁碍子、ないしは2頭釘の如きも整送し得る。
【0048】
【発明の効果】
本発明は以上に説明したような形態で実施され、次ぎに記載するような効果を奏する。
【0049】
請求項1による部品整送装置によれば、側面の下半部に同軸に、外縁が円形のフランジ状に形成された複数の凸部を有する円柱状又は円筒状部品を直立姿勢で移送する部品整送装置において、直立姿勢の部品は、部品の下半部を選別トラックの側壁に形成されている突条を備えた切り溝に嵌め込んで姿勢を乱すことなく安定に保持して移送され、倒立姿勢の部品、横臥姿勢の部品は下半部Hを切り溝に嵌め込めずその分だけ側壁から離れて移送されて選別トラックの狭幅部から落下して排除され、倒立姿勢の部品の中であっても狭幅部から落下しない部品は下半部がストッパーに接触し移送を停止されて狭幅部から落下することにより、直立姿勢の部品が時間当りの供給個数を高いレベルで次工程への移送を保証される。
【0050】
請求項2による部品整送装置によれば、直立姿勢の部品は選別の完了後、直ちに選別トラック上において切り溝内の突条と、下流側から延在している挟持レールの一方とによって凹部を挟持され、そのまま下流側の挟持レールへ移行されるので、選別後に部品が姿勢を乱すことはなく、部品の安定供給に大きく寄与する。
【0051】
請求項3による部品整送装置によれば、上流側の平板状トラックを横臥姿勢で移送されてくる部品が段差を落下する時に選別トラック上で直立姿勢または倒立姿勢となる確率が高く、直立姿勢の部品の供給量を高いレベルに保持し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例における整送対象の部品の部分破断斜視図である。
【図2】 同側面図である。
【図3】 実施例1の部品整送装置の部分破断側面図である。
【図4】 同平面図である。
【図5】 実施例1の選別トラックとその近傍の斜視図である。
【図6】 同部分の平面図である。
【図7】 図6における[7]−[7]線方向の断面図である。
【図8】 図6における[8]−[8]線方向の断面図である。
【図9】 選別トラックにおける選別作用を説明する図であり、Aは選別トラック上の 直立姿勢の部品に対する作用、Bは倒立姿勢の部品、横臥姿勢の部品に対する作用を示す。
【図10】 図6における[10]−[10]線方向の断面図である。
【図11】 図6における[11]−[11]線方向の断面図である。
【図12】 図6における[12]−[12]線方向の断面図である。
【図13】 図4における[13]−[13]線方向の断面図である。
【図14】 図13における[14]−[14]線方向の断面図である。
【図15】 整列トラックと選別トラックとの間の段差を示す縦断面図であり、A、Bは落差の大小を示す。
【図16】 従来例の選別トラックを示し、Aは側面図、BはAにおける[B]−[B]線方向の断面図である。
【符号の説明】
1 実施例1の部品整送装置
2 捩り振動パーツフィーダ
3 直線振動パーツフィーダ
11 駆動部
21 ボウル
22 底面
24 平板トラック
25 導出トラック
27 整列トラック
29 段差
30 トラックブロック
31 ガイドプレート
34 選別トラック
35 側壁
36a 突条
36b 突条
37 切り溝
38T ストッパー
54 挟持レール
54a 内周側プレート
54b 外周側プレート
61 駆動部
61’ 駆動部
71 トラフ
72 トラフブロック
74 ガイドプレート
76 ガイドプレート

Claims (3)

  1. 外周面に外縁の輪郭が円形でフランジ状の3個の凸部が等ピッチで同軸に形成された下半部を有する円柱状又は円筒状部品を直立姿勢で移送するための振動パーツフィーダを備えた部品整送装置において、前記振動パーツフィーダのボウルには、外周側へ向かって下向き傾斜の選別トラックと、該選別トラックと直角でV字形状をなす側壁とが何れも直線状に設けられており、前記側壁には前記選別トラックに直立姿勢で移送される前記部品の前記下半部が嵌まり込む切り溝が設けられ、かつ該切り溝には前記3個の凸部によって形成されている凹部に対応させて移送方向に平行な上下2本の突条が形成されており、更に前記選別トラックの途中には、直立姿勢の前記部品は重心が支持されて支持を失わないが、前記下半部を前記切り溝に嵌め込めず、その分だけ前記側壁から離れて前記選別トラックを移送される倒立姿勢の前記部品、および横臥姿勢の前記部品は支持を失う狭幅部が形成されており、加えて倒立姿勢の前記部品のうち前記狭幅部から落下せずに移送されるものがある場合に、当該倒立姿勢の部品は前記狭幅部の上方へ垂れ下がる形状として設けられているストッパーに前記下半部が接触して停止され、前記下半部が前記ストッパーに当接した状態で前記下半部と反対側の下側となっている上半部が前記狭幅部の振動による移送力を受けることから当該倒立姿勢の部品は回動され落下されることを特徴とする部品整送装置。
  2. 前記選別トラックの下流側に設けられ、前記部品の前記凹部を両側から挟持して移送する挟持レールが、前記突条と同程度の厚さとされ、前記切り溝内の上側の前記突条に接続され前記側壁側の第1プレートと、該第1プレートとは前記部品を挟む間隙をあけ対向して設置される同様な厚さの第2プレートとからなり、かつ前記第2プレートの上流側端部は前記上側の前記突条とオーバーラップするように前記ストッパーの直下流まで延在している請求項1に記載の部品整送装置。
  3. 前記選別トラックの上流側の整送トラックの下流端と前記選別トラックの上流端との間に前記部品の重心から天面または底面までの長さよりやや大の段差、または前記長さと同程度の段差が形成されている請求項1または請求項2に記載の部品整送装置。
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