JP3809967B2 - 案内管なしで繊維テ−プを案内するための揺動可能なフリ−スホッパ−及びその運転のための方法 - Google Patents

案内管なしで繊維テ−プを案内するための揺動可能なフリ−スホッパ−及びその運転のための方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明の技術的分野は繊維機械である。この分野においては、特に主として互いに向き合い、繊維テ−プを圧迫する、二つのカレンダ−ロ−ル或いはカレンダ−車から成るカレンダ−装置を持ったドロ−イング装置が、特に関連する。本発明は、これらの案内を確立する繊維テ−プ案内装置及び案内ノズルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
先行技術においては、(繊維テ−プを加工する機械の例として)ドロ−イング装置のドロ−イング機構の出口に、繊維フリ−スをフリ−スホッパ−内に搬入する送りロ−ル対が配置されている。繊維フリ−スは、フリ−スホッパ−内でまとめられ、ホッパ−の出口を通って再び1本の繊維テ−プに形成され、著しい長さを持った繊維テ−プ管に更に搬送される。繊維テ−プ管の末端で、繊維テ−プは繊維テ−プホッパ−内に導かれ、これが繊維テ−プの搬送方向を約90°転じて、カレンダ−ロ−ル対の間に導入する。カレンダロ−ル対を通過した後で、そこで圧迫された繊維テ−プは、更にドロ−イング装置の供給装置に搬送される。このような例は、図1の左半分に図示されている。そこでは、繊維テ−プ管は8と表示されており、ドロ−イング装置の送りロ−ルは70b及び70aと表示されている。
【0003】
同様に、長い繊維テ−プ管8を備えた構造は、欧州特許出願公開第593884号公報に記載されている。長い繊維テ−プ管の今一つの例は、米国特許第4372010号である(そこでも8と表示されている)。その場合にカレンダ−ロ−ル対は、9a、9bと表示されている。
【0004】
長い繊維テ−プ管が普通であることの、もう一つの例は、ドイツ特許出願公開第2623400号公報に記載されている。そこでは、繊維テ−プ管それ自体は、約90°の角度に折り曲げられていて、繊維テ−プは角度の変動なしに、5、6と表示されたカレンダ−車の間に導かれる。同文献の中では、14と表示された楕円形の管が傾斜を緩やかにされたときは、有利なものであると記載されている(同明細書の9ペ−ジ最終節参照)。
【0005】
最後に、旧東ドイツ特許第290697号明細書も、集合管を示している。そこではフリ−スホッパ−及びテ−プホッパ−は、明らかに距離を隔てられている。排気用開口部(そこでの符号は8)は、集合管(そこでは5)の始めの部分に流入する空気を、明らかにテ−プホッパ−最狭部の前で完全に排出する。
【0006】
ドイツ特許第3612133号明細書は、紡糸準備機械にある出口ロ−ルとカレンダ−ロ−ルとの間のテ−プ案内管路に関するものである。このテ−プ案内管路は、テ−プホッパ−内へのテ−プの開始部分の自動的導入に関するものである(第1欄9−10行)。テ−プ案内管路は相対的に長く、テ−プホッパ−までの経路において繊維テ−プに必要な案内を提供する。この経路には、複数のインジェクタ−(空気管、圧縮空気配管が配置されている。テ−プの全体量は、インジェクタ−によってテ−プ案内管路内に引き込まれる。次いでテ−プ開始部分の量が、主としてテ−プホッパ−の中に誘導される(第1欄、54−58行)。
【0007】
テ−プホッパ−の中の空気状態には問題がある(第1欄、59−62行)。この問題を取り除くために、テ−プホッパ−は、その断面を短時間で拡大する装置を持たなければならない。これは、繊維テ−プの自動的導入の前提条件である。
【0008】
更に、テ−プ開始部分の自動的導入のために、補足的にカレンダ−ロ−ルが開かれなければならない。間を閉鎖されたカレンダ−ロ−ルが回転しているときは、テ−プの開始部分は、カレンダ−ロ−ルの締付けスリット内に引き込むことは出来ない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、フリ−スの停滞によって生ずる繊維機械の操業中断を軽減することを課題にする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
このために、ノズル部分(請求項16)内でフリ−スの停滞が生じたときに、複数のノズル中子(ノズル部分)、ノズル中子の一つ(請求項5、6、16)を揺動軸Vを巡って揺動させるために、揺動軸Vが繊維テ−プ案内管路を横切る方向に延在させ、軸部分(200、200a、200b)の揺動軸(V)の付近で、互いに近接しているノズル部分(30、40)が、形状固定的に(41a、41b、35)相互に接合されている案内装置が提案されている(請求項1、16、21)。
【0011】
供給されたフリ−スをもはや搬出することができないときのフリ−スの停滞圧力が、フリ−スホッパ−を形成する第一のノズルをその運転時の位置から方向を転じさせることが、この揺動軸の配置によって可能である。それは、プラットホ−ム部分が方向を転じた位置で、そこに発生する(まず更に搬送される)フリ−スが、通常の搬送方向に対して横にドロ−イング機構の内部空間から導きだされる(請求項10、11)ような傾斜を有するように、当該ノズルのプラットホ−ム部分を自動的に運転時の搬送管路内に方向を転じさせるためである。
【0012】
揺動軸の配置によって、フリ−スホッパ−内に搬送されるフリ−スを捕らえるために、極めて小さなレバ−ア−ムが作動するが、これは、フリ−スホッパ−を揺動させるためにわずかな力しか必要としない。フリ−スの停滞の場合には、揺動軸がフリ−スホッパ−の下方に(請求項22)存在し、且つ軸屈曲点Kが揺動軸内に存在するとき(請求項9)に、フリ−スホッパ−が、特に簡単に外に開かれる。
【0013】
フリ−スホッパ−は、そのあらゆる運転位置において、しかし、とりわけフリ−スの挿入のための取り付け作業位置は基より、フリ−ス停滞位置にも相当する(請求項14)揺動位置において、取り外し可能に形成することが出来る。取り付け作業位置又はフリ−ス停滞位置は、自動的な揺動の際に穏やかな停止を達成するために、揺動を和らげることが出来る(請求項12、13)。和らげられた揺動性は、保守作業又は清掃作業を実施するために、手動でも、これを利用することが出来る。更に、揺動可能なノズルにある、それに対応するハンドル及び操作部分が、容易に接近可能になる。
【0014】
揺動可能なノズル(フリ−スホッパ−)は、ホッパ−領域(請求項16)並びにそのそばに配置されたプラットホ−ム又は台板領域を持っており、その結果、繊維フリ−スは、このノズルの運転位置において、巻き込み、方向転換及びまとめ合わせによって繊維テ−プに形成され、ノズルが傾倒されている場合に、プラットホ−ム領域は、そこに搬送された繊維フリ−スが方向を転じ、方向転換領域から取り出され、ドロ−イング機構領域を閉塞しないで、且つ操作員によって容易に取り出されるように配慮する(請求項20)。
【0015】
また、フリ−スの停滞が生じ得ないように、プラットホ−ム領域によって確保される。何故ならば、このときには、ノズルに搬送される繊維フリ−スの力によって、ノズルが自動的に揺動し、且つプラットホ−ム領域が、更に運搬される繊維フリ−スを、送りロ−ルが遮断するまで、ドロ−イング機構領域の内部空間から導きだすからである。この場合、このノズルは、フリ−ス停滞が発生したときにとる位置に相当する、その取り付け作業位置を直ちにとる(請求項14)。
【0016】
揺動可能な長方形のノズル(請求項17)は、テ−プホッパ−(円筒形のホッパ−型のノズル)に中で、中子を介して揺動可能に支承することが出来る。しかし揺動可能なノズルは、テ−プホッパ−として形成された直接これに接するノズル部分と共に、上記のカレンダ−案内部分に支承することが出来る(図15(a)及び図13参照)。
【0017】
更に、この長い操業停止時間から免れている装置は、極めてコンパクトに形成されている(請求項4)。揺動可能性があるにもかかわらず、空気による案内は、その効率が低下しないのである(請求項2)。
【0018】
コンパクトな構造は、直接最後の送りロ−ルの後で、案内管路にまだ流入する前の明らかな経路変更(請求項6)によって始まる。50゜以上の角度の方向転換については、繊維のドロ−イング品質に悪影響を与えることなしに、軸が通常の繊維進路(方向転換ロ−ルなしの場合の)のほぼ上で、且つ揺動軸V及びカレンダ−スリットとほぼ同一面に存在する、追加的な方向転換ロ−ルが、これを行なう。
【0019】
フリ−スホッパ−のプラットホ−ム面は、停止角度α1 、α2 又はαA 、αBに応じて、請求項18によって規定される。
【0020】
軽く開くことが出来るように、フリ−スホッパ−は、繊維テ−プ案内装置の全長に対して相対的に、はっきりとテ−プホッパ−から距離を隔てられた軸受板(請求項19)によって隔てられているが、しかしこれに近接して取り付けられている。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例は、本発明の理解を広げ、これを深めるものである。
【0022】
図1は、図2に図式的に記載された先行技術に対する相違を示すための合わせ図である。ドロ−イング機構に導入されるときに未だ延伸されていない繊維テ−プFVは、先行技術においては、ドロ−イングロ−ル68a、68b、69a、69b及び送りロ−ル70a、70bを介してフリ−スホッパ−内に挿入され、そこからテ−プホッパ−内に口を開いている長い案内管8に挿入される。テ−プホッパ−は、繊維テ−プFBの方向をほぼ90°転換して、カレンダ−車100a、100bを備えたカレンダ−の締付けスリット内にこれを導く。以下、カレンダ−車或いはカレンダ−車対に関して述べるものとする。この概念は、カレンダ−ロ−ル対をも包含するものである。カレンダ−車対に対するカレンダ−ロ−ル対は、本発明に対する制約を有しないので、これは可能である。
【0023】
カレンダ−でつや出しされた繊維テ−プKFは、カレンダ−から垂直に下方に出て、そこから(図示されていない回転テ−ブルを介して)容器内に収められる。この繊維テ−プの案内装置は、図2にも同じ符号で明示されている。
【0024】
本発明による実施例は、繊維テ−プの経路を短縮し、繊維テ−プ案内管8を省略させるものである。更に、追加の方向転換ロ−ル71が加わり、これが、フリ−ス搬送方向FVを約60°曲げて、繊維フリ−スを複数の機能部材から成る繊維テ−プ管路の中に導入する。
【0025】
最初の部材は、プラットホ−ム面50bと直接これに配置されたホッパ−部分50aを備えたフリ−スホッパ−50であって、このホッパ−部分50aの中で幅広の状態で到着する繊維フリ−スが折り畳まれ、折り曲げられて、第一の管路部分に導入される。この管路部分は、フリ−スホッパ−50のホッパ−部分50aの裏側に差し込まれ、且つねじで固定されている中子40によって形成されている。これは調整することが出来る。
【0026】
(内部中子を備えた)フリ−スホッパ−50は、プラットホ−ム面50bが繊維テ−プ案内装置内へ、そしてホッパ−部分50aがそのそばで揺動可能であるように、ハンドル部分51によって傾倒可能である。
【0027】
中子40の前部末端には、図1又は図3(b)に記載された角度位置αB において、続くホッパ−30への案内管路の密閉を可能にする継手面41a、41bが設けられている。
【0028】
中子40の前部円筒形部分の、第一の中子40の中心面に対して対称な継手面41a、41bは、テ−プホッパ−30の対応する支承面35にはまり込む二つの逆方向に(軸方向において)先細りする連続的に湾曲された面部分41a、41bから構成されている。図7(a)及び7(b)は、フリ−スホッパ−50のための中子40の前部末端にあるこの継手面を、二つの側面から示したものである。αの方向における他の角度位置αA へのフリ−スホッパ−50の揺動は、フリ−スホッパ−とテ−プホッパ−との間の半径方向に気密な閉鎖を解くことない。内側に揺動された状態(αB )においても、或いは外側に揺動された状態(αA )においても、半径方向に気密な繊維テ−プの案内が達成される。
【0029】
フリ−スホッパ−50が二つの部分で形成されていて、繊維テ−プの搬送方向とは逆に差し込まれた中子を備えているときは、支持ハンドル51で上記のような相対的な調整を行なうことが出来る。
【0030】
フリ−スノズル50、内部中子40、及びテ−プホッパ−30によって、繊維テ−プは、案内管路内を締付けスリット100cまで搬送され、このためにフリ−スホッパ−50は、外方向に揺動される。テ−プホッパ−に存在する射出孔34a、34b、64a、64bを介して、図4に従って手で小さくされ、且つホッパ−入口50aの中に保持されている繊維フリ−スの部分F1が吸い込まれる。円筒形管路31内の吸入流は、時間的な大きさでは、500m/秒の短いもので十分である。
【0031】
吸入流は、小さくされた繊維フリ−スの部分F1を締付けスリット100cの前まで搬送するために、射出孔34a及び34bへの圧縮空気の極小量の供給で発生される。何故ならば、内部中子40の継手面35及び支承面41a、41bが、放射方向に気密に閉鎖するからである。繊維フリ−スの導入のための機械的な補助は不要である。
【0032】
繊維フリ−スの部分F1と、これまでに形成された繊維テ−プの全幅Fを締付けスリットを通して搬送するためには、短時間T2 の角運動量がカレンダ−車に与えられる。この角運動量は、所定の吸入時間T1 の後で自動的に遮断することが出来、或いは重ね合わせ、或いは別個に手動で始動することが出来る。
【0033】
テ−プホッパ−30の形状は、図8(a)、8(b)及び8(c)において更に明確に認識可能であり、そこにはテ−プホッパ−内の射出孔34a、34bの方向と配置も記載されている。これらの射出孔は、繊維テ−プ管路の前部末端を形成する円筒形の管路31の中に口を開いている。円筒形の管路31は、円錐形の部分32を経て、内部中子40によって定められる繊維テ−プ管路の直径に広がっている。円錐32aの上部末端には、その湾曲が継手面41a、41bに対応する支承面35が設けられている。
【0034】
傾斜した双方の射出孔34a、34bは、テ−プホッパ−中子30の軸200bに対して約45°以下の角度で延ばすことが出来る。これらの射出孔は、円筒形部分31の中の共通の面で口を開いており、導入された繊維テ−プに射出作用によって捻れと追加的な強度を与えるために、有利な形で平行にずらすことが出来る。この配置は、図8(d)に示す通りである。射出孔は、外方に開いているリング状管路36内の中子30の円筒形の部分33の上で始まる。
【0035】
図9(a)、9(b)、9(c)によるテ−プホッパ−支持具60は、上部のほぼ円筒形の部分67に、ほぼ円筒形の中央の開口部を持っており、この中にテ−プホッパ−中子30が挿入される。円筒形の開口部の中では、内方に開いて周囲方向にリング状管路63が延びており、これに二又は複数の円筒形の孔64a、64bから圧縮空気を供給することが出来る。外から導入された圧縮空気は、リング状管路から出て、テ−プホッパ−中子30のそばの傾斜された射出孔34a、34bの中に導かれ、締付けスリット100cに隙間なく存在する繊維テ−プ管路の円筒形部分31内に流れ込む。
【0036】
中子30、40の交換可能性は、バッチ交換の場合に、別の繊維テ−プ材料のための管路幅の変更に対して、迅速な切り替えを可能とする。
【0037】
図9(a)及び9(b)は、上部の円筒形部分の末端部67と突出部61との間の移行部分を形成する、円錐形の部分68に接するテ−プホッパ−支持具60の円筒形の突出部61を示したものである。この突出部は、長さLと、図9(b)の断面図において幅bとして図示された直径を持っている。当該突出部61は固定配置されていて、二つの半切部分を持っている。それは、当該突出部61が、図9(c)からも明らかなように、側方にスリットを付けて形成されているからである。この双方のスリットの中には、図10の図式的描写の通り、それぞれ回転するカレンダ−車100a、100bの部分が入り込む。これは図1の右半分においてもはっきりと認められる通りである。テ−プホッパ−支持具60の突出部の中央、それ故、フリ−ス案内装置の軸200bには、締付けスリットが位置を占めている。これは、図11及び12にように、閉鎖しておくことも(締付けスリット100c)出来るし、或いは一方のカレンダ−車100bを離すことによって、開くことも出来る(開いた締付けスリット100d)。
【0038】
締付けスリット100c又は100dでは、上記のスリット61c、61dによって円筒形の突出部61の中に形成される、一体に形成された突出部半切部分61a、61bが、案内用の空気を通過させる。案内用空気は、前以て射出孔64a、64bを介してリング状管路63内に導入され、且つそこから軸200Bに対して斜めに延びるテ−プホッパ−30の射出孔34a、34bを介して繊維テ−プ管路内に導かれる。突出部によって、案内用空気がスリット100c、100dの前で逃げることが回避され、更にそれ以上にスリットを越えて締付けスリットの後方に案内される。この空気を案内するためには、カレンダ−車の一方の側の第一の小さな管路部分65aが使用され、或いは近似的に半円形の断面形状を示す、カレンダ−車の他方の側の第二の小さな管路部分65bが使用される。それぞれの管路は、突出部分61の厚さd及び幅b、或いはカレンダ−車の側面に直接隣接しているその内壁に対して、極めて小さく形成されている。
【0039】
カレンダ−スリットを越えて、実施例におけるカレンダ−車の直径のほぼ半分に相当する長さLを示す、突出部半切部分を介して、側方に空気を案内することによって、突出部の幅b及びカレンダ−車に向き合う突出部半切部分の内側のカバ−部分dに、著しい側方の流れ抵抗によって、軸方向の側方空気管路65a、65bに対して接触なしに形成される密閉効果が与えられる。
【0040】
突出部半切部分(突出部半切部分の内側)61a、61bと回転するカレンダ−車との間に接触が必要でないときは、同様にカレンダ−スリットにおける、ほとんど軸方向のみの空気案内が可能になる。
【0041】
図12に示すように、カレンダ−スリット100dが開かれている場合にのみ、空気はカレンダ−スリットをただ通過するだけでなく、明らかにカレンダ−スリットを通過誘導される。案内用空気と共に繊維テ−プは、直ちにカレンダ−スリットを通され、次いで、通された繊維テ−プを運転位置に到達させるために、カレンダ−車100bが閉鎖される(閉鎖位置)。カレンダ−スリットが開いている場合でも、管路部分65a、65b及び開かれたカレンダ−スリット100dから成る密閉面(カバ−部dの一部)が、今や拡大された通過管路の空気抵抗に抗して、案内空気の半径方向の流出を回避するには、十分に大きいのである。図13および14は、基本的に一体に形成され、且つフリ−スノズル50は基より、テ−プホッパ−30をも含んでいる、案内装置部分の一形態を示す。この場合、テ−プホッパ−30は、直接フリ−スノズル50の中に挿入されており、パイプ支持具80によって補足的に位置固定されている。テ−プホッパ−30の前部末端は、図7(b)及び8(c)においてフリ−スホッパ−中子40に関して記載されたように、対応する支持受金及び円形面に支承されている。
【0042】
半径方向の密閉は、図13及び14においても行なわれており、カレンダ−車に向き合って休止案内部分61’が、例えば図15(a)による支持具20に固定配置されている。休止案内部分61’は、図9(a)のテ−プホッパ−支持具60の突出部領域Lに相当する。この実施形態の場合には、空気は斜めに配置された射出孔34a、34bを経て、その前部末端にあるフリ−スホッパ−/テ−プホッパ−の組合せに導かれ、揺動運動が空気導入領域のわずかな揺動を引き起こすが、これは重心Kに対して近いために極めてわずかである。
【0043】
図13および14における双方の揺動位置は、α1 、α2で表示されている。これは揺動位置αA 、αB に相当するが、わずかに異なる寸法にすることが出来る。何故ならば、図13及び14における揺動可能な部分は、図5及び6におけるものよりも大きいか、或いは長いからである。
【0044】
同時にフリ−スホッパ−中子であり、テ−プホッパ−30でもある中子40においては、異なる孔及び対応する円錐形の移行部分によって、繊維テ−プ案内部分が確定されている。中子40の交換は、同時にテ−プホッパ−30の交換である。一体構造であるために、新たな調整或いは調節を省略することが出来る。
【0045】
リング状の支持金具80は、フリ−スホッパ−/テ−プホッパ−の組合せにまったく同一面で接しているのではなく、ホッパ−の内側と十分に円筒形のホッパ−の組合せ30/40の外径との間にリング状の空間81を残している。リング状の空間81は、繊維案内のために投入される空気を案内し、前側の末端で同一面で(リング状に)組合せノズルに接することによって、射出孔34a、34bの下方で、密閉されている。使用目的に従って選択することが出来る適当な高さに、外から通された主空気供給管が位置を占め、これがリング状空間81に口を開き、そこで圧縮空気を形成することが出来、且つ射出孔34a、34bに供給する。
【0046】
射出孔は、この例においても、軸200aに対して十分に傾斜されており、屈曲点Kにおける半径方向に気密に閉鎖する継手の前で、漏れのないように口を開いている。図13及び14の二つの位置では、屈曲点Kで、半径方向に気密な支承が行なわれている。
【0047】
角度α1 及びα2 は、図3(a)及び3(b)の例に対してそれぞれわずかに小さくなっているが、同じく表示された領域では、図2における通りである。この実施例の場合の正確な角度は、α2 に関しては約5°であり、α1 については約25°(±10%)であるが、一方、図3(a)においては、角度αA はほぼ30°であるが、図3(b)においては、およそ7°(±10%)の角度であり、実験で確かめられている。
【0048】
従って、図13及び14における台板領域50bは、図3(a)及び3(b)のプラットホ−ム領域50bの角度に対してほぼ適合している。それはそれぞれの揺動最終位置での角度αに関連しており、揺動位置α1 及びαA は、ドロ−イング装置の出口領域からの繊維フリ−スFVの搬送方向が、明白に横に向けられるようなプラットホ−ムの角度を与えるものである。その場合、FVからの横方向が、下方へのわずかな成分を有するとき、それ故水平に対して軽く下方へ傾斜しているときに、最も有利である。
【0049】
更に、プラットホ−ム領域は、ホッパ−領域に対して1°乃至2°の極わずかな傾斜を有するか、又はわずかに円錐形に形成されている。
【0050】
図13及び14における組合せホッパ−30/40では、二つの異なる案内管路寸法が記載されており、一つは狭く、他方は幅広で、それぞれ最狭の円筒形管路部分に対する円錐形の段階を備えたものである。
【0051】
図15(a)及び15(b)は、図4によるプラットホ−ム領域50bとそのホッパ−領域50aを含んだフリ−スホッパ−50の側面図及び平面図である。揺動軸Vは、案内軸200a、200bに対して横に存在し、且つ図7及び8に描写したように、気密な継手41a、41b、及び35を通って延びている。同時に揺動軸Vは、側方の支持軸52a、52b、及び前側に少なくとも半分開かれた揺動受容部を載せることが可能なピンによって形成される軸受50cを通って延びている。従って、フリ−スホッパ−50は、内部に形成された案内管路200a、200bの同時的な気密な閉鎖によって取り出し可能であり、且つ傾斜可能である。
【0052】
図15(a)及び15(b)は、プラットホ−ム部分50b及びホッパ−領域50aを備えた揺動可能なフリ−スノズル50を示す。揺動軸Vは、図15(c)に略図を記載した継手によって規定される。軸受板52a(向側のものは52b)は、継手を形成するためにピン50cの上に載せられる、下方に開いた、ほぼ半円形の凹部を持っている。この凹部53a(向側のものは53b)の開かれた末端の柔らかな移行部のお陰で、フリ−スホッパ−50は簡単に取り出し、再び簡単に載せることが出来る。矢印Fの方向はこれを意味している。同時に、フリ−スホッパ−50は角度αだけ揺動可能であり、この揺動は、ユ−ザ−によってハンドル51で発生させるか、或いはフリ−スの停滞及びそれによって生ずる揺動軸V上の停滞圧力によって発生され、プラットホ−ム領域50bがFVの搬送方向に方向を転ぜられる。
【0053】
プラットホ−ム領域50bの幅はeで、ほぼホッパ−部分50aの入口部分と同様の幅である。これはわずかに円錐形に形成することが出来、また繊維テ−プ管路の軸200aに対して垂直に位置を占める面E1 に対して、角度Φ1 で傾斜させることが出来る(図6参照)。傾斜角Φ1 は、フリ−スホッパ−の揺動の際に最終位置(取り付け作業位置)として調整される揺動角度αA に合わせられる。この場合には、フリ−ス搬送方向FV’は、ドロ−イング機構領域から、ほぼ90°以内の範囲で案内されるべきである。従って、実際の使用の場合には、ほぼ30°(20°から40°)の角度が選定される。
【0054】
これに対してホッパ−部分50aの入口領域は、面Φ1 に対して幾分減らされた角度Φ2 を持っている。この双方の角度Φの差は、1°から5°の間である。フリ−スホッパ−の形態整備によって、案内部分へのテ−プの導入の際のフリ−スの、改善された、すなわち一定の巻き込みが達成されるのである。
【0055】
同時に、機械は、フリ−スホッパ−それ自体が揺動して、機械の外部空間内へ更なる繊維テ−プ走行を導き、もはや秩序正しく延伸されていない繊維テ−プがそこで簡単に除去されるように、操業中断に対して保証されている。
【0056】
操作時間は短縮され、且つ簡略化されている。フリ−スホッパ−のプラットホ−ム50bは、ユ−ザ−がまず繊維テ−プをドロ−イング機構領域から取り出す必要なしに、停滞調整と共に取り付け作業調整をも可能にする。後者は自動的に行なわれる。
【0057】
もつれが形成された場合の上部ロ−ルの負荷の開放と関連して、フリ−スノズルのプラットホ−ム50bは、制御できない繊維フリ−ス搬送と、それ故もつれ形成の起こり得る余地を終了させる。機械は、電気的に監視することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】長い繊維テ−プ管による案内装置の通常の形態と、一緒に挿入されたノズル中子30、40、50、60を有する構造形態とを合わせたものを示す図であって、そのうち二つの当該ノズル中子40、50がカレンダ−車100a、100bの上方に固定配置された、ノズル支持具20に配置された他の二つのノズル中子30、60に対して、軸Vを巡って傾斜可能である。この両者を合わせた描写は、繊維テ−プの搬送経路の短縮を示すものである。
【図2】長い繊維テ−プ管8、テ−プホッパ−9及びカレンダ−車100a、100bを備えた先行技術の繊維テ−プ案内装置を、欧州特許第593884号から選び出して示したものである。フリ−スホッパ−は、図2では1と表示され、ドロ−イング装置の出口ロ−ルは70a、7bと表示されている。
【図3】本発明の実施例として、ノズル中子全体が組み込まれたノズルの二つの揺動位置αA 、αB を示す図である。
【図4】フリ−スホッパ−60に導入するための、前準備された繊維フリ−スの始部を示す図である。
【図5】繊維フリ−ス導入のための傾倒位置(停滞位置)を示す図である。
【図6】ドロ−イング装置運転中の傾倒位置を示す図である。
【図7】共通にカレンダ−案内装置部分61'に対して揺動可能な、テ−プホッパ−部分30が直接配置されているフリ−スホッパ−50を示す図である。
【図8】図9による支持具60の中に挿入するためのテ−プホッパ−30を示す図である。
【図9】テ−プホッパ−30のための突出部ホッパ−として形成された支持具60を示す図である。
【図10】カレンダ−車対100a、100bによって形成される締付けスリット100cの概略平面図である。空気管路65a、65bは、テ−プホッパ−支持具60の前側に配置されている突出部61a、61bによって、外側で限定されている。これは詳細には、図9(C)に記載されているが、そこではカレンダ−車は省かれている。
【図11】図10に概略記載された締付けスリットの詳細を示す図であって、カレンダ−車100bの他方のカレンダ−車に対する移動によって、締付けスリット100cは閉鎖されている。
【図12】図10に概略記載された締付けスリットの詳細を示す図であって、カレンダ−車100bの他方のカレンダ−車に対する移動によって、締付けスリット100dは開放されている。
【図13】図5に比較対応すべき実施形態を示す図であって、揺動領域は、同時に繊維テ−プ案内装置の案内軸200a、200b中の屈曲点Kを有する。固定した部分61'としては、軸屈曲点Kの下方にカレンダ−案内部分が残っている。これに対して、すべてのノズル機能部材は、テ−プホッパ−領域も含めて、送りロ−ル71、70a、70bと、カレンダ−車100a、100bとの間を揺動可能である。部分61'の上方の領域は、円筒形の支持具80によって包囲されてフリ−スホッパ−50内の中子40、30として一体に形成されている。
【図14】図6に比較対応すべき実施形態を示す図であって、揺動領域は、同時に繊維テ−プ案内装置の案内軸200a、200b中の屈曲点Kを有する。固定した部分61'としては、軸屈曲点Kの下方にカレンダ−案内部分が残っている。これに対して、すべてのノズル機能部材は、テ−プホッパ−領域も含めて、送りロ−ル71、70a、70bと、カレンダ−車100a、100bとの間を揺動可能である。部分61'の上方の領域は、円筒形の支持具80によって包囲されてフリ−スホッパ−50内の中子40、30として一体に形成されている。
【図15】固定式の支持具20に存在する傾倒継手50cを備えたフリ−スホッパ−50を示す図であって、テ−プホッパ−60、30が支持具内に解放可能に保持されている。上部中子40の前部末端41は、テ−プホッパ−60の下部中子30内に揺動可能に支承されているが、このためには、運転位置において半径方向に気密に作用する二つの継手面が使用される。

Claims (22)

  1. 繊維テ−プを加工する繊維機械ための、とりわけドロ−イング装置の送りロ−ルとカレンダ−との間に配置された、繊維テ−プの案内装置において、a)複数のノズル部分(20、30、40、50、60)が繊維テ−プ搬送方向において、これらを互いに接続する長い集合管又は案内管(繊維テ−プ管8)なしで相互に接合されており、b)ノズル軸(200)が、角度(αA 、αB 、α1 、α2 )で調整可能な二つの軸部分(200a、200b)を具備しており、且つ、c)揺動軸(V)が、繊維テ−プ案内管路を横切る方向に延在し、軸部分(200、200a、200b)の揺動軸(V)の付近で、互いに近接しているノズル部分(30、40)が、形状固定的に(41a、41b、35)相互に接合されている案内装置。
  2. 繊維テ−プを加工する繊維機械のための、とりわけドロ−イング装置の送りロ−ルとカレンダ−との間に配置された、繊維テ−プの案内装置において、a)複数のノズル部分(20、30、40、50、60)が繊維テ−プ搬送方向において、これらを互いに接続する長い集合管又は案内管(繊維テ−プ管8)なしで相互に接合されており、b)ノズル軸(200)が、角度(αA 、αB 、α1 、α2 )で調整可能な二つの軸部分(200a、200b)を具備しており、且つ、c)揺動軸(V)が、繊維テ−プ案内管路を横切る方向に延在し、第一のノズル(50)が、プラットホ−ム或いは平台領域(50b)とホッパ−領域(50a)を有し、その内前者又は後者が、繊維フリ−スの搬送方向(FV)、方向転換ロ−ル(71)から方向を転ずる搬送方向内の、ノズル部分(50)の傾動運動(α1 、α2、αA 、αB )の一方又は他方の最終位置に存在する案内装置。
  3. 軸部分(200、200a、200b)の揺動軸(V)の付近で、そこで互いに近接しているノズル部分(30、40)が、形状固定的に(41a、41b、35)相互に接合されており、その結果、繊維テ−プ案内管路が半径方向において気密に閉鎖されている、請求項1又は2による装置。
  4. 管路部分の中間軸が、軸部分(200a、200b)である、請求項1から3のいずれか一つによる装置。
  5. すべてのノズル部分(20、30、40、50、60)が、互いに近接して配置されている、請求項1から4のいずれか一つによる装置。
  6. 揺動軸(V)を形成するために、揺動可能なノズル部分(40、50)用の揺動継手(50c;50a、50b)が、別の揺動不能なノズル部分(60、30)の支持具(20)に設けられている、請求項1から 5のいずれか一つによる装置。
  7. 方向転換ロ−ル(71)が設けられ、これが繊維フリ−スの搬送方向(FV)において、ノズル軸(200、200a、200b)の方向に明らかな経路変更をもたらすように、ドロ−イングロ−ル(68aから70bまで)の出口に配置されている、請求項1から6のいずれか一つによる装置。
  8. 明らかな経路変更が、フリ−ス搬送方向(FV)の20°以上、90°以下の角度変更、とりわけ約60°の角度変更である、請求項7による装置。
  9. 繊維テ−プ案内軸の屈曲点(K)が、揺動軸(V)の上に存在する、請求項1から 8のいずれか一つによる装置。
  10. 第一のノズル部分(50)がフリ−スホッパ−として、当該ノズル部分(50)がその作動位置から揺動して出ることなしに、ドロ−イングロ−ル及び送りロ−ル(68aから70bまで、71)から出てくるフリ−スを、受容し、巻き込み且つまとめる、請求項2、7から9のいずれか一つによる装置。
  11. ホッパ−領域(50a)においてフリ−スの停滞があったときに、第一のノズル部分(50;50a、50b)が、揺動軸(V)を巡って自動的に揺動し、且つまたその際に、ドロ−イングロ−ル及び送りロ−ル(68aから70bまで、71)から搬送されるフリ−スが、運転時のフリ−ス搬送方向(FV)から基本的に横(FV')に方向を転ずるように、そのプラットホ−ム領域(50b)をフリ−ス搬送方向(FV)に揺動する、請求項10による装置。
  12. 第一のノズル部分(50)の停止が、運転位置から取り付け作業位置、或いはフリ−ス停滞位置へと、緩衝器によって和らげられる、請求項10又は11による装置。
  13. 緩衝器が交換可能である、請求項12による装置。
  14. 第一のノズル部分(50)のフリ−ス停滞位置が、その取り付け作業位置と同一である、請求項12又は13による装置。
  15. 揺動継手(50c;53a、53b)が、揺動軸(V)に整合された二本のピンから構成され、これに第一のノズル部分(50)の両側面に設けられた、ほぼ半円形の各一個の開口部(53a、53b)を備えた各一枚の支持プレ−ト(52a、52b)が設置可能である、請求項5から14のいずれかつ一による装置。
  16. プラットホ−ム領域(50b)、及びホッパ−或いはノズル領域(50a、40)を備えた、請求項1から 15のいずれか一つによる装置のための揺動可能フリースノズル(50)において、プラットホ−ム領域(50b)がホッパ−或いはノズル領域(50a、40)の搬送方向の軸(200a)に対して側方にずらされて配置されているフリースノズル。
  17. 上面から見た外形形状が略長方形形状である、請求項16によるノズル。
  18. プラットホ−ム面(50b)が、a)ホッパ−領域(50)の搬送方向(200a)に対して垂直な平面(E1 )に向って、はっきりと、とりわけ20°から40°の間で傾斜(Φ1 )されており、b)少なくともホッパ−領域(50a)の入口部分と同様の、搬送方向に対して側方の幅(e)を有するように、双方の領域が形成され且つ互いに角度(δ)で配置されている、請求項16または17によるノズル。
  19. 搬送方向において平坦に配置され、且つその自由な末端に、ピン軸受け(50c)への挿入及び取出し(F)のための、開いた軸受け受容部(53a、53b)を有する、側方の軸受接合板又は軸受板(52a、52b)が設けられている、請求項16から18のいずれか一つによるノズル。
  20. プラットホ−ム領域(50b)のノズル部分(50)の所定の揺動寸法(α)を介して、ホッパ−領域の位置に揺動し、且つそこで基本的に搬送方向に対して横に(FV)通じる繊維テ−プの偏向の配慮をするように、プラットホ−ム領域の幅(e)及び角度(Φ1 )との関係で、軸受接合板又は軸受板(52a、52b)の長さが選定される、請求項19(フリ−スホッパ−)によるノズル。
  21. 求項1から 15のいずれか一つによる装置を運転するための方法において、a)送りロ−ル(70b、70a)の後に接続されるフリ−ス巻き込み及び共同案内ノズル(50)が、それに供給されたよりも少なく搬出するときに、フリ−ス搬送のための案内軸(200)の最初の部分(200a)が、第二の部分(200b)に対して自動的に揺動され、b)フリ−ス案内管路を横切る方向に延在する揺動軸(V)を巡って揺動が行なわれ、c)ノズル(50;50a、50b)の揺動によって、プラットホ−ム部分(50b)が送りロ−ルの出口の前に揺動され、そこに、まず更に搬送されるべき繊維フリ−スが現われる、通常運転のフリ−ス搬送方向(FV)から側方(FV')に方向を転じられる方法。
  22. フリ−スホッパ−(50)の方向を転じられたプラットホ−ム部分(50b)が、揺動軸(V)の上方に存在する、請求項21による方法。
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