JPH0987934A - 案内管なしで繊維テ−プを案内するための揺動可能なフリ−スホッパ−及びその運転のための方法 - Google Patents

案内管なしで繊維テ−プを案内するための揺動可能なフリ−スホッパ−及びその運転のための方法

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JPH0987934A
JPH0987934A JP8085477A JP8547796A JPH0987934A JP H0987934 A JPH0987934 A JP H0987934A JP 8085477 A JP8085477 A JP 8085477A JP 8547796 A JP8547796 A JP 8547796A JP H0987934 A JPH0987934 A JP H0987934A
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 繊維テ−プを加工する機械用の繊維テ−プ案
内装置とその運転方法を提供することである。 【解決手段】 繊維テ−プ案内装置は、ドロ−イング装
置の送りロ−ルとカレンダ−ロ−ル或いはカレンダ−車
との間に配置され、a)複数のノズル中子(20、3
0、40、50、60)が繊維テ−プ搬送方向におい
て、これらを互いに接続する長い集合管又は案内管(繊
維テ−プ管8)なしで接合されており、b)ノズル軸
(200)が、角度(αA 、αB 、α1 、α2 )で調整
可能な二つの軸部分(200a、200b)を備えてお
り、且つ、c)揺動軸(V)が繊維テ−プ案内管路を横
切って延びている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明の技術的分野は繊維機
械である。この分野においては、特に主として互いに向
き合い、繊維テ−プを圧迫する、二つのカレンダ−ロ−
ル或いはカレンダ−車から成るカレンダ−装置を持った
ドロ−イング装置が、特に関連する。本発明は、これら
の案内を確立する繊維テ−プ案内装置及び案内ノズルに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】先行技術においては、(繊維テ−プを加
工する機械の例として)ドロ−イング装置のドロ−イン
グ機構の出口に、繊維フリ−スをフリ−スホッパ−内に
搬入する送りロ−ル対が配置されている。繊維フリ−ス
は、フリ−スホッパ−内でまとめられ、ホッパ−の出口
を通って再び1本の繊維テ−プに形成され、著しい長さ
を持った繊維テ−プ管に更に搬送される。繊維テ−プ管
の末端で、繊維テ−プは繊維テ−プホッパ−内に導か
れ、これが繊維テ−プの搬送方向を約90°転じて、カ
レンダ−ロ−ル対の間に導入する。カレンダロ−ル対を
通過した後で、そこで圧迫された繊維テ−プは、更にド
ロ−イング装置の供給装置に搬送される。このような例
は、図1の左半分に図示されている。そこでは、繊維テ
−プ管は8と表示されており、ドロ−イング装置の送り
ロ−ルは70b及び70aと表示されている。
【0003】同様に、長い繊維テ−プ管8を備えた構造
は、欧州特許出願公開第593884号公報に記載され
ている。長い繊維テ−プ管の今一つの例は、米国特許第
4372010号である(そこでも8と表示されてい
る)。その場合にカレンダ−ロ−ル対は、9a、9bと
表示されている。
【0004】長い繊維テ−プ管が普通であることの、も
う一つの例は、ドイツ特許出願公開第2623400号
公報に記載されている。そこでは、繊維テ−プ管それ自
体は、約90°の角度に折り曲げられていて、繊維テ−
プは角度の変動なしに、5、6と表示されたカレンダ−
車の間に導かれる。同文献の中では、14と表示された
楕円形の管が傾斜を緩やかにされたときは、有利なもの
であると記載されている(同明細書の9ペ−ジ最終節参
照)。
【0005】最後に、旧東ドイツ特許第290697号
明細書も、集合管を示している。そこではフリ−スホッ
パ−及びテ−プホッパ−は、明らかに距離を隔てられて
いる。排気用開口部(そこでの符号は8)は、集合管
(そこでは5)の始めの部分に流入する空気を、明らか
にテ−プホッパ−最狭部の前で完全に排出する。
【0006】ドイツ特許第3612133号明細書は、
紡糸準備機械にある出口ロ−ルとカレンダ−ロ−ルとの
間のテ−プ案内管路に関するものである。このテ−プ案
内管路は、テ−プホッパ−内へのテ−プの開始部分の自
動的導入に関するものである(第1欄9−10行)。テ
−プ案内管路は相対的に長く、テ−プホッパ−までの経
路において繊維テ−プに必要な案内を提供する。この経
路には、複数のインジェクタ−(空気管、圧縮空気配管
が配置されている。テ−プの全体量は、インジェクタ−
によってテ−プ案内管路内に引き込まれる。次いでテ−
プ開始部分の量が、主としてテ−プホッパ−の中に誘導
される(第1欄、54−58行)。
【0007】テ−プホッパ−の中の空気状態には問題が
ある(第1欄、59−62行)。この問題を取り除くた
めに、テ−プホッパ−は、その断面を短時間で拡大する
装置を持たなければならない。これは、繊維テ−プの自
動的導入の前提条件である。
【0008】更に、テ−プ開始部分の自動的導入のため
に、補足的にカレンダ−ロ−ルが開かれなければならな
い。間を閉鎖されたカレンダ−ロ−ルが回転していると
きは、テ−プの開始部分は、カレンダ−ロ−ルの締付け
スリット内に引き込むことは出来ない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、フリ−スの
停滞によって生ずる繊維機械の操業中断を軽減すること
を課題にする。
【0010】
【課題を解決するための手段】このために、ノズル中子
(請求項16)内でフリ−スの停滞が生じたときに、複
数のノズル中子の一つ(請求項5、6、16)を揺動軸
Vを巡って揺動させるために、揺動軸Vが繊維テ−プ案
内管路を通って横に延びることが提案されている(請求
項1、16、21)。
【0011】供給されたフリ−スをもはや搬出すること
ができないときのフリ−スの停滞圧力が、フリ−スホッ
パ−を形成する第一のノズルをその運転時の位置から方
向を転じさせることが、この揺動軸の配置によって可能
である。それは、プラットホ−ム部分が方向を転じた位
置で、そこに発生する(まず更に搬送される)フリ−ス
が、通常の搬送方向に対して横にドロ−イング機構の内
部空間から導きだされる(請求項10、11)ような傾
斜を有するように、当該ノズルのプラットホ−ム部分を
自動的に運転時の搬送管路内に方向を転じさせるためで
ある。
【0012】揺動軸の配置によって、フリ−スホッパ−
内に搬送されるフリ−スを捕らえるために、極めて小さ
なレバ−ア−ムが作動するが、これは、フリ−スホッパ
−を揺動させるためにわずかな力しか必要としない。フ
リ−スの停滞の場合には、揺動軸がフリ−スホッパ−の
下方に(請求項22)存在し、且つ軸屈曲点Kが揺動軸
内に存在するとき(請求項9)に、フリ−スホッパ−
が、特に簡単に外に開かれる。
【0013】フリ−スホッパ−は、そのあらゆる運転位
置において、しかし、とりわけフリ−スの挿入のための
取り付け作業位置は基より、フリ−ス停滞位置にも相当
する(請求項14)揺動位置において、取り外し可能に
形成することが出来る。取り付け作業位置又はフリ−ス
停滞位置は、自動的な揺動の際に穏やかな停止を達成す
るために、揺動を和らげることが出来る(請求項12、
13)。和らげられた揺動性は、保守作業又は清掃作業
を実施するために、手動でも、これを利用することが出
来る。更に、揺動可能なノズルにある、それに対応する
ハンドル及び操作部分が、容易に接近可能になる。
【0014】揺動可能なノズル(フリ−スホッパ−)
は、ホッパ−領域(請求項16)並びにそのそばに配置
されたプラットホ−ム又は台板領域を持っており、その
結果、繊維フリ−スは、このノズルの運転位置におい
て、巻き込み、方向転換及びまとめ合わせによって繊維
テ−プに形成され、ノズルが傾倒されている場合に、プ
ラットホ−ム領域は、そこに搬送された繊維フリ−スが
方向を転じ、方向転換領域から取り出され、ドロ−イン
グ機構領域を閉塞しないで、且つ操作員によって容易に
取り出されるように配慮する(請求項20)。
【0015】また、フリ−スの停滞が生じ得ないよう
に、プラットホ−ム領域によって確保される。何故なら
ば、このときには、ノズルに搬送される繊維フリ−スの
力によって、ノズルが自動的に揺動し、且つプラットホ
−ム領域が、更に運搬される繊維フリ−スを、送りロ−
ルが遮断するまで、ドロ−イング機構領域の内部空間か
ら導きだすからである。この場合、このノズルは、フリ
−ス停滞が発生したときにとる位置に相当する、その取
り付け作業位置を直ちにとる(請求項14)。
【0016】揺動可能な長方形のノズル(請求項17)
は、テ−プホッパ−(円筒形のホッパ−型のノズル)に
中で、中子を介して揺動可能に支承することが出来る。
しかし揺動可能なノズルは、テ−プホッパ−として形成
された直接これに接するノズル部分と共に、上記のカレ
ンダ−案内部分に支承することが出来る(図15(a)
及び図13参照)。
【0017】更に、この長い操業停止時間から免れてい
る装置は、極めてコンパクトに形成されている(請求項
4)。揺動可能性があるにもかかわらず、空気による案
内は、その効率が低下しないのである(請求項2)。
【0018】コンパクトな構造は、直接最後の送りロ−
ルの後で、案内管路にまだ流入する前の明らかな経路変
更(請求項6)によって始まる。50゜以上の角度の方
向転換については、繊維のドロ−イング品質に悪影響を
与えることなしに、軸が通常の繊維進路(方向転換ロ−
ルなしの場合の)のほぼ上で、且つ揺動軸V及びカレン
ダ−スリットとほぼ同一面に存在する、追加的な方向転
換ロ−ルが、これを行なう。
【0019】フリ−スホッパ−のプラットホ−ム面は、
停止角度α1 、α2 又はαA 、αBに応じて、請求項1
8によって規定される。
【0020】軽く開くことが出来るように、フリ−スホ
ッパ−は、繊維テ−プ案内装置の全長に対して相対的
に、はっきりとテ−プホッパ−から距離を隔てられた軸
受板(請求項19)によって隔てられているが、しかし
これに近接して取り付けられている。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施例は、本発明の理解
を広げ、これを深めるものである。
【0022】図1は、図2に図式的に記載された先行技
術に対する相違を示すための合わせ図である。ドロ−イ
ング機構に導入されるときに未だ延伸されていない繊維
テ−プFVは、先行技術においては、ドロ−イングロ−
ル68a、68b、69a、69b及び送りロ−ル70
a、70bを介してフリ−スホッパ−内に挿入され、そ
こからテ−プホッパ−内に口を開いている長い案内管8
に挿入される。テ−プホッパ−は、繊維テ−プFBの方
向をほぼ90°転換して、カレンダ−車100a、10
0bを備えたカレンダ−の締付けスリット内にこれを導
く。以下、カレンダ−車或いはカレンダ−車対に関して
述べるものとする。この概念は、カレンダ−ロ−ル対を
も包含するものである。カレンダ−車対に対するカレン
ダ−ロ−ル対は、本発明に対する制約を有しないので、
これは可能である。
【0023】カレンダ−でつや出しされた繊維テ−プK
Fは、カレンダ−から垂直に下方に出て、そこから(図
示されていない回転テ−ブルを介して)容器内に収めら
れる。この繊維テ−プの案内装置は、図2にも同じ符号
で明示されている。
【0024】本発明による実施例は、繊維テ−プの経路
を短縮し、繊維テ−プ案内管8を省略させるものであ
る。更に、追加の方向転換ロ−ル71が加わり、これ
が、フリ−ス搬送方向FVを約60°曲げて、繊維フリ
−スを複数の機能部材から成る繊維テ−プ管路の中に導
入する。
【0025】最初の部材は、プラットホ−ム面50bと
直接これに配置されたホッパ−部分50aを備えたフリ
−スホッパ−50であって、このホッパ−部分50aの
中で幅広の状態で到着する繊維フリ−スが折り畳まれ、
折り曲げられて、第一の管路部分に導入される。この管
路部分は、フリ−スホッパ−50のホッパ−部分50a
の裏側に差し込まれ、且つねじで固定されている中子4
0によって形成されている。これは調整することが出来
る。
【0026】(内部中子を備えた)フリ−スホッパ−5
0は、プラットホ−ム面50bが繊維テ−プ案内装置内
へ、そしてホッパ−部分50aがそのそばで揺動可能で
あるように、ハンドル部分51によって傾倒可能であ
る。
【0027】中子40の前部末端には、図1又は図3
(b)に記載された角度位置αB において、続くホッパ
−30への案内管路の密閉を可能にする継手面41a、
41bが設けられている。
【0028】中子40の前部円筒形部分の、第一の中子
40の中心面に対して対称な継手面41a、41bは、
テ−プホッパ−35の対応する支承面35にはまり込む
二つの逆方向に(軸方向において)先細りする連続的に
湾曲された面部分41a、41bから構成されている。
図7(a)及び7(b)は、フリ−スホッパ−50のた
めの中子40の前部末端にあるこの継手面を、二つの側
面から示したものである。αの方向における他の角度位
置αA へのフリ−スホッパ−50の揺動は、フリ−スホ
ッパ−とテ−プホッパ−との間の半径方向に気密な閉鎖
を解くことない。内側に揺動された状態(αB )におい
ても、或いは外側に揺動された状態(αA )において
も、半径方向に気密な繊維テ−プの案内が達成される。
【0029】フリ−スホッパ−50が二つの部分で形成
されていて、繊維テ−プの搬送方向とは逆に差し込まれ
た中子を備えているときは、支持ハンドル51で上記の
ような相対的な調整を行なうことが出来る。
【0030】フリ−スノズル50、内部中子40、及び
テ−プホッパ−30によって、繊維テ−プは、案内管路
内を締付けスリット100cまで搬送され、このために
フリ−スホッパ−50は、外方向に揺動される。テ−プ
ホッパ−に存在する射出孔34a、34b、64a、6
4bを介して、図4に従って手で小さくされ、且つホッ
パ−入口50aの中に保持されている繊維フリ−スの部
分F1が吸い込まれる。円筒形管路31内の吸入流は、
時間的な大きさでは、500m/秒の短いもので十分で
ある。
【0031】吸入流は、小さくされた繊維フリ−スの部
分F1を締付けスリット100cの前まで搬送するため
に、射出孔34a及び34bへの圧縮空気の極小量の供
給で発生される。何故ならば、内部中子40の継手面3
5及び支承面41a、41bが、放射方向に気密に閉鎖
するからである。繊維フリ−スの導入のための機械的な
補助は不要である。
【0032】繊維フリ−スの部分F1と、これまでに形
成された繊維テ−プの全幅Fを締付けスリットを通して
搬送するためには、短時間T2 の角運動量がカレンダ−
車に与えられる。この角運動量は、所定の吸入時間T1
の後で自動的に遮断することが出来、或いは重ね合わ
せ、或いは別個に手動で始動することが出来る。
【0033】テ−プホッパ−30の形状は、図8
(a)、8(b)及び8(c)において更に明確に認識
可能であり、そこにはテ−プホッパ−内の射出孔34
a、34bの方向と配置も記載されている。これらの射
出孔は、繊維テ−プ管路の前部末端を形成する円筒形の
管路31の中に口を開いている。円筒形の管路31は、
円錐形の部分32を経て、内部中子40によって定めら
れる繊維テ−プ管路の直径に広がっている。円錐32a
の上部末端には、その湾曲が継手面41a、41bに対
応する支承面35が設けられている。
【0034】傾斜した双方の射出孔34a、34bは、
テ−プホッパ−中子30の軸200bに対して約45°
以下の角度で延ばすことが出来る。これらの射出孔は、
円筒形部分31の中の共通の面で口を開いており、導入
された繊維テ−プに射出作用によって捻れと追加的な強
度を与えるために、有利な形で平行にずらすことが出来
る。この配置は、図8(d)に示す通りである。射出孔
は、外方に開いているリング状管路36内の中子30の
円筒形の部分33の上で始まる。
【0035】図9(a)、9(b)、9(c)によるテ
−プホッパ−支持具60は、上部のほぼ円筒形の部分6
7に、ほぼ円筒形の中央の開口部を持っており、この中
にテ−プホッパ−中子30が挿入される。円筒形の開口
部の中では、内方に開いて周囲方向にリング状管路63
が延びており、これに二又は複数の円筒形の孔64a、
64bから圧縮空気を供給することが出来る。外から導
入された圧縮空気は、リング状管路から出て、テ−プホ
ッパ−中子30のそばの傾斜された射出孔34a、34
bの中に導かれ、締付けスリット100cに隙間なく存
在する繊維テ−プ管路の円筒形部分31内に流れ込む。
【0036】中子30、40の交換可能性は、バッチ交
換の場合に、別の繊維テ−プ材料のための管路幅の変更
に対して、迅速な切り替えを可能とする。
【0037】図9(a)及び9(b)は、上部の円筒形
部分の末端部67と突出部61との間の移行部分を形成
する、円錐形の部分68に接するテ−プホッパ−支持具
60の円筒形の突出部61を示したものである。この突
出部は、長さLと、図9(b)の断面図において幅bと
して図示された直径を持っている。当該突出部61は固
定配置されていて、二つの半切部分を持っている。それ
は、当該突出部61が、図9(c)からも明らかなよう
に、側方にスリットを付けて形成されているからであ
る。この双方のスリットの中には、図10の図式的描写
の通り、それぞれ回転するカレンダ−車100a、10
0bの部分が入り込む。これは図1の右半分においても
はっきりと認められる通りである。テ−プホッパ−支持
具60の突出部の中央、それ故、フリ−ス案内装置の軸
200bには、締付けスリットが位置を占めている。こ
れは、図11及び12にように、閉鎖しておくことも
(締付けスリット100c)出来るし、或いは一方のカ
レンダ−車100bを離すことによって、開くことも出
来る(開いた締付けスリット100d)。
【0038】締付けスリット100c又は100dで
は、上記のスリット61c、61dによって円筒形の突
出部61の中に形成される、一体に形成された突出部半
切部分61a、61bが、案内用の空気を通過させる。
案内用空気は、前以て射出孔64a、64bを介してリ
ング状管路63内に導入され、且つそこから軸200B
に対して斜めに延びるテ−プホッパ−30の射出孔34
a、34bを介して繊維テ−プ管路内に導かれる。突出
部によって、案内用空気がスリット100c、100d
の前で逃げることが回避され、更にそれ以上にスリット
を越えて締付けスリットの後方に案内される。この空気
を案内するためには、カレンダ−車の一方の側の第一の
小さな管路部分65aが使用され、或いは近似的に半円
形の断面形状を示す、カレンダ−車の他方の側の第二の
小さな管路部分65bが使用される。それぞれの管路
は、突出部分61の厚さd及び幅b、或いはカレンダ−
車の側面に直接隣接しているその内壁に対して、極めて
小さく形成されている。
【0039】カレンダ−スリットを越えて、実施例にお
けるカレンダ−車の直径のほぼ半分に相当する長さLを
示す、突出部半切部分を介して、側方に空気を案内する
ことによって、突出部の幅b及びカレンダ−車に向き合
う突出部半切部分の内側のカバ−部分dに、著しい側方
の流れ抵抗によって、軸方向の側方空気管路65a、6
5bに対して接触なしに形成される密閉効果が与えられ
る。
【0040】突出部半切部分(突出部半切部分の内側)
61a、61bと回転するカレンダ−車との間に接触が
必要でないときは、同様にカレンダ−スリットにおけ
る、ほとんど軸方向のみの空気案内が可能になる。
【0041】図12に示すように、カレンダ−スリット
100dが開かれている場合にのみ、空気はカレンダ−
スリットをただ通過するだけでなく、明らかにカレンダ
−スリットを通過誘導される。案内用空気と共に繊維テ
−プは、直ちにカレンダ−スリットを通され、次いで、
通された繊維テ−プを運転位置に到達させるために、カ
レンダ−車100bが閉鎖される(閉鎖位置)。カレン
ダ−スリットが開いている場合でも、管路部分65a、
65b及び開かれたカレンダ−スリット100dから成
る密閉面(カバ−部dの一部)が、今や拡大された通過
管路の空気抵抗に抗して、案内空気の半径方向の流出を
回避するには、十分に大きいのである。図13および1
4は、基本的に一体に形成され、且つフリ−スノズル5
0は基より、テ−プホッパ−30をも含んでいる、案内
装置部分の一形態を示す。この場合、テ−プホッパ−3
0は、直接フリ−スノズル50の中に挿入されており、
パイプ支持具80によって補足的に位置固定されてい
る。テ−プホッパ−30の前部末端は、図7(b)及び
8(c)においてフリ−スホッパ−中子40に関して記
載されたように、対応する支持受金及び円形面に支承さ
れている。
【0042】半径方向の密閉は、図13及び14におい
ても行なわれており、カレンダ−車に向き合って休止案
内部分61’が、例えば図15(a)による支持具20
に固定配置されている。休止案内部分61’は、図9
(a)のテ−プホッパ−支持具60の突出部領域Lに相
当する。この実施形態の場合には、空気は斜めに配置さ
れた射出孔34a、34bを経て、その前部末端にある
フリ−スホッパ−/テ−プホッパ−の組合せに導かれ、
揺動運動が空気導入領域のわずかな揺動を引き起こす
が、これは重心Kに対して近いために極めてわずかであ
る。
【0043】図13および14における双方の揺動位置
は、α1 、α2で表示されている。これは揺動位置αA
、αB に相当するが、わずかに異なる寸法にすること
が出来る。何故ならば、図13及び14における揺動可
能な部分は、図5及び6におけるものよりも大きいか、
或いは長いからである。
【0044】同時にフリ−スホッパ−中子であり、テ−
プホッパ−30でもある中子40においては、異なる孔
及び対応する円錐形の移行部分によって、繊維テ−プ案
内部分が確定されている。中子40の交換は、同時にテ
−プホッパ−30の交換である。一体構造であるため
に、新たな調整或いは調節を省略することが出来る。
【0045】リング状の支持金具80は、フリ−スホッ
パ−/テ−プホッパ−の組合せにまったく同一面で接し
ているのではなく、ホッパ−の内側と十分に円筒形のホ
ッパ−の組合せ30/40の外径との間にリング状の空
間81を残している。リング状の空間81は、繊維案内
のために投入される空気を案内し、前側の末端で同一面
で(リング状に)組合せノズルに接することによって、
射出孔34a、34bの下方で、密閉されている。使用
目的に従って選択することが出来る適当な高さに、外か
ら通された主空気供給管が位置を占め、これがリング状
空間81に口を開き、そこで圧縮空気を形成することが
出来、且つ射出孔34a、34bに供給する。
【0046】射出孔は、この例においても、軸200a
に対して十分に傾斜されており、屈曲点Kにおける半径
方向に気密に閉鎖する継手の前で、漏れのないように口
を開いている。図13及び14の二つの位置では、屈曲
点Kで、半径方向に気密な支承が行なわれている。
【0047】角度α1 及びα2 は、図3(a)及び3
(b)の例に対してそれぞれわずかに小さくなっている
が、同じく表示された領域では、図2における通りであ
る。この実施例の場合の正確な角度は、α2 に関しては
約5°であり、α1 については約25°(±10%)で
あるが、一方、図3(a)においては、角度αA はほぼ
30°であるが、図3(b)においては、およそ7°
(±10%)の角度であり、実験で確かめられている。
【0048】従って、図13及び14における台板領域
50bは、図3(a)及び3(b)のプラットホ−ム領
域50bの角度に対してほぼ適合している。それはそれ
ぞれの揺動最終位置での角度αに関連しており、揺動位
置α1 及びαA は、ドロ−イング装置の出口領域からの
繊維フリ−スFVの搬送方向が、明白に横に向けられる
ようなプラットホ−ムの角度を与えるものである。その
場合、FVからの横方向が、下方へのわずかな成分を有
するとき、それ故水平に対して軽く下方へ傾斜している
ときに、最も有利である。
【0049】更に、プラットホ−ム領域は、ホッパ−領
域に対して1°乃至2°の極わずかな傾斜を有するか、
又はわずかに円錐形に形成されている。
【0050】図13及び14における組合せホッパ−3
0/40では、二つの異なる案内管路寸法が記載されて
おり、一つは狭く、他方は幅広で、それぞれ最狭の円筒
形管路部分に対する円錐形の段階を備えたものである。
【0051】図15(a)及び15(b)は、図4によ
るプラットホ−ム領域50bとそのホッパ−領域50a
を含んだフリ−スホッパ−50の側面図及び平面図であ
る。揺動軸Vは、案内軸200a、200bに対して横
に存在し、且つ図7及び8に描写したように、気密な継
手41a、41b、及び35を通って延びている。同時
に揺動軸Vは、側方の支持軸52a、52b、及び前側
に少なくとも半分開かれた揺動受容部を載せることが可
能なピンによって形成される軸受50cを通って延びて
いる。従って、フリ−スホッパ−50は、内部に形成さ
れた案内管路200a、200bの同時的な気密な閉鎖
によって取り出し可能であり、且つ傾斜可能である。
【0052】図15(a)及び15(b)は、プラット
ホ−ム部分50b及びホッパ−領域50aを備えた揺動
可能なフリ−スノズル50を示す。揺動軸Vは、図15
(c)に略図を記載した継手によって規定される。軸受
板52a(向側のものは52b)は、継手を形成するた
めにピン50cの上に載せられる、下方に開いた、ほぼ
半円形の凹部を持っている。この凹部53a(向側のも
のは53b)の開かれた末端の柔らかな移行部のお陰
で、フリ−スホッパ−50は簡単に取り出し、再び簡単
に載せることが出来る。矢印Fの方向はこれを意味して
いる。同時に、フリ−スホッパ−50は角度αだけ揺動
可能であり、この揺動は、ユ−ザ−によってハンドル5
1で発生させるか、或いはフリ−スの停滞及びそれによ
って生ずる揺動軸V上の停滞圧力によって発生され、プ
ラットホ−ム領域50bがFVの搬送方向に方向を転ぜ
られる。
【0053】プラットホ−ム領域50bの幅はeで、ほ
ぼホッパ−部分50aの入口部分と同様の幅である。こ
れはわずかに円錐形に形成することが出来、また繊維テ
−プ管路の軸200aに対して垂直に位置を占める面E
1 に対して、角度Φ1 で傾斜させることが出来る(図6
参照)。傾斜角Φ1 は、フリ−スホッパ−の揺動の際に
最終位置(取り付け作業位置)として調整される揺動角
度αA に合わせられる。この場合には、フリ−ス搬送方
向FV’は、ドロ−イング機構領域から、ほぼ90°以
内の範囲で案内されるべきである。従って、実際の使用
の場合には、ほぼ30°(20°から40°)の角度が
選定される。
【0054】これに対してホッパ−部分50aの入口領
域は、面Φ1 に対して幾分減らされた角度Φ2 を持って
いる。この双方の角度Φの差は、1°から5°の間であ
る。フリ−スホッパ−の形態整備によって、案内部分へ
のテ−プの導入の際のフリ−スの、改善された、すなわ
ち一定の巻き込みが達成されるのである。
【0055】同時に、機械は、フリ−スホッパ−それ自
体が揺動して、機械の外部空間内へ更なる繊維テ−プ走
行を導き、もはや秩序正しく延伸されていない繊維テ−
プがそこで簡単に除去されるように、操業中断に対して
保証されている。
【0056】操作時間は短縮され、且つ簡略化されてい
る。フリ−スホッパ−のプラットホ−ム50bは、ユ−
ザ−がまず繊維テ−プをドロ−イング機構領域から取り
出す必要なしに、停滞調整と共に取り付け作業調整をも
可能にする。後者は自動的に行なわれる。
【0057】もつれが形成された場合の上部ロ−ルの負
荷の開放と関連して、フリ−スノズルのプラットホ−ム
50bは、制御できない繊維フリ−ス搬送と、それ故も
つれ形成の起こり得る余地を終了させる。機械は、電気
的に監視することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】長い繊維テ−プ管による案内装置の通常の形態
と、一緒に挿入されたノズル中子30、40、50、6
0を有する構造形態とを合わせたものを示す図であっ
て、そのうち二つの当該ノズル中子40、50がカレン
ダ−車100a、100bの上方に固定配置された、ノ
ズル支持具20に配置された他の二つのノズル中子3
0、60に対して、軸Vを巡って傾斜可能である。この
両者を合わせた描写は、繊維テ−プの搬送経路の短縮を
示すものである。
【図2】長い繊維テ−プ管8、テ−プホッパ−9及びカ
レンダ−車100a、100bを備えた先行技術の繊維
テ−プ案内装置を、欧州特許第593884号から選び
出して示したものである。フリ−スホッパ−は、図2で
は1と表示され、ドロ−イング装置の出口ロ−ルは70
a、78bと表示されている。
【図3】本発明の実施例として、ノズル中子全体が組み
込まれたノズルの二つの揺動位置αA 、αB を示す図で
ある。
【図4】フリ−スホッパ−60に導入するための、前準
備された繊維フリ−スの始部を示す図である。
【図5】繊維フリ−ス導入のための傾倒位置(停滞位
置)を示す図である。
【図6】ドロ−イング装置運転中の傾倒位置を示す図で
ある。
【図7】共通にカレンダ−案内装置部分61’に対して
揺動可能な、テ−プホッパ−部分30が直接配置されて
いるフリ−スホッパ−50を示す図である。
【図8】図9による支持具60の中に挿入するためのテ
−プホッパ−30を示す図である。
【図9】テ−プホッパ−30のための突出部ホッパ−と
して形成された支持具60を示す図である。
【図10】カレンダ−車対100a、100bによって
形成される締付けスリット100cの概略平面図であ
る。空気管路65a、65bは、テ−プホッパ−支持具
60の前側に配置されている突出部61a、61bによ
って、外側で限定されている。これは詳細には、図9
(C)に記載されているが、そこではカレンダ−車は省
かれている。
【図11】図10に概略記載された締付けスリットの詳
細を示す図であって、カレンダ−車100bの他方のカ
レンダ−車に対する移動によって、締付けスリット10
0cは閉鎖されている。
【図12】図10に概略記載された締付けスリットの詳
細を示す図であって、カレンダ−車100bの他方のカ
レンダ−車に対する移動によって、締付けスリット10
0dは開放されている。
【図13】図5に比較対応すべき実施形態を示す図であ
って、揺動領域は、同時に繊維テ−プ案内装置の案内軸
200a、200b中の屈曲点Kを有する。固定した部
分61’としては、軸屈曲点Kの下方にカレンダ−案内
部分が残っている。これに対して、すべてのノズル機能
部材は、テ−プホッパ−領域も含めて、送りロ−ル7
1、70a、70bと、カレンダ−車100a、100
bとの間を揺動可能である。部分61’の上方の領域
は、円筒形の支持具80によって包囲されてフリ−スホ
ッパ−50内の中子40、30として一体に形成されて
いる。
【図14】図6に比較対応すべき実施形態を示す図であ
って、揺動領域は、同時に繊維テ−プ案内装置の案内軸
200a、200b中の屈曲点Kを有する。固定した部
分61’としては、軸屈曲点Kの下方にカレンダ−案内
部分が残っている。これに対して、すべてのノズル機能
部材は、テ−プホッパ−領域も含めて、送りロ−ル7
1、70a、70bと、カレンダ−車100a、100
bとの間を揺動可能である。部分61’の上方の領域
は、円筒形の支持具80によって包囲されてフリ−スホ
ッパ−50内の中子40、30として一体に形成されて
いる。
【図15】固定式の支持具20に存在する傾倒継手50
cを備えたフリ−スホッパ−50を示す図であって、テ
−プホッパ−60、30が支持具内に解放可能に保持さ
れている。上部中子40の前部末端41は、テ−プホッ
パ−60の下部中子30内に揺動可能に支承されている
が、このためには、運転位置において半径方向に気密に
作用する二つの継手面が使用される。
【符号の説明】
1…フリ−スホッパ− 8…案内管 9…テ−プホッパ−、テ−プホッパ−中子 20…支持具 30…テ−プホッパ−、中子 31…円筒形管路、円筒形部分、円筒形孔 32…円錐、円錐形部分 32a…円錐、円錐形部分 33…円錐形部分 34a…射出孔 34b…射出孔 35…継手、支承面、継手面 36…リング状管路 40…中子 40’…ノズル中子 41a…継手面、支承面、継手 41b…継手面、支承面、継手 50…フリ−スホッパ−、フリ−スノズル 50a…揺動継手、ホッパ−部分、ホッパ−入口、ホッ
パ−領域 50b…揺動継手、プラットホ−ム面、プラットホ−ム
領域、台板 50c…軸受、ピン 51…支持ハンドル 52a…支持金具、支持プレ−ト、軸受板 52b…支持金具、支持プレ−ト、軸受板 53a…凹部、開口部、軸受受容部 53b…凹部、開口部、軸受受容部 60…テ−プホッパ−支持具 61…突出部 61’…休止案内装置部分 61a…突出部半切部分 61b…突出部半切部分 62…円筒形開口部 63…リング状管路 64a…射出孔、円筒形孔 64b…射出孔、円筒形孔 65a…管路部分、空気管 65b…管路部分、空気管 67…円筒形部分 68…円錐形部分 68a…ドロ−イングロ−ル 68b…ドロ−イングロ−ル 69a…ドロ−イングロ−ル 69b…ドロ−イングロ−ル 70a…送りロ−ル 70b…送りロ−ル 71…方向転換ロ−ル 80…パイプ支持具、リング支持具 81…リング空間 100a…カレンダ−車 100b…カレンダ−車 100c…締付けスリット(閉鎖したもの) 100d…締付けスリット(開いたもの) 200a…軸、案内管路 200b…軸、案内管路 E1 …平面 F…繊維フリ−スの全部分 F1…繊維フリ−スの前部分 FB…繊維テ−プ FV…フリ−ス搬送方向 FV’…フリ−ス搬送方向 H1…手で小さくした繊維フリ−ス K…屈曲点 L…突出部長さ T1 …吸入時間 T2 …角運動量の時間 V…揺動軸 b…突出部の幅 d…突出部の厚さ e…幅、プラットホ−ム領域の幅 Φ…角度 Φ1 …傾斜、角度 Φ2 …角度 α…角度 α1 …揺動角度、傾倒運動 α2 …揺動角度、傾倒運動 αA …揺動角度、傾倒運動 αB …揺動角度、傾倒運動 δ…角度
フロントページの続き (72)発明者 アルフレート、ナウテ ドイツ、85113、ベームフェルト、エスト リッヒェ、レーマーシュトラーセ、12 (72)発明者 ヴォルフガング、ゲーラー ドイツ、85101、レンティング、ユラシュ トラーセ、2

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繊維テ−プを加工する繊維機械ための、
    とりわけドロ−イング装置の送りロ−ルとカレンダ−と
    の間に配置された、繊維テ−プの案内装置において、
    a)複数のノズル中子(20、30、40、50、6
    0)が繊維テ−プ搬送方向において、これらを互いに接
    続する長い集合管又は案内管(繊維テ−プ管8)なしで
    接合されており、b)ノズル軸(200)が、角度(α
    A 、αB 、α1 、α2 )で調整可能な二つの軸部分(2
    00a、200b)を具備しており、且つ、c)揺動軸
    (V)が、繊維テ−プ案内管路を横切って延びている案
    内装置。
  2. 【請求項2】 軸部分(200、200a、200b)
    の揺動軸(V)の付近で、そこで互いに近接しているノ
    ズル中子(30、40)が、形状固定的に(41a、4
    1b、35)相互に接合されており、その結果、繊維テ
    −プ案内管路が半径方向において気密に閉鎖されてい
    る、請求項1による装置。
  3. 【請求項3】 管路部分の中間軸が、軸部分(200
    a、200b)である、上記請求項のいずれか一つによ
    る装置。
  4. 【請求項4】 すべてのノズル中子(20、30、4
    0、50、60)が、互いに近接して配置されている、
    上記請求項のいずれか一つによる装置。
  5. 【請求項5】 揺動軸(V)を形成するために、揺動可
    能なノズル中子(40、50)用の揺動継手(50c;
    50a、50b)が、別の揺動不能なノズル中子(6
    0、30)の支持具(20)に設けられている、上記請
    求項のいずれか一つによる装置。
  6. 【請求項6】 第一のノズル(50)が、プラットホ−
    ム或いは平台領域(50b)とホッパ−領域(50a)
    を有し、その内前者又は後者が、繊維フリ−スの案内経
    路(FV)、とりわけ方向転換ロ−ル(71)から方向
    を転ずる案内経路内の、ノズル中子(50)の傾動運動
    (α1 、α2、αA 、αB )の一方又は他方の末端位置
    に存在する、とりわけ上記請求項のいずれか一つによる
    装置。
  7. 【請求項7】 方向転換ロ−ル(71)が設けられ、こ
    れが繊維フリ−ス(FV)の案内経路において、ノズル
    軸(200、200a、200b)の方向に明らかな経
    路変更をもたらすように、ドロ−イングロ−ル(68a
    から70bまで)の出口に配置されている、上記請求項
    のいずれか一つによる装置。
  8. 【請求項8】 明らかな経路変更が、フリ−ス搬送方向
    (FV)の20°以上、90°以下の角度変更、とりわ
    け約60°の角度変更である、請求項7による装置。
  9. 【請求項9】 繊維テ−プ案内軸の屈曲点(K)が、揺
    動軸(V)の上に存在する、上記請求項のいずれか一つ
    による装置。
  10. 【請求項10】 第一のノズル(50)がフリ−スホッ
    パ−として、当該ノズル(50)がその作動位置から揺
    動して出ることなしに、ドロ−イングロ−ル及び送りロ
    −ル(68aから70bまで、71)から出てくるフリ
    −スを、受容し、巻き込み且つまとめる、請求項6から
    9のいずれか一つによる装置。
  11. 【請求項11】 ホッパ−領域(50a)においてフリ
    −スの停滞があったときに、第一のノズル(50;50
    a、50b)が、揺動軸(V)を巡って自動的に揺動
    し、且つまたその際に、ドロ−イングロ−ル及び送りロ
    −ル(68aから70bまで、71)から搬送されるフ
    リ−スが、運転時のフリ−ス搬送方向(FV)から基本
    的に横(FV’)に方向を転ずるように、そのプラット
    ホ−ム領域(50b)をフリ−ス搬送方向(FV)に揺
    動する、請求項10による装置。
  12. 【請求項12】 第一のノズル(50)の停止が、運転
    位置から取り付け作業位置、或いはフリ−ス停滞位置へ
    と、緩衝器によって和らげられる、請求項10又は11
    による装置。
  13. 【請求項13】 緩衝器が交換可能である、請求項12
    による装置。
  14. 【請求項14】 第一のノズル(50)のフリ−ス停滞
    位置が、その取り付け作業位置と同一である、請求項1
    2又は13による装置。
  15. 【請求項15】 揺動継手(50c;53a、53b)
    が、揺動軸(V)に整合された二本のピンから構成さ
    れ、これに第一のノズル(50)の両側面に設けられ
    た、ほぼ半円形の各一個の開口部(53a、53b)を
    備えた各一枚の支持プレ−ト(52a、52b)が設置
    可能である、請求項5から14のいずれかつ一による装
    置。
  16. 【請求項16】 プラットホ−ム領域(50b)、及び
    ホッパ−或いはノズル領域(50a、40)を備えた、
    上記請求項のいずれか一つによる装置のための揺動可能
    なフリ−スノズル(50)において、プラットホ−ム領
    域(50b)がホッパ−或いはノズル領域(50a、4
    0)の搬送方向の軸(200a)に対して側方にずらさ
    れて配置されているフリースノズル。
  17. 【請求項17】 基本的に長方形形状を有する、請求項
    16によるノズル。
  18. 【請求項18】 プラットホ−ム面(50b)が、a)
    ホッパ−領域(50b)の搬送方向(200a)に対し
    て垂直な平面(E1 )に向って、はっきりと、とりわけ
    20°から40°の間で傾斜(Φ1 )されており、b)
    少なくともホッパ−領域(50a)の入口部分と同様
    の、搬送方向に対して側方の幅(e)を有するように、
    双方の領域が形成され且つ互いに角度(δ)で配置され
    ている、請求項16または17によるノズル。
  19. 【請求項19】 搬送方向において平坦に配置され、且
    つその自由な末端に、ピン軸受け(50c)への挿入及
    び取出し(F)のための、開いた軸受け受容部(53
    a、53b)を有する、側方の軸受接合板又は軸受板
    (52a、52b)が設けられている、請求項16から
    18のいずれか一つによるノズル。
  20. 【請求項20】 プラットホ−ム領域(50b)のノズ
    ル(50)の所定の揺動寸法(α)を介して、ホッパ−
    領域の位置に揺動し、且つそこで基本的に搬送方向に対
    して横に(FV)通じる繊維テ−プの偏向の配慮をする
    ように、プラットホ−ム領域の幅(e)及び角度(Φ1
    )との関係で、軸受接合板又は軸受板(52a、52
    b)の長さが選定される、請求項19(フリ−スホッパ
    −)によるノズル。
  21. 【請求項21】 上記請求項のいずれか一つによる装置
    を運転するための方法において、a)送りロ−ル(70
    b、70a)の後に接続されるフリ−ス巻き込み及び共
    同案内ノズル(50)が、それに供給されたよりも少な
    く搬出するときに、フリ−ス搬送のための案内軸(20
    0)の最初の部分(200a)が、第二の部分(200
    b)に対して自動的に揺動され、b)フリ−ス案内管路
    を横に延びる揺動軸(V)を巡って揺動が行なわれ、
    c)ノズル(50;50a、50b)の揺動によって、
    プラットホ−ム部分(50b)が送りロ−ルの出口の前
    に揺動され、そこに、まず更に搬送されるべき繊維フリ
    −スが現われる、通常運転のフリ−ス搬送方向(FV)
    から側方(FV’)に方向を転じられる方法。
  22. 【請求項22】 フリ−スホッパ−(50)の方向を転
    じられたプラットホ−ム部分(50b)が、揺動軸
    (V)の上方に存在する、請求項21による方法。
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