JP3795405B2 - 多連ノイズ低減フィルター - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、多連ノイズ低減フィルターに関するもので、特にインダクタンス部を2個のコイル部から形成し、それぞれのコイル部の巻線方向を異ならせ相互干渉を相殺させることによって、実質的に発生する電磁気的干渉を最小化せしめる多連ノイズ低減フィルターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、電子機器の作動の際、その内部には、様々な形態の電源ノイズまたはクロックパルス源ノイズなどのような電磁波ノイズが存在する。特に、移動通信端末機においては、電源周波数が高まるのにつれて大きな電磁波ノイズが発生するようになる。
【0003】
こうした電磁波ノイズは、電子機器内部で回路電源ラインや信号ラインに沿って回路相互間を伝播して機器の誤動作を引き起こしたりする。また、電子機器セットの内部から発生した電源ノイズやクロックパルス源ノイズなどはセットの電源供給ラインに沿って他の電子機器セットに伝播されて他の電子機器セットの正常な動作に障害を起こしたりする。一方、他の電子機器セットからの電磁波ノイズの流入により当該電子機器セットの正常な動作に障害を起こすこともある。こうした電磁波ノイズによる障害現象を電磁波障害(Electro-Magnetic Interference: EMI)という。
【0004】
したがって、電子機器の正常なる作動のために、設計の際に電磁波障害を防止すべく電磁波ノイズを低減する方案を考慮しなければならない。一般に、電磁波ノイズを低減する方案として、電子機器の各回路と回路電源の間、または各回路とクロックパルス源の間などにノイズ低減フィルターを挿入する方法が用いられている。
【0005】
最近よく使われているノイズ低減フィルターとして多連ノイズ低減フィルターが脚光を浴びている。多連ノイズ低減フィルターは、単一チップ内に複数個のノイズ低減フィルターを内蔵する多連型(array type)から形成される。
【0006】
図4(A)は、従来の多連ノイズ低減フィルター110の概略断面図である。図4(A)に示したように、前記多連ノイズ低減フィルター110は2個のノイズ低減フィルター110a、110bから成る。各ノイズ低減フィルター110aまたは110bは、チップ111内の上部と下部にそれぞれ配置された第1および第2接地電極層112、113と、前記接地電極層112、113それぞれの内側に形成されたキャパシタンス部114a、115aまたは114b、115bおよびコイルパターンで形成されたインダクタンス部117aまたは117bから成る。前記第1および第2接地電極層112、113は、2個のノイズ低減フィルター110a、110bが共有する共通電極の役目を果たす。そして、前記チップの正面および背面には、各ノイズ低減フィルターの入力ポート(図示せず)および出力ポート(図示せず)が形成されてあり、チップ前面に形成された入力ポートはインダクタンス部117a、117bの一端と第1キャパシタンス部114a、115aとに連結され、チップ背面に形成された出力ポートはインダクタンス部117a、117bの他端と第2キャパシタンス114b、115bとに連結される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記多連ノイズ低減フィルター110の配列構造においては、前記第1および第2インダクタンス部117a、117bは、チップ111の中央部に並んで隣り合うよう形成されるので、相互インダクタンスによる誘導結合が発生しかねない。すなわち、各ノイズ低減フィルター110aまたは110bの間で相互電磁気的な干渉現象であるクロストーク(cross-talk)現象を引き起こしかねない。結局、こうした相互干渉からフィルターの間に望まない影響を及ぼすことでノイズ低減フィルターの誤動作を引き起こすという問題を抱えていた。
【0008】
図4(B)は、従来の多連ノイズ低減フィルターの電磁気的干渉特性を示したグラフである。図4(B)において、実線は多連ノイズ低減フィルター内の個別ノイズ低減フィルターの特性を示し、点線はノイズ低減フィルターの間で発生する電磁気的干渉特性を示す。点線で示すように、従来の多連ノイズ低減フィルターは、ノイズ低減フィルターの相互間にクロストーク現象を強く現す。これは、先に説明したように、単一チップ内に配列されたフィルターの間で発生する相互インダクタンスに起因するものである。結局、こうした相互インダクタンスは、フィルターの間の電磁気的干渉を起こし多連ノイズ低減フィルターの特性を低下させるという問題があった。
【0009】
従って、当該技術分野では、それぞれのノイズ低減フィルターのインダクタンス部の間で発生しうるクロストークを効果的に防止できる新たな多連ノイズ低減フィルターが要望されていた。
【0010】
本発明は、前記問題を解決すべく案出されたもので、その目的は、各インダクタンス部を複数個のコイルから形成し、前記複数個のコイルのうち、一部のコイルの巻線方向を逆に調節して相互インダクタンスによりノイズ低減フィルターのコイルの間で発生する相互干渉を相殺することにより、電磁気的干渉現象を最小化するための多連ノイズ低減フィルターを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、単一チップ内に、略垂直方向に連結された第1コイルおよび第2コイルから成るインダクタンス部と、前記インダクタンス部の上部または下部に配置された接地部と、前記接地部の上面または下面上に配置されたキャパシタンス部とからそれぞれ形成されており、前記チップ内に水平方向に配列された複数個のノイズ低減フィルターを含み、前記インダクタンス部の第2コイルは隣の他のインダクタンス部の第2コイルの逆方向へ巻線されるよう設けられたことを要旨とする。従って、ノイズ低減フィルターのコイルの間で発生する相互干渉を相殺することにより、電磁気的干渉現象を最小化できる。
【0012】
本発明の好ましき実施の形態においては、前記第1コイルと前記第2コイルのインダクタンス値がほぼ同じになるように構成することにより、相互に逆方向へ巻線されて隣り合ったコイルから発生する相互インダクタンスを効果的に相殺させることができる。さらに、本発明の他の実施の形態においては、接地部を前記インダクタンス部の上部に配置される第1接地部と、前記インダクタンス部の下部に配置される第2接地部とで構成することもできる。こうした構造では、前記キャパシタンスを前記第1接地電極の下部に配置される第1キャパシタンス部と、前記第2接地電極の上部に配置される第2キャパシタンス部とで構成することが好ましい。これと異なって、本発明のさらに他の実施の形態においては、接地部を前記チップ内の上部または下部中一部分にのみ配置させ、前記キャパシタンス部は前記接地部の上面に配置された第1キャパシタンス部と、前記第1キャパシタンス部と対向するよう前記接地部の下面に配置された第2キャパシタンス部とで構成し、パイ(π)型構造のノイズ低減フィルターを形成することができる。一方、前記接地部は、複数個のノイズ低減フィルターが共有する単一層に形成して、複数個のノイズ低減フィルターのための共通の接地電極として提供することが好ましい。本発明の最も好ましき実施の形態においては、前記第1および第2コイルの間に形成されて前記第1および第2コイルの間の電磁気的影響を遮断するための隔離手段をさらに具備する。こうした隔離手段としては、前記第1および第2コイルの連結のための貫通孔を設けた導体層が好ましい。
【0013】
上記目的を達成するために、違った観点から見ると、本発明は、単一チップ形態から成る多連ノイズ低減フィルターにおいて、前記チップ内で略垂直方向に連結された第1コイルおよび第2コイルから成り水平方向に配列される複数個のインダクタンス部と、前記複数個のインダクタンス部の配列方向によって前記インダクタンス部の上部または下部中少なくとも一部に配置される接地部と、前記複数個のインダクタンス部それぞれにほぼ同じ垂直方向で前記接地部の上面または下面上に配置される複数個のキャパシタンス部とを含み、前記インダクタンス部の第2コイルは該インダクタンス部の第1コイルとの電磁気的影響を遮断するための隔離手段を含み、隣り合った他のインダクタンス部の第2コイルと逆方向へ巻線されるよう設けられたことを要旨とする。従って、ノイズ低減フィルターのコイルの間で発生する相互干渉を相殺することにより、電磁気的干渉現象を最小化できる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施の形態による多連ノイズ低減フィルター20の概略図である。図1を参照すると、前記多連ノイズ低減フィルター20は、一個のチップ21内に2個のノイズ低減フィルター20a、20bを含み、前記ノイズ低減フィルター20a、20bは、それぞれ第1および第2接地部22、23と、前記第1接地部22とにその一端が連結されて入力端(図示せず)にその他端が連結された第1キャパシタンス部24aまたは24bと、前記第2接地部23にその一端が連結されて出力端(図示せず)にその他端が連結された第2キャパシタンス部25aまたは25bと、前記入力端にその一端が連結されて前記出力端にその他端が連結されたインダクタンス部とから成っている。特に、本発明においては、前記インダクタンス部はそれぞれ第1コイル27’aまたは27'bと第2コイル27"aまたは27"bから形成されており、前記第1コイル27'aまたは27'bと、前記第2コイル27"aまたは27"bの間には電磁気的な隔離手段として導体層(隔離層)29aまたは29bが形成されている。
【0015】
図1に示したように、各インダクタンス部は上下方向に連結された第1および第2コイル27'a、27’b及び27"a、27"bから形成される。前記第1コイル27'aは他のインダクタンス部の第1コイル27'bと同一な巻線方向で形成されているが、前記第2コイル27"aは他のインダクタンス部の第2コイル27"bの巻線方向と逆になるよう形成されている。従って、第2コイル27"a、27"bの間では、第1コイル27’a、27’bの間で誘導される相互インダクタンスと反対符号を有する相互インダクタンスが誘導される。こうした構造は、第1コイルの間と第2コイルの間で、互いに反対符号を有する相互インダクタンスを発生させるので、これを互いに相殺することができる。ここで、前記インダクタンス部は、第1および第2コイルが他のインダクタンス部の第1および第2コイルとほぼ同じ垂直高さ上に配置することが好ましい。さらに、前記第1および第2コイルは、互いに同一な電圧が印加される際に同じインダクタンス値(La)を示すよう具現することが好ましい。これは、前記第1コイルの間で誘導される相互インダクタンス(M)と第2コイルの間で誘導される相互インダクタンス(-M)とを完全に相殺させ、全体として電磁気的干渉を最小化すべく具現するためである。
【0016】
しかし、本発明の特徴は、前記インダクタンスを2個のコイルから形成しそれぞれのコイル方向を調整することによって、反対符号を有する相互インダクタンスの間の相殺作用から電磁気的干渉を現象させることにあるので、第1および第2コイルの位置が相互同一な水平上に配置されなくなれば、第1および第2コイルが同じインダクタンス値を示さずとも、電磁気的干渉を最小化するために第1および第2コイルのうち、いずれか一つのコイルの方向を異ならせることは、本発明の範囲に該当するものと言える。さらに、本実施の形態では、第1および第2接地部22、23を2個のノイズ低減フィルターの共通電極に構成したが、それぞれのノイズ低減フィルターの接地電極に分割して構成してもよい。
【0017】
さらに、本実施の形態では、第1コイルと第2コイルを電磁気的影響を遮断できる隔離手段である導体層を形成する。すなわち、前記導体層は、相互の第1および第2コイル間の影響によるインダクタンス値の変化を防止する役目を果たす。こうした導体層は、第1コイルと第2コイルとを連結しながら相互電磁気的な影響を遮断するための構造であり、第1および第2コイルの連結のための貫通孔を有する板状導体層を使用することが好ましい。前記導体層のような隔離手段は下記に詳しく説明することにする。
【0018】
図2(A)は、本発明の実施の形態による4個のノイズ低減フィルターを具備した多連ノイズ低減フィルターの概略的な回路図である。図2(A)では、各フィルターのインダクタンス部と該インダクタンス部に含まれた導体層の役目を説明するために、キャパシタンスと接地部を省略して図示した。
【0019】
図2(A)を参照すると、4個のノイズ低減フィルター20a、20b、20c、20dの各インダクタンスは、第1および第2コイル(インダクタンスLaで示す)に分離されて形成されている。本発明において採用されるインダクタンス部のように2個のコイルに分離してインダクタンス部を形成する場合には、2個のコイルによる総インダクタンス値を正確に調節し難いという問題がある。すなわち、第1コイルと第2コイルの各インダクタンス値をLaとすると、両コイルが同じ方向に形成された場合は全体のインダクタンス値は2Laより大きくなり、互いに巻線方向が異なる場合は全体のインダクタンス値が2Laより小さくなり、4個のノイズ低減フィルターのインダクタンス部において所望の同一値で総インダクタンス値を予め設定することが困難である。結局、各ノイズ低減フィルターの特性を正確に予測して設計することが困難であるという問題が生じる。
【0020】
従って、前記第1および第2コイルの間の相互コイルによる電磁気的な影響を防止するための導体層29を形成することにより、2個のコイルの相互作用による総インダクタンス値の変化を防止することができる。これにより、各インダクタンス部は同一なインダクタンス値に具現でき、それぞれのインダクタンス部を他の所望の値で採用する場合には、第1および第2コイルの各インダクタンス値を選択することで総インダクタンス値を容易に調節することができる。
【0021】
図2(B)および図2(C)は、各ノイズ低減フィルターの特性とを示したグラフである。図2(B)は図2(A)の第1および第3ノイズ低減フィルターの特性を示し、図2(C)は図2(A)の第2および第4ノイズ低減フィルターの特性を示す。第1および第3ノイズ低減フィルターは、各インダクタンス部の第2コイルが第1コイルと同じ巻線方向であり、第2および第4ノイズ低減フィルターは、各インダクタンス部の第2コイルが第1コイルと逆の巻線方向を有する。
【0022】
このような場合、通常、第1および第3ノイズ低減フィルターのインダクタンス部の総インダクタンス値は各コイルのインダクタンス値の合計より大きくなり、第2および第4ノイズ低減フィルターのインダクタンス部の総インダクタンス値は各コイルのインダクタンス値の合計より小さくなる。しかし、前記実施の形態では、第1および第2コイルの電磁気的な影響を遮断するための導体層を形成することによって、全てのインダクタンス部は2個のコイルのインダクタンス合計とほぼ同じ値を示す。従って、図2(B)および図2(C)のように、第2コイルの巻線方向が異なる場合にもほぼ同じローパス特性を示す。
【0023】
図3は、本発明の異なる実施の形態による4個のノイズ低減フィルター40a、40b、40c、40dを含む多連ノイズ低減フィルター40の概略図である。図3に示すように、接地電極42とキャパシタンス部44、45をチップ41の下端部分に集中させて具現することができ、前記接地電極42は4個のノイズ低減フィルター40a、40b、40c、40dに共有される共通電極として形成されてもよい。このように、前記接地電極42を、一つの電極を採用することにより、2個の接地電極を採用する図1の実施の形態よりも一つの接地電極が少なくて済む。従って、製造コストの節減はもちろん、工程を簡素化できるという利点がある。本実施の形態において、接地電極42とキャパシタンス部44、45をチップの上端部分に集中させる方法でも同じく適用可能である。
【0024】
図3に示すように、接地電極の上下面上にそれぞれキャパシタンス部が配置されたパイ型ノイズ低減フィルターから、第1キャパシタンス部と第2キャパシタンス部のうち、一つを略した形態に変形することもできる。このような構造では、同じ特性を具現するためにそれぞれのノイズ低減フィルターの入力端子または出力端子のうち、いずれかにのみキャパシタンス部を連結する構造を取ることが好ましい。
【0025】
すなわち、一つのキャパシタンス部を採用したノイズ低減フィルターを具現する場合には、各キャパシタンス部を接地電極の上部または下部のうち、いずれか一部分にのみ配置する際、各キャパシタンスと連結される入力端子または出力端子の配列を同一位置上に配列することができるので工程上好ましい。
【0026】
以上説明した本発明は、上述した実施の形態および添付した図面により限定されるものではなく、添付された請求の範囲により限定される。従って、請求の範囲に記載された本発明における技術的思想を外れない範囲内で多様な形態の置換、変形および変更が可能なことは、当技術分野において通常の知識を有する者には明らかである。
【0027】
【発明の効果】
上述したとおり、本発明による多連ノイズ低減フィルターは、ノイズ低減フィルターの各インダクタンス部を第1および第2コイルで形成し、前記コイルのうち、一部のコイルの巻線方向を逆に構成することから、相互インダクタンスによりノイズ低減フィルターのコイルの間で発生する相互干渉を相殺することができる。さらに、本発明は前記コイルの間に第1および第2コイル間の相互影響を遮断すべく導体層を形成することで、相互電磁気的干渉現象を最小化すると共に、正確なインダクタンス値を具現して所望のフィルター特性を設計できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における一実施の形態による2個のノイズ低減フィルターをした多連ノイズ低減フィルターの斜視図である。
【図2】 (A)は、本発明における一実施の形態による4個のノイズ低減フィルターの回路図であり、(B)および(C)は(A)の実施の形態に具現された各ノイズ低減フィルターの特性を示したグラフである。
【図3】本発明における他の実施の形態による4個のノイズ低減フィルターを具備した多連ノイズ低減フィルターの概略断面図である。
【図4】 (A)は、従来の多連ノイズ低減フィルターの概略断面図であり、(B)は、従来の多連ノイズ低減フィルターの電磁気的干渉特性を示したグラフである。
【符号の説明】
20 多連ノイズ低減フィルター
20a、20b ノイズ低減フィルター
22、23 第1および第2接地部
24a、24b 第1キャパシタンス部
25a、25b 第2キャパシタンス部
27'a、27'b 第1コイル部
27"a、27"b 第2コイル部
29a、29b 隔離層
Claims (2)
- 単一チップ内に配列された複数個のノイズ低減フィルターを具備した多連ノイズ低減フィルターにおいて、
前記複数個のノイズ低減フィルターの各フィルターは、
前記チップ内で略垂直方向に連結された第1コイルおよび第2コイルから成り、前記第1コイルと前記第2コイルのインダクタンス値は、ほぼ同じであるインダクタンス部と、
前記インダクタンス部の上部に配置される第1接地部と、前記インダクタンス部の下部に配置される第2接地部とから成り、複数個のノイズ低減フィルターが共有する単一層から成る共通電極である接地部と、
前記接地部の上面に配置された第1キャパシタンス部と、前記接地部の下面に配置された第2キャパシタンス部と前記接地部の上面または下面上に配置されたキャパシタンス部とを含み、
前記インダクタンス部の第2コイルは隣り合う他のインダクタンス部の第2コイルと逆方向へ巻線されるよう形成され、前記インダクタンス部の第1コイルは隣り合う他のインダクタンス部の第1コイルと同一な巻線方向で形成され、前記インダクタンス部は第1および第2コイルが隣り合う他のインダクタンス部の第1および第2コイルとほぼ同じ垂直高さ上に配置されることを特徴とする多連ノイズ低減フィルター。 - 前記第1および第2コイルの間に形成され、前記第1および第2コイルの連結のための貫通孔を有する導体層から成り前記第1および第2コイルの間の電磁気的影響を遮断するための隔離手段をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の多連ノイズ低減フィルター。
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