JP3777865B2 - 電子部品の供給装置および供給方法 - Google Patents
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【発明の属する技術分野】
本発明は、トレイに収納された電子部品を電子部品実装装置に供給する電子部品の供給装置および供給方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電子部品実装装置に電子部品を供給する方法の1つとして、トレイを用いる方法が知れらている。この方法では電子部品は平板状のトレイ内に格子状に配列された状態で格納され、これらのトレイは一般に寸法や形状が一定でないため、電子部品の供給装置ではトレイは所定形状のパレットに保持された状態で取り扱われる。そしてこれらのパレットは多段積みの状態で電子部品の供給装置の収納部に収納される。従来この収納作業は、作業者がトレイをパレットに装着した後に、予め準備された配膳データに基づいて各パレットをマガジンなどの収納部の所定位置に収納することにより行われていた。そしてこのパレットの収納に際しては、予め前述の配膳データを作成する必要があるとともに、各パレットのトレイサイズやトレイ内での電子部品の配列状態を電子部品実装装置に読み込ませるトレイデータのティーチング作業を必要としていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の方法では、正しいパレットが所定位置に正しく収納されいるか否かの確認は専ら作業者に委ねられていた。このため、人為的ミスによる異種部品の混入や配膳順序の誤りなどを完全に無くすことが出来ず、この結果異種部品が実装装置で検出されることによる実装装置の停止や、異種部品が検出されずにそのまま実装されてしまうことによる不良品の発生を招くこととなっていた。また、配膳データの作成や各パレット毎のティーチング作業には多大の手間と時間を要するため、これらの作業を簡略化して作業効率を向上させる方策が望まれていた。
【0004】
そこで本発明は、トレイの搭載ミスに起因する品質不良や実装装置の停止を防止することができる電子部品の供給装置および供給方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の電子部品の供給装置は、電子部品を格納したトレイを保持した保持部材を収納部の内部に多段に設けられた収納棚に収納しておき、前記保持部材を順次取り出すことによりトレイ内の電子部品を電子部品実装装置に供給する電子部品の供給装置であって、前記保持部材に設けられ当該保持部材に保持されるトレイに収納される電子部品についてのデータを記憶するデータ記憶媒体と、前記収納部に収納された保持部材のデータ記憶媒体に相対してこのデータ記憶媒体から前記データを読み取るデータ読み取り手段と、前記収納棚に収納された前記保持部材を引き出す引き出しテーブル及びこの引き出しテーブルを昇降させる昇降テーブルから成る引き出し部とを備え、且つ前記引き出し部に前記データ読み取り手段を設けた。
【0006】
請求項2記載の電子部品の供給装置は、請求項1記載の電子部品の供給装置であって、前記電子部品についてのデータに、当該トレイ内での電子部品の配列状態および位置を表わす配列データを含む。
【0007】
請求項3記載の電子部品の供給装置は、電子部品を格納したトレイを保持した保持部材を収納部の内部に多段に設けられた収納棚に収納しておき、前記保持部材を順次取り出すことによりトレイ内の電子部品を電子部品実装装置に供給する電子部品の供給装置であって、前記保持部材に設けられた識別マークと、前記収納部に収納された保持部材の識別マークを識別する識別手段と、この識別手段の識別結果を前記トレイ内の電子部品についてのデータと対応させる対応手段と、前記収納棚に収納された前記保持部材を引き出す引き出しテーブル及びこの引き出しテーブルを昇降させる昇降テーブルから成る引き出し部とを備え、且つ前記引き出し部に前記識別手段を設けた。
【0008】
請求項4記載の電子部品の供給装置は、請求項2記載の電子部品の供給装置であって、前記対応手段は前記識別結果を前記電子部品についてのデータと関連付けて記憶する記憶手段であり、この記憶手段は当該トレイ内での電子部品の配列状態および位置を表わす配列データを記憶する。
【0010】
請求項5記載の電子部品の供給方法は、電子部品を格納したトレイを保持した保持部材
を収納部の内部に多段に設けられた収納棚に収納しておき、前記保持部材を引き出しテーブル及びこの引き出しテーブルを昇降させる昇降テーブルから成る引き出し部により順次取り出すことによりトレイ内の電子部品を電子部品実装装置に供給する電子部品の供給方法であって、前記保持部材に設けられたデータ記憶部に当該保持部材に保持されるトレイに収納された電子部品についてのデータを予め記憶させておき、電子部品の供給に際して前記収納部に収納された保持部材のデータ記憶媒体に相対してこのデータ記憶媒体から前記引き出し部に設けられたデータ読み取り手段によって前記電子部品についてのデータを読み取るようにした。
【0011】
請求項6記載の電子部品の供給方法は、請求項5記載の電子部品の供給方法であって、前記電子部品についてのデータに、当該トレイ内での電子部品の配列状態および位置を表わす配列データを含むようにした。
【0012】
請求項7記載の電子部品の供給方法は、電子部品を格納したトレイを保持した保持部材を収納部の内部に多段に設けられた収納棚に収納しておき、前記保持部材を引き出しテーブル及びこの引き出しテーブルを昇降させる昇降テーブルから成る引き出し部により順次取り出すことによりトレイ内の電子部品を電子部品実装装置に供給する電子部品の供給方法であって、前記収納部に収納された保持部材に予め設けられた識別マークを前記引き出し部に設けられた識別手段によって識別し、この識別結果を対応手段によって前記トレイ内の電子部品についてのデータと対応させるようにした。
【0013】
請求項8記載の電子部品の供給方法は、請求項7記載の電子部品の実装方法であって、前記対応手段は、前記識別結果を前記電子部品のデータと関連付けて記憶する記憶手段であり、この記憶手段は当該トレイ内での電子部品の配列状態および位置を表わす配列データを記憶する。
【0015】
請求項1および5記載の発明によれば、トレイを保持する保持部材に設けられたデータ記憶媒体に当該トレイに収納された電子部品についてのデータを記憶させておき、電子部品の供給に際してこのデータを読み取ることにより、トレイの収納ミスに起因する不具合を防止することができ、また請求項2および6記載の発明によれば、トレイを保持する保持部材に設けられた識別マークを電子部品の供給に際して読み取り、この識別結果を予め記憶された電子部品についてのデータと対応させることにより、同様の効果を得ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1のトレイフィーダの側断面図、図2は同トレイデータ作成装置の斜視図、図3は同トレイの斜視図、図4は同トレイフィーダおよびトレイデータ作成装置の制御系のブロック図である。
【0017】
まず図1を参照してトレイフィーダについて説明する。図1において、トレイフィーダ1はフレーム2上にマガジン3および引き出し部4を配設して構成されている。マガジン3は箱状の容器であり、内部には多段の収納棚3aが設けられている。収納棚3aには、電子部品を格納したトレイ5を保持する保持部材であるパレット6が収納される。
【0018】
引き出し部4は昇降テーブル7を備えており、昇降テーブル7には引き出しテーブル8が装着されている。引き出しテーブル8はマガジン3の収納棚3a上に収納されたパレット6を引き出しテーブル8上に引き出す引き出し機構9を備えている。引き出しテーブル8はマガジン3の高さ範囲内で昇降テーブル7によって昇降し、マガジン3の任意の収納棚3aからパレット6を引き出すことができる。そして図1に示す上昇位置においてパレット6に保持されたトレイ5内の電子部品は、電子部品実装装置の移載ヘッド10によってピックアップされ、実装対象のワークに実装される。
【0019】
引き出しテーブル8には、パレット6に設けられたデータ記憶媒体であるメモリタグ11からデータを読み取るデータ読み取り手段としてのタグリーダ12が装着されている。昇降テーブル7を駆動してタグリーダ12を任意の収納棚3a上のパレット6のメモリタグ11に相対させることにより、タグリーダ12はメモリタグ11から当該パレット6に保持されたトレイ5のトレイデータを読み取る。
【0020】
次に図2を参照して、トレイデータ作成装置について説明する。ここでトレイデータについて説明する。トレイデータとは、トレイフィーダ1のマガジン3に収納されるパレット6に保持されるトレイ5についてのデータである。すなわち、トレイデータには、トレイ5の形状やサイズ、当該トレイ5に格納されている電子部品の種類についてのデータ、およびトレイ5内での電子部品の位置や配列状態などの配列データが含まれる。これらのトレイデータは、電子部品実装装置の移載ヘッドにピックアップ動作を行わせるために必要とされるデータである。
【0021】
図2において、ベース部材20上にはパレット6を位置決めする位置決め部材21が設けられており、パレット6を位置決め部材21で挟み込むことにより、パレット6は所定位置に保持される。したがって、パレット6に保持されたトレイ5も同時に位置決めされる。パレット6の側方には、トレイ5の種類や寸法、およびトレイ5内に収納されている電子部品13の種類や配列状態などのデータを示すバーコードラベル22が置かれている。このバーコードラベル22は、パレット6に装着するためにトレイ5を新たに開梱する際に当該トレイ5に対応するラベルを剥ぎ取ったものである。
【0022】
このバーコードラベル22のデータは、トレイデータ作成装置に備えられたバーコードリーダー23によって読み取られる。読み取られたデータはパソコン24に入力され、所定のデータ編集を行った後に、タグライタ25によってパレット6に設けられたデータ記憶媒体としてのメモリタグ11に書き込まれる。
【0023】
パレット6の側方には、座標読み取り部26が配設されている。座標読み取り部26はトレイ5内の電子部品13の配列状態を示す配列データを数値座標データとして検出するためのものであり、X方向、Y方向に2つのリニアスケール27,28を備えており、リニアスケース27にはレーザポインタ29が装着されている。
【0024】
図3に示すように、トレイ5内には電子部品13が配列ピッチPx,Pyで格子状に配列されている。レーザポインタ29をトレイ5の対角部に位置する2つの電子部品13a,13b上に移動させて、電子部品13a,13bの中心位置をポイントすることにより、格子状配列の対角位置の座標値を読み取る。この座標値と、トレイ5内の電子部品の配列数量のデータから、トレイ5内の各電子部品13の位置を示す数値座標データを求めることができ、座標読み取り部26は、電子部品13の位置を検出する位置検出手段となっている。
【0025】
したがって、前述のバーコードラベル22のデータと、座標読み取り部26によって読み取られた電子部品の配列データから、移載ヘッド10の動作に必要なトレイデータを求めることができる。座標読み取り部26のデータはパソコン24に読み込まれ、前述のトレイデータとして編集される。そしてこのトレイデータはタグライタ25によってパレット6に設けられたメモリタグ11に書き込まれる。
【0026】
次に図4を参照してトレイフィーダおよびトレイフィーダ作成装置の制御系の構成について説明する。トレイデータ作成装置のCPU30、記憶部32、通信部33は、パソコン24が備えている機能である。入力部31は、バーコードリーダ23および座標読み取り部26であり、入力されたデータは記憶部32に記憶されCPU30によってトレイデータに編集される。すなわち、パソコン24のCPUは、データ編集手段となっている。そして各パレット6毎に編集されたトレイデータは、書き込み部であるタグライタ25によってパレット6に設けられたメモリタグ11に書き込まれる。
【0027】
トレイフィーダはCPU34を備えており、記憶部36に記憶されたプログラムに従って以下の各部の動作制御を行う。入力部35はキーボードやバーコードリーダであり、パレット6に関するデータをバーコードラベルにより、またキーボードからの直接入力により取り込む。タグリーダ12は読み出し部であり、パレット6のメモリタグ11に書き込まれたトレイデータを読み出す。記憶部36は読み込まれたトレイデータや、パレットに関するデータを記憶する。駆動部37は、昇降テーブル7や引き出し機構9を駆動する。なおCPU34や入力部35、記憶部36はトレイフィーダに個別に設けず、トレイフィーダが連結される電子部品実装装置に設けてもよい。
【0028】
次に、トレイデータの作成方法について説明する。電子部品実装動作の開始に先立って、トレイフィーダ1の各マガジン3内に収納されるパレット6には、電子部品を格納したトレイ5を装着して保持させる作業が行われる。作業者は、新しいトレイ5を開梱する際に、当該トレイに関するデータを記録したバーコードラベル22をトレイデータ作成装置上の所定位置に貼付するとともに、トレイ5をパレット6に装着してベース部材20上に位置決めする。
【0029】
次いで、座標読み取り部26により、トレイ5内の電子部品13の配列状態を示す座標データを前述のように対角位置の2つの電子部品13a,13bをポイントして読み取る。そして、バーコードリーダ23によってバーコードラベル22のデータを読み取る。これにより、トレイ5内の電子部品についてのデータやトレイ5内での配列データがトレイデータとして編集され、パレット6のメモリタグ11にこのトレイデータが書き込まれる。
【0030】
この後、パレット6はマガジン3内に収納されるが、このとき作業者はパレット6を収納する順序や位置の確認を行う必要なく、マガジン3の任意の収納棚3aにパレット6を収納することができる。すべてのパレット6をマガジン3に収納したならば、各パレット6のトレイデータを電子部品実装装置に読み込ませる操作を行う。すなわち、引き出しテーブル8を昇降させて各パレット6のメモリタグ11からタグリーダ12によって順次トレイデータを読み込み、電子部品実装装置の記憶手段に記憶させる。これにより、マガジン3内での電子部品の位置を示す配膳データおよび各トレイ5内での電子部品の配列データを読み込む。そして電子部品の供給に際しては、移載ヘッド10によるピックアップ動作はこれらのデータに基づいて行われる。
【0031】
このように、上記構成のトレイデータ作成装置を用いることにより、従来は別途必要であったトレイデータの作成をトレイのパレットへの装着作業時に同時に行うことができるとともに、パレット6自体がトレイデータを備えているのでデータの取り違えなど人為的なミスによる異種部品の混入などの不具合を防止することができる。なお本実施の形態1では、座標読み取り部26を設けて、トレイ内での電子部品の配列データを含めたトレイデータを作成する例を示しているが、バーコードラベル22に含まれるデータのみをメモリタグ11に転記するようにしてもよい。
【0032】
(実施の形態2)
図5は本発明の実施の形態2のトレイデータ作成装置の斜視図である。図5において、パレット40にはバーコードラベルの貼付部40aが設けられており、貼付部40aにはパレット40を個別に特定する識別マークであるバーコードラベル41が貼付されている。本実施の形態2におけるトレイデータ作成作業時には、以下の操作を行う。まずトレイ5を装着したパレット40を位置決めした後には、実施の形態1と同様に座標読み取り部26による電子部品13の座標値の読み取りを行う。
【0033】
この後、作業者はバーコードリーダ23によりバーコードラベル22を読み取るとともに、パレット40のバーコードラベル41をバーコードリーダ23により読み取ってパレット40を識別する。これにより、バーコードラベル22内のトレイ5およびトレイ5内に格納された電子部品についてのデータと、当該トレイを保持するパレット40が関連付けられる。これらの関連付けられたデータは、図4に示すトレイデータ作成装置の通信部33からトレイフィーダの通信部38へ転送され、記憶部36に記憶される。このトレイデータ作成終了後、各パレット6はマガジン3に収納される。このとき、作業者がパレット6を任意の収納棚3aに収納できることについては、実施の形態1と同様である。
【0034】
そしてすべてのパレット40をマガジン3内に収納したならば、パレット40を識別し、トレイデータを電子部品実装装置に読み込ませる操作を行う。すなわち、引き出しテーブル8を昇降させて、引き出しテーブル8に設けられたバーコードリーダ12’(本実施の形態2では、実施の形態1のタグリーダ12に替えて、バーコードリーダ12’を設けている。ここでは、バーコードリーダ12’は、識別マークを識別する識別手段となっている。)によってパレット40のバーコードラベル41を読み取って各パレット40を順次識別し、識別結果を電子部品実装装置の記憶手段に記憶させる。
【0035】
そして電子部品実装動作時には、パレット40の識別結果と記憶部36に記憶された対応データ、すなわち、パレット40とこの各パレット40に保持されたトレイ5内に格納された電子部品についてのデータを関連つけるデータに基づいて、移載ヘッド10にピックアップ動作を行わせる。したがって、記憶部36は、パレット40の識別結果を電子部品についてのデータと関連付けて記憶する記憶手段であり、また言い換えればパレット40の識別結果をトレイ5内の電子部品についてのデータと対応させる対応手段である。
【0036】
このように、パレット40の識別結果を、予め入力されたトレイ5とパレット40の対応関係を示すデータと対比することにより、マガジン3内での電子部品の位置を示す配膳データおよび各トレイ5内での電子部品の配列データが電子部品実装装置に読み込まれたこととなり、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。またCPU34や入力部35、記憶部36を各トレイフィーダに個別に設けず、電子部品実装装置に設けてもよい点についても実施の形態1と同様である。
【0037】
【発明の効果】
本発明によれば、トレイを保持する保持部材に設けられたデータ記憶媒体に当該トレイに格納された電子部品についてのデータを記憶させておき、電子部品の供給に際してこのデータを読み出すようにしたので、トレイの格納ミスに起因する不具合を防止することができ、また、トレイを保持する保持部材に設けられた識別マークを電子部品の供給に際して読み取り、この識別結果を予め記憶された電子部品についてのデータと対応させることによっても同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のトレイフィーダの側断面図
【図2】本発明の実施の形態1のトレイデータ作成装置の斜視図
【図3】本発明の実施の形態1のトレイの斜視図
【図4】本発明の実施の形態1のトレイフィーダおよびトレイデータ作成装置の制御系のブロック図
【図5】本発明の実施の形態2のトレイデータ作成装置の斜視図
【符号の説明】
1 トレイフィーダ
3 マガジン
5 トレイ
6,40 パレット
10 移載ヘッド
11 メモリタグ
12 タグリーダ
12’ バーコードリーダ
13,13a,13b 電子部品
22 バーコードラベル
24 パソコン
25 タグライタ
26 座標読み取り部
30 CPU
36 記憶部
Claims (8)
- 電子部品を格納したトレイを保持した保持部材を収納部の内部に多段に設けられた収納棚に収納しておき、前記保持部材を順次取り出すことによりトレイ内の電子部品を電子部品実装装置に供給する電子部品の供給装置であって、前記保持部材に設けられ当該保持部材に保持されるトレイに収納される電子部品についてのデータを記憶するデータ記憶媒体と、前記収納部に収納された保持部材のデータ記憶媒体に相対してこのデータ記憶媒体から前記データを読み取るデータ読み取り手段と、前記収納棚に収納された前記保持部材を引き出す引き出しテーブル及びこの引き出しテーブルを昇降させる昇降テーブルから成る引き出し部とを備え、且つ前記引き出し部に前記データ読み取り手段を設けたことを特徴とする電子部品の供給装置。
- 前記電子部品についてのデータに、当該トレイ内での電子部品の配列状態および位置を表わす配列データを含むことを特徴とする請求項1記載の電子部品の供給装置。
- 電子部品を格納したトレイを保持した保持部材を収納部の内部に多段に設けられた収納棚に収納しておき、前記保持部材を順次取り出すことによりトレイ内の電子部品を電子部品実装装置に供給する電子部品の供給装置であって、前記保持部材に設けられた識別マークと、前記収納部に収納された保持部材の識別マークを識別する識別手段と、この識別手段の識別結果を前記トレイ内の電子部品についてのデータと対応させる対応手段と、前記収納棚に収納された前記保持部材を引き出す引き出しテーブル及びこの引き出しテーブルを昇降させる昇降テーブルから成る引き出し部とを備え、且つ前記引き出し部に前記識別手段を設けたことを特徴とする電子部品の供給装置。
- 前記対応手段は前記識別結果を前記電子部品についてのデータと関連付けて記憶する記憶手段であり、この記憶手段は当該トレイ内での電子部品の配列状態および位置を表わす配列データを記憶することを特徴とする請求項3記載の電子部品の供給装置。
- 電子部品を格納したトレイを保持した保持部材を収納部の内部に多段に設けられた収納棚に収納しておき、前記保持部材を引き出しテーブル及びこの引き出しテーブルを昇降させる昇降テーブルから成る引き出し部により順次取り出すことによりトレイ内の電子部品を電子部品実装装置に供給する電子部品の供給方法であって、前記保持部材に設けられたデータ記憶部に当該保持部材に保持されるトレイに収納された電子部品についてのデータを予め記憶させておき、電子部品の供給に際して前記収納部に収納された保持部材のデータ記憶媒体に相対してこのデータ記憶媒体から前記引き出し部に設けられたデータ読み取り手段によって前記電子部品についてのデータを読み取ることを特徴とする電子部品の供給方法。
- 前記電子部品についてのデータに、当該トレイ内での電子部品の配列状態および位置を表わす配列データを含むことを特徴とする請求項5記載の電子部品の供給方法。
- 電子部品を格納したトレイを保持した保持部材を収納部の内部に多段に設けられた収納棚に収納しておき、前記保持部材を引き出しテーブル及びこの引き出しテーブルを昇降させる昇降テーブルから成る引き出し部により順次取り出すことによりトレイ内の電子部品を電子部品実装装置に供給する電子部品の供給方法であって、前記収納部に収納された保持部材に予め設けられた識別マークを前記引き出し部に設けられた識別手段によって識別し、この識別結果を対応手段によって前記トレイ内の電子部品についてのデータと対応させることを特徴とする電子部品の供給方法。
- 前記対応手段は、前記識別結果を前記電子部品のデータと関連付けて記憶する記憶手段であり、この記憶手段は当該トレイ内での電子部品の配列状態および位置を表わす配列データを記憶することを特徴とする請求項7記載の電子部品の供給方法。
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