JPH066075A - 電子部品実装機 - Google Patents

電子部品実装機

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JPH066075A
JPH066075A JP16146592A JP16146592A JPH066075A JP H066075 A JPH066075 A JP H066075A JP 16146592 A JP16146592 A JP 16146592A JP 16146592 A JP16146592 A JP 16146592A JP H066075 A JPH066075 A JP H066075A
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JP
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data
model
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mounting
electronic component
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JP16146592A
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Satoru Hasegawa
哲 長谷川
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Taiyo Yuden Co Ltd
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
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    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)
  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 生産機種に対応した機種別対応部の誤装着を
防止した電子部品実装機を提供すること。 【構成】 生産機種に対応して交換が必要な供給ホッパ
3、ディストリビュータ10、テンプレート11並びに
装着ヘッド12に、それぞれの型番等を表すバーコード
ラベル3eを取付け、これらのバーコードをバーコード
リーダ6で読み取り、読み取ったバーコードが表す型番
等が予めメモリに記憶されている配列表データに一致し
ていないときは、これをCRT4に表示すると共に、装
置を駆動不可能とする。 【効果】 生産機種に対応して交換が必要な部分の誤装
着を防止することができると共に、装置の誤動作を未然
に防ぐことができ、不良品の生産を防止することができ

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子部品を回路基板上
に自動的に配置する電子部品実装機の改良に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、電子部品を回路基板へ自動的に実
装する電子部品実装機が知られている。この電子部品実
装機は、電子部品実装機本体(以下、本体と称する)
と、この本体の上部に設けられた供給ホッパ装着部に装
着された複数の供給ホッパから構成されている。
【0003】本体には、装置の駆動開始、駆動停止の指
示入力及び後述するテンプレート等の位置ズレ修正指示
等を入力するためのキーボード、データを格納するメモ
リ、及びキーボード、メモリ等に接続され、装置の駆動
を制御するCPUからなる主制御部、ディストリビュー
タ、テンプレート、及び装着ヘッドを備えている。
【0004】複数の供給ホッパのそれぞれには、生産機
種に対応した電子部品が収納され、供給ホッパに納めら
れている電子部品は供給ホッパから搬出され、供給チュ
ーブを通して電子部品実装機本体に搬送されるように構
成されている。
【0005】また、供給チューブを介して供給ホッパか
ら搬送された電子部品は、ディストリビュータによって
テンプレート上の所定位置に分配され、テンプレートで
位置決めされる。その後、テンプレート上の電子部品
は、吸引型の装着ヘッドによって回路基板上に移送さ
れ、回路基板に実装される。
【0006】一方、生産機種が変わったときには、生産
機種に対応した配列表のリストに基づいて、作業者によ
って生産機種に対応して各供給ホッパ、ディストリビュ
ータ、テンプレート、装着ヘッド及び回路基板が交換さ
れる。
【0007】前記配列表には、例えば生産機種に対応し
て各供給ホッパ内に収納される電子部品の型番及びタイ
プ、回路基板上における電子部品の実装位置、電子部品
を搬出する供給ホッパの搭載位置、供給ホッパから搬出
すべき電子部品の個数、及びディストリビュータ、テン
プレート、装着ヘッドの型番等が記載されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、生産機
種が変わった際に、各供給ホッパ、ディストリビュー
タ、テンプレート及び回路基板を交換するのは作業員で
あり、これらの何れかを間違って交換するということが
往々にしてあった。また、これらを誤って交換した場合
においても、通常と変わらずに装置が動作することもあ
り、この場合には生産されたものが全て不良品になり無
駄になると共に、ディストリビュータ、テンプレート、
装着ヘッドを破壊してしまうこともあった。
【0009】本発明の目的は上記の問題点に鑑み、生産
機種に対応した機種別対応部の誤装着を防止した電子部
品実装機を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために請求項1では、生産機種に対応して装置本
体に装着される着脱自在な機種別対応部を備え、電子部
品を回路基板上の所定位置に実装する電子部品実装機に
おいて、前記生産機種に対応した前記機種別対応部の型
番等の識別データを記憶する記憶手段と、前記機種別対
応部の所定位置に取り付けられた前記識別データを表す
識別コードと、前記識別コードを読み取る識別コード読
み取り手段と、該識別コード読み取り手段によって読み
取られた前記機種別対応部の識別データと前記記憶手段
に記憶されている識別データとを比較する比較手段と、
該比較手段の比較結果に基づいて、異常を報知する異常
報知手段とを設けた電子部品実装機を提案する。
【0011】また、請求項2では、請求項1記載の電子
部品実装機において、前記識別コードとしてバーコード
を用いた電子部品実装機を提案する。
【0012】さらに、請求項3では、請求項1又は2記
載の電子部品実装機において、前記比較手段による比較
結果に基づいて、装置本体を駆動可能状態とする駆動制
御手段を設けた電子部品実装機を提案する。
【0013】
【作用】本発明の請求項1によれば、記憶手段によって
生産機種に対応した機種別対応部の識別データが記憶さ
れ、前記機種別対応部の所定位置には前記識別データを
表す識別コードが取り付けられる。また、識別コード読
み取り手段によって前記機種別対応部に取り付けられた
識別コードの識別データが読み取られ、該読み取られた
前記機種別対応部の識別データと前記記憶手段に記憶さ
れている識別データとが比較手段によって比較される。
さらに、該比較手段の比較結果に基づいて、前記機種別
対応部の識別データと前記記憶手段に記憶されている識
別データとが一致しないときに、異常報知手段により異
常が報知される。
【0014】また、請求項2によれば、前記識別コード
としてバーコードが用いられる。
【0015】さらに、請求項3によれば、前記比較手段
による比較結果に基づいて、駆動制御手段により、前記
機種別対応部の識別データと前記記憶手段に記憶されて
いる識別データとが一致したときに、装置本体が駆動可
能状態とされる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は一実施例の部品実装機の外観斜視図であ
り、同図において1は実装機本体、2は実装機本体1の
上面後部に立設されたホッパ装着台、3はホッパ装着台
2の装着穴2aに左右一列に並べて装着された複数の供
給ホッパ、4と5は実装機本体1の上面前部に配置され
たCRTとキ−ボ−ド、6はバ−コ−ドリ−ダ、7は実
装機本体1内に設けられた基板搬送路である。
【0017】上記供給ホッパ3は図2に示すように、角
筒状に形成された透明樹脂製の収容部3aと、収容部3
aの上端開口を開閉する蓋3bと、収容部3aの下端開
口に連設された金属製の装着部3cとからなり、ホッパ
装着台2に対して着脱自在に構成されている。また、装
着部3c内には部品切出し機構(図示省略)が内蔵され
ており、スライダ3dの往復動作によって収容部3a内
の電子部品Pを1個づつ装着部3cの底面から供給する
ことができる。
【0018】ここで、部品実装機の内部機構及び実装動
作を図3を参照して説明する。同図において3は上記供
給ホッパ、8は供給ホッパ3から取付け台9に至る供給
チュ−ブ、10は複数の分配チュ−ブ10aを備え取付
け台9に取付けられたディストリビュ−タ、11はディ
ストリビュ−タ10の下方位置で前後動する案内ケ−ス
11a付きのテンプレ−ト、12はディストリビュ−タ
10の前方位置で上下動する装着ヘッド、13は装着ヘ
ッド12の下方位置で一定方向に移動する基板搬送テ−
ブル、14は基板搬送テ−ブル13上に載置された回路
基板である。
【0019】複数の供給ホッパ3から供給チュ−ブ8に
送り込まれた電子部品Pは、ディストリビュ−タ10の
分配チュ−ブ10aに流れ込んで適当な位置に分配さ
れ、該ディストリビュ−タ10の下方に位置するテンプ
レ−ト11の案内ケ−ス11a内に落下供給される。
【0020】テンプレ−ト11は部品供給を受けた後に
前方に移動し、上方から降下する装着ヘッド12によっ
て案内ケ−ス11a内の電子部品Pが吸着される。部品
吸着後はテンプレ−ト11が後方に移動し、基板搬送テ
−ブル13上の回路基板14に装着ヘッド12から部品
が搭載される。部品搭載後の回路基板14は図1に示し
た基板搬送路7から他の装置及び工程ラインに搬出され
る。
【0021】また、前述した各供給ホッパ3には収容さ
れている電子部品Pの型番等を表すバーコードラベル3
eが取り付けられている。さらに、生産機種毎にその構
成が異なるり、実装機本体1に対して着脱自在に構成さ
れているディストリビュータ10、テンプレート11、
及び装着ヘッド12には、それぞれの型番等を表すバー
コードラベル10b,11b,12aが取り付けられ、
回路基板14には、生産機種を表すバーコードラベル1
4aが取り付けられている。
【0022】図4は一実施例における電気系回路のブロ
ックである。図において、21は主制御部で、周知のC
PUによって構成され、予めメモリ22内のROMに記
憶されたプログラムに基づいて各部の駆動制御を行う。
メモリ22は、アドレスバス及びデータバス等からなる
バスBSによって主制御部21に接続されたROM及び
バッテリーによってバックアップされたRAM等から構
成されている。
【0023】23はスライダ駆動部で、主制御部21か
らの制御信号に基づいて、前述した各供給ホッパ3のス
ライダ3dを駆動する。24はテンプレート移動部で、
主制御部21からの制御信号に基づいて、前述したテン
プレート11をディストリビュータ10の下部と回路基
板14の上部との間で移動する。25は装着ヘッド駆動
部で、主制御部21からの制御信号に基づいて、テンプ
レート11上の電子部品を吸着して回路基板14上に搭
載する。26は搬送部で、主制御部21からの制御信号
に基づいて、基板搬送テーブル13を移動する。27は
周知のフロッピーディスクインタフェース部で、バスB
Sを介して主制御部21に接続されている。
【0024】また、主制御部21は、バスBSを介して
キーボード5及びバーコードリーダ6に接続され、キー
ボード5からのキー入力及びバーコードリーダ6によっ
て読み取られたバーコードをデータとして受け取ること
ができるようになっている。さらに、主制御部21はC
RT4に接続され、CRT4の画面に文字等を表示する
ことができるようになっている。
【0025】前述の構成より成る部品実装機を使用する
際には、生産が予定されている生産機種のそれぞれの配
列表データを予めメモリ22に格納しておく。配列表デ
ータをメモリ22に格納する場合、キーボード5からの
キー入力により行うことができるが、予め各生産機種の
配列表データを磁気フロッピーディスクに所定のフォー
マットで格納しておくことにより、フロッピーディスク
インタフェース部27を介して配列表データの入力を簡
単に行うことができるようになっている。
【0026】前述した配列表データには、部品供給に使
用する供給ホッパ3の装着位置に対応して各供給ホッパ
3に収容されるべき電子部品の型番及びタイプ、各供給
ホッパ3からの電子部品の切出し個数、回路基板14上
における電子部品の実装位置、並びに使用するディスト
リビュータ10、テンプレート11、及び装着ヘッド1
2の型番等が収録されている。
【0027】実装機本体1を駆動する際には、配列表デ
ータが入力されている状態において、生産機種に対応し
た電子部品が収容されている供給ホッパ3、ディストリ
ビュータ10、テンプレート11、装着ヘッド12及び
回路基板14を用意する。この後、CRT4の表示に従
ってキーボード入力或いは回路基板14のバーコードを
読み取らせて生産機種を設定する。これにより、主制御
部21によって生産機種に対応した配列表データが選択
され、この選択された配列表データに基づいて実装機本
体が駆動制御される。さらに、CRT4の表示に従って
供給ホッパ3、ディストリビュータ10、テンプレート
11、及び装着ヘッド12のバーコードを読み取らせな
がら、これらを対応する位置に装着する。この際、読み
取らせたバーコードのデータが前記選択された配列表デ
ータの内容と異なるときは、これを知らせるメッセージ
がCRTに表示され、再入力を促すと共に、実装機本体
1の駆動が不可能とされる。供給ホッパ3、ディストリ
ビュータ10、テンプレート11、装着ヘッド12の全
てが間違いなく装着されたときに、実装機本体1の駆動
が可能とされる。
【0028】次に、前述した生産機種設定時における主
制御部21の処理を図5乃至図7に示す処理フローチャ
ートに基づいて詳細に説明する。主制御部21は、CR
T4に「生産機種の入力方法を指定して下さい。1:キ
ーボード入力、2:バーコード入力」の文字を表示し
て、生産機種の入力方法の指定を作業者に促す(S
1)。このとき、作業者はキーボード5上の「1」又は
「2」のキーを押して、入力方法を回答する。次いで、
主制御部21は、キーボード5の入力キーを検出し(S
2)、入力キーが「1」であるか否かを判定する(S
3)。この判定の結果、入力キーが「1」のときはキー
入力による生産機種を獲得する(S4)。また、キー入
力が「2」のときは、主制御部21はCRT4に「回路
基板のバーコードを読み取って下さい。」の文字を表示
してバーコードの読み取りを指示した後(S5)、バー
コードの読み取りが正常に行われたか否かを判定する
(S6)。この判定の結果、バーコードの読み取りが正
常に行われなかったときは、CRT4に「正常に読み取
れませんでした。再度読み取りを行って下さい。」の文
字を表示して再読み取りを指示する(S7)。
【0029】前記S6の判定の結果、バーコードの読み
取りが正常に行われたときは、主制御部21は、入力さ
れた生産機種に対応する配列表データがメモリ22に記
憶されているか否かを判定し(S8)、該当する配列表
データが記憶されていないときは、CRT4に「配列表
データが入力されていません。」の文字を表示して(S
9)、生産機種の設定処理を終了する。
【0030】また、前記S8の判定の結果、該当する配
列表データがメモリ22に記憶されているときは、該当
する配列表データを選択した後(S10)、CRT4に
「ディストリビュータのバーコードを読み取って下さ
い。」の文字を表示する(S11)。次いで、主制御部
21は、バーコードの読み取りが正常に行われたか否か
を判定する(S12)。この判定の結果、バーコードの
読み取りが正常に行われなかったときは、CRT4に
「正常に読み取れませんでした。再度読み取りを行って
下さい。」の文字を表示して再読み取りを指示する(S
13)。
【0031】前記S12の判定の結果、バーコードの読
み取りが正常に行われたときは、主制御部21は、入力
されたバーコードが表すディストリビュータの型番が先
に選択した配列表データのものと一致するか否かを判定
し(S14)、一致しないときはCRT4に「ディスト
リビュータの型番が間違っています。」の文字を表示し
て異常を報知し(S15)、前記S11の処理に移行す
る。
【0032】また、前記S14の判定の結果、入力され
たバーコードが表すディストリビュータの型番が先に選
択した配列表データのものと一致するときは、主制御部
21は、CRT4に「テンプレートのバーコードを読み
取って下さい。」の文字を表示する(S16)。次い
で、主制御部21は、バーコードの読み取りが正常に行
われたか否かを判定する(S17)。この判定の結果、
バーコードの読み取りが正常に行われなかったときは、
CRT4に「正常に読み取れませんでした。再度読み取
りを行って下さい。」の文字を表示して再読み取りを指
示する(S18)。
【0033】前記S17の判定の結果、バーコードの読
み取りが正常に行われたときは、主制御部21は、入力
されたバーコードが表すテンプレートの型番が先に選択
した配列表データのものと一致するか否かを判定し(S
19)、一致しないときはCRT4に「テンプレートの
型番が間違っています。」の文字を表示して異常を報知
し(S20)、前記S16の処理に移行する。
【0034】前記S19の判定の結果、入力されたバー
コードが表すテンプレートの型番が先に選択した配列表
データのものと一致するときは、主制御部21は、CR
T4に「装着ヘッドのバーコードを読み取って下さ
い。」の文字を表示する(S21)。次いで、主制御部
21は、バーコードの読み取りが正常に行われたか否か
を判定する(S22)。この判定の結果、バーコードの
読み取りが正常に行われなかったときは、CRT4に
「正常に読み取れませんでした。再度読み取りを行って
下さい。」の文字を表示して再読み取りを指示する(S
23)。
【0035】前記S22の判定の結果、バーコードの読
み取りが正常に行われたときは、主制御部21は、入力
されたバーコードが表す装着ヘッドの型番が先に選択し
た配列表データのものと一致するか否かを判定し(S2
4)、一致しないときはCRT4に「装着ヘッドの型番
が間違っています。」の文字を表示して異常を報知し
(S25)、前記S21の処理に移行する。
【0036】また、前記S24の判定の結果、入力され
たバーコードが表す装着ヘッドの型番が先に選択した配
列表データのものと一致するときは、主制御部21は、
CRT4に「第n番の供給ホッパのバーコードを読み取
って下さい。」の文字を表示する(S26)。ここで、
第n番は供給ホッパ3の装着位置を示す。
【0037】次いで、主制御部21は、バーコードの読
み取りが正常に行われたか否かを判定する(S27)。
この判定の結果、バーコードの読み取りが正常に行われ
なかったときは、CRT4に「正常に読み取れませんで
した。再度読み取りを行って下さい。」の文字を表示し
て再読み取りを指示する(S28)。
【0038】前記S27の判定の結果、バーコードの読
み取りが正常に行われたときは、主制御部21は、入力
されたバーコードが表す電子部品の型番が先に選択した
配列表データのものと一致するか否かを判定し(S2
9)、一致しないときはCRT4に「供給ホッパが間違
っています。」の文字を表示して異常を報知し(S3
0)、前記S26の処理に移行する。
【0039】また、前記S29の判定の結果、入力され
たバーコードが表す電子部品の型番が先に選択した配列
表データのものと一致するときは、使用する供給ホッパ
の全てのバーコードを確認したか否かを判定し(S3
1)、未確認のものが残っているときは前記S26の処
理に移行する。また、使用する供給ホッパの全てのバー
コードの確認が終了したときは、実装機本体1を動作可
能状態にした後(S32)、生産機種設定処理を終了す
る。
【0040】前述したように、本実施例によれば、回路
基板14に取り付けられているバーコードを読み取らせ
ることにより、生産機種に対応した配列表データを自動
的に選択することができるので、生産機種が変わる度に
配列表データを入力する手間を省くことができると共
に、誤った配列表データを入力することがなくなる。さ
らに、供給ホッパ3、ディストリビュータ10、テンプ
レート11、及び装着ヘッド12が生産機種に対応して
いないときには、異常が報知されるので、これらの誤装
着を防止することができると共に、万が一、誤装着され
たときには、実装機本体1が駆動不可能とされるので、
装置の誤動作を未然に防ぐことができ、不良品の生産、
並びにディストリビュータ10、テンプレート11、装
着ヘッド12の破壊を防止することができ、生産性の向
上を図ることができる。
【0041】尚、本実施例では、マルチマウント型の部
品実装機に本発明を適用したが、これに限定されること
はなく、ワンバイワン型の部品実装機に適用してもほぼ
同様の効果を得ることができる。
【0042】また、本実施例では、供給ホッパ3、ディ
ストリビュータ10、テンプレート11、装着ヘッド1
2を機種別対応部としたが、これに限定されることはな
く、例えば位置決めピン、バックアップピンボード等も
含まれることは言うまでもないことである。
【0043】さらに、本実施例では、識別コードとして
バーコードを用いたがこれに限定されることはない。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
よれば、機種別対応部の識別データと前記記憶手段に記
憶されている識別データとが一致しないときに、異常報
知手段により異常が報知されるので、生産機種が変わっ
た際に、機種別対応部の間違った装着を防止することが
でき、前記機種別対応部が破壊されることがなくなる。
【0045】また、請求項2によれば、上記の効果に加
えて、識別コードとして、技術開発が進み汎用化してい
るバーコードを用いているので、装置コストの削減を図
ることができる。
【0046】さらに、請求項3によれば、上記の効果に
加えて、機種別対応部の識別データと前記記憶手段に記
憶されている識別データとが一致しないときには、駆動
制御手段により、装置本体の駆動が不可能状態とされる
ので、装置の誤動作を未然に防ぐことができ、不良品の
生産を防止することができるという非常に優れた効果を
奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す外観斜視図
【図2】一実施例における供給ホッパを示す外観斜視図
【図3】一実施例の部品実装機の内部機構及び実装動作
を説明する図
【図4】一実施例の電気系回路を示すブロック図
【図5】一実施例における生産機種設定時の処理フロー
チャート
【図6】一実施例における生産機種設定時の処理フロー
チャート
【図7】一実施例における生産機種設定時の処理フロー
チャート
【符号の説明】
1…部品実装機本体、2…ホッパ装着台、2a…装着
穴、3…供給ホッパ、3a…収容部、3b…蓋、3c…
装着部、3d…スライダ、3e,10b,11b,12
a,14a…バーコードラベル、4…CRT、5…キー
ボード、6…バーコードリーダ、7…基板搬送路、8…
供給チューブ、9…取付台、10…ディストリビュー
タ、10a…分配チューブ、11…テンプレート、11
a…案内ケース、12…装着ヘッド、13…基板搬送テ
ーブル、14…回路基板、21…主制御部、22…メモ
リ、23…スライダ駆動部、24…テンプレート移動
部、25…装着ヘッド駆動部、26…搬送部、27…フ
ロッピーディスクインタフェース部、BS…バス、P…
電子部品。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生産機種に対応して装置本体に装着され
    る着脱自在な機種別対応部を備え、電子部品を回路基板
    上の所定位置に実装する電子部品実装機において、 前記生産機種に対応した前記機種別対応部の型番等の識
    別データを記憶する記憶手段と、 前記機種別対応部の所定位置に取り付けられた前記識別
    データを表す識別コードと、 前記識別コードを読み取る識別コード読み取り手段と、 該識別コード読み取り手段によって読み取られた前記機
    種別対応部の識別データと前記記憶手段に記憶されてい
    る識別データとを比較する比較手段と、 該比較手段の比較結果に基づいて、異常を報知する異常
    報知手段とを設けた、 ことを特徴とする電子部品実装機。
  2. 【請求項2】 前記識別コードとしてバーコードを用い
    たことを特徴とする請求項1記載の電子部品実装機。
  3. 【請求項3】 前記比較手段による比較結果に基づい
    て、装置本体を駆動可能状態とする駆動制御手段を設け
    たことを特徴とする請求項1又は2記載の電子部品実装
    機。
JP16146592A 1992-06-19 1992-06-19 電子部品実装機 Pending JPH066075A (ja)

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JP (1) JPH066075A (ja)

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