JPH06232591A - 自動実装機 - Google Patents

自動実装機

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JPH06232591A
JPH06232591A JP5042092A JP4209293A JPH06232591A JP H06232591 A JPH06232591 A JP H06232591A JP 5042092 A JP5042092 A JP 5042092A JP 4209293 A JP4209293 A JP 4209293A JP H06232591 A JPH06232591 A JP H06232591A
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JP
Japan
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cartridge
component
holder
mounting machine
mounting
Prior art date
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JP5042092A
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English (en)
Inventor
Yasushi Onishi
裕史 大西
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】プリント基板を搬送する手段と、該搬送手段上
のプリント基板に実装すべき部品を収容した複数の交換
可能な部品カートリッジ15と、該カートリッジ15を位置
決めしつつ支持するホルダ14と、プログラム制御により
該複数の部品カートリッジ15から部品を取り出して該基
板上の所定の位置に実装するメカニカルハンドとを備え
た自動実装機であって、収容された部品の種類を示す表
示18が該部品カートリッジ15の夫々に設けられ、且つ、
該部品カートリッジ15が装着されたときに該表示を読み
取る手段16が該ホルダ14に設けられ、該実装機自体が該
カートリッジ15に収容された部品の種類を識別する機能
を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動実装機に関する。
より詳細には、本発明は、複数の部品カートリッジに収
容された複数種類の部品を、プログラム制御されたメカ
ニカルハンドにより、プリント基板上に自動的に実装す
る装置の新規な構成に関する。
【0002】
【従来の技術】各種電子機器の広範な普及は、ひとつに
は、その自動組立て技術の発達にも負うところが大き
い。即ち、プリント基板に対する部品の実装工程は、今
日では多くの場合自動実装機により処理されている。こ
のため、製造コスト、作業時間、品質の安定性等は飛躍
的に高くなった。
【0003】この種の自動実装機は、基板を搬送するコ
ンベアと、基板上に実装する部品を供給する部品フィー
ダと、部品フィーダから部品を取り出して基板上の所定
の位置に実装するメカニカルハンドとから主に構成され
ている。
【0004】ここで、部品フィーダは、実際には、それ
ぞれが部品を収容した複数の部品カートリッジと、必要
な部品カートリッジを所定の位置に保持するホルダ等に
より構成されている。更に、各部品カートリッジは、テ
ープキャリヤ等に装荷された状態で収容されており、各
部品カートリッジには、それぞれ特定の部品が収容され
ている。
【0005】また、上述のような自動実装機において、
実際に実装作業を行うメカニカルハンドはプログラム制
御で動作するように構成されており、製造する製品の仕
様に応じてその動作を規定されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な自動実装機においてメカニカルハンドの動作を指示す
るプログラムでは、部品カートリッジの装着位置によっ
て部品カートリッジを指定していた。即ち、複数の部品
カートリッジには互いに異なる部品が収容されており、
メカニカルハンドは、ホルダに対する部品カートリッジ
の装着位置により取り出すべき部品を特定している。
【0007】しかしながら、このような制御方法では、
実装機およびその制御系は部品の種類を認識しておら
ず、プログラムの記述内容と部品カートリッジの装着位
置とに齟齬があっても、実装機はこれを認知し得ない。
このため、作業中に、例えば部品の補給のために部品カ
ートリッジをはずした場合や、初期設定時に部品カート
リッジの装着位置を誤った場合、実装工程を全く実施す
ることができなくなるという問題があった。
【0008】更に、このような障害を避けるために、部
品カートリッジの装着作業には不可避な確認作業を含め
て長い時間がかかり、実装機の実質的な稼働時間が減少
することが避けられなかった。また、このような問題店
を改善するためには、実装機を操作する者の熟練に頼る
しかなかった。
【0009】そこで、本発明は、上記従来技術の問題点
を解決し、取扱いがをより簡便にする一方で、部品カー
トリッジの装着位置の誤り等を回避することができる機
能を有する新規な自動実装機を提供することをその目的
としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に従うと、プリン
ト基板を搬送する手段と、該搬送手段上のプリント基板
に実装すべき部品を収容した複数の交換可能な部品カー
トリッジと、該カートリッジを位置決めしつつ支持する
ホルダと、プログラム制御により該複数の部品カートリ
ッジから部品を取り出して該基板上の所定の位置に実装
するメカニカルハンドとを備えた自動実装機において、
収容された部品の種類を示す表示が該部品カートリッジ
の夫々に設けられ、且つ、該部品カートリッジが装着さ
れたときに該表示を読み取る手段が該ホルダに設けら
れ、該実装機自体が該カートリッジに収容された部品の
種類を識別する機能を有することを特徴とする自動実装
機が提供される。
【0011】
【作用】本発明に係る自動実装機は、実装機自体が部品
カートリッジの種類を識別する機能を有している点にそ
の主要な特徴がある。
【0012】即ち、従来の自動実装機では、装着位置に
より各部品カートリッジを識別するように構成されてい
たので、部品カートリッジを確実に所定の位置に装着す
る必要があると同時に、部品カートリッジの装着位置を
誤った場合も、自動実装機がそれに対応することができ
なかった。
【0013】これに対して、本発明に係る自動実装機で
は、部品カートリッジ側に識別表示を設ける一方、自動
実装機側に識別表示の読み取り手段を設けており、自動
実装機自体が各部品カートリッジを識別することができ
る。従って、部品カートリッジの装着位置にかかわらず
自動実装機は適切な部品カートリッジを選択して実装工
程を処理することができ、部品カートリッジの装着時に
は、必要な種類の部品カートリッジを任意の順序で装着
すれば足りる。
【0014】また、誤った部品カートリッジが装着され
た場合や、必要な部品カートリッジが装着されていない
場合に警報を発生するように構成することもできる。
【0015】更に、本発明の好ましいひとつの態様によ
れば、部品カートリッジには、単なる識別情報に止まら
ず、部品の寸法や実装条件等の情報も表示しておくこと
ができる。このような部品の種類毎の条件を実装機が部
品カートリッジから読み取れるようにすることにより、
メカニカルハンドの制御プログラムの記述を簡素化する
ことができる。
【0016】尚、自動実装機による部品カートリッジの
識別の方法としては種々の方法を採り得るが、例えば、
各部品カートリッジにバーコードラベルを貼付する一
方、自動実装機のカートリッジ装着部にバーコードリー
ダを装着する方式を有利な方法のひとつとして例示でき
る。この方法によれば、部品カートリッジの所定の位置
にバーコードラベルを貼付しておくことにより自動実装
機は各部品カートリッジを識別できる。また、部品カー
トリッジの内容が変更された場合は、バーコードラベル
を貼り替えるだけで対応することができる。
【0017】更に、部品カートリッジに磁気テープやE
PROM等の書込み可能な識別手段を装着し、これらに
対する読み書き手段を自動実装機側に装着することによ
り、単なる部品カートリッジの識別に止まらず、部品の
残量情報の管理等を自動的に行うことも可能になる。
【0018】以下、図面を参照して本発明をより具体的
に説明するが、以下の開示は本発明の一実施例に過ぎ
ず、本発明の技術的範囲を何ら限定するものではない。
【0019】
【実施例】図1は、本発明に係る自動実装機の構成例を
模式的に示す図である。
【0020】同図に示すように、自動実装機1は、筐体
内に設けられた基板搬送用コンベア12と、コンベア12の
上方から懸架されたメカニカルハンド11と、コンベア12
の側方に配置された部品フィーダ13とから主に構成され
ている。
【0021】部品フィーダ13は、それぞれが所定の部品
を収容した複数の部品カートリッジ15と、各部品カート
リッジ15を支持し且つ位置決めするホルダ14とから主に
構成されている。即ち、部品カートリッジ15は、ホルダ
14に対して個々に着脱可能に構成されている。
【0022】図2は、図1に示した装置における部品フ
ィーダ14の構成を更に詳細に示す図である。
【0023】同図に示すように、部品カートリッジ15
は、テープキャリア17に装荷された部品を収容してお
り、部品取り出し時にテープを案内する部分と、ホルダ
に装着する際にホルダに嵌合する凹部とを有している。
また、後述するホルダ14のバーコードリーダ16に対面す
る位置には、この部品カートリッジ15に収容された部品
に関する情報を記載されたバーコードラベル18が貼付ら
れている。
【0024】一方、ホルダ14は、個々の部品カートリッ
ジの装着位置を案内するような形状を有し、且つ、部品
カートリッジを装着した時に前述のバーコードラベル18
に対面する位置にバーコードリーダ16を備えている。こ
のバーコードリーダ16は、ホルダ14に装着することがで
きる部品カートリッジの数と同じ数だけ装着されてい
る。
【0025】以上のように構成された自動実装機は、任
意の部品カートリッジ15をホルダ14に装着すると、バー
コードリーダ18により各部品カートリッジ15に貼付され
たバーコードラベル18を読み取り、その部品カートリッ
ジ15に収容された部品の種類を認識する。従って、この
自動実装装置を制御するプログラムには、実装する部品
の種類を記述しておけばよく、部品カートリッジの装着
位置を特定する必要はない。
【0026】逆に、上述のように部品カートリッジの種
類を実装機が識別できるので、部品カートリッジの装着
位置は特定されない。従って、実装機の稼働時には、必
要な種類の部品カートリッジを任意の順序で装着すれば
よい。
【0027】尚、本実施例では、装着可能な部品カート
リッジ15と同じ数のバーコードリーダ16をホルダ14に装
着したが、例えば、左端のホルダにのみバーコードリー
ダを装着し、各ホルダは部品カートリッジの有無のみを
検出できるように構成することもできる。この場合、部
品カートリッジの装着時には、例えば、バーコードを読
ませた直後に装着するといったルールを定めておくこと
により、実装機は実質的にすべての部品カートリッジを
認識することができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る自動
実装機は、実装機自体が部品カートリッジを識別するこ
とができるので、取扱いが容易になる上に、部品カート
リッジの装着作業等の作業性は著しく向上される。
【0029】また、誤った部品カートリッジが装着され
た場合や、必要な部品カートリッジが装着されていない
場合に警報を発生することもできるので、取扱い者の熟
練度に対する要求も低くなる。
【0030】更に、部品カートリッジの装着位置を特定
する必要がなくなるので、自動実装機を制御するための
プログラムの記述も簡素になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動実装機の具体的な構成を模式
的に示す図である。
【図2】図1に示した装置の部品フィーダの具体的な構
成例を示す図である。
【符号の説明】
11・・・メカニカルハンド、 12・・・コンベア、13
・・・部品フィーダ、 14・・・ホルダ、15・・
・部品カートリッジ、 16・・・バーコードリーダ、
17・・・テープキャリア、 18・・・バーコードラ
ベル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリント基板を搬送する手段と、該搬送手
    段上のプリント基板に実装すべき部品を収容した複数の
    交換可能な部品カートリッジと、該カートリッジを位置
    決めしつつ支持するホルダと、プログラム制御により該
    複数の部品カートリッジから部品を取り出して該基板上
    の所定の位置に実装するメカニカルハンドとを備えた自
    動実装機において、 収容された部品の種類を示す表示が該部品カートリッジ
    の夫々に設けられ、且つ、該部品カートリッジが装着さ
    れたときに該表示を読み取る手段が該ホルダに設けら
    れ、該実装機自体が該カートリッジに収容された部品の
    種類を識別する機能を有することを特徴とする自動実装
    機。
JP5042092A 1993-02-05 1993-02-05 自動実装機 Withdrawn JPH06232591A (ja)

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