JP4317581B2 - 電子回路部品装着システム - Google Patents
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Description
情報の書込みおよび読出しが可能な情報記録部を備えたことを特徴とする部品供給テープ接続部材。
接続部材に、2本の部品供給テープの接続機能に加えて、情報を記録する機能も果たさせることができる。接続部材は部品供給テープ全体と比較して短いものであるため、情報の記録が容易である。接続部材は、比較的厚く、小さい曲率半径で湾曲させることが困難な接続片や、比較的薄く、小さい曲率半径で容易に湾曲させ得る接続テープ等、種々の形態のものを採用可能であり、また、鋼,銅,真鍮,アルミニウム等の金属製としてもよいし、合成樹脂製、紙製等としてもよい。
(2)前記情報記録部が、前記情報の書込みおよび読出しが非接触で可能なものである (1)項に記載の部品供給テープ接続部材。
本項の部品供給テープ接続部材における情報記録部は、例えば、光ディスク,光磁気ディスクと同様の原理でレーザ光等の光により情報を書き込み、あるいは読み出し得る情報記録片や、次項に記載の情報通信・記憶チップを含む。
(3)前記情報記録部が、非接触で通信が可能な通信部を備え、前記接続部材に固定された情報通信・記憶チップである (2)項に記載の部品供給テープ接続部材。
一般に電子タグとして知られる情報通信・記憶チップは情報記録部の一例である。電子タグは、通常、情報を記憶するメモリと、通信回路と、それらメモリと通信回路とをつなぐロジック回路とを備え、多量の情報を記録することができる。電子タグは、内蔵あるいは外付けのアンテナを備えて、情報受信装置との間で通信を行い、情報を伝送する。電子タグは、通信機能付IC(集積回路),無線タグ,非接触タグとも称することができ、主として次の特徴を有する。(A)非接触で少なくとも情報の発信が可能であること、および(B)電波,電磁波(光も含む)を媒体として情報受信装置との間で通信を行うこと。そして、次の特徴を有するものであることが多い。(C)情報受信装置との間に障害物(金属を除く)が介在しても交信が可能であること、(D)データ記憶容量が大きいこと、(E)メモリの内容が書き換え可能であること。
電子タグには、情報の読出しおよび書き込みが可能な電子タグがあるのであり、さらに、マイクロプロセッサ内蔵の電子タグ、温度センサ,圧力センサ等のセンサ内蔵の電子タグがある。
電子タグは、例えば、情報の伝送方式により、静電結合方式、電磁結合方式、電磁誘導方式、マイクロ波方式,光方式等に分類される。伝送方式の違いによって通信距離も異なり、伝送方式の選択により、数ミリから数メートルの範囲で通信を行うことができる。
また、電子タグの形状は様々であり、例えば、ラベル形,筒形,コイン形,カード形,箱形,スティック形,ごま粒形等があり、大きさも種々であり、1mmより小さい寸法から、数十mmまで様々である。
したがって、電子タグは、接続部材のように小形でスペースが制限され易い構成要素に情報を記録するのに好適である。情報記録部を、ラベル形等のシート状、あるいはごま粒形等の特に小形のものとすれば、接続部材に設けることが特に容易である。また、無線通信により情報が伝送されるため、情報受信装置が電子タグにちょうど対向しなくても情報を送信あるいは受信することができ、バーコードを利用する場合に比較して情報取得に要する時間が短くて済む。バーコードに記録された情報を読み取る場合、バーコードとバーコードリーダとをちょうど対向させることが必要であり、そのために装置が複雑になり、あるいは読取りに時間を要するのに対し、電子タグを用いれば、それらの不都合を回避することができる。
情報記録部が、部品供給テープに保持されている電子回路部品の種類や個数等の電子回路部品に関する情報を記録しているものとすれば、その情報を電子回路部品に関連する種々の作業に利用することができる。
(5)前記電子回路部品に関する情報が、少なくとも、前記部品供給テープに保持されている電子回路部品の識別情報を含んでいる (4)項に記載の部品供給テープ接続部材。
(6)前記電子回路部品に関する情報が、少なくとも、前記部品供給テープに保持されている電子回路部品の個数の情報を含んでいる (4)項または (5)項に記載の部品供給テープ接続部材。
(7)前記接続部材が接続テープである (1)項ないし (6)項のいずれかに記載の部品供給テープ接続部材。
前記部品供給テープを先端側から引き出し可能に収容するテープ収容具に設けられ、前記電子回路部品に関する情報が記録された収容具情報記録部から、前記情報を読み取って供給する情報読取供給装置と、
その情報読取供給装置により供給された情報の少なくとも一部を、前記テープ収容具に収容されている部品供給テープの先端部を別の部品供給テープの末端部に接続する接続部材の接続部材情報記録部に読み出し可能に書き込む情報書込装置と、
前記接続部材を保持し、前記情報書込装置により情報が書き込まれた後にその接続部材の取出しを許容する供給部と
を含むことを特徴とする接続部材供給装置。
供給部は、少なくとも、情報書込装置により情報が書き込まれる際に接続部材を保持している接続部材保持装置を備えたものとされることが望ましい。その接続部材保持装置が、情報の書込位置にある接続部材がそのまま取り出されることを許容するものである場合には、供給部が接続部材保持装置以外のものを備える必要はない。しかし、情報の書込位置から直接接続部材を取り出すことが困難あるいは不可能である場合には、供給部が、接続部材を取り出しが容易な位置まで送り出す接続部材送出装置を備えたものとされる。また、接続部材が作業者やロボットにより接続部材保持装置にセットされるようにされてもよいが、接続部材を複数収容可能な接続部材収容装置から接続部材送出装置により情報の書込位置へ送り出されるようにすれば、比較的簡単な装置により能率よく接続部材を情報の書込位置にセットすることができる。この場合、接続部材送出装置は、接続部材を情報の書込位置へ送出し、さらに、その書込位置から接続部材の取出位置へ送出するものとすることも可能である。
前記 (2)項ないし (7)項の各々に記載の特徴は本項に係る接続部材供給装置にも適用可能である。
(11)前記供給部が、前記情報が書き込まれた接続部材を送り出す接続部材送出装置を含む(10)項に記載の接続部材供給装置。
(12)前記接続部材を複数収容する接続部材収容部を含み、前記接続部材送出装置が、前記接続部材収容部に収容された前記接続部材を前記情報書込装置を経て1つずつ送り出す(11)項に記載の接続部材供給装置。
接続部材は、金属製とすることも可能であり、その場合には、接続部材収容部を、個々に独立した金属製接続部材を複数収容し、1つずつ順次送り出すものとすることも可能である。接続部材が接続テープである場合にも、接続部材収容部を同様の構成とすることができるが、複数枚の接続テープを一列に並べて保持テープに保持させ、その保持テープを接続部材収容部に収容させることが望ましい。その場合には、接続部材送出装置は、接続テープを保持した保持テープを送ることにより、接続テープを1枚ずつ情報書込位置へ送り、さらに必要があれば、取出位置へ送るものとされることが望ましい。
前記テープ収容具に設けられ、前記電子回路部品に関する情報が記録された収容具情報記録部から、前記情報を読み取って供給する情報読取供給装置と、
その情報読取供給装置により供給された情報の少なくとも一部を、前記テープ収容具に収容されている部品供給テープの先端部を前記送り装置により送られている別の部品供給テープの末端部に接続する接続部材の接続部材情報記録部に読み出し可能に書き込む情報書込装置と、
前記接続部材を保持し、前記情報書込装置により情報が書き込まれた後にその接続部材の取出しを許容する供給部と
を含む電子回路部品供給システム。
テープ収容具には、例えば、部品供給テープが巻き付けられるテープリールや、部品供給テープが収容されるテープ収容箱等がある。テープ収容具には、通常、収容具情報記録部にそのテープ収容具に収容されている部品供給テープの電子回路部品に関する情報が記録されているのが一般的であり、その情報を情報読取供給装置で読み取って供給し、供給された情報の少なくとも一部を情報書込装置によって接続部材の接続部材情報記録部に読み出し可能に書き込めば、接続部材情報記録部から前記情報を読み取って、電子回路部品供給システムの種々の作業に利用することができる。テープ収容具に設けられた情報を読み取るよりも、接続部材に設けられた情報を読み取る方が容易である場合が多い。例えば、テープ収容具がテープリールである場合、収容具情報記録部はテープリールの側面に設けられるのが普通であり、収容具保持部に保持されたテープ収容具が複数個互いに近接して配列された状態で、リール側面の収容具情報記録部の情報を読み取ることは困難であるが、接続部材情報記録部に書き込まれた情報であれば、例えば、接続部材の上方あるいは下方から読み取ることができるのである。また、収容具情報記録部に記録された情報を接続部材情報記録部に書き込めば、そのテープ収容具に収容された部品供給テープの電子回路部品に関する情報を容易に書き込むことができ、かつ、上記情報とは異なる情報が書き込まれることを防止できる。
前記 (2)項ないし (7)項の各々に記載の特徴は本項に係る電子回路部品供給システムにも適用可能である。
(21)前記供給部が、前記情報が書き込まれた接続部材を送り出す接続部材送出装置を含む(20)項に記載の電子回路部品供給システム。
(22)前記接続部材を複数収容する接続部材収容部を含み、前記接続部材送出装置が、前記接続部材収容部に収容された前記接続部材を前記情報書込装置を経て1つずつ送り出す(21)項に記載の電子回路部品供給システム。
(23)前記部品供給テープの送り経路近傍に設けられ、前記接続部材情報記録部の情報を読み取る接続部材情報読取装置と、
その接続部材情報読取装置により読み取られた情報が予定のものと異なる場合に、その旨の情報を作成する相違情報作成部と
を含む(20)項ないし(22)項のいずれかに記載の電子回路部品供給システム。
相違情報作成部が相違情報を作成した場合には、次項の発明におけるように、その相違情報に応じて電子回路部品の供給が停止させられるようにすることができるが、不可欠ではない。例えば、作業者に対して警報が発せられるようにすることも可能である。その場合には、例えば、その警報に応じて作業者が、部品の供給を停止させるか、そのまま部品の供給を継続させるかを決定することができる。
(24)前記相違情報作成部により作成された予定のものと異なる旨の情報に応じて、電子回路部品の供給を停止する(23)項に記載の電子回路部品供給システム。
本電子回路部品供給システムが、プリント配線板等の回路基板に、電子回路部品を装着することによって、電子回路を組み立てる電子回路部品装着システムの一部として使用される場合には、予定外の電子回路部品が回路基板に装着され、不良電子回路が製造されることを防止できる。
複数の電子回路部品を並べて保持した部品供給テープを長手方向に送ることにより、前記複数の電子回路部品の各々を予め定められた部品供給位置に位置決めするテープフィーダと、
そのテープフィーダから前記部品供給位置にある電子回路部品を受け取り、前記基板保持装置に保持された回路基板に装着する装着装置と、
前記部品供給テープの送り経路近傍に設けられ、その部品供給テープに設けられたテープ情報記録部の情報を読み取るテープ情報読取装置と、
そのテープ情報読取装置により読み取られた情報が予定のものと異なる場合に、その旨の情報を作成する相違情報作成部と
を含む電子回路部品装着システム。
本項に係る発明におけるテープ情報記録部は、次項に係る発明における接続部材情報記録部を含むが、これに限定されない。例えば、部品供給テープの先端部にテープ接続前から、電子回路部品のメーカあるいはユーザにより設けられていてもよいのである。テープ情報記録部は、例えば、バーコード,二次元コードや、光ディスク,光磁気ディスクと同様の原理でレーザ光等の光により情報を書き込み、あるいは読み出し得る情報記録片や、前述の情報通信・記憶チップの少なくとも1つを含むものとされることが望ましい。
(31)前記テープフィーダが、先行する部品供給テープの末端部と後続する部品供給テープの先端部とが接続部材により接続された接続部品供給テープを送るものであり、前記テープ情報読取装置が、前記接続部材に設けられた接続部材情報記録部の情報を読み取る接続部材情報読取装置を含む(30)項に記載の電子回路部品装着システム。
前記 (1)項ないし (7)項の各々に記載の特徴は本項に係る電子回路部品装着システムにも適用可能である。
(32)前記相違情報作成部が、
前記予定の情報を記憶している予定情報記憶部と、
その予定情報記憶部に記憶されている情報と、前記テープ情報読取装置により読み取られた情報とが互いに対応する情報であるか否かを判定する判定部と
を備え、判定部の判定結果が否定である場合に前記予定のものと異なる旨の情報を作成する(30)項または(31)項に記載の電子回路部品装着システム。
予定情報記憶部は、例えば、電子回路部品装着プログラムにおいて予定されている電子回路部品の識別情報を記憶している部分とすることができるが、電子回路部品装着プログラム自体の電子回路部品の識別情報を記憶している部分を、予定情報記憶部として利用することも可能である。さらに、先行部品供給テープがそれに先行する部品供給テープに接続された際に、接続部材情報記録部から読み取られた情報を予定情報とすることも可能である。
(33)前記テープフィーダが、先行する部品供給テープの末端部と後続する部品供給テープの先端部とが接続部材により接続された接続部品供給テープを送るものであり、前記テープ情報読取装置が、前記接続部材に設けられた接続部材情報記録部の情報を読み取る接続部材情報読取装置を含むものであり、かつ、相違情報作成部が、
前記先行する部品供給テープに保持された電子回路部品に関する情報を記憶している先行部品情報記憶部と、
その先行部品情報記憶部に記憶されている情報と、前記接続部材情報読取装置により読み取られた情報とが互いに対応する情報であるか否かを判定する判定部と
を備え、判定部の判定結果が否定である場合に前記予定のものと異なる旨の情報作成するものである(30)項に記載の電子回路部品装着システム。
(34)前記部品供給テープを先端側から引き出し可能に収容するテープ収容具に設けられ、前記電子回路部品に関する情報が記録された収容具情報記録部から、前記情報を読み取って供給する情報読取供給装置と、
その情報読取供給装置により供給された情報の少なくとも一部を、前記接続部材情報記録部に読み出し可能に書き込む情報書込装置と、
前記接続部材を保持し、前記情報書込装置により情報が書き込まれた後にその接続部材の取出しを許容する供給部と
を含む(30)項ないし(33)項のいずれかに記載の電子回路部品供給システム。
(35)前記供給部が、前記情報が書き込まれた接続部材を送り出す接続部材送出装置を含む(34)項に記載の電子回路部品供給システム。
(36)前記接続部材を複数収容する接続部材収容部を含み、前記接続部材送出装置が、前記接続部材収容部に収容された前記接続部材を前記情報書込装置を経て1つずつ送り出す(35)項に記載の電子回路部品供給システム。
複数の電子回路部品を並べて保持し、自身が長手方向に送られることによりそれら複数の電子回路部品の各々を順次部品供給位置に位置決めする部品供給テープを収容したテープ収容具を保持する収容具保持部と、その収容具保持部から前記部品供給テープを先端側から引き出して長手方向に送るテープ送り装置とを備え、前記複数の電子回路部品の各々を予め定められた部品供給位置に位置決めするテープフィーダと、
前記テープ収容具に設けられ、前記電子回路部品に関する情報が記録された収容具情報記録部から、前記情報を読み取って供給する情報読取供給装置と、
その情報読取供給装置により供給された情報の少なくとも一部を、前記テープ収容具に収容されている部品供給テープの先端部を前記テープ送り装置により送られている別の部品供給テープの末端部に接続する接続部材の接続部材情報記録部に読み出し可能に書き込む情報書込装置と、
前記接続部材を保持し、前記情報書込装置により情報が書き込まれた後にその接続部材の取出しを許容する供給部と
前記テープフィーダから電子回路部品を受け取り、前記基板保持装置に保持された回路基板に装着する装着装置と、
前記部品供給テープの移動経路近傍に設けられ、前記接続部材が接近した場合にその接続部材の前記接続部材情報記録部の情報を読み取る接続部材情報読取装置と、
その接続部材情報読取装置により読み取られた情報が予定のものと異なる場合に、その旨の情報を作成する相違情報作成部と
を含む電子回路部品装着システム。
前記 (1)項ないし (7)項の各々に記載の特徴は本項に係る電子回路部品装着システムにも適用可能である。
(41)前記供給部が、前記情報が書き込まれた接続部材を送り出す接続部材送出装置を含む(40)項に記載の電子回路部品装着システム。
(42)前記接続部材を複数収容する接続部材収容部を含み、前記接続部材送出装置が、前記接続部材収容部に収容された前記接続部材を前記情報書込装置を経て1つずつ送り出す(41)項に記載の電子回路部品装着システム。
前記後続部品供給テープを収容したテープ収容具に設けられ、前記電子回路部品に関する情報が記録された収容具情報記録部から、前記情報を読み取る情報読取工程と、
その読み取った情報の少なくとも一部を、前記接続部材の接続部材情報記録部に読み出し可能に書き込む情報書込工程と
を含むことを特徴とする部品情報付与方法。
前記(20)項の説明が本項にもそのまま当てはまる。前記装置の各項に記載の特徴を本項の方法にも適用可能である。
前記複数の部品供給テープの1本である先行部品供給テープから前記複数の電子回路部品を順次供給する部品供給工程と、
遅くともその部品供給工程の終了前に、前記複数の部品供給テープの別の1本である後続部品供給テープを収容したテープ収容具に設けられ、前記電子回路部品に関する情報が記録された収容具情報記録部から、前記情報を読み取る情報読取工程と、
その読み取った情報の少なくとも一部を、接続部材の接続部材情報記録部に読み出し可能に書き込む情報書込工程と、
その接続部材情報記録部に情報が書き込まれた接続部材により、前記先行部品供給テープの末端部に前記後続部品テープの先端部を接続するテープ接続工程と、
前記先行部品供給テープによる部品供給の進行により前記接続部材が予め定められた位置に達したとき、その接続部材の前記接続部材情報記録部の情報を読み取る情報読取工程と、
その読み取った情報が予定の情報である場合には前記後続部品供給テープによる部品供給への移行を許可し、予定の情報とは異なる場合には移行を禁止する移行許可・禁止工程と
を含むことを特徴とする電子回路部品供給方法。
本項の発明によれば、読み取った情報が予定の情報とは異なる場合に、接続された後続部品テープによる電子回路部品の供給が禁止されることにより、予定とは異なる電子回路部品が供給されることを未然に防ぐことができる。前記装置の各項に記載の特徴を本項の方法にも適用可能である。
図1に本発明の一実施形態である電子回路部品装着システムを概略的に示す。10は本電子回路部品装着システムのベッドである。ベッド10上には、回路基板たるプリント配線板12をX軸方向(図1においては左右方向)に搬送する配線板コンベヤ14,基板保持装置たるプリント配線板保持装置16,装着装置18および部品供給装置20,22等が設けられている。装着装置18によって部品供給装置20,22から電子回路部品が取り出され、プリント配線板保持装置16に保持されたプリント配線板12に装着されることにより、電子回路が構成される。
装着作業の開始に先立ってまず準備が行われる。複数のフィーダ82がフィーダ支持台92に搭載される前に、各フィーダ82にそれぞれ部品供給テープ100が搭載される。この時、バーコードリーダ230により、リール110およびフィーダ82にそれぞれ設けられたバーコード112(フィーダ82のバーコードは図示省略)が読み取られる。なお、フィーダ82に設けられたバーコードには、フィーダ情報、例えば、フィーダ82の種類等と共に、フィーダ82を個々に識別し得るフィーダ識別情報が記録されている。リール110のバーコード112が、予定通りのもの(搭載されるべきフィーダ82のバーコードと対応するもの)であるか否かが判定され、予定外のものである場合には、その旨が報知装置246によって作業者に報知される。読み取られたバーコード112はRAM208に記憶される。リール保持部120にリール110が保持させられた後、各フィーダ82がフィーダ支持台92の予め定められた取付位置に搭載される。
20,22:部品供給装置 30:部品保持装置 32:部品保持装置移動装置 34:電子回路部品 82:テープフィーダ 100:部品供給テープ 110:リール 112:バーコード 140:末端部 142:先端部 152:接続テープ 170:タグチップ 190:タグチップリーダ 200:制御装置 202:コンピュータ 208:RAM
230:バーコードリーダ 250:接続テープ供給装置
Claims (10)
- 回路基板を保持する基板保持装置と、
それぞれ複数の電子回路部品を並べて保持した部品供給テープであって、先行する先行部品供給テープとその先行部品供給テープに続く後続部品供給テープとの末端部と先端部とが接続部材により接続されて成る接続部品供給テープを、長手方向に送ることにより、前記先行部品供給テープおよび前記後続部品供給テープの前記複数の電子回路部品の各々を予め定められた部品供給位置に位置決めするテープフィーダと、
そのテープフィーダから前記部品供給位置にある電子回路部品を受け取り、前記基板保持装置に保持された回路基板に装着する装着装置と、
前記接続部材に設けられた接続部材情報記録部と、
前記部品供給テープの送り経路近傍に設けられ、前記接続部材情報記録部の情報を読み取る接続部材情報読取装置と
を含むことを特徴とする電子回路部品装着システム。 - 前記接続部材情報記録部に記録された情報が、前記部品供給テープにおける電子回路部品の保持ピッチの情報を含む請求項1に記載の電子回路部品装着システム。
- さらに、前記接続部材情報読取装置により読み取られた前記保持ピッチの情報を前記接続部品供給テープの送りに利用する手段を含む請求項2に記載の電子回路部品装着システム。
- 前記接続部材情報記録部に記録された情報が、前記部品供給テープにおけるキャリヤテープの種類の情報を含む請求項1ないし3のいずれかに記載の電子回路部品装着システム。
- 前記接続部材情報記録部に記録された情報が、少なくとも、電子回路部品の識別情報を含む請求項1ないし4のいずれかに記載の電子回路部品装着システム。
- さらに、前記接続部材情報読取装置により読み取られた前記電子回路部品の識別情報をその電子回路部品に関連する作業に利用する手段を含む請求項5に記載の電子回路部品装着システム。
- 前記接続部材情報記録部に記録された情報が、少なくとも、前記後続部品供給テープに保持されている電子回路部品の個数の情報を含む請求項1ないし6のいずれかにに記載の電子回路部品装着システム。
- さらに、前記接続部材情報読取装置により読み取られた前記電子回路部品の個数の情報を前記後続部品供給テープに保持されている電子回路部品の残数の管理に利用する手段を含む請求項7に記載の電子回路部品装着システム。
- 前記接続部材情報記録部が非接触で通信が可能な通信部を備える情報通信・記憶チップであり、前記接続部材情報読取装置が、その情報通信・記憶チップが通信可能領域内に位置させられた場合に、その情報通信・記憶チップとの通信により前記接続部材情報を読み取ることが可能なものである請求項1ないし8のいずれかに記載の電子回路部品装着システム。
- 前記接続部材情報記録部が非接触で光により情報を書き込み、あるいは読み出し得る情報記録片であり、前記接続部材情報読取装置が、その情報記録片の前記接続部材情報を光により読み取ることが可能なものである請求項1ないし8のいずれかに記載の電子回路部品装着システム。
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