JP3762195B2 - 吸液芯およびその製造方法 - Google Patents
吸液芯およびその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3762195B2 JP3762195B2 JP2000194226A JP2000194226A JP3762195B2 JP 3762195 B2 JP3762195 B2 JP 3762195B2 JP 2000194226 A JP2000194226 A JP 2000194226A JP 2000194226 A JP2000194226 A JP 2000194226A JP 3762195 B2 JP3762195 B2 JP 3762195B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- volatilization
- absorbent core
- knitted
- liquid absorption
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Catching Or Destruction (AREA)
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
- Braiding, Manufacturing Of Bobbin-Net Or Lace, And Manufacturing Of Nets By Knotting (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、吸上げ式揮散装置に用いられる吸液芯およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、殺虫などの目的で薬剤を加熱揮散させる方法として、薬剤溶液(薬液)中に多孔質吸液芯を浸漬し、芯上部を加熱して薬液を加熱揮散させる方式(以下、液体方式という)が、薬剤含有マットなどを加熱し薬剤を揮散させる方法に比べ、一回毎にマットなどの交換をする手間が省け、効果が長時間安定して持続することなどの利点で注目されてきている。上記薬液吸液揮散装置は、通常、薬液の入った薬液容器の上部に中栓が被せてあり、中栓の中央に吸液芯が固定されている。そして、容器中の薬液は、加熱装置を使用して吸液芯上部が加熱されることにより、蒸発揮散する。
これらの薬液を吸上げて揮散する装置では、いかに長時間にわたって安定した揮散を行えるかが重要な技術ポイントである。そのためには、薬液が長期にわたって安定して揮散すること、および吸液芯による薬液の吸い上げ量が長期にわたって安定していることが必要である。
【0003】
このような液体方式の吸液芯として、かってはフェルトがそのまま用いられていた。しかし、フェルトの場合、一般に吸液量が多すぎたり、保管、輸送、使用時に薬液が芯を介してあふれたり、フェルト芯が柔軟であるため蚊取り器に芯を正しくセットできないなどの問題がある。また、無機粉体などを水溶性糊剤で固着成形した吸液芯、いわゆる固結芯も知られているが、製造時などに機械的な折れや欠けが生じ易く、また薬液が水溶性である場合使用できないなどの問題がある。
【0004】
また、特開平2−234628号公報には、中心に保持材層を、周囲に多孔質の吸液揮散層を有する構造の吸液芯が開示されており、吸液揮散層として天然繊維、無機繊維からなる布、紙、不織布、フェルトなどの繊維集合体を、保持材上に巻き付ける、貼り付ける、袋状にしてかぶせる、チューブ状にしてかぶせるなどして被覆する方法が記載されている。このタイプの吸液芯は、上記固結芯の欠点である機械的な折れや欠けが生じず、製造も容易であり、薬液が水溶性であっても使用可能であるといった長所をもつものであった。しかし、繊維集合体の芯材上への被覆が困難であり、また繊維集合体の空間充填率が充分に高くないと、薬液揮散量が多すぎたり、安定化できないなどの問題を持つ。ここで、空間充填率とは、吸液揮散層が占める空間のうち、繊維が占める空間の割合のことである。
【0005】
上記繊維集合体を芯材に巻き付ける場合、端部を何らかの方法で止めるか、または輪ゴム、紐などで周囲を縛ることになるが、端部接合部において、繊維集合体が重なる部分が生じたり、逆に隙間を生じることもあるため、厚みの均一性を得にくい。また、繊維集合体を芯材に貼り付ける場合は、接着剤が薬液に対して悪影響を及ぼしたり、接着剤の劣化に伴い、接着部でのはがれ、薬液揮散の安定性の不良などの問題が生じる。さらに、繊維集合体を袋状にして芯材にかぶせた場合では、厚みの均一性が得られないのと同時に、芯材との密着性も低く、剥離の原因となる。ここで、芯材と繊維集合体からなる層との密着性は、芯材表面と繊維層表面との間で生じる毛細管現象に強く影響し、従って薬液の揮散性に大きく影響する。そのため、芯材と繊維集合体とは均一に密着する必要があるが、繊維集合体を、袋状やチューブ状にしてかぶせた場合には均一な密着性を得られないことから、揮散量のばらつきが生じる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、中心に吸液に関与しない保持材を有し、その保持材の周囲上に吸液揮散層を設ける吸液芯において、保持材上で直接、編みまたは製紐することで、吸液揮散層が特定の空間充填率、厚み、および保持材との密着性を有することを見いだし、得られた吸液芯は、揮散安定性に優れ、揮散量のばらつきが少なく、機械的な折れや欠けが生じず、製造が容易であり、液もれなどを防止できることを見いだし、本発明に到達した。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、略中心部に配設された保持材の周囲に多孔質の吸液揮散層を配してなる吸液芯において、上記吸液揮散層が単糸繊度0.5〜50デニールの繊維で構成され、かつその空間充填率が70〜99%、厚みが0.2〜3.0mmの編状物を含むことを特徴とする吸液芯に関する。
上記編状物は、丸打組紐であることが好ましい。
また、上記編状物は、ポリアミド繊維よりなることが好ましい。
さらに上記吸液揮散層の下部外層は、フィルム状スリーブで覆われ、下端のみに吸液部を有することが好ましい。
さらに、本発明は、複数本の連続した編組用線状材群によって編状物の形成が開始される編組口へ一定長の吸液芯材を間欠的に供給し、上記一定長の吸液芯材の外周面を単糸繊度0.5〜50デニールの繊維で空間充填率が70〜99%、厚みが0.2〜3.0mmの編状物で被覆したのち、レーザーにより吸液芯材とその外周を被覆した編状物を溶着し、かつ両方を裁断することを特徴とする吸液芯の製造方法に関する。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明は、吸上げ式揮散装置に用いられる吸液芯に関し、略中心部に配設された保持材の周囲に多孔質の吸液揮散層を配してなる吸液芯において、上記吸液揮散層が単糸繊度0.5〜50デニールの繊維で構成され、かつその空間充填率が70〜99%、厚みが0.2〜3.0mmの編状物を含むものである。
本発明の吸液芯に使用される保持材の材料としては、プラスチック、金属、木材、ゴム材など特に限定されないが、強度や耐熱性、薬液の浸透時の寸法安定性を考慮すると、熱可塑性樹脂または熱硬化性樹脂あるいはこれらのガラス繊維補強体が好ましい。例えば、ナイロン66などのポリアミド、PBT(ポリブチレンテレフタレート)樹脂などのポリエステル樹脂などが挙げられる。
【0009】
本発明の吸液揮散層は、単糸繊度0.5〜50デニールの繊維で構成され、かつその空間充填率が70〜99%、厚みが0.2〜3.0mmの編状物を含むものである。
本発明の吸液揮散層(編状物)に使用される繊維は、繊度の均一なものであれば特に限定はないが、加熱揮散の際の安定性の点から、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維、芳香族ポリアミド繊維、ポリフェニレンサルファイド繊維、およびポリイミド繊維などの耐熱性合成繊維である。これらは、1種単独で、あるいは2種以上を併用することができる。好ましくはポリアミド繊維である。
また、糸形態は、フィラメント、紡績糸のいずれも使用可能である。ただし、薬液揮散の安定性からは、フィラメントの方が好ましい。
【0010】
上記編状物の単糸繊度は、0.5〜50デニール、好ましくは1〜10デニールである。単糸繊度0.5デニール未満であると、編状物作成時の取り扱いが難しく、また薬液が詰まりやすいため、揮散が不安定となる。一方、50デニールを超えると、編状物の吸液芯材への締めつけ力が弱く、空間充填率が低下し、薬液揮散量が安定しなくなる。
また、本発明の編状物とは、編物、組物をいう。なかでも、丸打組紐が、厚みの均一性や空間充填率の点で好ましい。
【0011】
本発明は、吸液揮散層(編状物)の空間充填率および厚みにより、吸液性に関与するモデル的な毛細管の管径および数を調整することにより、薬液の揮散量および揮散の安定性をコントロールするものである。
本発明の吸液揮散層(編状物)の空間充填率は、70〜99%である。編状物の空間充填率が70%未満であると、上記毛細管径のばらつきが大きくなることから、揮散量が不安定となる。一方、99%を超えると、製紐、編みなどによる製造が困難となる。
また、本発明の吸液揮散層(編状物)の厚みは、0.2〜3.0mm、好ましくは0.2〜0.5mmである。編状物の厚みが0.2mm未満であると、揮散とともに生じる残滓によって毛細管が詰まり、薬液の吸い上げ量が漸減するため揮散量自体も減少する。一方、厚みが3.0mmを超えると、製紐による吸液芯材の締めつけ効果が薄れて、揮散安定性が損なわれる。
上記編状物の空間充填率および厚みの調整は、例えば、丸打組紐を製造する際使用する製紐機の張力を調整するなどにより行うことができる。また、未延伸糸や半延伸糸などの高い収縮率を有する繊維を製紐し、または編みあげたのち、繊維を収縮させるなどの2次的手段により調整することもできる。
【0012】
本発明の編状物は、通常の製紐機で製造することができる丸打組紐であることが好ましい。また、本発明の編状物としては、上記製紐機の他、ラッセルのような経編機による筒状の編物を使用することもできる。本発明の編状物は、保持材上で直接、編みまたは製紐することが好ましい。保持材上で直接、編みまたは製紐すると繊維層と芯材との密着性が高まり、繊維層の均一性が上がり、さらに所望の空間充填率を得られるという利点がある。
【0013】
本発明の吸液芯は、吸液揮散層の下部外層が薬液の浸透しないフィルム状スリーブで覆われ、下端のみに吸液部を有することが好ましい。薬液の浸透しないフィルム状スリーブとしては、例えば、熱収縮プラスチックチューブ、熱収縮ゴムチューブ、プラスチックフィルムなどが挙げられる。吸液芯の下端のみから吸液させることにより、常に同一箇所から薬液を吸い上げるとともに、揮散による薬液の減少に伴う液位の低下の影響を受けず、常に安定した揮散が確保される。
【0014】
本発明の吸液揮散層に使用できる編状物は、複数本の連続した編組用線状材群によって編状物の形成が開始される編組口へ一定長の吸液芯材を間欠的に供給し、上記一定長の吸液芯材の外周面を単糸繊度0.5〜50デニールの繊維で空間充填率が70〜99%、厚みが0.2〜3.0mmの編状物で被覆したのち、レーザーにより吸液芯材とそれを被覆した外周編状物を溶着し、かつ両方を裁断することで製造できる。
複数本の連続した編組用線状材群とは、編状物の材料となる、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維、芳香族ポリアミド繊維、ポリフェニレンサルファイド繊維、およびポリイミド繊維などの耐熱性合成繊維のことであり、その本数は、好ましくは5本以上、さらに好ましくは20本以上である。5本未満では、芯材を充分被覆できない。また、編状物の形成が開始される編組口とは、編状物として形成される網の開始点のことであり、編組口へ間欠的に供給する吸液芯材の長さは、特に限定しないが、好ましくは20cm以下、さらに好ましくは10cm以下である。
吸液芯材とそれを被覆した外周編状物を溶着し、かつ両方を裁断するレーザーとしては、通常公知のものが使用できる。
【0015】
本発明の吸液芯に対して使用できる薬液は、油性、水性を問わず、どのような薬液でも長時間にわたって安定した揮散が可能である。また、上記薬液は、蚊とり殺虫剤に限定されることなく、芳香剤、消臭剤、殺菌剤、忌避剤などの揮散にも使用できる。
また、本発明の吸液芯は、加熱を必要としない吸上げ式揮散装置にも適用できる。
【0016】
【実施例】
以下、本発明を図面を引用して詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
図1は、本発明の一つの実施形態を示すものである。吸液芯10は、中心の保持材1、その周囲の吸液揮散層2から構成され、吸上げ式揮散装置11に組み込まれている。吸上げ式揮散装置11は薬液6の入った薬液容器5の上部に中栓3が被せてあり、中栓3の中央固定部に吸液芯10が固定されている。吸液芯10の下部外層は、フィルム状スリーブ4で覆われている。中栓3は、液たまり部8を有する。上記吸上げ式揮散装置11中の薬液6は、加熱揮散装置を使用して吸液芯10の上部が加熱されることにより、蒸発揮散する。
【0017】
実施例として、図1に示す吸液芯を製造し、評価した。
保持材の材料は、ナイロン66樹脂を使用した。吸液揮散層の材料として、ポリエステル繊維(帝人株式会社製、単糸5デニール)、ナイロン繊維(帝人デュポンナイロン株式会社製、ナイロン66、単糸6デニール)、アラミド繊維(帝人株式会社製、コーネックス紡績糸、単糸2デニール)を使用した。
吸液芯の製造方法としては、吸液揮散層(編状物)が丸打組紐の場合、製紐機を用いて吸液芯材を組紐で被覆し、吸液揮散層(編状物)が編物の場合、ラッシェル編機を用いて吸液芯材を編物で被覆した。編状物は、丸打組紐の場合、20〜50本、ラッシェル編の編物の場合、50本の繊維を使用した。
製紐時の糸の張力を調整することにより、表1に示す空間充填率を得た。また、糸本数を調整することにより、表1に示す厚みを得た。表1に、使用した材料を示す。
【0018】
評価基準は、下記のとおりである。
空間充填率は、吸液芯の寸法を測定して求めた吸液揮散層容積および使用した繊維重量より求めた繊維容積とから下記式に従い算出した。
空間充填率(%)=(繊維容積/吸液揮散層容積)×100
吸液揮散層厚みは、マイクロメーターを用いてランダムに50箇所を測定し、その平均値を算出した。
市販の電子蚊とり(大日本除蟲菊株式会社製、キンチョウリキッド60日用水性)の取り替え液、および、市販加熱揮散装置(大日本除蟲菊株式会社製)を使用して、本発明の吸液芯を組み込んだ吸上げ式揮散装置で揮散を行った。結果を表2に示す。
【0019】
なお、表2に示す揮散量は、各積算加熱時間での、12時間当たりの平均揮散量(g/12hr)である。また、表2に示す揮散量のばらつきは、長期(700時間)安定性を示し、700時間中、薬液がなくなるまでの揮散量が安定しているものを○、やや不安定なものを△、安定せず漸減傾向にあるもの、または薬液が残っているにもかかわらず揮散量が極端に低下したものを×として評価した。
【0020】
【表1】
【0021】
【表2】
【0022】
*:表中「−」は、途中で薬液が無くなり、揮散が終了したことを表す。
【0023】
上記表1〜2より明らかなように、本発明の吸液芯を使用した実施例1〜9では、吸液揮散層が、本発明の範囲内の単糸繊度を有する繊維で構成され、かつ本発明の範囲内である空間充填率および厚みを有する編状物であるため、揮散量が長期にわたり安定して維持されることが確認された。
【0024】
【発明の効果】
本発明の吸液芯は、薬液揮散量が長期にわたって安定しており、編状物材料として合成繊維を使用した場合、吸液芯を樹脂により含浸処理しても揮散量のばらつきが生じない。さらに、本発明の吸液芯を使用すると、樹脂が薬液へ溶出するなどの問題が最小限に抑えられる。また、吸液揮散層が繊維で構成された編状物を含むため、表面に微細凹凸を有し、本発明の吸液芯を組み込んだ吸上げ式揮散装置の密閉性が緩和され、転倒時に液もれしない程度に通気性が保たれる。その結果、使用時や保管時の温度変化に伴う薬液容器内部の内圧変化による薬液の滲出をも防止することが可能となった。さらに、油性薬液、水性薬液のいずれも使用でき、長時間にわたって安定した揮散が可能である。さらに、蚊とり殺虫剤に限定されることなく、芳香剤、消臭剤、殺菌剤、忌避剤などの揮散にも使用でき、加熱を必要としない吸上げ式揮散装置にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施形態を示す吸液芯の縦断面の概略図である。
【符号の説明】
1:保持材
2:吸液揮散層(編状物)
3:中栓
4:フィルム状スリーブ
5:薬液容器
6:薬液
10:吸液芯
11:吸上げ式揮散装置
Claims (5)
- 略中心部に配設された保持材の周囲に多孔質の吸液揮散層を配してなる吸液芯において、上記吸液揮散層が単糸繊度0.5〜50デニールの繊維で構成され、かつその空間充填率が70〜99%、厚みが0.2〜3.0mmの編状物を含むことを特徴とする吸液芯。
- 編状物が、丸打組紐である請求項1記載の吸液芯。
- 編状物が、ポリアミド繊維よりなる請求項1または2記載の吸液芯。
- 吸液揮散層の下部外層が、フィルム状スリーブで覆われ、下端のみに吸液部を有する請求項1〜3のいずれか1項に記載の吸液芯。
- 複数本の連続した編組用線状材群によって編状物の形成が開始される編組口へ一定長の吸液芯材を間欠的に供給し、上記一定長の吸液芯材の外周面を単糸繊度0.5〜50デニールの繊維で空間充填率が70〜99%、厚みが0.2〜3.0mmの編状物で被覆したのち、レーザーにより吸液芯材とその外周を被覆した編状物を溶着し、かつ両方を裁断することを特徴とする吸液芯の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000194226A JP3762195B2 (ja) | 2000-06-28 | 2000-06-28 | 吸液芯およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000194226A JP3762195B2 (ja) | 2000-06-28 | 2000-06-28 | 吸液芯およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002000158A JP2002000158A (ja) | 2002-01-08 |
JP3762195B2 true JP3762195B2 (ja) | 2006-04-05 |
Family
ID=18693090
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000194226A Expired - Fee Related JP3762195B2 (ja) | 2000-06-28 | 2000-06-28 | 吸液芯およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3762195B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2016167209A1 (ja) * | 2015-04-14 | 2018-01-25 | 大日本除蟲菊株式会社 | 害虫防除製品、及び害虫防除方法 |
JP6700104B2 (ja) * | 2016-05-24 | 2020-05-27 | 大日本除蟲菊株式会社 | 吸液芯 |
JP2020164229A (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | 小林製薬株式会社 | 薬液揮散器 |
CN113684579A (zh) * | 2020-05-19 | 2021-11-23 | 成建登 | 液体蚊香用pet纤维挥发芯及其制备方法 |
-
2000
- 2000-06-28 JP JP2000194226A patent/JP3762195B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002000158A (ja) | 2002-01-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11903418B2 (en) | Composite micro-vaporizer wicks | |
US5124200A (en) | Fray resistant and absorbent liquid transfer wick | |
EP3675661B1 (en) | Wick for vaporizer device | |
US7888275B2 (en) | Porous composite materials comprising a plurality of bonded fiber component structures | |
KR20050078222A (ko) | 지지 부재 및 휘산 장치 | |
JP3762195B2 (ja) | 吸液芯およびその製造方法 | |
JP3727830B2 (ja) | 吸液芯 | |
JP4457265B2 (ja) | 芳香器及び吸上揮散部材 | |
JPH0372833A (ja) | 吸液芯並びに薬剤蒸散方法 | |
JPH07268772A (ja) | 薬物含有中空繊維 | |
JP2006025656A (ja) | 薬剤担持体 | |
JPH05328884A (ja) | 吸液芯 | |
JP4273295B2 (ja) | 薬液揮散装置及びその芯材 | |
JPH066023B2 (ja) | 吸上式加熱蒸散装置用吸液芯 | |
JPH0739425Y2 (ja) | 加熱蒸散装置 | |
KR100770328B1 (ko) | 액체 흡수 코어 | |
JPH069605B2 (ja) | 蒸散芯 | |
JP3587322B2 (ja) | 加熱蒸散装置 | |
JP6700104B2 (ja) | 吸液芯 | |
JP2668291B2 (ja) | 殺虫剤加熱蒸散用吸液芯 | |
JP2003160778A (ja) | 揮散成分保持用担体 | |
JP4389212B2 (ja) | 加熱式薬剤蒸散装置 | |
JP4402792B2 (ja) | 吸液芯、薬剤揮散装置及び吸液芯の製造方法 | |
JP2000084059A (ja) | 液体揮散装置 | |
JPH04327854A (ja) | 薬液発散器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20040223 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040405 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050824 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050906 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051101 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20051220 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060112 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 3762195 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100120 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100120 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110120 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120120 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130120 Year of fee payment: 7 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130120 Year of fee payment: 7 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130120 Year of fee payment: 7 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130120 Year of fee payment: 7 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130120 Year of fee payment: 7 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130120 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140120 Year of fee payment: 8 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |