JP3762114B2 - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は不揮発性半導体記憶装置に係り、特にメモリセルにおけるデータ消去方法を改良した不揮発性半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
不揮発性半導体記憶装置の一つにNOR型フラッシュメモリがある。従来のNOR型フラッシュメモリとして、例えば「IEEE-Journal of Solid-State Circuits,vol.27,No.11,pp.1540-1546,Nov.1992 」に記載されたものが良く知られている。
【0003】
図12はNOR型フラッシュメモリの一般的な回路構成を示している。
図12において、複数のワード線WL、BL(それぞれ2本のみ図示)の各交点には不揮発性トランジスタからなるメモリセルMCが配置されており、各メモリセルMCのコントロールゲートは対応するワード線WLに、ドレインは対応するビット線BLにそれぞれ接続され、全てのソースはソース線SLに共通に接続されている。
【0004】
図13は、図12中の1個のメモリセルMCの素子構造を示す断面図である。半導体基板もしくは半導体基板に形成されたウエル領域等からなる半導体領域101には、この半導体領域101とは反対導電型の拡散領域からなるソース102、ドレイン103が形成されている。さらに上記ソース、ドレイン間のチャネル領域上には図示しないゲート絶縁膜を介してフローティングゲート104が形成され、さらにこのフローティングゲート104上には図示しないゲート絶縁膜を介してコントロールゲート105が形成されている。
【0005】
このような構成のメモリにおいて、データの読み出しは次のようにして行われる。すなわち、選択されたワード線WLに正極性の電圧、例えば5Vを印加し、メモリセルMCのドレインに接続されたビット線BLに電流が流れるか否かで、データの“1”/“0”の判定を行う。“1”セルの場合、ワード線WL(コントロールゲート105)から見た閾値電圧は5V以下であるために、そのメモリセルにはドレイン電流が流れる。一方、“0”セルの場合、ワード線WLから見た閾値電圧は5V以上であるために、そのメモリセルにはドレイン電流は流れない。そして、センスアンプでこの電流差を検知し、外部にセンスデータとして出力する。
【0006】
データの書き込みは次のようにして行われる。すなわち、選択されたワード線WLに正極性の高電圧、例えば10Vを印加し、書き込み選択されたビット線BLには例えば5Vを印加して、ホットエレクトロン注入現象によって閾値電圧を5V以上にすることによって実現される。書き込み非選択のビット線BLには0Vの電圧が印加されるためにホットエレクトロンが発生しないので、閾値電圧は5V以下のままである。なお、データを書き込む前には予め消去を行って全て“1”データにしておき、その後“0”データを選択的に書き込むようにする。
【0007】
データの消去は、複数個のメモリセル(例えば512kビット)に対して一括して行われる。すなわち、ソース線SLに正極性の電圧、例えば5Vを印加し、消去を行うメモリセルに接続されているワード線WLの全てに負極性の電圧、例えば−7Vを印加し、図13中に示されるフローティングゲート104とソース102とのオーバーラップ領域のトンネル酸化膜106を介して、トンネル現象によってフローティングゲート104から電子をソース102に引き抜くことによって実現される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、これまでは素子の微細化によってチップサイズを縮小してきたが、メモリサイズに対するフローティングゲートとソースとのオーバーラップ領域が占める割合が増しており、この結果、メモリセルサイズの縮小率が低下する傾向にある。
【0009】
この発明は上記のような事情を考慮してなされたものであり、その目的は、メモリセルサイズの縮小率を向上させることができる不揮発性半導体記憶装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
第1の発明の不揮発性半導体記憶装置は、コントロールゲート、フローティングゲート、ソース及びドレインをそれぞれ有する複数のメモリセルと、上記複数のメモリセルのコントロールゲートに接続された複数のワード線と、上記複数のメモリセルのドレインに接続された複数のビット線と、上記複数のメモリセルのソースに共通に接続され、かつ上記複数のメモリセルが形成されている半導体領域に接続されたソース線と、上記複数のメモリセルに対してデータを書き込むための書き込み手段と、上記複数のメモリセルからデータを読み出すための読み出し手段と、上記複数のメモリセルのデータを消去するための消去手段とを具備し、上記複数のワード線のうち少なくとも1つが上記半導体領域に接続されていることを特徴とする。
【0011】
第2の発明の不揮発性半導体記憶装置は、コントロールゲート、フローティングゲート、ソース及びドレインをそれぞれ有する複数のメモリセルが第1の半導体領域内に形成された第1のメモリセルアレイと、コントロールゲート、フローティングゲート、ソース及びドレインをそれぞれ有する複数のメモリセルが、上記第1の半導体領域と分離された第2の半導体領域内に形成された第2のメモリセルアレイと、上記第1のメモリセルアレイ内の複数のメモリセルのコントロールゲートに接続された複数の第1のワード線と、上記第2のメモリセルアレイ内の複数のメモリセルのコントロールゲートに接続された複数の第2のワード線と、上記第1のメモリセルアレイ内の複数のメモリセルのドレインに接続された複数の第1のビット線と、上記第2のメモリセルアレイ内の複数のメモリセルのドレインに接続された複数の第2のビット線と、上記第1のメモリセルアレイ内の複数のメモリセルのソースに共通に接続され、かつ上記第1の半導体領域に接続された第1のソース線と、上記第2のメモリセルアレイ内の複数のメモリセルのソースに共通に接続され、かつ上記第2の半導体領域に接続された第2のソース線と、上記第1及び第2のメモリセルアレイ内の複数のメモリセルに対してデータを書き込むための書き込み手段と、上記第1及び第2のメモリセルアレイ内の複数のメモリセルからデータを読み出すための読み出し手段と、上記第1及び第2のメモリセルアレイ内の複数のメモリセルのデータを消去するための消去手段とを具備し、上記消去手段は、上記第1のメモリセルアレイ内のメモリセルのデータを消去するときには上記複数の第1のワード線に負極性の電圧を出力しかつ上記第1のソース線に正極性の電圧を出力し、上記第2のメモリセルアレイ内のメモリセルのデータを消去するときには上記複数の第2のワード線に負極性の電圧を出力しかつ上記第2のソース線に正極性の電圧を出力する手段を含んで構成されることを特徴とする。
【0012】
第3の発明の不揮発性半導体記憶装置は、コントロールゲート、フローティングゲート、ソース及びドレインをそれぞれ有し、半導体領域に形成された複数のメモリセルと、上記複数のメモリセルのコントロールゲートに接続された複数のワード線と、上記複数のメモリセルのドレインに接続された複数のビット線と、上記複数のメモリセルのソースに共通に接続されたソース線と、上記複数のメモリセルに対してデータを書き込むための書き込み手段と、上記複数のメモリセルからデータを読み出すための読み出し手段と、上記複数のメモリセルのデータを消去するための消去手段とを具備し、上記消去手段は、上記複数のワード線に負極性の電圧を出力しかつ上記複数のメモリセルが形成されている上記半導体領域に正極性の電圧を出力する手段を含み、上記半導体領域に正極性の電圧が出力された後に上記複数のワード線に負極性の電圧を出力するように構成されており、上記複数のワード線のうち少なくとも1つが上記半導体領域に接続されていることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照してこの発明を実施の形態により説明する。
図1は、この発明に係る不揮発性半導体記憶装置全体の構成を示すブロック図である。この実施の形態による不揮発性半導体記憶装置(以下、メモリ装置と略称する)10は、それぞれ512kビットサイズの複数個のメモリセルアレイ(MCA)(本例では2個)11、12と、ロウメインデコーダ(RM)13及びロウサブデコーダ(RS)14、15から構成されるロウデコーダと、それぞれツリー状に構成され、上記メモリセルアレイ11、12のビット線を選択するカラムゲート(CG)16、17と、ロウメインデコーダ13によって選択されたロウサブデコーダ14または15を介して、メモリセルアレイ11または12内のワード線をバイアスするコントロールゲートドライバ(GD)18、19と、メモリセルアレイ11及び12がそれぞれ形成される互いに分離された2つの半導体領域(ウエル領域)をバイアスするウエルドライバ(WD)20、21と、上記カラムゲート16、17を介してメモリセルアレイ11、12から読み出されるセルデータをセンスし、増幅し、Doutとしてメモリ装置10の外部に出力するセンスアンプ(SA)22と、メモリ装置10の外部から入力される書き込みデータDin に対応した書き込み電圧を、上記カラムゲート16、17を介してメモリセルアレイ11、12のビット線に出力する書き込みバッファ(WB)23と、メモリ装置10の外部から入力されるアドレス信号Add のうちメモリセルアレイブロックアドレスに対応したアドレスから内部メモリセルアレイブロックアドレスを生成するブロックアドレスバッファ(BAB)24と、上記アドレス信号Add のうちロウアドレスに対応したアドレスから内部ロウアドレスを生成するロウアドレスバッファ(RA)25と、上記アドレス信号Add のうちカラムアドレスに対応したアドレスから内部カラムアドレスを生成するカラムアドレスバッファ(CA)26とから構成されている。
【0014】
なお、メモリ装置10の外部からは各種制御信号ctl が入力され、これらの制御信号ctl は先のウエルドライバ20、21、センスアンプ22及び書き込みバッファ23の動作の制御に使用される。
【0015】
図2は、図1中のメモリセルアレイ11、12のうち一方のメモリセルアレイ11の詳細な回路例を示している。なお上記両メモリセルアレイ11、12は共に同様に構成されているので、他方のメモリセルアレイ12についてはその説明を省略する。
【0016】
メモリセルアレイ11には512本のワード線WL0 〜WL511 と1024本のビット線BL0 〜BL1023とが互いに交差するように配列されている。これら各ワード線とビット線との交点にはそれぞれフローティングゲート、コントロールゲート、ソース及びドレインを有する不揮発性トランジスタからなるメモリセルMCが配置されている。これに各メモリセルMCのコントロールゲートは対応するワード線に接続され、ドレインは対応するビット線に接続されている。また、メモリセルMCのうち、ビット線方向で隣接している各2個のメモリセルMCは、ドレインまたはソースのいずれか一方を共有している。さらに全てのメモリセルMCのソースと、バックゲートすなわち各メモリセルMCが形成されているウエル領域(WELL0 )はソース線SLに共通に接続されている。
【0017】
また、メモリセルアレイのビット線方向の両端部には、それぞれ各ワード線に接続されているメモリセルと同数(1024個)の加工用ダミーセルDCからなるダミーセル部DCAがそれぞれ設けられている。上記ダミーセル部DCA内の各ダミーセルDCのコントロールゲート、ソース及びバックゲートは先のソース線SLに接続されている。
【0018】
メモリセルアレイの周辺部ではそれ以外の領域に対してセルの対称性が崩れるため、書き込み時や消去時の特性がメモリセルアレイ中央部のセルのそれらと比べて変ってしまう。例えば、消去時に速く消去される特性であれば、中央部のセルが消去された時に周辺部のセルは消去され過ぎる場合があり、このとき閾値電圧が負になってしまうと、このセルと同じビット線に接続されているセルは例え“0”セルであってもセル電流が流れるので“1”セルと見做されてしまう。これは読み出しエラーを意味する。従って、加工用ダミーセルDCはこの読み出しエラーの発生を防止するために設けられている。すなわち、メモリセルアレイの両端部にそれぞれ1列分の余分なメモリセル(加工用ダミーセルDC)を設けることによって、メモリセルアレイ内のメモリセルの特性を一致を図るようにしている。
【0019】
図3は、図1のメモリ装置10の一部の素子構造を示す断面図である。P型の半導体基板31にはN型のウエル領域32、33が形成されている。上記N型のウエル領域32にはP型のウエル領域34が形成されている。図2中の各メモリセルMCはこのP型のウエル領域34に形成されている。なお、図では1個のメモリセルMCのみ図示している。
【0020】
上記P型のウエル領域34にはこのウエル領域34に対してコンタクトを取るためのP型のコンタクト領域35が、上記N型のウエル領域32にはこのウエル領域32に対してコンタクトを取るためのN型のコンタクト領域36がそれぞれ形成されている。これらのコンタクト領域35、36は、メモリセルMCのソースSと共に前記ソース線SLに接続され、前記ウエルドライバ(WD)20で生成されるバイアスがこのソース線SLを経由してウエル領域32、34及びメモリセルMCのソースSに共通に与えられる。なお、メモリセルMCのドレインDは、図2中の複数のビット線のうち対応するものに接続される。
【0021】
また、上記各メモリセルMCは、フローティングゲートとソースSとの間に、従来のようなオーバーラップ領域を有していない。
一方、N型のウエル領域33にはP型のウエル領域37が形成されており、半導体基板31、上記P型のウエル領域37及びN型のウエル領域33には、メモリ装置10において高電圧が印加されて高耐圧(HV)を要する周辺回路用のNチャネル及びPチャネルMOSトランジスタが形成されている。
【0022】
さらに、P型の半導体基板31にはP型のウエル領域38及びN型のウエル領域39が形成されている。そして、これらP型及びN型のウエル領域38、39には、メモリ装置10において高耐圧を要しない低耐圧(LV)の周辺回路用のNチャネル及びPチャネルMOSトランジスタが形成されている。
【0023】
なお、図示したトランジスタはあくまでも一部であり、半導体基板31には多数のトランジスタが形成されている。
次に、上記構成でなるメモリ装置の動作を説明する。
【0024】
読み出し及び書き込みは従来の場合と同様である。すなわち、読み出しは、ロウメインデコーダ13とロウサブデコーダ14または15によってメモリセルアレイ11または12内のワード線WLが選択され、この選択されたワード線WLに対し、コントロールゲートドライバ(GD)18または19から出力される5Vの電圧が印加される。このとき、ウエルドライバ20、21からは0Vの電圧が出力され、この0Vの電圧が各ソース線SLを介してメモリセルアレイ11、12が形成されているウエル領域WELL(図3中のP型のウエル領域34)に印加される。また、ウエル領域WELLには各メモリセルMCのソースも接続されているので、各メモリセルMCのソースも0Vになる。
【0025】
一方、カラムゲート(CG)16または17を介してメモリセルアレイ11または12内のビット線BLがセンスアンプ22に接続され、選択セルのドレインに接続されたビット線BLに所定の電圧が印加される。このとき、選択セルが“1”セルの場合、ワード線WLから見た閾値電圧は5V以下であるために、そのメモリセルにはドレイン電流が流れる。“0”セルの場合、ワード線WLから見た閾値電圧は5V以上であるために、そのメモリセルにはドレイン電流は流れない。そして、センスアンプ22でこの電流差が検知され、増幅されて外部にセンスデータDoutが出力される。
【0026】
書き込みは、読み出し時と同様にしロウデコーダで選択されたワード線WLに対し、コントロールゲートドライバ18または19から出力される10Vの電圧が印加される。このとき、ウエルドライバ20、21からは0Vの電圧が出力される。
【0027】
この際に、書き込みデータDin に応じて書き込みバッファ(WB)23から出力される5Vの電圧がカラムゲート(CG)16または17を介して、メモリセルアレイ11または12のビット線BLに印加される。従って、選択セルのドレイン、ソース間に電流が流れ、このときに発生するホットエレクトロンがフローティングゲートに注入され、その閾値電圧が5V以上に上昇することによって書き込みが実現される。書き込み非選択のビット線BLには0Vの電圧が印加され、ホットエレクトロンは発生しないので、閾値電圧は5V以下のままである。
【0028】
次に、消去動作について、図4のタイミングチャートを用いて説明する。まず、タイミングT0で消去信号ERASE が“H”にされる。次に、この後のタイミングT1でウエルドライバ20または21から8Vの電圧が出力され、ソース線SLを介してウエル領域WELLが充電され始める。このとき、この8Vの電圧の立上がり勾配は比較的穏やかにされる。その理由は、この8Vの電圧を速く立上げると、ウエル領域との間の容量結合によってワード線WLの電位が上昇し、このワード線WLを選択するロウサブデコーダ14、15を構成するP型のMOSトランジスタのウエル電位よりも高くなり、その結果によって発生するフォワードバイアス状態を避けるためである。
【0029】
ウエル領域WELLが8Vまで充電された後、タイミングT2でコントロールゲートドライバ18または19から−6Vの電圧が出力され、ワード線WLがこの−6Vの電圧で充電され始める。ここで、T1とT2のタイミングを分けている理由は次の通りである。すなわち、ウエルドライバ20、21から出力される8Vの電圧及びコントロールゲートドライバ18、19から出力される−6Vの電圧は、それぞれ図示しない昇圧回路を動作させて生成される。ここで、8Vの電圧を生成する昇圧回路と−6Vの電圧を生成する昇圧回路とを同時に動作させると、お互いの負荷容量を充電することになって、昇圧効率が低下するからである。すなわち、8Vの電圧を生成する昇圧回路がウエル領域を充電している間は、ワード線WLを0Vにすることによって、−6Vの電圧を生成する昇圧回路における消費電流を節約することができる。
【0030】
そして、ウエル領域WELLが8V、ワード線WLが−6Vのときに消去が行われる。すなわち、ワード線WLが−6Vのとき、コントロールゲートとフローティングゲートとの間の容量結合により、フローティングゲートは−6Vよりも絶対値は低いが所定の負の電圧となる。この時、フローティングゲートとメモリセルのチャネル領域全体との間でトンネル電流が流れ、フローティングゲートから電子が引き抜かれ、閾値電圧が5V以下に低下する。このようにして消去が実現される。
【0031】
消去が終了した後は、タイミングT3でコントロールゲートドライバ18または19から0Vの電圧が出力され、ワード線WLが0Vにリセットされる。このリセット動作もゆっくり行う必要がある。これは、ワード線WLを急速に0Vにリセットさせると、ワード線とウエル領域との間の容量結合によってウエル電圧が上がり過ぎてしまい、ウエル領域またはジャンクションブレークダウンを引き起こしてしまうからである。
【0032】
その後、タイミングT4でウエル領域が0Vにリセットされる。このリセット動作もゆっくり行う必要がある。これは、余りにも速すぎると、ワード線とウエル領域との間の容量結合によってワード線電位が負になってしまい、ロウサブデコーダ14、15を構成するN型のMOSトランジスタのウエル電位(0V)よりも低くなってしまい、その結果によって発生するフォワードバイアス状態を避けるためである。
【0033】
この後、タイミングT5で消去信号ERASE が“L”にされて消去動作が終了する。
なお、図4中のCLK1〜CLK4は、上記消去動作を制御する際に使用されるクロック信号であり、これらのクロック信号については後に説明する。
【0034】
このように、データの消去はチャネル領域全体でトンネル電流を流がして行われ、従来のようなフローティングゲートとソースとの間のオーバーラップ領域は形成されていないので、従来に比べてメモリセルサイズの縮小率の向上を図ることができる。
【0035】
また、図3に示すように、メモリセルMCが形成されているP型のウエル領域34と、このウエル領域34が形成されているN型のウエル領域32とは共にソース線SLに接続されている。書き込み時と読み出し時に、ウエル領域34とメモリセルMCのソースSは共に0Vであるので、このウエル領域34とソースSをショートしてよい。また、消去時もウエル領域34とソースSを同電位にバイアスしてよく、両者をショートしてよい。これにより、ウエル配線とソース配線を別々に設ける必要がないので、配線領域と配線を駆動する駆動回路の削減を図ることができる。
【0036】
さらに、消去時に過消去を防いで読み出しエラーの発生を防止する、図2中のダミーセル部DCAにおいて、各ダミーセルDCのコントロールゲートは、ソース線SLに接続されており、メモリセルMCの書き込み時や読み出し時には0Vが印加される。従って、ダミーセルDCのコントロールゲートとウエル領域との間には電圧ストレスが加わらない。
【0037】
一方、メモリセルMCの消去時には、ウエル領域には正極性の電圧(8V)が印加されるが、コントロールゲートとウエル領域とが接続されており、コントロールゲートにもこの正極性の電圧が印加されるので、この場合にもダミーセルDCには電圧ストレスが加わらない。
【0038】
このようにダミーセルDCのコントロールゲートはメモリセルアレイ内でソース線SLに接続することができるので、ダミーセルDCのワード線に対する配線が不要になる。この結果、ダミーセルDCを設けていてもそれに必要な配線領域や駆動回路を無くすことができるので、面積はそれ程増加しない。
【0039】
図5(a)は図1における一方のウエルドライバ(WD)20のシンボル図を示しており、図5(b)はその詳細な回路構成を示している。なお、図1中の他方のウエルドライバ21もこれと同様に構成されており、入力される内部メモリセルアレイブロックアドレス(BA、/BA)のみが異なるので、その説明は省略する。
【0040】
図5(a)に示すように、ウエルドライバ(WD)20には図示しないクロック発生回路で生成されるクロック信号CLK1、CLK2、CLK4と、ブロックアドレスバッファ(BAB)24で生成される内部メモリセルアレイブロックアドレス(以下、単にアドレスと称する)BA0、/BA0が供給され、ウエルドライバ20はこれらの信号及び電源電圧に基づいてウエル(WELL0 )バイアスを出力する。
【0041】
次に図5(b)の回路構成について説明する。なお、図5(b)において、VP8はこの回路に供給される+8Vの電源電圧である。
電源電圧VP8の供給ノード(以下、VP8ノードと称する)と接地電圧のノード(以下、接地ノードと称する)との間にはPチャネルのMOSトランジスタ(以下、Pトランジスタと略称する)P1とNチャネルのMOSトランジスタ(以下、Nトランジスタと略称する)N1のソース、ドレイン間が直列に挿入されている。さらにVP8ノードと接地ノードとの間にはPトランジスタP2とNトランジスタN2のソース、ドレイン間が直列に挿入されている。上記PトランジスタP1のゲートは、上記PトランジスタP2とNトランジスタN2の直列接続ノード41に接続されている。上記PトランジスタP2のゲートは、上記PトランジスタP1とNトランジスタN1の直列接続ノードに接続されている。
【0042】
また、3入力のNORゲート42には、アドレス/BA(/BA0)、クロック信号CLK2がそれぞれ直接に、さらにインバータ43を介してクロック信号CLK1が供給される。そして、このNORゲート42の出力はNトランジスタN1のゲートに供給されると共にインバータ44を介してNトランジスタN2のゲートに供給される。
【0043】
VP8ノードと接地ノードとの間にはPトランジスタP3のソース、ドレイン間、抵抗45及びNトランジスタN3のソース、ドレイン間が直列に接続されている。また、VP8ノードと上記PトランジスタP3及び抵抗45の直列接続ノード46との間には、PトランジスタP4のソース、ドレイン間が接続されている。このPトランジスタP4のゲートはノード46に接続されている。
【0044】
VP8ノードと接地ノードとの間にはPトランジスタP5のソース、ドレイン間とNトランジスタN4のソース、ドレイン間とが直列に接続されている。上記PトランジスタP5のゲートは上記ノード46に接続されている。また、NトランジスタN4のゲートには2入力のNANDゲート47の出力が供給される。このNANDゲート47には消去信号ERASE とアドレスBA(BA0)が供給される。また、上記PトランジスタP5とNトランジスタN4の直列接続ノード48からウエル領域WELLに与える電圧が出力される。
【0045】
VP8ノードと上記ノード48との間にはPトランジスタP6のソース、ドレイン間が接続されている。また、上記ノード48と接地ノードとの間には2個のNトランジスタN5、N6ソース、ドレイン間が直列に接続されている。上記NトランジスタN5のゲートには一定バイアス電圧Vstが供給される。2入力のNANDゲート49にはクロック信号CLK4とアドレスBA(BA0)が供給され、このNANDゲート49の出力はインバータ50を介して上記NトランジスタN6のゲートに供給される。
【0046】
VP8ノードと接地ノードとの間にはPトランジスタP7とNトランジスタN7のソース、ドレイン間が直列に挿入されている。さらにVP8ノードと接地ノードとの間にはPトランジスタP8とNトランジスタN8のソース、ドレイン間が直列に挿入されている。上記PトランジスタP7のゲートは、上記PトランジスタP8とNトランジスタN8の直列接続ノードに接続されている。上記PトランジスタP8のゲートは、上記PトランジスタP7とNトランジスタN7の直列接続ノード51に接続されている。先のPトランジスタP6のゲートはこのノード51に接続されている。
【0047】
また、3入力のNORゲート52には、アドレス/BA(/BA0)、クロック信号CLK4がそれぞれ直接に、さらにインバータ53を介してクロック信号CLK2が供給される。そして、このNORゲート52の出力はNトランジスタN7のゲートに供給されると共にインバータ54を介してNトランジスタN8のゲートに供給される。
【0048】
なお、上記PトランジスタP5に比べてPトランジスタP6の素子サイズが大きく設定されていると共に、上記NトランジスタN5に比べてNトランジスタN4の素子サイズが大きく設定されている。
【0049】
次に、上記構成でなるウエルドライバの動作を、先の図4のタイミングチャートを併用して説明する。なお、このウエルドライバが動作する場合、アドレスBAは“H”であり、/BAは“L”である。
【0050】
消去信号ERASE が“L”のときはNANDゲート47の出力が“H”となり、NトランジスタN4がオンして、ウエルバイアスは0Vになる。次に、タイミングT0で消去信号ERASE が“H”になると、NANDゲート47の出力が“L”となり、いままでオンしていたNトランジスタN4がオフする。
【0051】
タイミングT0からT1の期間では全てのクロック信号CLK1〜CLK4は“L”である。従って、NORゲート42の出力は“L”、これに続くインバータ44の出力は“H”であり、NトランジスタN2がオンしてノード41が“L”になる。さらに、ノード41の信号がゲートに入力するPトランジスタP3がオンし、ノード46はVP8(8V)になり、PトランジスタP4及びP5はオフしている。また、NANDゲート49の出力は“H”、これに続くインバータ50の出力は“L”であり、NトランジスタN6はオフしている。NORゲート52の出力は“L”、これに続くインバータ54の出力は“H”であり、NトランジスタN8がオンしてノード51が“H”(VP8)になる。従って、このノード51の信号がゲートに入力するPトランジスタP6はオフしている。
【0052】
次に、タイミングT1にクロック信号CLK1が“H”に立ち上がると、NORゲート42の出力が“H”、これに続くインバータ44の出力が“L”になり、NトランジスタN1がオンしてPトランジスタP1との接続ノードが“L”になる。これにより、PトランジスタP2がオンして、ノード41が“H”(VP8)になる。そして、このノード41信号がゲートに入力するNトランジスタN3がオンし、抵抗45を介して一定電流がPトランジスタP4に流れる。ここで、PトランジスタP4とP5とはカレントミラー回路を構成しているので、上記抵抗45に流れる一定電流がPトランジスタP5側にも流れ、ノード48の充電が開始される。このとき、上記抵抗45に流れる電流の値が比較的小さくなるように設定されているので、先にも説明したようにソース線SLを介してウエル領域WELLが充電され始めときに、8Vの電圧の立上がり勾配は比較的穏やかになる。
【0053】
次に、タイミングT2にクロック信号CLK2が“H”に立ち上がると、NORゲート52の出力が“H”、これに続くインバータ54の出力が“L”になり、NトランジスタN7がオンし、PトランジスタP7との接続ノード51が“L”になる。これにより、素子サイズが大きいPトランジスタP6がオンして、ノード48が十分に大きな電流で充電され始める。
【0054】
次に、タイミングT4にクロック信号CLK4が“H”に立ち上がると、NORゲート52の出力が再び“L”に落ち、これに続くインバータ54の出力が“H”に立ち上がり、NトランジスタN8がオンしてノード51が再び“H”になり、PトランジスタP6がオフして、ノード48に対する充電が終わる。また、クロック信号CLK4が“H”に立ち上がることにより、NANDゲート49の出力が“H”から“L”に落ち、これに続くインバータ50の出力が“L”から“H”に立ち上がり、NトランジスタN6がオンする。ここで、このNトランジスタN6に対して直列接続されているNトランジスタN5のゲートには一定バイアス電圧Vstが供給されているので、NトランジスタN6がオンした後にノード48が放電され始める。この場合、NトランジスタN5の素子サイズが小さくされているので、先にも述べたようにノード48の放電、すなわちリセット動作がゆっくりと行われる。
【0055】
次に、タイミングT5の後に消去信号ERASE が“L”に落ち、全てのクロック信号CLK1〜CLK4が“L”に落ちて、最初の状態に戻る。
図6(a)は、消去時に、ワード線に出力される−6Vの電圧を出力制御する制御回路(BB)のシンボル図を示しており、図6(b)はその詳細な回路構成を示している。
【0056】
図6(a)に示すように、この制御回路(BB)には図示しないクロック発生回路で生成されるクロック信号CLK2、CLK3、ブロックアドレスバッファ(BAB)24で生成されるアドレス/BA及び5Vと−6Vの電源電圧が供給され、この制御回路(BB)はこれらの信号及び電源電圧に基づいてワード線WLに供給するための電圧VBBを出力する。
【0057】
次に図6(b)の回路構成について説明する。なお、図6(b)において、Vcc、VN6はこの回路に供給される5V、−6Vの電源電圧である。
電源電圧Vccの供給ノード(以下、Vccノードと称する)と電源電圧VN6の供給ノード(以下、VN6ノードと称する)との間にはPトランジスタP11とNトランジスタN11のソース、ドレイン間が直列に挿入されている。さらにVccノードとVN6ノードとの間にはPトランジスタP12とNトランジスタN12のソース、ドレイン間が直列に挿入されている。上記NトランジスタN11のゲートは、上記PトランジスタP12とNトランジスタN12の直列接続ノード61に接続されている。上記NトランジスタN12のゲートは、上記PトランジスタP11とNトランジスタN11の直列接続ノード62に接続されている。また、3入力のNORゲート63には、アドレス/BA、クロック信号CLK3がそれぞれ直接に、さらにインバータ64を介してクロック信号CLK2が供給される。そして、このNORゲート63の出力はPトランジスタP11のゲートに供給されると共にインバータ65を介してPトランジスタP12のゲートに供給される。
【0058】
電圧VBBが出力されるノード66とVN6ノードとの間にはNトランジスタN13のソース、ドレイン間が接続され、さらにノード66と接地ノードとの間には1個のPトランジスタP13及び2個のNトランジスタN14、N15の各ソース、ドレイン間が並列に接続されている。上記PトランジスタP13のバックゲート、すなわちこのトランジスタが形成されているウエル領域には5Vの電源電圧Vccが供給され、2個のNトランジスタN14、N15のバックゲートには−6Vの電源電圧VN6が供給されている。
【0059】
上記NトランジスタN13及びPトランジスタP13の各ゲートは上記ノード61に接続され、上記NトランジスタN14のゲートは上記PトランジスタP11とNトランジスタN11の直列接続ノード62に接続されている。
【0060】
VccノードとVN6ノードとの間にはPトランジスタP14のソース、ドレイン間とNトランジスタN16のソース、ドレイン間とが直列に接続されている。さらにVccノードとVN6ノードとの間にはPトランジスタP15とNトランジスタN17のソース、ドレイン間が直列に挿入されている。上記NトランジスタP16のゲートは、上記PトランジスタP15とNトランジスタN17の直列接続ノードに接続されている。上記PトランジスタP17のゲートは、上記PトランジスタP14とNトランジスタN16との直列接続ノード67に接続されている。そして、先のNトランジスタN15のゲートはこのノード67に接続されている。上記PトランジスタP13のゲートに消去信号ERASE が供給され、さらに上記PトランジスタP14のゲートにはインバータ68を介してこの消去信号ERASE が供給される。
【0061】
なお、NトランジスタN14に比べてNトランジスタN15の素子サイズが大きくされていて、NトランジスタN15が流し得る電流の値がNトランジスタN14に比べて大きくされている。
【0062】
次に、図6(b)のような構成でなる制御回路の動作を説明する。なお、この制御回路が動作する場合、アドレス/BAは“L”である。
まず、消去期間ではない消去信号ERASE が“L”の期間(書き込み時及び読み出し時も含む)のとき、インバータ68の出力が“H”となり、これによりPトランジスタP14がオン、PトランジスタP15がオフし、ノード67は“H”(Vcc)となる。このノード67の信号がゲートに供給されるNトランジスタN15がオンし、ノード66が放電されて、VBBは接地電圧の0Vに設定される。
【0063】
一方、消去期間のときは消去信号ERASE が“H”になり、インバータ68の出力が“L”となるので、ノード67が“L”(VN6)となり、NトランジスタN15はオフする。
【0064】
ここで、先の図4のタイミングチャートのタイミングT2以前、すなわちクロック信号CLK2、CLK3が共に“L”の時は、インバータ64の出力が“H”、NORゲート63の出力が“L”、及びこれに続くインバータ65の出力が“H”となり、PトランジスタP11とNトランジスタN12がオンし、PトランジスタP12とNトランジスタN11がオフし、ノード61が“L”(VN6)、ノード62が“H”(Vcc)となる。このとき、ノード61の信号がゲートに入力するNトランジスタN13がオフし、PトランジスタP13がオンする。さらに、ノード62の信号がゲートに入力するNトランジスタN14がオンする。従って、クロック信号CLK2、CLK3が共に“L”の時、ノード66はそれぞれオン状態であるPトランジスタP13とNトランジスタN14を介して放電されて、VBBは接地電圧の0Vに設定される。
【0065】
次に、図4のタイミングチャートのタイミングT2で一方のクロックCLK2が“H”に立ち上がると、インバータ64の出力が“H”から“L”に反転し、MORゲート63の出力は“L”から“H”に反転し、さらにインバータ66の出力が“H”から“L”に反転する。これにより、PトランジスタP12とNトランジスタN11がオンし、PトランジスタP11とNトランジスタN12がオフし、ノード61は“L”(VN6)から“H”(Vcc)へ、また、ノード62は“H”(Vcc)から“L”(VN6)へそれぞれ変化する。このとき、NトランジスタN13がオンし、いままでオンしていたPトランジスタP13とNトランジスタN14がオフする。従って、クロック信号CLK2が“H”に立ち上がった後は、ノード66が電源電圧VN6によって充電され、VBBは−6Vに向かって変化していく。
【0066】
この後、図4のタイミングチャートのタイミングT3で他方のクロックCLK3が“H”に立ち上がると、NORゲート63の出力が再び“L”となり、タイミングT2以前と場合と同様にPトランジスタP13とNトランジスタN14がオンし、ノード66が放電されて、VBBが接地電圧の0Vに設定される。
【0067】
すなわち、図6に示した制御回路では、図4のタイミングチャートのタイミングT2からT3の期間に、VBBとして−6Vの電圧が出力され、その他の期間では0Vになる。
【0068】
図7(a)は、図1中のロウメインデコーダ(RM)13内の1個の部分デコーダのシンボル図を示しており、図7(b)はその詳細な回路構成を示している。
【0069】
図7(a)に示すように、このロウメインデコーダ13の部分デコーダには、後述するプリデコーダから出力されるプリデコード信号GAi、GBj(ただしi、jはそれぞれ0〜7)が供給され、この部分デコーダはメインデコード信号Mij、/Mijを出力する。ここで、i、jの数はそれぞれ8なので、先のロウメインデコーダ13内には、図7(a)に示す部分デコーダが8×8の64個設けられている。
【0070】
次に図7(b)の回路構成について説明する。なお、図7(b)において、VSWはこの部分デコーダに供給される電源電圧であり、その値はデータの読み出し時には5V、書き込み時には10Vになる。また、VBBは図6の回路から出力される電圧である。
【0071】
電源電圧VSWの供給ノード(以下、VSWノードと称する)と接地電圧ノードとの間にはPトランジスタP21とNトランジスタN21のソース、ドレイン間が直列に挿入されている。さらにVSWノードと接地電圧ノードとの間にはPトランジスタP22とNトランジスタN22のソース、ドレイン間が直列に挿入されている。上記PトランジスタP21のゲートは、上記PトランジスタP22とNトランジスタN22の直列接続ノード71に接続されている。上記PトランジスタP22のゲートは、上記PトランジスタP21とNトランジスタN21の直列接続ノード72に接続されている。また、2入力のNANDゲート73にはプリデコード信号GAi及びその相補信号のいずれか一方と、プリデコード信号GBj及びその相補信号のいずれか一方とが供給される。なお、図では、プリデコード信号GAiとGBjが供給されるものについて示している。このNANDゲート73の出力はNトランジスタN21のゲートに供給されると共にインバータ74を介してNトランジスタN22のゲートに供給される。
【0072】
VSWノードと接地電圧ノードとの間にはPトランジスタP23とNトランジスタN23のソース、ドレイン間が直列に挿入されている。さらにVSWノードと接地電圧ノードとの間にはPトランジスタP24とNトランジスタN24のソース、ドレイン間が直列に挿入されている。上記PトランジスタP23のゲートは先のノード71に接続され、上記PトランジスタP24のゲートは先のノード72に接続されている。そして、PトランジスタP23とNトランジスタN23の直列接続ノード75からメインデコード信号Mijが出力され、PトランジスタP24とNトランジスタN24の直列接続ノード76からメインデコード信号/Mijが出力される。
【0073】
図7(b)の部分デコーダにおいて、図中のプリデコード信号GAi、GBjが共に“H”のとき、すなわち、図示の部分デコーダが選択される条件の時、NANDゲート73の出力が“L”、これに続くインバータ74の出力が“H”となり、NトランジスタN21がオフし、NトランジスタN22がオンする。これによりノード71が“L”となり、さらにPトランジスタP21がオンして、ノード72が“H”(VSW)となり、PトランジスタP22がオフする。
【0074】
従って、PトランジスタP23がオンし、PトランジスタP24がオフする。また、PトランジスタP23がオンすると、ノード75が“H”(VSW)となり、NトランジスタN24がオンする。これにより、ノード76が“L”となり、NトランジスタN23はオフする。
【0075】
すなわち、プリデコード信号GAi、GBjが共に“H”のときにメインデコード信号Mij、/Mijは“H”、“L”となり、選択状態となる。
また、これ以外の部分デコーダでは、NANDゲート73に入力される2つのプリデコード信号のうち少なくともいずれか一方が“L”になり、そのNANDゲート73の出力が“H”、そのインバータ74の出力が“L”になるので、それぞれのメインデコード信号Mij、/Mijは“L”、“H”となり、非選択状態となる。
【0076】
図8(a)は、ロウメインデコーダ13から出力されるメインデコード信号Mij、/Mij及び図1中のコントロールゲートドライバ(GD)18もしくは19の出力Fkが供給される図1中のロウサブデコーダ(RS)14もしくは15内の1個の部分デコーダのシンボル図を示しており、図8(b)はその詳細な回路構成を示している。
【0077】
ここで、先にも述べたようにi、jの数はそれぞれ8であり、また、kの数も8にされているので、各ロウサブデコーダ内には図8(a)に示す部分デコーダが64×8の512個設けられており、それぞれの出力は512本のワード線 WLijk(図2中のWL0 〜WL511 )のうち対応する1本に出力される。
【0078】
次に8(b)の回路構成について説明する。8(b)に示す部分デコーダは、NトランジスタN25及びPトランジスタP25からなり、コントロールゲートドライバ18もしくは19の出力Fkのノードと対応するワード線WLijkとの間に挿入されたCMOS型のトランスファゲート77と、ワード線WLijkと図6の回路から出力される電圧VBBのノードとの間に接続されたNトランジスタN26とから構成されている。そして、NトランジスタN25及びPトランジスタP25の各ゲートには図7のロウメインデコーダで発生されるメインデコード信号Mij、/Mijが供給され、NトランジスタN26のゲートにはメインデコード信号/Mijが供給される。
【0079】
このように構成されたロウサブデコーダの部分デコーダでは、メインデコード信号Mij、/Mijが“H”、“L”のときは、トランスファゲート77がオンし、コントロールゲートドライバ18もしくは19の出力Fkがワード線WLijkに出力される。
【0080】
他方、メインデコード信号Mij、/Mijが“L”、“H”のときには、トランスファゲート77はオフし、NトランジスタN26がオンして、電圧VBBがワード線WLijkに出力される。
【0081】
図9(a)は、図1中のコントロールゲートドライバ(GD)18もしくは19内の1個のドライバ回路のシンボル図を示しており、図9(b)はその詳細な回路構成を示している。
【0082】
ここで、コントロールゲートドライバ18もしくは19には、図1中のロウアドレスバッファ(RA)25で生成される3ビットの内部ロウアドレスRA0、/RA0〜RA2、/RA2が入力される。従って、各コントロールゲートドライバ内には図8(a)、(b)に示すようなドライバ回路がそれぞれ8個設けられている。図9(b)はこの8個のドライバ回路のうち、アドレス/RA0、/RA1、/RA2が入力されてF0(k=0)を出力するものを例示しているが、他のドライバ回路もこれと同様に構成されており、入力信号が異なるだけであるので、その説明は省略する。
【0083】
図9(b)において、VSWノードと接地電圧ノードとの間にはPトランジスタP31とNトランジスタN31のソース、ドレイン間が直列に挿入されている。さらにVSWノードと接地電圧ノードとの間にはPトランジスタP32とNトランジスタN32のソース、ドレイン間が直列に挿入されている。上記PトランジスタP31のゲートはPトランジスタP32とNトランジスタN32の直列接続ノード81に接続され、上記PトランジスタP34のゲートはPトランジスタP31とNトランジスタN31の直列接続ノードに接続されている。
【0084】
また、3入力のNANDゲート82には3ビットのアドレス/RA0、/RA1、/RA2が入力される。このNANDゲート82の出力はインバータ83を介してNトランジスタN31のゲートに供給され、さらにインバータ83の出力はインバータ84を介してNトランジスタN32のゲートに供給される。そして、F0は上記ノード81から出力される。
【0085】
このような構成の回路において、3ビットのアドレス/RA0、/RA1、/RA2が全て“H”、すなわちこのドライブ回路が選択される条件のときは、NANDゲート82の出力が“L”、インバータ83の出力が“H”、インバータ84の出力が“L”となり、NトランジスタN31がオン、NトランジスタN32がオフし、出力F0は“H”(VSW)になる。
【0086】
このとき、これ以外の7個のドライバ回路では、3ビットのアドレスのうち少なくとも1つが“L”となっているので、NANDゲート82の出力は“H”、インバータ83の出力は“L”、インバータ84の出力は“H”となり、NトランジスタN31がオフ、NトランジスタN32がオンし、出力F0は“L”(接地電圧)になる。
【0087】
図10(a)、(b)は、先の図7に示したロウメインデコーダ(RM)13内の部分デコーダに入力されるプリデコード信号GAi、GBj(i、jはそれぞれ0〜7)を生成するプリデコーダの詳細な回路構成を示している。
【0088】
プリデコード信号GAi(GA0〜GA7)を生成する8個の各プリデコーダは、図10(a)に示すように、それぞれ3入力のNANDゲート82とインバータ83とから構成されている。上記NANDゲート82には、3ビットの内部ロウアドレスRA3、RA4、RA5及びこれらの相補アドレス/RA3、/RA4、/RA5の組み合わせが入力され、これら各NANDゲート82の出力がインバータ83で反転されることによってプリデコード信号GAi(GA0〜GA7)が出力される。
【0089】
図10(b)に示す、プリデコード信号GBi(GB0〜GB7)を生成する8個の各プリデコーダは、図10(a)に示すものど同様にNANDゲート82とインバータ83とから構成されている。なお、この場合、3ビットの内部ロウアドレスRA3、RA4、RA5及びこれらの相補アドレス/RA3、/RA4、/RA5の代わりに、3ビットの内部ロウアドレスRA6、RA7、RA8及びこれらの相補アドレス/RA6、/RA7、/RA8の組み合わせが入力され、各インバータ83からはプリデコード信号GBi(GB0〜GB7)が出力される。
【0090】
図11は、図6に示した制御回路(BB)、図7に示したロウメインデコーダ(RM)13及び図8に示したロウサブデコーダ(RS)14(15)からなるロウデコーダ全体の構成を示すブロックである。各ワード線WLはロウサブデコーダ内の一つの部分デコーダRPDに接続され、さらに8個の部分デコーダRPDはロウメインデコーダ13内の1つの部分デコーダRMDからの出力Mij、/Mijで制御される。また、コントロールゲートドライバ18(19)の出力F0〜F7は、ロウサブデコーダ内の部分デコーダRPDに8個おきに順次入力される。
【0091】
先に説明したように、ロウメインデコーダ13内には部分デコーダRMDが64個設けられており、それぞれの出力が各8個の部分デコーダRPDに供給される。
【0092】
ここで、書き込み時や読み出し時は、ロウアドレスRA0〜RA8で選択される1つのワード線に電圧VSWが出力され、その他のワード線には電圧VBBが出力される。電圧VSWは先にも述べたように、書き込み時は10Vに、読み出し時は5Vにされ、電圧VBBは書き込み時及び読み出し時は共に0Vにされる。
【0093】
なお、この発明は上記実施の形態に限定されるものではなく種々の変形が可能であることはいううまでもない。例えば、図1中のメモリセルアレイ11、12内のメモリセルが、図3に示すようにN型のウエル領域32に形成されたP型のウエル領域34に設けられる場合について説明したが、これに限定されるものではなく、メモリセルをP型の半導体基板31に設けるようにしてもよい。このようにメモリセルをP型の半導体基板31に設けた場合、ソース線SLはメモリセルのソースに接続されると共にP型の半導体基板31にも接続される。
【0094】
【発明の効果】
以上説明したようにこの発明によれば、メモリセルサイズの縮小率を向上させることができる不揮発性半導体記憶装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る不揮発性半導体記憶装置全体の構成を示すブロック図。
【図2】図1中のメモリセルアレイの一方の詳細な回路例を示す回路図。
【図3】図1のメモリ装置の一部の素子構造を示す断面図。
【図4】図1のメモリ装置の消去動作を説明するためのタイミングチャート。
【図5】図5(a)は図1における一方のウエルドライバのシンボル図、図5(b)はその詳細な回路構成を示す回路図。
【図6】図6(a)は消去時にワード線に出力される−6Vの電圧を出力制御する制御回路のシンボル図、図6(b)はその詳細な回路構成を示す回路図。
【図7】図7(a)は図1中のロウメインデコーダ内の1個の部分デコーダのシンボル図、図7(b)はその詳細な回路構成を示す回路図。
【図8】図8(a)は図1中のロウサブデコーダ内の1個の部分デコーダのシンボル図、図8(b)はその詳細な回路構成を示す回路図。
【図9】図9(a)は図1中のコントロールゲートドライバ内の1個のドライバ回路のシンボル図、図9(b)はその詳細な回路構成を示す回路図。
【図10】図10(a)はプリデコード信号GAiを生成するプリデコーダの詳細な回路構成を示す回路図、図10(b)はプリデコード信号GBjを生成するプリデコーダの詳細な回路構成を示す回路図。
【図11】図6の制御回路と図7のロウメインデコーダ及び図8のロウサブデコーダからなるロウデコーダ全体の構成を示すブロック。
【図12】NOR型フラッシュメモリの一般的な回路構成を示す図。
【図13】図12中の1個のメモリセルの素子構造を示す断面図。
【符号の説明】
10…不揮発性半導体記憶装置(メモリ装置)、
11、12…メモリセルアレイ(MCA)、
13…ロウメインデコーダ(RM)、
14、15…ロウサブデコーダ(RS)、
16、17…カラムゲート(CG)、
18、19…コントロールゲートドライバ(GD)、
20、21…ウエルドライバ(WD)、
22…センスアンプ(SA)、
23…書き込みバッファ(WB)、
24…ブロックアドレスバッファ(BAB)、
25…ロウアドレスバッファ(RA)、
26…カラムアドレスバッファ(CA)、
31…P型の半導体基板、
32、33…N型のウエル領域、
34…P型のウエル領域、
35…P型のコンタクト領域、
36…N型のコンタクト領域、
37…P型のウエル領域、
38…P型のウエル領域、
39…N型のウエル領域。
WL0 〜WL511 …ワード線、
BL0 〜BL1023…ビット線、
MC…メモリセル、
SL…ソース線、
DC…加工用ダミーセル、
DCA…ダミーセル部。

Claims (32)

  1. コントロールゲート、フローティングゲート、ソース及びドレインをそれぞれ有する複数のメモリセルと、
    上記複数のメモリセルのコントロールゲートに接続された複数のワード線と、
    上記複数のメモリセルのドレインに接続された複数のビット線と、
    上記複数のメモリセルのソースに共通に接続され、かつ上記複数のメモリセルが形成されている半導体領域に接続されたソース線と、
    上記複数のメモリセルに対してデータを書き込むための書き込み手段と、
    上記複数のメモリセルからデータを読み出すための読み出し手段と、
    上記複数のメモリセルのデータを消去するための消去手段とを具備し、
    上記複数のワード線のうち少なくとも1つが上記半導体領域に接続されていることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 前記半導体領域が半導体基板であり、前記ソース線がこの半導体基板に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 前記半導体領域が半導体基板に形成された第1導電型のウエル領域であり、前記ソース線がこのウエル領域に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 前記半導体領域が半導体基板内の第1導電型の第1のウエル領域に形成された第2導電型の第2のウエル領域であり、前記ソース線がこの第2のウエル領域に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 前記消去手段は、前記複数のワード線のうち前記半導体領域に接続されている前記少なくとも1つワード線を除く残りのワード線に負極性の電圧を出力し、前記ソース線に正極性の電圧を出力する手段を含んで構成されることを特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  6. 前記消去手段は、前記ソース線に正極性の電圧を出力した後に、前記複数のワード線に負極性の電圧を出力するように構成されていることを特徴とする請求項5に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  7. 前記消去手段は、前記ワード線に出力された負極性の電圧を放電した後に、前記ソース線に正極性の電圧を出力するように構成されていることを特徴とする請求項5または6に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  8. コントロールゲート、フローティングゲート、ソース及びドレインをそれぞれ有する複数のメモリセルが第1の半導体領域内に形成された第1のメモリセルアレイと、
    コントロールゲート、フローティングゲート、ソース及びドレインをそれぞれ有する複数のメモリセルが、上記第1の半導体領域と分離された第2の半導体領域内に形成された第2のメモリセルアレイと、
    上記第1のメモリセルアレイ内の複数のメモリセルのコントロールゲートに接続された複数の第1のワード線と、
    上記第2のメモリセルアレイ内の複数のメモリセルのコントロールゲートに接続された複数の第2のワード線と、
    上記第1のメモリセルアレイ内の複数のメモリセルのドレインに接続された複数の第1のビット線と、
    上記第2のメモリセルアレイ内の複数のメモリセルのドレインに接続された複数の第2のビット線と、
    上記第1のメモリセルアレイ内の複数のメモリセルのソースに共通に接続され、かつ上記第1の半導体領域に接続された第1のソース線と、
    上記第2のメモリセルアレイ内の複数のメモリセルのソースに共通に接続され、かつ上記第2の半導体領域に接続された第2のソース線と、
    上記第1及び第2のメモリセルアレイ内の複数のメモリセルに対してデータを書き込むための書き込み手段と、
    上記第1及び第2のメモリセルアレイ内の複数のメモリセルからデータを読み出すための読み出し手段と、
    上記第1及び第2のメモリセルアレイ内の複数のメモリセルのデータを消去するための消去手段とを具備し、
    上記消去手段は、上記第1のメモリセルアレイ内のメモリセルのデータを消去するときには上記複数の第1のワード線に負極性の電圧を出力しかつ上記第1のソース線に正極性の電圧を出力し、上記第2のメモリセルアレイ内のメモリセルのデータを消去するときには上記複数の第2のワード線に負極性の電圧を出力しかつ上記第2のソース線に正極性の電圧を出力する手段を含んで構成されることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  9. コントロールゲート、フローティングゲート、ソース及びドレインをそれぞれ有する複数のメモリセルが第1の半導体領域内に形成された第1のメモリセルアレイと、
    コントロールゲート、フローティングゲート、ソース及びドレインをそれぞれ有する複数のメモリセルが、上記第1の半導体領域と分離された第2の半導体領域内に形成された第2のメモリセルアレイと、
    上記第1のメモリセルアレイ内の複数のメモリセルのコントロールゲートに接続された複数の第1のワード線と、
    上記第2のメモリセルアレイ内の複数のメモリセルのコントロールゲートに接続された複数の第2のワード線と、
    上記第1のメモリセルアレイ内の複数のメモリセルのドレインに接続された複数の第1のビット線と、
    上記第2のメモリセルアレイ内の複数のメモリセルのドレインに接続された複数の第2のビット線と、
    上記第1のメモリセルアレイ内の複数のメモリセルのソースに共通に接続され、かつ上記第1の半導体領域に接続された第1のソース線と、
    上記第2のメモリセルアレイ内の複数のメモリセルのソースに共通に接続され、かつ上記第2の半導体領域に接続された第2のソース線と、
    上記第1及び第2のメモリセルアレイ内の複数のメモリセルに対してデータを書き込むための書き込み手段と、
    上記第1及び第2のメモリセルアレイ内の複数のメモリセルからデータを読み出すための読み出し手段と、
    上記第1及び第2のメモリセルアレイ内の複数のメモリセルのデータを消去するための消去手段とを具備し、
    上記複数の第1のワード線のうち少なくとも1つが上記第1の半導体領域に接続され、上記複数の第2のワード線のうち少なくとも1つが上記第2の半導体領域に接続されていることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  10. 前記第1及び第2の半導体領域が半導体基板に形成された第1導電型の第1及び第2のウエル領域であり、前記第1及び第2のソース線がこれら第1導電型の第1及び第2のウエル領域に接続されていることを特徴とする請求項8または9に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  11. 前記第1及び第2の半導体領域が、半導体基板に形成された第1導電型の第1のウエル領域に形成された第2導電型の第3及び第4のウエル領域であり、前記第1及び第2のソース線がこの第3及び第4のウエル領域に接続されていることを特徴とする請求項8または9に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  12. 前記消去手段は、前記第1もしくは第2のソース線に正極性の電圧を出力した後に、前記複数の第1もしくは第2のワード線に負極性の電圧を出力するように構成されていることを特徴とする請求項に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  13. 前記消去手段は、前記複数の第1もしくは第2のワード線に出力された前記負極性の電圧を放電した後に、前記第1もしくは第2のソース線に正極性の電圧を出力するように構成されていることを特徴とする請求項12に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  14. コントロールゲート、フローティングゲート、ソース及びドレインをそれぞれ有し、半導体領域に形成された複数のメモリセルと、
    上記複数のメモリセルのコントロールゲートに接続された複数のワード線と、
    上記複数のメモリセルのドレインに接続された複数のビット線と、
    上記複数のメモリセルのソースに共通に接続されたソース線と、
    上記複数のメモリセルに対してデータを書き込むための書き込み手段と、
    上記複数のメモリセルからデータを読み出すための読み出し手段と、
    上記複数のメモリセルのデータを消去するための消去手段とを具備し、
    上記複数のワード線のうち少なくとも1つが上記半導体領域に接続されており、
    上記消去手段は、上記複数のワード線のうち上記半導体領域に接続されている上記少なくとも1つワード線を除く残りのワード線に負極性の電圧を出力しかつ上記複数のメモリセルが形成されている上記半導体領域に正極性の電圧を出力する手段を含み、上記半導体領域に正極性の電圧が出力された後に上記ワード線に負極性の電圧を出力するように構成されていることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  15. 前記消去手段は、前記ワード線に出力された負極性の電圧を放電した後に前記半導体領域に正極性の電圧を出力するように構成されていることを特徴とする請求項14に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  16. 前記半導体領域が半導体基板であることを特徴とする請求項14に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  17. 前記半導体領域が半導体基板に形成された第1導電型のウエル領域であることを特徴とする請求項14に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  18. 前記半導体領域が半導体基板内の第1導電型の第1のウエル領域に形成された第2導電型の第2のウエル領域であることを特徴とする請求項14に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  19. 半導体領域と、
    上記半導体領域にソース、ドレインが形成され、フローティングゲート及びコントロールゲートを有する複数のメモリセルからなるメモリセルアレイと、
    上記複数のメモリセルのコントロールゲートに接続された複数のワード線と、
    上記複数のメモリセルのドレインに接続された複数のビット線と、
    上記複数のメモリセルのソースと上記半導体領域とに接続されたソース線と、
    上記複数のメモリセルのデータ消去の際に、上記ソース線に第1の電圧を出力する第1の電圧出力回路とを具備し、
    上記メモリセルアレイ内の端部には、それぞれソース、ドレイン、フローティングゲート及びコントロールゲートを有し、コントロールゲートが上記ソース線に共通に接続された複数のダミーセルが形成されていることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  20. 半導体領域と、
    上記半導体領域にソース、ドレインが形成され、フローティングゲート及びコントロールゲートを有する複数のメモリセルからなるメモリセルアレイと、
    上記複数のメモリセルのコントロールゲートに接続された複数のワード線と、
    上記複数のメモリセルのドレインに接続された複数のビット線と、
    上記複数のメモリセルのソースと上記半導体領域とに接続されたソース線と、
    上記複数のメモリセルのデータ消去の際に、上記ソース線に第1の電圧を出力する第1の電圧出力回路とを具備し、
    上記メモリセルアレイ内には、ソース、ドレイン、フローティングゲート及びコントロールゲートを有し、コントロールゲートがソースと接続されたダミーセルが形成されていることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  21. 前記複数のメモリセルのデータ消去の際に、前記複数のワード線に第2の電圧を出力する第2の電圧出力回路をさらに具備したことを特徴とする請求項19または20に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  22. 前記複数のメモリセルのデータ消去の際に、前記第2の電圧出力回路は、前記第1の電圧出力回路から前記ソース線に第1の電圧が出力され、前記ソース線の電圧が安定した後に、前記複数のワード線に第2の電圧を出力することを特徴とする請求項21に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  23. 前記複数のメモリセルのデータ消去の際に、前記第1の電圧出力回路は、前記第2の電圧出力回路から前記複数のワード線に出力される前記第2の電圧の出力が停止した後に、前記第1の電圧の出力を停止することを特徴とする請求項21に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  24. 前記第1の電圧が正極性の電圧であることを特徴とする請求項22記載の不揮発性半導体記憶装置。
  25. 前記第2の電圧が負極性の電圧であることを特徴とする請求項19または20に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  26. 半導体基板と、
    上記半導体基板内に形成された第1導電型の第1の半導体領域と、
    上記半導体基板内に上記第1の半導体領域とは分離して形成された第1導電型の第2の半導体領域と、
    上記第1の半導体領域にソース、ドレインが形成され、フローティングゲート及びコントロールゲートを有する複数のメモリセルからなる第1のメモリセルアレイと、
    上記第2の半導体領域にソース、ドレインが形成され、フローティングゲート及びコントロールゲートを有する複数のメモリセルからなる第2のメモリセルアレイと、
    上記第1のメモリセルアレイ内の複数のメモリセルのコントロールゲートに接続された複数の第1のワード線と、
    上記第2のメモリセルアレイ内の複数のメモリセルのコントロールゲートに接続された複数の第2のワード線と、
    上記第1のメモリセルアレイ内の複数のメモリセルのドレインに接続された複数の第1のビット線と、
    上記第2のメモリセルアレイ内の複数のメモリセルのドレインに接続された複数の第2のビット線と、
    上記第1のメモリセルアレイ内の複数のメモリセルのソースと上記第1の半導体領域とに接続された第1のソース線と、
    上記第2のメモリセルアレイ内の複数のメモリセルのソースと上記第2の半導体領域とに接続された第2のソース線と、
    上記第1のメモリセルアレイ内の複数のメモリセルのデータ消去の際に、上記第1のソース線に第1の電圧を出力する第1の電圧出力回路と、
    上記第2のメモリセルアレイ内の複数のメモリセルのデータ消去の際に、上記第2のソース線に上記第1の電圧と同じ値の第2の電圧を出力する第2の電圧出力回路とを具備し、
    上記第1のメモリセルアレイ内の端部には、それぞれソース、ドレイン、フローティングゲート及びコントロールゲートを有し、コントロールゲートが上記第1のソース線に共通に接続された複数の第1のダミーセルが形成され、
    上記第2のメモリセルアレイ内の端部には、それぞれソース、ドレイン、フローティングゲート及びコントロールゲートを有し、コントロールゲートが上記第2のソース線に共通に接続された複数の第2のダミーセルが形成されていることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  27. 半導体基板と、
    上記半導体基板内に形成された第1導電型の第1の半導体領域と、
    上記半導体基板内に上記第1の半導体領域とは分離して形成された第1導電型の第2の半導体領域と、
    上記第1の半導体領域にソース、ドレインが形成され、フローティングゲート及びコントロールゲートを有する複数のメモリセルからなる第1のメモリセルアレイと、
    上記第2の半導体領域にソース、ドレインが形成され、フローティングゲート及びコントロールゲートを有する複数のメモリセルからなる第2のメモリセルアレイと、
    上記第1のメモリセルアレイ内の複数のメモリセルのコントロールゲートに接続された複数の第1のワード線と、
    上記第2のメモリセルアレイ内の複数のメモリセルのコントロールゲートに接続された複数の第2のワード線と、
    上記第1のメモリセルアレイ内の複数のメモリセルのドレインに接続された複数の第1のビット線と、
    上記第2のメモリセルアレイ内の複数のメモリセルのドレインに接続された複数の第2のビット線と、
    上記第1のメモリセルアレイ内の複数のメモリセルのソースと上記第1の半導体領域とに接続された第1のソース線と、
    上記第2のメモリセルアレイ内の複数のメモリセルのソースと上記第2の半導体領域とに接続された第2のソース線と、
    上記第1のメモリセルアレイ内の複数のメモリセルのデータ消去の際に、上記第1のソース線に第1の電圧を出力する第1の電圧出力回路と、
    上記第2のメモリセルアレイ内の複数のメモリセルのデータ消去の際に、上記第2のソース線に上記第1の電圧と同じ値の第2の電圧を出力する第2の電圧出力回路とを具備し、
    上記第1、第2のメモリセルアレイ内にはそれぞれ、ソース、ドレイン、フローティングゲート及びコントロールゲートを有し、コントロールゲートがソースと接続されたダミーセルが形成されていることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  28. 前記第1のメモリセルアレイ内の複数のメモリセルのデータ消去の際に、前記複数の第1のワード線に第3の電圧を出力する第3の電圧出力回路と、
    前記第2のメモリセルアレイ内の複数のメモリセルのデータ消去の際に、前記複数の第2のワード線に上記第3の電圧と同じ値の第4の電圧を出力する第4の電圧出力回路とをさらに具備したことを特徴とする請求項26または27に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  29. 前記第1のメモリセルアレイ内の複数のメモリセルのデータ消去の際に、前記第3の電圧出力回路は、前記第1の電圧出力回路から前記第1のソース線に第1の電圧が出力され、前記第1のソース線の電圧が安定した後に、前記第1のメモリセルアレイ内の複数の第1のワード線に第3の電圧を出力し、
    前記第2のメモリセルアレイ内の複数のメモリセルのデータ消去の際に、前記第4の電圧出力回路は、前記第2の電圧出力回路から前記第2のソース線に第2の電圧が出力され、前記第2のソース線の電圧が安定した後に、前記第2のメモリセルアレイ内の複数の第2のワード線に第4の電圧を出力することを特徴とする請求項28に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  30. 前記第1のメモリセルアレイ内の複数のメモリセルのデータ消去の際に、前記第1の電圧出力回路は、前記第3の電圧出力回路から前記複数の第1のワード線に出力される前記第3の電圧の出力が停止した後に、前記第1の電圧の出力を停止し、
    前記第2のメモリセルアレイ内の複数のメモリセルのデータ消去の際に、前記第2の電圧出力回路は、前記第4の電圧出力回路から前記複数の第2のワード線に出力される前記第4の電圧の出力が停止した後に、前記第2の電圧の出力を停止することを特徴とする請求項28に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  31. 前記第1の電圧が正極性の電圧であることを特徴とする請求項26または27に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  32. 前記第3の電圧が負極性の電圧であることを特徴とする請求項26または27に記載の不揮発性半導体記憶装置。
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