JP3761815B2 - フラッシュeepromのプログラミングおよび過剰消去訂正モードにおけるビット線漏れ電流を消滅させる回路の実現 - Google Patents
フラッシュeepromのプログラミングおよび過剰消去訂正モードにおけるビット線漏れ電流を消滅させる回路の実現 Download PDFInfo
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Description
【技術分野】
本発明は、包括的には超小型集積回路技術に関する。本発明は、より具体的にはプログラマブル半導体メモリに関する。本発明は、さらに具体的には、フラッシュ電気的消去可能プログラマブル読出専用メモリ(EEPROM)のプログラミングおよび過剰消去訂正モード中のビット線漏れ電流を消滅させる回路の実現および方法に関する。
【0002】
【背景技術】
US−A−4 897815は、EEPROMメモリセルのアレイを含む不揮発性半導体メモリを開示している。このメモリは、前掲の請求項1のプリアンブルの特徴を含む。
超小型フラッシュまたはブロック消去型の電気的消去可能プログラマブル読出専用メモリ(フラッシュEEPROM)は、独立してプログラミングおよび読出可能なセルのアレイを含む。各セルのサイズひいてはメモリのサイズを、セルを独立して消去できるようにする選択トランジスタを省いて小型化する。すべてのセルがまとめてブロックとして消去される。
【0003】
このタイプのメモリは、個別の金属酸化膜半導体(MOS)電界効果トランジスタメモリセルを含み、その各々がソース、ドレイン、フローティングゲートおよびコントロールゲートを含み、これらに種々の電圧を印加することにより、セルをバイナリ1もしくは0でプログラミングするまたはすべてのセルをブロックとして消去する。
【0004】
セルは、行列からなる矩形のアレイ内で接続され、ある行のセルのコントロールゲートは対応するワード線に接続され、ある列のセルのドレインは対応するビット線に接続される。セルのソースはひとつに接続される。この配列はNORメモリ構成として知られている。
【0005】
セルのプログラミングは、典型的には9−10ボルトをコントロールゲートに印加し、5ボルトをドレインに印加し、ソースを接地することで、熱い電子をドレイン空乏領域からフローティングゲートに注入することによって行なう。このプログラミング電圧を取除くと、注入された電子はフローティングゲートで捉えられてここに負電荷が生じ、これがセルのしきい値電圧を約4ボルトを超える値まで引上げる。
【0006】
セルの読出は、典型的には5ボルトをコントロールゲートに印加し、1ボルトをドレインが接続されたビット線に印加し、ソースを接地し、ビット線電流を検知することによって行なう。セルがプログラミングされておりしきい値電圧が相対的に高い(4ボルト)の場合、ビット線電流はゼロまたは少なくとも相対的に低い。セルがプログラミングされていないまたは消去されている場合、しきい値電圧は相対的に低く(2ボルト)、コントロールゲート電圧はチャネルを増し、ビット線電流は相対的に高くなる。
【0007】
セルはいくつかの方法で消去できる。ある構成では、典型的には12ボルトをソースに印加し、コントロールゲートを接地し、ドレインを浮上がらせることによって、セルを消去する。これにより、プログラミング中にフローティングゲートに注入された電子は、ファウラーノルドハイム(Fowler-Nordheim)トンネルよって、薄いトンネル酸化膜を通してフローティングゲートからソースへと除去される。これに代わるものとしては、マイナス10ボルトのオーダの負電圧をコントロールゲートに印加し、5ボルトをソースに印加し、ドレインを浮上がらせることによって、セルを消去できる。
【0008】
この従来のフラッシュEEPROMセル構成における問題は、製造許容誤差のために、セルのいくつかは、他のセルが十分に消去される前に、過剰消去されることである。過剰消去されたセルのフローティングゲートは電子を失い正電荷を帯びる。その結果、過剰消去されたセルは空乏モードトランジスタとして働き、このトランジスタはコントロールゲートに通常の動作電圧を印加してもオフすることができず、後続のプログラミングおよび読出動作中に漏れが生じる。
【0009】
より具体的には、プログラミングおよび読出動作中、ある行のセルのコントロールゲートに接続された1本のワード線のみが一時ハイにされる一方でこれ以外のワード線は接地される。しかしながら、すべてのセルのドレインに正電圧が印加される。ある非選択セルのしきい値電圧が非常に低い、ゼロ、または負の場合、このセルのソース、チャネルおよびドレインを通して漏れ電流が流れる。
【0010】
典型的なフラッシュEEPROMでは、多数の、たとえば512のトランジスタメモリセルのドレインが一本のビット線に接続されている。このビット線上のセルのうちかなりの数のセルが背景漏れ電流を引いていれば、このビット線上の総漏れ電流がセルの読出電流を超える可能性がある。その結果、このビット線上のセルの状態を読出すことが不可能になり、メモリは動作不能になる。アレイにおけるビットのしきい値電圧が典型的には電圧分布を形成する。最も消去の程度の低いセルは相対的に高いしきい値電圧VTMAXを有するのに対し、最も過剰消去されたセルはゼロまたは負である最低許容値VTMINを有する。しきい値電圧が低いほどかつしきい値電圧分布が広いほど、漏れ電流は大きくなる。したがって、セルの過剰消去を防止し、しきい値電圧分布をできる限り小さな範囲に縮小して、すべてのセルが消去後に2ボルトのオーダという同じ高しきい値電圧を有することが理想的である。
【0011】
当該技術では、しきい値電圧分布の縮小を、最も過剰消去されたセルをより高いしきい値電圧に再プログラミングするという過剰消去訂正動作を実施することにより行なうことが知られている。この動作により得られるしきい値電圧分布では、すべてのセルが最低許容値を上回るしきい値電圧を有する。一般に、このタイプの過剰消去訂正動作は自動プログラミング妨害(APD)として知られている。
【0012】
自動プログラミング妨害消去(APDE)と呼ばれている好ましいAPD方法は、1997年6月24日に発行され、「OVERERASE CORRECTION FOR FLASH MEMORY WHICH LIMITS OVERERASE AND PREVENTS ERASE VERIFY ERRORS(過剰消去を制限し消去検査誤りを防止するフラッシュメモリのための過剰消去訂正)」と題された、Lee Clevelandへの米国特許第5,642,311号に開示されている。この方法は、過剰消去されたセルに対し検知を行ないこれにプログラミングパルスを与えてしきい値電圧を許容値に戻すことを含む。
【0013】
消去パルスを与えた後、まず、行ごとにセル単位で過少消去訂正を行なう。第1の行列位置のセルをアドレス指定し、このセルの消去検査を、4ボルトをコントロールゲート(ワード線)に印加し、1ボルトをドレイン(ビット線)に印加し、ソースを接地し、センスアンプを用いてビット線電流を検知して、このセルのしきい値電圧がある値たとえば2ボルトを上回るかどうかを判断することによって、実施する。このセルが過少消去されている(しきい値電圧が2ボルトを超える)場合、ビット線電流は低い。この場合、セルすべてに消去パルスを与え、第1のセルに対する消去検査を再び行なう。
【0014】
各消去パルスを与えた後かつ後続の消去検査動作前に、メモリのセルすべてに対して過剰消去訂正を実施する。過剰消去検査は、アレイのビット線に対して順次行なわれる。これは、ワード線を接地し、典型的には1ボルトを印加して第1のビット線をアドレス指定し、ビット線電流を検知することによって行なわれる。この電流が予め定められた値を超えていれば、このビット線に接続されたセルのうち少なくとも1つが過剰消去されており漏れ電流を引いていることになる。その場合は、過剰消去訂正パルスをビット線に与える。これは、約5ボルトを予め定められたたとえば100μsという期間ビット線に印加することによって行なわれる。
【0015】
過剰消去訂正パルスを与えた後、再びビット線検査を行なう。ビット線電流がなおも高く過剰消去されたセルが未だにビット線に接続されていれば、別の過剰消去訂正パルスを与える。この手順を順次すべてのビット線に対して繰返す。この手順は、ビット線電流が読出電流より低い予め定められた値に低下するまで、必要な回数繰返される。次に、上記手順は、第1の行およびこれに続く行の残りのセルに対し、メモリのセルすべてに対する消去検査が行なわれるまで、実施される。
【0016】
各消去パルス後に過剰消去訂正手順を実施することにより、セルの過剰消去の度合いが減じ、セルの耐久性が向上する。さらに、過剰消去セルの訂正は各消去パルス後に行なわれるため、消去検査中のビット線漏れ電流は減少する。よって、消去検査手順の終了の際、過少消去セルは存在しない。
【0017】
上記APDE法は、過剰消去されたセルを除去するのには効果的であるが、以下の点において限界がある。すなわち、セルのソースおよびワード線が過剰消去訂正中は接地されているので、過剰消去されたセルは過剰消去訂正パルスが与えられている間に背景漏れ電流を引く。漏れ電流は、大きな電源を設けることを必要とする。
【0018】
プロセスパラメータを制御して過剰消去訂正パルスが過少消去セルを生み出さないようにしたとしても、しきい値電圧分布縮小量は本質的に限られている。なぜなら、適切に消去されたセルのしきい値電圧が与えられた過剰消去訂正パルスによりさらに増大しないようにするためのメカニズムがないからである。加えてプログラミング中にも背景漏れ電流は存在し、同様の問題を引き起こす。
【0019】
上記の問題は、EEPROMの特徴サイズの縮小に合わせて電源電圧VCCを下げるのに伴ない悪化する。消去されたセルのしきい値電圧を低下させて低いVCCの値に対処するようにしなければならない。その結果、しきい値電圧分布においてより多くのセルが漏れ電流を引くことになる。
【0020】
VCCが十分に低い応用例では、多くのセルが漏れ電流を引くため、消去検査中の総ビット線漏れ電流が、消去されたセルに対応する値を、たとえこの現在検査中のセルが過少消去されている場合でも、超える可能性がある。その結果、消去検査および読出中のセルの状態を判別することができず、メモリは動作不能となる。この問題は、先行技術では未だ解決されておらず、低電圧EEPROMの開発を大きく妨げている。
【0021】
VCCの値が低い場合に特に問題となる、もうひとつの望ましくない効果は、VCCは、直接ワード線に印加された場合、選択されたセルのチャネルを増して消去中の検査を行なえるようにするには不十分なことである。そのため、チャージポンプを設けてワード線電圧をVCCよりも十分に高い値に引上げて、セルの検査を容易に実施できるようにする。VCCの値が3ボルトの場合、典型的に、ワード線電圧はおよそ4−5ボルトの値まで引上げられる。
【0022】
電圧を、パストランジスタを通してビット線に印加し、個別のビット線選択を行なえるようにする。背景漏れ電流は、チャージポンプに負担をかけ、パストランジスタの電圧降下を増大させる。結果として、セルに印加されるドレイン電圧が低下する。漏れ電流が過剰なためにドレイン電圧が低くなり過ぎると、セルの動作は不安定になり信頼性を失う。
【0023】
メモリセルを信頼性高くプログラミングするには、セルのドレイン−ソース電圧が4ボルトを超えていなければならない、すなわち、VDSが4ボルトよりも大きくなければならない。ビット線の抵抗は有限であるため、ビット線漏れ電流が増大すると、ビット線抵抗の電圧降下が大きくなり、VDS電圧が所要の電圧よりも低くなる可能性がある。同じような効果がAPDE動作中に生じ得る。
【0024】
したがって、フラッシュメモリ装置のプログラミングおよびAPDE中のビット線漏れ電流を減じるフラッシュメモリ装置および方法が必要である。
【0025】
【発明の開示】
本発明に従うと、上記およびその他の目的および利点は、フラッシュメモリ装置のプログラミングおよびAPDE中のビット線漏れ電流を消滅させる装置および方法によって達成される。このフラッシュメモリ装置は、nのI/Oブロックのアレイに配列されたフラッシュメモリセルを有する。各I/Oブロックはmの列およびpの行を備える。データバッファは、各I/Oブロックのビット線に接続される。抵抗器のアレイは、共通アレイソース接続との間に接続され、この抵抗アレイにおいて選択された抵抗器は、プログラミング動作が実施されているのかAPDE動作が実施されているのかによって、回路に切換えられる。
【0026】
本発明の別の局面に従うと、抵抗アレイは各I/Oブロックに対する1組の抵抗器からなる。抵抗器の組は各々、プログラミングモード抵抗器およびAPDEモード抵抗器を含む。各プログラミングモード抵抗器およびAPDEモード抵抗器は、スイッチと関連づけられる。
【0027】
本発明の別の局面に従うと、データバッファは、プログラミングモード抵抗器およびAPDEモード抵抗器のいずれかを、I/Oブロックにおいて対応するビット線に接続されているメモリセルがプログラミングされているのかAPDE動作を受けているのかによって、回路に切換える。
【0028】
このように、上記の方法および装置により、メモリ装置のプログラミングまたはAPDE中のビット線漏れ電流が消滅する。こうして、プログラミングおよびAPDE動作の信頼性が高まる。
【0029】
本発明は、以下の詳細な説明を添付の図面と関連づけて検討すればより良く理解される。当業者にとっては以下の説明から容易に明らかになるであろうが、本発明の実施例は、本発明を実施する最良モードを表すものとして示され説明されているにすぎない。本発明には他の実施例が可能であり、そのうちいくつかの詳細事項については明らかな種々の局面において変形が可能であることがわかるであろう。これらはすべて本発明の範囲から逸脱するものではない。したがって、図面および詳細な説明は本質的に例示であり限定ではない。
【0030】
本発明の特性を示すと考えられる新規の特徴は、前掲の特許請求の範囲に記載されている。しかしながら、本発明それ自体だけでなく、好ましい使用モードならびに本発明のさらなる目的および利点は、実施例についての以下の詳細な説明を添付の図面と併せて参照することによって、最もよく理解されるであろう。
【0031】
【発明を実施するためのモード】
次に、発明者が現在意図する本発明の最良の実施モードを示す、本発明の具体的な実施例について、詳細に述べる。
【0032】
図1は、フラッシュメモリ装置のセクタ100の簡単な回路図であり、メモリセルは16のI/Oブロックに配列され、各I/Oブロックは1行当り64のメモリセルと512の行とを備える。なお、I/Oブロック数、I/Oブロックにおける1行当りのメモリセル数およびI/Oブロックの行数は任意であり、本発明はこれ以外のサイズおよびメモリセル配列を含む。
【0033】
セクタ100は、I/OブロックであるI/OBLK0102、I/OBLK1104、I/OBLK2106、I/OBLK8108、I/OBLK9110およびI/OBLK15112といった16のI/Oブロックを有する。各I/Oブロックの幅は64メモリセルに相当し、ある行の各メモリセルのコントロールゲートは、114で示される共通のワード線に接続される。ワード線は、WL0、WL1、WL2およびWL511で示される。ある列の各メモリセルのドレインはビット線(図示せず)に接続される。よって、各I/Oブロックにはメモリセルの64の列がありしたがって64のビット線があることがわかるはずである。I/Oブロックにおける特定の列(またはビット線)が、例として論理116、118、120、122、124および126で示される論理により、選択される。DB0128、DB1130、DB7132、DB8134、DB9136およびDB15138といったデータバッファは、各I/Oブロック論理を駆動する。データバッファおよび論理の機能について以下で説明する。フラッシュメモリ技術では周知のように、セクタを囲むセクタデコーダ(図示せず)およびこのセクタ内に設けられたセクタデコーダ部140がある。セクタデコーダ部140の機能は本発明において重要ではないためこれ以上の説明は行なわない。各メモリセルのソースは、142によって示される共通アレイソース接続および共通アレイソース接続端子144に接続される。フラッシュメモリ技術では周知のように、ワード線デコーダにより、114で示されるワード線各々を、特定電圧の印加に対して個別に選択でき、データバッファおよび論理により、各ビット線を、特定電圧の印加に対して個別に選択できる。しかしながら、この共通ソース接続は、個々の列のソースまたは行のソースを選択出来ないようにしている。すなわち、このセクタにおけるすべてのソースには常に同じ電圧が印加されている。たとえば、プログラミングおよびAPDE中、共通アレイソース接続144は146で示される接地に接続されている。
【0034】
図2は、セクタ100の一部の詳細な回路図であり、図1に示されたI/Oブロック102および112の一部を示している。I/Oブロック0 102のメモリセルの1つの列の一部が200で示されており、ここにメモリセル202、204および206が示されている。I/Oブロック15 115のメモリセルの1つの列の一部が208で示されており、ここにメモリセル210、212および214が示されている。ここで示されているワード線WL0はメモリセル202および208のコントロールゲートを接続し、ここで示されているワード線WL1はメモリセル204および212のコントロールゲートを接続し、ここで示されているワード線WL511はメモリセル206および214のコントロールゲートを接続している。各ワード線は、I/OBlk0からI/OBlk15までのI/Oブロック各々のメモリセルすべてのコントロールゲートに接続されていることがわかるはずである。各I/Oブロックの1つの行には64のメモリセルがあり16のI/Oブロックがあるため、各ワード線に接続されているのは64×16=1024のコントロールゲートである。列200のビット線216は、データバッファDB0および論理回路218により選択される。各I/Oブロックについてデータバッファおよび関連の論理回路があり、このデータバッファおよび関連の論理回路は、I/Oブロックの64のビット線(メモリセルの列)から特定のビット線を選び出す。便宜上、I/Oブロック0およびI/Oブロック15各々のメモリセルの列1つのみが示されている。I/Oブロック0の特定のメモリセルを、ワード線デコーダが特定のワード線を選択しデータバッファおよび論理回路218が特定のビット線を選択することで、選択できることがわかるであろう。ソースはすべて共通電圧に接続されているため、特定のワード線および特定のビット線を選択することにより、I/Oブロック0の特定のメモリセルが選択される。たとえば、図2に示されるように、図示のワード線WL0にはプログラミングまたはAPDE電圧が印加され、ビット線216が選択され、メモリセル202が選択される。同時に、ワード線WL0が選択されているため、データバッファおよび論理回路222がビット線220を選択することにより、列208のメモリセル210も選択されることになる。ワード線WL0が選択されているため、プログラミングといった動作に対し、I/Oブロック0から15までのブロック各々のビット線を選択できる。たとえば、すべてのメモリセルの消去後、このセクタは、1ワード(16ビット)を、プログラミングが必要なメモリセルのワード線およびビット線を選択することにより、同時にプログラミングできる。したがって、このワードにおいてわずか1つのメモリセルをプログラミングできる、または、このワードにおいて16ものメモリセルを同時にプログラミングできる。プログラミングされているメモリセルのビット線各々に電流が流れているため、共通アレイソース接続に流れる総電流は、ワードにおいてプログラミングされているメモリセルの数次第で変化し得る。上記のように、個々のビット線を流れる電流は、プログラミングされているメモリセルを流れるプログラミング電流と、しきい値電圧の低いビット線上のメモリセルからの漏れ電流とを組合わせたものである。漏れ電流が生じる理由は、メモリセルのワード線が接地されていたとしても(0ボルト)、ドレインにはおよそ5ボルトの電圧が印加され、メモリセルのいくつかの低いしきい値電圧がこれらセルからの小さいが有限の漏れ電流を生じさせる可能性があることである。この漏れ電流が引き起こす問題は少なくとも2つある。第1に、プログラミングされているこれらセルからのプログラミング電流がすべての漏れ電流と組み合わさって、大きな電流を必要とし、したがって大きな電源を必要とする。第2に、ビット線の、点線で示した抵抗器224の有限抵抗RBitlineのため、漏れ電流によりビット線電流が増大すると、抵抗RBitlineの電圧降下ΔV=RBitline×IBitlineが増す。この増大した電圧降下ΔVにより生じる問題は、電圧降下ΔVがドレイン電圧VDを減少させ、そのために、ドレインおよびソース間の電圧VDSが減少することである。ドレイン電圧VDは、セルの信頼性あるプログラミングに必要な値(典型的には4ボルト)を下回る可能性がある。電源電圧が3ボルトであるシステムでは、チャージポンプを用いて電源電圧を必要レベルに引上げなければならず、電圧降下ΔVはさらに重要になる。
【0035】
図3は、図2に示したような詳細な回路図を示し、ここでは抵抗器300が先行技術で示されるように共通アレイソース接続146および接地間に接続される。抵抗器300は、プログラミングされていないまたはAPDE(過剰消去訂正)が行なわれていないメモリセルからのビット線漏れを防止する役割を果たす。抵抗器300は、共通アレイソース接続146の電圧が接地(0ボルト)を超えるようにする。抵抗器300の値を選択して、共通アレイソース接続146の電圧が「ボディ効果」によってすべてのセルのVtを引上げるのに十分となるようにする。これは、基板接続とセルのソースとの間にバイアス電圧を生じさせて最も漏れやすいセルの電流が消滅させられるようにすることによってなされる。こうして、すべてではないにしてもほとんどのビット線漏れ電流を防ぐ。しかしながら、固定抵抗器は1つしかないため、プログラミングされているワード中のビットの数次第で、ビット線漏れ電流の防止がうまくゆく場合とゆかない場合がある。たとえば、ワード中の1つのビットのみがプログラミングされている場合、(可能性としては16本あるビット線から)選択されるビット線は1本のみであり、抵抗器300を流れる電流は、プログラミングされている1ビットを流れるプログラミング電流およびこのビット線に接続された残り511のメモリセルからの漏れ電流だけである。これによって、抵抗器300の電圧降下は、ワードの16ビットのうち多数のビットがプログラミングされている状況と比較して、相対的に小さくなる。たとえば、16ビットのうち14ビットまたは15ビットがプログラミングされている場合、抵抗器300を流れる電流は、単一のセルを流れるプログラミング電流の14または15倍であり、14または15のビット線の残り511のメモリセルからの漏れ電流を含むであろう。抵抗器300の電圧降下の相違は、単独でプログラミングされているセルを流れるプログラミング電流の相違のため、15倍以上変化する可能性がある。
【0036】
図4は、図2および3に示したような詳細な回路図を示し、ここでは本発明に従い、抵抗アレイ400が共通アレイソース接続146と接地との間に接続される。抵抗アレイ400は16組の抵抗器を有し、代表して第1の組が402の点線内に示され第2の組が404の点線内に示される。各I/Oブロックに1組の抵抗器が関連づけられているため、フラッシュメモリセクタに32のI/Oブロックがあれば32組の抵抗器がある。抵抗器の組は各々2つの抵抗器からなり、一方の抵抗器はプログラミングモードと関連づけられ第2の抵抗器はAPDEモードと関連づけられる。例として、抵抗器の組402には、プログラミングモードのための第1の抵抗器406およびAPDEモードのための第2の抵抗器408がある。同様に、抵抗器の組404には、プログラミングモードのための第1の抵抗器410およびAPDEモードのための第2の抵抗器412がある。抵抗器の組の各抵抗器には関連するスイッチがある。たとえば、抵抗器の組402のプログラミング抵抗器406はスイッチ414を有し、抵抗器の組402のAPDE抵抗器408にはスイッチ416がある。同様に、抵抗器の組404におけるプログラミング抵抗器410にはスイッチ418があり、APDE抵抗器412にはスイッチ420がある。抵抗器の組各々の各スイッチは、それぞれのデータバッファおよび論理回路により制御される。たとえば、抵抗器の組402におけるスイッチは、I/Oブロック0と関連づけられ、DB0および論理218により制御される。同様に、抵抗器の組404におけるスイッチは、I/Oブロック15と関連づけられ、DB15および論理222により制御される。
【0037】
スイッチは、それぞれのDB0および論理回路によって、データバッファおよび論理回路がプログラミングモードまたはAPDEモードいずれかに対してビット線を選択したときに、閉じられる。例を挙げると、DB0および論理218が、I/Oブロック0のビット線を選択してこの選択されたビット線のメモリセルをプログラミングする場合、DB0および論理218は、スイッチ414を閉じ、これによって回路のPGM0(I/Oブロック0のプログラミングモード抵抗器)406が共通アレイソース接続146と接地との間に置かれる。DV0および論理218が、APDEのためにI/Oブロック0のビット線を選択する場合、DB0および論理218は、スイッチ416を閉じ、これによって回路のAPDE0(I/Oブロック0のAPDEモード抵抗器)408が共通アレイソース接続146と接地との間に置かれる。同様に、DB15および論理222が、I/Oブロック15のビット線を選択してこの選択されたビット線のメモリセルをプログラミングする場合、DB15および論理222は、スイッチ418を閉じ、これによって回路のPGM15(I/Oブロック15のプログラミングモード抵抗器)410が共通アレイソース接続146と接地との間に置かれる。DB15および論理222が、APDEのためにI/Oブロック15のビット線を選択する場合、DB15および論理222は、スイッチ420を閉じ、これによって、回路のAPDE15(I/Oブロック15のAPDEモード抵抗器)が共通アレイソース接続146と接地との間に置かれる。各I/Oブロックにプログラミングするメモリセルがある場合、プログラミング中共通アレイソース接続146および接地間に接続されているプログラミング抵抗器は16あることがわかるはずである。したがって、プログラミングするメモリセルの数次第で、プログラミング中に共通アレイソース接続146および接地間に接続されるプログラミングモード抵抗器は1から16のうちいずれかである。同様に、APDE中共通アレイソース接続146および接地間に1から16のAPDEモード抵抗器が接続されている。したがって、抵抗アレイ400の電圧降下は、プログラミングされているまたはAPDEを受けているメモリセルの数次第で増減するように自動調整される。抵抗器が、共通アレイソース接続電圧を、「ボディ効果」を通してすべてのセルのVtを増大させるのに十分な値まで引上げることがわかるであろう。これは、基板接続とセルのソースとの間にバイアス電圧を発生させて最も漏れやすいセルの電流を消滅させることによって行なわれる。
【0038】
プログラミングモード抵抗器およびAPDEモード抵抗器の抵抗値は、特定のフラッシュメモリ構成のパラメータおよびしきい値電圧分布から求められる。設計技術者はしきい値電圧分布から求めるであろう。プログラミングおよびAPDE中は潜在的な漏れ電流があるであろう。設計技術者はさらに、過少消去されたメモリセルからの漏れ電流を消滅させるには共通アレイソース接続の電圧をどのレベルにすればよいかを求めるであろう。これは直接的な計算で、フラッシュメモリセルの構成が異なれば値は異なるであろう。
【0039】
図4ではスイッチを機械スイッチとして示しているが、このスイッチはオンチップ回路として製造される電子スイッチであることがわかるはずである。このようなスイッチは当該技術において周知なのでこれ以上の説明は行なわない。
【0040】
要約すると、本発明は、先行技術の限界を克服し、フラッシュメモリ装置のプログラミングおよびAPDE中のビット線漏れ電流を適切にかつより信頼性高く消滅させるという必要性を満たす。上記の方法および装置により、記憶装置のプログラミングまたはAPDE中のビット線漏れ電流を消滅させる。これにより、プログラミングおよびAPDE動作の信頼性が高まる。
【0041】
上記本発明の実施例についての記載は、例示および説明を目的としている。これは、完璧や、本発明を開示されたまさにその形態に限定することを意図したものではない。上記の教示から明らかな変形または修正が可能である。この実施例は、本発明の原理およびその実際の応用を最もよく示すものとして選択および説明されており、したがって、当業者は、この発明を意図する特定の用途に適したものとして種々の実施例においてまた種々の変形を施して利用できる。こういった変形および修正はすべて、前掲の請求項が正しく法的にかつ公平に妥当な範囲に応じて解釈されたときに前掲の請求項により定められる範囲内にある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、先行技術のフラッシュメモリ装置のセクタの簡単な回路図であり、このメモリ装置は、16のI/Oブロック、各I/Oブロックの1行当り64のメモリセル、512の行(ワード線)、および接地電圧で終端をなす共通アレイソース接続を備える。
【図2】 図2は、図1に示したフラッシュメモリ装置の一部の詳細な回路図である。
【図3】 図3は、図2に示したフラッシュメモリ装置の一部の詳細な回路図であり、共通アレイソース接続が先行技術で周知のように固定抵抗に接続されている。
【図4】 図4は、図2に示したフラッシュメモリ装置の一部の詳細な回路図であり、共通アレイソース接続が本発明に従い抵抗アレイに接続されている。
Claims (12)
- 半導体記憶装置であって、
nのI/Oブロックのアレイに配列されたフラッシュメモリセルを含み、各I/Oブロックはmの列およびpの行を備え、さらに、
ビット線に接続された、各列の各フラッシュメモリセルのドレインと、
ワード線に接続された、各行の各フラッシュメモリセルのコントロールゲートと、
共通アレイソース接続に接続された、前記アレイの各フラッシュメモリセルのソースと、
データバッファおよび論理回路装置に接続された、前記nのI/Oブロック各々の各ビット線と、
前記共通アレイソース接続および接地電位間に接続された抵抗アレイとを含み、前記抵抗アレイは、対応するI/Oブロックへの所定の動作の間に前記共通アレイソース接続と接地電位との間に選択的に接続される各I/Oブロックのための少なくとも1つの抵抗器を備える、半導体記憶装置。 - 前記抵抗アレイは前記nのI/Oブロック各々について1組の抵抗器をさらに含む、請求項1に記載の半導体記憶装置。
- 前記nのI/Oブロック各々についての前記1組の抵抗器は、
プログラミングモード抵抗器およびプログラミングモードスイッチと、
自動プログラミング妨害消去(APDE)モード抵抗器および自動プログラミング妨害消去(APDE)モードスイッチとを含む、請求項2に記載の半導体記憶装置。 - 前記nのI/Oブロック各々についてのデータバッファおよび論理回路装置と、対応するI/Oブロックについてのプログラミングモードスイッチとの間の接続と、
前記nのI/Oブロック各々についてのデータバッファおよび論理回路装置と、対応するI/Oブロックについての自動プログラミング妨害消去(APDE)スイッチとの間の接続とをさらに含む、請求項3に記載の半導体記憶装置。 - 各データバッファおよび論理回路装置にあり、前記データバッファおよび論理回路装置により制御されるビット線のメモリセルのプログラミング中に対応するプログラミングモードスイッチを閉じるスイッチ回路と、
各データバッファおよび論理回路装置にあり、前記データバッファおよび論理回路装置
により制御されるビット線のメモリセルの自動プログラミング妨害消去(APDE)動作中に対応する自動プログラミング妨害消去(APDE)モードスイッチを閉じるスイッチ回路とをさらに含む、請求項4に記載の半導体記憶装置。 - 半導体記憶装置におけるビット線漏れ電流を消滅させる方法であって、フラッシュ記憶装置はnのI/Oブロックのアレイに配列されたフラッシュメモリセルを含み、各I/Oブロックはmの列およびpの行を備え、前記方法は、
各列の各フラッシュメモリセルのドレインをビット線に接続するステップと、
各行の各フラッシュメモリセルのコントロールゲートをワード線に接続するステップと、
前記アレイの各フラッシュメモリセルのソースを共通アレイソース接続に接続するステップと、
前記nのI/Oブロック各々における各ビット線をデータバッファおよび論理回路装置に接続するステップと、
抵抗アレイを前記共通アレイソース接続および接地電位間に接続するステップとを含み、前記抵抗アレイは、対応するI/Oブロックへの所定の動作の間に前記共通アレイソース接続と接地電位との間に選択的に接続される各I/Oブロックのための少なくとも1つの抵抗器を備える、半導体記憶装置におけるビット線漏れ電流を消滅させる方法。 - 前記抵抗アレイを共通アレイソース接続および接地電位間に接続するステップは、前記nのI/Oブロック各々についての1組の抵抗器を前記共通アレイソース接続および接地電位間に接続するステップによって行なわれる、請求項6に記載の方法。
- 前記nのI/Oブロック各々についての1組の抵抗器を共通アレイソース接続および接地電位間に接続するステップは、
プログラミングモード抵抗器およびプログラミングモードスイッチを前記共通アレイソース接続および接地電位間に接続するステップと、
自動プログラミング妨害消去(APDE)モード抵抗器および自動プログラミング妨害消去(APDE)モードスイッチを前記共通アレイソース接続および接地電位間に接続するステップとによって行なわれる、請求項7に記載の方法。 - 前記nのI/Oブロック各々についてのデータバッファおよび論理回路を、対応するI/Oブロックについてのプログラミングモードスイッチに接続するステップと、
前記nのI/Oブロック各々についてのデータバッファおよび論理回路を、自動プログラミング妨害消去(APDE)モードスイッチに接続するステップとをさらに含む、請求項8に記載の方法。 - データバッファおよび論理回路装置各々にスイッチ回路を設け、前記データバッファおよび論理回路装置により制御されるビット線におけるメモリセルのプログラミング中に、対応するプログラミングモードスイッチを閉じるステップと、
データバッファおよび論理回路装置各々にスイッチ回路を設け、前記データバッファおよび論理回路装置により制御されるビット線におけるメモリセルの自動プログラミング妨害消去(APDE)動作中に、対応する自動プログラミング妨害消去(APDE)モードスイッチを閉じるステップとをさらに含む、請求項9に記載の方法。 - メモリセルがプログラミングされているI/Oブロックに関連するプログラミングモードスイッチを閉じるステップをさらに含む、請求項10に記載の方法。
- メモリセルが自動プログラミング妨害消去(APDE)モードにあるI/Oブロックに関連する自動プログラミング妨害消去(APDE)モードスイッチを閉じるステップをさらに含む、請求項10に記載の方法。
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