JP3758923B2 - 孔版印刷装置および情報記憶媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は孔版印刷装置および情報記憶媒体に関し、より詳しくは製版位置の調節を行う手段を有する孔版印刷装置およびその調節動作の制御手順のソフトウェアを格納してなる情報記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、孔版印刷装置では、スキャナによって原稿から読み取られた画像信号に基づく製版だけでなく、外部から入力されて来た画像信号に基づいた製版も可能であることが要請されている。すなわち、パソコンのような汎用コンピュータによる画像処理性能の高性能化や、パソコンの普及などに伴って、パソコンから伝送されてきた画像信号を孔版印刷装置が受け、その画像信号に基づいて孔版原紙に製版を行ない、その孔版原紙を用いた印刷を実行する、という一連の動作を実現することが要請されるようになってきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来の孔版印刷装置では、スキャナ入力された画像信号に基づいて製版を行う際には製版位置の調節が可能であるが、外部から入力されて来た画像信号に基づいて製版を行なう際に製版位置を調節する手段については特に設けられていなかったので、前記のようなパソコンなど外部装置から画像信号が入力された場合には、それに基づいて製版を行う際の製版位置を孔版印刷装置側で調節することができなかった。
【0004】
一般に、スキャナは頻繁に取り替えられるものではないので、従来の孔版印刷装置における製版位置の調節機能は、スキャナや製版装置の器差や取付け誤差等に起因する製版位置誤差を補正するために設けられたものであって、スキャナと製版装置とのマッチングを考慮した上で好適な製版位置が得られるように予め調節されており、かつその製版位置は一旦その調節が設定された後には変更されることがほとんどなかった。
【0005】
このため、上記のような従来の孔版印刷装置に外部のパソコンなどから画像信号を入力して印刷を行う際に製版位置を調節するためには、その入力された画像信号に基づいて孔版原紙を製版し、いわゆる試し刷りを行なってみて、正しい位置に画像が印刷されているか否かを確認し、もしこのとき画像の印刷位置がずれていた場合には、正しい位置に画像が印刷されるように、再び外部のパソコンによる画像処理工程などに戻って画像位置を調節した後、その調節済みの画像信号を再び孔版印刷装置に入力し、それに基づいて孔版原紙を新たに製版して再度試し刷りを行なうといった、煩雑な作業が必要となっていた。
【0006】
このように、従来の孔版印刷装置では、外部入力に基づく製版および印刷を行なう際に、ユーザは孔版印刷装置とパソコンとの間を行きつ戻りつして画像の製版位置の調節を行わなければならず、その作業は極めて手間が掛かる煩雑なものとなるという問題があった。しかも、そのように何度も製版を行なうということは、孔版原紙がその都度無駄になることを意味するので、印刷コストを高コスト化する要因ともなり得るという問題もある。
【0007】
あるいは、従来の孔版印刷装置には、スキャナによって読み取られた画像信号に基づいて製版を行なう際に、その製版位置の調節を行なう機能を備えたものや、印刷用紙上における画像の印刷位置を印刷用紙の投入時の版胴に対する相対的な位置関係を調節することによって調節する機能を備えたものなども有り、このようなスキャナ入力に基づいた製版時あるいは印刷時に利用されるべく本来設定された位置調節機能を流用して、外部から入力された画像信号に基づく製版を行なう際の製版位置や印刷位置の調節を実行することも可能ではある。
【0008】
しかしながら、そのようなスキャナ入力に基づく製版や印刷の位置を調節する従来の機能を、外部入力に基づく製版や印刷の位置調節に流用した場合には、製版および印刷を行なう際に、外部入力に基づく印刷の場合の製版位置(および印刷位置)の設定とスキャナ入力に基づく印刷の場合の製版位置(および印刷位置)の設定とのうち、いずれの場合の設定が現在設定されているのかを、ユーザが混乱しやすくなり、それに起因して、孔版印刷装置としての正しい製版位置や印刷位置の制御を行うための操作性が低下するという問題がある。
【0009】
またそのような設定の混乱に起因して、ユーザが製版位置を正しい位置に調節したつもりで操作したにもかかわらず、実際には所望の製版位置の調節ができずに何度も製版をやり直す、といった製版ミスを繰り返す事態をも引き起こし、その結果、印刷スループットの点でも、また孔版原紙の損失という印刷コストの点でも、短時間に低コストで中〜大量の印刷が可能であるという孔版印刷装置本来の特質を十分には生かしきれなくなるという問題がある。
【0010】
例えば、あるユーザが外部入力による画像の製版および印刷を行なう際に製版位置や印刷位置を従来のスキャナ入力対応の調節手段を用いて調節した後、別のユーザがその同じ孔版印刷装置を用いてスキャナ入力による画像の製版および印刷を行なうといった場合には、前回その孔版印刷装置を利用したユーザによって、スキャナ入力の際の正しい製版位置や印刷位置とは異なった外部入力モードにおける好適な製版位置に設定が変更された状態となっているので、その状態とは知らずに後のユーザがスキャナ入力モードでの製版を行うと、そのときの好適な製版位置よりもずれた位置に製版が成されてしまい、製版位置ずれや、さらにそれに起因した印刷位置ずれなどが生じて、孔版原紙や印刷用紙が無駄になるという問題がある。
【0011】
特に孔版原紙は、それを製版するために要する時間コストおよび孔版原紙自体の材料コストの両方共が印刷工程のコストにおける主要な位置を占めているので、印刷コストのさらなる低減を達成するためには、特に孔版原紙を無駄にすることを避けることが強く望まれる。従って、そのような孔版原紙の無駄を防ぐために、製版位置の調節の際に生じる上記のような問題を解決することが、特に重要なものとなる。
【0012】
また、印刷用紙の投入位置を調節することにより印刷位置を調節するという従来の印刷位置調節機能を流用して、製版位置のずれに起因した印刷位置のずれを解消する手法も考えられるが、これは根本的なずれの要因である製版位置のずれ自体を直すのではなく副次的に印刷位置をずらすことになるので、本質的な解決策ではなく、またそのように設定が変更されたことを知らない別のユーザが別の画像に関する製版および印刷を行なう際には、実際に正しい位置に製版できた場合でも印刷を行なってみると印刷位置がずれてしまう場合もある。このため、外部入力された画像信号自体に起因して製版位置のずれが生じる場合に対処することが必要となるが、そのためには製版位置自体を調節することが望ましいことになる。
【0013】
しかも、孔版印刷装置はその特質上、プロの印刷関係者のみならず、印刷機械に対する操作に必ずしも習熟しているとは限らない一般的なユーザに利用されることが多いので、そのような一般的なユーザが印刷を行なう場合でも、画像信号の入力モードの混乱やそれに起因した操作ミスなどを引き起こすことなく製版位置の調節から印刷までの工程を簡便かつ正確に実行できるようにすることが要請されている。従って孔版印刷装置においては、上記のような外部入力に基づく製版とスキャナ入力基づく製版との両方を行なう場合でも、一般的なユーザにとって操作方法の混乱を招くことなく、常に正確かつ簡便に製版位置の調節を行なうことができるような操作性の良さを実現することが、強く要請されている。
【0014】
本発明はこのような点に鑑みて成されたもので、孔版印刷装置において、スキャナ入力のような原稿読取入力に基づく製版が行われる場合の製版位置調節と、外部入力に基づく製版が行われる場合の製版位置調節とをユーザが混乱することなく使い分けることができ、その結果、孔版原紙の無駄やさらにそれを用いた印刷用紙の無駄が生じることを防いで、中〜大量の印刷物を短時間で簡便かつ低コストに印刷可能であるという孔版印刷装置本来の特質を十分に生かすことを可能ならしめることを課題としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明による孔版印刷装置は、画像信号に基づいて孔版原紙に穿孔を施して製版を行う製版手段と、該製版された孔版原紙を用いて印刷用紙に印刷を行う印刷手段とを有する孔版印刷装置において、原稿を光学的に読み取って得られた画像情報を担持してなる画像信号に基づいて前記製版を行なう際の製版位置を調節する第1の製版位置調節手段と、前記画像信号の入力経路とは異なる外部入力経路から入力される画像信号に基づいて製版を行なう際の製版位置を前記第1の製版位置調節手段とは別に独立して調節する第2の製版位置調節手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0016】
すなわち、原稿から読み取られた画像信号に基づく製版時(以下、これをスキャナ入力モード時とも呼ぶ)の製版位置の調節を専用に行う第1の製版位置調節手段と、パソコンのような外部からの画像信号に基づく製版時(以下、これを外部入力モード時とも呼ぶ)の製版位置の調節を専用に行う第2の製版位置調節手段とを、それぞれ別個に独立して設け、孔版印刷装置に付属しているスキャナなどにより原稿から直接に読み取られた画像信号が入力された場合には、第1の製版位置調節手段によって製版位置の調節を行ない、また外部から画像信号が伝送されて来た場合には、第2の製版位置調節手段によって製版位置の調節を行なう。このように、スキャナ入力モードのような原稿から読み取られた画像信号に基づく製版時と、外部入力モードのようなパソコンなど外部から入力されて来た画像信号に基づく製版時とで、それぞれのモードに適した製版位置調節手段を使い分けることができ、どちらのモードで製版位置調節を行なっているのかについてユーザが混乱することを解消して、孔版原紙の製版ミスや印刷ミスなどの発生を防ぐことを可能とならしめる。
【0017】
ここで、上記の孔版印刷装置において、前記第1の製版位置調節手段による前記製版位置の調節に関する情報を表示する第1の表示手段と、前記第2の製版位置調節手段による前記製版位置の調節に関する情報を表示する第2の表示手段と、前記第1の製版位置調節手段による前記製版位置の調節を制御するための情報の入力操作を受け付ける第1の操作手段と、前記第2の製版位置調節手段による前記製版位置の調節を制御するための情報の入力操作を受け付ける第2の操作手段とを備えるようにすることはさらに好ましい。
【0018】
すなわち、第1の製版位置調節手段によって原稿読取入力に基づく画像の製版位置を調節しているときには、その製版位置の調節に関する情報を第1の表示手段が専用で表示するとともに、その調節を制御するための情報の入力操作を第1の操作手段が専用で受け付ける。また、第2の製版位置調節手段によって外部入力に基づく画像の製版位置を調節しているときには、その製版位置の調節に関する情報を第2の表示手段が専用で表示するとともに、その調節を制御するための情報の入力操作を第2の操作手段が専用で受け付ける。このように、製版位置の調節に関する情報の表示およびその調節位置を制御するための操作を、原稿読取入力に基づく製版位置調節の場合と外部入力に基づく製版位置調節の場合とで、それぞれ使い分けることを可能とすることにより、ユーザにとっての製版位置調節に関する操作性や表示の視認性のさらなる向上を図ることができる。
【0019】
なお、上記の第1の操作手段および第2の操作手段と、第1の表示手段および第2の表示手段とを全て併せ用いることが、より望ましいが、しかし本発明の態様はこれのみには限定されないことは言うまでもない。この他にも、例えば、第1の操作手段および第2の操作手段を具備する一方、第1の表示手段および第2の表示手段については省略するようにしてもよい。あるいは、第2の操作手段および第2の表示手段を具備する一方、第1の操作手段および第1の表示手段については省略するようにしてもよい。
【0020】
また、上記の孔版印刷装置において、前記第1の操作手段に入力された情報を少なくとも次回の入力が成されるまで読み出し可能に保持する第1の操作情報保持手段、および前記第2の操作手段に入力された情報を少なくとも次回の入力が成されるまで読み出し可能に保持する第2の操作情報保持手段のうち、少なくともいずれか一方を備えるようにしてもよい。
【0021】
すなわち、各入力モードで、前回の製版時に調節された製版位置についての情報を、次回の製版時まで保持しておく。そして次回の製版時に製版位置調節の設定が変更されたら、その変更された新しい製版位置の情報を新たに保持する。このように、画像信号の入力モードごとに独立して製版位置調節をそれぞれ管理できるので、ユーザにとってさらに操作性が良好で製版ミスを少ないものとすることができるようになる。なお、このように製版位置調節の設定を保持する第1の操作情報保持手段および第2の操作情報保持手段の両方を具備することが最も望ましいことは言うまでもないが、これのみには限定されず、例えば、より必要性の高い一方を具備して、他方は省略するようにしてもよい。
【0022】
また、上記の孔版印刷装置において、前記第1の製版位置調節手段による前記製版位置の調節に関する情報を担持してなる第1の表示と、前記第2の製版位置調節手段による前記製版位置の調節に関する情報を担持してなる第2の表示とを1つの表示画面に切り替え可能に表示する表示手段および該切り替えを行う切替手段と、前記第1の製版位置調節手段による前記製版位置の調節を制御するための情報の入力操作と、前記第2の製版位置調節手段による前記製版位置の調節を制御するための情報の入力操作とを1つの入力操作インターフェイスで受け付ける操作手段および該切り替えを行う切替手段とのうち、少なくともいずれか一方を備えるようにしてもよい。
【0023】
すなわち、2系統の入力モードにそれぞれ対応した第1の表示手段および第2の表示手段を、ハードウエアとしては1つの表示パネルによって実現し、第1の操作手段および第2の操作手段を、ハードウエアとしては1つの操作パネルによって実現することにより、そのハードウエア構成を簡易なものとすることができる。ただし、そのように1つの表示パネルや操作パネルでそれぞれ2系統の入力モードに対応した2種類の表示手段や操作手段を実現するためには、それら2種類(のモード)を切り替えるための切替手段が必要となるが、その切替手段としては、それら2種類(のモード)に対応して自動的に切替動作を行なうようにしてもよく、あるいは手動で切り替えられるようにしてもよいことは言うまでもない。
【0024】
本発明による情報記憶媒体は、原稿の画像を読み取って該画像の情報を担持してなる画像信号を得る画像読取手段と、前記画像読取手段から入力される画像信号を受け、該画像信号に基づいた製版が行われる際の製版位置の調節を行う製版位置調節手段と、該製版位置調節手段によって調節された製版位置に前記画像信号に基づく穿孔を施して製版を行う製版手段と、該製版された孔版原紙を用いて印刷用紙に印刷を行う印刷手段と、前記調節が行われる際の前記製版位置に関する情報を表示する表示手段と、前記製版位置調節手段による前記製版位置の調節を制御するための命令の入力操作を受け付ける操作手段と、少なくとも前記製版手段および製版位置調節手段の動作を制御する制御手段とを有する孔版印刷装置における、前記制御手段によって実行される制御手順のソフトウェアを格納してなる情報記憶媒体であって、前記画像読取手段による入力とは異なる外部入力経路から画像信号の入力を受けた場合には、該画像信号に基づいた製版が行われる際の製版位置の調節を前記画像読取手段から入力される画像信号を受けた場合とは別に独立して行うように前記製版位置調節手段を制御すると共に、該製版位置の調節に関する情報の表示を前記画像読取手段から入力される画像信号を受けた場合とは別個に独立して行うように前記表示手段を制御する、制御手順のソフトウェアを格納してなることを特徴とするものである。
【0025】
すなわち、製版手段、製版位置調節手段、印刷手段、表示手段、操作手段などの各ハードウェアの動作をCPUのような制御手段によって制御する孔版印刷装置においては、その制御手段が実行する制御手順に関するソフトウェアが記憶されているROMなどを取り替えるだけで、本発明に係る第2の製版位置調節手段や、第2の表示手段および第2の操作手段などを、従来のハードウェア構成を備えた孔版印刷装置内にいわゆるソフトウェア実装することも可能である。このようにROMを取り替えるといった簡易な手法によって従来のマイコン制御の孔版印刷装置を本発明の孔版印刷装置に改造することができる。
【0026】
また、そのような制御手順に関するソフトウェアを格納してなるROMのような情報記憶媒体のみを製造し、使用し、あるいはさらに、それに格納されているソフトウェアを読み出して別の読出/書込可能な情報記憶媒体に格納したり、別の制御手段にインストールすることなども可能であることは言うまでもない。
【0027】
【発明の効果】
本発明によれば、スキャナ入力のような原稿読取入力専用の第1の製版位置調節手段と、外部入力専用の第2の製版位置調節手段とを、別個に独立して設けて、スキャナから画像信号が入力された場合には第1の製版位置調節手段によって製版位置の調節を行ない、パソコンなど外部から画像信号が入力された場合には第2の製版位置調節手段によって製版位置の調節を行なうことによって、原稿読取入力に基づく製版が行われる場合の製版位置調節と、外部入力に基づく製版が行われる場合の製版位置調節とを使い分けて、スキャナ入力および外部入力のいずれの場合でも混乱を生じることなくそれぞれに対応した製版位置の調節を簡便に行うことができ、その結果、製版位置のずれや調節ミスに起因して生じていた孔版原紙の無駄や印刷用紙の無駄を解消して、中〜大量の印刷物を短時間で簡便かつ低コストに印刷可能であるという孔版印刷装置本来の特質を十分に生かすことができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0029】
図1は、本実施形態の孔版印刷装置における機構部分を中心とした概要構成を示す図である。また、図2はその制御回路系を中心とした概要構成を模式的に示すブロック図である。
【0030】
この孔版印刷装置は、原稿2から読み取った画像(以下、原稿画像とも呼ぶ)に基づいて製版を行うスキャナ入力モードと、パソコンなどの外部の装置から入力される画像信号(あるいは画像データ)に基づいて製版を行う外部入力モードとの両方のモードで使い分け可能な製版機能付きの孔版印刷装置であって、原稿読取部1と、製版部3と、孔版印刷機構部5と、排版部7と、給紙部9と、排紙部11と、画像処理部100と、第1の製版位置調節部201および第2の製版位置調節部202の両方に兼用して用いられる製版位置調節部200と、サーマルヘッド駆動制御部600と、操作部300と、表示部400と、それら各部位の機構的動作やデータ処理動作等を制御する制御部500とを備えている。
【0031】
ここで、各請求項中の各手段との対応関係としては、製版部3が製版手段に、孔版印刷機構部5が印刷手段に、第1の製版位置調節部201が第1の製版位置調節手段に、第2の製版位置調節部202が第2の製版位置調節手段に、制御部200が制御手段に、表示部400が第1の表示手段および第2の表示手段に、操作部300が第1の操作手段および第2の操作手段に、制御部500が制御手段に、制御部500に設けられているROM501が情報記憶媒体に、またRAM502が第1の操作情報保持手段および第2の操作情報保持手段に、それぞれ対応するものである。
【0032】
さらに詳細には、原稿読取部1は、原稿2が載置される強化ガラスプレートなどを用いた原稿セット台21と、原稿2の画像を読み取ってその画像情報を担持してなる電気信号に変換するイメージセンサ31と、そのイメージセンサ31を原稿2に対して機械的に走査させるイメージセンサ移動モータ機構32と、イメージセンサ31の移動位置を検出する基準位置センサ33とを備えている。なお、この原稿読取部1における原稿画像の読取方式(読取方法および装置構成)としては、イメージセンサ31によって読み取られる原稿画像の情報を、1つの画像を構成するための1ログ分の画像データとして記憶手段に格納することなどを経ることなく、入力されて来た画像データに対して時系列的にA/D変換やデータ処理を施してサーマルヘッド35に送るという方式を採用している。このような方式の場合には、原稿2からの画像データの読み取りと、それに基づく穿孔との間には、その画像データを一旦読み込むためのタイムラグがほとんど生じなくて済むという利点がある。
【0033】
製版部3は、孔版原紙Rに対して原稿画像に対応した穿孔を施すようにその主要部が構成されたサーマルヘッド35と、プラテンローラ37と、原紙搬送ローラ対と、それらプラテンローラ37および原紙搬送ローラ対39a,39bを回転駆動するステッピングモータ41と、原紙カッタ43とを備えているものである。この製版部3では、ロール状に収納されていた孔版原紙Rが引き出されて来ると、それをいわゆる副走査方向に走査させながら、原稿読取部1によって原稿2から読み取られた画像情報を担持してなる電気信号から得られた画像データに基づいてサーマルヘッド35が孔版原紙Rに穿孔を施すことによって製版を行なうものである。このときプラテンローラ37は孔版原紙Rをサーマルヘッド35に対して押圧する役割を果たす。製版された孔版原紙Rは、原紙搬送ローラ対39a,39bによって繰り出されて行き、その後端は印刷用紙Pの用紙サイズに適合した寸法となるように原紙カッタ43によって裁断される。
【0034】
孔版印刷機構部5は、インクの滲出が可能で回転軸中心に回転する円筒状の版胴45と、版胴45の外周面に設けられて孔版原紙Rの先端部を機械的に把持する原紙クランプ47と、版胴45内に配置されたスキージローラ49およびドクタローラ51とを有するインク供給機構部53と、版胴45を所定の方向に回転駆動させるメインモータ55と、版胴45と共に印刷用紙Pを挟んで印圧を加えるプレスローラ59と、プレスローラ59の上下動を制御するプレス制御機構61とを備えている。版胴45の端部には磁石片85が付設されており、またその版胴45が着版開始回転位置に至るとそれを前記の磁石片85の磁気によって検知する着版開始位置センサ87がその版胴45に近接して設けられている。また、メインモータ55にはロータリーエンコーダ89が付設されており、前記の着版開始位置センサ87の出力に基づいて版胴45の着版開始位置を基準とした版胴45の回転位置を定量的に検出可能となっている。
【0035】
排版部7は、製版されて使用済された後の孔版原紙Sを版胴45から引き剥がして排版する排版搬送ローラ対65と、引き剥がされて排版された孔版原紙Sを収容する排版ボックス63と、排版搬送ローラ対65の位置における孔版原紙Sの通過の有無を検知する透過型の排版センサ69とを備えている。
【0036】
給紙部9は、印刷用紙Pが載置されて、不図示の上下動機構によって上下動する給紙台71と、その給紙台71上に載置された印刷用紙Pを一枚ずつ取り出すピックアップローラ73と、そのピックアップローラ73に対してメインモータ55から伝達される駆動力を継断する給紙クラッチ75と、版胴45の回転と同期して印刷用紙Pを版胴45とプレスローラ59との間に送り出す用紙搬送ローラ対77と、用紙搬送ローラ対77の位置における印刷用紙Pの有無を検知する透過型の用紙センサ79とを備えている。
【0037】
排紙部11は、印刷済みの印刷用紙Pを版胴45から分離する分離爪81と、印刷済みの印刷用紙Pが積み重ねるようにして載置される排紙台83とを備えている。なお、分離爪81は先端がノズル状となっており、その先端からエアーを吹き出すことによって印刷用紙Pを版胴45から分離する効果を促進するものである。
【0038】
制御部500は、ROM501に予め格納された制御手順のプログラムに基づいて、上記の各部位に対する制御を実行する、いわゆるマイコン(マイクロコンピュータ)CPUを用いた制御回路503と、第1の操作情報を保持する第1の操作情報保持手段および第2の操作情報を保持する第2の操作情報保持手段であるRAM502と、前記の制御手順のプログラムを読み出し専用に格納してなるROM501とを備えている。この制御部500は、上記の原稿読取部1、製版部3、孔版印刷機構部5、排版部7、給紙部9、排紙部11、画像処理部100、データセレクタ900、製版位置調節部200、サーマルヘッド駆動制御部600、表示部400それぞれの動作を必要に応じて同期しつつ制御するものである。
【0039】
操作部300は、製版スタートキー、印刷スタートキー、印刷モード設定キー、印刷枚数を入力するためなどに用いられるテンキー、リセットキー、ジョブ緊急停止キーなど、通常の孔版印刷装置に設けられている操作キーを備えると共に、スキャナ入力の画像信号に基づく製版時には第1の製版位置調節部201による製版位置の調節が選択され、外部入力の画像信号に基づく製版時には第2の製版位置調節部202による製版位置の調節が選択されるように、その切り替えの命令が入力される入力モード切替キーを備えた各種操作キー群302が配設された操作パネル301を備えている。従ってこの操作部300は、第1の製版位置調節部201による製版位置の調節を制御するための情報の入力操作を受け付ける第1の操作手段と、第2の製版位置調節部による製版位置の調節を制御するための情報の入力操作を受け付ける第2の操作手段との両方に、切り替え可能に兼用されるものとなっている。
【0040】
表示部400は、この孔版印刷装置の動作に関する種々の情報を表示する液晶表示パネルのような表示デバイスを用いた表示パネル401と、その表示パネル401に前記の種々の情報を表示するためのキャラクタジェネレータおよび駆動回路(いずれも図示省略)等を備えた表示装置であって、第1の表示手段および第2の表示手段の両方として切り替え可能に兼用されるものである。すなわち、操作部300で入力モード切替キーの操作に基づいて外部入力モードまたはスキャナ入力モードのいずれか一方が選択されると、その選択された入力モードに基づいて、スキャナ入力の画像信号に基づく製版時には、第1の製版位置調節部201による製版位置の調節に必要な情報を画面に表示し、外部入力の画像信号に基づく製版時には、第2の製版位置調節部202による製版位置の調節に必要な情報を画面に表示するものである。
【0041】
なお、上記の操作パネル301および表示パネル401は、図11に示すように、この孔版印刷装置の上面に設けられたインターフェイスパネル13にほぼ並列して設けられており、ユーザが表示パネル401の画面に表示される、後述の図4〜図7に示すような情報を参照しながら操作パネル301の各種操作キー群302を操作できるように設定されている。
【0042】
画像処理部100、データセレクタ900、製版位置調節部200、サーマルヘッド駆動制御部600は、1つのシステム(配線基板)に、画像処理回路系1000として実装されている。
【0043】
画像処理部100は、原稿読取部1によって原稿2から読み取られた画像情報を担持してなる電気信号をA/D変換を施すことによりデジタル化し、さらに一般的な画像処理を施すなどして、サーマルヘッド35による穿孔動作を行うための画像データを得るものである。この画像処理部100は、さらに詳細には、原稿読取部1から画像信号が読み取られて伝送されて来ると、それに対して階調特性等のγ補正を施すガンマ補正部101、黒優先など所定の規則性に基づいて画像データにおける隣接画素間のデータ補間を行なうデータ補間部102、データ的に画像エッジの強調を行なうエッジ強調部103、誤差拡散部104、データ的に画像の拡大/縮小を行なう拡大/縮小部105、いわゆる2値ディザ処理を行なって画像の階調再現性等を補強する適応2値ディザ部106などを備えて、スキャナ入力画像信号に対する一般的な画像処理を行なうための画像処理回路である。
【0044】
データセレクタ900は、制御部500によって制御されて、スキャナ入力モード時には原稿読取部1から入力されて画像処理部100によって処理された画像画像信号すなわち画像処理済みのスキャナ入力画像データを選択してこれを製版位置調節部200に伝送し、外部入力モード時には外部のパソコン700などから外部入力I/F800を介して伝送されて来た画像信号すなわち外部入力画像データを選択してこれを製版位置調節部200に伝送するものである。
【0045】
製版位置調節部200は、スキャナ入力モード時には原稿読取部1によって読み取られ画像処理を施されたスキャナ入力画像データが入力される第1の製版位置調節部201と、外部入力モード時には外部から伝送されて来た画像信号すなわち外部入力画像データが入力される第2の製版位置調節部202とを備えている。第1の製版位置調節部201は、スキャナ入力画像データが伝送されて来ると、それに基づいて行なわれる製版の天地および左右の位置をデータ的に調節するものである。第2の製版位置調節部202は、外部入力画像データが伝送されて来ると、それに基づいて行なわれる製版の天地および左右の位置をデータ的に調節するものである。その調節動作はユーザによって操作部300から入力された命令に基づいて制御部500によって制御される。ただし、このとき製版位置が正規の位置に保たれて居る場合などには製版位置を調節する必要がないので、そのような場合には製版位置調節部200における製版位置のデータ的調節は行なわなくてもよいことは言うまでもない。なお、この製版位置調節部200によるデータ的な製版位置調節動作と並行して(リンクして)、どの程度の製版位置調節が行われるのかについての情報が表示部400によって表示される。
【0046】
サーマルヘッド駆動制御部600は、製版位置調節部200によってデータ的に製版位置を調節された画像データ(あるいは調節不要の場合にはその調節を省略して、読み取られたままの画像データ)を受けて、その画像データに基づいていわゆるサーマルヘッド駆動波形を生成し、それを製版部3に伝送してサーマルヘッド35を駆動するものである。
【0047】
次に、上記のように主要部が構成された本実施形態の孔版印刷装置における製版工程および印刷工程を中心とした一連の動作の概要について説明する。図3は、その動作の概要を示すフローチャートである。 製版および印刷動作が開始されると、まず表示部400の表示パネル401に、図4に示すようなテストモード画面を表示する(Step1;以下、「S1」のように略称)。
【0048】
このテストモード画面の表示のうち「印面関係」がユーザによって選択されると(S2のY)、印面設定選択画面が表示部400の表示パネル401に表示される(S3)。このときの「印面関係」の選択は、例えばユーザが操作部300に設置されているカーソル移動キー(図示省略)を操作して画面上のカーソル402を「印面関係」の位置に移動して選択キー(図示省略)を押下するなどして選択できるようにすればよい。
【0049】
このS3にて表示される印面設定選択画面には、図5に示すように、「テストモード−印面」というタイトルのもとに、「外部入力モード」(O)と、「スキャナ入力モード」(I)と、「全画面に戻る」(R)との、3種類の選択枝が表示される。その3つの選択枝のうちから、ユーザがカーソル402を所望のモードの位置に移動して、そのモードの実行を選択する(S4)。
【0050】
すなわち、このとき「全画面に戻る」(R)というモードが選択されると(S4のR)、表示パネル401表示画面は再び図3に示したようなテストモード画面(S1)に戻る。
【0051】
あるいは、「スキャナ入力モード」(I)というモードが選択されると(S4のI)、図6に示すように「印面(スキャナ入力モード)」というタイトルのもとにスキャナ入力画像データに対応した製版位置調節のための各種情報が表示パネル401の画面上に表示される(S5)。すなわち、このとき表示部400は第1の表示手段として機能している。
【0052】
そしてその表示画面に表示された各種の調節量の値をユーザが操作部300の各種操作キー等を操作して入力すると、その入力に対応してスキャナ入力画像データに基づく製版時の製版位置の調節が実行される(S6)。すなわち、このとき操作部300は第1の操作手段として機能しており、また製版位置調節部200では第1の製版位置調節部201が機能している。
【0053】
あるいはここで、「外部入力モード」(O)というモードが選択されると(S4のO)、図7に示すように、「印面(外部入力モード)」というタイトルのもとに外部入力画像データに対応した製版位置調節のための各種情報が表示パネル401の画面上に表示される(S7)。すなわち、このとき表示部400は第2の表示手段として機能している。
【0054】
そしてその表示画面に表示された各種の調節量の値をユーザが操作部300の各種操作キー等を操作して入力すると、その入力に対応して外部入力画像データに基づく製版時の製版位置の調節が実行される(S8)。すなわち、このとき操作部300は第2の操作手段として機能しており、また製版位置調節部200では第2の製版位置調節部202が機能している。
【0055】
このような表示部400の機能を第1の表示手段および第2の表示手段のうちいずれか一方に切り替える制御、および操作部300の機能を第1の操作手段および第2の操作手段のうちいずれか一方に切り替える制御、ならびに製版位置調節部200における機能を第1の製版位置調節部201および第2の製版位置調節部202のうちいずれか一方に切り替える制御は、それら全てについて実質的に制御部500によって実行される。
【0056】
このようにして製版位置をデータ的に調節されたスキャナ入力画像データまたは外部入力画像データは、それらどちらの入力モードの場合にも、サーマルヘッド駆動制御部600に伝送されて、そこでサーマルヘッド駆動波形が生成され、そのサーマルヘッド駆動波形に基づいて製版部3のサーマルヘッド35が駆動されて孔版原紙Sに穿孔を施して、製版が行なわれる(S9)。こうして製版された孔版原紙を用いて、孔版印刷が実行される(S10)。このとき、製版された孔版原紙には、上記のようにして製版位置が予め調節されて正規の位置に穿孔が施されているのであるから、そのような孔版原紙を用いることにより印刷用紙上には正規の位置に画像が印刷されるはずである。
【0057】
しかしここで、例えばS8にて製版位置を調節するためにユーザが入力した調節量に何らかの過不足があった場合などには、そのとき調節された製版位置が正規の製版位置からずれてしまう場合もある。特に、最初の製版の際には、実際に製版される位置がどれ程ずれるかについては実際上予測が困難である。このため、一度製版していわゆるファーストプリントを出力して見るまでは、製版位置の正誤が判明しない。そこで、上記のようにして一旦、製版および印刷を実行してファーストプリントを出力し、その出来具合に基づいて2回目の製版時に製版位置を本格的に調節することが必要となる。すなわち、上記のようにして印刷を実行して得られたファーストプリントをユーザが観察して見て(S10)、製版位置が正規の位置にあるか、それともずれが生じているかをチェックし、ずれが生じていた場合には、正規の製版位置となるように再度製版を行うために、ユーザは再びテストモード画面を呼び出す操作を操作部300に対して行う(S11のY)。すると、再び上記S1からS10までの一連の動作が繰り返される(S1〜s10)。しかしここで、出力されたファーストプリントの製版位置が正規の位置にあり、その孔版原紙を用いて本格的に複数枚の印刷を開始しても良い場合には(S11のN)、ユーザによってそのような印刷開始の旨の命令が操作部300を介して入力されると(S11のN)、実際にそのような印刷が開始される(S12)。そして所定の枚数の印刷が終了すると(S13のY)、印刷終了となる。
【0058】
ここで、上記のS5〜S6におけるスキャナ入力モード時の製版位置調節プロセスと、S7〜S8における外部入力モード時の製版位置調節プロセスとの、それぞれのプロセスについてさらに詳細に説明する。
【0059】
S5〜S6におけるスキャナ入力モード時の製版位置調節プロセスは、図8のフローチャートに示すように、ユーザによって操作部300が操作されて、印面設定選択画面に表示されている3つの選択枝のうちから「スキャナ入力モード」(I)が選択されると(このステップは前記のS4のIに該当)、その操作に基づいて制御部500は、まず表示部400の表示パネル401上に第1の表示手段としての画面を表示するための表示データをROM501から読み出す(S501)。そしてその表示データに基づいて、図6に示すような画面、すなわち「印面(スキャナ入力モード)」の画面を表示する(S502)。
【0060】
続いて、制御部500は、データセレクタ900をスキャナ入力モードに切り替えて、スキャナ入力画像データを受け付ける状態にする(S601)と共に、製版位置調節部200における第1の製版位置調節部201をアクティブな状態に切り替える(S602)。
【0061】
前記の図6に示すような第1の表示手段としての「スキャナ入力モード」時の画面が表示パネル401上に表示されると、ユーザによって操作パネル300を介して各調節量の入力が行なわれるが(S603)、このとき入力された情報は一旦RAM502に格納される。すなわち、このRAM502に格納された情報は、少なくとも次回に「スキャナ入力モード」時の各調節量の入力が行なわれるまでの間はこのRAM502に保存される(S604)。また、このように新たに入力された情報を格納する際に、それよりも以前から既にRAM502に格納されていた情報があった場合には、その古い情報に新たな情報をオーバーライトすることによって、RAM502に保存する情報を、その新たな情報に書き替える。このとき入力される各調節量としては、図6の画面表示の一例にも示したように、「Fサイド製版カット量」、「Rサイド製版カット量」、「製版エンドカット量」、「FB左右位置調整」、「ADF左右位置調整」、「FBトップカット量」、「ADFトップカット量」、「製版面天地調整」など、そのそれぞれは一般的なスキャナ入力時に設定されるもので構わない。
【0062】
こうして各調節量の入力が終了すると、その旨の操作がユーザによって操作部300に対して成されて(S605のY)、このとき入力された各調節量の情報に基づいて、制御部500に制御されて第1の製版位置調節部201が製版位置の調節動作を実行する(S606)。
【0063】
S7〜S8における外部入力モード時の製版位置調節プロセスは、図9のフローチャートに示すように、ユーザによって操作部300が操作されて、印面設定選択画面に表示されている3つの選択枝のうちから「外部入力モード」(O)が選択されると(このステップは前記のS4のOに該当)、その操作に基づいて制御部500は、まず表示部400の表示パネル401上に第2の表示手段としての画面を表示するための表示データをROM501から読み出す(S701)。そしてその表示データに基づいて、図7に示すような画面、すなわち「印面(外部入力モード)」の画面を表示する(S702)。
【0064】
続いて、制御部500は、データセレクタ900を外部入力モードに切り替えて、外部入力画像データを受け付ける状態にする(S801)と共に、製版位置調節部200における第2の製版位置調節部202をアクティブな状態に切り替える(S802)。
【0065】
前記の図7に示すような第2の表示手段としての「外部入力モード」時の画面が表示パネル401上に表示されると、ユーザによって操作パネル300を介して各調節量の入力が行なわれるが(S803)、このとき入力された情報は一旦RAM502に格納される。すなわち、このRAM502に格納された情報は、少なくとも次回に「外部入力モード」時の各調節量の入力が行なわれるまでの間はこのRAM502に保存される(S804)。また、このように新たに入力された情報を格納する際に、それよりも以前から既にRAM502に格納されていた情報があった場合には、その古い情報に新たな情報をオーバーライトすることによって、RAM502に保存する情報を、その新たな情報に書き替える。このとき入力される各調節量としては、図7の画面表示の一例にも示すように、「Fサイド製版カット量」、「Rサイド製版カット量」、「製版エンドカット量」、「左右位置調整」、「トップカット量」、「製版面天地調整」などを調節可能な量とすることが望ましい。
【0066】
これらの各種調節量の調節手法として、さらに詳細に説明すると、まず「左右位置調整」を調節することにより、画像データによって再現される画像の左右の読み込み位置が調節される。この値を増やすと印刷物の印面が左側に寄るように調節される。
【0067】
「製版面天地調整」では、孔版原紙に対する製版位置(製版面)の天地方向の位置が調節される。この値を増やすと製版位置が天地方向で地側(つまり下側)に寄るように調節される。
【0068】
また、「Fサイド製版カット量」、「Rサイド製版カット量」では、印刷される画像の左右の製版カット量(通常4.0mm)が調節される。また「製版エンドカット量」では、印刷される画像の後端の製版カット量(通常4.0mm)が調節される。また「トップカット量」では、印刷される画像の先端におけるいわゆる読み飛ばし量が調節される。
【0069】
ここで、製版される画像の中心位置をデータ的にずらす手法としては、例えば製版時の「左右位置調整」を一例として述べると、図12に示すように、サーマルヘッド駆動制御部600から製版部3のサーマルヘッド35へ送られる画像データのスタートタイミングを制御するHEをずらすことによって、サーマルヘッド35に送り込まれる画像データのサーマルヘッド35に対する位置関係をずらして、製版位置をずらすことができる。なお、このような手法以外にも、データ的に製版位置を調節する手法であれば、他の手法を適用可能である。また、上記のような各種の調節手法自体についてはそれぞれ一般的な手法を採用すればよいことは言うまでもない。
【0070】
このような各調節量の入力が終了し、その旨の操作がユーザによって操作部300に対して成されると(S805のY)、このとき入力された各調節量の情報に基づいて制御部500が第2の製版位置調節部202による製版位置の調節動作を制御する(S806)。また上記のようにして入力された各調節量は、次回の外部入力モード時に書き替えられるまでの間はRAM502に格納されるものであることは既述の通りである(S804)。
【0071】
このようにして、原稿から読み取られた画像信号に基づいて製版を行うスキャナ入力モード時と、パソコン700などから入力されて来た画像信号に基づいて製版を行う外部入力モード時とで、それぞれのモードに適した専用の製版位置調節機能すなわち第1の製版位置調節部201および第2の製版位置調節部202を予め用意しておくことにより、それらを各モードごとで使い分けることができる。また、どちらのモードで製版位置調節を行なっているのかについては、その各々のモードごとに表示部400を第1の表示手段および第2の表示手段として使い分けると共に、操作部300を第1の操作手段および第2の操作手段として使い分けることにより、ユーザがどちらのモードでの製版位置の調節を行うのかについてを自ら混乱することを解消することができ、その結果、外部入力モードとスキャナ入力モードとの混乱に起因した孔版原紙の製版ミスや印刷ミスなどの発生を防ぐことができる。
【0072】
しかも、各モードごとに別個に独立して、それぞれ前回の製版時に設定(入力)された各調節量の情報を次回の製版時に書き替えられるまではRAM502に格納して保持しているので、例えばあるユーザが外部入力モードで製版位置の調節を行なって製版〜印刷を実行した後、別のユーザがそれとは全く別の原稿を用いてスキャナ入力モードで製版位置の調節を行なう場合などには、スキャナ入力モードとして専用に設定された各調節量の情報に基づいた製版位置の調節を実行することができるので、従来のようなどちらのモードに対応した製版位置の調節かについての混乱に起因した製版ミスや印刷ミスの発生を防ぐことができる。
【0073】
またさらには、ユーザは外部入力モード時に外部のパソコン700と孔版印刷装置の操作部300との間を行きつ戻りつして製版位置の調節を行なわなければならないといった従来の孔版印刷装置の場合のような煩雑な操作を要することなく、孔版印刷装置側のみで表示部400を参照しつつ操作部300を操作するだけで、その外部入力モード時に対応した好適な製版位置の調節を行うことができるので、従来の外部入力モード時の製版位置の調節と比べて、極めて簡便に製版位置の調節を行うことが可能となる。
【0074】
なお、上記実施形態では、スキャナ入力モード時に対応した第1の表示手段としての表示画面と、外部入力モード時に対応した第2の表示手段としての表示画面とを、表示部400の1つの表示パネル401を用いて、各モードごとに切り替えて表示する場合について示したが、これら第1の表示手段としての表示画面と第2の表示手段としての表示画面とを、図10に示すように、1つの表示パネル401の表示画面内にまとめて並列して表示してもよい。
【0075】
あるいは、第1の表示手段としての表示画面専用の第1の表示パネルと、第2の表示手段としての表示画面専用の第1の表示パネルとの、2枚の表示パネルを備えるようにしてもよい。
【0076】
また、上記実施形態では、1つの操作部300を第1の操作手段および第2の操作手段として、それぞれ前記の第1の表示手段および第2の表示手段と併せ用いる場合について述べたが、操作部300は第1の操作手段専用の第1の操作パネルと第2の操作手段専用の第2の操作パネルとの2つの専用操作パネルを備えるようにしてもよい。
【0077】
また、上記実施形態では、スキャナ入力モードとしてはFBスキャナとADFスキャナとの2種類のうちいずれかを選択可能とし、かつそのスキャナ入力モードと外部入力モードとのいずれかのモードを選択可能とした場合についての一例を示したが、この他にも、例えばスキャナ入力モードとしてはFBスキャナの1種類とし、外部入力モードとしては外部I/F800を介してパソコン700から伝送されてくる第1の外部I/Fモードと、図示は省略するが例えばインターネットを介して伝送されてくる第2の外部I/Fモードとの2種類、あるいはさらに多種類の外部入力モードそれぞれに対応可能としてもよい。
【0078】
また、上記実施形態にて図3、図8、図9に示したような制御を実行するためのソフトウェアを格納してなるROM501を単体としてそれ以外の各部位を備えた孔版印刷装置に取り付けることにより、その孔版印刷装置を上記実施形態に示したような本発明に係る孔版印刷装置として機能させることも可能である。
【0079】
また、上記実施形態では、本発明に係る孔版印刷装置の構成および動作について、特に製版位置調節プロセスを中心として述べたが、その他にも、この孔版印刷装置は、例えば原稿画像を読み取って得た画像データに拡大/縮小を掛けて製版を行う機能や、ユーザが操作部300の操作パネル301を操作して入力した用紙サイズおよび印刷枚数の設定を制御部500が受け付けて、その設定に従って所定の印刷用紙に所定の枚数を印刷するように印刷機構部の動作を制御するといった、孔版印刷装置としての一般的な種々の機能を備えているとは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の孔版印刷装置における機構部分の概要構成を示す図
【図2】本実施形態の孔版印刷装置における制御回路系の概要構成を模式的に示すブロック図
【図3】本実施形態の孔版印刷装置における製版工程および印刷工程を中心とした一連の動作の概要を示すフローチャート
【図4】表示パネルに表示されるテストモード画面の一例を示す図
【図5】表示パネルに表示される印面設定選択画面の一例を示す図
【図6】表示パネルに表示される印面(スキャナ入力モード)の画面の一例を示す図
【図7】表示パネルに表示される印面(外部入力モード)の画面の一例を示す図
【図8】S5〜S6におけるスキャナ入力モード時の製版位置調節プロセスについてさらに詳細に示すフローチャート
【図9】S7〜S8における外部入力モード時の製版位置調節プロセスについてさらに詳細に示すフローチャート
【図10】第1の表示手段としての表示画面と第2の表示手段としての表示画面とを、1つの表示パネルの表示画面内にまとめて並列して表示した場合の一例を示す図
【図11】インターフェイスパネルの概要を示す図
【図12】製版される画像の中心位置をデータ的にずらす手法の一例を示す図
【符号の説明】
1 原稿読取部
3 製版部
5 印刷機構部
7 排版部
9 給紙部
11 排紙部
100 画像処理部
200 製版位置調節部
201 第1の製版位置調節部
202 第2の製版位置調節部
300 操作部
400 表示部
500 制御部
600 サーマルヘッド駆動制御部
900 データセレクタ
Claims (5)
- 画像信号に基づいて孔版原紙に穿孔を施して製版を行う製版手段と、該製版された孔版原紙を用いて印刷用紙に印刷を行う印刷手段とを有する孔版印刷装置において、
原稿を光学的に読み取って得られた画像情報を担持してなる画像信号に基づいて前記製版を行なう際の製版位置を調節する第1の製版位置調節手段と、
前記画像信号の入力経路とは異なる外部入力経路から入力される画像信号に基づいて製版を行なう際の製版位置を前記第1の製版位置調節手段とは別に独立して調節する第2の製版位置調節手段とを備えたことを特徴とする孔版印刷装置。 - 前記第1の製版位置調節手段による前記製版位置の調節に関する情報を表示する第1の表示手段と、
前記第2の製版位置調節手段による前記製版位置の調節に関する情報を表示する第2の表示手段と、
前記第1の製版位置調節手段による前記製版位置の調節を制御するための情報の入力操作を受け付ける第1の操作手段と、
前記第2の製版位置調節手段による前記製版位置の調節を制御するための情報の入力操作を受け付ける第2の操作手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の孔版印刷装置。 - 前記第1の操作手段に入力された情報を少なくとも次回の入力が成されるまで読み出し可能に保持する第1の操作情報保持手段および前記第2の操作手段に入力された情報を少なくとも次回の入力が成されるまで読み出し可能に保持する第2の操作情報保持手段のうち、少なくともいずれか一方を備えたことを特徴とする請求項2記載の孔版印刷装置。
- 前記第1の製版位置調節手段による前記製版位置の調節に関する情報を担持してなる第1の表示と、前記第2の製版位置調節手段による前記製版位置の調節に関する情報を担持してなる第2の表示とを、1つの表示画面に切り替え可能に表示する表示手段および該切り替えを行う切替手段と、前記第1の製版位置調節手段による前記製版位置の調節を制御するための情報の入力操作と、前記第2の製版位置調節手段による前記製版位置の調節を制御するための情報の入力操作とを、1つの入力操作インターフェイスで受け付ける操作手段および該切り替えを行う切替手段とのうち、少なくともいずれか一方を備えたことを特徴とする請求項1記載の孔版印刷装置。
- 原稿の画像を読み取って該画像の情報を担持してなる画像信号を得る画像読取手段と、前記画像読取手段から入力される画像信号を受け、該画像信号に基づいた製版が行われる際の製版位置の調節を行う製版位置調節手段と、該製版位置調節手段によって調節された製版位置に前記画像信号に基づく穿孔を施して製版を行う製版手段と、該製版された孔版原紙を用いて印刷用紙に印刷を行う印刷手段と、前記調節が行われる際の前記製版位置に関する情報を表示する表示手段と、前記製版位置調節手段による前記製版位置の調節を制御するための命令の入力操作を受け付ける操作手段と、少なくとも前記製版手段および製版位置調節手段の動作を制御する制御手段とを有する孔版印刷装置における、前記制御手段によって実行される制御手順のソフトウェアを格納してなる情報記憶媒体であって、
前記画像読取手段による入力とは異なる外部入力経路から画像信号の入力を受けた場合には、該画像信号に基づいた製版が行われる際の製版位置の調節を前記画像読取手段から入力される画像信号を受けた場合とは別に独立して行うように前記製版位置調節手段を制御すると共に、該製版位置の調節に関する情報の表示を前記画像読取手段から入力される画像信号を受けた場合とは別個に独立して行うように前記表示手段を制御する、制御手順のソフトウェアを格納してなることを特徴とする情報記憶媒体。
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