JP2008155415A - 印刷情報作成装置、印刷システム、印刷情報作成プログラム、記録媒体、印刷方法及び印刷装置 - Google Patents
印刷情報作成装置、印刷システム、印刷情報作成プログラム、記録媒体、印刷方法及び印刷装置 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】ネットワークを介して接続されたコンピュータ端末において、孔版印刷を行うために製版するのに用いられるデータを作成する印刷情報作成装置、印刷システム、プログラム及びこれらに関連した記録媒体、印刷方法、印刷装置の提供。
【解決手段】印刷手段1における印刷のために印刷手段1に備えられた版胴に巻装される版を製版するのに用いられるデータを、ネットワーク50を介して印刷手段1に接続された端末99において作成するデータ作成手段41、42、43を有する印刷情報作成装置99、これを有する印刷システム100、かかるデータをかかる端末99において作成する機能を端末99に実現させるプログラム、これを記録された記録媒体、かかる印刷システム100またはかかるプログラムを用いて印刷を行う印刷方法、かかるデータによって製版された版によって印刷する印刷装置。
【選択図】図1
【解決手段】印刷手段1における印刷のために印刷手段1に備えられた版胴に巻装される版を製版するのに用いられるデータを、ネットワーク50を介して印刷手段1に接続された端末99において作成するデータ作成手段41、42、43を有する印刷情報作成装置99、これを有する印刷システム100、かかるデータをかかる端末99において作成する機能を端末99に実現させるプログラム、これを記録された記録媒体、かかる印刷システム100またはかかるプログラムを用いて印刷を行う印刷方法、かかるデータによって製版された版によって印刷する印刷装置。
【選択図】図1
Description
本発明は、ネットワークを介して接続されたコンピュータ端末において、孔版印刷を行うために製版するのに用いられる製版用データを作成する印刷情報作成装置、印刷システム、印刷情報作成プログラム及びこれらに関連した記録媒体、印刷方法、印刷装置に関する。
従来より、〔特許文献1〕ないし〔特許文献5〕等に記載されているように、マスタ等といわれる版を製版し、版胴に巻装して印刷を行う孔版印刷装置を用いた印刷が行われている。従来の孔版印刷装置では、製版を行なうためのデータである製版用データの作成、たとえば画像処理を、孔版印刷装置に備えられたCPU等の処理装置を用いて行なっていた。
しかし、孔版印刷装置に備えられた処理装置は、一般に、データの処理速度がパーソナルコンピュータ等のコンピュータ端末に比べて遅く、製版用データの作成に時間がかかり、印刷作業に要する時間が長引くという問題がある。この問題は、処理装置においてその他の制御、たとえばWebイメージモニタ、孔版印刷装置の各部の状態監視等を行っている場合には特に顕著となる。
孔版印刷装置には、上記〔特許文献1〕ないし〔特許文献5〕等に記載されているように、用紙の両面に印刷を行うことが可能な両面印刷タイプの孔版印刷装置がある。両面印刷を行う場合には、通常、2つの画像データを製版用に処理する必要があるため、処理に要する時間はさらに長くなる。また、両面印刷タイプであって、コンピュータ端末にネットワーク接続されている孔版印刷装置にあっては、両面印刷を行う場合、コンピュータ端末から2つの画像データを送信した後、これを1つの版に製版するために、孔版印刷装置側で製版用データを作成する必要があり、かかるデータの作成に2度手間を要するという問題がある。
なお、上述の、コンピュータ端末を接続した場合の問題は、製版用データを作る必要のない、孔版印刷装置以外の、複写機、レーザプリンタを含む印刷装置においては生じないものであり、孔版印刷装置特有の問題である。
本発明は、ネットワークを介して接続されたコンピュータ端末において、孔版印刷を行うために製版するのに用いられる製版用データを作成する印刷情報作成装置、印刷システム、印刷情報作成プログラム及びこれらに関連した記録媒体、印刷方法、印刷装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、印刷手段における印刷のために前記印刷手段に備えられた版胴に巻装される版を製版するのに用いられる製版用データを、ネットワークを介して前記印刷手段に接続された端末において作成する製版用データ作成手段を有する印刷情報作成装置にある。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の印刷情報作成装置において、前記印刷手段が用紙の両面に印刷を行うことが可能な両面印刷手段であり、前記製版用データ作成手段により、前記製版用データを、用紙の両面に印刷を行うための両面製版用データとすることが可能であることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の印刷情報作成装置において、前記製版用データ作成手段により、前記製版用データを、用紙に形成すべき印刷画像の方向に応じて作成することが可能であることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1ないし3の何れか1つに記載の印刷情報作成装置において、前記ネットワークを介して前記印刷手段から前記版を製版するために必要な条件を含む製版条件情報を受信し、前記製版用データ作成手段により、前記製版条件情報に応じて前記製版用データを作成することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の印刷情報作成装置において、前記製版条件情報が、前記版における製版位置に関する製版位置情報、前記版に製版可能なサイズに関する製版サイズ情報、前記版における先端の余白サイズに関する余白サイズ情報、前記版における製版方向に関する製版方向情報の少なくとも1つを含むことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1ないし5の何れか1つに記載の印刷情報作成装置を備え、前記印刷情報作成装置によって作成した前記製版用データに基づいて前記版を製版し、前記印刷手段により印刷を行う印刷システムにある。
請求項7記載の発明は、請求項6記載の印刷システムにおいて、前記製版用データ作成手段により作成した前記製版用データに基づいて用紙に印刷される印刷画像を表示する表示手段を有することを特徴とする印刷システム。
請求項8記載の発明は、印刷手段における印刷のために前記印刷手段に備えられた版胴に巻装される版を製版するのに用いられる製版用データを、ネットワークを介して前記印刷手段に接続された端末において作成する製版用データ作成機能を、前記端末に実現させる印刷情報作成プログラムにある。
請求項9記載の発明は、請求項8記載の印刷情報作成プログラムにおいて、前記印刷手段が用紙の両面に印刷を行うことが可能な両面印刷手段であり、前記製版用データ作成機能により、前記製版用データを、用紙の両面に印刷を行うための両面製版用データとすることが可能であることを特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項8又は9記載の印刷情報作成プログラムにおいて、前記製版用データ作成機能により、前記製版用データを、用紙に形成すべき印刷画像の方向に応じて作成することが可能であることを特徴とする。
請求項11記載の発明は、請求項8ないし10の何れか1つに記載の印刷情報作成プログラムにおいて、前記ネットワークを介して受信した、前記印刷手段から前記版を製版するために必要な条件を含む製版条件情報に応じて、前記製版用データ作成機能により前記製版用データを作成することを特徴とする。
請求項12記載の発明は、請求項11記載の印刷情報作成プログラムにおいて、前記製版条件情報が、前記版における製版位置に関する製版位置情報、前記版に製版可能なサイズに関する製版サイズ情報、前記版における先端の余白サイズに関する余白サイズ情報、前記版における製版方向に関する製版方向情報の少なくとも1つを含むことを特徴とする。
請求項13記載の発明は、請求項8ないし12の何れか1つに記載の印刷情報作成プログラムがコンピュータによって読み取り可能に記録されている記録媒体にある。
請求項14記載の発明は、請求項1ないし5の何れか1つに記載の印刷情報作成装置、または、請求項6又は7記載の印刷システム、または、請求項8ないし12の何れか1つに記載の印刷情報作成プログラムを用いて印刷を行う印刷方法にある。
請求項15記載の発明は、請求項1ないし5の何れか1つに記載の印刷情報作成装置によって作成された前記製版用データ、または、請求項8ないし12の何れか1つに記載の印刷情報作成プログラムによって作成された前記製版用データに基づいて製版された版を巻装する版胴を備えた前記印刷手段を有する印刷装置にある。
本発明は、印刷手段における印刷のために前記印刷手段に備えられた版胴に巻装される版を製版するのに用いられる製版用データを、ネットワークを介して前記印刷手段に接続された端末において作成する製版用データ作成手段を有する印刷情報作成装置にあるので、ネットワークを介して印刷手段に接続された端末において、孔版印刷を行うために製版するのに用いられる製版用データを速やかに作成することができ、製版ないし印刷の完了までにかかる時間を短縮してレスポンスを向上することが可能であり、ユーザーにとって使用感に優れた印刷を行うことに寄与することができる印刷情報作成装置を提供することができる。
前記印刷手段が用紙の両面に印刷を行うことが可能な両面印刷手段であり、前記製版用データ作成手段により、前記製版用データを、用紙の両面に印刷を行うための両面製版用データとすることが可能であることとすれば、ネットワークを介して両面印刷手段に接続された端末において、両面の孔版印刷を行うために製版するのに用いられる両面製版用データを速やかに作成することができ、製版ないし印刷の完了までにかかる時間を短縮してレスポンスを向上することが可能であり、ユーザーにとって使用感に優れた両面印刷を行うことに寄与することができる印刷情報作成装置を提供することができる。
前記製版用データ作成手段により、前記製版用データを、用紙に形成すべき印刷画像の方向に応じて作成することが可能であることとすれば、ネットワークを介して印刷手段に接続された端末において、孔版印刷を行うために製版するのに用いられる製版用データを用紙に形成すべき印刷画像の方向に応じて速やかに作成することができ、製版ないし印刷の完了までにかかる時間を短縮してレスポンスを向上することが可能であり、ユーザーにとってより使用感に優れた印刷を行うことに寄与することができる印刷情報作成装置を提供することができる。
前記ネットワークを介して前記印刷手段から前記版を製版するために必要な条件を含む製版条件情報を受信し、前記製版用データ作成手段により、前記製版条件情報に応じて前記製版用データを作成することとすれば、ネットワークを介して印刷手段に接続された端末において、孔版印刷を行うために製版するのに用いられる製版用データを製版条件に対応させつつ速やかに作成することが可能であり、正常な製版を行うことができ、製版ないし印刷の完了までにかかる時間を短縮してレスポンスを向上することが可能であり、ユーザーにとって使用感に優れた印刷を行うことに寄与することができる印刷情報作成装置を提供することができる。
前記製版条件情報が、前記版における製版位置に関する製版位置情報、前記版に製版可能なサイズに関する製版サイズ情報、前記版における先端の余白サイズに関する余白サイズ情報、前記版における製版方向に関する製版方向情報の少なくとも1つを含むこととすれば、ネットワークを介して印刷手段に接続された端末において、孔版印刷を行うために製版するのに用いられる製版用データを、製版位置情報、製版サイズ情報、余白サイズ情報、製版方向情報といった製版条件に対応させつつ速やかに作成することが可能であり、製版位置、製版サイズ、余白サイズ、製版方向に関して正常な製版を行うことができ、製版ないし印刷の完了までにかかる時間を短縮してレスポンスを向上することが可能であり、ユーザーにとって使用感に優れた印刷を行うことに寄与することができる印刷情報作成装置を提供することができる。
本発明は、請求項1ないし5の何れか1つに記載の印刷情報作成装置を備え、前記印刷情報作成装置によって作成した前記製版用データに基づいて前記版を製版し、前記印刷手段により印刷を行う印刷システムにあるので、ネットワークを介して印刷手段に接続された端末において、孔版印刷を行うために製版するのに用いられる製版用データを速やかに作成することができ、製版ないし印刷の完了までにかかる時間を短縮してレスポンスを向上することが可能であり、ユーザーにとって使用感に優れた印刷を行うことができる印刷システムを提供することができる。
前記製版用データ作成手段により作成した前記製版用データに基づいて用紙に印刷される印刷画像を表示する表示手段を有することとすれば、ネットワークを介して印刷手段に接続された端末において、孔版印刷を行うために製版するのに用いられる製版用データを速やかに作成することができるとともに、用紙に印刷される印刷画像を予め表示手段に表示させて確認することができるから、製版ないし印刷の完了までにかかる時間を短縮してレスポンスを向上することが可能であるとともにユーザー所望の印刷画像を正確に印刷することが可能となり、ユーザーにとって使用感に優れた印刷を行うことができる印刷システムを提供することができる。
本発明は、印刷手段における印刷のために前記印刷手段に備えられた版胴に巻装される版を製版するのに用いられる製版用データを、ネットワークを介して前記印刷手段に接続された端末において作成する製版用データ作成機能を、前記端末に実現させる印刷情報作成プログラムにあるので、ネットワークを介して印刷手段に接続された端末において、孔版印刷を行うために製版するのに用いられる製版用データを速やかに作成することができ、製版ないし印刷の完了までにかかる時間を短縮してレスポンスを向上することが可能であり、ユーザーにとって使用感に優れた印刷を行うことに寄与することができる印刷情報作成装置プログラムを提供することができる。
前記印刷手段が用紙の両面に印刷を行うことが可能な両面印刷手段であり、前記製版用データ作成機能により、前記製版用データを、用紙の両面に印刷を行うための両面製版用データとすることが可能であることとすれば、ネットワークを介して両面印刷手段に接続された端末において、両面の孔版印刷を行うために製版するのに用いられる両面製版用データを速やかに作成することができ、製版ないし印刷の完了までにかかる時間を短縮してレスポンスを向上することが可能であり、ユーザーにとって使用感に優れた両面印刷を行うことに寄与することができる印刷情報作成プログラムを提供することができる。
前記製版用データ作成機能により、前記製版用データを、用紙に形成すべき印刷画像の方向に応じて作成することが可能であることとすれば、ネットワークを介して印刷手段に接続された端末において、孔版印刷を行うために製版するのに用いられる製版用データを用紙に形成すべき印刷画像の方向に応じて速やかに作成することができ、製版ないし印刷の完了までにかかる時間を短縮してレスポンスを向上することが可能であり、ユーザーにとってより使用感に優れた印刷を行うことに寄与することができる印刷情報作成プログラムを提供することができる。
前記ネットワークを介して受信した、前記印刷手段から前記版を製版するために必要な条件を含む製版条件情報に応じて、前記製版用データ作成機能により前記製版用データを作成することとすれば、ネットワークを介して印刷手段に接続された端末において、孔版印刷を行うために製版するのに用いられる製版用データを製版条件に対応させつつ速やかに作成することが可能であり、正常な製版を行うことができ、製版ないし印刷の完了までにかかる時間を短縮してレスポンスを向上することが可能であり、ユーザーにとって使用感に優れた印刷を行うことに寄与することができる印刷情報作成プログラムを提供することができる。
前記製版条件情報が、前記版における製版位置に関する製版位置情報、前記版に製版可能なサイズに関する製版サイズ情報、前記版における先端の余白サイズに関する余白サイズ情報、前記版における製版方向に関する製版方向情報の少なくとも1つを含むこととすれば、ネットワークを介して印刷手段に接続された端末において、孔版印刷を行うために製版するのに用いられる製版用データを、製版位置情報、製版サイズ情報、余白サイズ情報、製版方向情報といった製版条件に対応させつつ速やかに作成することが可能であり、製版位置、製版サイズ、余白サイズ、製版方向に関して正常な製版を行うことができ、製版ないし印刷の完了までにかかる時間を短縮してレスポンスを向上することが可能であり、ユーザーにとって使用感に優れた印刷を行うことに寄与することができる印刷情報作成プログラムを提供することができる。
本発明は、請求項8ないし12の何れか1つに記載の印刷情報作成プログラムがコンピュータによって読み取り可能に記録されている記録媒体にあるので、ネットワークを介して印刷手段に接続された端末において、孔版印刷を行うために製版するのに用いられる製版用データを速やかに作成することに寄与でき、製版ないし印刷の完了までにかかる時間を短縮してレスポンスを向上することに寄与することが可能であり、ユーザーにとって使用感に優れた印刷を行うことに寄与することができる記録媒体を提供することができる。
本発明は、請求項1ないし5の何れか1つに記載の印刷情報作成装置、または、請求項6又は7記載の印刷システム、または、請求項8ないし12の何れか1つに記載の印刷情報作成プログラムを用いて印刷を行う印刷方法にあるので、ネットワークを介して印刷手段に接続された端末において、孔版印刷を行うために製版するのに用いられる製版用データを速やかに作成することができ、製版ないし印刷の完了までにかかる時間を短縮してレスポンスを向上することが可能であり、ユーザーにとって使用感に優れた印刷を行うことができる印刷方法を提供することができる。
本発明は、請求項1ないし5の何れか1つに記載の印刷情報作成装置によって作成された前記製版用データ、または、請求項8ないし12の何れか1つに記載の印刷情報作成プログラムによって作成された前記製版用データに基づいて製版された版を巻装する版胴を備えた前記印刷手段を有する印刷装置にあるので、ネットワークを介して印刷手段に接続された端末において、孔版印刷を行うために製版するのに用いられる製版用データを作成するので、製版用データの作成処理を行わなくてすみ、リソースを他の処理に振り分けて速やかに処理を行うことが可能であるとともに、データの処理能力を必ずしも高いレベルに設定することを要さず低廉化を図ることが可能な印刷装置を提供することができる。
図1に、本発明を適用した印刷システムの構成ブロック図を示す。
印刷システム100は、印刷用紙に画像を印刷する、印刷手段としてのデジタル孔版印刷装置である印刷装置1と、印刷装置1において製版を行なうための製版用データを作成するホストPCであるコンピュータ端末としての端末99と、印刷装置1と端末99とをデータ通信可能に接続したネットワーク50とを有している。
印刷システム100は、印刷用紙に画像を印刷する、印刷手段としてのデジタル孔版印刷装置である印刷装置1と、印刷装置1において製版を行なうための製版用データを作成するホストPCであるコンピュータ端末としての端末99と、印刷装置1と端末99とをデータ通信可能に接続したネットワーク50とを有している。
印刷装置1は、原稿から画像を読み取る、自動原稿送り機能付きの読み取り装置7と、利用者とのインタフェースとなる操作パネル30と、端末99において作成した製版用データに基づいて製版を行なう製版部3と、読み取り装置7、操作パネル30及び製版部3のほか、後述する各構成を含めた印刷装置1の動作全般を制御する制御手段としてのコントローラ61と、Ether Net、USB、IEEE1284等により、製版用データを含む種々のデータを端末99等との間で送受信する端末I/F部62等とを有し、端末99のプリンタとして機能する。その他、印刷装置1の詳細については後述する。
ネットワーク50は、印刷装置1と端末99との間で双方向のデータ通信を可能とするものであり、LANなどの閉鎖系のネットワークであっても、インターネット等の解放系のネットワークであってもよく、また、有線、無線を問わない。
端末99は、読み取り装置7により読み取ることによって作成された画像データ等の、印刷用の文字や図形を表す画像データを記憶しておく画像記憶部41と、図示しないキーボード、マウスなどを備え後述する製版設定情報等の種々の情報を入力するための入力部42と、モニタ等を備え種々の情報を表示する表示部44と、画像記憶部41、入力部42、表示部44を制御して端末1の動作全般を制御する制御手段としてのコントローラ43と、製版用データを含む種々のデータを印刷装置1等との間で送受信する印刷装置I/F部45とを有している。
図2に示すように、画像記憶部41は、画像データの他、種々のデータを記憶する画像メモリ51と、かかるデータを長期にわたり保存し蓄積するためのHD(ハードディスク)52と、画像メモリ51およびHD52に対するかかるデータの読み書きや印刷装置1へのかかるデータの送出を制御するメモリコントローラ53とを有している。
コントローラ43は、かかるデータの流れやHD52または画像メモリ51内の画像データ等のデータの送出先をプログラムに従ってメモリコントローラ53に指示する等の機能を果たすCPU54と、CPU54によって行なう制御のプログラムおよびデータを記憶しているROM55と、CPU54の作業用メモリであるRAM56と、不揮発性のNV−RAM57とを有している。
コントローラ43はまた、図示しないが、読み取り装置7から受け取った電気信号をデジタル画像データに変換するA/Dコンバータ、画像データに対するシェーディング補正、MTF補正、γ補正などの画像処理を行う画像処理回路、画像データを指定された倍率で拡大/縮小する変倍回路、時計機能を有する時計回路等を備えている。
HD52は、読み取り装置7により読み取ることによって作成された画像データ等の、印刷用の文字や図形を表す画像データを記憶し蓄積する蓄積手段として機能する。HD52が画像データとして記憶するのは、読み取り装置7により読み取ることによって作成された画像データの他に、入力部42によって入力された画像データ、ネットワーク50を介して入力された画像データを含む。
CPU54は、HD52に画像データを記憶させるようになっており、記憶させる際に個々の画像データにIDを付するID付与手段として機能する。CPU54は、HD52に記憶された画像データの一覧を作成する画像データ一覧作成手段として機能する。CPU54は、画像データ一覧作成手段として機能するとき、IDと画像データとの対応関係を示すテーブルを作成するテーブル作成手段として機能する。
かかるIDは、CPU54の指示により、HD52に記憶される。ここに、HD52はID記憶手段として機能する。かかるテーブルは、CPU54の指示により、NV−RAM57に記憶される。ここに、NV−RAM57はテーブル記憶手段として機能する。NV−RAM57は、その他、HD52におけるかかるIDおよび画像データの記憶場所を記憶する。表示部52は、CPU52によって作成された画像データの一覧を表示する一覧表示手段として機能する。
図3は、端末99のコントローラ43によって実現されるモジュールの構成及び印刷装置1のコントローラ61によって実現されるモジュールの構成を示している。
コントローラ43は、テキストエディタ等のアプリケーションとして機能する汎用アプリケーション71、印刷装置1の駆動、監視等の制御を行う印刷装置ドライバとしてのプリンタドライバ72として機能する。
コントローラ43はまた、プリンタドライバ72とのI/F部であり汎用アプリケーション71のステータスデータ等のデータをプリンタドライバ72に渡すデータを作成するなどの機能を有するGDI73と、プリンタドライバ72で作成した製版用データ等のデータをスプールし印刷装置I/F部45を介してかかるデータを印刷装置1に送信するプリントスプーラ等として機能するSpooler74、後述する製版条件情報など印刷装置1固有のパラメータ等を含むデータを印刷装置1により取得しプリンタドライバ72に送信する双方向通信処理部75として機能する。
プリンタドライバ72は、GDI73からの描画情報に基づく中間画像データ等を作成するとともに双方向通信処理部75が印刷装置1から取得したデータを受信しこのデータに基づく中間ファイル等を作成する中間処理部76、中間処理部76で作成された中間画像データ、中間ファイル等の中間データを印刷装置1に送信するためのデータへ変換するプリンタデータ作成部77、中間処理部76で作成された中間データ等をプリンタデータ作成部77との間で送受信し受信した中間データ等を印刷装置1に特有のプリンタデータに作成しなおす内部画像展開領域である内部スプール78として機能する。
プリンタデータ作成部77は、中間処理部76から受信した中間データ、内部スプール78から受信したプリンタデータ等を集約し、ヘッダー、フッター、合成等のデータの付加、印刷順序処理、ディザリング等を行い、プリンタデータを作成する。
これら汎用アプリケーション71、GDI73、プリンタドライバ72、Spooler74、双方向通信処理部75、プリンタドライバ72に備えられた中間処理部76、プリンタデータ作成部77、内部スプール78としての機能が、CPU54、ROM55、RAM56、NV−RAM57を有するコントローラ43およびコントローラ43によって制御される、メモリコントローラ53、画像メモリ51、HD52を有する画像記憶部41、並びに入力部42の働きによって実現される。
図4に示すように、印刷装置1は、上述したコントローラ61、読み取り装置7、操作パネル30、製版部3のほか、印刷部2、給紙部4、排版部5、排紙部6、再給紙手段9、切換部材10等を有している。なお、印刷装置1は、特開2003−200645号に開示された両面印刷装置とほぼ同様の構成であるので、各部位の説明をできるだけ簡略化する。
印刷部2は、装置本体1aのほぼ中央に配置されており、版胴11と押圧手段としてのプレスローラ12とを有している。版胴11は装置本体1aに着脱自在かつ回転自在に支持されており、図示しない版胴駆動手段によって回転駆動される。版胴11はその外周面に開閉自在なクランパ13を有しており、版胴11の外周面には、両面印刷時には製版部3で製版された図5に示す分割製版済みマスタ14が、片面印刷時には製版部3で製版された図6に示す製版済みマスタ15がそれぞれ版として巻装される。
版胴11の外周面近傍には、版胴11の位置を検知する図示しないロータリエンコーダが設けられている。ロータリエンコーダによる検知信号は、コントローラ43に入力され、コントローラ43では、版胴11の位相が検出される。本実施形態において、版胴11には最大でA3サイズの用紙に印刷が可能な製版済みマスタ15が巻装される。
図5に示すように、分割製版済みマスタ14には表面画像に応じた第1製版画像14Aと裏面画像に応じた第2製版画像14Bとが形成され、各製版画像14A,14B間には未製版部分Sが形成される。分割製版済みマスタ14は、版胴11上において、第1製版画像14Aが図4に示す表面領域に、第2製版画像14Bが同裏面領域に、未製版部分Sが同中間領域にそれぞれ対応するように巻装される。本実施形態では、第1製版画像14A及び第2製版画像14Bとして、最大でA4横(用紙の短手方向を用紙搬送方向とする)サイズの用紙に印刷が可能なものがそれぞれ作成される。
図6に示すように、製版済みマスタ15には片面印刷画像に応じた第3製版画像15Aが形成される。製版済みマスタ15は、版胴11上において、第3製版画像15Aが図4に示す表面領域と裏面領域と中間領域とを合わせた範囲内に対応するように巻装される。本実施形態では、第3製版画像15Aとして、最大でA3サイズの用紙に印刷可能なものが作成される。
プレスローラ12は版胴11の下方に配設されている。プレスローラ12は、フッ素樹脂等の撥水性を有する弾性体からなる。プレスローラ12は、図示しないアーム部材にその両端を回転自在に支持されており、図示しないアーム部材は図示しない揺動手段によって揺動自在に支持されている。プレスローラ12はその周面が版胴11より離間する図4に示す離間位置と、その周面が版胴11上のマスタ14又はマスタ15に圧接する圧接位置とを選択的に占める。
図示しない揺動手段は、プレスローラ12の版胴11に対する押圧範囲を、図4に示す表面領域と中間領域と裏面領域とを全て合わせた第1の範囲、表面領域と同じ範囲である第2の範囲、中間領域と裏面領域とを合わせた第3の範囲の何れかに切換可能に構成されている。
揺動手段は、用紙P、第1製版画像14A、第2製版画像14B、第3製版画像15Aの大きさに合わせて、版胴11の回転方向における押圧範囲を可変であるが、第1製版画像14A、第3製版画像15Aの先端に対応した、版胴11の回転方向上流側におけるプレスローラ12による版胴11の押圧開始位置及び同回転方向における未製版部分Sの長さは一定である。
プレスローラ12の周面近傍には、プレスローラ12の周面に接触してクリーニングを行うクリーニングローラ16が配設されている。クリーニングローラ16は、図示しない駆動手段によって回転駆動される。
図4におけるプレスローラ12の右方近傍には再給紙手段9から送られた表面印刷済みの用紙Pをプレスローラ12の周面に沿わせて搬送するための再給紙案内部材17が配設されている。図4におけるプレスローラ12の左下方には上面に補助トレイ8を有する再給紙搬送ユニット19が配設されており、これには再給紙位置決め部材20が一体的に設けられている。図4におけるプレスローラ12の下方には補助トレイ8上に貯留された用紙Pをプレスローラ12の周面に接触させて送り出す再給紙レジストローラ18が配設されている。
再給紙搬送ユニット19の上方には、補助トレイ8の上面に沿って移動自在な用紙受け板21が配設されている。これら再給紙案内部材17、再給紙レジストローラ18、再給紙位置決め部材20、再給紙搬送ユニット19及び用紙受け板21によって再給紙手段9が構成されている。
図4における版胴11とプレスローラ12との接触位置の左方であって用紙Pの搬送経路上には、切換部材10が配設されている。切換部材10はその用紙搬送方向下流側端部を装置本体1aに回動自在に支持されており、図示しない移動手段によって移動され、図4に実線で示す第1の位置と二点鎖線で示す第2の位置とを選択的に占める。版胴11とプレスローラ12との間を通過した用紙Pは、切換部材10が第1の位置を占めているときに排紙部6へと案内され、切換部材10が第2の位置を占めているときに補助トレイ8へと案内される。
製版部3は、図4における印刷部2の右上方に配設されている。製版部3は、マスタ22をロール状に巻成したマスタロールを保持するマスタ保持部材23、プラテンローラ24、サーマルヘッド25、マスタ切断手段26、マスタストック部27、テンションローラ対28、反転ローラ対29、後述する製版用データを記憶する図2に示すRAM60等を有し、製版部3では両面印刷時において分割製版済みマスタ14が、片面印刷時において製版済みマスタ15がそれぞれ作成される。
給紙部4は、製版部3の下方に配設されている。給紙部4は、用紙Pを積載する給紙トレイ4a、給紙ローラ、分離ローラ、分離パッド、レジストローラ対等を有する周知の構成である。給紙トレイ4aには、その上面に積載された用紙Pのサイズを検出する複数の用紙サイズ検出センサ4bが配設されている。
排版部5は、図4における印刷部2の左上方に配設されている。排版部5は、上排版部材、下排版部材、排版ボックス、圧縮板等を有する周知の構成であり、使用済みのマスタ14、15を版胴11の外周面より剥離して排版ボックスの内部に廃棄する。
排紙部6は、排版部5の下方に配設されている。排紙部6は、剥離爪、排紙搬送ユニット、排紙トレイ、剥離ファン等を有する周知の構成であり、版胴11の外周面上より用紙Pを剥離して排紙トレイ上に排出する。
読み取り装置7は、装置本体1aの上部に配設されている。読み取り装置7は、それぞれ図示してはいないが、原稿を載置するコンタクトガラス、コンタクトガラスに対して接離自在に設けられた圧板、原稿画像を走査して読み取る反射ミラー及び蛍光灯、走査された画像を集束するレンズ、集束された画像を処理する画像センサ、自動原稿送り装置等を有している。
図2に示すように、コントローラ61は、読み取り装置7、操作パネル30、製版部3、印刷部2、給紙部4、排版部5、排紙部6、再給紙手段9、切換部材10等を制御するためのプログラムおよびデータを記憶しているROM81と、読み取り装置7で読み取った画像データ等のデータの流れをROM81に記憶されたプログラムに従って指示する等、ROM81に記憶されているプログラムにしたがって読み取り装置7、操作パネル30、製版部3、印刷部2、給紙部4、排版部5、排紙部6、再給紙手段9、切換部材10等を制御するCPU82と、CPU54の作業用メモリでありROM81に記憶されているプログラムをCPU82の制御によって一時的に記憶するRAM83とを有している。
図3に示すように、コントローラ61は、端末I/F部62で受信したプリンタデータ等のデータに応じて端末99側に応答を返し、またかかるデータをコントローラ61内の他のモジュールに転送したり、同モジュールからデータを受信したりする通信処理部63、通信処理部63から受け渡されたプリンタデータ等のデータを解析する印刷装置データ解析部64、印刷装置データ解析部64においてプリンタデータに製版用データが含まれると解析された場合に印刷装置データ解析部64から製版用データが送信され、受信した製版用データを展開して保持することにより印刷装置データ解析部64によって製版用データを描画される画像メモリ65として機能する。
コントローラ61はまた、製版部3のほか、読み取り装置7、操作パネル30、印刷部2、給紙部4、排版部5、排紙部6、再給紙手段9、切換部材10等、画像を印刷する機構を制御する印刷エンジン部66、後述する製版条件情報など印刷装置1に固有の情報や現在のステータス等を管理、更新する印刷装置ステータス保持部67、通信処理部63、印刷装置データ解析部64、画像メモリ65、印刷エンジン部66、印刷装置ステータス保持部67等の全モジュールを管理操作する印刷装置制御部68として機能する。
これら通信処理部63、印刷装置データ解析部64、画像メモリ65、印刷エンジン部66、印刷装置ステータス保持部67、印刷装置制御部68としての機能が、ROM81、CPU82、RAM83を備えたコントローラ61によって実現される。
図1に示すように、操作パネル30には、LCDを備えた表示手段としての液晶タッチパネル39と、各種入力キー31〜37が配設されている。
図7に示すように、各種入力キー31〜37は、製版スタートキー31、印刷スタートキー32、ストップキー33、テンキー34、読取スタートキー35、片面印刷を行う際に押下される片面印刷キー36、両面印刷を行う際に押下される両面印刷キー37からなっている。
図7に示すように、各種入力キー31〜37は、製版スタートキー31、印刷スタートキー32、ストップキー33、テンキー34、読取スタートキー35、片面印刷を行う際に押下される片面印刷キー36、両面印刷を行う際に押下される両面印刷キー37からなっている。
テンキー34は印刷部数などの入力に用いる。
読取スタートキー35は、製版を伴わずに原稿画像を読み取り、読み取った原稿画像の画像データの記憶を行うために用いる。
読取スタートキー35は、製版を伴わずに原稿画像を読み取り、読み取った原稿画像の画像データの記憶を行うために用いる。
以上のような構成の印刷システム100においては、上述した事情すなわちコントローラ43とコントローラ61とでは一般にコントローラ43の方が処理速度において優れていることに鑑み、印刷装置1に対しネットワーク50を介して接続された端末99において、印刷装置1で孔版印刷を行うために版胴11に巻装するマスタ14又はマスタ15を製版するのに用いられる製版用データを作成するために、コントローラ43、画像記憶部41、入力部42が備えられている。
すなわち、印刷システム100は、印刷装置1における印刷のために印刷装置1に備えられた版胴11に巻装されるマスタ14又はマスタ15を製版するのに用いられる製版用データを、ネットワーク50を介して印刷装置1に接続された端末99において作成する製版用データ作成手段として機能するコントローラ43、画像記憶部41、入力部42を備えた印刷情報作成装置を有している。印刷情報作成装置は、端末99によって実現されている。
この印刷情報作成装置において、印刷装置1は、片面印刷のみならず両面印刷が可能な両面印刷装置であるため、これに対応すべく、製版用データ作成手段として機能するコントローラ43、画像記憶部41、入力部42により、製版用データは、用紙Pの両面に印刷を行うためのマスタ14を作成するために両面製版用データとして作成されるか、用紙Pの片面に印刷を行うためのマスタ15を作成するために片面製版用データとして作成される。
印刷情報作成装置において製版用データを作成するにあたっては、主に印刷装置1のハード構成上の要請から製版を行なうために必須、言い換えると必要な条件を含む製版条件情報が必要であるとともに、オペレータがその必要に応じどのような印刷を行いたいかによって、製版条件情報に適合する範囲内で入力する製版設定情報を入力することが可能となっている。
製版設定情報は、入力部42を用いることによって設定することが可能となっている。製版設定情報としては、用紙Pないし印刷画像の大きさおよび方向、並びに用紙Pに形成すべき印刷画像の方向などが挙げられる。このような製版設定情報は、入力され設定されると、RAM56に記憶されるとともに、製版用データ作成手段として機能するコントローラ43、画像記憶部41により、製版用データが、かかる設定、たとえば用紙Pに形成すべき印刷画像の方向に応じて作成される。
製版条件情報は、ROM81ないし印刷装置ステータス保持部67に記憶されており、印刷装置1からネットワーク50を介して双方向通信処理部75の機能によって印刷情報作成装置に受信されて読み込まれ、印刷情報作成装置において製版用データ作成手段として機能するコントローラ43、画像記憶部41により、読み込んだ製版条件情報に応じて製版用データが作成される。
読み込まれた製版条件情報は、CPU54の指示により、NV−RAM57に記憶される。ここに、NV−RAM57は、製版条件情報記憶手段として機能する。CPU54、双方向通信処理部75は製版条件情報取得手段として機能する。
製版条件情報は、マスタ14又はマスタ15における製版位置に関する製版位置情報、マスタ14又はマスタ15に製版可能なサイズに関する製版サイズ情報、マスタ14又はマスタ15における先端の余白サイズに関する余白サイズ情報、マスタ14又はマスタ15における製版方向に関する製版方向情報等が挙げられる。
製版条件情報についてさらに詳しく説明する。
製版位置情報は、上述のように、版胴11の回転方向上流側におけるプレスローラ12による版胴11の押圧開始位置及び同回転方向における未製版部分Sの長さが一定であることに関する情報である。この情報は、サーマルヘッド25による穿孔開始位置にも関連している。
製版位置情報は、上述のように、版胴11の回転方向上流側におけるプレスローラ12による版胴11の押圧開始位置及び同回転方向における未製版部分Sの長さが一定であることに関する情報である。この情報は、サーマルヘッド25による穿孔開始位置にも関連している。
製版サイズ情報は、上述のように、第1製版画像14A及び第2製版画像14Bの最大サイズがA4横サイズであること、第3製版画像15Aの最大サイズがA3縦サイズであることに関する情報である。この情報は、サーマルヘッド25による穿孔範囲にも関連している。
余白サイズ情報は、上述のように、版胴11の回転方向上流側におけるプレスローラ12による版胴11の押圧開始位置が一定であることにも関連しており、同回転方向においてクランパ13がマスタ14又はマスタ15の先端部をクランプする長さ、同回転方向におけるクランパ13の長さ及びクランプ部分の同回転方向における下流端位置から第1製版画像14A、第3製版画像15Aの先端までの長さに関する情報である。この情報は、サーマルヘッド25による穿孔開始位置にも関連している。
製版方向情報は、オペレータが用紙Pに形成すべき印刷画像の方向を設定した製版設定情報と、製版サイズ情報とに連動する。上述のように、第1製版画像14A及び第2製版画像14Bの最大サイズがA4横サイズであるとともに、第3製版画像15Aの最大サイズがA3縦サイズであるため、オペレータが設定、選択した用紙Pないし印刷画像の大きさ、方向によっては、かかる最大サイズをオーバーする場合があるためである。この情報は、サーマルヘッド25による穿孔範囲にも関連している。
製版条件情報は、かかる製版位置情報、製版サイズ情報、余白サイズ情報、製版方向情報の他に、これらよりも基本的な情報として、マスタ22のどちらの面に対してサーマルヘッド25を配置しているかや、マスタ14、マスタ15のどちらの面を版胴11に向けて巻き付けるか、またマスタ22の製版方向及び版胴11によるマスタ14、マスタ15の巻き付け方向等が含まれる。これらの情報も、所望の印刷画像を得るために製版用データを作成するうえで必要とされるからである。
製版設定情報及び製版条件情報を、分割製版済みマスタ14を例にとった具体例に沿ってさらに詳しく説明する。
すでに述べたように、分割製版済みマスタ14は、図5に示したような製版を行う。このとき、製版設定情報、製版条件情報は、図8に示したようになる。なお、図8並びに図5、図6において、紙面手前側の面は、プレスローラ12に対向する面に一致している。
すでに述べたように、分割製版済みマスタ14は、図5に示したような製版を行う。このとき、製版設定情報、製版条件情報は、図8に示したようになる。なお、図8並びに図5、図6において、紙面手前側の面は、プレスローラ12に対向する面に一致している。
図8(a)は、第1製版画像14A及び第2製版画像14Bが、最大サイズであるA4横サイズの場合、図8(b)は、第1製版画像14A及び第2製版画像14Bが、B5横サイズの場合を示している。このA4横サイズとすること、B5横サイズとすることは、オペレータによって設定可能な製版設定情報である。ただし、製版サイズ情報で定められた最大サイズ以下の範囲で設定する必要がある。なお、図6に示した例ではA3縦サイズであり、これも製版設定情報である。
図8(a)、(b)において、符号L1で示したのは、版胴11の回転方向におけるクランパ13の上流側先端から同回転方向における第1製版画像14Aの先端までの長さであり、製版位置情報、余白サイズ情報であって、これはオペレータによって設定不能である。
図8(a)、(b)において、符号y1、y2で示したのは、これらの和が未製版部分Sの長さとなる長さであり、長さy1、長さy2は同じ長さであって、何れも一定である。これらは製版位置情報であって、オペレータによって設定不能である。
図8(a)において符号w1、図8(b)において符号w2で示したのは、版胴11の回転方向における第1製版画像14A及び第2製版画像14Bの長さである。この長さw1、w2は、オペレータが、図8(a)においてはA4横サイズ、図8(b)においてはB5横サイズを選択したことにより自ずと定まる製版設定情報であり、オペレータによって設定可能な製版設定情報であるが、製版サイズ情報で定められた最大サイズ以下の範囲で設定する必要があるのは上述と同様である。なお、定形外で定める場合にも、製版サイズ情報で定められた最大サイズ以下の範囲で設定する必要がある。
図8(a)において符号w3、図8(b)において符号w4で示したのは、版胴11の回転方向に垂直な幅方向における各第2製版画像14Bの長さである。この長さw3、w4は、オペレータが、図8(a)においてはA4横サイズ、図8(b)においてはB5横サイズを選択したことにより自ずと定まる製版設定情報であり、オペレータによって設定可能な製版設定情報であるが、製版サイズ情報で定められた最大サイズ以下の範囲で設定する必要があるのは上述と同様である。なお、定形外で定める場合にも、製版サイズ情報で定められた最大サイズ以下の範囲で設定する必要がある。
図8(a)において符号x1、図8(b)において符号x2で示したのは、版胴11の回転方向における第1製版画像14A及び第2製版画像14Bに対する綴じ代の幅である。この長さx1、x2は、オペレータが設定可能な製版設定情報である。綴じ代は、設定するか否か任意であるが、設定する場合には、長さx1、x2の他に、画像の方向がLandであるか、Portであるか、並びに、長辺綴じであるか、短辺綴じであるかも設定する必要がある。これらもオペレータが設定可能な製版設定情報である。
画像の方向がLandであるとは、図9(a−1)、(b−1)、(a−2)、(b−2)に示すように、画像の縦方向言い換えると上下方向が版胴11の幅方向に一致し画像の横方向言い換えると左右方向が版胴11の回転方向に一致する方向である。画像の方向がPortであるとは、図9(a−3)、(b−3)、(a−4)、(b−4)に示すように、画像の縦方向言い換えると上下方向が版胴11の回転方向に一致し画像の横方向言い換えると左右方向が版胴11の幅方向に一致する方向である。
なお、図9において、(a−1)、(a−2)、(a−3)、(a−4)については、紙面手前側の面が、プレスローラ12に対向する面に一致している。また、図9(b−1)、(b−2)、(b−3)、(b−4)については、「表」の印刷画像に関しては、紙面手前側の面が、プレスローラ12に対向する面に一致しており、排紙トレイ上に排出された用紙Pを平面視した状態を示している。一方「裏」の印刷画像に関しては、「表」の印刷画像を表示した状態の用紙Pを、綴じ代を中心にして反転させて平面視した状態を示している。
長辺綴じとは、図9(a−1)、(b−1)、(a−3)、(b−3)に示すように、文字通り綴じ代が長辺に位置する場合であり、短辺綴じとは図9(a−2)、(b−2)、(a−4)、(b−4)に示すように、文字通り綴じ代が短辺に位置する場合である。
図8に示した例は、画像の方向がPortであり、長辺綴じである。この例は、図9において(a−1)に示したものに相当し、これを印刷すると(b−1)に示したものとなる。
図9に示すように、画像の方向と綴じ代の位置との組み合わせにより種々の印刷が行われ、このような印刷を行うのに必要な製版がそれぞれに対応して行なわれる。
具体的には、図9(a−2)、(b−2)は画像の方向がPortで、短辺綴じの場合を示しており、図9(b−2)に示したような印刷が行われ、そのために図9(a−2)に示したような製版を行なう。図9(a−3)、(b−3)は画像の方向がLandで、長辺綴じの場合を示しており、図9(b−3)に示したような印刷が行われ、そのために図9(a−3)に示したような製版を行なう。図9(a−4)、(b−4)は画像の方向がLandで、短辺綴じの場合を示しており、図9(b−4)に示したような印刷が行われ、そのために図9(a−4)に示したような製版を行なう。
具体的には、図9(a−2)、(b−2)は画像の方向がPortで、短辺綴じの場合を示しており、図9(b−2)に示したような印刷が行われ、そのために図9(a−2)に示したような製版を行なう。図9(a−3)、(b−3)は画像の方向がLandで、長辺綴じの場合を示しており、図9(b−3)に示したような印刷が行われ、そのために図9(a−3)に示したような製版を行なう。図9(a−4)、(b−4)は画像の方向がLandで、短辺綴じの場合を示しており、図9(b−4)に示したような印刷が行われ、そのために図9(a−4)に示したような製版を行なう。
画像の方向がPortであるかLandであるか、および綴じ代が長辺綴じであるか短辺綴じであるかを設定すると、綴じ代の位置が自ずと定まるが、長さx1、x2を設定するときには、製版サイズ情報、製版方向情報で定められた範囲内とする必要がある。また、綴じ代の領域には孔版を行わないようにする必要があるため、印刷情報作成装置は、長さx1、x2が、孔版を行う領域すなわちたとえば文字、図形等の領域に重ならないように監視する。
図8(a)、(b)においてそれぞれ符号z1、z2で示す、版胴11の回転方向における下流側の余白の長さは、マスタ14の後端からのインキ漏れを防止する必要等から所定長さ以上となっていなければならず、また、図8(a)において符号z3、z4で示し、図8(b)において符号z5、z6で示す、版胴11の幅方向における余白の長さも、マスタ14の端部からのインキ漏れを防止する必要やプレスローラ12の長さ等から所定長さ以上となっていなければならない。このような理由により、製版サイズ情報、製版方向情報は、マスタ22の幅やマスタ14、15の一版あたりの長さにも対応して、その最大サイズ等が定められている。
図8(a)、(b)それぞれにおいて、符号C、C1は、版胴11の回転方向において長さy1の領域と長さy2の領域との境界となっている位置を示しており、第1製版画像14Aと第2製版画像14Bとの中間位置を示すものである。
図8(a)、(b)それぞれにおいて、符号L3、L4は、版胴11の回転方向におけるクランパ13の上流側先端から位置C、C1までの長さを示している。図8(b)おいて、符号L5は、版胴11の回転方向において位置Cから位置C1までの長さを示している。これらは、上述の、製版設定情報としての用紙Pないし印刷画像の大きさおよび方向、および、製版条件情報としての製版位置情報、製版サイズ情報、余白サイズ情報および製版方向情報により定まる。
マスタ15を製版する際にも、同様に、製版条件情報が定まっているとともに、製版設定情報の入力等が行われる。
かかる印刷情報作成装置により、印刷システム100は、印刷情報作成装置によって作成した製版用データに基づいて印刷装置1の製版部3においてマスタ14又はマスタ15を製版し、印刷装置1により印刷を行う。
このような印刷システム100においては、製版用データ作成手段として機能するコントローラ43、画像記憶部41、入力部42により作成した製版用データに基づいて用紙Pに印刷される印刷画像を表示する表示手段として、表示部44を有している。
表示部44は、たとえば、印刷画像として、図9(b−1)、(b−2)、(b−3)、(b−4)に示した印刷画像を表示可能である。表示部44は、オペレータが図8に示した各部の長さのうち製版設定情報に相当するものを入力すると、これが製版条件情報に違反しない限り、入力に応じてどのような印刷画像が得られるか、言い換えると、どのような画像が印刷画像として用紙Pに印刷されるかを示すプレビュー画像をリアルタイムないしオペレータの求めに応じて表示する。
この表示は、その時点での製版用データに基づいて行われ、表示用のデータは、CPU54によって作成される。この点、CPU54はプレビュー画像表示用データ作成手段として機能する。表示部44は、CPU54によって作成されたかかるデータに基づいてプレビュー画像を表示するプレビュー画像画面表示手段として機能する。
また、表示部44は、図8に示した各部の長さのうち製版設定情報に相当するものを入力する場合に、どの部分の長さが入力可能かを視覚的に把握しやすいように、図8に示したものと同様の製版設定情報入力用画像を表示することが可能となる。ただし、製版条件情報は入力不能であるから、製版設定情報入力用画面には、製版条件情報に関する表示は行わないようにすることができる。
製版設定情報入力用画像を表示するためのデータは、CPU54によって作成される。この点、CPU54は、製版設定情報入力用表示データ作成手段として機能し、表示部44は、製版設定情報入力用画像表示手段として機能する。
印刷システム100にこのような機能を発揮させるために、NV−RAM57には、印刷装置1における印刷のために版胴11に巻装されるマスタ14又はマスタ15を製版するのに用いられる製版用データを、ネットワーク50を介して印刷装置1に接続された端末99において作成する製版用データ作成機能を、端末99に実現させる印刷情報作成プログラムが記憶されている。
この印刷情報作成プログラムは、印刷装置1が片面印刷が可能であるのみならず両面印刷可能な両面印刷装置であるため、これに対応すべく、かかる製版用データ作成機能により、かかる製版用データを、用紙Pの両面に印刷を行うためのマスタ14を作成するための両面印刷用データとして、または、用紙Pの片面に印刷を行うためのマスタ15を作成するための片面印刷用データとして、作成することが可能である。
印刷情報作成プログラムは、ネットワーク50を介して受信した、上述の製版条件情報および製版設定情報に応じて、製版用データ作成機能により製版用データを作成するようになっている。この製版条件情報には、上述した製版位置情報、製版サイズ情報、余白サイズ情報、製版方向情報を含む。製版設定情報には、上述した用紙Pないし印刷画像の大きさおよび方向、並びに用紙Pに形成すべき印刷画像の方向を含む。
印刷情報作成プログラムは、印刷装置1に両面印刷を行わせる両面印刷プログラム、印刷装置1に片面印刷を行わせる片面印刷プログラムに、その一部として組み込まれているものである。両面印刷プログラム、片面印刷プログラムは、印刷情報作成プログラムと同様、NV−RAM57に記憶されている。ただし、両面印刷プログラム、片面印刷プログラムのうち、印刷装置1を駆動する部分に関しては、ROM81ないしRAM83に記憶されていても良い。
これら各プログラムは、印刷装置1を用いて印刷を行うためのドライバプログラムとしてのドライバソフトウェアの一部として組み込まれているものである。このドライバソフトウェアは、上記各プログラムと同様、NV−RAM57に記憶されている。ただし、ドライバソフトウェアのうち、印刷装置1を駆動する部分に関しては、ROM81ないしRAM83に記憶されていても良い。
このような印刷情報作成プログラム、両面印刷プログラム、片面印刷プログラム、ドライバソフトウェアは、コンピュータである端末99によって読み取り可能に記録されている記録媒体から、NV−RAM57に導入され記憶されているものである。ただし、ROM81ないしRAM83に記憶されている部分に関しては、初めからこれらに記憶されていても良いし、NV−RAM57に導入された後にネットワーク50を介してROM81ないしRAM83に記憶されたものでも良い。
かかる記録媒体は、CD−ROM、DVD−ROM、FD、USBメモリのように持ち運び可能なメディアの他、ネットワーク50を介して接続された他のコンピュータに内蔵ないし接続されたHD等の記憶装置など、かかる印刷情報作成プログラム、両面印刷プログラム、片面印刷プログラム、ドライバソフトウェアを必要な期間記憶して保持しておくことが可能なものであればどのようなものでも良い。
そして、かかる印刷情報作成装置、印刷システム100、印刷情報作成プログラムにより、これらを用いて印刷を行う印刷方法が提供される。印刷情報作成プログラムが両面印刷プログラムの一部として機能する場合には、かかる印刷情報作成装置、印刷システム100、印刷情報作成プログラムにより、これらを用いて両面印刷を行う両面印刷方法が提供される。印刷情報作成プログラムが片面印刷プログラムの一部として機能する場合には、かかる印刷情報作成装置、印刷システム100、印刷情報作成プログラムにより、これらを用いて片面印刷を行う片面印刷方法が提供される。
また、印刷装置1は、かかる印刷情報作成装置によって作成された製版用データ、印刷情報作成プログラムによって作成されたデータに基づいて製版されたマスタ14又はマスタ15を巻装する版胴11を備えた印刷手段となっている。印刷装置1は、製版用データが、両面製版用データであるときには、マスタ14を版胴11に巻装して両面印刷を行う両面印刷手段となり、片面製版用データであるときには、マスタ15を版胴11に巻装して片面印刷を行う片面印刷手段となる。
上述の構成に基づき、図10を参照しつつ、両面印刷を行う場合における印刷システム100に対する操作及びこの操作に応じた印刷システム100の動作について説明する。
オペレータは、印刷装置1を用いた両面印刷を行う場合には、入力部52により、印刷装置1のドライバソフトウェアを起動し、両面印刷を行う旨の入力を行う。この入力によって、CPU54により、NV−RAM57に記憶されているドライバソフトウェアが呼び出され、両面印刷プログラムが起動される。
オペレータは両面印刷キー37を押下してもよく、この場合、ネットワーク50を介して、CPU54により、両面印刷キー37が押下されたことが検出されることで、同様にNV−RAM57に記憶されているドライバソフトウェアが呼び出され、両面印刷プログラムが起動される。
CPU54により、印刷装置1のROM81から製版条件情報が読み出され、NV−RAM57に記憶されることで、製版条件情報が取得される(図10(S1))とともに、NV−RAM57に記憶されているテーブルが呼び出され、テーブルに従ってHD52に記憶されている画像データの一覧が作成され、表示部44に一覧が表示される(図10(S2))。なお、製版条件情報の取得(図10(S1))は、印刷装置1のドライバソフトウェアの初回の起動時のみ行うようにしても良い。
オペレータが、入力部52を操作して、用紙Pの表面、裏面の各面に印刷を行うための画像データを一覧の中から選択すると(図10(S3))、表示部44に、製版設定情報入力用画像が表示されて製版設定情報が入力可能となる。なお、画像データの選択において、両面に同じ画像を印刷するときには画像データを1つのみ選択し、各面に異なる画像を印刷するときには画像データを2つ選択する。
オペレータが製版設定情報を入力して設定する(図10(S4))と、CPU54は、入力された製版設定情報が、NV−RAM57に記憶されている製版条件情報と照合するなどして、製版条件情報に適合するか否かを判断する(図10(S5))。
上述のように、綴じ代を作成する旨の設定がされている場合には、綴じ代の領域と、孔版を行う領域とが重ならないように監視しており、ステップS5においては、かかる重なりが生じているか否かも判断しても良い。
なお、かかる設定に先立って、オペレータは、自動的に、あるいはオペレータが入力部42を操作することにより表示部44に表示されるプレビュー画面を見ることが可能となっているとともに、プレビュー画像を確認した上で入力した製版設定情報を確定することが可能となっている。
ステップS5において適合していないと判断した場合には、CPU54は、その旨のエラー表示を表示部44に表示させる(図10(S6))。ここに、表示部44はエラー表示手段として機能する。エラー表示を行うためのエラー表示情報は、CPU54により作成される。ここに、CPU54は、エラー表示情報作成手段として機能する。
エラー表示には、製版設定情報のうちのどれが、どのように、どの製版条件情報に違反しているか等を表示して、オペレータが製版設定情報をどのように修正して設定すればよいかの示唆を行うことが好ましい。綴じ代の領域と、孔版を行う領域との重なりが生じているか否かを判断している場合も同様である。
ステップS5において適合していないと判断する条件として、必要な製版設定情報が入力されていないことを含めることができる。この場合、この条件によって適合していないと判断した場合には、エラー表示において必要な製版設定情報を具体的に指摘してこれを入力するべき旨を表示することが好ましい。
ステップS5において適合していると判断した場合には、CPU54ないしプリンタドライバ72において両面製版用データを作成し(図10(S7))、作成した両面製版用データを印刷装置1に送信する(図10(S8))。両面製版用データを作成するタイミングは、ステップS4より後であればステップS8より前であっても良いが、プレビュー画像を表示する場合には、プレビュー画像を表示する前となる。ただし、ステップS5において適合していると判断したことをプレビュー画像を表示する条件としてもよい。
印刷装置1においては、受信した両面製版用データを印刷装置データ解析部64において解析し(図10(S9))、画像メモリ65に展開する(図10(S10))。画像メモリ65への展開が完了すると、CPU82は、図7に示すように、液晶タッチパネル39に製版開始が可能である旨の表示を行う(図10(S11))。同様の表示は、表示部44にも行われる。
その後、オペレータにより、製版を開始すべき旨の操作が入力部42にて行われるか、製版スタートキー31が押下されることで、製版開始指示がなされると(図10(S12))、製版部3に両面製版用データが送信される(図10(S13))。製版部3では受信した両面製版用データをRAM60に記憶する。
両面製版用データがRAM60に記憶されると、排版部5が作動して、版胴11の外周面から使用済みのマスタ14又はマスタ15が剥離される排版動作が行われ、排版動作終了後、製版部3が作動することにより新たなマスタ14が製版される製版動作が行われ、製版されたマスタ14が版胴11に巻装される巻装動作が行われることで、排版処理、製版処理及び巻装処理が行われる(図10(S14))。
排版処理、製版処理及び巻装処理が完了すると、CPU82は、図7に示すように、液晶タッチパネル39に印刷開始が可能である旨の表示を行う(図10(S15))。同様の表示は、表示部44にも行われる。
その後、オペレータにより、印刷を開始すべき旨の操作が入力部42にて行われるか、印刷スタートキー32が押下されることで、印刷開始指示がなされると(図10(S16))、印刷処理が行われる(図10(S17))。なお、印刷開始指示に先だって、入力部42の操作またはテンキー34の押下により、印刷枚数の指定が行われる。
印刷処理について説明する。
版胴11が回転駆動されると共に給紙部4より用紙Pが1枚分離給送され、給送された用紙Pはレジストローラ対で一時停止された後、所定のタイミングで版胴11とプレスローラ12との間に向けて送られる。
版胴11が回転駆動されると共に給紙部4より用紙Pが1枚分離給送され、給送された用紙Pはレジストローラ対で一時停止された後、所定のタイミングで版胴11とプレスローラ12との間に向けて送られる。
版胴11が所定の角度まで回転してその表面領域がプレスローラ12と対応する所定位置を占めると、プレスローラ12が圧接位置を占めることにより用紙Pが版胴11上の分割製版済みマスタ14の第1製版画像14Aに圧接され、その一方の面に表面画像を転写される。このときプレスローラ12を揺動させる図示しない揺動手段は、プレスローラ12の版胴11に対する押圧範囲を第2の範囲に設定している。
表面印刷済み用紙となった用紙Pは、第2の位置を占めている切換部材10の先端によって版胴11の外周面より剥離され、再給紙搬送ユニット19へと送られる。このとき、用紙Pはその先端を用紙受け板21によって受け止められ、後端側から補助トレイ8上に載置される。補助トレイ8上の用紙Pは再給紙搬送ユニット19によって図4の矢印方向に搬送され、その先端を再給紙位置決め部材20に当接させた状態で一時停止される。
1枚目の用紙Pが補助トレイ8上に案内されている間も版胴11は回転を継続しており、給紙部4からは1枚目の用紙Pと同じタイミングで2枚目の用紙Pが給送される。このとき図示しない揺動手段は、プレスローラ12の版胴11に対する押圧範囲を第1の範囲に設定している。給送された2枚目の用紙Pは1枚目の用紙Pと同様にプレスローラ12によってその一方の面に表面画像を転写された後、第2の位置を占めている切換部材10によって再給紙搬送ユニット19へと送られる。
給紙部4から2枚目の用紙Pが給送された後、版胴11の裏面領域がプレスローラ12と対応する位置に到達するよりもやや早いタイミングで、再給紙レジストローラ18が作動して補助トレイ8上に貯留されている1枚目の用紙Pがプレスローラ12の周面に圧接される。プレスローラ12の周面に圧接された1枚目の用紙Pは、版胴11に圧接して従動回転しているプレスローラ12の回転力によって版胴11との当接部に向けて搬送され、マスタ14の第2製版画像14Bに圧接されることによりその他方の面に裏面画像を転写される。
裏面画像を転写されて両面印刷済み用紙となった1枚目の用紙Pは第1の位置を占めた切換部材10によって排紙部6へと案内され、剥離ファンからの送風によってその先端部を浮き上げられた後、剥離爪の先端によって版胴11の外周面より剥離される。剥離された印刷済みの用紙Pは排紙搬送ユニットへと送られた後、搬送されて排紙トレイ上に排出積載される。
以下、上述の動作が設定された印刷枚数を消化するまで繰り返され、最終の用紙Pが補助トレイ8上に案内された後に図示しない揺動手段がプレスローラ12の版胴11に対する押圧範囲を第3の範囲に設定し、設定された枚数の両面印刷動作が完了すると各部位の作動が停止する。
次に、図10を参照しつつ、片面印刷を行う場合における印刷システム100に対する操作及びこの操作に応じた印刷システム100の動作について説明する。ただし、両面印刷を行う場合について説明した事項と同様の事項については適宜説明を省略する。
オペレータは、印刷装置1を用いた片面印刷を行う場合には、入力部52により、印刷装置1のドライバソフトウェアを起動し、片面印刷を行う旨の入力を行う。この入力によって、CPU54により、NV−RAM57に記憶されているドライバソフトウェアが呼び出され、片面印刷プログラムが起動される。
オペレータは片面印刷キー36を押下してもよく、この場合、ネットワーク50を介して、CPU54により、片面印刷キー36が押下されたことが検出されることで、同様にNV−RAM57に記憶されているドライバソフトウェアが呼び出され、片面印刷プログラムが起動される。
ステップS1ないしステップS2については両面印刷の場合と同様である。
ステップS3において、オペレータは、入力部52を操作して、用紙Pの表面に印刷を行うための画像データを一覧の中から選択する。画像データの選択においては、画像データを1つのみ選択する。
その他、ステップS6までは両面印刷の場合と同様である。
ステップS3において、オペレータは、入力部52を操作して、用紙Pの表面に印刷を行うための画像データを一覧の中から選択する。画像データの選択においては、画像データを1つのみ選択する。
その他、ステップS6までは両面印刷の場合と同様である。
ステップS5において適合していると判断した場合には、プリンタドライバ72において片面製版用データを作成し(図10(S7))、作成した片面製版用データを印刷装置1に送信する(図10(S8))。ステップS7、S8においてその他は両面印刷の場合と同様である。
ステップS9においては、受信した片面製版用データを印刷装置データ解析部64において解析し、ステップS10においては、解析した片面製版用データを画像メモリ65に展開する。その他、ステップS12までは両面印刷の場合と同様である。
ステップS13では、製版部3に片面製版用データが送信され、製版部3では受信した片面製版用データをRAM60に記憶する。
片面製版用データがRAM60に記憶されると、排版部5が作動して、版胴11の外周面から使用済みのマスタ14又はマスタ15が剥離される排版動作が行われ、排版動作終了後、製版部3が作動することにより新たなマスタ15が製版される製版動作が行われ、製版されたマスタ15が版胴11に巻装される巻装動作が行われることで、排版処理、製版処理及び巻装処理が行われる(図10(S14))。
ステップS15、S16は両面印刷の場合と同様である。
ステップS15、S16は両面印刷の場合と同様である。
ステップS17の印刷処理について説明する。
印刷処理においては、版胴11が設定速度で回転駆動されると共に給紙部4より用紙Pが1枚分離給送され、給送された用紙Pはレジストローラ対で一時停止された後、所定のタイミングで版胴11とプレスローラ12との間に向けて送られる。
印刷処理においては、版胴11が設定速度で回転駆動されると共に給紙部4より用紙Pが1枚分離給送され、給送された用紙Pはレジストローラ対で一時停止された後、所定のタイミングで版胴11とプレスローラ12との間に向けて送られる。
版胴11が所定の角度まで回転してその表面領域がプレスローラ12と対応する位置を占めると、プレスローラ12が圧接位置を占めることにより用紙Pが版胴11上の製版済みマスタ15の第3製版画像15Aに圧接され、画像を転写される。このときプレスローラ12を揺動させる図示しない揺動手段は、プレスローラ12の版胴11に対する押圧範囲を第1の範囲に設定している。
画像を転写されて印刷済み用紙となった用紙Pは第1の位置を占めた切換部材10によって排紙部6へと案内され、剥離ファンからの送風によってその先端部を浮き上げられた後、剥離爪の先端によって版胴11の外周面より剥離される。剥離された印刷済みの用紙Pは排紙搬送ユニットへと送られた後、搬送されて排紙トレイ上に排出積載される。
以下、上述の動作が設定された印刷枚数を消化するまで繰り返され、設定された枚数の片面印刷動作が完了すると各部位の作動が停止する。
以上本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、上述の説明で特に限定していない限り、特許請求の範囲に記載された本発明の趣旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
たとえば、印刷装置は、上述の形態では読み取り装置及び操作パネルを備えているが、これらは印刷装置に備えられた構成でなく独立した装置であっても良い。操作パネルは表示部44として備えられているものであっても良い。読み取り装置は同様の端末99の外部装置として接続されたスキャナ等の装置であっても良い。
また、印刷装置は、両面印刷が可能な印刷装置でなくても良い。印刷装置は、両面印刷、片面印刷を問わず、複数の画像データで第1製版画像14A、第2製版画像14B、第3製版画像15Aをそれぞれ構成するのであれば、より多くの画像データを用いて製版、印刷を行うものであっても良い。
印刷装置は、版胴を複数備えているものであっても良く、カラー印刷を行うものであっても良い。版胴を複数備えている場合、製版用データは、それぞれの版胴に対応するように作成される。
本発明の実施の形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
1 印刷手段、両面印刷手段、印刷装置
11 版胴
14 版、版胴に巻装されている版
15 版、版胴に巻装されている版
22 版、版胴に巻装される版
41、42、43 製版用データ作成手段
50 ネットワーク
99 端末、印刷情報作成装置
100 印刷システム
P 用紙
11 版胴
14 版、版胴に巻装されている版
15 版、版胴に巻装されている版
22 版、版胴に巻装される版
41、42、43 製版用データ作成手段
50 ネットワーク
99 端末、印刷情報作成装置
100 印刷システム
P 用紙
Claims (15)
- 印刷手段における印刷のために前記印刷手段に備えられた版胴に巻装される版を製版するのに用いられる製版用データを、ネットワークを介して前記印刷手段に接続された端末において作成する製版用データ作成手段を有する印刷情報作成装置。
- 請求項1記載の印刷情報作成装置において、
前記印刷手段が用紙の両面に印刷を行うことが可能な両面印刷手段であり、
前記製版用データ作成手段により、前記製版用データを、用紙の両面に印刷を行うための両面製版用データとすることが可能であることを特徴とする印刷情報作成装置。 - 請求項1又は2記載の印刷情報作成装置において、
前記製版用データ作成手段により、前記製版用データを、用紙に形成すべき印刷画像の方向に応じて作成することが可能であることを特徴とする印刷情報作成装置。 - 請求項1ないし3の何れか1つに記載の印刷情報作成装置において、
前記ネットワークを介して前記印刷手段から前記版を製版するために必要な条件を含む製版条件情報を受信し、前記製版用データ作成手段により、前記製版条件情報に応じて前記製版用データを作成することを特徴とする印刷情報作成装置。 - 請求項4記載の印刷情報作成装置において、
前記製版条件情報が、前記版における製版位置に関する製版位置情報、前記版に製版可能なサイズに関する製版サイズ情報、前記版における先端の余白サイズに関する余白サイズ情報、前記版における製版方向に関する製版方向情報の少なくとも1つを含むことを特徴とする印刷情報作成装置。 - 請求項1ないし5の何れか1つに記載の印刷情報作成装置を備え、
前記印刷情報作成装置によって作成した前記製版用データに基づいて前記版を製版し、前記印刷手段により印刷を行う印刷システム。 - 請求項6記載の印刷システムにおいて、
前記製版用データ作成手段により作成した前記製版用データに基づいて用紙に印刷される印刷画像を表示する表示手段を有することを特徴とする印刷システム。 - 印刷手段における印刷のために前記印刷手段に備えられた版胴に巻装される版を製版するのに用いられる製版用データを、ネットワークを介して前記印刷手段に接続された端末において作成する製版用データ作成機能を、前記端末に実現させる印刷情報作成プログラム。
- 請求項8記載の印刷情報作成プログラムにおいて、
前記印刷手段が用紙の両面に印刷を行うことが可能な両面印刷手段であり、
前記製版用データ作成機能により、前記製版用データを、用紙の両面に印刷を行うための両面製版用データとすることが可能であることを特徴とする印刷情報作成プログラム。 - 請求項8又は9記載の印刷情報作成プログラムにおいて、
前記製版用データ作成機能により、前記製版用データを、用紙に形成すべき印刷画像の方向に応じて作成することが可能であることを特徴とする印刷情報作成プログラム。 - 請求項8ないし10の何れか1つに記載の印刷情報作成プログラムにおいて、
前記ネットワークを介して受信した、前記印刷手段から前記版を製版するために必要な条件を含む製版条件情報に応じて、前記製版用データ作成機能により前記製版用データを作成することを特徴とする印刷情報作成プログラム。 - 請求項11記載の印刷情報作成プログラムにおいて、
前記製版条件情報が、前記版における製版位置に関する製版位置情報、前記版に製版可能なサイズに関する製版サイズ情報、前記版における先端の余白サイズに関する余白サイズ情報、前記版における製版方向に関する製版方向情報の少なくとも1つを含むことを特徴とする印刷情報作成プログラム。 - 請求項8ないし12の何れか1つに記載の印刷情報作成プログラムがコンピュータによって読み取り可能に記録されている記録媒体。
- 請求項1ないし5の何れか1つに記載の印刷情報作成装置、または、請求項6又は7記載の印刷システム、または、請求項8ないし12の何れか1つに記載の印刷情報作成プログラムを用いて印刷を行う印刷方法。
- 請求項1ないし5の何れか1つに記載の印刷情報作成装置によって作成された前記製版用データ、または、請求項8ないし12の何れか1つに記載の印刷情報作成プログラムによって作成された前記製版用データに基づいて製版された版を巻装する版胴を備えた前記印刷手段を有する印刷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006344746A JP2008155415A (ja) | 2006-12-21 | 2006-12-21 | 印刷情報作成装置、印刷システム、印刷情報作成プログラム、記録媒体、印刷方法及び印刷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006344746A JP2008155415A (ja) | 2006-12-21 | 2006-12-21 | 印刷情報作成装置、印刷システム、印刷情報作成プログラム、記録媒体、印刷方法及び印刷装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008155415A true JP2008155415A (ja) | 2008-07-10 |
Family
ID=39656880
Family Applications (1)
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JP2006344746A Pending JP2008155415A (ja) | 2006-12-21 | 2006-12-21 | 印刷情報作成装置、印刷システム、印刷情報作成プログラム、記録媒体、印刷方法及び印刷装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2008155415A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010110981A (ja) * | 2008-11-06 | 2010-05-20 | Riso Kagaku Corp | 両面孔版印刷装置 |
CN105183406A (zh) * | 2015-10-30 | 2015-12-23 | 李文进 | 一种智能无线打印方法及采用该方法的打印系统 |
JP2020160987A (ja) * | 2019-03-27 | 2020-10-01 | ブラザー工業株式会社 | アプリケーションプログラム |
-
2006
- 2006-12-21 JP JP2006344746A patent/JP2008155415A/ja active Pending
Cited By (4)
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JP2020160987A (ja) * | 2019-03-27 | 2020-10-01 | ブラザー工業株式会社 | アプリケーションプログラム |
JP7342398B2 (ja) | 2019-03-27 | 2023-09-12 | ブラザー工業株式会社 | アプリケーションプログラム |
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