JP3738834B2 - 配線基板の製造方法及び製造装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、配線基板の製造方法及び製造装置に関する。
【0002】
【発明の背景】
FPC(Flexible Printed Circuit)の製造方法では、薬液処理及びその洗浄等を行うために、基板を液槽中の溶液に浸す浸漬工程が行われる。この工程では、リール・トゥ・リール搬送が適用される。従来、基板は、溶液中においてもローラ(リール)に掛け渡して搬送されていた。しかし、これによれば、ローラにより屈曲された部分にローラの軸方向への応力が加わって、溶液中において基板が損傷することがあった。
【0003】
本発明は、上述した課題を解決するためのものであり、その目的は、信頼性の高い製品を製造できる浸漬工程を行うことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
(1)本発明に係る配線基板の製造方法は、液槽の上方に設けられた第1のローラと第2のローラとを使用し、前記第1のローラから前記第2のローラに向けて長尺状の基板が搬送される配線基板の製造方法であって、
前記第1のローラと前記第2のローラとの少なくとも一方は、第1の駆動ローラであり、
前記液槽中には、前記基板の位置を検出するセンサが配置され、
前記基板は、前記第1のローラと前記第2のローラとの間で弛ませることによって、前記液槽中の液体に浸漬され、
前記第1の駆動ローラの回転速度は、前記センサによる検出結果に基づいて調整される
本発明によれば、センサで基板の位置を検出し、その結果に基づき第1の駆動ローラの回転速度を調整することによって、液槽中での基板の搬送経路をコントロールする。すなわち、センサで検出した基板の位置に応じて、基板の弛みの大きさを調整できる。こうすることで、液槽中において、基板に無理な応力を加えることなく、基板の搬送経路を安定させることができる。したがって、基板の損傷を防止し、製品の信頼性を高めることができる。
【0005】
(2)この配線基板の製造方法において、
前記第1の駆動ローラの回転速度によって、前記液槽中での前記基板の搬送経路がコントロールされてもよい。
【0006】
(3)この配線基板の製造方法において、
前記センサは、前記基板の上方に配置される第1の検出部と、前記基板の下方に配置される第2の検出部と、を含むものであってもよい。
【0007】
(4)この配線基板の製造方法において、
複数の前記センサが、前記基板の長手方向に配置されてもよい。
【0008】
(5)この配線基板の製造方法において、
前記基板は、前記第2のローラから第3のローラに向けてさらに搬送され、
前記第1のローラは、前記第1の駆動ローラであり、
前記第2のローラ又は前記第3のローラは、第2の駆動ローラであり、
前記第1の検出部が前記基板を検出した場合に、前記第1の駆動ローラを前記第2の駆動ローラよりも前記基板を速く搬送するように回転させ、
前記第2の検出部が前記基板を検出した場合に、前記第1の駆動ローラを前記第2の駆動ローラよりも前記基板を遅く搬送するように回転させてもよい。
【0009】
これによれば、基板の弛みが小さくなることにより第1の検出部が基板を検出した場合、第1の駆動ローラを第2駆動ローラよりも基板を速く搬送するように回転させることで、基板の弛みを大きくすることができる。一方、基板の弛みが大きくなることにより第2の検出部が基板を検出した場合、第1の駆動ローラを第2の駆動ローラよりも基板を遅く搬送するように回転させることで、基板の弛みを小さくすることができる。
【0010】
(6)本発明に係る配線基板の製造方法は、前記第2の駆動ローラを、一定の回転速度で回転させてもよい。
【0011】
(7)本発明に係る配線基板の製造方法は、液槽の上方に設けられた第1のローラと第2のローラとを使用し、前記第1のローラから前記第2のローラに向けて長尺状の基板が搬送される配線基板の製造方法であって、
前記液槽中には、前記基板に液を噴出させる噴出器が配置され、
前記基板は、前記第1のローラと前記第2のローラとの間で弛ませることによって、前記液槽中の液体に浸漬され、
前記基板に前記液を噴出させることによって、前記液槽中での前記基板の搬送経路をコントロールする。
【0012】
本発明によれば、液槽中において基板に液を噴出させることによって、液槽中での基板の搬送経路をコントロールする。こうすることで、液槽中において、基板に無理な応力を加えることなく、基板の搬送経路を安定させることができる。したがって、基板の損傷を防止し、製品の信頼性を高めることができる。
【0013】
(8)この配線基板の製造方法において、
前記液を前記基板が前記液槽中に沈み込む向きに噴出させてもよい。
【0014】
これによって、基板を確実に液体に浸漬させることができる。
【0015】
(9)この配線基板の製造方法において、
前記液を前記基板の長手方向の複数位置に噴出させてもよい。
【0016】
これによって、基板が長手方向にうねるのを防止することができる。
【0017】
(10)この配線基板の製造方法において、
前記基板は、前記搬送経路の一部に、搬送方向を転換する屈曲部を有し、
前記液を前記基板の少なくとも前記屈曲部に噴出させてもよい。
【0018】
これによれば、液を屈曲部に噴出すれば、基板の搬送経路をコントロールしやすい。
【0019】
(11)この配線基板の製造方法において、
障害物を、前記液槽中に配置し、
前記基板は、前記障害物の下方を通って搬送され、
前記液は、前記障害物と前記基板との間に噴出されるものであってもよい。
【0020】
これによって、噴出させる液量を少なくすることができ、かつ、基板の搬送経路をより安定させることができる。
【0021】
(12)この配線基板の製造方法において、
前記液を前記基板の搬送方向の上流側から下流側に向けて噴出させてもよい。
【0022】
これによれば、基板の搬送方向に従って液を噴出させるので、基板の搬送経路をより安定させることができる。
【0023】
(13)この配線基板の製造方法において、
前記第1のローラと前記第2のローラとの少なくとも一方は、第1の駆動ローラであり、
前記液槽中には、前記基板の位置を検出するセンサが配置され、
前記第1の駆動ローラの回転速度は、前記センサによる検出結果に基づいて調整されるものであってもよい。
【0024】
これによれば、センサで基板の位置を検出し、その結果に基づき第1の駆動ローラの回転速度を調整する。すなわち、センサで検出した基板の位置に応じて、基板の弛みの大きさを調整する。こうすることで、基板の搬送経路をより安定させることができる。
【0025】
(14)この配線基板の製造方法において、
前記センサは、前記基板の上方に配置される第1の検出部と、前記基板の下方に配置される第2の検出部と、を含むものであってもよい。
【0026】
(15)この配線基板の製造方法において、
前記基板は、前記第2のローラから第3のローラに向けてさらに搬送され、
前記第1のローラは、前記第1の駆動ローラであり、
前記第2のローラ又は前記第3のローラは、第2の駆動ローラであり、
前記第1の検出部が前記基板を検出した場合に、前記第1の駆動ローラを前記第2の駆動ローラよりも前記基板を速く搬送するように回転させ、
前記第2の検出部が前記基板を検出した場合に、前記第1の駆動ローラを前記第2の駆動ローラよりも前記基板を遅く搬送するように回転させるものであってもよい。
【0027】
これによれば、第1の駆動ローラを第2の駆動ローラよりも基板を速く搬送するように回転させることで、基板の弛みを大きくすることができる。一方、第1の駆動ローラを第2の駆動ローラよりも基板を遅く搬送するように回転させることで、基板の弛みを小さくすることができる。
【0028】
(16)この配線基板の製造方法において、
前記基板は、前記第2のローラから第3のローラに向けてさらに搬送され、
前記第1のローラは、第1の駆動ローラであり、
前記第2のローラ又は第3のローラは、第2の駆動ローラであり、
前記第1の駆動ローラを前記第2の駆動ローラよりも前記基板を速く搬送するように回転させてもよい。
【0029】
(17)この配線基板の製造方法において、
前記第2の駆動ローラを、一定の回転速度で回転させてもよい。
【0030】
(18) 長尺状の基板を浸漬するための液が入れられた液槽と、
前記液槽の上方に設けられ、前記基板を搬送する複数のローラと、
前記液槽中に配置され、前記液中に浸漬される前記基板の位置を検出するセンサと、
を含み、
前記複数のローラの少なくとも一つは第1の駆動ローラである。
【0031】
本発明によれば、センサで基板の位置を検出し、その結果に基づき駆動ローラの回転速度を調整することによって、液槽中での基板の搬送経路をコントロールする。すなわち、センサで検出した基板の位置に応じて、基板の弛みの大きさを調整する。こうすることで、液槽中において、基板に無理な応力を加えることなく、基板の搬送経路を安定させることができる。したがって、基板の損傷を防止し、製品の信頼性を高めることができる。
【0032】
(19)この配線基板の製造装置において、
前記センサの検出結果に基づいて、前記第1の駆動ローラの回転速度を調整することによって、前記液槽中での前記基板の搬送経路をコントロールしてもよい。
【0033】
(20)前記基板は、前記搬送経路の一部に、搬送方向を転換する屈曲部を有し、
前記センサは、前記基板の前記屈曲部の位置を検出してもよい。
【0034】
これによれば、屈曲部の位置を検出すれば、基板の搬送経路をコントロールしやすい。
【0035】
(21)この配線基板の製造装置において、
前記センサは、前記基板の上方に配置される第1の検出部と、前記基板の下方に配置される第2の検出部と、を含むものであってもよい。
【0036】
(22)この配線基板の製造装置において、
前記基板は、前記第2のローラから第3のローラに向けてさらに搬送され、
前記第1のローラは、前記第1の駆動ローラであり、
前記第2のローラ又は前記第3のローラは、第2の駆動ローラであり、
前記第1の検出部が前記基板を検出した場合に、前記第1の駆動ローラは前記第2の駆動ローラよりも前記基板を速く搬送するように回転し、
前記第2の検出部が前記基板を検出した場合に、前記第1の駆動ローラは前記第2の駆動ローラよりも前記基板を遅く搬送するように回転してなるものであってもよい。
【0037】
これによれば、基板の弛みが小さくなることにより第1の検出部が基板を検出した場合、第1の駆動ローラを第2の駆動ローラよりも基板を速く搬送するように回転させることで、基板の弛みを大きくすることができる。一方、基板の弛みが大きくなることにより第2の検出部が基板を検出した場合、第1の駆動ローラを第2の駆動ローラよりも基板を遅く搬送するように回転させることで、基板の弛みを小さくすることができる。
【0038】
(23)本発明に係る配線基板の製造装置は、長尺上の基板を浸漬するための液体が入れられた液槽と、
前記液槽の上方に設けられ、前記基板を搬送する複数のローラと、
前記液槽中において前記基板に液を噴出させることによって、前記液槽中での前記基板の搬送経路をコントロールする噴出器と、
を含む。
【0039】
本発明によれば、液槽中において基板に液を噴出させることによって、液槽中での基板の搬送経路をコントロールする。こうすることで、液槽中において、基板に無理な応力を加えることなく、基板の搬送経路を安定させることができる。したがって、基板の損傷を防止し、製品の信頼性を高めることができる。
【0040】
(24)この配線基板の製造装置において、
前記噴出器は、前記液を、前記基板が前記液槽に沈み込む向きに噴出させてもよい。
【0041】
これによって、基板を確実に液体に浸漬させることができる。
【0042】
(25)この配線基板の製造装置において、
前記噴出器は、前記液を、前記基板の長手方向の複数位置に噴出させてもよい。
【0043】
これによって、基板が長手方向にうねるのを防止することができる。
【0044】
(26)この配線基板の製造装置において、
前記基板は、前記搬送経路の一部に、搬送方向を転換する屈曲部を有し、
前記噴出器は、前記液を、前記基板の少なくとも前記屈曲部に噴出させてもよい。
【0045】
これによれば、液を屈曲部に噴出すれば、基板の搬送経路をコントロールしやすい。
【0046】
(27)この配線基板の製造装置において、
前記液槽中に配置され、前記基板の搬送経路をコントロールするための障害物をさらに含み、
前記噴出器は、前記液を、前記障害物と前記基板との間に噴出させてもよい。
【0047】
これによって、基板の搬送経路をより安定させることができる。
【0048】
(28)この配線基板の製造装置において、
前記障害物は、前記基板の前記屈曲部の上方に配置され、
前記噴出器は、前記液を、前記障害物と前記基板の前記屈曲部との間に噴出させてもよい。
【0049】
(29)この配線基板の製造装置において、
前記噴出器は、前記液を、前記基板の搬送方向の上流側から下流側に向けて噴出させてもよい。
【0050】
これによれば、基板の搬送方向に従って液を噴出させるので、基板の搬送経路をより安定させることができる。
【0051】
(30)この配線基板の製造装置において、
前記液槽中に配置され、前記液中に浸漬される前記基板の位置を検出するセンサをさらに含み、
前記第1のローラと前記第2のローラとの少なくとも一方は第1の駆動ローラであり、
前記センサの検出結果に基づいて、前記第1の駆動ローラの回転速度を調整してもよい。
【0052】
これによれば、センサで基板の位置を検出し、その結果に基づき第1の駆動ローラの回転速度を調整する。すなわち、センサで検出した基板の位置に応じて、基板の弛みの大きさを調整する。こうすることで、基板の搬送経路をより安定させることができる。
【0053】
(31)この配線基板の製造装置において、
前記センサは、前記基板の上方に配置される第1の検出部と、前記基板の下方に配置される第2の検出部と、を含むものであってもよい。
【0054】
(32)この配線基板の製造装置において、
前記基板は、前記第2のローラから第3のローラに向けてさらに搬送され、
前記第1のローラは、前記第1の駆動ローラであり、
前記第2のローラ又は前記第3のローラは、第2の駆動ローラであり、
前記第1の検出部が前記基板を検出した場合に、前記第1の駆動ローラは前記第2の駆動ローラよりも前記基板を速く搬送するように回転し、
前記第2の検出部が前記基板を検出した場合に、前記第1の駆動ローラは前記第2の駆動ローラよりも前記基板を遅く搬送するように回転してなるものであってもよい。
【0055】
これによれば、基板の弛みが小さくなることにより第1の検出部が基板を検出した場合、第1の駆動ローラを第2の駆動ローラよりも基板を速く搬送するように回転させることで、基板の弛みを大きくすることができる。一方、基板の弛みが大きくなることにより第2の検出部が基板を検出した場合、第1の駆動ローラを第2の駆動ローラよりも基板を遅く搬送するように回転させることで、基板の弛みを小さくすることができる。
【0056】
(33)この配線基板の製造装置において、
前記基板は、前記第2のローラから第3のローラに向けてさらに搬送され、
前記第1のローラは、前記第1の駆動ローラであり、
前記第2のローラ又は前記第3のローラは、第2の駆動ローラであり、
前記第1の駆動ローラは前記第2の駆動ローラよりも前記基板を速く搬送するように回転してなるものであってもよい。
【0057】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。ただし、本発明は、以下の実施の形態に限定されるものではない。
【0058】
(第1の実施の形態)
図1は、本発明を適用した第1の実施の形態に係る配線基板の製造方法及び製造装置を示す図である。まず、配線基板の製造装置について説明する。
【0059】
製造装置1は、長尺状の基板10にウェット処理を施すときに使用される。ここでのウェット処理は、基板10を液体に浸漬させる処理を指す。本実施の形態に係る製造装置は、全てのウェット処理の形態に適用することができる。例えば、フォトリソグラフィ技術における現像工程、配線基板の表面処理、ウェットエッチング、レジストの溶解(剥離)、洗浄工程などが挙げられる。製造装置1では、基板10を複数のローラ(リール)で搬送するいわゆるリール・トゥ・リール搬送方式が適用されている。
【0060】
製造装置1は、配線基板(又は半導体装置)の製造ラインの一部であってもよい。すなわち、リール・トゥ・リール搬送方式によって、ウェット処理の工程と並列して(ウェット処理の前後の工程として)、他の工程を行ってもよい。
【0061】
基板10は、フレキシブル基板(可撓性基板)であり、有機系の材料(例えばポリイミド)で構成されることが多い。基板10は、ウェット処理の形態に応じてその構成が異なり、例えば配線となる材料を有してもよい。基板10は、COF(Chip On Film)用基板やTAB(Tape Automated Bonding)用基板であってもよい。
【0062】
基板10は、長尺状(又はテープ状)をなす。基板10は、1つの製造ライン(製造装置1を含む)の両側の最端部に配置される一対のローラ(図示しない)によって、ロール状に巻き取られる。基板10は、その一対のローラの間で、基板10の長手方向に搬送される。
【0063】
製造装置1は、液槽32の上方に第1及び第2のローラ20、22を有する。第1のローラ20、第2のローラ22は一対をなし、同一方向に回転可能(駆動可能であるかを問わない)になっている。図1に示すように、第1のローラ20は、第2のローラ22よりも基板10の搬送方向(図1では右方向)の上流側に配置されている。第1及び第2のローラ20、22は、少なくとも基板10の幅方向(長手方向に対して垂直な方向)の両端部と接触する。第1及び第2のローラ20、22は、スプロケットを基板10の幅方向の両端部の穴に嵌め込むことで搬送してもよいし、スプロケットなしで搬送してもよい。
【0064】
図1に示すように、第1及び第2のローラ20、22によって、基板10の搬送方向を転換させている。詳しくは、第1のローラ20は、水平に送り込まれた基板10を斜め下方向に送り出し、第2のローラ22は、斜め下方向から送り込まれた基板10を水平に送り出している。言い換えれば、基板10は、一対の第1及び第2のローラ20、22の間で弛むようになっている。こうすることで、基板10の一部を液体30に浸漬させることができる。基板10には、液槽中で搬送方向を転換するための1つ又は複数(図1では2つ)の屈曲部12が形成されてもよい。
【0065】
製造装置1は、第3のローラとして、主駆動ローラ24(第2の駆動ローラ)を有する。第2のローラ22が、主駆動ローラ24であってもよい。主駆動ローラ24は、モータなどの動力によって、所定の速度で回転する。主駆動ローラ24は、一定の速度で回転可能であってもよいし、異なる速度に自由に調整可能であってもよい。本実施の形態では、主駆動ローラ24は、一定の速度で回転する。図1に示すように、主駆動ローラ24は、基板10の搬送方向において、一対の第1及び第2のローラ20、22よりも下流側に配置されてもよい。その場合、主駆動ローラ24は、基板10を引き込む向きに回転する。図1とは別に、主駆動ローラ24が、基板10をロール状に巻き取ってもよい。
【0066】
第1及び第2のローラ20、22のうち、少なくとも一方を駆動させてもよい。本実施の形態では、上流側の第1のローラ20を駆動する。その場合、第1のローラ20は、一定の速度で回転可能であってもよいし、異なる速度に自由に調整可能であってもよい。本実施の形態では、第1のローラ20は、一定の速度で回転する。
【0067】
第1のローラ20は、主駆動ローラ24よりも基板10を速く搬送するように回転してもよい。図1に示すように、第1のローラ20が主駆動ローラ24と同一の軸径を有する場合には、第1のローラ20は、主駆動ローラ24よりも速く回転してもよい。第1のローラ20は、主駆動ローラ24よりも上流側に配置されているので、第1のローラ20を速く回転させることで、基板10を弛ませることができる。そのため、後述するように液中での基板10の搬送経路のコントロールがしやすくなる。また、基板10が所定量を超えて弛む場合には、下流側の第2のローラ22が空回りするので、基板10の弛み過ぎを防止することができる。
【0068】
上述とは別に、駆動するローラ(例えば第1のローラ20)及び主駆動ローラ24(例えば第2のローラ22又は第3のローラ24)において、一方が他方に対して異なる速度に自由に調整可能であれば、基板10の弛みの大きさを制御することが可能になる。
【0069】
製造装置1は、液槽32を有する。液槽32には、基板10を浸漬させるための液体30が入っている。液体30は、ウェット処理の形態に応じてその成分が決定され、例えばアルカリ性の溶液、中性・酸性の溶液、又は水などであってもよい。液槽32は、一対の第1及び第2のローラ20、22の間に配置される。液槽32の長さ(基板10の搬送方向の長さ)は、基板10の浸漬時間に応じて決めればよく、数m(例えば5m)程度であってもよい。基板10における第1及び第2のローラ20、22の間の一部が、液槽32の液体30に浸漬される。
【0070】
本実施の形態では、製造装置1は、液を噴出するための噴出器を有する。この液は、液槽32中の液体30と同じ液体であることが好ましい。噴出器は、1つ又は複数(図1では2つ)の液の噴出口40を有する。噴出口40は、液槽32の液体30中に配置される。噴出口40は、液体30に浸漬される基板10の上方(液面の側)に配置され、基板10が沈み込む方向に液を噴出してもよい。噴出口40は、基板10の長手方向に沿って複数位置に配置されてもよい。図1に示すように、噴出口40は、液槽32中での基板10の屈曲部12に噴出してもよい。逆にいえば、噴出口40で基板10の一部に液を噴出することによって、基板10における液が噴出された部分を屈曲させる。
【0071】
噴出口40への液の供給方法は、周知の方法を適用することができる。例えば、ポンプで液を液槽32内で循環させ、噴出口40から液を噴出させてもよい。なお、液の噴出量(又は噴出速度)は、一定であってもよいし、基板10との距離などに応じて調整すればよい。
【0072】
本実施の形態に係る配線基板の製造装置は、上述のように構成されており、以下に、上述の製造装置1を使用した配線基板の製造方法を説明する。なお、以下の配線基板の製造方法の事項には、上述した内容から導かれるいずれかの事項を選択的に適用してもよい。
【0073】
本実施の形態に係る製造方法は、上述のウェット処理の工程を含む。ウェット処理の工程として、フォトリソグラフィ技術を適用して、基板10に配線を形成する工程における処理を説明する。なお、本実施の形態に係る製造方法は、この例に限定されるものではない。
【0074】
まず、基材(例えばポリイミド)に導電箔(例えば銅箔)が設けられた基板10を用意する。導電箔は、基材の一方の面の全体に、例えば接着剤で貼り付けられている。そして、基板10に感光性を有するレジストを形成し、レジストを所定のパターニング形状のマスクを介して露光する。その後、レジストを現像する。すなわち、本工程(現像工程)で、基板10を液体30(例えばアルカリ性の溶液)に浸漬させることで、配線パターン等を形成する。
【0075】
基板10を、一対の第1及び第2のローラ20、22の間で弛ませることによって、液体30に浸漬させる。本実施の形態では、第1のローラ20が主駆動ローラ24よりも速く回転しているので、一対の第1及び第2のローラ20、22の間で基板10の弛みが初期状態よりも小さくなりにくい。したがって、基板10を確実に液体30に浸漬させることができる。
【0076】
図1に示すように、液中において基板10に液を噴出させることによって、液槽32中での基板10の搬送経路をコントロールする。液を基板10が沈み込む向き(液槽32の底面を向く方向)に噴出してもよい。こうすることで、基板10を確実に液体30に浸漬させることができる。また、図1に示すように、一対の第1及び第2のローラ20、22に掛け渡された基板10の表側の面(上方を向く面)に、液を噴出してもよい。
【0077】
液を基板10の長手方向の複数位置に噴出してもよい。図1では、基板10の長手方向に並ぶ2つの噴出口40から液が噴出されている。こうすることで、基板10が長手方向にうねるのを防止することができる。
【0078】
液を基板10の屈曲部12に噴出してもよい。言い換えれば、基板10の一部に液を噴出することによって、基板10における液が噴出された部分を屈曲させてもよい。これによれば、基板10の搬送方向を自由にコントロールできるため、基板10を液槽中において安定させることができる。
【0079】
図1に示すように、基板10が液中でほぼ逆台形状の輪郭の一部を構成するようにしてもよい。図1に示すように基板10は2つの部分で屈曲させてもよく、基板10の搬送経路はこれに限定されない。
【0080】
基板10は、液槽32の底面又は噴出口40などに接触させない方が好ましい。これによって、基板10の損傷を防止することができる。
【0081】
こうして、基板10にレジストのパターンを形成する。そして、基板10の導電箔のうち、レジストから露出する部分をエッチングして、長尺状の基板10に複数の配線パターンを形成する。なお、基板10は後の工程で、各配線パターンごとに打ち抜かれる。
【0082】
本実施の形態によれば、液中において基板10に液を噴出させることによって、液中での基板10の搬送経路をコントロールする。こうすることで、液中において、基板10に無理な応力を加えることなく、基板10の搬送経路を安定させることができる。すなわち、基板10を、可能な限り応力が加わらない自由度の高い状態で搬送することができる。したがって、基板の損傷を防止し、製品の信頼性を高めることができる。
【0083】
(第2の実施の形態)
図2は、本発明を適用した第2の実施の形態に係る配線基板の製造方法及び製造装置を示す図である。本実施の形態では、製造装置3を使用し、配線基板を製造する。以下の説明では、上述した内容から導かれるいずれかの事項を選択的に適用することができる。
【0084】
製造装置3は、上述の製造装置1(第1の実施の形態参照)の構成に加えて、障害物(例えばローラ26)をさらに含む。
【0085】
製造装置3は、液槽32内に、基板10の搬送方向を規制するための1つ又は複数の障害物(図2では2つのローラ26)を有する。
【0086】
図2に示す例では、障害物は、基板10の上方に配置されている。障害物は、基板10の屈曲部12の上方に配置されてもよい。逆にいえば、障害物と基板10との間に液を噴出させることによって、基板10における障害物に近い部分を屈曲させてもよい。
【0087】
障害物の形状は限定されず、例えば基板10の搬送に使用されるローラ26と同一形状であってもよい。図2に示す例では、障害物としてローラ26が配置されている。ローラ26は、液の噴出に応じて回転可能であってもよい。
【0088】
噴出口40は、液を、障害物(ローラ26)と基板10の面との間に噴出させる。このため、障害物の軸方向へ基板10が無理に押し付けられるのを防止することができる。したがって、基板10に働く応力が低減できるため、基板10の損傷を防ぐことができる。その場合、液を基板10の搬送方向の上流側から下流側に向けて噴出させてもよい。これによれば、基板10の搬送方向と同一方向に液を噴出させるので、基板10の搬送経路をより安定させることができる。
【0089】
なお、本実施の形態における配線基板の製造方法の構成及び効果は、上述から導くことができるので省略する。
【0090】
(第3の実施の形態)
図3は、本発明を適用した第3の実施の形態に係る配線基板の製造方法及び製造装置を示す図である。本実施の形態では、製造装置5を使用し、配線基板を製造する。以下の説明では、上述した内容から導かれるいずれかの事項を選択的に適用することができる。
【0091】
製造装置5は、製造装置1(第1の実施の形態参照)の構成において、噴出器(噴出口40)に替えて、1つ又は複数のセンサ50をさらに含む。
【0092】
センサ50は、液槽32中において基板10に非接触で配置され、液中での基板10の位置を検出する。そして、センサ50の検出結果に基づいて(検出データを信号に変換して)、ローラ20を駆動する。センサ50の検出手段は、センサの技術分野での周知の手段を適用することができ、例えば、赤外線又は超音波による検出であってもよい。
【0093】
センサ50は、液中において、基板10の上方(液面の側)、下方(底の側)又はそれらの両方に配置される。複数のセンサ50が、基板10の長手方向に沿って複数位置(図3では2つ)に配置されてもよい。図1に示すように、センサ50は、基板10の屈曲部12の周囲に配置され、屈曲部12の位置を検出してもよい。屈曲部12の位置を検出すれば、基板10の搬送方向を特定できるので、基板10の搬送経路をコントロールしやすい。
【0094】
本実施の形態では、ローラ20のみが駆動される。初期状態において、ローラ20は、主駆動ローラ24と、基板10の搬送速度が同一となるように回転してもよい。あるいは、ローラ20は、主駆動ローラ24よりも基板10を速く搬送するように回転してもよい。その場合、基板10の弛みが初期状態よりも小さくなりにくいので、基板10を確実に液30に浸漬させることができる。
【0095】
本実施の形態では、センサ50は、第1及び第2の検出部52、54を有する。センサ50は、第1及び第2の検出部52、54だけでなく、さらに検出部を有するものであってもよい。各検出部52、54は、基板10との距離が所定量になると基板10を検出し、第1のローラ20に駆動するための信号(電気信号)を送るようになっている。各検出部52、54が基板10を検出したときの、第1のローラ20の回転速度は、予め実験などで測定しておいた値を適用すればよい。
【0096】
図3に示す例では、第1の検出部52は基板10の面の上方に配置され、第2の検出部54は基板10の面の下方に配置され、両者が基板10を挟むように配置されている。そして、第1の検出部52が基板10を検出した場合には、第1のローラ20を主駆動ローラ24よりも速く回転させる。こうして、基板10の弛みを大きくする。第2の検出部54が基板10を検出した場合には、第1のローラ20を主駆動ローラ24よりも遅く回転させる。こうして、基板10の弛みを小さくする。なお、第1及び第2の検出部52、54のいずれも基板10を検出しない場合には、基板10が適正な搬送経路で搬送されているため、そのままの状態を保つ。
【0097】
変形例として、センサ50は、基板10との距離を検出できる機能を備えてもよい。こうすることで、基板10との距離量に応じて第1のローラ20の回転速度を調整できるので、より正確に基板10の搬送経路をコントロールすることができる。
【0098】
上述では、センサ50によって上流側の第1のローラ20の駆動を調整する例を示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、センサ50の検出結果に基づいて、第1及び第2のローラ20、22の両方を駆動させてもよい。上流側の第1のローラ20及び下流側の第2のローラ22において、一方が他方に対して異なる速度に自由に調整可能であれば、基板10の弛みの大きさをより正確に制御することが可能になる。
【0099】
本実施の形態によれば、センサ50で基板10の位置を検出し、その結果に基づき第1の駆動ローラ(例えば第1のローラ20)の回転速度を調整することによって、液中での基板10の搬送経路をコントロールする。すなわち、センサ50で検出した基板10の位置に応じて、基板10の弛みの大きさを調整する。こうすることで、液槽32中の液体30において、基板10に無理な応力を加えることなく、基板10の搬送経路を安定させることができる。したがって、基板10の損傷を防止し、製品の信頼性を高めることができる。
【0100】
なお、本実施の形態における配線基板の製造方法の構成及び効果は、上述から導くことができるので省略する。
【0101】
(第4の実施の形態)
図4は、本発明を適用した第4の実施の形態に係る配線基板の製造方法及び製造装置を示す図である。本実施の形態では、製造装置7を使用し、配線基板を製造する。以下の説明では、上述した内容から導かれるいずれかの事項を選択的に適用することができる。
【0102】
製造装置7は、製造装置1及び製造装置5の構成を含む。すなわち、製造装置7は、噴出器(噴出口40)及びセンサ50の両方を含む。
【0103】
第1のローラ20は、センサ50の検出結果に基づいて、その回転速度が調整される。そして、噴出口40からの液の噴出量(噴出速度)は、一定であってもよいし、第1のローラ20及び主駆動ローラ24の回転速度などを考慮して決定すればよい。
【0104】
本実施の形態においても上述の効果を達成することができ、より一層、基板10を安定して搬送することができる。なお、本実施の形態における配線基板の製造方法の構成及び効果は、上述から導くことができるので省略する。
【0105】
(第5の実施の形態)
図5は、本発明を適用した第5の実施の形態に係る配線基板の製造方法及び製造装置を示す図である。本実施の形態では、製造装置9を使用し、配線基板を製造する。以下の説明では、上述した内容から導かれるいずれかの事項を選択的に適用することができる。
【0106】
製造装置9は、製造装置3及び製造装置5の構成を含む。すなわち、製造装置7は、噴出器(噴出口40)、障害物(ローラ26)及びセンサ50を含む。
【0107】
障害物(ローラ26)及びセンサ50は、図5に示すように一体的に構成されてもよいし、別体で構成されてもよい。
【0108】
本実施の形態においても上述の効果を達成することができ、より一層、基板10を安定して搬送することができる。なお、本実施の形態における配線基板の製造方法の構成及び効果は、上述から導くことができるので省略する。
【0109】
本発明の実施の形態に係る半導体装置は、上述の配線基板を有し、配線基板には配線パターンが設けられる。上述の配線基板に電極(バンプ等)を有する半導体素子を搭載し、基板の配線パターンと半導体素子の電極とを電気的に接続する工程を経て、本発明の実施の形態に係る半導体装置が得られる。本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造方法によれば、回路基板の不良品率が少ないため、半導体装置の製造ラインのスループットが向上する。また、本発明の実施の形態に係る電子機器は、上述の配線基板を有し、配線基板には配線パターンが設けられる。上述の配線基板に電極を有する電子部品を搭載し、基板の配線パターンと電子部品の電極とを電気的に接続する工程を経て、本発明の実施の形態に係る電子機器が得られる。本発明の実施の形態に係る電子機器の製造方法によれば、回路基板の不良品率が少ないため、電子機器の製造ラインのスループットが向上する。本発明の実施の形態に係る配線基板を有する電子機器として、図6にはノート型パーソナルコンピュータ100が示され、図7には携帯電話200が示されている。
【0110】
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、本発明は、実施の形態で説明した構成と実質的に同一の構成(例えば、機能、方法及び結果が同一の構成、あるいは目的及び結果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る配線基板の製造方法及び製造装置を示す図である。
【図2】図2は、本発明の第1の実施の形態に係る配線基板の製造方法及び製造装置を示す図である。
【図3】図3は、本発明の第1の実施の形態に係る配線基板の製造方法及び製造装置を示す図である。
【図4】図4は、本発明の第1の実施の形態に係る配線基板の製造方法及び製造装置を示す図である。
【図5】図5は、本発明の第1の実施の形態に係る配線基板の製造方法及び製造装置を示す図である。
【図6】図6は、本発明の実施の形態に係る配線基板を有する電子機器を示す図である。
【図7】図7は、本発明の実施の形態に係る配線基板を有する電子機器を示す図である。
【符号の説明】
10 基板
12 屈曲部
20 第1のローラ(第1の駆動ローラ)
22 第2のローラ
24 第3のローラ(主駆動ローラ、第2の駆動ローラ)
26 ローラ(障害物)
30 液体
32 液槽
40 噴出口
50 センサ
52 第1の検出部
54 第2の検出部
Claims (33)
- 液槽の上方に設けられた第1のローラと第2のローラとを使用し、前記第1のローラから前記第2のローラに向けて長尺状の基板が搬送される配線基板の製造方法であって、
前記第1のローラと前記第2のローラとの少なくとも一方は、第1の駆動ローラであり、
前記液槽中には、前記基板の位置を検出するセンサが配置され、
前記基板は、前記第1のローラと前記第2のローラとの間で弛ませることによって、前記液槽中の液体に浸漬され、
前記第1の駆動ローラの回転速度は、前記センサによる検出結果に基づいて調整される配線基板の製造方法。 - 請求項1記載の配線基板の製造方法において、
前記第1の駆動ローラの回転速度によって、前記液槽中での前記基板の搬送経路がコントロールされる配線基板の製造方法。 - 請求項1又は請求項2に記載の配線基板の製造方法において、
前記センサは、前記基板の上方に配置される第1の検出部と、前記基板の下方に配置される第2の検出部と、を含む配線基板の製造方法。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載の配線基板の製造方法において、
複数の前記センサが、前記基板の長手方向に配置される配線基板の製造方法。 - 請求項3記載の配線基板の製造方法において、
前記基板は、前記第2のローラから第3のローラに向けてさらに搬送され、
前記第1のローラは、前記第1の駆動ローラであり、
前記第2のローラ又は前記第3のローラは、第2の駆動ローラであり、
前記第1の検出部が前記基板を検出した場合に、前記第1の駆動ローラを前記第2の駆動ローラよりも前記基板を速く搬送するように回転させ、
前記第2の検出部が前記基板を検出した場合に、前記第1の駆動ローラを前記第2の駆動ローラよりも前記基板を遅く搬送するように回転させる配線基板の製造方法。 - 請求項5記載の配線基板の製造方法において、
前記第2の駆動ローラを、一定の回転速度で回転させる配線基板の製造方法。 - 液槽の上方に設けられた第1のローラと第2のローラとを使用し、前記第1のローラから前記第2のローラに向けて長尺状の基板が搬送される配線基板の製造方法であって、
前記液槽中には、前記基板に液を噴出させる噴出器が配置され、
前記基板は、前記第1のローラと前記第2のローラとの間で弛ませることによって、前記液槽中の液体に浸漬され、
前記基板に前記液を噴出させることによって、前記液槽中での前記基板の搬送経路をコントロールする配線基板の製造方法。 - 請求項7記載の配線基板の製造方法において、
前記液を前記基板が前記液槽中に沈み込む向きに噴出させる配線基板の製造方法。 - 請求項7又は請求項8記載の配線基板の製造方法において、
前記液を前記基板の長手方向の複数位置に噴出させる配線基板の製造方法。 - 請求項7から請求項9のいずれかに記載の配線基板の製造方法において、
前記基板は、前記搬送経路の一部に、搬送方向を転換する屈曲部を有し、
前記液を前記基板の少なくとも前記屈曲部に噴出させる配線基板の製造方法。 - 請求項7から請求項10のいずれかに記載の配線基板の製造方法において、
障害物を、前記液槽中に配置し、
前記基板は、前記障害物の下方を通って搬送され、
前記液は、前記障害物と前記基板との間に噴出される配線基板の製造方法。 - 請求項11記載の配線基板の製造方法において、
前記液を前記基板の搬送方向の上流側から下流側に向けて噴出させる配線基板の製造方法。 - 請求項7から請求項12のいずれかに記載の配線基板の製造方法において、
前記第1のローラと前記第2のローラとの少なくとも一方は、第1の駆動ローラであり、
前記液槽中には、前記基板の位置を検出するセンサが配置され、
前記第1の駆動ローラの回転速度は、前記センサによる検出結果に基づいて調整される配線基板の製造方法。 - 請求項13記載の配線基板の製造方法において、
前記センサは、前記基板の上方に配置される第1の検出部と、前記基板の下方に配置される第2の検出部と、を含む配線基板の製造方法。 - 請求項14記載の配線基板の製造方法において、
前記基板は、前記第2のローラから第3のローラに向けてさらに搬送され、
前記第1のローラは、前記第1の駆動ローラであり、
前記第2のローラ又は前記第3のローラは、第2の駆動ローラであり、
前記第1の検出部が前記基板を検出した場合に、前記第1の駆動ローラを前記第2の駆動ローラよりも前記基板を速く搬送するように回転させ、
前記第2の検出部が前記基板を検出した場合に、前記第1の駆動ローラを前記第2の駆動ローラよりも前記基板を遅く搬送するように回転させる配線基板の製造方法。 - 請求項7から請求項12のいずれかに記載の配線基板の製造方法において、
前記基板は、前記第2のローラから第3のローラに向けてさらに搬送され、
前記第1のローラは、第1の駆動ローラであり、
前記第2のローラ又は第3のローラは、第2の駆動ローラであり、
前記第1の駆動ローラを前記第2の駆動ローラよりも前記基板を速く搬送するように回転させる配線基板の製造方法。 - 請求項15又は請求項16に記載の配線基板の製造方法において、
前記第2の駆動ローラを、一定の回転速度で回転させる配線基板の製造方法。 - 長尺状の基板を浸漬するための液が入れられた液槽と、
前記液槽の上方に設けられ、前記基板を搬送する複数のローラと、
前記液槽中に配置され、前記液中に浸漬される前記基板の位置を検出するセンサと、
を含み、
前記複数のローラの少なくとも一つは第1の駆動ローラである配線基板の製造装置。 - 請求項18記載の配線基板の製造装置において、
前記センサの検出結果に基づいて、前記第1の駆動ローラの回転速度を調整することによって、前記液槽中での前記基板の搬送経路をコントロールする配線基板の製造装置。 - 請求項18又は請求項19に記載の配線基板の製造装置において、
前記基板は、前記搬送経路の一部に、搬送方向を転換する屈曲部を有し、
前記センサは、前記基板の前記屈曲部の位置を検出する配線基板の製造装置。 - 請求項18から請求項20のいずれかに記載の配線基板の製造装置において、
前記センサは、前記基板の上方に配置される第1の検出部と、前記基板の下方に配置される第2の検出部と、を含む配線基板の製造装置。 - 請求項21記載の配線基板の製造装置において、
前記基板は、第2のローラから第3のローラに向けてさらに搬送され、
第1のローラは、前記第1の駆動ローラであり、
前記第2のローラ又は前記第3のローラは、第2の駆動ローラであり、
前記第1の検出部が前記基板を検出した場合に、前記第1の駆動ローラは前記第2の駆動ローラよりも前記基板を速く搬送するように回転し、
前記第2の検出部が前記基板を検出した場合に、前記第1の駆動ローラは前記第2の駆動ローラよりも前記基板を遅く搬送するように回転してなる配線基板の製造装置。 - 長尺状の基板を浸漬するための液体が入れられた液槽と、
前記液槽の上方に設けられ、前記基板を搬送する複数のローラと、
前記液槽中において前記基板に液を噴出させることによって、前記液槽中での前記基板の搬送経路をコントロールする噴出器と、
を含む配線基板の製造装置。 - 請求項23記載の配線基板の製造装置において、
前記噴出器は、前記液を、前記基板が前記液槽に沈み込む向きに噴出させる配線基板の製造装置。 - 請求項23又は請求項24に記載の配線基板の製造装置において、
前記噴出器は、前記液を、前記基板の長手方向の複数位置に噴出させる配線基板の製造装置。 - 請求項23から請求項25のいずれかに記載の配線基板の製造装置において、
前記基板は、前記搬送経路の一部に、搬送方向を転換する屈曲部を有し、
前記噴出器は、前記液を、前記基板の少なくとも前記屈曲部に噴出させる配線基板の製造装置。 - 請求項23から請求項26のいずれかに記載の配線基板の製造装置において、
前記液槽中に配置され、前記基板の搬送経路をコントロールするための障害物をさらに含み、
前記噴出器は、前記液を、前記障害物と前記基板との間に噴出させる配線基板の製造装置。 - 請求項26を引用する請求項27記載の配線基板の製造装置において、
前記障害物は、前記基板の前記屈曲部の上方に配置され、
前記噴出器は、前記液を、前記障害物と前記基板の前記屈曲部との間に噴出させる配線基板の製造装置。 - 請求項23から請求項28のいずれかに記載の配線基板の製造装置において、
前記噴出器は、前記液を、前記基板の搬送方向の上流側から下流側に向けて噴出させる配線基板の製造装置。 - 請求項23から請求項29のいずれかに記載の配線基板の製造装置において、
前記液槽中に配置され、前記液中に浸漬される前記基板の位置を検出するセンサをさらに含み、
第1のローラと第2のローラとの少なくとも一方は第1の駆動ローラであり、
前記センサの検出結果に基づいて、前記第1の駆動ローラの回転速度を調整する配線基板の製造装置。 - 請求項30記載の配線基板の製造装置において、
前記センサは、前記基板の上方に配置される第1の検出部と、前記基板の下方に配置される第2の検出部と、を含む配線基板の製造装置。 - 請求項31記載の配線基板の製造装置において、
前記基板は、前記第2のローラから第3のローラに向けてさらに搬送され、
前記第1のローラは、前記第1の駆動ローラであり、
前記第2のローラ又は前記第3のローラは、第2の駆動ローラであり、
前記第1の検出部が前記基板を検出した場合に、前記第1の駆動ローラは前記第2の駆動ローラよりも前記基板を速く搬送するように回転し、
前記第2の検出部が前記基板を検出した場合に、前記第1の駆動ローラは前記第2の駆動ローラよりも前記基板を遅く搬送するように回転してなる配線基板の製造装置。 - 請求項23から請求項29のいずれかに記載の配線基板の製造方法において、
前記基板は、第2のローラから第3のローラに向けてさらに搬送され、
第1のローラは、前記第1の駆動ローラであり、
前記第2のローラ又は前記第3のローラは、第2の駆動ローラであり、
前記第1の駆動ローラは前記第2の駆動ローラよりも前記基板を速く搬送するように回転してなる配線基板の製造装置。
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