JP3726867B2 - ポップアップ構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のセンターコンソールボックス上に構成されるアームレストやリヤシートに装備されるアームレストなどに組み込んで、これらアームレストなどの高さ調節機構として好適に使用されるポップアップ構造に関し、更に詳述すると、基体上に回動可能に設けた少なくとも前後一対の支柱に昇降体を回動可能に取り付けてリンク機構を構成し、上記支柱を回動させて起立させたり倒したりすることにより、上記昇降体を上昇させたり、下降させたりするポップアップ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、自動車の車内には、運転席と助手席との間などに図21に示したようなセンターコンソールボックスaを設けることが行われており、最近ではこのセンターコンソールボックスaの蓋体bにボタン操作により昇降する昇降体(図21では図示していない)を設けると共に、この昇降体にアームレスト(肘掛)eを取り付けて、上記昇降体によりこのアームレストeを上昇させてコンソールボックスaをアームレストとして使用することが行われている。
【0003】
このようなアームレスト兼用コンソールボックスにおいて、上記昇降体を昇降させるポップアップ構造としては、従来図22〜図24に示したものがある。即ち、このポップアップ構造は、コンソールボックスaの蓋体bを基体として、該基体b上に支柱c,dを所定間隔離間して起倒可能に取り付け、この支柱c,dの上端部に、アームレストeを取り付けた昇降体fを回動可能に連結してリンク機構を構成し、上記両支柱c,dと蓋体bに固定された支柱c,dの基部g,gとの間にトーションスプリングh,hを配設して両支柱c,dを起立方向に付勢すると共に、支柱c,dが倒れた折り畳み状態(図22の状態)及び支柱c,dが起立したポップアップ状態(図23の状態)でロックする長板状のロック片iを、上記昇降体fに前後方向(図中、左右方向)スライド可能でかつコイルスプリングjにより前方へと付勢された状態に、取り付けたものである。
【0004】
このポップアップ構造は、図22に示されているように、両支柱c,dが上記トーションスプリングh,hの付勢力に抗して蓋体b上で倒れた折り畳み状態では、蓋体bの上面に突設されたロック突起kの鉤状に形成された先端部が上記ロック片iに形成されたロック穴mに係合し、上記トーションスプリングh,hの付勢力に抗して折り畳み状態でロックされる。このとき、上記ロック片iは上記コイルスプリングjの付勢力により前方(図中、左側)移動限に位置し、その前端に突設されたロック凸部nが前方の支柱cの上端部に形成された断面略直角扇状の押し込み凹部o内に挿入された状態となっている。
【0005】
この状態から、昇降体fを上昇させてアームレストeを使用する場合は、上記ロック片iの前端部から一体に延出し、上記アームレストeの前端部から突出したロック解除片sを押圧p1する。すると、図24(A)に示したように、上記ロック片iが後方(図中、右側)にスライドし、該ロック片iに設けられた上記ロック穴mの縁部と上記ロック突起kとの係合状態が解除され、ロック状態が解除される。これにより、両支柱c,dがトーションスプリングh,hの付勢力により起立方向へと回動していき、昇降体fがリンク機構の作用により上昇すると共に、図24(B)に示したように、上記押圧力p1が解除されることにより上記コイルスプリングjの付勢力により前方(図中、左側)に移動していたロック片iのロック凸部nが支柱cの回動運動によって押し込み凹部oの内面で後方に押圧され、再びロック片iが後方へとスライドする。そして、支柱cが直立状態まで回動した時点で支柱cの上端部内面に形成された係止凹部rと上記ロック凸部nが一致した状態となり、図23に示されているように、コイルスプリングjの付勢力によりロック片iが再び前方(図中、左側)に移動し、ロック凸部nが係止凹部r内に挿入されて両者が係合し、両支柱c,dが起立したポップアップ状態でロックされる。
【0006】
更に、このポップアップ状態から、昇降体fを下降させて図22の折り畳み状態に戻す場合は、再び上記ロック解除片sを押圧p2して、図24(C)に示したように、上記ロック片iを後方(図中、右側)にスライドさせる。これにより、該ロック片iに設けられた上記ロック凸部nが支柱cの係止凹部r内から抜け出て、ロック状態が解除される。この状態で上記昇降体fを下方へと押圧してリンク機構の作用により両支柱c,dを後方へと回動させて倒しながら昇降体fを押し下げていき、図24(D)に示したように、上記押圧力p2が解除されることにより前方(図中、左側)に移動していたロック片iのロック穴mの後縁部下面側に形成されたテーパ部に上記ロック突起kの先端部を当接させる。この状態で、更に昇降体fを押圧p3して押し下げることにより、上記テーパ部の作用によりロック片iが一旦後方へとスライドしてロック突起kがロック穴m内に挿入された後、再びロック片iがコイルスプリングjの付勢力により前方へとスライドして、図22に示されているように、該ロック突起kとロック穴mとが係合し、折り畳み状態でロックされる。
【0007】
このように、このポップアップ構造によれば、ロック解除片sを押圧することにより、自動的に昇降体fを上昇させてセンターコンソールボックスaの蓋体bに取り付けたアームレストeを良好に使用することができ、使用後はロック解除片sを押圧してロック状態を解除すると共に、昇降体fを押し下げて折り畳んでおくことができるものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来のポップアップ構造には、昇降体fを上昇させたポップアップ状態でアームレストとして使用する際、起立状態にある両支柱c,d間の空間部が外部に露出してしまうという問題点がある。
【0009】
即ち、図22,23に一点鎖線及び二点鎖線で示したように、通常、昇降体fに取り付けられたアームレストe及び蓋体bは、それぞれ樹脂シートやファブリックなどの内装材からなるカバーw,xにより覆われており、図22に示した折り畳み状態では、これらカバーw,xによって内部のポップアップ機構が隠されるようになっているが、図23に示したポップアップ状態では、上昇した昇降体fに取り付けられたアームレストeのカバーwと蓋体bのカバーxとの間に大きな隙間が形成され、両支柱c,d間空間や内部の機構が露出して非常に見栄えが悪いばかりでなく、昇降体fを降下させて折り畳む際にこの隙間に異物が挟み込まれる虞もある。
【0010】
この場合、上記両カバーw及びxを大きくして折り畳み時には両カバーw及びxが重なり合うようにすることにより、若干の改善は可能であるが、この方法でポップアップ時の側面全面を完全にカバーするにはおのずと限界があり、アームレストeの迫り上がり高さが制限され、快適に使用される高さまでアームレストeを上昇させることができない場合がある。
【0011】
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、基体上に回動可能に設けた少なくとも前後一対の支柱に昇降体を回動可能に取り付けてリンク機構を構成し、上記支柱を回動させて起立させたり倒したりすることにより、上記昇降体を上昇させたり、下降させたりするポップアップ構造において、昇降体の上昇高さを大きくとっても、ポップアップ時に前後の支柱間に形成される空間をカバーして、ポップアップ時の外観を向上させ、かつ折り畳み時に異物を挟み込む可能性を低減することができるポップアップ構造を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本願請求項1の発明は、基体と、一端部が該基体の上面に回動可能に連結され、該基体の上面に起到可能に取り付けられた少なくとも前後一対の支柱と、該支柱の他端部に回動可能に取り付けられた昇降体と、上記支柱が上記基体上に倒れた状態及び上記基体上に起立した状態でそれぞれ上記支柱の回動をロックするロック手段とを具備し、上記支柱を上記基体上に倒して上記ロック手段によりロックした折り畳み状態から上記ロック手段によるロック状態を解除し、上記支柱を回動させて起立させると共に、上記昇降体を上昇させつつ前方に移動させ、この状態で上記ロック手段によりロックして上記昇降体が上記基体から上昇したポップアップ状態に保持し、またこの状態から上記ロック手段によるロック状態を解除し、上記支柱を回動させて倒すと共に、上記昇降体を下降させつつ後方に移動させ、この状態で上記ロック手段によりロックすることにより、上記基板上に上記支柱が倒れた折り畳み状態に保持するように構成したポップアップ構造において、両端部が上記前後の支柱に回動可能に連結された遮蔽板を有し、該遮蔽板が、上記ポップアップ時に前後の支柱間に形成される空間の少なくとも一部を側面からカバーするように構成したことを特徴とするポップアップ構造を提供するものである。
【0013】
このポップアップ構造は、上述した従来の構造と同様に、基体の上面に起倒可能に取り付けられた少なくとも前後一対の支柱の上端部に昇降体を回動可能に取り付けてリンク機構を構成し、上記支柱を回動させて起立させたり倒したりすることにより、上記昇降体を昇降させると共に、上記各支柱が基体上に倒れた折り畳み状態及び各支柱が起立したポップアップ状態でそれぞれロックするようにしたものである。
【0014】
この場合、本発明のポップアップ構造にあっては、前後の支柱間に取り付けられた遮蔽板により、上記ポップアップ時に前後の支柱間に形成される空間の少なくとも一部が側面側からカバーされ、例えばコンソールボックスの蓋体上に取り付けられたアームレストを昇降する場合に、ポップアップ時に蓋体のカバーとアームレストのカバーとの間に形成される隙間をこの遮蔽板で塞ぐことができるものできるものである。
【0015】
即ち、この遮蔽板は、その両端部がそれぞれ上記前後の支柱の中間部に回動可能に連結され、この遮蔽板と両支柱によりリンク機構が構成されており、両支柱の起倒運動に伴って昇降体の昇降運動と共に昇降し、ポップアップ時にアームレストのカバーと蓋体のカバーとの間に形成される隙間を塞ぐと共に、折り畳み時には倒れ込んだ支柱に沿って配置され、アームレストのカバー及び蓋体のカバーの内側に格納することができるものである。
【0016】
従って、本発明のポップアップ構造によれば、昇降体の上昇高さを大きくとっても、ポップアップ時に前後の支柱間に形成される空間の少なくとも一部をカバーして、ポップアップ時の外観を向上させ、かつ折り畳み時に異物を挟み込む可能性を低減することができるものである。
【0017】
また、本願請求項2に記載の発明は、上記遮蔽板と上記支柱との連結部のうち、少なくとも一方の支柱との連結部が、回動可能でかつ略前後方向に摺動可能に連結されて上記遮蔽板が、上記支柱の起立運動に伴って上記基体及び昇降体に対して傾斜することを特徴とするものである。
【0018】
この請求項2に記載のポップアップ構造によれば、支柱の長さが前後で異なり、昇降体のポップアップ時に上記支柱と上記遮蔽板との連結部の距離が前後の支柱で異なる場合でも、上記遮蔽板の上記支柱との連結部のうちの少なくともいずれか一方の連結部が略前後方向へ摺動可能であるため、上記昇降体の昇降運動を円滑に行うことができる。
【0019】
なお、本発明でいう「前後」とは、ポップアップ時に支柱が起き上がって行く方向が「前」、折り畳み時に支柱が倒れ込んでいく方向が「後」とする。
【0020】
【発明の実施の形態及び実施例】
以下、実施例を示し、本発明をより具体的に説明する。
図1〜図8は、本発明の一実施例にかかるポップアップ構造を備えたポップアップユニットを示すものであり、このポップアップユニットは、図21に示したセンターコンソールボックスaの蓋体bと該蓋体b上に設けられたアームレストeとの間に組み込まれるもので、上記蓋体bに固定される基体1と、この基体1上に起到可能に取り付けられた前後一対の支柱2a,2bと、この支柱2a,2bの上端部に回動可能に連結された略板状の昇降体3とを具備している。
【0021】
上記基体1は、図9〜図12に示したように、略平板状の基板11の上面側一端部両隅部にそれぞれ軸孔121を有する断面略半円形の前方脚連結部12,12が突設されていると共に、他端部両隅部にそれぞれ軸孔131を有する略直角扇板状の後方脚連結部13が突設され、かつ上面中央部には、先端部に鉤状のロック爪14aが形成されたロック突起14が突設されている。なお、上記後方脚連結部13の円弧状縁部は、後述するオイルダンパー24bのピニオンギア25bが歯合するラックギア13aとなっている。
【0022】
また、上記基板11の前後方向中間部やや前方側(図中やや左側)には、折り畳み時に後述するロック体5が進入する貫通窓15が形成されていると共に、基板11の四隅部外側には、それぞれ取付片16が外側へと延出して形成され、この取付片16にそれぞれ、この基体1をセンターコンソールボックスの蓋体bに固定するためのネジ止め用ボス16aが設けられている。なお、図中15aは、上記貫通窓15の後方側縁部中央に貫通窓15の中心へ向けて突設されたロック体係止突起であり、この係止突起15aに後述するロック体5の四角突片55が当接して、該ロック体5が基体1の底面から外側へと突出することがないようになっている。
【0023】
この基体1の上面に取り付けられた支柱2a,2bは、図17,18に示したように、いずれも厚肉板状の支柱本体21a,21bの下端両側部にそれぞれ軸挿通孔を有する脚凸部22a,22bを一体に突設すると共に、上端両側部に軸挿通孔を有する昇降体接続凸部23a,23bを一体に突設したものである。
【0024】
これら支柱2a,2bのうち、前方(図1〜8中左側)の支柱2aには、図17に示されているように、上記支柱本体21aの裏面側(組み付けた際に内側となる側の面)に、互いに所定間隔離間して突設された一対のロック体接続突片24aが2組設けられており、このロック体接続突片24a,24aに後述するロック体5が取り付けられるようになっている。また、この前方支柱2aの両側面には、後述する遮蔽板7の取付突起71が連結される遮蔽板連結ボス25aが設けられている。なお、図17中参照符号26aは、支柱2aが直立状態まで回動した時に昇降体3の前端に当接して回動運動を停止させる回動停止片である。
【0025】
一方、後方(図1〜8中右側)の支柱2bには、図18に示されているように、両側面中央部にそれぞれピニオンギア25bを有するオイルダンパー24b,24bが取り付けられており、またそのやや上方には、後述する遮蔽板7の連結ボス72に連結される遮蔽板取付突起26b,26bがそれぞれ突設されている。なお、図18中参照符号27bは、支柱2bが直立状態まで回動した時に昇降体3の後端に当接して回動運動を停止させる回動停止片である。
【0026】
ここで、上記支柱2a,2bは、上下両端部に設けられた軸挿通孔間距離が前後の支柱2a,2bで異なっており、前方支柱2aの軸挿通孔間距離の方が後方支柱2bの軸挿通孔間距離よりも長く設定されている。
【0027】
この支柱2a,2bは、それぞれその下端部を上記基体1の前後端部にそれぞれ回動可能に連結することにより、基体1上に起倒可能に取り付けられている。即ち、図5,6に示されているように、各支柱2a,2bの脚凸部22a,22bをそれぞれ基体1の前方脚連結部12,12(図9〜11参照)及び後方脚連結部13,13に軸着することにより、基体1上の前後端部にそれぞれ回動可能に取り付けられている。この場合、上記前後脚連結部12,13と脚凸部22a,22bとを連結している軸体4、4はそれぞれ基体1の両端部に設けられた一対の前方脚連結部12,12の軸孔121間及び、一対の後方脚連結部13,13の軸孔131間にそれぞれ刺し通されており、この軸体4,4にそれぞれ取り付けられたトーションスプリング41,41により各支柱2a,2bが基体1上で起立する方向へと付勢されている。なお、後方の支柱2b両側面にそれぞれ取り付けられたオイルダンパー24bのピニオンギア25bは、図1に示されているように,上記基体1の後方脚連結部13,13に形成されたラックギア13a,13aと歯合した状態となっている。
【0028】
ここで、上記支柱2a,2bの内、前方の支柱2aには、上記ロック体接続突片24a,24aにロック体5が取り付けられている。このロック体5は、図19に示したように、断面楔状の基体51の一端に軸孔52を有する一対の連結凸部53,53を所定間隔離間して突設すると共に、他端部上面両側部にそれぞれロック爪54,54を突設し、更に基体51他端中央部に四角突片55を突設して、その上面側に該四角突片55先端から基体51の中間部に至る直角三角形状のカム突起56を突設したものである。なお、上記カム突起56は長さも高さも上記ロック爪よりも大きいものである。
【0029】
そして、このロック体5は、図5〜8に示されているように、上記連結凸部53,53がそれぞれ上記前方支柱2aのロック体接続突片24a,24a内に挿入され、前方支柱2aの内面側に回動可能に軸着されていると共に、その回動軸42に取り付けられたトーションスプリング43により上方(昇降体3側)へと回動するように付勢されている。
【0030】
上記両支柱2a,2bの上端部には、略板状の昇降体3が回動可能に取り付けられている。
【0031】
この昇降体3は、図13〜15に示したように、中間部で略クランク状に屈曲した板状基体31の両側部前後端部にそれぞれビス孔を有する取付片32,32,32,32を外方へと一体に延出形成すると共に、前後両端下面側に軸挿通孔331a,331bを有する断面略半円状厚肉部33a,33bを一体に形成したものである。
【0032】
上記板状基体31の前部には表裏貫通した3つの係止穴(ロック凹部)34a,34b,34aが幅方向に沿って並設されており、真ん中の係止穴34bは他の係止穴34a,34aよりも前後方向に長く形成されている。また、この板状基体31の前部には幅方向中間部に前後方向に沿って袋状のロック片収容空間部35が設けられており、上記係止穴34bはこのロック片収容空間部35と交差している。更に、このロック片収容空間部35の前端は板状基体31の前端面に開放していると共に、前端やや後方から係止穴34bの後端壁までの間が板状基体31の下面に開放している。また、このロック片収容空間部35の後端部には板状基体31を表裏貫通するスプリング収容穴36が形成されていると共に、このスプリング収容穴36の後端壁にはスプリング支持突起37が突設されている。
【0033】
また、この昇降体3を構成する上記板状基体31の下面前端部には、図14に示されているように、上記係止穴34a,34aをそれぞれ挟んで一対の山形突片38,38が二組突設されていると共に、上記係止穴34a,34aの前端内面から下方へと延出してなるロック壁39,39がそれぞれこれら山形突片38,38の内部を頂点部分に存して横断するように形成されている。
【0034】
この昇降体3は、その前後両端の断面略半円状厚肉部33a,33bをそれぞれ上記支柱2a,2bの昇降体接続凸部23a,23a間、及び23b,23b間に挿入してシャフト4aを用いて軸着することにより、両支柱2a,2bの上端部に回動可能に取り付けられている。
【0035】
ここで、この昇降体3には、上記ロック片収容空間部35内にロック片6がスライド可能に配設されている。
【0036】
上記ロック片6は、図16に示したように、幅広の両端部をやや幅狭の中間部で一体に連結した略長板状のもので、前端幅広部(図中左側)が操作部6a、後端幅広部(図中右側)がロック機能部6bとなっている。上記ロック機能部6bには、下面側に断面山形に膨出したアンロックカム61、上面側へと突出した小突起62及び上下貫通したロック穴63が前方側から後方へと順次形成されており、更に該ロック機能部6bの後端面には、上下両面に半円状に突出した円形の台座部64aを介してスプリング取付凸部64が後方へと突設されている。なお、図中参照符号65は補強リブである。
【0037】
このロック片6は、図1〜8に示されているように、上記昇降体3のロック片収容空間部35内にスライド可能に収容されることにより、昇降体3に取り付けられている。このとき、ロック片6の上記小突起62及びロック穴63は、昇降体3の係止穴34b内に位置していると共に、上記スプリング取付凸部64がスプリング収容穴36内に位置している。そして、上記スプリング取付凸部64と上記スプリング支持突起37との間にコイルスプリング44が取り付けられて、ロック片6が前方へと付勢され、上記小突起62が係止穴34bの前端縁部に当接して前方スライド限となるようになっている。
【0038】
上記構成により、本実施例のポップアップユニットは、上記基体1、両支柱2a,2b及び昇降体3により4点リンク機構が構成されており、両支柱2a,2bが回動することにより、昇降体3が昇降運動するようになっている。この場合本実施例のポップアップユニットにおいては、上記前後の支柱2a,2bの両側面間に、長板上の遮蔽板7,7が取り付けられている。
【0039】
この遮蔽板7,7は、図20に示したように,裏面一端部に取付突起71が突設されていると共に、裏面他端部に連結ボス72が設けられた(図20(B)参照)長板状のものである。この遮蔽板7,7は、図1に示されているように、上記取付突起71が前方支柱2aの遮蔽板連結ボス25aに回動可能に連結されていると共に、上記連結ボス72に後方支柱2bの遮蔽板取付突起26bが回動可能でかつ前後方向に摺動可能に連結されて、前後支柱2a,2b間に取り付けられており、これによりこの遮蔽板7と両支柱2a,2bにより第2のリンク機構が構成されている。
【0040】
なお、通常上記各部材には、軽量化と材料節減のために、肉抜き処理が施されるが、図面ではこの肉抜き部を省略してある。
【0041】
この本実施例のポップアップユニットは、上述したように、図21に示したセンターコンソールボックスaの蓋体bとその上に設けられるアームレストeとの間に組み込まれるものであり、図3,4に示されているように、基体1を蓋体bの上に載せ、特に図示していないが、ネジ等を基体1のネジ止用ボス16aにねじ込むことにより、蓋体bに基体1を固定すると共に、上記昇降体3の上にアームレストeを載せ、特に図示していないが、取付片32のビス孔を通してネジをアームレストeにねじ込むことにより昇降体3にアームレストeを取り付けることによって、蓋体bとアームレストeとの間に組み込まれるものである。このとき、上記ロック片6の前端部は、アームレストeの前端部に設けられた貫通孔からアームレストeの外側に突出し、操作ボタンvなどが取り付けられるようになっている。
【0042】
そして、常時は図5に示したように、両支柱2a,2bがトーションスプリング41,41の付勢力に抗して基体1上に倒れた折り畳み状態で、上記ロック突起14のロック爪14aが上記ロック片6のロック穴63に係合してロックされている(図1,3,5参照)。
【0043】
この状態から、昇降体3を上昇させてアームレストとして使用する場合は、上記ロック片6を押圧p1する。すると、図7(A)に示したように、上記ロック片6が後方(図中、右側)にスライドし、該ロック片6に設けられた上記ロック穴63と上記ロック突起14のロック爪14aとの係合状態が解除され、ロック状態が解除される。これにより、両支柱2a,2bがトーションスプリング41,41の付勢力により起立方向へと回動していき、昇降体3がリンク機構の作用により上昇する。そして、図7(B)に示したように、両支柱2a,2bの回動運動に伴って、ロック体5がトーションスプリング43の付勢力に抗して回動しながら昇降体3の下面を後方へと摺動して行き、両支柱2a,2bが直立状態まで回動すると、特に図示していないが、前後両支柱2a,2bの回動停止片26a(図17参照),27b(図18参照)がそれぞれ昇降体3の前端及び後端に当接して両支柱2a,2bの回動運動が停止すると共に、このとき上記ロック体5の各ロック爪54,54がそれぞれ昇降体3のロック壁39を乗り越えて該ロック壁39に係合する(図6参照)。これにより、図2,4,6に示されているように、両支柱2a,2bが直立し、昇降体3が基体1から上昇したポップアップ状態でロックされる。
【0044】
この場合、上記トーションスプリング41,41の付勢力による両支柱2a,2bの回動運動は、後方支柱2bの回動運動に連動して上記ダンパー24b,24bのピニオンギア25b,25bが基体1の後方脚連結部13,13のラックギア13a,13aに歯合して回転しながら移動することにより,上記ダンパー24b,24bにより支柱2a,2bの回動速度が減速され、ゆっくりと両支柱2a,2bが回動し、ゆっくりと昇降体3が上昇する。また、上述したように、上記前方支柱2aの上下両端部の軸挿通孔間距離が後方支柱2bの上下両端部の軸挿通孔間距離よりも長く設定されているため、両支柱2a,2bが起立した上記ポップアップ時には、上記昇降体2及びこれに取り付けられたアームレストeは前上がりの状態となり、車両乗員の肘掛として適した角度となり、極めて利便性に優れるものである。
【0045】
このように昇降体3を上昇させてアームレストとして使用するとき、本実施例のポップアップユニットにあっては、図4に示されているように、前後の支柱2a,2b間に取り付けられた遮蔽板7,7により上記ポップアップ時に前後の支柱2a,2b間に形成される空間の一部が両側面側からカバーされ、ポップアップ時に蓋体bのカバーxとアームレストeのカバーwとの間に形成される隙間がこの遮蔽板7,7で塞がれるものである。
【0046】
即ち、この遮蔽板7,7は、その両端部がそれぞれ上記前後の支柱2a,2bの中間部に回動可能に連結され、この遮蔽板7,7と両支柱2a,2bによりリンク機構が構成されており、両支柱2a,2bの起立回動運動に伴って昇降体3の上昇運動と共に上昇し、ポップアップ時にアームレストeのカバーwと蓋体bのカバーxとの間に形成される隙間を塞ぐことができるものである。
【0047】
このとき、上述のように、両支柱2a,2bの軸挿通孔間距離が両支柱間で異なっているため、ポップアップ動作時に前方支柱2bの遮蔽板連結ボス25aと後方支柱2bの遮蔽板取付突起26bとの回動距離が異なるが、上述したように、遮蔽板7の連結ボス72と後方支柱2bの遮蔽板取付突起26bとが摺動可能に連結されているため、回動距離の差をこの連結箇所が摺動することによって吸収し、ポップアップ動作を円滑に行うことができるものである。
【0048】
更に、この図2,4,6に示されたポップアップ状態から、昇降体3を下降させて図1,3,5の折り畳み状態に戻す場合は、図6に示したように、再び上記ロック解除片62を押圧p2して、図8(A)に示したように、上記ロック片6を後方(図中、右側)にスライドさせる。これにより、該ロック片6に設けられた上記アンロックカム61が昇降体3の下面側を後方へと移動して上記ロック体5のカム突起56を互いのカム作用によって下方へと押圧する。これにより、ロック体5がトーションスプリング43の付勢力に抗して下方へと回動し、ロック体5の各ロック爪54,54と昇降体3のロック壁39との係合状態が解消され、該ロック体5によるロック状態が解除される。この状態で、上記昇降体3を下方へと押圧してリンク機構の作用により両支柱2a,2bを後方へと回動させて倒しながら昇降体3を押し下げていき、図 8(B)に示したように、上記押圧力p2が解除されることにより前方(図中、左側)に移動していたロック片6のロック穴63の後端側内周縁に形成されたテーパ部に上記基体1のロック突起14先端のテーパ部を当接させる。この状態で、更に昇降体3を押圧p3して押し下げることにより、上記両テーパ部の作用によりロック片6が一旦後方へとスライドしてロック突起14先端部がロック穴63内に挿入された後、再びロック片6がコイルスプリング44の付勢力により前方へとスライドして、図5に示されているように、該ロック突起14のロック爪14aとロック穴63とが係合し、図1,3,5に示された折り畳み状態でロックされる。
【0049】
このとき、本実施例のポップアップユニットにあっては、図3に示されているように、前後の支柱2a,2b間に取り付けられた遮蔽板7,7も両支柱2a,2bの倒れ込み回動運動に伴って昇降体3の下降運動と共に下降し、折り畳み時には重なり合った基体1と昇降体3との側面を覆うように倒れ込んだ支柱2a,2bに沿って位置し、本実施例では、基体1及び昇降体3と共に、カバーx及びw内に格納される。なお、折り畳み動作時も、上記ポップアップ時と同様に、遮蔽板7の連結ボス72と後方支柱2bの遮蔽板取付突起26bとの連結箇所が略前後方向に摺動することによって、折り畳み動作を円滑に行うことができるものである。
【0050】
このように、本実施例のポップアップユニットによれば、コンソールボックスaの蓋体b上に取り付けられたアームレストeを昇降する場合に、昇降体3を昇降させる両支柱2a,2bの起倒運動に伴って昇降体3の昇降運動と共に遮蔽板7,7も昇降し、ポップアップ時にアームレストeのカバーwと蓋体bのカバーxとの間に形成される隙間を塞ぐと共に、折り畳み時には倒れ込んだ支柱2a,2bに沿って配置され、アームレストeのカバーw及び蓋体bのカバーxの内側に格納することができるものである。
【0051】
従って、本実施例のポップアップユニットによれば、昇降体3の上昇高さを大きくとっても、ポップアップ時に前後の支柱2a,2b間に形成される空間を上記遮蔽板7,7によりカバーして、ポップアップ時の外観を向上させ、かつ折り畳み時に指を挟み込むような危険を生じることのないものである。
【0052】
なお、本発明のポップアップ構造は、上記実施例に限定されるものではなく、基体1、昇降体3、両支柱2a,2bの形状はこのポップアップユニットが用いられる相手部材等に応じて適宜変更することができ、例えば上記実施例では基体1をセンターコンソールaの蓋体bに固定し、昇降体3にアームレストeを取り付けるように構成したが、センターコンソールaの蓋体bを基体1として構成すると共に、昇降体3をアームレストeとして構成することも可能である。また、ポップアップ状態及び折り畳み状態でロック/アンロックを行うロック手段も、上記実施例のロック体5とロック片6とを用いたものに限定されるものではなく、適宜変更することができ、更にダンパーについても上記実施例とは異なるものとしてもよく、場合によっては省略することもできる。その他の構成についても本発明の要旨の範囲内で適宜変更して差し支えない。
【0053】
更にまた、本発明のポップアップ構造は、自動車のセンターコンソールボックス上に構成されるアームレストの昇降装置として好適に使用されるものであるが、本発明ポップアップ構造の用途は、これに限定されるものではなく、各種椅子類の肘掛けや使用態様によって基体とその基体に取り付けられた部品との相対的位置関係を変更する必要があるものに、その相対的位置関係を変更するための構造として好適に使用することができる。
【0054】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のポップアップ構造によれば、昇降体の上昇高さを大きくとっても、ポップアップ時に前後の支柱間に形成される空間をカバーして、ポップアップ時の外観を向上させ、かつ折り畳み時に異物を挟み込む可能性を低減することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるポップアップ機構を用いたポップアップユニットの折り畳み状態を示す平面図である。
【図2】同ポップアップユニットのポップアップ状態を示す平面図である。
【図3】同ポップアップユニットの折り畳み状態を示す側面図である。
【図4】同ポップアップユニットのポップアップ状態を示す側面図である。
【図5】同ポップアップユニットの折り畳み状態を示す断面図である。
【図6】同ポップアップユニットのポップアップ状態を示す断面図である。
【図7】同ポップアップユニットの折り畳み状態からポップアップ状態へと移行する際の中間動作を順次説明する部分拡大断面図である。
【図8】同ポップアップユニットのポップアップ状態から折り畳み状態へと移行する際の中間動作を順次説明する部分拡大断面図である。
【図9】同ポップアップユニットを構成する基体を示す平面図である。
【図10】同基体を示す側面図である。
【図11】同基体を示す断面図である。
【図12】同基体を示す底面図である。
【図13】同ポップアップユニットを構成する昇降体を示す平面図である。
【図14】同昇降体を示す底面図である。
【図15】同昇降体を示すもので、(A)は側面図、(B)は図13のB−B線に沿った断面図、(C)は図13のC−C線に沿った断面図である。
【図16】同ポップアップユニットを構成するロック片を示すもので、(A)は平面図、(B)は断面図、(C)は側面図である。
【図17】同ポップアップユニットを構成する前方の支柱を示すもので、(A)は正面図、(B)は背面図、(C)は側面図、(D)は(A)のD−D線に沿った断面図である。
【図18】同ポップアップユニットを構成する後方の支柱を示すもので、(A)は正面図、(B)は背面図、(C)は側面図、(D)は(A)のD−D線に沿った断面図である。
【図19】同ポップアップユニットを構成するロック体を示すもので、(A)は平面図、(B)は側面図である。
【図20】同ポップアップユニットを構成する遮蔽板を示すもので、(A)は平面図、(B)は背面図である。
【図21】ポップアップユニットを組み込んだセンターコンソールボックスの一例を示す斜視図である。
【図22】従来のポップアップ構造の折り畳み状態を示す一部を切り欠いて断面とした側面図である。
【図23】同従来のポップアップ構造のポップアップ状態を示す一部を切り欠いて断面とした側面図である。
【図24】同従来のポップアップ構造のロック動作を説明する拡大断面図である。
【符号の説明】
1 基体
2a,2b 支柱
3 昇降体
5 ロック体(ロック手段)
6 ロック片(ロック手段)
7 遮蔽板

Claims (4)

  1. 基体と、一端部が該基体の上面に回動可能に連結され、該基体の上面に起到可能に取り付けられた少なくとも前後一対の支柱と、該支柱の他端部に回動可能に取り付けられた昇降体と、上記支柱が上記基体上に倒れた状態及び上記基体上に起立した状態でそれぞれ上記支柱の回動をロックするロック手段とを具備し、上記支柱を上記基体上に倒して上記ロック手段によりロックした折り畳み状態から上記ロック手段によるロック状態を解除し、上記支柱を回動させて起立させると共に、上記昇降体を上昇させつつ前方に移動させ、この状態で上記ロック手段によりロックして上記昇降体が上記基体から上昇したポップアップ状態に保持し、またこの状態から上記ロック手段によるロック状態を解除し、上記支柱を回動させて倒すと共に、上記昇降体を下降させつつ後方に移動させ、この状態で上記ロック手段によりロックすることにより、上記基板上に上記支柱が倒れた折り畳み状態に保持するように構成したポップアップ構造において、
    両端部が上記前後の支柱に回動可能に連結された遮蔽板を有し、該遮蔽板が、上記ポップアップ時に前後の支柱間に形成される空間の少なくとも一部を側面からカバーするように構成したことを特徴とするポップアップ構造。
  2. 上記遮蔽板と上記支柱との連結部のうち、少なくとも一方の支柱との連結部が、回動可能でかつ略前後方向に摺動可能に連結されて上記遮蔽板が、上記支柱の起立運動に伴って上記基体及び昇降体に対して傾斜する請求項1記載のポップアップ構造。
  3. 上記支柱と上記基体及び昇降体各々との連結部間の距離が、後方の支柱より前方の支柱が長い請求項1又は2記載のポップアップ構造。
  4. 上記遮蔽板が、上記折り畳み時に上記基体及び昇降体の側面を覆うように、倒れ込んだ支柱に沿って位置するように構成した請求項1〜3のいずれか1項記載のポップアップ構造。
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