JPS631625Y2 - - Google Patents

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JPS631625Y2
JPS631625Y2 JP1982118717U JP11871782U JPS631625Y2 JP S631625 Y2 JPS631625 Y2 JP S631625Y2 JP 1982118717 U JP1982118717 U JP 1982118717U JP 11871782 U JP11871782 U JP 11871782U JP S631625 Y2 JPS631625 Y2 JP S631625Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車のリヤシート構造に関し、特
にシートボトムを前方に起立させてその跡にシー
トバツクを倒すことにより車体の後部空間(例え
ばトランクルームのスペース)を拡大するように
したものの改良に関する。
従来より、この種のリヤシートとして、例えば
実公昭51−21464号公報等に開示されているよう
に、前端下部を車体に軸支して前方に起立自在な
シートボトムと、下端部を車体に軸支して前方に
傾倒自在なシートバツクとからなり、上記シート
ボトムを前方に起立させ、その跡に上記シートバ
ツクを前倒させることにより、該シートバツクの
背面と車体の後床面(荷台面あるいはトランクル
ーム下面)とを略同一平面状とし、よつて車体の
後部空間(荷台室あるいはトランクルームのスペ
ース)を拡大させるようにしたものはよく知られ
ている。
しかるに、上記従来のものでは、シートボトム
はその前端下部にてブラケツトを介して車体に軸
支されているため、該シートボトムの起立位置は
そのほぼ前端下部を回動中心として前方へ回動さ
せた位置にすぎず、その跡にシートバツクを倒し
ても十分に収納しきれず、その結果、シートバツ
クの背面が平坦とならず、車体の後床面との面一
状態が得られないという問題があつた。
そのために、上記シートバツクの長さ(背丈)
を短くしてシートボトム跡に完全に収納すること
が考えられるが、この場合、シート性能が悪化し
好ましくないという不具合がある。
また、上記シートボトムの前端下部をリンクを
介して車体に軸支して、該シートボトムの起立位
置を前方へ大きく移動させるようにすることが考
えられるが、この場合、シートボトムの起立状態
が確実に保持されず、シートボトムが前傾又は後
傾するとともに、通常使用位置での定置が確実で
なく、また通常使用位置から起立位置へおよび起
立位置から通常使用位置への操作が面倒で操作性
に難があり、しかも操作時、リンクとシートボト
ム又は車体との間に手を挟むことがあり安全性に
も欠けるという欠点がある。
そこで、本考案は斯かる諸点に鑑みてなされた
もので、上記リヤシートのシートボトムをリンク
機構を介して前方起立可能として、シートボトム
起立跡のシートバツクの収納スペースを十分に確
保するとともに、上記リンク機構を、ハンドルレ
バーの操作により起立状態で三角形リンク体を形
成し、通常使用状態で該三角形リンク体を折畳み
可能に構成することにより、シートボトムの起立
状態および通常使用状態の保持を確実に行い、か
つその操作性、操作安全性を高めるようにするこ
とを目的とするものである。
この目的を達成するため、本考案の構成は、前
端下部を車体に軸支して前方に起立自在なシート
ボトムと、下端部を車体に軸支して前方に傾倒自
在なシートバツクとからなる自動車のリヤシート
であつて、車体に固着され係合部を有するセツト
プレートと前端部が該セツトプレートに第1支軸
により枢支された第1リンクと、前端部が上記シ
ートボトムの前端下部に第2支軸により枢支さ
れ、後端部が上記第1リンクの後端部にピンによ
り回動自在に枢着され第2リンクと、前端部が上
記第1支軸に第1リンクと共に枢支され、後端部
が上記シートボトムの前後方向略中央下部に第3
支軸により枢支された第3リンクと、上記第2支
軸に回動自在に枢支され、上記セツトプレートの
係合部に係合可能なロツク片部を有しかつスプリ
ングにより係合方向に回動付勢されたハンドルレ
バーとを設け、上記第1リンク又は第2リンクに
は当接部が形成されているとともにシートボトム
の前端部を跳ね上げたとき上記ピンが思案点を若
干越えた位置で第1,第2リンクの該ピン回りの
それ以上の回動を阻止して一連リンク体状に保持
するストツパ部が形成されている一方、上記ハン
ドルレバーにはシートボトムの前端部を跳ね上げ
たとき上記当接部に当接可能な押圧部が形成され
ているものである。そのことにより、ハンドルレ
バーのロツク片部をセツトプレートの係合部に係
合させることによりシートボトムを通常使用状態
にロツク定置する一方、ハンドルレバーのスプリ
ングの付勢力に抗する回動操作により上記ロツク
片部と係合部との係合を解除するとともにシート
ボトム前端部を跳ね上げることにより、上記第1
および第2リンクよりなる一連リンク体と第3リ
ンクとを2辺とし上記第1〜第3支軸を3点とす
る三角形リンク体を形成したのち、第1支軸を中
心として前方に回動させてシートボトムを起立状
態にロツク保持し、さらに該起立状態のシートボ
トムに対し、ハンドルレバーのスプリング付勢方
向の回動操作により該ハンドルレバーの押圧部が
上記第1又は第2リンクの当接部を押圧して上記
一連リンク体をピンを中心に折畳むことにより、
シートボトムの起立状態のロツク保持を解除する
ようにしたものである。
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳
細に説明する。
第1図において、1は自動車のフロントシート
であつて、シートボトム2とシートバツク3とを
リクライニング装置4によつて結合してなる。ま
た、5は本考案に係るリヤシートであつて、該リ
ヤシート5は、前端下部を車体6に軸支して前方
に起立自在なシートボトム7と、下端部を車体6
に軸支して前方に傾倒自在なシートバツク8とか
らなり、通常使用時には実線で示す如くシートボ
トム7の後端部をシートバツク8の下端部で押え
た状態でシートとして供される一方、車体の後部
空間の拡大時には仮想線で示す如くシートボトム
7を前方に起立させ、そのシートボトム7跡にシ
ートバツク8を倒して収納することにより、該シ
ートバツク8の背面8aが車体の後床面、例えば
トランクルーム下面6aとほぼ同一平面状になる
ように構成したものである。
上記リヤシート5のシートボトム7の車体6へ
の軸支構造は、第2図〜第8図に示すように、セ
ツトプレート9と一対の第1リンク10,10と
一対の第2リンク11,11と一対の第3リンク
12,12とハンドルレバー13とからなる。上
記セツトプレート9は断面略L字状で、シートボ
トム7の前端部下方において車体6に固着されて
おり、その縦壁中央部には後述のハンドルレバー
13のロツク片部13b,13bが係合する係合
部としての一対の係合孔9a,9aが形成されて
いるとともに、縦壁両側にはそれぞれブラケツト
14,14が固着されている。また、上記一対の
第1リンク10,10は、各前端部が上記セツト
プレート9のブラケツト14,14にピンよりな
る第1支軸15,15を介して回動自在に枢支さ
れている一方、各後端部が後述の第2リンク1
1,11の後端部に連結される。尚、9bはセツ
トプレート9の縦壁に突設されたストツパ部であ
つて、シートボトム7を前方に起立させたときに
後述の第3リンク12の前端部が当接して該第3
リンク12の回動を規制するものである。
一方、上記一対の第2リンク11,11は、
各々の中央部同志が連結棒16によつて一体に連
結されており、各前端部がシートボトム7の前端
下部に固着したブラケツト17,17にシヤフト
状の第2支軸18を介して回動自在に枢支されて
いる一方、各後端部が上記第1リンク10,10
の後端部にピン19,19により回動自在に枢着
されている。さらに、各第2リンク11,11
は、上記第2支軸18と連結棒16との間に介装
した第1スプリング20,20により後端部を下
方に押下げる方向(第3図で時計方向)に回動付
勢されており、この第2リンク11後端部の下方
への付勢回動に伴つて第1リンク10の後端部を
上方へ回動せしめることにより、第1リンク10
と第2リンク11とが一直線状に連なる一連リン
ク体状になるように回動して、車体6に対してシ
ートボトム7前端部を自動的に跳ね上げるように
している。また、上記各第2リンク11,11の
後端上縁には、上記第1,第2リンク10,11
の回動によりシートボトム7前端部を跳ね上げた
とき上記ピン19が第1,第2支軸15,18を
結ぶ線l(第7図)上にある思案点を若干越えた
位置で両リンク10,11のそれ以上の回動を制
止するように第1リンク10に係合するストツパ
部11a,11aが形成されているとともに、上
記連結棒16は同じくシートボトム7前端部を跳
ね上げたとき後述のハンドルレバー13の押圧部
(ロツク片部13b,13b)が当接する当接部
を構成している。
さらに、上記第3リンク12,12は、各前端
部が上記第1支軸15,15に第1リンク10,
10と共に回動自在に枢支されている一方、各後
端部がシートボトム7の前後方向略中央下部に固
着したブラケツト21,21にピン状の第3支軸
22,22を介して回動自在に枢支されている。
また、上記第3支軸22,22の外周にはコイル
スプリング23,23が装着されており、第3リ
ンク12の第3支軸22回りの回動の際のガタ付
きを防止するようにしている。
また、上記ハンドルレバー13は、下部前端に
操作部13aを有し、上部において上記第2支軸
18に第2リンク11,11と共に回動自在に枢
支されている。該ハンドルレバー13の上下方向
略中央部後端には、シートボトム7の通常使用位
置時に上記セツトプレート9の係合孔9a,9a
に係合可能なロツク片部13b,13bが形成さ
れているとともに、該ロツク片部13b,13b
は、シートボトム7前端部を跳ね上げたときに上
記第2リンク11の連結棒16(当接部)に当接
可能な押圧部を兼ねるように構成されている。つ
まり、ロツク片部13bの上記第2支軸18から
の距離は第2支軸18から連結棒16(当接部)
までの距離と略等しく設定されている。さらに、
上記ハンドルレバー13は、第2支軸18の外周
に配設した第2スプリング24により上記ロツク
片部13bが係合孔9aに係合する方向(第1ス
プリング20の付勢方向とは反対方向で第3図で
反時計方向)に回動付勢されている。該第2スプ
リング24の付勢力は上記第1スプリング20の
付勢力よりも小さく設定されており、該第1スプ
リング20の付勢力による第1,第2リンク1
0,11の一連リンク体の保持を確保するように
している。上記ハンドルレバー13は、操作部1
3aが樹脂材で形成され、この樹脂材製操作部1
3aに一部が嵌入固定される金属板の一部がロツ
ク片部(押圧部)13b,13bを形成してい
る。
次に、上記実施例の作動について述べるに、リ
ヤシート5が座席として使用される通常使用状態
にあるときには、第5図に示すように、シートボ
トム7は、該シートボトム7前端下部に軸支され
たハンドルレバー13のロツク片部13b,13
bが車体6に固着したセツトプレート9の係合孔
9a,9aに第2スプリング24で付勢されなが
ら係合していることにより、前端部がロツク係止
され、かつ後端部がシートバツク8下端部に押圧
されて、通常使用位置にロツク定置されている。
この通常使用状態から車体6の後部空間を拡大
すべくリヤシート5を折畳む場合には、先ず、ハ
ンドルレバー13を第2スプリング24の付勢力
に抗して第5図で時計方向に回動させるよう操作
部13aを引上げ操作すると、上記ハンドルレバ
ー13のロツク片部13b,13bとセツトプレ
ート9の係合孔9a,9aとの係合が解除され
る。それと同時に、第1スプリング20の付勢力
の作用により、第6図に示すように第2リンク1
1がその後端部を下降させる方向(図で時計方
向)に回動し、それに伴つて第1リンク10がそ
の後端部を上昇させる方向(図で反時計方向)に
回動し、この両リンク10,11の回動によりシ
ートボトム7前端部が自動的に跳ね上がる。そし
て、上記両リンク10,11の回動は、両リンク
10,11の後端部同志を結合するピン19が思
案点を若干越えた位置で第2リンク11のストツ
パ部11aに第1リンク10が係止されることに
より、それ以上の回動が阻止され、そのことによ
り、第1リンク10と第2リンク11とはほぼ上
下方向に一連に延びる一連リンク体状になる。こ
のシートボトム7前端部の跳ね上げにより、該シ
ートボトム7後端部はシートバツク8下端部から
前方へ抜け出るとともに、第3リンク12もその
後端部を上昇させる方向(図で反時計方向)に回
動する。よつて、シートボトム7は第7図に示す
ように、上記第1,第2リンク10,11よりな
る一連リンク体と第3リンクとを2辺とし上記各
リンク10〜12の枢支点(第1〜第3支軸1
5,18,22)を3点とする三角形リンク体に
よつて跳ね上がつた状態にロツク保持されること
になる。また、その際、ハンドルレバー13の押
圧部を兼用するロツク片部13bは上記第2リン
ク11の当接部を構成する連結棒16に当接して
おり、該ハンドルレバー13を引上げた状態に保
持している。
ここにおいて、上記跳ね上げ状態のシートボト
ム7は、第1,第2リンク10,11がピン19
の思案点を若干越えた位置でストツパ部11aで
係止され且つ第1スプリング20で係止方向に付
勢された状態で略一連となる一連リンク体と第3
リンク12とからなる三角形リンク体で保持され
ているので、該シートボトム7を上方から押圧し
ても、上記一連リンク体はピン19回りの回動規
制によつて折畳まれることがなく、上記三角形リ
ンク体を保持したままとなり、シートボトム7の
ロツク保持を確実に行うことができる。
その後、上記三角形リンク体で保持されたシー
トボトム7をそのまま第1支軸15を中心にして
前方(図で反時計方向)に回動させることによ
り、第8図に示すように第3リンク12の前端部
がセツトプレート9のストツパ部9bに当接した
位置で該シートボトム7は上記三角形リンク体に
よつて起立状態にロツク保持されることになる。
ここで、上記シートボトム7の起立状態のロツ
ク保持は、上記跳ね上げ状態と同様に上記三角形
リンク体によつて確実に行われることになる。ま
た、シートボトム7の起立位置は三角形リンク体
によつて前方へ大きく移動した位置となるので、
その後、シートボトム7の跡にシートバツク8を
前方に倒しても、該シートバツク8を十分に収納
することができ、シートバツク8の背面8aを車
体6の後床面(トランクルーム下面6a)と略同
一平面状として車体6の後部空間(トランクルー
ムのスペース)の拡大化を確保することができ
る。
一方、上記起立状態のシートボトム7を通常使
用状態に戻す場合には、先ず、シートバツク8を
後方へ起こしたのち、上記引上げられた状態のハ
ンドルレバー13を第2スプリング24の付勢方
向(図で反時計方向)に回動させるよう操作部1
3aを引下げ操作すると、該ハンドルレバー13
の押圧部(ロツク片部13b,13b)が第2リ
ンク11の当接部である連結棒16を第1スプリ
ング20の付勢力に抗して第8図で反時計方向に
押圧して該第2リンク11を同方向に回動せし
め、ピン19がl線上にある思案点を越えること
により、上記一連リンク体が第1および第1リン
ク10,11に折畳まれることになり、上記三角
形リンク体によるロツク保持が解除される。そし
て、その後、上記シートボトム7を第1支軸15
を中心として後方へ回動させ、該シートボトム7
後端部をシートバツク8下端部に挿入するととも
に、シートボトム7の後端部をハンドルレバー1
3のロツク片部13b,13bをセツトプレート
9の係合孔9a,9aに係合させることによりロ
ツク係止し、通常使用状態にロツク定置されるこ
とになる。
したがつて、このようにシートボトム7を通常
使用状態および起立状態にロツク保持して、その
各状態保持を確実に行うことができるとともに、
ハンドルレバー13の回動操作によつて上記通常
使用状態および起立状態のロツク保持を解除する
ことができるので、通常使用状態から起立状態
へ、あるいは起立状態から通常使用状態への操作
が容易であり、かつ手を挟む等の事故もなく操作
安全性に優れている。しかも、シートボトム7の
前方起立状態への移行は第1〜第3リンク10〜
12よりなる三角形リンク体を介して行われるの
で、該シートボトム7跡にシートバツク8用の傾
倒スペースを十分に確保でき、該シートバツク8
の背面8aと車体6の後床面(トランクルーム下
面6a)との同一平面化による車体6の後部空間
の拡大化を可能とすることができる。
尚、本考案は上記実施例に限定されるものでは
なく、その他種々の変形例をも包含するものであ
る。例えば上記実施例では、第1,第2リンク1
0,11のピン19回りの回動制止をするストツ
パ部11aを第2リンク11に設けたが、第1リ
ンク10側に設けてもよい。また、ハンドルレバ
ー13の押圧部に当接する当接部(連結棒16)
を第1リンク10側に設けてもよく、上記実施例
と同様の作用効果を奏することができる。
また、上記実施例では、第1スプリング20に
より第1,第2リンク10,11を一連リンク体
状にしてシートボトム7を自動的に跳ね上げるよ
うにしたが、シートボトム7を手動操作により跳
ね上げるようにしてもよく、この場合、第1スプ
リング20が無くともシートボトム7の自重によ
り第2スプリング24の付勢力に抗して第1,第
2リンク10,11の一連リンク体を十分に保持
することができる。
さらに、上記ハンドルレバー13のロツク片部
13b,13bはシートボトム7の跳ね上げ時に
上記一連リンク体の当接部に当接する押圧部を兼
用させるようにしたが、該押圧部をロツク片部1
3b,13bとは別に設けてもよいのは勿論であ
る。
以上説明したように、本考案の自動車のリヤシ
ート構造によれば、シートボトムをセツトプレー
トと第1〜第3リンクとハンドルレバーとの組合
せによつて車体に前方起立自在に軸支したので、
該シートボトム跡にシートバツクを完全収納して
該シートバツク背面と車体の後床面との略同一平
面化による車体の後部空間の拡大化を図りなが
ら、シートボトムの通常使用状態および起立状態
をロツク保持して各状態保持を確実に行うことが
できるとともに、上記ハンドルレバーの回動操作
によつて上記各状態のロツク保持を解除して、通
常使用状態から起立状態へ、また、起立状態から
通常使用状態へ容易かつ簡単に操作することがで
き、操作性および操作安全性の向上を図ることが
できるなど実用上優れた効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は全体概
略図、第2図はシートボトム部分を裏面から見た
一部破断裏面図、第3図は同第2図の−線断
面図、第4図は同分解斜視図、第5図〜第8図は
それぞれ通常使用状態、跳ね上げ途中状態、跳ね
上げ状態および起立状態を示す作動説明のための
要部側面図である。 5……リヤシート、6……車体、7……シート
ボトム、8……シートバツク、9……セツトプレ
ート、9a……係合孔、10……第1リンク、1
1……第2リンク、11a……ストツパ部、12
……第3リンク、13……ハンドルレバー、13
b……ロツク片部(押圧部)、15……第1支軸、
16……連結棒(当接部)、18……第2支軸、
19……ピン、20……第1スプリング、22…
…第3支軸、24……第2スプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前端下部を車体に軸支して前方に起立自在なシ
    ートボトムと、下端部を車体に軸支して前方に傾
    倒自在なシートバツクとからなる自動車のリヤシ
    ートであつて、車体に固着され係合部を有するセ
    ツトプレートと、前端部が該セツトプレートに第
    1支軸により枢支された第1リンクと、前端部が
    上記シートボトムの前端下部に第2支軸により枢
    支され、後端部が上記第1リンクの後端部にピン
    により回動自在に枢着された第2リンクと、前端
    部が上記第1支軸に第1リンクと共に枢支され、
    後端部が上記シートボトムの前後方向略中央下部
    に第3支軸により枢支された第3リンクと、上記
    第2支軸に回動自在に枢支され、上記セツトプレ
    ートの係合部に係合するロツク片部を有し且つス
    プリングにより係合方向に回動付勢されたハンド
    ルレバーとを設け、上記第1リンクまたは第2リ
    ンクには当接部が形成されているとともにシート
    ボトムの前端部を跳ね上げたとき上記ピンが思案
    点を若干越えた位置で第1,第2リンクの該ピン
    回りのそれ以上の回動を阻止して一連リンク体状
    に保持するストツパ部が形成されている一方、上
    記ハンドルレバーにはシートボトムの前端部を跳
    ね上げたとき上記当接部に当接する押圧部が形成
    されていることを特徴とする自動車のリヤシート
    構造。
JP1982118717U 1982-08-03 1982-08-03 自動車のリヤシ−ト構造 Granted JPS5923432U (ja)

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