JP2000184930A - ポップアップ構造 - Google Patents

ポップアップ構造

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JP2000184930A
JP2000184930A JP10363099A JP36309998A JP2000184930A JP 2000184930 A JP2000184930 A JP 2000184930A JP 10363099 A JP10363099 A JP 10363099A JP 36309998 A JP36309998 A JP 36309998A JP 2000184930 A JP2000184930 A JP 2000184930A
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睦久 正木
Toru Sanbonmatsu
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基体上に回動可能に設けた前後一対の支柱に
昇降体を回動可能に取り付けてリンク機構を構成し、上
記支柱を回動させて昇降体を昇降させる場合に、昇降体
の上昇高さを大きくとっても、ポップアップ時に前後の
支柱間に形成される空間をカバーして、ポップアップ時
の外観を向上させ、かつ折り畳み時に異物を挟み込む可
能性を低減させることを目的とする。 【解決手段】 両支柱2a,2b間に遮蔽板7を取り付
け、該遮蔽板7が、支柱2a,2b間に形成される空間
の少なくとも一部を側面からカバーするように構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のセンター
コンソールボックス上に構成されるアームレストやリヤ
シートに装備されるアームレストなどに組み込んで、こ
れらアームレストなどの高さ調節機構として好適に使用
されるポップアップ構造に関し、更に詳述すると、基体
上に回動可能に設けた少なくとも前後一対の支柱に昇降
体を回動可能に取り付けてリンク機構を構成し、上記支
柱を回動させて起立させたり倒したりすることにより、
上記昇降体を上昇させたり、下降させたりするポップア
ップ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車の車内には、運転席と
助手席との間などに図21に示したようなセンターコン
ソールボックスaを設けることが行われており、最近で
はこのセンターコンソールボックスaの蓋体bにボタン
操作により昇降する昇降体(図21では図示していな
い)を設けると共に、この昇降体にアームレスト(肘
掛)eを取り付けて、上記昇降体によりこのアームレス
トeを上昇させてコンソールボックスaをアームレスト
として使用することが行われている。
【0003】このようなアームレスト兼用コンソールボ
ックスにおいて、上記昇降体を昇降させるポップアップ
構造としては、従来図22〜図24に示したものがあ
る。即ち、このポップアップ構造は、コンソールボック
スaの蓋体bを基体として、該基体b上に支柱c,dを
所定間隔離間して起倒可能に取り付け、この支柱c,d
の上端部に、アームレストeを取り付けた昇降体fを回
動可能に連結してリンク機構を構成し、上記両支柱c,
dと蓋体bに固定された支柱c,dの基部g,gとの間
にトーションスプリングh,hを配設して両支柱c,d
を起立方向に付勢すると共に、支柱c,dが倒れた折り
畳み状態(図22の状態)及び支柱c,dが起立したポ
ップアップ状態(図23の状態)でロックする長板状の
ロック片iを、上記昇降体fに前後方向(図中、左右方
向)スライド可能でかつコイルスプリングjにより前方
へと付勢された状態に、取り付けたものである。
【0004】このポップアップ構造は、図22に示され
ているように、両支柱c,dが上記トーションスプリン
グh,hの付勢力に抗して蓋体b上で倒れた折り畳み状
態では、蓋体bの上面に突設されたロック突起kの鉤状
に形成された先端部が上記ロック片iに形成されたロッ
ク穴mに係合し、上記トーションスプリングh,hの付
勢力に抗して折り畳み状態でロックされる。このとき、
上記ロック片iは上記コイルスプリングjの付勢力によ
り前方(図中、左側)移動限に位置し、その前端に突設
されたロック凸部nが前方の支柱cの上端部に形成され
た断面略直角扇状の押し込み凹部o内に挿入された状態
となっている。
【0005】この状態から、昇降体fを上昇させてアー
ムレストeを使用する場合は、上記ロック片iの前端部
から一体に延出し、上記アームレストeの前端部から突
出したロック解除片sを押圧p1する。すると、図24
(A)に示したように、上記ロック片iが後方(図中、
右側)にスライドし、該ロック片iに設けられた上記ロ
ック穴mの縁部と上記ロック突起kとの係合状態が解除
され、ロック状態が解除される。これにより、両支柱
c,dがトーションスプリングh,hの付勢力により起
立方向へと回動していき、昇降体fがリンク機構の作用
により上昇すると共に、図24(B)に示したように、
上記押圧力p1が解除されることにより上記コイルスプ
リングjの付勢力により前方(図中、左側)に移動して
いたロック片iのロック凸部nが支柱cの回動運動によ
って押し込み凹部oの内面で後方に押圧され、再びロッ
ク片iが後方へとスライドする。そして、支柱cが直立
状態まで回動した時点で支柱cの上端部内面に形成され
た係止凹部rと上記ロック凸部nが一致した状態とな
り、図23に示されているように、コイルスプリングj
の付勢力によりロック片iが再び前方(図中、左側)に
移動し、ロック凸部nが係止凹部r内に挿入されて両者
が係合し、両支柱c,dが起立したポップアップ状態で
ロックされる。
【0006】更に、このポップアップ状態から、昇降体
fを下降させて図22の折り畳み状態に戻す場合は、再
び上記ロック解除片sを押圧p2して、図24(C)に
示したように、上記ロック片iを後方(図中、右側)に
スライドさせる。これにより、該ロック片iに設けられ
た上記ロック凸部nが支柱cの係止凹部r内から抜け出
て、ロック状態が解除される。この状態で上記昇降体f
を下方へと押圧してリンク機構の作用により両支柱c,
dを後方へと回動させて倒しながら昇降体fを押し下げ
ていき、図24(D)に示したように、上記押圧力p2
が解除されることにより前方(図中、左側)に移動して
いたロック片iのロック穴mの後縁部下面側に形成され
たテーパ部に上記ロック突起kの先端部を当接させる。
この状態で、更に昇降体fを押圧p3して押し下げるこ
とにより、上記テーパ部の作用によりロック片iが一旦
後方へとスライドしてロック突起kがロック穴m内に挿
入された後、再びロック片iがコイルスプリングjの付
勢力により前方へとスライドして、図22に示されてい
るように、該ロック突起kとロック穴mとが係合し、折
り畳み状態でロックされる。
【0007】このように、このポップアップ構造によれ
ば、ロック解除片sを押圧することにより、自動的に昇
降体fを上昇させてセンターコンソールボックスaの蓋
体bに取り付けたアームレストeを良好に使用すること
ができ、使用後はロック解除片sを押圧してロック状態
を解除すると共に、昇降体fを押し下げて折り畳んでお
くことができるものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来のポップアップ構造には、昇降体fを上昇させたポッ
プアップ状態でアームレストとして使用する際、起立状
態にある両支柱c,d間の空間部が外部に露出してしま
うという問題点がある。
【0009】即ち、図22,23に一点鎖線及び二点鎖
線で示したように、通常、昇降体fに取り付けられたア
ームレストe及び蓋体bは、それぞれ樹脂シートやファ
ブリックなどの内装材からなるカバーw,xにより覆わ
れており、図22に示した折り畳み状態では、これらカ
バーw,xによって内部のポップアップ機構が隠される
ようになっているが、図23に示したポップアップ状態
では、上昇した昇降体fに取り付けられたアームレスト
eのカバーwと蓋体bのカバーxとの間に大きな隙間が
形成され、両支柱c,d間空間や内部の機構が露出して
非常に見栄えが悪いばかりでなく、昇降体fを降下させ
て折り畳む際にこの隙間に異物が挟み込まれる虞もあ
る。
【0010】この場合、上記両カバーw及びxを大きく
して折り畳み時には両カバーw及びxが重なり合うよう
にすることにより、若干の改善は可能であるが、この方
法でポップアップ時の側面全面を完全にカバーするには
おのずと限界があり、アームレストeの迫り上がり高さ
が制限され、快適に使用される高さまでアームレストe
を上昇させることができない場合がある。
【0011】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、基体上に回動可能に設けた少なくとも前後一対の支
柱に昇降体を回動可能に取り付けてリンク機構を構成
し、上記支柱を回動させて起立させたり倒したりするこ
とにより、上記昇降体を上昇させたり、下降させたりす
るポップアップ構造において、昇降体の上昇高さを大き
くとっても、ポップアップ時に前後の支柱間に形成され
る空間をカバーして、ポップアップ時の外観を向上さ
せ、かつ折り畳み時に異物を挟み込む可能性を低減する
ことができるポップアップ構造を提供することを目的と
する。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本願請求項1の発明は、基体と、一端部が該基体の
上面に回動可能に連結され、該基体の上面に起到可能に
取り付けられた少なくとも前後一対の支柱と、該支柱の
他端部に回動可能に取り付けられた昇降体と、上記支柱
が上記基体上に倒れた状態及び上記基体上に起立した状
態でそれぞれ上記支柱の回動をロックするロック手段と
を具備し、上記支柱を上記基体上に倒して上記ロック手
段によりロックした折り畳み状態から上記ロック手段に
よるロック状態を解除し、上記支柱を回動させて起立さ
せると共に、この状態で上記ロック手段によりロックし
て上記昇降体が上記基体から上昇したポップアップ状態
に保持し、またこの状態から上記ロック手段によるロッ
ク状態を解除し、上記支柱を回動させて倒すと共に、こ
の状態で上記ロック手段によりロックすることにより、
上記基板上に上記支柱が倒れた折り畳み状態に保持する
ように構成したポップアップ構造において、両端部が上
記前後の支柱に回動可能に連結された遮蔽板を有し、該
遮蔽板が、上記ポップアップ時に前後の支柱間に形成さ
れる空間の少なくとも一部を側面からカバーするように
構成したことを特徴とするポップアップ構造を提供する
ものである。
【0013】このポップアップ構造は、上述した従来の
構造と同様に、基体の上面に起倒可能に取り付けられた
少なくとも前後一対の支柱の上端部に昇降体を回動可能
に取り付けてリンク機構を構成し、上記支柱を回動させ
て起立させたり倒したりすることにより、上記昇降体を
昇降させると共に、上記各支柱が基体上に倒れた折り畳
み状態及び各支柱が起立したポップアップ状態でそれぞ
れロックするようにしたものである。
【0014】この場合、本発明のポップアップ構造にあ
っては、前後の支柱間に取り付けられた遮蔽板により、
上記ポップアップ時に前後の支柱間に形成される空間の
少なくとも一部が側面側からカバーされ、例えばコンソ
ールボックスの蓋体上に取り付けられたアームレストを
昇降する場合に、ポップアップ時に蓋体のカバーとアー
ムレストのカバーとの間に形成される隙間をこの遮蔽板
で塞ぐことができるものできるものである。
【0015】即ち、この遮蔽板は、その両端部がそれぞ
れ上記前後の支柱の中間部に回動可能に連結され、この
遮蔽板と両支柱によりリンク機構が構成されており、両
支柱の起倒運動に伴って昇降体の昇降運動と共に昇降
し、ポップアップ時にアームレストのカバーと蓋体のカ
バーとの間に形成される隙間を塞ぐと共に、折り畳み時
には倒れ込んだ支柱に沿って配置され、アームレストの
カバー及び蓋体のカバーの内側に格納することができる
ものである。
【0016】従って、本発明のポップアップ構造によれ
ば、昇降体の上昇高さを大きくとっても、ポップアップ
時に前後の支柱間に形成される空間の少なくとも一部を
カバーして、ポップアップ時の外観を向上させ、かつ折
り畳み時に異物を挟み込む可能性を低減することができ
るものである。
【0017】また、本願請求項2に記載の発明は、上記
遮蔽板と上記支柱との連結部のうち、少なくとも一方の
支柱との連結部が、回動可能でかつ略前後方向に摺動可
能であることを特徴とするものである。
【0018】この請求項2に記載のポップアップ構造に
よれば、支柱の長さが前後で異なり、昇降体のポップア
ップ時に上記支柱と上記遮蔽板との連結部の距離が前後
の支柱で異なる場合でも、上記遮蔽板の上記支柱との連
結部のうちの少なくともいずれか一方の連結部が略前後
方向へ摺動可能であるため、上記昇降体の昇降運動を円
滑に行うことができる。
【0019】なお、本発明でいう「前後」とは、ポップ
アップ時に支柱が起き上がって行く方向が「前」、折り
畳み時に支柱が倒れ込んでいく方向が「後」とする。
【0020】
【発明の実施の形態及び実施例】以下、実施例を示し、
本発明をより具体的に説明する。図1〜図8は、本発明
の一実施例にかかるポップアップ構造を備えたポップア
ップユニットを示すものであり、このポップアップユニ
ットは、図21に示したセンターコンソールボックスa
の蓋体bと該蓋体b上に設けられたアームレストeとの
間に組み込まれるもので、上記蓋体bに固定される基体
1と、この基体1上に起到可能に取り付けられた前後一
対の支柱2a,2bと、この支柱2a,2bの上端部に
回動可能に連結された略板状の昇降体3とを具備してい
る。
【0021】上記基体1は、図9〜図12に示したよう
に、略平板状の基板11の上面側一端部両隅部にそれぞ
れ軸孔121を有する断面略半円形の前方脚連結部1
2,12が突設されていると共に、他端部両隅部にそれ
ぞれ軸孔131を有する略直角扇板状の後方脚連結部1
3が突設され、かつ上面中央部には、先端部に鉤状のロ
ック爪14aが形成されたロック突起14が突設されて
いる。なお、上記後方脚連結部13の円弧状縁部は、後
述するオイルダンパー24bのピニオンギア25bが歯
合するラックギア13aとなっている。
【0022】また、上記基板11の前後方向中間部やや
前方側(図中やや左側)には、折り畳み時に後述するロ
ック体5が進入する貫通窓15が形成されていると共
に、基板11の四隅部外側には、それぞれ取付片16が
外側へと延出して形成され、この取付片16にそれぞ
れ、この基体1をセンターコンソールボックスの蓋体b
に固定するためのネジ止め用ボス16aが設けられてい
る。なお、図中15aは、上記貫通窓15の後方側縁部
中央に貫通窓15の中心へ向けて突設されたロック体係
止突起であり、この係止突起15aに後述するロック体
5の四角突片55が当接して、該ロック体5が基体1の
底面から外側へと突出することがないようになってい
る。
【0023】この基体1の上面に取り付けられた支柱2
a,2bは、図17,18に示したように、いずれも厚
肉板状の支柱本体21a,21bの下端両側部にそれぞ
れ軸挿通孔を有する脚凸部22a,22bを一体に突設
すると共に、上端両側部に軸挿通孔を有する昇降体接続
凸部23a,23bを一体に突設したものである。
【0024】これら支柱2a,2bのうち、前方(図1
〜8中左側)の支柱2aには、図17に示されているよ
うに、上記支柱本体21aの裏面側(組み付けた際に内
側となる側の面)に、互いに所定間隔離間して突設され
た一対のロック体接続突片24aが2組設けられてお
り、このロック体接続突片24a,24aに後述するロ
ック体5が取り付けられるようになっている。また、こ
の前方支柱2aの両側面には、後述する遮蔽板7の取付
突起71が連結される遮蔽板連結ボス25aが設けられ
ている。なお、図17中参照符号26aは、支柱2aが
直立状態まで回動した時に昇降体3の前端に当接して回
動運動を停止させる回動停止片である。
【0025】一方、後方(図1〜8中右側)の支柱2b
には、図18に示されているように、両側面中央部にそ
れぞれピニオンギア25bを有するオイルダンパー24
b,24bが取り付けられており、またそのやや上方に
は、後述する遮蔽板7の連結ボス72に連結される遮蔽
板取付突起26b,26bがそれぞれ突設されている。
なお、図18中参照符号27bは、支柱2bが直立状態
まで回動した時に昇降体3の後端に当接して回動運動を
停止させる回動停止片である。
【0026】ここで、上記支柱2a,2bは、上下両端
部に設けられた軸挿通孔間距離が前後の支柱2a,2b
で異なっており、前方支柱2aの軸挿通孔間距離の方が
後方支柱2bの軸挿通孔間距離よりも長く設定されてい
る。
【0027】この支柱2a,2bは、それぞれその下端
部を上記基体1の前後端部にそれぞれ回動可能に連結す
ることにより、基体1上に起倒可能に取り付けられてい
る。即ち、図5,6に示されているように、各支柱2
a,2bの脚凸部22a,22bをそれぞれ基体1の前
方脚連結部12,12(図9〜11参照)及び後方脚連
結部13,13に軸着することにより、基体1上の前後
端部にそれぞれ回動可能に取り付けられている。この場
合、上記前後脚連結部12,13と脚凸部22a,22
bとを連結している軸体4、4はそれぞれ基体1の両端
部に設けられた一対の前方脚連結部12,12の軸孔1
21間及び、一対の後方脚連結部13,13の軸孔13
1間にそれぞれ刺し通されており、この軸体4,4にそ
れぞれ取り付けられたトーションスプリング41,41
により各支柱2a,2bが基体1上で起立する方向へと
付勢されている。なお、後方の支柱2b両側面にそれぞ
れ取り付けられたオイルダンパー24bのピニオンギア
25bは、図1に示されているように,上記基体1の後
方脚連結部13,13に形成されたラックギア13a,
13aと歯合した状態となっている。
【0028】ここで、上記支柱2a,2bの内、前方の
支柱2aには、上記ロック体接続突片24a,24aに
ロック体5が取り付けられている。このロック体5は、
図19に示したように、断面楔状の基体51の一端に軸
孔52を有する一対の連結凸部53,53を所定間隔離
間して突設すると共に、他端部上面両側部にそれぞれロ
ック爪54,54を突設し、更に基体51他端中央部に
四角突片55を突設して、その上面側に該四角突片55
先端から基体51の中間部に至る直角三角形状のカム突
起56を突設したものである。なお、上記カム突起56
は長さも高さも上記ロック爪よりも大きいものである。
【0029】そして、このロック体5は、図5〜8に示
されているように、上記連結凸部53,53がそれぞれ
上記前方支柱2aのロック体接続突片24a,24a内
に挿入され、前方支柱2aの内面側に回動可能に軸着さ
れていると共に、その回動軸42に取り付けられたトー
ションスプリング43により上方(昇降体3側)へと回
動するように付勢されている。
【0030】上記両支柱2a,2bの上端部には、略板
状の昇降体3が回動可能に取り付けられている。
【0031】この昇降体3は、図13〜15に示したよ
うに、中間部で略クランク状に屈曲した板状基体31の
両側部前後端部にそれぞれビス孔を有する取付片32,
32,32,32を外方へと一体に延出形成すると共
に、前後両端下面側に軸挿通孔331a,331bを有
する断面略半円状厚肉部33a,33bを一体に形成し
たものである。
【0032】上記板状基体31の前部には表裏貫通した
3つの係止穴(ロック凹部)34a,34b,34aが
幅方向に沿って並設されており、真ん中の係止穴34b
は他の係止穴34a,34aよりも前後方向に長く形成
されている。また、この板状基体31の前部には幅方向
中間部に前後方向に沿って袋状のロック片収容空間部3
5が設けられており、上記係止穴34bはこのロック片
収容空間部35と交差している。更に、このロック片収
容空間部35の前端は板状基体31の前端面に開放して
いると共に、前端やや後方から係止穴34bの後端壁ま
での間が板状基体31の下面に開放している。また、こ
のロック片収容空間部35の後端部には板状基体31を
表裏貫通するスプリング収容穴36が形成されていると
共に、このスプリング収容穴36の後端壁にはスプリン
グ支持突起37が突設されている。
【0033】また、この昇降体3を構成する上記板状基
体31の下面前端部には、図14に示されているよう
に、上記係止穴34a,34aをそれぞれ挟んで一対の
山形突片38,38が二組突設されていると共に、上記
係止穴34a,34aの前端内面から下方へと延出して
なるロック壁39,39がそれぞれこれら山形突片3
8,38の内部を頂点部分に存して横断するように形成
されている。
【0034】この昇降体3は、その前後両端の断面略半
円状厚肉部33a,33bをそれぞれ上記支柱2a,2
bの昇降体接続凸部23a,23a間、及び23b,2
3b間に挿入してシャフト4aを用いて軸着することに
より、両支柱2a,2bの上端部に回動可能に取り付け
られている。
【0035】ここで、この昇降体3には、上記ロック片
収容空間部35内にロック片6がスライド可能に配設さ
れている。
【0036】上記ロック片6は、図16に示したよう
に、幅広の両端部をやや幅狭の中間部で一体に連結した
略長板状のもので、前端幅広部(図中左側)が操作部6
a、後端幅広部(図中右側)がロック機能部6bとなっ
ている。上記ロック機能部6bには、下面側に断面山形
に膨出したアンロックカム61、上面側へと突出した小
突起62及び上下貫通したロック穴63が前方側から後
方へと順次形成されており、更に該ロック機能部6bの
後端面には、上下両面に半円状に突出した円形の台座部
64aを介してスプリング取付凸部64が後方へと突設
されている。なお、図中参照符号65は補強リブであ
る。
【0037】このロック片6は、図1〜8に示されてい
るように、上記昇降体3のロック片収容空間部35内に
スライド可能に収容されることにより、昇降体3に取り
付けられている。このとき、ロック片6の上記小突起6
2及びロック穴63は、昇降体3の係止穴34b内に位
置していると共に、上記スプリング取付凸部64がスプ
リング収容穴36内に位置している。そして、上記スプ
リング取付凸部64と上記スプリング支持突起37との
間にコイルスプリング44が取り付けられて、ロック片
6が前方へと付勢され、上記小突起62が係止穴34b
の前端縁部に当接して前方スライド限となるようになっ
ている。
【0038】上記構成により、本実施例のポップアップ
ユニットは、上記基体1、両支柱2a,2b及び昇降体
3により4点リンク機構が構成されており、両支柱2
a,2bが回動することにより、昇降体3が昇降運動す
るようになっている。この場合本実施例のポップアップ
ユニットにおいては、上記前後の支柱2a,2bの両側
面間に、長板上の遮蔽板7,7が取り付けられている。
【0039】この遮蔽板7,7は、図20に示したよう
に,裏面一端部に取付突起71が突設されていると共
に、裏面他端部に連結ボス72が設けられた(図20
(B)参照)長板状のものである。この遮蔽板7,7
は、図1に示されているように、上記取付突起71が前
方支柱2aの遮蔽板連結ボス25aに回動可能に連結さ
れていると共に、上記連結ボス72に後方支柱2bの遮
蔽板取付突起26bが回動可能でかつ前後方向に摺動可
能に連結されて、前後支柱2a,2b間に取り付けられ
ており、これによりこの遮蔽板7と両支柱2a,2bに
より第2のリンク機構が構成されている。
【0040】なお、通常上記各部材には、軽量化と材料
節減のために、肉抜き処理が施されるが、図面ではこの
肉抜き部を省略してある。
【0041】この本実施例のポップアップユニットは、
上述したように、図21に示したセンターコンソールボ
ックスaの蓋体bとその上に設けられるアームレストe
との間に組み込まれるものであり、図3,4に示されて
いるように、基体1を蓋体bの上に載せ、特に図示して
いないが、ネジ等を基体1のネジ止用ボス16aにねじ
込むことにより、蓋体bに基体1を固定すると共に、上
記昇降体3の上にアームレストeを載せ、特に図示して
いないが、取付片32のビス孔を通してネジをアームレ
ストeにねじ込むことにより昇降体3にアームレストe
を取り付けることによって、蓋体bとアームレストeと
の間に組み込まれるものである。このとき、上記ロック
片6の前端部は、アームレストeの前端部に設けられた
貫通孔からアームレストeの外側に突出し、操作ボタン
vなどが取り付けられるようになっている。
【0042】そして、常時は図5に示したように、両支
柱2a,2bがトーションスプリング41,41の付勢
力に抗して基体1上に倒れた折り畳み状態で、上記ロッ
ク突起14のロック爪14aが上記ロック片6のロック
穴63に係合してロックされている(図1,3,5参
照)。
【0043】この状態から、昇降体3を上昇させてアー
ムレストとして使用する場合は、上記ロック片6を押圧
p1する。すると、図7(A)に示したように、上記ロ
ック片6が後方(図中、右側)にスライドし、該ロック
片6に設けられた上記ロック穴63と上記ロック突起1
4のロック爪14aとの係合状態が解除され、ロック状
態が解除される。これにより、両支柱2a,2bがトー
ションスプリング41,41の付勢力により起立方向へ
と回動していき、昇降体3がリンク機構の作用により上
昇する。そして、図7(B)に示したように、両支柱2
a,2bの回動運動に伴って、ロック体5がトーション
スプリング43の付勢力に抗して回動しながら昇降体3
の下面を後方へと摺動して行き、両支柱2a,2bが直
立状態まで回動すると、特に図示していないが、前後両
支柱2a,2bの回動停止片26a(図17参照),2
7b(図18参照)がそれぞれ昇降体3の前端及び後端
に当接して両支柱2a,2bの回動運動が停止すると共
に、このとき上記ロック体5の各ロック爪54,54が
それぞれ昇降体3のロック壁39を乗り越えて該ロック
壁39に係合する(図6参照)。これにより、図2,
4,6に示されているように、両支柱2a,2bが直立
し、昇降体3が基体1から上昇したポップアップ状態で
ロックされる。
【0044】この場合、上記トーションスプリング4
1,41の付勢力による両支柱2a,2bの回動運動
は、後方支柱2bの回動運動に連動して上記ダンパー2
4b,24bのピニオンギア25b,25bが基体1の
後方脚連結部13,13のラックギア13a,13aに
歯合して回転しながら移動することにより,上記ダンパ
ー24b,24bにより支柱2a,2bの回動速度が減
速され、ゆっくりと両支柱2a,2bが回動し、ゆっく
りと昇降体3が上昇する。また、上述したように、上記
前方支柱2aの上下両端部の軸挿通孔間距離が後方支柱
2bの上下両端部の軸挿通孔間距離よりも長く設定され
ているため、両支柱2a,2bが起立した上記ポップア
ップ時には、上記昇降体2及びこれに取り付けられたア
ームレストeは前上がりの状態となり、車両乗員の肘掛
として適した角度となり、極めて利便性に優れるもので
ある。
【0045】このように昇降体3を上昇させてアームレ
ストとして使用するとき、本実施例のポップアップユニ
ットにあっては、図4に示されているように、前後の支
柱2a,2b間に取り付けられた遮蔽板7,7により上
記ポップアップ時に前後の支柱2a,2b間に形成され
る空間の一部が両側面側からカバーされ、ポップアップ
時に蓋体bのカバーxとアームレストeのカバーwとの
間に形成される隙間がこの遮蔽板7,7で塞がれるもの
である。
【0046】即ち、この遮蔽板7,7は、その両端部が
それぞれ上記前後の支柱2a,2bの中間部に回動可能
に連結され、この遮蔽板7,7と両支柱2a,2bによ
りリンク機構が構成されており、両支柱2a,2bの起
立回動運動に伴って昇降体3の上昇運動と共に上昇し、
ポップアップ時にアームレストeのカバーwと蓋体bの
カバーxとの間に形成される隙間を塞ぐことができるも
のである。
【0047】このとき、上述のように、両支柱2a,2
bの軸挿通孔間距離が両支柱間で異なっているため、ポ
ップアップ動作時に前方支柱2bの遮蔽板連結ボス25
aと後方支柱2bの遮蔽板取付突起26bとの回動距離
が異なるが、上述したように、遮蔽板7の連結ボス72
と後方支柱2bの遮蔽板取付突起26bとが摺動可能に
連結されているため、回動距離の差をこの連結箇所が摺
動することによって吸収し、ポップアップ動作を円滑に
行うことができるものである。
【0048】更に、この図2,4,6に示されたポップ
アップ状態から、昇降体3を下降させて図1,3,5の
折り畳み状態に戻す場合は、図6に示したように、再び
上記ロック解除片62を押圧p2して、図8(A)に示
したように、上記ロック片6を後方(図中、右側)にス
ライドさせる。これにより、該ロック片6に設けられた
上記アンロックカム61が昇降体3の下面側を後方へと
移動して上記ロック体5のカム突起56を互いのカム作
用によって下方へと押圧する。これにより、ロック体5
がトーションスプリング43の付勢力に抗して下方へと
回動し、ロック体5の各ロック爪54,54と昇降体3
のロック壁39との係合状態が解消され、該ロック体5
によるロック状態が解除される。この状態で、上記昇降
体3を下方へと押圧してリンク機構の作用により両支柱
2a,2bを後方へと回動させて倒しながら昇降体3を
押し下げていき、図 8(B)に示したように、上記押
圧力p2が解除されることにより前方(図中、左側)に
移動していたロック片6のロック穴63の後端側内周縁
に形成されたテーパ部に上記基体1のロック突起14先
端のテーパ部を当接させる。この状態で、更に昇降体3
を押圧p3して押し下げることにより、上記両テーパ部
の作用によりロック片6が一旦後方へとスライドしてロ
ック突起14先端部がロック穴63内に挿入された後、
再びロック片6がコイルスプリング44の付勢力により
前方へとスライドして、図5に示されているように、該
ロック突起14のロック爪14aとロック穴63とが係
合し、図1,3,5に示された折り畳み状態でロックさ
れる。
【0049】このとき、本実施例のポップアップユニッ
トにあっては、図3に示されているように、前後の支柱
2a,2b間に取り付けられた遮蔽板7,7も両支柱2
a,2bの倒れ込み回動運動に伴って昇降体3の下降運
動と共に下降し、折り畳み時には重なり合った基体1と
昇降体3との側面を覆うように倒れ込んだ支柱2a,2
bに沿って位置し、本実施例では、基体1及び昇降体3
と共に、カバーx及びw内に格納される。なお、折り畳
み動作時も、上記ポップアップ時と同様に、遮蔽板7の
連結ボス72と後方支柱2bの遮蔽板取付突起26bと
の連結箇所が略前後方向に摺動することによって、折り
畳み動作を円滑に行うことができるものである。
【0050】このように、本実施例のポップアップユニ
ットによれば、コンソールボックスaの蓋体b上に取り
付けられたアームレストeを昇降する場合に、昇降体3
を昇降させる両支柱2a,2bの起倒運動に伴って昇降
体3の昇降運動と共に遮蔽板7,7も昇降し、ポップア
ップ時にアームレストeのカバーwと蓋体bのカバーx
との間に形成される隙間を塞ぐと共に、折り畳み時には
倒れ込んだ支柱2a,2bに沿って配置され、アームレ
ストeのカバーw及び蓋体bのカバーxの内側に格納す
ることができるものである。
【0051】従って、本実施例のポップアップユニット
によれば、昇降体3の上昇高さを大きくとっても、ポッ
プアップ時に前後の支柱2a,2b間に形成される空間
を上記遮蔽板7,7によりカバーして、ポップアップ時
の外観を向上させ、かつ折り畳み時に指を挟み込むよう
な危険を生じることのないものである。
【0052】なお、本発明のポップアップ構造は、上記
実施例に限定されるものではなく、基体1、昇降体3、
両支柱2a,2bの形状はこのポップアップユニットが
用いられる相手部材等に応じて適宜変更することがで
き、例えば上記実施例では基体1をセンターコンソール
aの蓋体bに固定し、昇降体3にアームレストeを取り
付けるように構成したが、センターコンソールaの蓋体
bを基体1として構成すると共に、昇降体3をアームレ
ストeとして構成することも可能である。また、ポップ
アップ状態及び折り畳み状態でロック/アンロックを行
うロック手段も、上記実施例のロック体5とロック片6
とを用いたものに限定されるものではなく、適宜変更す
ることができ、更にダンパーについても上記実施例とは
異なるものとしてもよく、場合によっては省略すること
もできる。その他の構成についても本発明の要旨の範囲
内で適宜変更して差し支えない。
【0053】更にまた、本発明のポップアップ構造は、
自動車のセンターコンソールボックス上に構成されるア
ームレストの昇降装置として好適に使用されるものであ
るが、本発明ポップアップ構造の用途は、これに限定さ
れるものではなく、各種椅子類の肘掛けや使用態様によ
って基体とその基体に取り付けられた部品との相対的位
置関係を変更する必要があるものに、その相対的位置関
係を変更するための構造として好適に使用することがで
きる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のポップア
ップ構造によれば、昇降体の上昇高さを大きくとって
も、ポップアップ時に前後の支柱間に形成される空間を
カバーして、ポップアップ時の外観を向上させ、かつ折
り畳み時に異物を挟み込む可能性を低減することができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるポップアップ機構を
用いたポップアップユニットの折り畳み状態を示す平面
図である。
【図2】同ポップアップユニットのポップアップ状態を
示す平面図である。
【図3】同ポップアップユニットの折り畳み状態を示す
側面図である。
【図4】同ポップアップユニットのポップアップ状態を
示す側面図である。
【図5】同ポップアップユニットの折り畳み状態を示す
断面図である。
【図6】同ポップアップユニットのポップアップ状態を
示す断面図である。
【図7】同ポップアップユニットの折り畳み状態からポ
ップアップ状態へと移行する際の中間動作を順次説明す
る部分拡大断面図である。
【図8】同ポップアップユニットのポップアップ状態か
ら折り畳み状態へと移行する際の中間動作を順次説明す
る部分拡大断面図である。
【図9】同ポップアップユニットを構成する基体を示す
平面図である。
【図10】同基体を示す側面図である。
【図11】同基体を示す断面図である。
【図12】同基体を示す底面図である。
【図13】同ポップアップユニットを構成する昇降体を
示す平面図である。
【図14】同昇降体を示す底面図である。
【図15】同昇降体を示すもので、(A)は側面図、
(B)は図13のB−B線に沿った断面図、(C)は図
13のC−C線に沿った断面図である。
【図16】同ポップアップユニットを構成するロック片
を示すもので、(A)は平面図、(B)は断面図、
(C)は側面図である。
【図17】同ポップアップユニットを構成する前方の支
柱を示すもので、(A)は正面図、(B)は背面図、
(C)は側面図、(D)は(A)のD−D線に沿った断
面図である。
【図18】同ポップアップユニットを構成する後方の支
柱を示すもので、(A)は正面図、(B)は背面図、
(C)は側面図、(D)は(A)のD−D線に沿った断
面図である。
【図19】同ポップアップユニットを構成するロック体
を示すもので、(A)は平面図、(B)は側面図であ
る。
【図20】同ポップアップユニットを構成する遮蔽板を
示すもので、(A)は平面図、(B)は背面図である。
【図21】ポップアップユニットを組み込んだセンター
コンソールボックスの一例を示す斜視図である。
【図22】従来のポップアップ構造の折り畳み状態を示
す一部を切り欠いて断面とした側面図である。
【図23】同従来のポップアップ構造のポップアップ状
態を示す一部を切り欠いて断面とした側面図である。
【図24】同従来のポップアップ構造のロック動作を説
明する拡大断面図である。
【符号の説明】
1 基体 2a,2b 支柱 3 昇降体 5 ロック体(ロック手段) 6 ロック片(ロック手段) 7 遮蔽板
フロントページの続き (72)発明者 広瀬 次男 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 原 敏宏 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 正木 睦久 兵庫県神戸市長田区浜添通4丁目1番21号 三ツ星ベルト株式会社内 (72)発明者 三本松 亨 神奈川県横浜市戸塚区舞岡町184番地1 株式会社ニフコ内 Fターム(参考) 3B087 DC03 DC04

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体と、一端部が該基体の上面に回動可
    能に連結され、該基体の上面に起到可能に取り付けられ
    た少なくとも前後一対の支柱と、該支柱の他端部に回動
    可能に取り付けられた昇降体と、上記支柱が上記基体上
    に倒れた状態及び上記基体上に起立した状態でそれぞれ
    上記支柱の回動をロックするロック手段とを具備し、上
    記支柱を上記基体上に倒して上記ロック手段によりロッ
    クした折り畳み状態から上記ロック手段によるロック状
    態を解除し、上記支柱を回動させて起立させると共に、
    この状態で上記ロック手段によりロックして上記昇降体
    が上記基体から上昇したポップアップ状態に保持し、ま
    たこの状態から上記ロック手段によるロック状態を解除
    し、上記支柱を回動させて倒すと共に、この状態で上記
    ロック手段によりロックすることにより、上記基板上に
    上記支柱が倒れた折り畳み状態に保持するように構成し
    たポップアップ構造において、両端部が上記前後の支柱
    に回動可能に連結された遮蔽板を有し、該遮蔽板が、上
    記ポップアップ時に前後の支柱間に形成される空間の少
    なくとも一部を側面からカバーするように構成したこと
    を特徴とするポップアップ構造。
  2. 【請求項2】 上記遮蔽板と上記支柱との連結部のう
    ち、少なくとも一方の支柱との連結部が、回動可能でか
    つ略前後方向に摺動可能である請求項1記載のポップア
    ップ構造。
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KR100412467B1 (ko) 자동차용 수납식 러기지 멤버 구조

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