JP3724334B2 - 暖房便座の制御方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は暖房便座の制御方法に係り、特に、節電を図るために着座時の通電を停止するようにした制御方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
洋風便座等に設けられた便座にヒータを設けた暖房便座において、節電を図るためにヒータへの通電量を低減する種々の対策がとられている。
【0003】
例えば、着座時に通電量を多くして便座温度を高くし、非着座時には通電量を少なくするものがある。しかしながら、この制御方法にあっては、便座に座ったときに冷感がある。
【0004】
そこで、人体検知センサで人体が検知されたときにのみコンデンサから大電流を流して急速に便座を加熱することも考えられているが、ヒータ容量が徒に大きくなるという短所がある。
【0005】
別の従来例として、第4図の如く、非使用時()には設定温度を低目のTとしておき、便蓋開放がセンサによって検知される()と設定温度を高目のTとし、実際に着座が検知される()と設定温度を著しく低いTとしてヒータへの通電を停止することが考えられている。
【0006】
なお、第4図では、使用者が便座から立ち上がる()と設定温度をTに戻し、便蓋が閉じられる()と、設定温度をTに下げるようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
第4図の温度制御方法によると、非使用時の通電量が少なく、しかも実際に着座しているときの通電をカットするため節電効果が大きい。しかも、着座直前に便座温度を高くするので、便座に座ったときの冷感も防止される。
【0008】
しかしながら、着座と同時に便座への通電をカットするため、着座直後から便座温度が下がり始めるという短所がある。
【0009】
本発明は着座後しばらくは便座への通電を継続させて便座を十分に暖め、その後、通電を停止して節電を図るようにした暖房便座の制御方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明(請求項1)の暖房便座の制御方法は、非使用時の設定温度Tよりも着座直前時の設定温度Tを高くし、着座後の所定期間内においてもその設定温度を該非使用時の設定温度Tよりも高く且つT 以下の所定温度とし、その後、設定温度Tを非使用時の設定温度Tよりも低くするか、又はヒータへの通電を停止する暖房便座の制御方法であって、該所定期間は、検出される便座の温度が該所定温度に達するまでの期間であることを特徴とするものである。
【0011】
本発明(請求項2)の暖房便座の制御方法は、非使用時の設定温度T よりも着座直前時の設定温度T を高くし、着座後の所定期間内においてもその設定温度を該非使用時の設定温度T よりも高く且つT 以下の所定温度とし、その後、設定温度T を非使用時の設定温度T よりも低くするか、又はヒータへの通電を停止する暖房便座の制御方法であって、該所定期間は、検出される便座の温度が該所定温度に達してから所定時間が経過するまでの期間であることを特徴とするものである。
【0012】
かかる本発明の暖房便座の制御方法によると、非使用時の通電量が少なく、しかも着座後、所定期間経過後は通電をカットするか又は著しく少なくするので、節電効果が大きい。
【0013】
しかも、着座後、しばらくは便座を加熱するように通電を行うので、便座が十分に暖まり、着座感が良好である
【0014】
発明において、設定温度をTとする着座直前時のタイミングとしては、例えば人体がセンサによって検知されたとき、あるいは便蓋の開放が検知されたときとされる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。第1図は実施の形態に係る暖房便座の制御方法を示すタイミングチャート、第2図はこの暖房便座を備えた洋風便器の斜視図である。
【0016】
洋風便器1上に上下方向回動可能な便蓋2及び便座3が設けられている。この便座2及び便蓋3は、洋風便器1の後部上面に設置されたロータンクカバー4に取り付けられている。このロータンクカバー4の前面(ただしトイレルームの壁や天井等でもよい。)には、洋風便器1の前に使用者が立った時に、またはトイレルームへ使用者が入室した時に使用者を検知して検知信号を発する人体検知センサ5が設けられている。
【0017】
便座3の下面側等には、便座3上に使用者が着座したときに着座信号を発する着座センサ6が設けられている。また、便座3の回動軸付近等には、便蓋2が図中二点鎖線に示すように開けられて起立状態となった時に開信号を発する便蓋開放検知センサ(便蓋センサ)7が設けられている。
【0018】
さらに、便座3には、ヒータ8と、便座3の表面の温度を検出する温度センサ9とが設けられている。
【0019】
各センサ5,6,7,9の検出信号はヒータ制御回路(図示略)に入力されている。このヒータ制御回路は商用電源によるヒータ8への通電をON,OFF制御する。
【0020】
第1図の通り、この実施の形態では、着座センサ6が着座を検知せず、人体検知センサ5も人体を検知していないとき()には、ヒータ8による加温目標温度を低目の設定温度T(好ましくは25〜30℃、特に好ましくは26〜28℃)とし、温度センサ9による検出温度がこのTとなるように、ヒータ8への通電を行う。
【0021】
人体検知センサ5が人体を検知するか、又は便蓋センサ7が便蓋2の開放を検知する()と、この設定温度がTに高められる。TはTよりも好ましくは2〜16℃、特に好ましくは10〜14℃高いものとされる。これにより、便座3の温度は次第に高くなる。そして、着座が検知されても()、設定温度はTのままとする。
【0022】
その後、温度センサ9の検出温度がTに達した時点()で設定温度をTに下げる。このTは、前記設定温度Tよりも好ましくは5〜30℃、特に好ましくは10〜20℃低いものとされる。これにより、ヒータ8への通電が停止され、節電が図られる。なお、ヒータ8への通電を停止すると、温度センサ9の検出温度は次第に低下するが、ぬくもりが残るので、冷たさは感取されない。
【0023】
その後、便蓋2が閉じられた時点又は人体検知センサ5で人体が検知されなくなった時点()で、再び設定温度をTに戻し、次回の洋風便器使用に備える。
【0024】
第3図は、本発明の別の実施の形態に係る暖房便座の制御方法を示すタイミングチャートである。
【0025】
この実施の形態においても、着座センサ6が着座を検知せず、人体検知センサ5も人体を検知していないとき()には、ヒータ8による加温目標温度を低目の設定温度Tとし、温度センサ9による検出温度がこのTとなるようにヒータ8への通電を行う。
【0026】
人体検知センサ5が人体を検知するか、又は便蓋センサ7が便蓋2の開放を検知する()と、この設定温度がTに高められる。これにより、便座3の温度は次第に高くなる。そして、着座が検知されても()、設定温度はTのままとする。その後、温度センサ9の検出温度がTに達しても()、なおしばらくは設定温度をTのままとする。その後、前記時点(6)から所定時間tが経過した時点()で、設定温度をTに下げる。これにより、ヒータ8への通電が停止され、節電が図られる。
【0027】
その後、便蓋2が閉じられた時点又は人体検知センサ5で人体が検知されなくなった時点()で、再び設定温度をTに戻し、次回の洋風便器使用に備える。
【0028】
なお、温度センサ9の検出温度がT に達した時点(6)からの経過時間tは2〜15分特に4〜6分が好ましく、着座した時点()からの経過時間tは0〜10分特に1〜3分が好ましい。
【0029】
このように、第1図及び第3図のタイミングチャートの通り着座後しばらくは設定温度を高目のTとすることにより、便座3が十分にぬくもったものとなり、着座感がきわめて良好になる。また、その後、ヒータ8への通電を停止することにより、節電も図ることができる。
【0030】
なお、着座()後の設定温度をTではなく、TとTとの間の温度としてもよい。
【0031】
第1,3図では、便蓋2が閉じられた時点又は人体が立去った時点()で設定温度を に戻しているが、人体が便座3から立ち上った時点()で設定温度を に戻してもよい。また、前記第4図の従来例と同様に、使用者が便座3から立ちった時点()で設定温度をTに高め、その後便蓋2が閉じられるか、人が立ち去った時点()で設定温度をTに戻すようにしてもよい。
【0032】
本発明では、設定温度をTに下げる代わりに、直ちにヒータ8への通電をカットする制御を行ってもよい。
【0033】
【発明の効果】
以上の通り、本発明によると、着座後しばらくは便座への通電を継続させて便座を十分に暖め、その後、通電を停止して節電を図るようにした暖房便座の制御方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態に係る暖房便座の制御方法のタイミングチャートである。
【図2】 図1の方法が適用される洋風便器の斜視図である。
【図3】 別の実施の形態を示すタイミングチャートである。
【図4】 従来例を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 洋風便器
2 便蓋
3 便座
4 ロータンクカバー
5 人体検知センサ
6 着座センサ
7 便蓋センサ
8 ヒータ
9 温度センサ

Claims (3)

  1. 非使用時の設定温度Tよりも着座直前時の設定温度Tを高くし、着座後の所定期間内においてもその設定温度を該非使用時の設定温度Tよりも高く且つT 以下の所定温度とし、その後、設定温度Tを非使用時の設定温度Tよりも低くするか、又はヒータへの通電を停止する暖房便座の制御方法であって、
    該所定期間は、検出される便座の温度が該所定温度に達するまでの期間であることを特徴とする暖房便座の制御方法。
  2. 非使用時の設定温度T よりも着座直前時の設定温度T を高くし、着座後の所定期間内においてもその設定温度を該非使用時の設定温度T よりも高く且つT 以下の所定温度とし、その後、設定温度T を非使用時の設定温度T よりも低くするか、又はヒータへの通電を停止する暖房便座の制御方法であって、
    該所定期間は検出される便座の温度が該所定温度に達してから所定時間が経過するまでの期間であることを特徴とする暖房便座の制御方法。
  3. 請求項1又は2において、人体検知信号又は便蓋の開放検知信号に基づいて、設定温度を非使用時設定温度Tから着座直前時設定温度Tとすることを特徴とする暖房便座の制御方法。
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