JP5691976B2 - 暖房便座装置 - Google Patents
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Description
このような制御では、暖めた便座の熱を逃がさないようにするという点で省電力の効果はあるものの、便座の使用を終了したにもかかわらず、一定時間通電状態が続くことから、必要のない電力を消費することになるという問題が生じる。
また、離座によって便蓋を閉じる制御ではなく、便座の温度が中間温度になったときに便蓋を閉じる制御のため、便座の温度が中間温度に達するまでに使用者が再着座しようとした場合には、便蓋を開ける手間を省くことができる。
図1は、実施形態にかかる暖房便座装置を備えたトイレ装置を例示する斜視模式図である。
また、図2は、実施形態にかかる暖房便座装置の制御構成を例示するブロック図である。
着座検知センサ420は、使用者の着座を検知した際には、制御部410に着座を検知した旨の信号SG3を出力する。
人体検知センサ430は、人体を検知した際には、制御部410に人体を検知した旨の信号SG1を出力する。
また、使用者は、便蓋300の自動開閉制御を行うか否かの選択を行うことができる。使用者は、選択手段600を用いて自動開閉制御を行うか、自動開閉制御によらず手動で便蓋300を開閉するかの設定を行うことができる。
制御部410は、非使用時にはヒータ210への通電を停止または通電量を小さくして便座200の着座面SLを低めの温度に設定し、使用時にはヒータ210への通電量を大きくして便座200の着座面SLを急速加熱することにより、着座面SLを適温に昇温させる即暖運転モードを実行することができる。
これらの温度のうち、設定温度HT2が最も高く、待機温度HT0が最も低い。着座可能温度HT1及び中間温度HTmは、設定温度HT2と待機温度HT0との間の温度である。
待機温度HT0は、便座200が使用されていないときの目標温度である。
着座可能温度HT1は、使用者が便座200に着座したときに冷たさを感じない温度である。例えば、着座可能温度HT1は29°程度であり、26°以上、30°以下が好適である。実施形態では、着座可能温度HT1の範囲のうち、29°を一例として説明する。着座面SLの温度としての29°は、冷感限界温度の一例である。
中間温度HTmは、便蓋300を閉じる閾値となる温度である。
図3において、横軸は時間、縦軸は着座面SLの温度である。なお、時間に対する温度の遷移に伴いヒータ210への電力供給量についても例示している。
図3では、待機モードM0において着座面SLの温度が待機温度HT0に維持されている状態からの温度遷移を例示している。
人体の検知は、人体検知センサ430及び入室検知センサ440の少なくともいずれかによって行われる。実施形態では、人体検知センサ430によって人体の検知を行う場合を例とする。
人体検知センサ430は、人体を検知した場合、その旨を示す信号SG1を出力する。一方、人体検知センサ430は、人体を検知していない場合、信号SG1を出力しないか、人体を検知していない旨を示す信号SG1を出力する。
制御部410は、人体検知センサ430で人体を検知していない場合には待機モードM0を続行する。一方、制御部410は、人体検知センサ430で人体を検知した旨の信号SG1を受信した場合、急速加熱モードM1での加熱制御を実行する。
したがって、急速加熱モードM1の途中で使用者が便座200に着座する可能性は低く、使用者は、急速昇温を体感せずにすむ。
便座200を使用しているあいだ、便座200の温度は設定温度HT2に維持される。これにより、使用者は快適に便座200を利用することができる。
先ず、参考例に係る降温制御について説明する。
図4は、保温モードからの降温制御についての参考例を説明するグラフ図である。
図4において、横軸は時間、縦軸は着座面SLの温度である。なお、時間に対する温度の遷移に伴いヒータ210への電力量についても例示している。
次に、第1実施形態に係る降温制御について説明する。
図5は、第1実施形態に係る降温制御の具体例を説明するグラフ図である。
図5において、横軸は時間、縦軸は着座面SLの温度である。なお、時間に対する温度の遷移に伴いヒータ210への電力供給量についても例示している。
図5では、保温モードM3によって着座面SLの温度が設定温度HT2に維持されている状態からの温度遷移を例示している。
第1実施形態に係る降温制御では、着座可能温度HT1を中間温度HTmとして設定している。
実線A1に示す温度変化での降温速度は、破線Bに示す温度変化での降温速度よりも遅い。したがって、タイミングF12における中間温度HTm(着座可能温度HT1)から待機温度HT0に下がるまで、両者にはΔt1の時間差が生じる。つまり、実線A1のほうが、破線Bよりも待機温度HT0に達するまでの時間がΔt1だけ遅くなる。
次に、第2実施形態に係る降温制御について説明する。
図6(a)〜(b)は、第2実施形態に係る降温制御の具体例を説明するグラフ図である。
図6(a)〜(b)において、横軸は時間、縦軸は着座面SLの温度である。なお、時間に対する温度の遷移に伴いヒータ210への電力供給量についても例示している。
図6(a)〜(b)では、保温モードM3によって着座面SLの温度が設定温度HT2に維持されている状態からの温度遷移を例示している。
第2実施形態に係る降温制御では、室温検知センサ460によってトイレの室温を検知し、この検知した室温に応じて中間温度HTmを変更する制御を行う。
制御部410は、室温検知センサ460による検知した室温が室温R1であった場合、中間温度HTm(a)を設定する。
破線A1及び実線A2では、降温速度に大きな差は生じない。しかし、実線A2のほうが、着座可能温度HT1よりも高い中間温度HTm(a)で便蓋300が閉じるため、破線A1よりも待機温度HT0に達するまでの時間がΔt2だけ遅くなる。
制御部410は、室温検知センサ460による検知した室温が室温R1よりも低い室温R2であった場合、室温R1に基づく中間温度HTm(a)よりも高い中間温度HTm(b)を設定する。
破線A1及び実線A3では、降温速度に大きな差は生じない。しかし、実線A3のほうが、着座可能温度HT1よりも高い中間温度HTm(b)で便蓋300が閉じるため、破線A1よりも待機温度HT0に達するまでの時間がΔt3だけ遅くなる。
また、第2実施形態における降温制御でも、第1実施形態と同様に便蓋300を閉じる際に報知を行うようにしてもよい。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
Claims (3)
- 便座と、
前記便座を覆う便蓋と、
前記便座を加熱する加熱部と、
前記便座の温度を検知する温度検知部と、
前記加熱部への通電量を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記便座の温度を設定温度から前記設定温度よりも低い待機温度へ移行させる際、前記温度検知部により、前記便座の温度が、前記設定温度と前記待機温度とのあいだの中間温度になったことを検知したとき、前記便蓋を閉じる制御を行うことを特徴とする暖房便座装置。 - 前記便座に使用者が着座したことを検知する着座検知部をさらに備え、
前記制御部は、
前記着座検知部により使用者の着座を検知しなくなったときは、前記加熱部への通電を停止することを特徴とする請求項1記載の暖房便座装置。 - 室温を検知する室温検知部をさらに備え、
前記制御部は、
前記室温検知部によって検知した室温に応じて前記中間温度を変更する制御を行うことを特徴とする請求項2記載の暖房便座装置。
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