JP5605677B2 - 暖房便座装置 - Google Patents
暖房便座装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5605677B2 JP5605677B2 JP2010034591A JP2010034591A JP5605677B2 JP 5605677 B2 JP5605677 B2 JP 5605677B2 JP 2010034591 A JP2010034591 A JP 2010034591A JP 2010034591 A JP2010034591 A JP 2010034591A JP 5605677 B2 JP5605677 B2 JP 5605677B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- operation mode
- toilet seat
- heating
- control unit
- time
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
また、この暖房便座装置によれば、制御部は、認識した使用頻度に基づいて、即暖運転モードと保温運転モードとのいずれかを運転モードとして選択する。そのため、使用状況に応じて省エネルギー運転に適切な運転モードを選択することができ、確実な省エネルギー運転を自動的に実行することができる。
図1は、本発明の実施の形態にかかる暖房便座装置を備えたトイレ装置を例示する斜視模式図である。
また、図2は、本実施形態にかかる暖房便座装置の要部構成を例示するブロック図である。
図3は、本実施形態の即暖運転モードにおける時間と目標温度との関係を例示するグラフ図である。
また、図4は、本実施形態の保温運転モードにおける時間と目標温度との関係を例示するグラフ図である。
なお、図3および図4に表した縦軸は、便座200の着座面の目標温度を表しており、図3および図4に表した横軸は、時間を表している。
一方、本願明細書において「非使用時」とは、前述した「使用時」以外の間をいうものとする。
図5は、本実施形態にかかる暖房便座装置の即暖運転モードと保温運転モードとの間の切替動作について説明するためのグラフ図である。
なお、図5に表した縦軸は、予測消費電力量を表しており、図5に表した横軸は、予測使用頻度を表している。予測消費電力量とは、例えば、使用頻度を識別する際の時間帯内における消費電力量の予測値である。
即暖運転モードでは、制御部410は、常時便座200を保温しておく必要がなく、使用時にのみ便座200の着座面を急速に加熱することにより、その着座面を適温に昇温させる。そのため、例えば図5に表した予測使用頻度F1のように使用頻度が比較的低い場合には、暖房便座装置100は、図5に表した実線L1(即暖運転モードの予測線)上の点P1のように、消費電力量を抑えることができる。
なお、制御部410は、暖房便座装置100の周囲温度や、便座200の設定温度や、予想される着座時間や、ある条件下において暖房便座装置100の設置現場で測定した消費電力量などに基づいて、実線L1(即暖運転モードの予測線)および実線L2(保温運転モードの予測線)を補正することができる。
ここで、保温運転モードにおける消費電力量は、暖房便座装置100の待機状態(保温状態)に支配されるため、制御部410は、使用頻度にかかわらず破線B2を実線L2と略平行に補正する。
一方、即暖運転モードにおける消費電力量は、便座200の加熱状態に支配されるため、すなわち使用頻度および温度上昇量に比例するため、制御部410は、使用頻度に応じて破線B1を補正する。その結果、破線B1と実線L1とは、互いに平行にはならない。
図6は、本実施形態にかかる暖房便座装置の動作の具体例を説明するための模式図である。
制御部410が、1日を1時間毎に区切り、その1時間毎に使用した回数の履歴を記憶した結果、1時間毎に使用した回数の累積値あるいは平均値が、例えば図6の上段に表したグラフの如くであるとする。あるいは、1時間ごとに使用した回数と、その前後の数区切りの時間に使用した回数と、の累積値あるいは平均値が、例えば図6の上段に表したグラフの如くであるとする。制御部410が履歴を記憶する日数は、例えば過去7日間などである。
本具体例では、制御部410は、過去(例えば過去数日間など)の使用時の時刻および時間を記憶し学習する。ここで、本具体例において「使用時」とは、図3および図4に関して前述した「使用時」のうちの入室検知センサ440が人体を検知してから人体を検知しなくなるまでの間、あるいは入室検知センサ440が人体を検知してから人体検知センサ430が人体を検知しなくなるまでの間をいうものとする。そして、制御部410は、記憶した使用時の時刻および時間に基づいて、現在の時刻から一定時間後までに使用される、あるいは使用開始される頻度を使用頻度として認識する。
例えば、使用者は、3日前では、時刻t3〜t4、時刻t6〜t7、および時刻t9〜t11において使用したとする。
また、例えば、使用者は、2日前では、時刻t1〜t3および時刻t10〜t13において使用したとする。
また、例えば、使用者は、1日前では、時刻t2〜t4および時刻t8〜t12において使用したとする。
使用終了時のタイミングとは、例えば、着座検知センサ420、人体検知センサ430、または入室検知センサ440が「人体検知」の状態から「人体非検知」の状態に変化したときである。
また、保温運転モードの実行中におけるタイミングとは、例えば、保温運転モードから即暖運転モードに切り替わる時間が記憶された過去のデータから予め算出され、その時間が経過したときである。あるいは、保温運転モードの実行中におけるタイミングとは、例えば、「刻み時間」が予め設定されており、その「刻み時間」が経過したときである。あるいは、保温運転モードの実行中におけるタイミングとは、例えば、制御部410がヒータ210のいわゆる「ON/OFF制御」を実行することにより目標温度に保温する場合において、ヒータ210を「ON」および「OFF」の少なくともいずれかに設定するときである。
図6および図7に関して前述した具体例では、制御部410は、例えば過去数日間や過去7日間などの使用時の時刻および時間を記憶し学習することにより使用頻度を認識したが、本具体例では、制御部410は、直近の複数回の使用時の時刻および時間に基づいて使用頻度を認識する。つまり、本具体例の動作は、図6および図7に関して前述した具体例よりも直近の使用時の時刻および時間に基づいて使用頻度を認識する。ここで、本具体例において「使用時」とは、図7に関して前述した「使用時」と同様に、入室検知センサ440が人体を検知してから人体を検知しなくなるまでの間、あるいは入室検知センサ440が人体を検知してから人体検知センサ430が人体を検知しなくなるまでの間をいうものとする。
例えば、使用者が、今日、時刻t1〜t2、時刻t3〜t4、時刻t5〜t6、および時刻t7〜t8において使用したとする。このような今日の使用状況のもとで、制御部410は、直近の複数回の記憶された使用時の時刻から、非使用時の時間の平均値あるいは重み付け平均値を算出する。つまり、制御部410は、今日の非使用時の時間である時刻t2〜t3、時刻t4〜t5、および時刻t6〜t7の間の時間の平均値あるいは重み付け平均値を算出する。そして、制御部410は、算出した平均値あるいは重み付け平均値に基づいて使用頻度を認識する。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
Claims (3)
- 着座面を加熱する加熱手段を有する便座と、
使用頻度を認識する制御部であって、非使用時には前記加熱手段への通電を停止しまたは通電量を小さくして前記着座面を加熱し、使用時には前記加熱手段への通電量を大きくして前記着座面を急速加熱することにより前記着座面を着座に適した温度へ昇温させる即暖運転モードと、非使用時および使用時において前記加熱手段への通電量を制御して前記着座面を加熱することにより前記着座面を常時着座に適した温度に保温する保温運転モードと、のいずれかを前記認識した使用頻度に基づいて運転モードとして選択し、前記選択した運転モードに基づいて前記加熱手段への通電量の制御を実行する制御部と、
を備えたことを特徴とする暖房便座装置。 - 前記制御部は、予め決定された所定の時間、前記即暖運転モードを実行した場合の消費電力量と、前記保温運転モードを実行した場合の消費電力量と、の間の大小関係が逆転する分岐点の使用頻度よりも前記認識した使用頻度が低い場合には前記即暖運転モードを運転モードとして選択し、前記分岐点の使用頻度よりも前記認識した使用頻度が高い場合には前記保温運転モードを運転モードとして選択することを特徴とする請求項1記載の暖房便座装置。
- 前記制御部は、周囲温度、又は前記便座の設定温度のデータに基づいて前記即暖運転モードを実行した場合の消費電力量及び前記保温運転モードを実行した場合の消費電力量を補正し、前記補正した消費電力量に基づいて前記分岐点を補正することを特徴とする請求項2記載の暖房便座装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010034591A JP5605677B2 (ja) | 2010-02-19 | 2010-02-19 | 暖房便座装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010034591A JP5605677B2 (ja) | 2010-02-19 | 2010-02-19 | 暖房便座装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011167383A JP2011167383A (ja) | 2011-09-01 |
JP5605677B2 true JP5605677B2 (ja) | 2014-10-15 |
Family
ID=44682118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010034591A Active JP5605677B2 (ja) | 2010-02-19 | 2010-02-19 | 暖房便座装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5605677B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5928975B2 (ja) * | 2011-10-21 | 2016-06-01 | Toto株式会社 | 暖房便座装置 |
JP5989359B2 (ja) * | 2012-02-29 | 2016-09-07 | 株式会社Lixil | センサ装置及び便座装置 |
JP5993331B2 (ja) * | 2013-03-21 | 2016-09-14 | アイシン精機株式会社 | 温水洗浄装置 |
JP7314534B2 (ja) * | 2019-03-08 | 2023-07-26 | 株式会社アイシン | 便座装置 |
JP7268531B2 (ja) * | 2019-08-13 | 2023-05-08 | Toto株式会社 | 便座装置および節電量報知システム |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4556279B2 (ja) * | 1999-09-29 | 2010-10-06 | Toto株式会社 | 衛生装置 |
JP2008073149A (ja) * | 2006-09-20 | 2008-04-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 暖房便座とそれを備えた衛生洗浄装置 |
-
2010
- 2010-02-19 JP JP2010034591A patent/JP5605677B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011167383A (ja) | 2011-09-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5605677B2 (ja) | 暖房便座装置 | |
EP2882058A1 (en) | Power control device and instrument comprising same | |
WO2010041443A1 (ja) | 便座装置 | |
JP2007007016A (ja) | 便座装置 | |
JP2008073149A (ja) | 暖房便座とそれを備えた衛生洗浄装置 | |
JPH11293740A (ja) | トイレ装置 | |
JP2010255270A (ja) | トイレ装置、その制御方法、およびプログラム | |
JP5522429B2 (ja) | 暖房便座装置 | |
JP2018053443A (ja) | 温水洗浄便座装置 | |
JP5691975B2 (ja) | 暖房便座装置 | |
JP5812515B2 (ja) | 暖房便座装置 | |
JP2009086747A (ja) | 制御装置及びそれを有する便器装置 | |
JP2010233793A (ja) | 暖房便座装置 | |
JP7104888B2 (ja) | 暖房便座装置 | |
JP2007117243A (ja) | 暖房便座 | |
JP2010185214A (ja) | 衛生洗浄装置 | |
JP5268028B2 (ja) | 暖房便座装置 | |
JP5691976B2 (ja) | 暖房便座装置 | |
JP2009165684A (ja) | 便座装置 | |
JP2015181695A (ja) | 暖房便座装置 | |
JP7104889B2 (ja) | 暖房便座装置 | |
JP5691974B2 (ja) | 暖房便座装置 | |
JP5704433B2 (ja) | 暖房便座装置 | |
JP6212958B2 (ja) | 温水洗浄装置 | |
JP5605747B2 (ja) | 便座装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20130125 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20131016 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20131213 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140801 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140814 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 5605677 Country of ref document: JP |