JP2018053443A - 温水洗浄便座装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】温水ヒータの消費電力を抑制つつ温水洗浄を快適に使用させる。【解決手段】使用者による洗浄水の使用水量Qを学習し、温度ムラのある貯留タンク34内の洗浄水のうち、使用水量Q分の洗浄水を設定温度Tsで保温するための保温温度Thを設定し、温水温度センサ21により検出される洗浄水温度が保温温度Thとなるよう温水ヒータ35を制御する。このため、洗浄水の保温温度Thを、使用者による洗浄水の使用水量Qに応じた適切な温度とすることができるから、温水ヒータ35の消費電力を抑えつつ温水洗浄を快適に使用させることができる。【選択図】図6

Description

本発明は、温水洗浄便座装置に関する。
従来、この種の温水洗浄便座装置として、使用者の不存在を検知すると洗浄水の温度を第1の制御温度よりも低い第2の制御温度となるよう制御し、使用者の存在を検知すると洗浄水の温度を第2の制御温度から第1の制御温度となるよう制御するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この温水洗浄便座装置は、時間帯毎に使用者の使用回数をカウントして時間帯毎の使用頻度を学習し、使用頻度に応じて第2の制御温度を変更している。また、内部に温水ヒータが配置された温水タンクに洗浄水が貯留されており、温水タンク内に配置された温度センサにより洗浄水の温度が管理されている。
特開2000−104315号公報
上述した温水洗浄便座装置は、使用者の存在を検知すると洗浄水の温度を第2の制御温度から第1の制御温度となるよう制御するものであるが、使用者によって洗浄に必要な洗浄水の量は異なるものといえる。このため、温水タンク内の洗浄水全体を第1の制御温度以上に昇温するものとすると、洗浄水を必要以上に昇温することになる場合がある。
本発明の温水洗浄便座装置は、温水ヒータの消費電力を抑制しつつ温水洗浄を快適に使用させることを主目的とする。
本発明の温水洗浄便座装置は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の温水洗浄便座装置は、
入水口から入水した洗浄水を貯留して出水口から出水する貯留部と、
前記貯留部内の洗浄水を加温する温水ヒータと、
前記温水ヒータを制御する制御手段と、
を備え、前記貯留部から出水される洗浄水を使用者の局部に噴射する温水洗浄便座装置であって、
前記制御手段は、使用者による洗浄水の使用水量を学習し、学習した前記使用水量に基づいて前記温水ヒータを制御する
ことを要旨とする。
本発明の温水洗浄便座装置は、使用者による洗浄水の使用水量を学習し、学習した使用水量に基づいて、貯留部内の洗浄水を加温する温水ヒータを制御する。これにより、必要な分の洗浄水を適切な温度として温水洗浄に用いることができる。この結果、温水ヒータの消費電力を抑制しつつ温水洗浄の快適な使用を可能とすることができる。なお、制御手段は、学習した使用水量が少ない場合には多い場合に比して、貯留部内の洗浄水の温度が低くなる傾向で温水ヒータを制御するものとしてもよい。
本発明の温水洗浄便座装置において、前記制御手段は、前記使用水量分の洗浄水を所定の設定温度まで昇温するために必要な電力により前記温水ヒータを制御するものとしてもよい。こうすれば、必要な分の洗浄水を過不足なく温めて、温水洗浄に用いることができる。
おしり洗浄とビデ洗浄とを行う本発明の温水洗浄便座装置において、前記使用水量は、おしり洗浄で使用する水量であるおしり洗浄使用水量とビデ洗浄で使用する水量であるビデ洗浄使用水量とを含み、前記制御手段は、前記おしり洗浄使用水量と前記ビデ洗浄使用水量とを区別して学習し、学習した前記おしり洗浄使用水量に基づいて前記温水ヒータを制御するものとしてもよい。こうすれば、おしり洗浄に必要な分の洗浄水を確実に温めて温水洗浄に用いることができる。
おしり洗浄とビデ洗浄とを行う本発明の温水洗浄便座装置において、前記温水洗浄便座装置が使用者により使用される時間帯に関する情報を取得する時間帯情報取得手段を備え、前記制御手段は、前記おしり洗浄使用水量と前記ビデ洗浄使用水量とを前記時間帯に対応付けて学習し、前記時間帯毎のおしり洗浄とビデ洗浄の使用状況に基づいて、前記時間帯毎に、前記おしり洗浄使用水量か前記ビデ洗浄使用水量のいずれかに基づいて前記温水ヒータを制御するものとしてもよい。こうすれば、時間帯毎に必要な洗浄の使用水量に応じて温水ヒータを適切に制御することができる。
本発明の温水洗浄便座装置において、便座への使用者の着座を検知する着座検知手段を備え、前記制御手段は、前記着座検知手段により使用者の着座が検知されている場合には、学習した前記使用水量分の洗浄水を所定の設定温度とするための保温温度で前記温水ヒータを制御し、前記着座検知手段により使用者の着座が検知されていない場合には、前記保温温度よりも低い待機温度で前記温水ヒータを制御するものとしてもよい。こうすれば、温水洗浄便座装置が使用されていない間は、洗浄水の温度を待機温度として、温水ヒータの消費電力をさらに抑えることができる。
本発明の温水洗浄便座装置において、前記貯留部は、前記入水口と前記出水口とが高さ方向の異なる位置に設けられており、前記貯留部内の所定の高さ位置に配置される第1の水温検出手段と、前記第1の水温検出手段よりも上方に配置される第2の水温検出手段とを備えるものとしてもよい。こうすれば、一の水温検出手段により洗浄水の温度を検出するものに比して、貯留部内の洗浄水の温度をより精度よく検出することができるから、温水ヒータをより適切に制御することができる。
便器1に取り付けられる温水洗浄便座装置10の外観を示す外観斜視図である。 便座装置本体12の構成を示す構成図である。 リモートコントロール装置18の正面図である。 温水噴射制御処理の一例を示すフローチャートである。 温水ヒータ制御処理の一例を示すフローチャートである。 使用水量Qと保温温度Thとの関係の一例を示す説明図である。 変形例の温水噴射制御処理を示すフローチャートである。 変形例の温水ヒータ制御処理を示すフローチャートである。 変形例の貯留タンク134を示す構成図である。
本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、便器1に取り付けられる温水洗浄便座装置10の外観を示す外観斜視図であり、図2は、便座装置本体12の構成を示す構成図であり、図3は、リモートコントロール装置18の正面図である。実施例の温水洗浄便座装置10は、図1に示すように、便器1の上面に取り付けられ、便座装置本体12と、便座装置本体12に対して開閉可能に支持された便座14と、便座装置本体12に対して開閉可能に支持された便蓋16と、使用者による各種操作が可能なリモートコントロール装置(以下、リモコン)18とを備える。
便座装置本体12は、図2に示すように、給水源からの給水を通過または停止させる止水弁32と、止水弁32を通過した洗浄水を貯留する貯留タンク34と、貯留タンク34からの洗浄水の流量を調整する流量調整弁36と、流量調整弁36から出力された洗浄水の流路を切り替える流路切替弁38と、人体の局部に向けて洗浄水を噴射するノズル39(おしり洗浄ノズル39a,ビデ洗浄ノズル39b)と、便座装置本体12の各部を制御する制御装置20と、を備える。また、便座装置本体12は、貯留タンク34内の下部に配置され洗浄水(温水)の温度を検出する温水温度センサ21と、流量調整弁36から出力される流量を検出する流量センサ22と、便座14への使用者の着座を検知する赤外線式の着座検知センサ23と、時間を計測する計時タイマ24と、年月日や時分秒などの時刻情報を出力するRTC(リアルタイムクロック)25と、を備える。なお、便座装置本体12は、この他に、便座14を加温するための便座ヒータなどを備える。
貯留タンク34は、止水弁32を通過した洗浄水が入水する入水口34aがタンク下部に形成されると共に流量調整弁36に向けて洗浄水が出水する出水口34bがタンク上部に形成されている。また、貯留タンク34は、入水口34aが形成された下部側に、貯留している洗浄水を加温するための温水ヒータ35が設けられた、いわゆる貯湯式のタンクとして構成されている。温水ヒータ35は、所定時間(数分から十数分程度)で貯留タンク34内の洗浄水を所定温度まで加温可能なヒータとして構成され、例えば400W程度の定格出力を有する。この貯留タンク34では、温水ヒータ35により温められた洗浄水が上方に移動して、上部側と下部側とで温度ムラが生じるものとなる。また、出水口34bが上部側に形成されているため、水温の高い上部側の洗浄水から出水可能となっている。
リモコン18は、図3に示すように、おしり洗浄の開始を指示するおしりスイッチ18aと、ビデ洗浄の開始を指示するビデスイッチ18bと、おしり洗浄やビデ洗浄の停止を指示する止スイッチ18cと、洗浄水の水勢の強弱を設定する水勢設定スイッチ18dと、洗浄位置の前後を設定する洗浄位置設定スイッチ18eと、洗浄水の設定温度Tsの高低を設定する水温設定スイッチ18fと、多量の洗浄水での便器内洗浄を指示する大洗浄スイッチ18gと、少量の洗浄水での便器内洗浄を指示する小洗浄スイッチ18hとを備える。
制御装置20は、CPU20aを中心としたマイクロプロセッサとして構成され、CPU20aの他にROMやRAMなどを備える。制御装置20には、リモコン18からの操作信号や温水温度センサ21からの検出信号(洗浄水温度)、流量センサ22からの検出信号(流量)、着座検知センサ23からの検知信号、計時タイマ24の計測時間、RTC25の時刻情報などが入力される。また、制御装置20からは、止水弁32への駆動信号や貯留タンク34の温水ヒータ35(ヒータスイッチ)への駆動信号、流量調整弁36への駆動信号、流路切替弁38への駆動信号、ノズル39(39a,39b)を前後に進退させる図示しないモータへの駆動信号、便座ヒータ(ヒータスイッチ)への駆動信号などが出力される。なお、制御装置20は、温水温度センサ21から検出された洗浄水温度と、目標温度(水温設定スイッチ18fにより設定された設定温度Tsに基づく後述する保温温度Thなど)との偏差に基づいて、フィードバック制御によりヒータスイッチをスイッチング制御することにより温水ヒータ35を駆動制御する。
次に、こうして構成された温水洗浄便座装置10の動作について説明する。図4は、温水噴射制御処理の一例を示すフローチャートである。このルーチンは、便座装置本体12の電源が投入されている場合に制御装置20のCPU20aにより実行される。
この温水噴射制御処理では、制御装置20は、まず、着座検知センサ23からの検知信号に基づいて便座14への使用者の着座が検知されたか否かを判定し(S100)、着座が検知されていないと判定すると、そのまま本処理を終了する。また、S100で便座14への着座が検知されたと判定すると、RTC25の時刻情報(現在時刻)から現在の時間帯を取得する(S110)。S110では、例えば、一日24時間をいくつかに分けた時間帯を予め定めておき、現在時刻がいずれの時間帯にあるかを取得する。時間帯の具体例としては、一日24時間を、午前0時から午前6時までの時間帯(深夜時間帯)、午前6時から午前12時までの時間帯(朝時間帯)、正午から午後6時までの時間帯(昼時間帯)、午後6時から午後12時までの時間帯(夜時間帯)の4つの時間帯などに分けるものが挙げられる。勿論、4つの時間帯に区分する各時間は例示であり均等に分けるものには限られず、また、2つや3つの時間帯や5つ以上の時間帯に分けるものとしてもよい。
次に、制御装置20は、リモコン18のおしりスイッチ18aが操作されるか(S120)、ビデスイッチ18bが操作されるのを待つ(S130)。S120でおしりスイッチ18aが操作されると(リモコン信号を受信すると)、おしり洗浄を開始し(S140)、S130でビデスイッチ18bが操作されると(リモコン信号を受信すると)、ビデ洗浄を開始する(S150)。また、S140またはS150で洗浄を開始すると、流量センサ22からの検知信号に基づいて洗浄水の流量qを取得しながら(S160)、リモコン18の止スイッチ18cが操作されるのを待つ(S170)。そして、止スイッチ18cが操作されると、実行中のおしり洗浄やビデ洗浄を終了する(S180)。
S180で洗浄を終了すると、着座検知センサ23からの検知信号に基づいて便座14からの使用者の退座が検知されたか否かを判定する(S190)。なお、S190では、便座14からの退座が所定時間に亘り検出されたことを判定するものなどとしてもよい。便座14からの退座が検知されたと判定すると、流量qを積算することにより今回の洗浄における使用者の使用水量を算出し(S200)、S110で取得した時間帯と、おしり洗浄かビデ洗浄の種別と、使用水量とを対応付けてRAMの所定領域に登録して(S210)、本処理を終了する。このように、実施例では、流量センサ22により検知される流量qに基づく使用水量を、使用された時間帯と、おしり洗浄かビデ洗浄の洗浄種別とに対応付けて取得(学習)するのである。
次に、貯留タンク34の温水ヒータ35を制御する処理について説明する。図5は、温水ヒータ制御処理の一例を示す説明図である。この温水ヒータ制御処理では、制御装置20は、まず、温水ヒータ35の目標温度の設定変更が必要であるか否かを判定する(S300)。ここで、例えば、リモコン18の水温設定スイッチ18fにより洗浄水の設定温度Tsの設定が変更された場合や、図4の温水噴射制御処理において登録された使用水量の登録数(取得数)が例えば十数個から数十個程度の一定数となった場合に、設定変更が必要であると判定する。後者の要件は、使用水量の計測数が少ないことによる目標温度の設定精度の低下を防止するためである。次に、RTC25の時刻情報(現在時刻)から現在の時間帯を取得し(S310)、現在の時間帯に対応付けられた使用水量とおしり洗浄またはビデ洗浄の種別とをRAMの所定領域から取得する(S320)。続いて、おしり洗浄に対応付けられた使用水量の登録数が所定数以上であるか否かを判定する(S330)。この判定は、現在の時間帯においておしり洗浄が所定数(所定回数)以上行われているか否かを判定するものとなる。また、所定数としては、現在の時間帯が、おしり洗浄が殆ど行われない時間帯であるか否かを判定するための数(例えば、数個)などが定められている。S330でおしり洗浄に対応付けられた使用水量が所定数以上であると判定すると、おしり洗浄の使用水量の代表値としての使用水量Qを算出する(S340)。S340の使用水量Qは、所定数以上のおしり洗浄の使用水量の平均値や最頻値、中央値などとすることができ、使用者のおしり洗浄に必要な水量となる。一方、S330でおしり洗浄に対応付けられた使用水量の登録数が所定数以上でないと判定すると、この時間帯では殆どおしり洗浄が行われないから、ビデ洗浄の使用水量に基づいて、ビデ洗浄の使用水量の代表値としての使用水量Qを算出する(S350)。S350の使用水量Qは、ビデ洗浄の使用水量の平均値や最頻値、中央値などとすることができ、使用者のビデ洗浄に必要な水量となる。
こうして使用水量Qを算出すると、現在の洗浄水の設定温度Tsを取得する(S360)。この設定温度Tsは、リモコン18の水温設定スイッチ18fの操作により設定された温度である。この設定温度Tsと、S340またはS350で算出した使用水量Qとに基づいて、保温温度Thを設定し(S370)、温水温度センサ21により検出される洗浄水温度が保温温度Thとなるように温水ヒータ35を制御して(S410)、本処理を終了する。ここで、上述したように、貯留タンク34は、上部側と下部側とで洗浄水の温度にムラがあり、上部側の洗浄水が下部側の洗浄水よりも温度が高いものとなっている。また、温水温度センサ21は、貯留タンク34内の下部に配置されており、温水温度センサ21により検出された温度が設定温度Tsよりも低くても上部側の洗浄水の温度は設定温度Tsに達している場合がある。また、出水口34bは、上部側に形成されているから、洗浄時には貯留タンク34内の洗浄水のうち温度の高い上部側の洗浄水から使用される。さらに、本実施形態では、洗浄時に必要な水量である使用水量Qを学習している。これらのことから、貯留タンク34内の洗浄水のうち上部側の使用水量Q(使用水量Qに相当する水量)の洗浄水が設定温度Tsとなるように温水ヒータ35を制御すれば、洗浄時に設定温度Tsの洗浄水の供給を可能としつつ過剰な加温を抑制することができる。そこで、本実施形態では、上部側の使用水量Qを設定温度Tsとするための保温温度Th(温水ヒータ35の目標温度)と使用水量Qとの関係を、設定温度Ts毎に予め実験などにより求めて制御装置20のROMなどに記憶しておき、使用水量Qと設定温度Tsとが得られると、記憶しているマップを参照して保温温度Thを設定するものとした。
図6は、使用水量Qと保温温度Thとの関係の一例を示す説明図である。図6(a)に示すように、使用水量Qが比較的少ない場合には保温温度Thが比較的低い温度に定められ、図6(b)に示すように、使用水量Qが比較的多い場合には保温温度Thが比較的高い温度に定められる。このように、保温温度Thは、使用水量Qが少ないほど低くなる傾向に定められるものとなり、貯留タンク34内の全ての洗浄水を設定温度Tsで保温する場合に比べて低い温度とすることができる。なお、制御装置20は、こうして保温温度Thを設定すると、温水温度センサ21により検出される洗浄水温度が保温温度Thとなるように温水ヒータ35を制御する。例えば、温水温度センサ21により検出される洗浄水の現在温度を取得し、使用水量Qを保温温度Thまで昇温する熱量の供給に必要となる温水ヒータ35の電力に基づいて、温水ヒータ35を通電制御することなどが行われる。
以上説明した本実施例の温水洗浄便座装置10は、使用者による洗浄水の使用水量Qを学習し、貯留タンク34内の洗浄水のうち使用水量Q分の洗浄水を保温するための保温温度Thを設定し、温水温度センサ21により検出される洗浄水温度が保温温度Thとなるよう温水ヒータ35を制御する。このため、洗浄水の保温温度Thを、使用者の洗浄に必要な使用水量Q分の洗浄水を温めるのに適した温度とすることができるから、温水ヒータ35の消費電力を抑えつつ温水洗浄を快適に使用させることができる。
また、温水洗浄便座装置10は、おしり洗浄による使用水量Qと、ビデ洗浄による使用水量Qとを区別して学習するから、おしり洗浄に必要な使用水量Qに応じた適切な保温温度Thとすることができる。また、時間帯に対応付けて使用水量Qを学習しておき、おしり洗浄の登録数が所定数以上であるためにおしり洗浄の使用頻度が比較的高い時間帯では、おしり洗浄に必要な使用水量Qに応じた適切な保温温度Thとし、おしり洗浄の登録数が所定数未満であるためにおしり洗浄の使用頻度が比較的低い時間帯では、ビデ洗浄に必要な使用水量Qに応じた適切な保温温度Thとするから、時間帯毎に適切な保温温度Thを設定することができる。
実施例では、流量センサ22により取得される流量qに基づいて使用水量を取得したが、これに限られるものではない。例えば、おしり洗浄やビデ洗浄の単位時間当りの流量は、リモコン18の水勢設定スイッチ18dにより設定される水勢に基づいて定まるから、設定されている水勢と洗浄時間とに基づいて使用水量を取得するものとしてもよい。なお、洗浄時間は、計時タイマ24により計測した時間を用いればよい。
実施例では、スイッチ操作(おしりスイッチ18aかビデスイッチ18b)に基づいておしり洗浄の使用水量かビデ洗浄の使用水量のいずれかを取得したが、これに限られるものではない。例えば、使用者が便座14に着座している時間に基づいておしり洗浄の使用水量かビデ洗浄の使用水量のいずれかを取得してもよい。例えば、着座している時間が長ければおしり洗浄の使用水量を取得し、着座している時間が短ければビデ洗浄の使用水量を取得するものなどとしてもよい。
実施例では、おしり洗浄に必要な使用水量とビデ洗浄に必要な使用水量とを区別して学習(取得)し、時間帯毎のおしり洗浄の登録数が所定数以上であるか否かに基づいておしり洗浄の使用水量Qまたはビデ洗浄の使用水量Qのいずれかに基づく保温温度Thを設定するものとしたが、これに限られるものではない。例えば、おしり洗浄の使用水量Qに基づく保温温度Thとビデ洗浄の使用水量Qに基づく保温温度Thとのうちいずれを設定するかを、使用者が時間帯毎に設定可能としてもよいし、時間帯毎に予め定められているものとしてもよい。時間帯毎に予め定められている場合には、例えば、前述した4つの時間帯のうち、朝時間帯はおしり洗浄の使用水量Qに基づく保温温度Thを設定し、それ以外の時間帯はビデ洗浄の使用水量Qに基づく保温温度Thを設定するものなどとしてもよい。また、時間帯毎に予め定められている場合には、各時間帯で保温温度Thの設定に必要となる洗浄種別の使用水量のみを学習するものなどとしてもよい。あるいは、時間帯を区別することなく、全時間帯で共通の使用水量Qに基づく保温温度Thを設定してもよい。その場合、おしり洗浄の使用水量Qに基づく保温温度Thを設定してもよいし、ビデ洗浄の使用水量Qに基づく保温温度Thを設定してもよいし、おしり洗浄やビデ洗浄を区別することなく学習した全ての使用水量Qに基づく保温温度Thを設定してもよい。
実施例では、おしり洗浄の使用水量Qまたはビデ洗浄の使用水量Qのいずれかに基づく保温温度Thを設定するものとしたが、これに限られるものではない。例えば、設定対象の時間帯におけるおしり洗浄の登録数が所定数以上でなく、ビデ洗浄の登録数も所定数以上でない場合には、その時間帯ではトイレが殆ど使用されていないと判断して、保温温度Thを最低保温温度Thminに設定するものなどとしてもよい。この最低保温温度Thminは、例えば温水ヒータ35をオフすることができる温度などに設定することができる。
実施例では、入水口34aがタンク下部に形成されると共に出水口34bがタンク上部に形成された貯留タンク34を例示したが、これに限られず、入水口34aと出水口34bとが高さ方向の異なる位置に形成されているものであればよい。あるいは、入水口34aと出水口34bとが高さ方向の同じ位置に形成されているものなど、入水口34aと出水口34bとがどのような位置関係であってもよい。
実施例では、温水温度センサ21により検出される洗浄水温度が保温温度Thとなるよう温水ヒータ35を制御するものとしたが、これに限られず、保温温度Thよりも低い待機温度Ttとなるよう温水ヒータ35を制御するものとしてもよい。このようにする場合の変形例の温水噴射制御処理を図7に示し、変形例の温水ヒータ制御処理を図8に示す。変形例の温水噴射制御処理や温水ヒータ制御処理では、実施例と同じ処理には同じステップ番号を付して、その詳細な説明は省略する。
図7の温水噴射制御処理では、制御装置20は、S100で使用者の着座を検知すると、S110で現在の時間帯を取得して、計時タイマ24による経過時間Tの計測を開始する(S115)。次に、S140でおしり洗浄を開始するかS150でビデ洗浄を開始すると、計時タイマ24による経過時間Tの計測を終了し、着座してから洗浄を開始するまでの洗浄開始時間として取得する(S155)。即ち、経過時間Tを、使用者が着座してからおしり洗浄を開始するまでの洗浄開始時間、または、使用者が着座してからビデ洗浄を開始するまでの洗浄開始時間として取得する。そして、S190で使用者の退座を検知し、S200で使用水量を算出すると、時間帯とおしり洗浄かビデ洗浄の種別と使用水量と洗浄開始時間とを対応付けてRAMの所定領域に登録して(S210a)、本処理を終了する。
図8の温水ヒータ制御処理では、制御装置20は、S300で保温温度Thや後述する待機温度Ttの設定が必要であると判定すると、S310で取得した現在の時間帯に対応付けて登録されている使用水量とおしり洗浄かビデ洗浄の種別と洗浄開始時間とを取得する(S320a)。そして、S330でおしり洗浄の登録数が所定数以上であると判定し、S340でおしり洗浄の使用水量Qを算出すると、おしり洗浄の洗浄開始時間から昇温時間tを算出する(S345)。また、S330でおしり洗浄の登録数が所定数以上でないと判定し、S350でビデ洗浄の使用水量Qを算出すると、ビデ洗浄の洗浄開始時間から昇温時間tを算出する(S355)。S345では、おしり洗浄の洗浄開始時間、即ち、使用者が着座してからおしり洗浄を開始するまでの時間の平均値や最頻値、中央値などを昇温時間tとして算出し、S355では、ビデ洗浄の洗浄開始時間、即ち、使用者が着座してからビデ洗浄を開始するまでの時間の平均値や最頻値、中央値などを昇温時間tとして算出する。
そして、S340またはS350で算出した使用水量QとS360で取得した設定温度Tsとに基づいてS370で保温温度Thを設定すると、S345またはS355で算出した昇温時間tにおける昇温量ΔTを算出する(S380)。昇温量ΔTは、例えば、温水ヒータ35の加温能力に基づく単位時間当りの昇温量ΔTuに、使用者が便座14に着座してから洗浄を開始するまでの洗浄開始時間である昇温時間tを乗じることで算出することができる。なお、単位時間当りの昇温量ΔTuは、温水ヒータ35を駆動してからの貯留タンク34内の洗浄水の温度の時間変化を実測した実測結果に基づいて予め定めた値とすることもできる。昇温量ΔTを算出すると、算出した昇温量ΔTを保温温度Thから減じることにより待機温度Ttを設定する(S390)。
こうして待機温度Ttを設定するか、S300で温度設定が必要でないと判定すると、着座検知センサ23からの検知信号に基づいて便座14への使用者の着座が検知されているか否かを判定する(S400)。便座14への着座が検知されていると判定すると、温水温度センサ21により検出される洗浄水温度が保温温度Thとなるように温水ヒータ35を制御して(S410)、本処理を終了する。一方、S400で便座14への着座が検知されていないと判定すると、温水温度センサ21により検出される洗浄水温度が保温温度Thとなるように温水ヒータ35を制御して(S420)、本処理を終了する。これにより、使用者が着座してから洗浄を開始するまでの間(洗浄開始時間、昇温時間tの間)に、温水ヒータ35により待機温度Ttから保温温度Thまで昇温することができる。このため、使用者が温水洗浄便座装置10を使用していないときには待機温度Ttで待機させておき、使用者が便座14に着座すると待機温度Ttから保温温度Thまで上昇させ、使用者により洗浄開始が指示されるときには貯留タンク34内の上部側から設定温度Tsの洗浄水を出水させてノズル39から噴射させることができる。これにより、温水ヒータ35の消費電力をより一層抑制しつつ、温水洗浄の快適性を確保することができる。
実施例では、貯留タンク34内に一つの温水温度センサ21が設けられるものとしたが、これに限られるものではない。例えば、図9の変形例の貯留タンク134に示すように、貯留タンク134内の温水ヒータ35の上部近傍位置に配置される第1の温水温度センサ121(第1の水温検出手段)と、その第1の温水温度センサよりも上方に配置される第2の温水温度センサ122(第2の水温検出手段)との二つの温水温度センサが設けられるものとしてもよい。このようにすれば、第1の温水温度センサ121により保温温度Thとなるように温水ヒータ35を制御しつつ、第2の温水温度センサ122により上部側の使用水量Qの洗浄水が設定温度Tsとなったことを確実に検知することができるから、温水ヒータ35をより適切に制御することが可能となる。なお、二つに限られず、上下に三以上の複数の温水温度センサが設けられるものとしてもよい。
実施例では、貯留タンク34内が特に区画されていないものとしたが、これに限られるものではなく、貯留タンク内が複数に区画されているものとしてもよい。例えば、貯留タンク内を上部と下部とに区画すると共に、弁(例えば逆止弁)が開状態で下部側から上部側へ洗浄水が流入するよう構成されたセパレータを設けるものとしてもよい。そして、温水ヒータ35により温められた温水が上部側に貯留されると、上部側と下部側とを遮断して温水を上部側に貯留しておくものなどとする。このようにすることで、必要な使用水量分の温水を待機温度Ttで保温する際の温度ムラを抑制することができる。また、セパレータよりも上部側に、定格出力の小さな保温用のヒータを設けて構成するものとしてもよい。こうすれば、上部側に貯留している洗浄水を待機温度Ttで保温し続けることが可能となる。さらに、必要な使用水量に応じてセパレータが上下に移動するよう構成するものとしてもよい。
実施例では、使用者を区別することなく取得(学習)した使用流量Qを用いて温水ヒータ35を制御するものとしたが、これに限られるものではない。例えば、使用者の特徴を取得する特徴取得装置を設けておき、使用者を区別して使用流量Qを学習し、流量が最も多いあるいは予め定められたなどのいずれか一の使用者の使用流量Qを用いて温水ヒータ35を制御するものなどとしてもよい。特徴取得装置は、使用者の特徴として、例えば、使用者の顔画像や指紋、体重などのいずれかを取得可能に構成されているものとすればよい。顔画像を特徴とする場合には、特徴取得装置を、便座装置本体の上部などに埋め込まれて入室した使用者の顔画像を撮像するカメラなどとすることができる。また、指紋を特徴とする場合には、特徴取得装置を、トイレ室のドアノブに埋め込まれて使用者の指紋を取得する指紋センサなどとすることができる。また、体重を特徴とする場合には、特徴取得装置を、トイレ室の床面下に設けられた体重計や便座内に設けられた体重計などとすることができる。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、温水洗浄便座装置10が「温水洗浄便座装置」に相当し、貯留タンク34が「貯留部」に相当し、温水ヒータ35が「温水ヒータ」に相当し、温水温度センサ21が「水温検出手段」に相当し、制御装置20が「制御手段」に相当する。また、RTC25と図4のS110の処理を実行する制御装置20とが「時間帯情報取得手段」に相当し、着座検知センサ23が「着座検出手段」に相当する。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、温水洗浄便座の製造産業などに利用可能である。
1 便器、10 温水洗浄便座装置、12 便座装置本体、14 便座、16 便蓋、18 リモートコントロール装置(リモコン)、18a おしりスイッチ、18b ビデスイッチ、18c 止スイッチ、18d 水勢設定スイッチ、18e 洗浄位置設定スイッチ、18f 水温設定スイッチ、18g 大洗浄スイッチ、18h 小洗浄スイッチ、20 制御装置、20a CPU、21,121,122 温水温度センサ、22 流量センサ、23 着座検知センサ、24 計時タイマ、25 RTC(リアルタイムクロック)、32 止水弁、34,134 貯留タンク、34a 入水口、34b 出水口、35 温水ヒータ、36 流量調整弁、38 流路切替弁、39 ノズル、39a おしり洗浄ノズル、39b ビデ洗浄ノズル。

Claims (6)

  1. 入水口から入水した洗浄水を貯留して出水口から出水する貯留部と、
    前記貯留部内の洗浄水を加温する温水ヒータと、
    前記温水ヒータを制御する制御手段と、
    を備え、前記貯留部から出水される洗浄水を使用者の局部に噴射する温水洗浄便座装置であって、
    前記制御手段は、使用者による洗浄水の使用水量を学習し、学習した前記使用水量に基づいて前記温水ヒータを制御する
    温水洗浄便座装置。
  2. 請求項1に記載の温水洗浄便座装置であって、
    前記制御手段は、前記使用水量分の洗浄水を所定の設定温度まで昇温するために必要な電力により前記温水ヒータを制御する
    温水洗浄便座装置。
  3. おしり洗浄とビデ洗浄とを行う請求項1または2に記載の温水洗浄便座装置であって、
    前記使用水量は、おしり洗浄で使用する水量であるおしり洗浄使用水量とビデ洗浄で使用する水量であるビデ洗浄使用水量とを含み、
    前記制御手段は、前記おしり洗浄使用水量と前記ビデ洗浄使用水量とを区別して学習し、学習した前記おしり洗浄使用水量に基づいて前記温水ヒータを制御する
    温水洗浄便座装置。
  4. 請求項3に記載の温水洗浄便座装置であって、
    前記温水洗浄便座装置が使用者により使用される時間帯に関する情報を取得する時間帯情報取得手段を備え、
    前記制御手段は、前記おしり洗浄使用水量と前記ビデ洗浄使用水量とを前記時間帯に対応付けて学習し、前記時間帯毎のおしり洗浄とビデ洗浄の使用状況に基づいて、前記時間帯毎に、前記おしり洗浄使用水量か前記ビデ洗浄使用水量のいずれかに基づいて前記温水ヒータを制御する
    温水洗浄便座装置。
  5. 請求項1ないし4いずれか1項に記載の温水洗浄便座装置であって、
    便座への使用者の着座を検知する着座検知手段を備え、
    前記制御手段は、前記着座検知手段により使用者の着座が検知されている場合には、学習した前記使用水量分の洗浄水を所定の設定温度とするための保温温度で前記温水ヒータを制御し、前記着座検知手段により使用者の着座が検知されていない場合には、前記保温温度よりも低い待機温度で前記温水ヒータを制御する
    温水洗浄便座装置。
  6. 請求項1ないし5いずれか1項に記載の温水洗浄便座装置であって、
    前記貯留部は、前記入水口と前記出水口とが高さ方向の異なる位置に設けられており、
    前記貯留部内の所定の高さ位置に配置される第1の水温検出手段と、前記第1の水温検出手段よりも上方に配置される第2の水温検出手段とを備える
    温水洗浄便座装置。
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