JP4279796B2 - 風呂追焚き装置 - Google Patents

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本発明は、リモコンに備えられた追焚スイッチの操作に応じて、浴槽内の湯を加熱する追焚き運転を実行する風呂追焚き装置に関する。
従来より、浴槽内の湯を加熱する追焚き機能を有する給湯器が知られている。そして、給湯器は屋外に設置されるのが一般的であるため、給湯器を遠隔操作するためのリモコンが浴室に設けられ、該リモコンに追焚運転の実行を指示するための追焚スイッチが備えられていた。
この場合、入浴者は、浴槽内の湯がぬるいと感じたときに、浴室リモコンの追焚スイッチを操作して追焚運転を実行させることで、浴槽内の湯の温度を上昇させて快適な入浴をすることができる。
ここで、追焚運転を実行したときに、追焚回路の接続口から浴槽内に出湯された湯が、浴槽内で拡散することなく再び追焚回路内に吸入されるいわゆるショートサーキット状態となる場合がある。そして、この場合に、実際には浴槽内の全体的な湯の温度が追焚設定温度まで上昇していないにも拘らず、追焚回路に設けられた風呂温度センサの検出温度が追焚設定温度以上となって追焚運転が終了してしまうことを防止するため、追焚熱交換器を加熱する追焚バーナの加熱量の累積値が所定値以上となるまで、追焚バーナを作動させる「強制追焚処理」を行うようにした給湯器が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、追焚運転の開始前に浴槽内の湯水の有無を確認し、浴槽内の湯水が検出されなかったときには、浴槽に所定量の湯水を供給する「湯張り運転」を行った後に、追焚運転を開始するようにした給湯器も知られている。さらに、追焚回路から浴槽内に出湯される高温の湯により浴槽に浸かっている入浴者に熱さを感じさせないようにするため、風呂温度センサの検出温度が追焚設定温度に接近したときに、追焚バーナによる加熱量を減少させる「加熱量減少処理」を行うようにした給湯装置も知られている(例えば、特許文献2参照)。
特公平08−012020号公報 特許第02928570号公報
風呂追焚き装置による追焚運転の実行を指示する追焚スイッチを備えたリモコンを、浴室以外の台所等にも設けることで、使用者はわざわざ浴室に行くことなく、追焚運転の実行を指示することができるため、使用者の使い勝手が向上する。
しかし、本願発明者らは、このように浴室外に設けられたリモコンにも追焚スイッチを備え、該追焚スイッチが操作されたときに、浴室リモコンの追焚スイッチが操作された場合と同様に、上述した「強制追焚処理」、「湯張り処理」、「加熱量減少処理」を行った場合に、種々の不都合が生じ得ることを知見した。
そこで、本発明は、浴室外のリモコンに備えられた追焚スイッチの操作により、追焚運転の実行が指示されたときに生じ得る不都合を防止した風呂追焚き装置を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するためになされたものであり、本発明の第1の態様は、浴槽と連通した追焚回路と、該追焚回路を介して浴槽内の湯水を循環させる循環ポンプと、該追焚回路を流通する湯水を加熱する追焚加熱手段と、前記追焚回路内の湯水の温度を検出する風呂温度検出手段と、前記循環ポンプを作動させた状態で前記追焚加熱手段により前記追焚回路を流通する湯水を加熱することによって、浴槽内の湯水を加熱する追焚運転を実行する追焚制御手段と、浴室内に設置されて、前記追焚運転の実行を指示する第1の追焚スイッチを有する浴室リモコンとを備えた風呂追焚き装置の改良に関する。
そして、浴室外に設置されて、前記追焚運転の実行を指示する第2の追焚スイッチを有する浴室外リモコンを備え、前記追焚き制御手段は、前記第1の追焚スイッチの操作により前記追焚運転の実行が指示されたときは、前記追焚運転の開始時からの前記追焚加熱手段の加熱量の累積値が所定量となるまで前記追焚加熱手段を作動させる強制追焚処理を行った後、前記風呂温度検出手段の検出温度が所定の追焚設定温度以上となった時に前記追焚運転を終了し、前記第2の追焚スイッチにより前記追焚運転の実行が指示されたときには、前記強制追焚処理を行うことなく、前記風呂温度検出手段の検出温度が前記追焚設定温度以上となった時に前記追焚運転を終了することを特徴とする。
かかる本発明によれば、前記浴室リモコンに備えられた前記第1の追焚スイッチの操作により前記追焚運転の実行が開始されたときに、前記追焚制御手段により、前記強制追焚処理が実行される。これにより、浴槽内の湯水の温度に拘わらず、浴槽内の湯水が加熱されるため、前記追焚回路から出湯された湯が浴槽内に拡散せずに再び追焚回路内に流入するショートサーキット状態となり、浴槽内の湯水の全体的な温度が追焚設定温度となる前に前記風呂温度検出手段の検出温度が追焚設定温度に達して、追焚運転が終了することを防止することができる。なお、入浴者が浴槽に浸かっていると、浴槽内の湯の対流が入浴者により妨げられてショートサーキット状態になり易く、浴槽内に入浴者がいなければショートサーキット状態になり難い。
ここで、浴室リモコンに備えられた前記第1の追焚スイッチが操作されたときは、使用者が浴槽に浸かっている状態であると想定され、浴槽内の湯温が上昇することを認識しているため、浴槽内の湯水の温度が追焚き温度よりも若干高くなっても、使用者に不快感を与えることはないと考えられる。
一方、前記浴室外リモコンに備えられた前記第2の追焚スイッチの操作により前記追焚運転の実行が指示されたときには、前記強制追焚処理は実行されず、前記追焚制御手段により、前記風呂温度検出手段の検出温度が追焚設定温度になるまで追焚運転が実行される。ここで、使用者が浴室外リモコンの前記第2の追焚スイッチを操作したときは、使用者は、追焚き運転が終了した後に入浴をしようとしていると想定される。
そして、この場合は、浴槽内の湯の温度が追焚設定温度を超えると、使用者が入浴したときに、浴槽内の湯の温度が使用者の意図した追焚設定温度よりも高くなっているため、浴槽に浸かった使用者に熱さによる不快感を与えてしまうという不都合がある。そこで、使用者が浴室外リモコンの追焚スイッチを操作したときは、前記強制追焚処理を行わずに、前記風呂温度検出手段の検出温度が追焚設定温度以上となったときに追焚き運転を終了することで、かかる不都合が生じることを防止することができる。なお、上述したように、浴槽内に入浴者がいなければショートサーキット状態になり難いため、このように前記強制追焚処理を行わなくても、ショートサーキットに起因する追焚の不足が生じることはないと想定される。
また、本発明の第2の態様は、浴槽と連通した追焚回路と、該追焚回路を介して浴槽内の湯水を循環させる循環ポンプと、該追焚回路を流通する湯水を加熱する追焚加熱手段と、浴槽に湯水を供給する給湯手段と、前記循環ポンプを作動させた状態で前記追焚加熱手段により前記追焚回路を流通する湯水を加熱することによって、浴槽内の湯水を加熱する追焚運転を実行する追焚制御手段と、浴室内に設置されて前記追焚運転の実行を指示する第1の追焚スイッチを有する浴室リモコンとを備えた風呂追焚き装置の改良に関する。
そして、浴室外に設置されて前記追焚運転の実行を指示する第2の追焚スイッチを有する浴室外リモコンと、浴槽内の湯水の有無を検出する水有無検出手段と、浴槽と連通して浴槽内に湯水を供給する湯水供給手段と、該湯水供給手段により前記浴槽に所定量の湯水を供給する湯張り運転を実行する湯張り制御手段とを備え、前記追焚制御手段は、前記第1の追焚スイッチにより前記追焚運転の実行が指示されたときに、前記水有無検出手段により浴槽内の湯水が検出されなかったときは、前記追焚運転を実行せずに、前記湯張り制御手段により前記湯張り運転を実行させ、前記第2の追焚スイッチにより前記追焚運転の実行が指示されたときに、前記水有無検出手段により浴槽内の湯水が検出されなかったときには、前記追焚運転の実行と、前記湯張り制御手段による前記湯張り運転の実行とを禁止することを特徴とする。
かかる本発明によれば、前記第1の追焚スイッチの操作により追焚運転の実行が指示されたときは、使用者は浴室内にいるため、前記水有無検出手段により浴槽内の湯水が検出されず、前記湯張り制御手段により所定量の湯水の供給が開始されたことを目視で確認することができる。そのため、浴槽の排水栓が外れているときには直ちにこれに気づくと想定され、排水栓が外れた状態で所定量の湯水が供給されて、湯水が無駄になることはないと考えられる。
一方、前記第2の追焚スイッチの操作により追焚運転の実行が指示されたときには、使用者が浴室外にいるため、前記水有無検出手段により浴槽内の湯水が検出されず、前記湯張り制御手段により所定量の湯水の供給が開始されたことを目視で確認することができない。そのため、浴槽の排水栓が外れていたときには、前記所定量の湯水が無駄に浴槽に供給されてしまうことになる。そこで、前記追焚制御手段は、前記第2の追焚スイッチにより追焚運転の実行が指示されたときに、前記水有無検出手段により浴槽内の湯水が検出されなかったときには、前記湯張り制御手段による前記湯張り運転の実行を禁止し、これにより、前記所定量の湯水が無駄に浴槽に供給されることを防止することができる。
また、前記第1の態様又は前記第2の態様において、前記追焚回路を流通する湯水の有無を検出する水流検出手段を備え、前記追焚き制御手段は、前記第2の追焚スイッチにより追焚運転の実行が指示されたときは、前記循環ポンプを作動させた状態で所定時間以上継続して前記水流検出手段により流水が検出されるエアパージ完了状態となるのを待って、前記追焚加熱手段を作動させ、前記第1の追焚スイッチにより追焚運転の実行が指示されたときには、前記エアパージ完了状態となるのを待つことなく、前記追焚加熱手段を作動させることを特徴とする。
かかる本発明において、前記追焚回路内に湯水が満たされておらず、空気層が存在する場合は、前記風呂温度検出手段により浴槽内の湯水の温度を正確に検出することができない。そこで、前記浴室外リモコンに設けられた前記第2の追焚スイッチの操作により追焚運転の実行が指示されたときには、前記エアパージ完了状態となって前記風呂温度検出手段による浴槽内の湯水の温度の検出精度が高くなってから、前記追焚加熱手段を作動させることにより、追焚き運転中の前記風呂温度検出手段の検出精度を高めることができる。
一方、前記浴室内リモコンに設けられた前記第1の追焚スイッチの操作により追焚運転の実行が指示されたときは、浴槽に浸かっている使用者が、湯のぬるさを感じて追焚運転の実行を指示したと想定される。そのため、使用者の要求に応じて早急に追焚運転を開始することが望まれる。そこで、使用者による前記第1の追焚スイッチの操作に応じて、前記エアパージ完了状態となるのを待つことなく前記追焚加熱手段を作動させて直ちに前記追焚運転を開始することにより、使用者の使い勝手を向上させることができる。そして、この場合は、使用者は追焚運転の実行により浴槽内の湯水の温度が上昇することを認識しているため、浴槽内の湯水の温度が追焚設定温度よりも若干高くなっても、使用者に不快感を与えることはないと考えられる。
また、前記第1の態様又は前記第2の態様において、前記追焚回路を流通する湯水の有無を検出する水流検出手段を備え、前記追焚制御手段は、前記第2の追焚スイッチにより追焚運転の実行が指示されたときは、前記循環ポンプを作動させた状態で所定時間以上継続して前記水流検出手段により流水が検出されるエアパージ完了状態になるまでは、前記風呂温度検出温度の検出温度が追焚設定温度以下となるように、前記追焚加熱手段による加熱を制限する加熱制限処理を行って追焚運転を実行し、前記第1の追焚スイッチにより追焚運転の実行が指示されたときには、前記加熱制限処理を行うことなく追焚運転を実行することを特徴とする。
かかる本発明によれば、前記第2の追焚スイッチにより追焚運転の実行が指示されたときには、前記追焚制御手段は、前記エアパージ完了状態となるまで、前記加熱制限処理を行って前記風呂温度検出手段の検出温度が前記追焚き設定温度以下に設定された前記制限温度以下に維持する。そして、これにより、前記エアパージ完了状態となっておらず、前記風呂温度検出手段により浴槽内の湯の温度を精度良く検出することができない状態で、前記風呂温度検出手段の検出温度が追焚設定温度以上となったか否かが判断され、浴槽内の湯水が前記追焚設定温度を超えて加熱されることを防止することができる。
本発明の実施の形態について、図1〜図5を参照して説明する。図1は本発明の風呂追焚き装置の機能を含む給湯器の全体構成図、図2〜図3は図1に示した浴室リモコンの追焚スイッチの操作により追焚きが指示されたときの追焚運転の実行フローチャート、図4〜図5は図1に示した台所リモコンの追焚スイッチの操作により追焚きが指示されたときの追焚運転の実行フローチャートである。
図1を参照して、追焚き機能付き給湯器1には、複合燃焼部2、燃料供給部3、給湯配管4、追焚回路5、コントローラ10、浴室に設けられた浴室リモコン20、及び台所に設けられた台所リモコン30(本発明の浴室外リモコンに相当する)が備えられている。複合燃焼部2は、給湯燃焼部40と追焚燃焼部41とからなり、給湯燃焼部40の燃焼室と追焚燃焼部41の燃焼室とは独立して設けられている。なお、給湯燃焼部40、燃料供給部3、給湯配管4、及び追焚回路5により、本発明の湯水供給手段が構成される。
給湯燃焼部40には、独立した2つのバーナ(第1給湯バーナ42及び第2給湯バーナ43)が備えられ、これらのバーナのいずれか一方の使用と双方の使用とを切り換えることにより、燃焼量の変更幅を拡大している。給湯燃焼部40の2つのバーナ42,43と追焚燃焼部41の追焚きバーナ44には、共通の送風機45から燃焼用空気が供給される。
また、給湯燃焼部40及び追焚燃焼部41で発生した燃焼排ガスは、共通の排気口46から排出される。第2給湯バーナ43及び追焚バーナ44には、それぞれ、バーナに点火するための点火電極47,48が設けられている。また、第1給湯バーナ42及び第2給湯バーナ43と追焚バーナ44には、それぞれ、燃焼炎を検出するフレームロッド49,50が設けられている。
燃料供給部3には、第1給湯バーナ42、第2給湯バーナ43、及び追焚バーナ44に燃料ガスを供給する燃料供給路60が備えられ、燃料供給路60には、上流側から元電磁弁61及び比例弁62が設けられている。比例弁62は、通電量に応じて開度が変化するものであり、比例弁62の開度を変更することで燃料供給路60から各バーナ42,43,44に供給される燃料ガスの供給流量を調節することができる。
燃料供給路60は、比例弁62の下流側で3方に分岐して、第1給湯バーナ42、第2給湯バーナ43、及び追焚バーナ44に連通している。比例弁62と第1給湯バーナ42とを連通する燃料供給路60aには、第1給湯バーナ42への燃料ガスの供給/遮断を切替える第1給湯開閉弁63が設けられている。比例弁62と第2給湯バーナ43とを連通する燃料供給路60bには、第2給湯バーナ43への燃料ガスの供給/遮断を切替える第2給湯開閉弁64が設けられている。比例弁62と追焚バーナ44とを連通する燃料供給路60cには、追焚バーナ44への燃料ガスの供給/遮断を切替える追焚開閉弁65が設けられている。
給湯配管4は、一端が給水口70で上水道と接続される。また、給湯配管4の他端は、出湯口71で湯を供給する配管に接続される。給湯配管4の途中には、第1給湯バーナ42及び第2給湯バーナ43から発生する熱と、給水口70から供給される水とを熱交換して出湯口71から温水を流出する給湯熱交換器72が設けられている。
さらに、給湯配管4には、水ガバナ73と給湯水流スイッチ74が設けられ、給湯熱交換器72の下流側に、給湯熱交換器72から出湯される湯の温度を検出する出湯温度センサ75が設けられている。出湯温度センサ75の下流の給湯配管4には、給湯熱交換器72から出湯される湯を浴槽80に導く湯張り配管81が接続されている。
湯張り配管81は、下流側の端部が追焚回路5の途中(後述する循環ポンプ82の下流側)に接続されており、給湯熱交換器72から出湯される湯を追焚回路5を介して浴槽80内に導く。なお、湯張り配管81の途中には、湯張り開閉弁83、湯張り用水量センサ84、及び逆止弁85が設けられている。
追焚回路5は、両端が浴槽80に接続され、一端から浴槽80内の湯水を吸入して他端から再び浴槽80に戻す循環回路である。追焚回路5の途中には、追焚バーナ44により加熱されて追焚回路5内を流通する湯水を熱交換により加熱する追焚熱交換器86が設けられている。また、追焚回路5には、追焚回路5内の流水の有無に応じてON/OFFする追焚水流スイッチ87(本発明の水流検出手段に相当する)と、追焚回路5内の湯水の温度(=浴槽80内の湯水の温度)を検出する風呂温度センサ88(本発明の風呂温度検出手段に相当する)とが設けられている。なお、追焚バーナ44と追焚熱交換器86とにより、本発明の追焚加熱手段が構成される。
コントローラ10は、マイクロコンピュータ等により構成され、給湯器1を遠隔操作するための浴室リモコン20及び台所リモコン30と通信可能に接続されている。コントローラ10には、給湯水流スイッチ74、追焚水流スイッチ87、出湯温度センサ75、風呂温度センサ88、フレームロッド49,50、湯張り用水量センサ84からの検出信号が入力される。また、コントローラ10から出力される制御信号により、送風機45、点火電極47,48、元電磁弁61、比例弁62、第1給湯開閉弁63、第2給湯開閉弁64、追焚開閉弁65、湯張り開閉弁83、及び循環ポンプ82の作動が制御される。
また、コントローラ10には、浴槽80内の湯を浴室リモコン20又は台所リモコン30により設定される追焚設定温度まで加熱する「追焚運転」を実行する追焚制御手段11、浴槽80内に、浴室リモコン20又は台所リモコン30により設定される湯張り設定温度の湯を所定量供給する「湯張り運転」を実行する湯張り制御手段12、及び浴室リモコン20又は台所リモコン30により設定される給湯設定温度の湯を給湯熱交換器72から出湯する「給湯運転」を実行する給湯制御手段13が備えられている。
浴室リモコン20には、給湯器1の作動状態等を表示する表示部21、追焚設定温度や給湯設定温度等を設定するUPスイッチ22及びDOWNスイッチ23、給湯器1の作動指示が可能な運転状態と給湯器1の作動指示が不能な待機状態とに切替える運転スイッチ24、「追焚運転」の実行を指示する追焚スイッチ25(本発明の第1の追焚スイッチに相当する)、及び「湯張り運転」の実行を指示する湯張りスイッチ26が備えられている。
台所リモコン30にも、浴室リモコン20と同様に、給湯器1の作動状態等を表示する表示部31、給湯器1を運転状態と待機状態とに切替える運転スイッチ34、「追焚運転」の実行を指示する追焚スイッチ35(本発明の第2の追焚スイッチに相当する)、及び「湯張り運転」の実行を指示する湯張りスイッチ36が備えられている。
次に、コントローラ10による「追焚運転」の実行手順について説明する。先ず、浴室リモコン20の追焚スイッチ25の操作により「追焚運転」の実行が指示された場合の実行手順について、図2〜図3に示したフローチャートに従って説明する。
使用者が浴室リモコン20の追焚スイッチ25を操作すると、コントローラ10に備えられた追焚制御手段11により「追焚運転」が開始され、図2のSTEP1からSTEP2に進んで、追焚制御手段11は浴室リモコン20の表示部21及び台所リモコン30の表示部31に「追焚運転」の実行中であることを示す追焚運転表示を行う。そして、追焚制御手段11は、続くSTEP3で、追焚回路5内に滞留した空気が排出されて追焚回路5内に湯水が満たされた状態である「エアパージ完了状態」の判定中であることを示すエアパージフラグ(図中エアパージF)をリセット(エアパージフラグ=0)し、STEP4で30秒タイマをスタートさせ、STEP5で循環ポンプ82を作動させる。
そして、続くSTEP6で追焚水流スイッチ87がON状態であるときはSTEP7に進み、追焚水流スイッチ87がON状態でないときにはSTEP30に分岐する。そして、STEP7で、追焚制御手段11は「マイルド条件」が成立しているか否かを判断する。
ここで、「マイルド条件」とは、風呂温度センサ88の検出温度が追焚設定温度よりも所定温度(例えば2℃)低い温度以上となることである。「マイルド条件」が成立したときはSTEP8に進み、追焚制御手段11は、追焚バーナ44の燃焼量を最大燃焼量よりも減少(例えば、最大燃焼量の1/2の燃焼量まで減少)させて「追焚運転」を実行する(マイルド追焚燃焼状態)。そして、これにより、使用者が浴槽80に浸かった状態で「追焚運転」が実行されたときに、追焚回路5から浴槽80内に高温の湯が供給されて使用者に熱さによる不快感を与えることを防止している。
一方、STEP7で「マイルド条件」が成立していないときには、STEP40に分岐し、追焚制御手段11は追焚バーナ44を最大燃焼量(最大加熱量)として追焚運転を実行する(最大追焚燃焼状態)。これにより、浴槽80内の湯水の温度を速やかに上昇させることができる。
そして、続くSTEP9でエアパージフラグがセット(エアパージフラグ=1)されていなければSTEP50に分岐し、追焚制御手段11は30秒タイマがタイムアップしているか否かを判断する。そして、30秒タイマがタイムアップしていたとき、すなわち、STEP5で循環ポンプ82の作動を開始した時から30秒が経過したときは、STEP51に進み、追焚制御手段11は、エアパージフラグをセット(エアパージフラグ=1)してSTEP52で30秒タイマをスタートさせ、STEP6に戻る。また、STEP50で30秒タイマがタイムアップしていなかったときには、STEP51,STEP52の処理を行うことなくSTEP6に戻る。
STEP6で追焚水流スイッチ87がON状態でないときはSTEP30に分岐し、追焚制御手段11は追焚バーナ44の燃焼を停止し、次のSTEP31で循環ポンプ82の作動を停止する。そして、次のSTEP32でエアパージフラグがセットされているか否かを判断する。STEP32でエアパージフラグがセットされていないときは、STEP50に分岐する。
ここで、STEP32でエアパージフラグがセットされていたときは、循環ポンプ82を30秒間作動させても追焚回路5内の空気が排出されて湯水が満たされた「エアパージ完了状態」とならなかったことになる。
この場合、浴槽80内には、追焚回路5の接続口90a,90bよりも低い水位までしか湯水が貯まっていないと認識される。そこで、この場合はSTEP33に進んで、追焚制御手段11は所定量の湯を浴槽80に供給する「呼び水湯張り」を行う。そして、続くSTEP34で循環ポンプ82を作動させ、STEP35で浴槽80内の湯水の有無を判断する。
ここで、浴槽80内の湯水の有無の判断は、循環ポンプ82を作動させた状態で、追焚水流スイッチ87が30秒間継続してON状態となったときに、浴槽80内に湯水が有ると判断することにより行う。
そして、STEP35で浴槽80内に湯水が有ると判断したときは、STEP7に分岐して、追焚制御手段11は「追焚運転」を継続する。一方、STEP35で浴槽80内に湯水が無いと判断されたとき、すなわち、「呼び水湯張り」を行っても浴槽80内に追焚回路5との接続口90a,90bの水位を超える湯水が貯まらなかったときには、浴槽80内の湯水を追焚回路5内に循環させて追焚きをすることができない。
そのため、この場合はSTEP36に進み、追焚制御手段11は循環ポンプ82をOFF(停止)して「追焚運転」を中止する。そして、追焚制御手段11は、続くSTEP37により、湯張り制御手段12により「湯張り運転」を実行させる。
また、STEP9でエアパージフラグがセット(エアパージフラグ=1)されていたときはSTEP10に進み、追焚制御手段11は30秒タイマがタイムアップしているか否かを判断する。そして、STEP10で30秒タイマがタイムアップしていたときは図3のSTEP11に進み、30秒タイマがタイムアップしていなかったときにはSTEP6に分岐する。
ここで、STEP10で30秒タイマがタイムアップしたときは、STEP5で循環ポンプ82が作動を開始した時から30秒が経過し、さらに、STEP6で追焚水流スイッチ87がOFFすることなく30秒が経過したことになる。そのため、循環ポンプ82を30秒間(本発明の所定時間に相当する)作動させたときに追焚水流スイッチ87が継続してON状態となり、追焚回路5内の空気が排出されて追焚回路5内に湯水が満たされた「エアパージ完了状態」となっていることが認識できる。
そして、「エアパージ完了状態」であれば、浴槽80内に追焚回路5との接続口90a,90bを超える水位の湯水が貯まっているので、追焚バーナ44による追焚熱交換器86の空焚きが生じるおそれがない。そこで、追焚制御手段11は、図3のSTEP11〜STEP15のループにより、追焚水流スイッチ87による浴槽80内の湯水の有無の検出を行うことなく、「追焚運転」を継続する。
追焚制御手段11は、STEP11で「マイルド条件」が成立したか否かを判断し、「マイルド条件」が成立したときはSTEP60に分岐して追焚バーナ44の燃焼量を最大燃焼量から減少させる(マイルド追焚燃焼状態)。また、「マイルド条件」が成立していなかったときには、STEP12に進んで追焚バーナ44の燃焼量を最大燃焼量に維持する(最大追焚燃焼状態)。
そして、次のSTEP13で風呂温度センサ88の検出温度が50℃を超えたときは、STEP16に分岐し、追焚制御手段11は、STEP16で追焚バーナ44の燃焼を停止し、STEP17で循環ポンプ82を停止し、STEP18で浴室リモコン20の表示部21及び台所リモコン30の表示部31の追焚運転表示をOFFし、STEP19に進んで「追焚運転」を終了する。
ここで、STEP13で風呂温度センサ88の検出温度が50℃以上であるか否かを判断するのは、続くSTEP14で強制追焚処理が終了する前に浴槽80内の湯の温度が追焚設定温度よりもかなり高くなって、浴槽80に浸かった使用者に熱さによる不快感を与えないようにするためである。
強制追焚処理とは、「追焚運転」の開始時からの追焚バーナ44の燃焼量の積算値が所定量となるまで、風呂温度センサ88の検出温度が追焚設定温度以上となっても「追焚運転」を継続する処理である。なお、強制追焚処理の他の態様として、「追焚運転」の開始時から所定時間が経過するまで、風呂温度センサ88の検出温度が追焚設定温度以上となっても「追焚運転」を継続するようにしてもよい。
強制追焚処理を行うことにより、追焚回路5から浴槽80内に供給された湯が、浴槽80内で拡散せずにそのまま追焚回路5に吸入されるいわゆるショートサーキット状態となり、実際には浴槽80内の湯水が追焚設定温度まで上昇していないにも拘わらず、風呂温度センサ88の検出温度が追焚設定温度以上となって「追焚運転」が終了してしまうことを防止している。
STEP14で強制追焚処理が終了したときにSTEP15に進み、追焚制御手段11は風呂温度センサ88の検出温度が設定温度以上であるか否かを判断する。そして、風呂温度センサ88の検出温度が追焚設定温度よりも低いときはSTEP11に戻る。一方、風呂温度センサ88の検出温度が追焚設定温度以上であるときにはSTEP16に進み、追焚制御手段11は、STEP16〜STEP19の処理を実行してSTEP20に進み、「追焚運転」を終了する。
次に、台所リモコン30の追焚スイッチ35の操作により「追焚運転」の実行が指示された場合の実行手順について、図4〜図5に示したフローチャートに従って説明する。使用者が台所リモコン30の追焚スイッチ35を操作すると、コントローラ10に備えられた追焚制御手段11により「追焚運転」が開始され、図4のSTEP100からSTEP101に進んで、追焚制御手段11は浴室リモコン20の表示部21及び台所リモコン30の表示部31に「追焚運転」の実行中であることを示す追焚運転表示を行う。
そして、追焚制御手段11は、続くSTEP102でエアパージフラグをリセット(エアパージフラグ=0)し、STEP103で30秒タイマをスタートさせ、STEP104で循環ポンプ82を作動させる。続くSTEP105で追焚水流スイッチ87がON状態であるときはSTEP106に進み、追焚水流スイッチ87がON状態でないときにはSTEP120に分岐する。
STEP106で、追焚制御手段11は風呂温度センサ88の検出温度が追焚設定温度以上であるか否かを判断する。そして、風呂温度センサ88の検出温度が追焚設定温度以上であるときは、STEP130に分岐して追焚バーナ44の燃焼を停止し、風呂温度センサ88の検出温度が追焚設定温度よりも低いときには、STEP107に進んで追焚バーナ44を最大燃焼量で燃焼させる。
このように、STEP106で風呂温度センサ88の検出温度が追焚設定温度以上となったときに、STEP130に分岐して追焚バーナ44の燃焼を停止することにより、追焚回路5が未だ「エアパージ完了状態」となっておらず、風呂温度センサ88により浴槽80内の湯水の温度を精度良く検出することができない状態であるときに、浴槽80の湯水が追焚設定温度以上に加熱されることを防止している。
ここで、台所リモコン30の追焚スイッチ35が操作されたときには、追焚制御手段11は、浴室リモコン20の追焚スイッチ25が操作されたときのように、「マイルド条件」の判定により追焚バーナ44の燃焼を減少させる処理(図2のSTEP7,STEP8)を行わない。これは、台所リモコン30の追焚スイッチ35が操作されたときは、使用者は入浴中でないため、追焚回路5から浴槽80内に高温の湯が供給されても問題がないためであり、追焚バーナ44の燃焼量を最大燃焼量に維持することで、「追焚運転」の実行時間を最短とすることができる。
続くSTEP108でエアパージフラグがセット(エアパージフラグ=1)されていなければSTEP140に分岐し、追焚制御手段11は30秒タイマがタイムアップしているか否かを判断する。そして、30秒タイマがタイムアップしていたとき、すなわち、STEP104で循環ポンプ82の作動を開始した時から30秒が経過したときは、STEP141に進み、追焚制御手段11は、エアパージフラグをセット(エアパージフラグ=1)してSTEP142で30秒タイマをスタートさせ、STEP105に戻る。また、STEP140で30秒タイマがタイムアップしていなかったときには、STEP141、STEP142の処理を行うことなくSTEP105に戻る。
STEP105で追焚水流スイッチ87がON状態でなかったときはSTEP120に分岐し、追焚制御手段11は追焚バーナ44の燃焼を停止し、次のSTEP121で循環ポンプ82の作動を停止する。そして、次のSTEP122でエアパージフラグがセットされているか否かを判断する。STEP122でエアパージフラグがセットされていなかったときは、STEP140に分岐する。
ここで、STEP122でエアパージフラグがセットされていたときは、循環ポンプ82を30秒間作動させても「エアパージ完了状態」とならなかったことになる。この場合、浴槽80内には、追焚回路5の接続口90a,90bよりも低い水位までしか湯水がない。そこで、この場合はSTEP123に進んで、追焚制御手段11は所定量の湯を浴槽80に供給する「呼び水湯張り」を行う。そして、続くSTEP124で循環ポンプ82を作動させ、STEP125で浴槽80内の湯水の有無を判断する。
ここで、浴槽80内の湯水の有無の判断は、上述したSTEP35の処理と同様に、循環ポンプ82を作動させた状態で、追焚水流スイッチ87が30秒間継続してON状態となったときに、浴槽80内に湯水が有ると判断することにより行う。
そして、STEP125で浴槽80内に湯水があると判断したときは、STEP106に分岐して、追焚制御手段11は「追焚運転」を継続する。一方、STEP125で浴槽80内に湯水が無いと判断されたとき、すなわち、「呼び水湯張り」を行っても浴槽80内に追焚回路5との接続口90a,90bの水位を超える湯水が貯まらなかったときには、STEP126に進む。
そして、追焚制御手段11は、STEP126で循環ポンプ82を停止し、STEP127で浴室リモコン20の表示部21及び台所リモコン30の表示部31における追焚運転表示をOFFし、STEP128で浴室リモコン20の表示部21及び台所リモコン30の表示部31に浴槽80内に湯水がないことを報知するエラー表示を行う。そして、図5のSTEP116に進み、追焚制御手段11は「追焚運転」を終了する。
ここで、台所リモコン30の追焚スイッチ35が操作されたときには、追焚制御手段11は、浴室リモコン20の追焚スイッチ25が操作されたときのように、「湯張り運転」を実行する処理(図2のSTEP36)を行わない。これは、台所リモコン30の追焚スイッチ35が操作されたときは、使用者は入浴中でないため、浴槽80の排水栓(図示しない)が外れていたときにこれに気づくことができず、排水栓が外れたままで「湯張り運転」が実行されて浴槽80に無駄な給湯が行われることを防止するためである。
また、STEP108でエアパージフラグがセット(エアパージフラグ=1)されていたときはSTEP109に進み、追焚制御手段11は30秒タイマがタイムアップしているか否かを判断する。そして、STEP109で30秒タイマがタイムアップしていたときは図5のSTEP110に進み、30秒タイマがタイムアップしていなかったときにはSTEP105に分岐する。
ここで、STEP109で30秒タイマがタイムアップしたときは、STEP104で循環ポンプ82が作動を開始した時から30秒が経過し、さらに、STEP105で追焚水流スイッチ87がOFFすることなく30秒が経過したことになる。そのため、追焚回路86が「エアパージ完了状態」となっていることが認識できる。
そして、「エアパージ完了状態」であれば、風呂温度センサ88により、浴槽80内の湯水の温度を精度良く検出することができる。そこで、追焚制御手段11は、図5のSTEP110で追焚バーナ44を最大燃焼量とし、STEP111で風呂温度センサ88の検出温度が追焚設定温度以上となるのを待つ。
そして、STEP111で風呂温度センサ88の検出温度が追焚設定温度以上となったときにSTEP112に進み、追焚制御手段11は、STEP112で追焚バーナ44の燃焼を停止し、STEP113で循環ポンプ82の作動を停止し、STEP114で浴室リモコン20の表示部21及び台所リモコン30の表示部31における追焚運転表示を終了し、STEP115で浴室リモコン20及び台所リモコン30により追焚完了の報知(ブザーの鳴動及び表示部21,31による表示)を行い、STEP116に進んで「追焚運転」を終了する。
なお、本実施の形態においては、台所リモコン30の追焚スイッチ35の操作により「追焚運転」の実行が指示されたときに、「マイルド条件」の成立により追焚バーナ44の燃焼量を減少させる処理、「エアパージ完了状態」となるまでの間、風呂温度センサ88の検出温度が追焚設定温度以上となったときに追焚バーナ44の燃焼を停止する処理を行い、「湯張り運転」及び「強制追焚」を禁止するようにしたが、これらの処理及び禁止のうちの少なくともいずれか1つを採用適用することで、本発明の効果を得ることができる。
また、本実施の形態においては、図4のSTEP106,STEP107で、「エアパージ完了状態」となる前にも追焚バーナ44を燃焼させるようにしたが、「エアパージ完了状態」となるのを待って、追焚バーナ44を燃焼させるようにしてもよい。
また、本実施の形態においては、本発明の追焚加熱手段として、燃料ガスを使用する追焚バーナ44と追焚バーナ44により加熱される追焚熱交換器86を示したが、灯油等他の燃料を使用する追焚バーナを用いる場合や、電気ヒータを用いる場合にも本発明を適用することができる。
また、本実施の形態においては、本発明の浴室外リモコンとして台所リモコン30を示したが、本発明の浴室外リモコンとして洗面所や居間等の他の部屋に設けられたリモコンを備えてもよい。さらに、浴室外リモコンを2台以上備えてもよい。
本発明の風呂追焚き装置の機能を含む給湯器の全体構成図。 図1に示した浴室リモコンの追焚スイッチの操作により追焚きが指示されたときの追焚運転の実行フローチャート。 図1に示した浴室リモコンの追焚スイッチの操作により追焚きが指示されたときの追焚運転の実行フローチャート。 図1に示した台所リモコンの追焚スイッチの操作により追焚きが指示されたときの追焚運転の実行フローチャート。 図1に示した台所リモコンの追焚スイッチの操作により追焚きが指示されたときの追焚運転の実行フローチャート。
符号の説明
1…追焚き機能付き、5…追焚回路、10…コントローラ、11…追焚制御装置、12…湯張り制御手段、20…浴室リモコン、25…追焚スイッチ、30…台所リモコン、35…追焚スイッチ、44…追焚バーナ、80…浴槽、82…循環ポンプ、86…追焚熱交換器、87…追焚水流スイッチ、88…風呂温度センサ

Claims (4)

  1. 浴槽と連通した追焚回路と、該追焚回路を介して浴槽内の湯水を循環させる循環ポンプと、該追焚回路を流通する湯水を加熱する追焚加熱手段と、前記追焚回路内の湯水の温度を検出する風呂温度検出手段と、前記循環ポンプを作動させた状態で前記追焚加熱手段により前記追焚回路を流通する湯水を加熱することによって、浴槽内の湯水を加熱する追焚運転を実行する追焚制御手段と、浴室内に設置されて、前記追焚運転の実行を指示する第1の追焚スイッチを有する浴室リモコンとを備えた風呂追焚き装置において、
    浴室外に設置されて、前記追焚運転の実行を指示する第2の追焚スイッチを有する浴室外リモコンを備え、
    前記追焚き制御手段は、前記第1の追焚スイッチの操作により前記追焚運転の実行が指示されたときは、前記追焚運転の開始時からの前記追焚加熱手段の加熱量の累積値が所定量となるまで前記追焚加熱手段を作動させる強制追焚処理を行った後、前記風呂温度検出手段の検出温度が所定の追焚設定温度以上となった時に前記追焚運転を終了し、前記第2の追焚スイッチにより前記追焚運転の実行が指示されたときには、前記強制追焚処理を行うことなく、前記風呂温度検出手段の検出温度が前記追焚設定温度以上となった時に前記追焚運転を終了することを特徴とする風呂追焚き装置。
  2. 浴槽と連通した追焚回路と、該追焚回路を介して浴槽内の湯水を循環させる循環ポンプと、該追焚回路を流通する湯水を加熱する追焚加熱手段と、浴槽に湯水を供給する給湯手段と、前記循環ポンプを作動させた状態で前記追焚加熱手段により前記追焚回路を流通する湯水を加熱することによって、浴槽内の湯水を加熱する追焚運転を実行する追焚制御手段と、浴室内に設置されて前記追焚運転の実行を指示する第1の追焚スイッチを有する浴室リモコンとを備えた風呂追焚き装置において、
    浴室外に設置されて前記追焚運転の実行を指示する第2の追焚スイッチを有する浴室外リモコンと、浴槽内の湯水の有無を検出する水有無検出手段と、浴槽と連通して浴槽内に湯水を供給する湯水供給手段と、該湯水供給手段により前記浴槽に所定量の湯水を供給する湯張り運転を実行する湯張り制御手段とを備え、
    前記追焚制御手段は、前記第1の追焚スイッチにより前記追焚運転の実行が指示されたときに、前記水有無検出手段により浴槽内の湯水が検出されなかったときは、前記追焚運転を実行せずに、前記湯張り制御手段により前記湯張り運転を実行させ、
    前記第2の追焚スイッチにより前記追焚運転の実行が指示されたときに、前記水有無検出手段により浴槽内の湯水が検出されなかったときには、前記追焚運転の実行と、前記湯張り制御手段による前記湯張り運転の実行とを禁止することを特徴とする風呂追焚き装置。
  3. 前記追焚回路を流通する湯水の有無を検出する水流検出手段を備え、
    前記追焚き制御手段は、前記第2の追焚スイッチにより追焚運転の実行が指示されたときは、前記循環ポンプを作動させた状態で所定時間以上継続して前記水流検出手段により流水が検出されるエアパージ完了状態となるのを待って、前記追焚加熱手段を作動させ、
    前記第1の追焚スイッチにより追焚運転の実行が指示されたときには、前記エアパージ完了状態となるのを待つことなく、前記追焚加熱手段を作動させることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の風呂追焚き装置。
  4. 前記追焚回路を流通する湯水の有無を検出する水流検出手段を備え、
    前記追焚制御手段は、前記第2の追焚スイッチにより追焚運転の実行が指示されたときは、前記循環ポンプを作動させた状態で所定時間以上継続して前記水流検出手段により流水が検出されるエアパージ完了状態になるまでは、前記風呂温度検出温度の検出温度が追焚設定温度以下となるように、前記追焚加熱手段による加熱を制限する加熱制限処理を行って追焚運転を実行し、
    前記第1の追焚スイッチにより追焚運転の実行が指示されたときには、前記加熱制限処理を行うことなく追焚運転を実行することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の風呂追焚き装置。
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