JP7454181B2 - 給湯装置 - Google Patents

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本開示は、給湯装置に関するものである。
従来、湯張り開始条件が成立した場合に、浴槽へ所定量の湯を落とし込むことで浴槽の湯張りを行う給湯装置が知られている(例えば特許文献1参照。)。湯張り開始条件の成立は、例えば「リモートコントローラの自動ボタンが押されたこと」、「予約による湯張り条件が成立したこと」などである。この種の給湯装置は、ユーザがリモートコントローラの自動ボタンを押すだけ、あるいは湯張り条件を設定するだけで湯張りを行うことができる。
特開2016-211752号公報
給湯装置において設定量且つ設定温度の湯張りを行う場合、熱交換器で加熱された湯を設定量だけ浴槽に供給した後、浴槽内の湯を循環配管内で循環させながら加熱することで設定温度まで沸き上げる方法が考えられる。しかし、何らかの理由によって浴槽内の水栓が異常状態となっている状態(例えば、排水口が完全に閉塞されていない開放状態)のまま湯張りが行われてしまうと、浴槽に設定量の湯が供給されても、排水口から排出されてしまうため浴槽には十分な湯が溜まらない。このような場合、設定量の湯が供給された後、異常が把握されずにそのまま追い焚きが行われてしまうと、空焚き状態になる虞がある。従って、この種の給湯装置では、浴槽に湯が供給された後の所定の時期に水栓の異常を確認できることが望ましい。しかし、単に水栓の異常を確認する動作を行うだけでは動作時間の遅延が懸念され、追い焚きの完了までに時間がかかる虞がある。この例はあくまで一例であるが、いずれにしても、追い焚き完了までの時間を抑えつつ水栓の異常を確認できることが望ましい。
本開示は、上述した課題の少なくとも一つを解決するために、浴槽に湯が供給された後に追い焚きを行い得る給湯装置に関し、追い焚き完了までの時間を抑えつつ水栓の異常を確認することができる技術を提供する。
本開示の一つである給湯装置は、
外部から導入される水を通す通水管と、ガスを燃焼させる第1バーナと、前記通水管の内部を通る水に前記第1バーナで生じた熱を伝達する第1熱交換器と、を有する給湯側装置と、
前記通水管を通って前記第1熱交換器によって加熱された湯を浴槽に導く連通管と、
ガスを燃焼させる第2バーナと、前記浴槽から導出された湯水を循環させて前記浴槽に戻す経路である循環配管を通る湯水に前記第2バーナで生じた熱を伝達する第2熱交換器と、前記循環配管内の湯水を移送するポンプと、を有する浴槽側装置と、
前記循環配管内の湯水の状態を検出するセンサと、
前記通水管を通る水を前記第1熱交換器によって加熱し、前記連通管を介して前記浴槽に供給する供給動作を前記給湯側装置に行わせる第1処理と、前記ポンプによって前記循環配管内の湯水を移送しつつ前記循環配管を通る湯水を前記第2熱交換器によって加熱し、前記浴槽に導く追い焚き動作を前記浴槽側装置に行わせる第2処理と、前記センサの検出結果に基づいて前記浴槽における水栓の異常の有無を検出する第3処理と、を行う制御部と、
を備え、
前記制御部は、所定条件が成立した場合に前記第2処理を行い、前記追い焚き動作が行われる少なくとも一部の期間において前記第3処理を並行して行う。
本開示の一つである給湯装置は、追い焚き完了までの時間を抑えつつ水栓の異常を確認することができる。
図1は、第1実施形態に係る給湯装置の内部構成を概略的に例示する回路図である。 図2は、図1の給湯装置を構成するコントローラ及びリモートコントローラを概略的に例示するブロック図である。 図3は、第1実施形態の給湯装置で行われる自動湯張り制御の流れを例示するフローチャートである。 図4は、図3の自動湯張り制御における並行制御の流れを例示するフローチャートである。
以下の説明は、給湯システムの実施形態の一例に関する。なお、以下で示される〔1〕~〔5〕の特徴は、矛盾しない態様でどのように組み合わされてもよい。
〔1〕外部から導入される水を通す通水管と、ガスを燃焼させる第1バーナと、前記通水管の内部を通る水に前記第1バーナで生じた熱を伝達する第1熱交換器と、を有する給湯側装置と、
前記通水管を通って前記第1熱交換器によって加熱された湯を浴槽に導く連通管と、
ガスを燃焼させる第2バーナと、前記浴槽から導出された湯水を循環させて前記浴槽に戻す経路である循環配管を通る湯水に前記第2バーナで生じた熱を伝達する第2熱交換器と、前記循環配管内の湯水を移送するポンプと、を有する浴槽側装置と、
前記循環配管内の湯水の状態を検出するセンサと、
前記通水管を通る水を前記第1熱交換器によって加熱し、前記連通管を介して前記浴槽に供給する供給動作を前記給湯側装置に行わせる第1処理と、前記ポンプによって前記循環配管内の湯水を移送しつつ前記循環配管を通る湯水を前記第2熱交換器によって加熱し、前記浴槽に導く追い焚き動作を前記浴槽側装置に行わせる第2処理と、前記センサの検出結果に基づいて前記浴槽における水栓の異常の有無を検出する第3処理と、を行う制御部と、
を備え、
前記制御部は、所定条件が成立した場合に前記第2処理を行い、前記追い焚き動作が行われる少なくとも一部の期間において前記第3処理を並行して行う
給湯装置。
上記〔1〕の給湯装置は、追い焚き動作が行われる期間の少なくとも一部の期間において、水栓の異常の有無を検出する処理を並行して行うことができる。よって、この給湯装置は、追い焚き完了までの時間を抑えつつ水栓の異常の有無を確認することができる。
〔2〕の給湯装置は、〔1〕に記載の給湯装置において、上記循環配管内を湯水が流れていることを検出する水流検知部を有し、上記制御部は、上記追い焚き動作中の上記水流検知部による検出結果に基づいて上記水栓の異常の有無を判定する。
上記〔2〕の給湯装置は、追い炊き動作中に循環配管内を流れる水流に基づいて浴槽における水栓の異常の有無を判定することができる。したがって、この給湯装置は、浴槽側に複雑な検出装置を設けることを抑え、追い炊きに関連する装置を主たる要素として水栓の異常の有無を判定することができる。
〔3〕の給湯装置は、〔2〕に記載の給湯装置において、上記制御部は、上記追い焚き動作中に一定時間以上にわたって上記水流検知部によって水流が検知された場合に上記水栓が正常であると判定する。
〔3〕の給湯装置は、例えば、水栓が開放しているときに循環配管のみに残存する水の流れが一定時間未満の間だけ水流検出部に検出されたときに「水栓の異常が無い」と判定されることを防ぎやすい。
〔4〕の給湯装置は、〔1〕から〔3〕のいずれか一つに記載の給湯装置において、上記制御部は、上記第2処理を開始した後、上記浴槽内の湯の温度が目標温度に到達し且つ上記第3処理によって上記水栓が正常と判定された場合に報知を行う。
〔4〕の給湯装置は、追い焚き完了までの時間を抑えつつ水栓の異常を判定することを前提とし、浴槽内の湯の温度が目標温度に到達し且つ水栓が正常と判定されたことを確認した上で、その旨の報知を行うことができる。特に、この給湯装置は、上記の報知をより迅速に行うことができる。
〔5〕の給湯装置は、〔1〕から〔4〕のいずれか一つに記載の給湯装置において、上記制御部は、上記供給動作の終了後、上記浴槽内の湯の温度が目標温度以下である場合に上記第2処理と上記第3処理とを並行して行う。
上記〔5〕の給湯装置は、供給動作によって浴槽内に湯が供給された後、浴槽内の湯の温度が目標温度以下である場合に、追い焚き動作によって浴槽内の湯の温度を目標温度に近づけることができ、その際に、第3処理を並行して行うことができる。
<第1実施形態>
以下の説明は、第1実施形態に関する。
1-1.基本構成
図1に示される給湯装置1は、浴槽60への給湯機能と浴槽内の水の加熱機能とを備えた風呂・給湯システムとして構成される。給湯装置1は、給湯側回路2と風呂側回路3とを備える。給湯側回路2は、給湯側装置の一例に相当する。給湯側回路2は、入水管12、出湯管10、ガスバーナ4、給湯側熱交換器6などを備え、外部から供給された水道水を加熱し出湯させる装置として機能する。風呂側回路3は、浴槽側装置の一例に相当する。風呂側回路3は、ガスバーナ54、風呂側熱交換器56、循環配管66、循環ポンプ62、サーミスタ64,65などを備え、自動湯張りの際の循環加熱、風呂の追い炊き等に利用される。
本構成では、入水管12、伝熱管8a、配管20、伝熱管7a、出湯管10が通水管の一例に相当する。この通水管は、給湯装置1の外部に設けられた図示しない水道から導入された水を通す流路として機能する。この通水管は、給湯側通水路として機能する。入水管12は、水入口16から水が流れ込む管路として構成され、水入口16を介して導入された水を給湯側熱交換器6に送る経路として機能する。出湯管10は、出湯口18へ湯を送り出す管路として構成され、出湯口18を介して外部に湯を排出する経路として機能する。伝熱管8a、配管20、伝熱管7aについては、後述される。
ガスバーナ4は、第1バーナの一例に相当し、ガスを燃焼させるように機能する。ガスバーナ4は、ガス管40を介して供給される燃焼ガスを燃焼させ、燃焼排気を発生させる。給湯側熱交換器6は、第1熱交換器の一例に相当する。給湯側熱交換器6は、上述の通水管の内部を通る水にガスバーナ4(第1バーナ)で生じた熱を伝達する。給湯側熱交換器6は、上記通水管(入水管12、伝熱管8a、配管20、伝熱管7a、出湯管10によって構成される管路)を通る水に対し、ガスバーナ4でのガスの燃焼によって生じた排気ガスの熱を伝達して湯を沸かす部分である。給湯側熱交換器6は、上記通水管の途中の位置に設けられ、伝熱管8aや伝熱管7aの内部を通る水に対してガスバーナ4での燃焼によって生じた熱を伝えるように機能する。給湯側熱交換器6は、一次熱交換器7及び二次熱交換器8を備える。一次熱交換器7は、給湯燃焼室90内においてガスバーナ4の燃焼排気経路の上流側に配置され、二次熱交換器8は、給湯燃焼室90内において燃焼排気経路の下流側に配置されている。
給湯側回路2において、二次熱交換器8の入口には、水道水を供給する構成で入水管12が接続されている。入水管12には、サーミスタ25及び水量センサ34が設けられている。サーミスタ25は、入水管12内を通る水の温度(即ち、通水管における熱交換器よりも上流側の位置の水温)を検出する水温検出部として機能する。水量センサ34は、入水管12内を通る水の通水量(具体的には、水入口16にて導入される水の通水量)を検出する水量検出部として機能する。入水管12の下流側には、二次熱交換器8の伝熱管8aが接続されている。伝熱管8aの下流側には、伝熱管8aと一次熱交換器7の伝熱管7aとを連結する配管20が接続されている。そして、配管20の下流側には、配管20に連結された構成で一次熱交換器7の伝熱管7aが接続されている。伝熱管7aの下流側において一次熱交換器7の出口には、出湯管10が接続されている。出湯管10は、一次熱交換器7で加熱された湯を導く管路である。出湯管10には、サーミスタ26が設けられている。サーミスタ26は、出湯管10内の水の温度を検出する。
給湯側熱交換器6は、一次熱交換器7によって燃焼排気の顕熱を回収した後、二次熱交換器8によって潜熱を回収するように機能する。一次熱交換器7は、一次熱交換器7内の通水経路となる伝熱管7aを備える。一次熱交換器7は、伝熱管7a内を通る水に対してガスバーナ4で発生した燃焼排気に含まれる燃焼熱を伝熱し、顕熱の熱エネルギーを通水に伝達する形で熱交換する。二次熱交換器8は、二次熱交換器8内の通水経路となる伝熱管8aを備える。二次熱交換器8は、伝熱管8a内を通る水に対し、ガスバーナ4で発生した燃焼排気が一次熱交換器7を通過した後の燃焼熱を伝熱し、潜熱の熱エネルギーを通水に伝達するように熱交換する。
入水管12と出湯管10との間をバイパスする通水経路として、給湯側熱交換器6とは異なる通水経路として構成されたバイパス路14が設けられている。バイパス路14には、バイパス路14の通水を遮断した閉塞状態から開放状態(閉塞状態よりも開度を増大させた状態)に変化させ得る構成(例えば、無段階に変化させ得る構成)をなすバイパス弁32が設けられている。入水管12において、バイパス路14が連結する分岐位置よりも上流側には、通水量制御弁33が設けられている。通水量制御弁33は、コントローラ22からの指示を受けて駆動軸の回転角度が制御されるモータを備え、入水管12を閉塞状態と全開状態との間で様々な開度に連続的に変更できる構成となっている。本構成では、通水量制御弁33が、通水管を流れる水の量を調節するように機能する。
ガスバーナ4へのガスの供給を行うガス管40には、上流側からガス元電磁弁42、給湯ガス比例制御弁44、各ガスバーナ4への分岐経路ごとの給湯切替電磁弁46,46・・が夫々設けられている。給湯燃焼室90の下方には、燃焼用空気を各ガスバーナ4(第1バーナ)及びガスバーナ54(第2バーナ)へ供給するファン48が設けられている。ガス管40は、ガスバーナ4側にガスを供給する管路(第1分岐管)と、ガスバーナ54側にガスを供給する管路(第2分岐管)とに分岐する。第2分岐管は、ガスバーナ54に接続され、この第2分岐管には、切替電磁弁53が設けられている。給湯ガス比例制御弁44、給湯切替電磁弁46は、ガスバーナ4へのガス量を調整するように機能する。
風呂側回路3において、循環配管66は、戻り配管67と往き配管68と配管69とを備える。戻り配管67は、浴槽60からの水を風呂側熱交換器56へと導くための配管である。往き配管68は、風呂側熱交換器56からの水を浴槽60へと導くための配管である。配管69は、戻り配管67と往き配管68とに連結される風呂側熱交換器56内の配管である。循環配管66は、一端側及び他端側が浴槽60内に連通する。循環配管66は、浴槽60から導出された湯水を循環させて浴槽60に戻す経路である。循環配管66は、例えば追い炊き動作時や沸かしあげ動作時に浴槽60から引き込まれる湯水を戻り配管67によって風呂側熱交換器56に導き、風呂側熱交換器56を通過した湯水を往き配管68によって浴槽60に導くように循環させる経路である。
ガスバーナ54は、第2バーナの一例に相当する。ガスバーナ54は、ガスを燃焼させるように機能する。ガスバーナ54は、ガス管40を介して供給される燃焼ガスを燃焼させ、燃焼排気を発生させる。風呂側熱交換器56は、第2熱交換器の一例に相当する。風呂側熱交換器56は、循環配管66を通る湯水にガスバーナ54(第2バーナ)で生じた熱を伝達する。風呂側熱交換器56は、風呂一次熱交換器57と風呂二次熱交換器58とを備える。風呂一次熱交換器57は、給湯燃焼室90内においてガスバーナ54の燃焼排気経路の上流側に配置され、風呂二次熱交換器58は、給湯燃焼室90内において燃焼排気経路の下流側に配置されている。戻り配管67は、浴槽60と風呂二次熱交換器58との間に配置されている。
戻り配管67には、循環ポンプ62とサーミスタ64が設けられている。サーミスタ64は、戻り配管67内を通る水の温度を検出する。即ち、サーミスタ64は、浴槽60から排出される湯水の水温(即ち、浴槽60内の湯水の水温)を検出する。循環ポンプ62は、ポンプの一例に相当する。循環ポンプ62は、循環配管66内の湯水を移送するポンプである。循環ポンプ62は、戻り配管67内において浴槽60から風呂二次熱交換器58へ向かうように湯水を流動させ、浴槽60から湯水を引き込んで風呂側熱交換器56側に向けて排出するように機能する。往き配管68は、風呂一次熱交換器57と浴槽60との間に配置される。
戻り配管67には、出湯管10から分岐された落とし込み管70が接続される。循環配管66は、落とし込み管70から湯水が供給され得る管路である。落とし込み管70には、給湯用電磁弁72及び落とし込み水量センサ74が設けられている。落とし込み管70に設けられた給湯用電磁弁72が開弁状態に切り替わると、給湯側回路2で加熱された湯が循環配管66を介して浴槽60へ供給されうる。給湯用電磁弁72が閉弁状態に切り替わると、給湯側回路2で加熱された湯は浴槽60へは供給されない。給湯用電磁弁72は、以下の説明では単に電磁弁72とも称される。
落とし込み管70は、連通管の一例に相当する。落とし込み管70は、上記の通水管を通って給湯側熱交換器6(第1熱交換器)によって加熱された湯を浴槽60に導く管路である。落とし込み管70は、給湯側回路2の出湯管10から風呂側回路3の循環配管66へと湯を通す経路である。落とし込み管70は、出湯管10より分岐するとともに戻り配管67に連通した構成をなす。落とし込み管70は、通水管を通って給湯側熱交換器6で加熱された後に出湯管10に流れた湯を、循環配管66を介して浴槽60に導くように機能する。
給湯装置1には、図1、図2に示されるコントローラ22が設けられている。図2に示されるコントローラ22は、例えば、公知のマイクロコンピュータ等として構成される制御部22Aと、公知の半導体メモリ等として構成されるメモリ22Bと、外部との通信を行うためのインタフェースとして構成される通信部22Cとを備える。コントローラ22は、給湯側回路2や風呂側回路3に設けられた様々なセンサからの信号を取得可能に構成される。コントローラ22は、給湯側回路2や風呂側回路3に設けられた様々なアクチュエータを制御し得る。コントローラ22は、制御部の一例に相当する。コントローラ22は、給湯側回路2(給湯側装置)の制御、風呂側回路3(浴槽側装置)の制御、その他の検出動作や判定動作などを行い得る。
図2のように、複数のリモートコントローラ80は、コントローラ22と通信し得る遠隔操作装置である。図1、図2の例では、複数のリモートコントローラ80は、浴室内に設けられる第1リモートコントローラ81と、浴室とは異なる場所(例えば台所等)に設けられる第2リモートコントローラ82とを備える。図2のように、第1リモートコントローラ81は、公知のマイクロコンピュータ等として構成される制御部81Aと、液晶表示装置等として構成される表示部81Bと、押圧ボタン等の公知のスイッチが複数設けられてなる操作部81Cと、を備える。更に、第1リモートコントローラ81は、コントローラ22や第2リモートコントローラ82と通信を行う通信部81Dと、音声を出力するスピーカなどからなる音声出力部81Eとを備える。操作部81Cは、複数の操作部によって構成されており、浴槽60への自動湯張りを指示する入力操作、自動湯張りを予約する入力操作、設定値の入力操作などに用いられる。
第2リモートコントローラ82は、公知のマイクロコンピュータ等として構成される制御部82Aと、液晶表示装置等として構成される表示部82Bと、押圧ボタン等の公知のスイッチが複数設けられてなる操作部82Cとを有する。更に、第2リモートコントローラ82も、第2リモートコントローラ82で生成された信号等をコントローラ22に伝達するための通信部82Dと、音声を出力するスピーカなどからなる音声出力部82Eとを備える。第2リモートコントローラ82は第1リモートコントローラ81と同様の構成、或いは簡略化された構成をなし、第1リモートコントローラ81と同様の操作や同様の設定が可能である。両リモートコントローラ80は、オンオフ状態が連動するようになっている。両リモートコントローラ80において、一方で設定された内容は、相互に反映される。
更に、本構成に給湯装置1は、循環配管66に水流センサ63が設けられている。水流センサ63は、循環配管66内の湯水の状態(具体的には、水流の状態)を検出するセンサである。水流センサ63は、水流検知部の一例に相当し、循環配管66内を湯水が流れていることを検出する。水流センサ63は、循環配管66内において所定方向(浴槽60から風呂側熱交換器に向かう方向)に湯水が流れている場合に検知信号を出力し、上記所定方向に湯水が流れていない場合に非検知信号を出力する。
図1の例において、浴槽60には、水栓76が設けられている。水栓76は、浴槽60に設けられた排出口60Aを開閉する栓である。排出口60Aは、浴槽60の底部に設けられた孔であり、開放時に浴槽60内の湯水を浴槽60の外部に排出する経路である。水栓76が排出口60Aを閉塞している閉塞状態では、浴槽60内に存在する湯水は排出口60Aを介して浴槽60外に流れ出ない。水栓76が排出口60Aを閉塞してない開放状態では、浴槽60内に存在する湯水は排出口60Aを介して浴槽60外に流れうる。水栓76は、手動によって開放状態(排出口60Aを塞がずに開放する状態)と閉塞状態(排出口60Aを塞ぐ状態)とが切り替えられる手動水栓であってもよく、電気的な駆動によって開放状態と閉塞状態とが切り替えられる電動水栓であってもよい。
1-2.自動湯張り制御
以下の説明は、自動湯張り制御に関する。
コントローラ22は、予め定められた開始条件が成立した場合に、図3の自動湯張り制御を開始する。開始条件はリモートコントローラ80において所定操作が行われたことであってもよく、予め設定された予約条件が成立したことであってもよく、その他の条件であってもよい。「リモートコントローラ80において所定操作が行われたこと」の例は、例えば、「第1リモートコントローラ81や第2リモートコントローラ82の操作部において所定の湯張り開始操作が行われたこと(例えば、予め設けられた自動ボタンが押されたこと)」などである。「予め設定された予約条件が成立したこと」の例は、「予め設定された予約時刻が到来したこと」などである。
コントローラ22は、開始条件が成立することに応じて図3の制御を開始すると、まず、ステップS1において一定量の呼び水の供給(呼び水落とし込み)を給湯側回路2に行わせる。ステップS1で供給される一定量は、自動湯張りの「設定量」よりも大幅に少ない量である。コントローラ22は、ステップS1では、給湯側回路2を動作させ、浴槽60内に上記一定量の湯水を供給させる。コントローラ22は、ステップS1の後、ステップS2において浴槽60内の残湯チェックを行う。
コントローラ22は、ステップS2の後、ステップS3において全量(設定量)の湯を落とし込む制御を行う。コントローラ22は、ステップS3では、上記一定量とステップS3で供給される追加量との和が上記設定量(全量)となるように浴槽60内に湯を供給する動作を給湯側回路2等に行わせる。つまり、コントローラ22は、ステップS3では、上記設定量から上記一定量(ステップS1で供給される量)を差し引いた量の湯を浴槽60に供給する。なお、給湯装置1では、リモートコントローラ80に対する操作によって自動湯張りの際の設定量を設定可能とされている。また、給湯装置1では、リモートコントローラ80に対する操作によって自動湯張りの際の設定温度も設定可能とされている。これら設定量及び設定温度は、リモートコントローラ80に対する操作によって変更することもできる。これら設定量及び設定温度は、例えば、メモリ22Bに記憶されている。
本実施形態では、ステップS3の処理が第1処理の一例に相当する。第1処理は、通水管(入水管12、伝熱管8a、配管20、伝熱管7a、出湯管10)を通る水を給湯側熱交換器6(第1熱交換器)によって加熱し、落とし込み管70(連通管)を介して浴槽60に供給する供給動作を給湯側回路2(給湯側装置)及び電磁弁72に行わせる処理である。コントローラ22は、ステップS3では、給湯側回路2に給湯動作を行わせつつ電磁弁72を開放状態とし、給湯側回路2によって加熱された湯を、落とし込み管70を介して循環配管66に供給する。コントローラ22は、ステップS3において、このような動作を給湯側回路2(給湯側装置)及び電磁弁72に行わせ、ステップS1で供給された湯水の量(上記一定量)とステップS3で供給された湯の量(追加量)の和が上記設定量(全量)となった場合に、ステップS3の処理を終了する。
コントローラ22は、ステップS3の後、ステップS4において並行処理を行う。コントローラ22は、この並行処理を、例えば図4のような流れで行うことができる。コントローラ22は、図4の流れで並行処理を行う場合、まず、ステップS11において、並行処理の状態が「初期状態」であるか否かを判定する。「初期状態」は、図4の並行処理が開始された後、ステップS12の処理が行われていない状態である。図4の並行処理が開始された直後は、「初期状態」である。
コントローラ22は、ステップS11において並行処理の状態が「初期状態」であると判定した場合、ステップS12の処理を行う。コントローラ22は、ステップS12の処理では、電磁弁72を閉塞状態(閉弁状態)とし、循環ポンプ62(ポンプ)を動作させる。そして、コントローラ22は、ステップS12において、並行処理の状態を「初期状態」から「水栓確認状態」に切り替える。この場合、コントローラ22は、「水栓確認状態」を示す情報(第2フラグ等)を記憶する。「水栓確認状態」は、図4のステップS12が実行された後、「水栓確認状態」が終了する条件が成立するまでの状態である。「水栓確認状態」が終了する条件は、例えば、ステップS18の処理が実行されることである。
コントローラ22は、ステップS12の後、ステップS13において時間設定を行う。コントローラ22は、ステップS13において、主に、第1時間T1及び第2時間T2を設定する。第1時間T1は、水栓76の異常確認を行う際の制限時間である。第2時間T2は、水栓76の正常を判定するための基準時間である。第1時間T1は、第2時間T2よりも大きい。コントローラ22は、ステップS13の後、処理をステップS11に戻す。
コントローラ22は、ステップS11において「初期状態」でないと判定した場合、ステップS14の処理を行う。コントローラ22は、ステップS14では、並行処理の状態が「水栓確認状態」であるか否かを判定する。コントローラ22は、ステップS14において並行処理の状態が「水栓確認状態」であると判定した場合、ステップS15の処理を行う。コントローラ22は、ステップS15の処理では、電磁弁72を閉塞状態(閉弁状態)で維持し、風呂側回路3に追い焚き動作を行わせる。コントローラ22は、ステップS15の実行前から既に追い焚き動作を行わせている場合には、ステップS15では追い焚き動作を行わせる状態を維持する。コントローラ22は、風呂側回路3に追い焚き動作を行わせる場合、ガスバーナ54(第2バーナ)を燃焼させ、ガスバーナ54(第2バーナ)の燃焼を継続しながら循環ポンプ62(ポンプ)によって循環配管66内の湯水を移送する。このような動作により、ガスバーナ54からの燃焼排気を受ける風呂側熱交換器56(第2熱交換器)によって循環配管66を通る湯水が加熱され、加熱された湯水が浴槽60に導かれる。
コントローラ22は、ステップS15の処理を開始した後、追い焚き終了条件が成立するまで追い焚き動作を行わせる処理(第2処理)を継続する。追い焚き終了条件は、例えば、ステップS23の処理が実行されることである。ステップS15で開始される処理(追い焚き動作を行わせる処理)は、第2処理の一例に相当する。第2処理は、ガスバーナ54(第2バーナ)の燃焼を継続しながら循環ポンプ62(ポンプ)によって循環配管66内の湯水を移送しつつ循環配管66を通る湯水を風呂側熱交換器56(第2熱交換器)によって加熱し、浴槽60に導く動作(追い焚き動作)を風呂側回路3(浴槽側装置)に行わせる処理である。
コントローラ22は、ステップS15の後、ステップS16の判定処理を行う。コントローラ22は、ステップS16では、水栓76の確認状態が、「水栓76の正常状態が確定した状態」「水栓76の異常の確認中の状態」「水栓76の異常状態が確定した状態」のいずれであるかを判定する。水栓76の正常状態とは、水栓76が排出口60Aを正常に閉塞し、排出口60Aから浴槽60内の湯水が排出されない状態である。「水栓76の正常状態が確定した状態」とは、上記の正常状態が正常状態の判断基準に基づいて確定した状態である。「水栓76の異常状態が確定した状態」とは、上記の異常状態が異常状態の判断基準に基づいて確定した状態である。
コントローラ22は、ステップS16において「水栓76の異常の確認中の状態」と判定した場合には、ステップS19において、水栓76の異常確認を開始又は継続する。コントローラ22は、ステップS19の実行前から水栓76の異常確認を行っている場合には、ステップS19では、その異常確認を継続し、ステップS19の実行前に水栓76の異常確認を行っていない場合には、水栓76の異常確認を開始する。
コントローラ22は、図4の処理(ステップS4の処理)を開始した後、最初にステップS19処理を行ってから水栓76の正常状態又は異常状態が確定するまでは、水栓76の異常確認処理を行う。具体的には、コントローラ22は、ステップS15で追い焚き動作を開始した後の追い焚き動作中の水流センサ63(水流検知部)による検出結果に基づいて水栓76の異常の有無を判定する。コントローラ22は、ステップS19を開始して水栓76の異常の有無を判定する場合、追い焚き動作中に一定時間(具体的には、例えば上述の第2時間T2)以上にわたって水流センサ63によって水流が検知された場合に水栓76が正常であると判定する。この異常確認処理は、第3処理の一例に相当する。この異常確認処理(第3処理)は、水流センサ63の検出結果に基づいて浴槽60における水栓76の異常の有無を検出する処理であり、コントローラ22は、このような第3処理を、上述の第2処理(追い焚き動作を行わせる処理)と並行して行う。より具体的には、コントローラ22は、所定条件が成立した場合(具体的には、設定量の湯が浴槽60内に供給された場合)に第2処理を行い、追い焚き動作が行われる少なくとも一部の期間において上記第3処理を並行して行う。
コントローラ22は、図4の処理(ステップS4の処理)を開始した後に最初にステップS19処理を行ってから、異常確認処理が終了するまではステップS11、S14、S15、S16、S19の一連の処理を繰り返し、ステップS16では、「水栓の異常確認中」の判定を繰り返す。異常確認処理は、少なくとも水栓76の正常状態が確定した場合に終了し、この場合には、ステップS16において「水栓76の正常状態が確定した状態」と判定し、ステップS16の後に、ステップS18の処理を行う。異常確認処理は、少なくとも水栓76の異常状態が確定した場合にも終了し、この場合には、ステップS16において「水栓76の異常状態が確定した状態」と判定し、ステップS16の後に、ステップS17の処理を行う。
コントローラ22は、ステップS16において「水栓76の正常状態が確定した状態」と判定した場合、ステップS18において「水栓確認済」とし、並行処理の状態を「水栓確認状態」から「湯温確認状態」に切り替える。この場合、コントローラ22は、「湯温確認状態」を示す情報(第3フラグ等)を記憶する。コントローラ22は、ステップS18の処理を行う場合、水栓確認済であることを示す情報(具体的には、水栓が正常と判定されたことを示す情報)をメモリ22Bなどに記憶する。このように、コントローラ22は、上述の異常確認処理において、追い焚き動作中に一定時間(第2時間T2)以上にわたって水流センサ63によって水流が検知された場合、水栓76が正常であると判定して異常確認処理を終了する。
コントローラ22は、ステップS16において「水栓76の異常状態が確定した状態」と判定した場合、ステップS17において異常対応処理を行う。異常対応処理は、水栓76が異常であることの報知であってもよく、追い焚き動作を停止させる処理であってもよい。
コントローラ22は、図4の並行処理のステップS14において「水栓確認状態」でないと判定した場合、ステップS20において並行処理の状態を「湯温確認状態」で維持する。コントローラ22は、ステップS20の後、ステップS21において電磁弁72を閉塞状態(閉弁状態)で維持する。コントローラ22は、ステップS21の後、ステップS22において戻り配管67を通る湯水の温度(戻り湯温度)が所定値以下であるか否かを判断する。この所定値は、例えば、上記設定温度(自動湯張りの設定温度)よりも一定値(例えば0.5℃)だけ低い温度である。コントローラ22は、ステップS22において、戻り配管67を通る湯水の温度(戻り湯温度)が所定値以下であると判定した場合、追い焚き動作を継続させながらステップS11以降の処理を再び行う。コントローラ22は、ステップS22において、戻り配管67を通る湯水の温度(戻り湯温度)が所定値を超えると判定した場合、ステップS23において追い焚き動作を終了させる。コントローラ22は、ステップS23の処理を行う場合、ガスバーナ54の燃焼を停止させ、循環ポンプ62を停止させ、浴槽60内の湯の沸き上げを完了させる。
コントローラ22は、ステップS4の後、ステップS5において報知を行う。コントローラ22は、ステップS5の処理では、例えば、自動湯張りが完了した旨のメッセージやメロディの音声を発するように音声装置(例えばスピーカ等)を動作させる。コントローラ22は、ステップS5の処理では、例えば、自動湯張りが完了した旨のメッセージや図形などを表示装置(表示部81B、82Bなど)に表示させてもよい。
このように、本実施形態では、コントローラ22(制御部)は、上述の第2処理を開始した後、浴槽60内の湯の温度が目標温度に到達し且つ第3処理によって水栓が正常と判定された場合に報知を行う。つまり、ステップS5で行われる報知は、「浴槽60内の湯の温度が目標温度に到達し且つ水栓が正常であることの報知」に相当する。
1-3.本実施形態の効果の例
次の説明は、本構成の効果の一例に関する。
給湯装置1は、追い焚き動作が行われる期間の少なくとも一部の期間において、水栓76の異常の有無を検出する処理を並行して行うことができる。よって、この給湯装置1は、追い焚き完了までの時間を抑えつつ水栓76の異常の有無を確認することができる。
給湯装置1は、追い炊き動作中に循環配管66内を流れる水流に基づいて浴槽60における水栓76の異常の有無を判定することができる。したがって、この給湯装置1は、浴槽60側に複雑な検出装置を設けることを抑え、追い炊きに関連する装置を主たる要素として水栓76の異常の有無を判定することができる。
給湯装置1は、例えば、水栓76が開放している異常状態のときに、循環配管66のみに残存する水の流れが短い期間(一定時間未満の間)だけ水流センサ63(水流検出部)に検出されることで「水栓の異常が無い」と判定されることを防ぎやすい。
給湯装置1は、追い焚き完了までの時間を抑えつつ水栓76の異常を判定することを前提とし、浴槽60内の湯の温度が目標温度に到達し且つ水栓76が正常と判定されたことを確認した上で、その旨の報知を行うことができる。特に、この給湯装置1は、上記の報知をより迅速に行うことができる。
<他の実施形態>
本開示は、上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではない。例えば、上述又は後述の実施形態の特徴は、矛盾しない範囲であらゆる組み合わせが可能である。また、上述又は後述の実施形態のいずれの特徴も、必須のものとして明示されていなければ省略することもできる。更に、上述した実施形態は、次のように変更してもよい。
上述の実施形態では、第2処理を行うための所定条件として「設定量の湯が浴槽に供給されたこと」を例示したが、この例に限定されない。所定条件は、「設定量の湯が浴槽60に供給され、浴槽60内の湯が所定値以下であること」であってもよい。或いは、所定条件は、リモートコントローラ80に対して所定操作が行われたことであってもよい。
上述した実施形態では、センサの一例として水流センサ63を例示したが、循環配管66内の水の状態を検知し得るセンサであればよい。例えば、循環配管66内の水の状態を検知するセンサは、循環配管66内の水の流量や流速を検知し得るセンサであってもよい。この例では、例えば、追い焚き動作中に循環ポンプ62が動作している間において一定時間以上にわたって当該センサによって所定閾値を超える流速又は流量が検出された場合に水栓76が正常であると判定してもよい。あるいは、循環配管66内の水の状態を検知するセンサは、循環配管66内の水の有無を検知し得るセンサ(水滴センサ等)であってもよい。この場合、追い焚き動作中に循環ポンプ62が動作している間において一定時間以上にわたって当該センサによって水が有ることが検知された場合に、水栓76が正常であると判定してもよい。
なお、今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、今回開示された実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示された範囲内又は特許請求の範囲と均等の範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1…給湯装置
2…給湯側回路(給湯側装置)
3…風呂側回路(浴槽側装置)
4…ガスバーナ(第1バーナ)
6…給湯側熱交換器(第1熱交換器)
7a、8a…伝熱管(通水管)
10…出湯管(通水管)
12…入水管(通水管)
20…配管(通水管)
22…コントローラ(制御部)
54…ガスバーナ(第2バーナ)
56…風呂側熱交換器(第2熱交換器)
60…浴槽
62…循環ポンプ(ポンプ)
63…水流センサ(センサ、水流検知部)
66…循環配管
70…落とし込み管(連通管)

Claims (3)

  1. 外部から導入される水を通す通水管と、ガスを燃焼させる第1バーナと、前記通水管の内部を通る水に前記第1バーナで生じた熱を伝達する第1熱交換器と、を有する給湯側装置と、
    前記通水管を通って前記第1熱交換器によって加熱された湯を浴槽に導く連通管と、
    ガスを燃焼させる第2バーナと、前記浴槽から導出された湯水を循環させて前記浴槽に戻す経路である循環配管を通る湯水に前記第2バーナで生じた熱を伝達する第2熱交換器と、前記循環配管内の湯水を移送するポンプと、を有する浴槽側装置と、
    前記循環配管内の湯水の状態を検出するセンサと、
    前記通水管を通る水を前記第1熱交換器によって加熱し、前記連通管を介して前記浴槽に供給する供給動作を前記給湯側装置に行わせる第1処理と、前記ポンプによって前記循環配管内の湯水を移送しつつ前記循環配管を通る湯水を前記第2熱交換器によって加熱し、前記浴槽に導く追い焚き動作を前記浴槽側装置に行わせる第2処理と、前記センサの検出結果に基づいて前記浴槽における水栓の異常の有無を検出する第3処理と、を行う制御部と、
    を備え、
    前記センサは、前記循環配管内を湯水が流れていることを検出する水流検知部を有し、
    前記制御部は、
    開始条件が成立した場合、前記第1バーナを燃焼させて前記第1処理を行うことにより前記給湯側装置から前記連通管を介して設定量の湯を前記浴槽に供給した後に並行処理を行い、
    前記並行処理では、前記第2バーナの燃焼を継続しながら前記ポンプを動作させるように前記追い焚き動作を前記浴槽側装置に行わせる前記第2処理と、当該第2処理の前記追い焚き動作が行われる少なくとも一部の期間において前記追い焚き動作中の前記水流検知部による検出結果に基づいて前記浴槽における前記水栓の異常の有無を検出する前記第3処理と、を並行して行う
    給湯装置。
  2. 前記制御部は、前記追い焚き動作中に一定時間以上にわたって前記水流検知部によって水流が検知された場合に前記水栓が正常であると判定する
    請求項1に記載の給湯装置。
  3. 前記制御部は、前記第2処理を開始した後、前記浴槽内の湯の温度が目標温度に到達し且つ前記第3処理によって前記水栓が正常と判定された場合に報知を行う
    請求項1又は請求項2のいずれか一項に記載の給湯装置。
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