JP3723953B2 - 自動取引装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動取引装置に関し、さらに詳しくは、顧客の時間を有効に活用できるようにした自動取引装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
銀行などの金融機関に設置されている自動取引装置での取り引きは多様化しており、さらに、一人の顧客がつづけて複数件の取引を行うことがしばしばある。このため、一人の顧客が、自動取引装置を予測以上に占有してしまうことが多くなった。
【0003】
ところが、従来の自動取引装置では、同じ装置を利用するために待っている別の顧客は、前の顧客がどれくらいの時間がかかるのかは予測できず、その顧客の取り引きが終わるまでただ待つしかなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前の顧客がどれくらいの時間で終わるのかが予測できないと、取り引きができない場合があり、顧客の時間を有効に活用できない問題がある。例えば、せっかく合間(昼休み,子供が学校に行っているときなど)を見て銀行に、行ったのに前の顧客が時間がかかりすぎて取り引きができないことはしばしばある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するため、本発明の自動取引装置は、取引件数を入力するための入力手段と、取引件数表示手段と、一人の顧客がつづけて複数の取引を行うために前記入力手段で入力した取引件数を前記取引件数表示手段に表示すると共に、一つの取引が完了する度に前記取引件数表示手段に表示されている前記取引件数を残りの取引件数に更新して表示する手段を具備したことを特徴とする。
【0006】
上記自動取引装置では、一人の顧客がつづけて行う取り引きの件数を表示するようにしたので、同じ装置を利用するために待っている別の顧客は、前の顧客がどれくらいの時間がかかるのかは大体予測できるようになる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図に示す実施の形態により本発明をさらに詳細に説明する。なお、これにより本発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の一実施形態の自動取引装置のブロック図である。
自動取引装置100は、顧客に対して操作の案内をしたり,顧客からの指示や入力を受け取るための操作・表示部10と、キャッシュカードや振込カードの磁気ストライプの読み取り/書き込みを行うためのカード処理部20と、紙幣の入出金および計数を行うと共にそれらの紙幣を収納する紙幣処理部30と、硬貨の入出金および計数を行うと共にそれらの硬貨を収納する硬貨処理部40と、ジャーナルを記録するジャーナル処理部50と、通帳の記帳を行うための通帳処理部60と、取引の内容を印字したレシート(明細票)を発行するレシート処理部70と、つづけて行う取り引きの件数を管理する取引件数表示部75と、上位装置であるホストコンピュータ110と接続部95により接続される中央処理部80と、データを記憶する記憶部90とを具備して構成される。
【0008】
図2は、上記自動取引装置100の外見斜視図である。
200は筐体、201は取引業務表示、203はカード挿入排出口、204はレシート排出口、205は通帳挿入排出口、206は硬貨入出金口、207は紙幣入出金口、208は表示・タッチパネル、210は取引件数表示盤である。
前記取引件数表示盤210は、例えば、デジタル表示盤であり、一人の顧客が自動取引装置100を利用しているときに別の顧客から見える位置に取り付けられている。
【0009】
前記カード挿入排出口203は、前記カード処理部20と連結されている。前記レシート排出口204は、前記レシート処理部70と連結されている。前記通帳挿入排出口205は、前記通帳処理部60と連結されている。前記硬貨入出金口206は、前記硬貨処理部40と連結されている。前記紙幣入出金口207は、前記紙幣処理部30と連結されている。前記表示・タッチパネル208は、前記操作・表示部10と連結されている。前記取引件数表示盤210は、前記取引件数表示部75からの指示に従って取引件数を表示する。
【0010】
次に、図3のフローチャートを用いて、自動取引装置100の動作について説明する。
ステップS1では、図4に示すように、表示・タッチパネル208に取引件数入力画面G1を表示する。この取引件数入力画面G1には、つづけて行う取引の件数を入力するためのキーKが設けられている。
【0011】
ステップS2では、顧客が、取引件数入力画面G1に設けられているキーKを用いて、図5に示すように、つづけて行う取引件数nを入力する。なお、説明の都合上、顧客が取引件数nとして「5」を入力したと仮定する。
ステップS3では、取引件数入力画面G1で顧客が入力した取引件数nに基いて、取引件数表示盤210に“あと「5」件取り引きします”と表示する。
【0012】
同じ自動取引装置100を利用するために待っている別の顧客は、取引件数表示盤210の表示を見て、前の顧客はどれくらいの時間がかかるのかが大体予測できる。例えば、一つの取り引きを行うために約3分かかるとしたら、5件の取り引きを行うために約15分かかる。そこで、前の顧客の取り引きが終わるまで15分間待つか、時間がないなら別の自動取引装置を探すか、一旦帰るかなどの判断ができる。また、例えば、併用支払をしようとしたならば、引き出し専用の自動取引装置と、記帳専用の自動取引装置を使った方が早いなどの判断が可能となる。
【0013】
ステップS4では、図7に示すように、表示・タッチパネル208に取引選択画面G2を表示する。この取引選択画面G2には、行う取り引きを選択するためのキーが設けられている。
ステップS5では、取引選択画面G2上のキーを押下することにより、一つの取り引きを選択する。
【0014】
ステップS6では、上記取引選択画面G2上で顧客により選択された取り引きを行う。なお、取り引きを行う動作は、従来と同様であるのでその説明は省略する。
ステップS7では、取引件数n=(取引件数n−1)とする。
ステップS8では、取引件数n=0(ゼロ)かを判定する。取引件数n=0ならばステップS9に進み、取引件数n=0でないならばステップS3に戻ってステップS8まで繰り返す。なお、ステップS3〜ステップS8まで繰り返すことにより、取引件数表示盤210の表示は、図8の(a)〜(d)に示すように、“あと「4」件取り引きします”、“あと「3」件取り引きします”、“あと「2」件取り引きします”、“あと「1」件取り引きします”と変わる。
【0015】
自動取引装置100を利用するために待っている別の顧客は、取引件数表示盤210の表示を見て、前の顧客はあとどれくらい時間がかかるのかが大体予測できる。そして、前の顧客の取り引きが終わるまで待つか、時間がないなら別の自動取引装置を探すか、一旦帰るかなどの判断ができる。また、例えば、併用支払をしようとしたならば、引き出し専用の自動取引装置と、記帳専用の自動取引装置を使った方が早いなどの判断が可能となる。
【0016】
ステップS9では、取引件数nをクリアする。これにより、次の顧客による取り引きが可能となる。
上記自動取引装置100では、顧客が入力した取引件数nを取引件数表示盤210に表示すると共に一つの取り引きが終了したときにその取引件数nを更新するため、同じ自動取引装置100を利用するために待っている別の顧客は、前の顧客はあとどれくらい時間がかかるのかが大体予測できる。この結果、前の顧客の取り引きが終わるまで待つか、時間がないなら別の自動取引装置を探すか、一旦帰るかなどの判断ができる。また、例えば、併用支払をしようとしたならば、引き出し専用の自動取引装置と、記帳専用の自動取引装置を使った方が早いなどの判断が可能となり、顧客の時間が有効に活用できるようになる。
【0017】
なお、上記の実施形態では、取引件数表示盤210に取引件数を表示するように説明したが、取引件数から取り引きにかかる時間tを求め、取引件数表示盤210に“あとt分取り引きします”のように表示するようにしてもよい。これにより、取り引きにかかる時間が分かるようになる。
また、上記の実施形態では、取引件数表示盤210に取引件数を表示するように説明したが、自動取引装置で取り引きが可能な各取引(例えば、お支払、振替、通帳記帳、定期ご入金、残高照会、お振込、ご入金)に対して顧客に取引件数を入力させ、取引件数表示盤210に、
“あと×件お支払取り引きします”
“あと○件お振込取り引きします”
を表示するようにしてもよい。各取引にかかる時間が異なる(例えば、一般的に振込取引にかかる時間が長い)ので、取り引きにかかる時間を正確に予測することができる。
【0018】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では、顧客が入力した取引件数を別の顧客に見えるよいに表示すると共に一つの取り引きが終了したときにその取引件数を更新する。このため、同じ自動取引装置を利用するために待っている別の顧客は、前の顧客はあとどれくらい時間がかかるのかが大体予測でき、顧客の時間が有効に活用できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の自動取引装置のブロック図である。
【図2】本発明の自動取引装置の外見斜視図である。
【図3】本発明の自動取引装置の動作のフローチャートである。
【図4】取引件数入力画面の例示図である。
【図5】取引件数を入力の説明図である。
【図6】取引件数の表示の例示図である。
【図7】取引選択画面の例示図である。
【図8】取引件数の表示の例示図である。
【符号の説明】
100 自動取引装置
10 操作・表示部
20 カード処理部
30 紙幣処理部
40 硬貨処理部
50 ジャーナル処理部
60 通帳処理部
70 レシート処理部
75 取引件数表示部
210 取引件数表示盤
Claims (2)
- 取引件数を入力するための入力手段と、
取引件数表示手段と、
一人の顧客がつづけて複数の取引を行うために前記入力手段で入力した取引件数を前記取引件数表示手段に表示すると共に、一つの取引が完了する度に前記取引件数表示手段に表示されている前記取引件数を残りの取引件数に更新して表示する手段を具備したことを特徴とする自動取引装置。 - 請求項1記載の自動取引装置において、
前記一人の顧客が行おうとする取引の種類毎に取引件数を入力させ、入力された取引の種類毎の件数を前記取引件数表示手段に表示することを特徴とする自動取引装置。
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JP14187198A JP3723953B2 (ja) | 1998-05-22 | 1998-05-22 | 自動取引装置 |
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JPH11339104A JPH11339104A (ja) | 1999-12-10 |
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ID=15302108
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JP14187198A Expired - Fee Related JP3723953B2 (ja) | 1998-05-22 | 1998-05-22 | 自動取引装置 |
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Families Citing this family (1)
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-
1998
- 1998-05-22 JP JP14187198A patent/JP3723953B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH11339104A (ja) | 1999-12-10 |
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