JP6338271B2 - 窓口端末システム - Google Patents

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Description

この発明は、金融機関等の店舗窓口に設置される窓口端末システムに関するものである。
銀行等の金融機関にあっては、窓口に窓口端末システムが配置されている場合が多い。この窓口端末システムとしては、減価償却率の向上やスペース効率の向上などを目的として、二人のテラーに挟まれる位置に現金処理機を配置して、これら二人のテラーで一台の現金処理機を共有する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−117241号公報
しかしながら、特許文献1に記載された窓口端末システムは、帳票読取用非接触スキャナ、通帳読取部、伝票読取部、プリンタ、および、現金処理機を一体に備え、帳票読取用非接触スキャナと、それ以外とでは、占有権の割り当て方法が異なる。さらに、通帳読取部、伝票読取部、プリンタ、および、現金処理機については、帳票読取部、伝票読取部によって読み取られた顧客データと、テラーが操作する操作端末へ入力された顧客データとが一致した場合に、占有権の割り当てが行われる。そのため、占有権の割り当て手順が煩雑となり、テラーの負担が増加してしまうという課題がある。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、複数の操作端末で共用する窓口装置の占有権の割り当てを容易に行うことができ、操作端末の操作者の負担軽減を図ることができる窓口端末システムを提供するものである。
上記の課題を解決するために以下の構成を採用する。
この発明に係る窓口端末システムは、窓口に配置された窓口装置と、少なくとも占有権の要求操作が可能な複数の操作端末と、前記複数の操作端末のうち一の操作端末に対して前記窓口装置の占有権を割り当てる制御装置と、を備え、前記窓口装置は、貨幣の入出金を行う貨幣処理装置と、前記貨幣処理装置に対して上方または下方に配され、通帳および伝票の少なくとも一方に印字するプリンタと、占有権の要求操作が可能な占有権入力部と、を備え、前記制御装置は、前記操作端末および前記占有権入力部のうち少なくとも一方への占有権の要求操作に基づいて一の前記操作端末に対して占有権を割り当てて、前記占有権のある前記操作端末に対してのみ、前記貨幣処理装置、および、前記プリンタの操作を一括して許可する。
このように構成することで、操作端末、又は、占有権入力部から占有権の要求操作を行うことで、窓口装置の貨幣処理機、および、プリンタを一括して占有することができる。
その結果、窓口装置を占有するための煩雑な操作を排除することができる。また、貨幣処理機とプリンタとを上下に並べて窓口装置が構成されるため、窓口毎にプリンタを設ける場合と比較して、プリンタ数を低減することができるとともに、プリンタ数の低減に伴いプリンタの配置スペースの分だけスペース効率を向上できる。
さらに、この発明に係る窓口端末システムは、上記窓口端末システムにおいて、前記窓口装置は、隣り合う2つの窓口に配された前記操作端末に対応する2つの前記占有権入力部を備えていてもよい。
このように構成することで、窓口装置に隣接する窓口のテラーは、操作端末と、占有権入力部との両方から占有権の要求操作を行うことができる。その結果、窓口装置の利便性を向上できる。また、窓口装置に隣接する窓口の操作端末に対応する2つの占有権入力部が設けられているため、各窓口に対応する占有権入力部を操作するだけで容易に窓口毎の占有権の要求操作を行うことができる。
さらに、この発明に係る窓口端末システムは、上記窓口端末システムの前記窓口装置が、占有権が割り当てられている前記操作端末の識別情報を表示する表示部を備えていてもよい。
このように構成することで、占有権が割り当てられている操作端末を容易に判別することができる。その結果、占有権が割り当てられていない操作端末の操作者が誤って窓口装置を利用してしまうことを抑制できる。
さらに、この発明に係る窓口端末システムは、上記窓口端末システムの前記制御装置が、前記複数の操作端末のうち、占有権が割り当てられていない前記操作端末から占有権の要求操作が入力された場合、この操作端末に対する占有権の予約情報を順次記憶する予約情報記憶部を備え、前記予約情報記憶部の予約情報に基づいて占有権を割り当てて、前記表示部が、前記予約情報記憶部に記憶されている予約情報を表示するようにしてもよい。
このように構成することで、占有権を予約することができるとともに、その予約情報を表示部により確認できる。そのため、占有権の要求操作が複数の操作端末から行われた場合であっても、現在の占有権が解除されるのを待たずに、例えば要求操作が行われた順番で占有権を順次割り当てることができる。したがって、円滑に占有権の割り当てを行うことが可能となる。
さらに、この発明に係る窓口端末システムは、上記窓口端末システムにおける前記複数の操作端末が、前記占有権を複数回連続して要求可能な占有権連続要求部を備え、前記予約情報記憶部が、前記占有権連続要求部から要求された複数回連続する占有権の予約情報を記憶するようにしてもよい。
このように構成することで、例えば、窓口に複数枚の出金伝票を顧客が持参した場合など、伝票の枚数分だけ連続して取引を行いたい場合に、他の操作端末による割り込みが生じずに、連続して窓口装置を占有することができる。その結果、窓口装置の利便性を向上できる。
この発明に係る窓口端末システムによれば、複数の操作端末で共用する窓口装置の占有権の割り当てを容易に行うことができるため、操作端末の操作者の負担軽減を図ることができる。
この発明の実施形態における窓口端末システムの全体構成を示す図である。 この発明の実施形態における窓口装置の概略構成を示すブロック図である。 この発明の実施形態における表示部の表示例を示す図である。
以下、この発明の一実施形態に係る窓口端末システムを図面に基づき説明する。
図1は、この発明の実施形態における窓口端末システムの全体構成を示す図である。図2は、この発明の実施形態における窓口装置の概略構成を示すブロック図である。
この実施形態の窓口端末システム1は、金融機関等の窓口に設置されている。
図1に示すように、窓口端末システム1は、複数の操作端末10と、窓口装置20と、制御装置30とを備えている。
複数の操作端末10は、LAN(Local Area Network)3により窓口装置20に接続されている。また、操作端末10は、LAN3を介して制御装置30にも接続されている。この実施形態における操作端末10は、各窓口に設置される、いわゆるテラーズマシンである。ここで、この実施形態においては、窓口装置20に接続される操作端末10が4台の場合を例示しているが、複数であればよく4台に限られるものではない。
これら操作端末10は、ディスプレイ11と、入力装置12とを備えている。操作端末10の入力装置12は、キーボード、マウス等を備え、窓口装置20を占有するための要求操作を含む各種伝票処理に係る入力操作をすることが可能となっている。各操作端末10は、占有に係る要求操作が行われると、各操作端末10を識別するための識別情報を含む占有に係る要求信号を、制御装置30に対してLAN3経由で出力する。例えば、要求信号には、窓口で行う処理の科目、および、当該処理の口座番号などの情報が含まれる。
操作端末10は、占有権を複数回連続して要求可能な占有権連続要求部14を、例えば入力装置12に備えている。この占有権連続要求部14による連続する占有権の要求情報は、一連の要求情報として制御装置30へ出力される。
制御装置30は、窓口装置20の占有権を管理する。制御装置30は、操作端末10の入力装置12、および、占有権入力部27へ入力された占有権の要求操作に基づき、複数の操作端末10のうち一の操作端末10に対して窓口装置20の占有権を割り当てる。つまり、窓口装置20の占有権は、複数のテラーが操作する操作端末10の何れかに択一的に割り当てられる。言い換えれば、窓口装置20は、複数のテラーの何れか一人に択一的に占有される。
また、制御装置30は、占有権が割り当てられた操作端末10に対してのみ、窓口装置20の紙幣処理部21、硬貨処理部23、および、通帳プリンタ部22の操作を一括して許可する。この際、制御装置30は、紙幣処理部21、通帳プリンタ部22、および、硬貨処理部23に対して個別に占有権が設定されることはなく、窓口装置20の全体に対してのみ占有権を割り当てる。
ここで、上述した窓口装置20の占有権は、入金や出金等の科目の処理毎に割り当てられる。例えば、入金処理が行われる場合には、占有権は、一つの口座番号に対する入金処理が終了すると解除される。この占有権の解除により、占有権が予約されている場合には、次の処理を行う操作端末10に対して占有権が移行する。
制御装置30は、予約情報記憶部31と制御部32とを備えている。
予約情報記憶部31は、メモリ等からなり占有権の予約情報を記憶する。具体的には、予約情報記憶部31は、占有権が割り当てられていない操作端末10に占有権の要求操作が行われた場合に、この占有権の要求操作が行われた操作端末10の占有権の予約情報を記憶する。予約情報記憶部31は、複数の操作端末10から占有権の要求信号が入力された場合には、先着順に優先権の予約情報を順次記憶する。これら予約情報には、操作端末10の識別情報がそれぞれ関連付けられている。ここで、予約情報記憶部31は、占有権連続要求部14から複数回連続する占有権の要求がなされた場合、これら複数回連続する占有権の予約情報を連続する予約情報として記憶する。
制御部32は、予約情報記憶部31の予約情報に基づいて、各操作端末10に対して窓口装置20の駆動を制御する。言い換えれば、制御部32は、占有権が割り当てられた操作端末10による窓口装置20の占有を許可し、その他の操作端末10による窓口装置20の占有を禁止する。さらに、制御部32は、予約情報記憶部31の予約情報に基づいて、通帳プリンタ部22の駆動制御をLAN3経由で行う。つまり、この実施形態における通帳プリンタ部22には、通帳プリンタ部22を駆動制御する制御部32が配されない。そのため、通帳プリンタ部22に制御部32を設けない分だけ通帳プリンタ部22の高さ寸法を低減することができる。
図1、図2に示すように、窓口装置20は、紙幣処理部(貨幣処理装置)21、通帳プリンタ部(プリンタ)22、硬貨処理部(貨幣処理装置)23、占有権入力部27、および、制御表示部36を備えている。この実施形態における窓口装置20は、最も下側に紙幣処理部21が配されている。また、紙幣処理部21の上方、且つ、硬貨処理部23の下方には、通帳プリンタ部22が配されている。これら紙幣処理部21、通帳プリンタ部22、硬貨処理部23、および、制御表示部36は、一つの専用ラック(図示せず)内に収容されている。
紙幣処理部21は、機体前面側に紙幣を入出金する紙幣入出金口24を備えている。この紙幣処理部21の紙幣入出金口24には、占有中のテラーによって集積状態の紙幣が投入される。紙幣処理部21は、紙幣入出金口24に紙幣が投入されると、これら紙幣を繰出し機構により1枚ずつ繰り出し機体内部の搬送路(図示せず)に送り込む。搬送路(図示せず)に送り込まれた紙幣は、入出金鑑別部(図示せず)により鑑別される。
紙幣処理部21は、この鑑別によって異常と鑑別された紙幣を、紙幣入出金口24やリジェクト口(図示せず)に払い出す。一方で、紙幣処理部21は、鑑別によって正常とされた紙幣を一時貯留し、テラーによる入金確定操作後にスタッカ(図示せず)などに収納される。また、紙幣処理部21は、占有権を割り当てられた操作端末10への出金操作に基づく所要の紙幣を、紙幣入出金口24に繰出させる。
硬貨処理部23は、硬貨の入金、収納、回収および出金等、硬貨に関する各処理を行う。この実施形態の硬貨処理部23は、紙幣処理部21とマスタースレーブ関係で接続されている。上述した紙幣処理部21は、硬貨処理部23を介して制御される。この硬貨処理部23は、制御表示部36を介してLAN3に接続されている。また、硬貨処理部23は、機体前面側等に硬貨を入出金する硬貨入出金口26を備えている。
この硬貨処理部23は、硬貨入出金口26に機体外部からバラの入金硬貨が投入されると、硬貨を一枚ずつに分離して繰り出し搬送する。硬貨処理部23は、硬貨識別部(図示せず)により繰出し搬送された硬貨の真偽および金種を識別している。硬貨識別部による識別の結果、異常とされた硬貨はリジェクトボックス(図示せず)等に払い出される。また、硬貨識別部による識別の結果、正常とされた硬貨は、金種別、又は、金種混合状態のまま硬貨受け入れ部(図示せず)に収容される。
一方で、硬貨処理部23は、占有権を割り当てられた操作端末10を介して行われる出金処理に基づく所要の硬貨を、硬貨入出金口26に繰出させる。この硬貨処理部23による硬貨の出金は、紙幣処理部21による紙幣の出金と連動させてもよい。
通帳プリンタ部22は、通帳への印字を行う。この通帳プリンタ部22は、硬貨処理部23などを経由せずにLAN3に直接接続されている。機体前面側に通帳を挿入する通帳挿入口25を備えている。この通帳プリンタ部22の通帳挿入口25には、テラーによって印字させる箇所を開いた通帳が所定の向きで挿入される。
通帳プリンタ部22は、通帳挿入口25から通帳が挿入されると、その通帳に対して所要の印字を行う。印字を終了した通帳は、通帳挿入口25から機体外部へと排出される。ここで、通帳挿入口25においては、通帳の口座番号が読み取られることで通帳の誤挿入が抑制されている。通帳プリンタ部22は、紙幣処理部21と硬貨処理部23とに上下方向で挟まれて配されている。そのため、通帳プリンタ部22を、窓口装置20の上下方向の中央に配することができる。その結果、通帳プリンタ部22に対して通帳を容易に挿入することが可能となっている。
制御表示部36は、通信部37、マスター制御部38、および、表示部39を備えている。
通信部37は、いわゆる通信用のインターフェースであって、LAN3に接続されている。
マスター制御部38は、制御装置30の制御部32から入力される制御指令に基づいて、紙幣処理部21および硬貨処理部23からなる貨幣処理機の駆動制御を行う。
表示部39は、窓口装置20における各種情報を表示する。この表示部39は、少なくとも現在占有権が割り当てられて実行されている伝票処理に関する情報、および、予約情報記憶部31に記憶されている予約情報をそれぞれ表示する。これにより、例えば、各テラーが表示部39を視認することで、現在の占有権の割り当て状況、および、予約状況が一目で分かるようになっている。
図3は、この発明の実施形態における表示部39の表示例を示す図である。
図3に示すように、表示部39は、操作端末の識別情報である端末ナンバーと、科目と、口座番号と、を併記して、予約順に上から並べて表示している。ここで、表示部39の表示形態は、上記の表示形態に限られず、例えば、複数の操作端末10の各識別情報に対応して設けられたLEDを点灯させることにより、占有権の所在を表示するようにしてもよい。
占有権入力部27は、例えば、窓口装置20の機体前面側にそれぞれ配されている。この実施形態における占有権入力部27は、硬貨入出金口26の左右両側にそれぞれ配されている。左側に配されている占有権入力部27は、窓口装置20の左側に隣接する窓口の操作端末10に対する占有権の要求操作を行うことができる。同様に、右側に配されている占有権入力部27は、窓口装置20の右側に隣接する窓口の操作端末10に対する占有権の要求操作を行うことができる。これら占有権入力部27は、それぞれ占有権の要求操作が行われると、その旨の信号を制御装置30へ向けて出力する。
この実施形態における窓口端末システム1は、上述した構成を備えている。次に、この窓口端末システム1の動作について説明する。
まず、金融機関の窓口に顧客が処理伝票(入金伝票、出金伝票等)を持参する。すると、窓口のテラーは、その処理伝票の記載情報を操作端末10から入力する。
操作端末10から処理伝票の記載情報が入力されると、この入力された情報が、処理伝票の情報として制御装置30へ入力される。この処理伝票の情報が入力されることで、制御装置30では、占有権の要求操作が行われたと判定する。
制御装置30は、占有権の要求操作が行われたと判定した場合、窓口装置20が何れの操作端末10にも占有されていない状態であれば、占有権の要求操作が行われたと判定された操作端末10に対して窓口装置20の占有権を割り当てる。この際、入力された処理伝票の情報が窓口装置20に送信されて、表示部39に表示される。この状態で、当該伝票の処理が終了するまで占有権が維持される。
一方で、制御装置30は、占有権の要求操作が行われたと判定した場合に、窓口装置20が既に占有されている状態であれば、予約情報記憶部31に対して処理伝票の情報を予約情報として操作端末10の識別情報と共に記憶させる。また、制御装置30は、既に複数の予約情報が記憶されている場合には、処理伝票の情報を最も後の予約情報として記憶させる。制御装置30は、前の処理伝票による処理が終了する毎に、予約情報記憶部31の予約情報を呼び出して、予約順に次の操作端末に占有権を移行させる。制御装置30は、処理が終了した予約情報を予約情報記憶部31から順次消去し、予約情報記憶部31から予約情報が全て消去された時点で、占有権の割り当てを終了する。
また、制御装置30は、占有権入力部27へ占有権の要求操作がなされた場合には、占有権入力部27に対応する操作端末10に対して占有権を割り当てる。さらに、上述した操作端末10から占有権の要求操作が行われる場合と同様に、制御装置30は、既に窓口装置20が占有されている場合には、予約情報記憶部31に対して順次予約情報を記憶させる。ここで、占有権入力部27から占有権の要求操作が行われた場合、処理伝票による情報が入力されていない。そのため、占有権の予約情報が予約情報記憶部31に記憶されるものの、例えば、科目や口座番号等の情報が無い状態となり、表示部39においてその操作端末10に対応する科目および口座番号が空欄となる。
以上述べた実施形態の窓口端末システム1によれば、操作端末10、又は、占有権入力部27から占有権の要求操作を行うことで、窓口装置20の紙幣処理部21、硬貨処理部23、および、通帳プリンタ部22を一括して占有することができる。その結果、窓口装置20を占有するための煩雑な操作を排除することができる。また、紙幣処理部21、および、硬貨処理部23と、通帳プリンタ部22とを上下に並べて窓口装置20が構成されるため、窓口毎に通帳プリンタを設ける場合と比較して、通帳プリンタの数量を低減することができるとともに、数量低減に伴い通帳プリンタの配置スペースの分だけスペース効率を向上できる。
さらに、窓口装置20に隣接する窓口のテラーは、操作端末10と、占有権入力部27との両方から占有権の要求操作を行うことができる。その結果、窓口装置20の利便性を向上できる。また、窓口装置20に隣接する窓口の操作端末10に対応する2つの占有権入力部27が設けられているため、各窓口に対応する占有権入力部27を操作するだけで容易に窓口毎の占有権の要求操作を行うことができる。
さらに、表示部39を備えていることで、占有権が割り当てられている操作端末10を容易に判別することができる。その結果、占有権が割り当てられていない操作端末10の操作者が誤って窓口装置20を利用してしまうことを抑制できる。
さらに、予約情報記憶部31を備えることで、占有権を予約することができるとともに、その予約情報を表示部39により確認できる。そのため、占有権の要求操作が複数の操作端末10から行われた場合であっても、現在の占有権が解除されるのを待たずに、例えば要求操作が行われた順番で占有権を順次割り当てることができるため、円滑に占有権の割り当てを行うことができる。
さらに、窓口に複数枚の出金伝票や入金伝票などを顧客が持参し、伝票の枚数分だけ連続して取引を行いたい場合に、他の操作端末10による割り込みが生じずに、連続して窓口装置20を占有することができる。その結果、窓口装置20の利便性を向上できる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。すなわち、実施形態で挙げた具体的な形状や構成等は一例にすぎず、適宜変更が可能である。
例えば、実施形態においては、予約情報記憶部31に記憶されている予約情報の順番でのみ占有権を割り当てる場合について説明した。しかし、占有権の割り当ては、この構成に限られない。例えば、割り込み処理用の番号入力や割り込み処理用のカード情報の読み込みなどがあった場合に、予約情報記憶部31に記憶されている予約情報に対して割り込み処理を行うようにしてもよい。
さらに、上述した実施形態においては、操作端末10が占有権連続要求部14を備える場合について説明した。しかし、占有権連続要求部14は、必要に応じて適宜設ければ良く、省略してもよい。さらに、窓口装置20に表示部39を設ける場合について説明したが、表示部39は必要に応じて適宜適宜設ければよい。また、表示部39に予約情報を表示する場合について説明したが、各操作端末の画面上に予約情報を表示するようにしてもよい。
さらに、上述した実施形態においては、予約情報記憶部31、および、制御部32を制御装置30に設ける場合について説明した。しかし、予約情報記憶部31、および、制御部32は、窓口装置20に設けるようにしてもよい。
また、上述した実施形態においては、窓口装置20に2つの占有権入力部27を設ける場合について説明した。しかし、占有権入力部27の個数は、2つに限られない。例えば、窓口装置20を占有可能な操作端末10と同じ数の占有権入力部27を設けるようにしてもよい。
さらに、上述した実施形態においては、窓口装置20に通帳プリンタ部22を設ける場合について説明した。しかし、通帳プリンタ部22に代えて伝票へ印字を行う伝票プリンタを設けてもよい。また、通帳プリンタ部22と伝票プリンタとの両方を設けるようにしてもよい。
さらに、上述した実施形態においては、窓口装置20を、隣り合う窓口の間に配置する場合について説明した。しかし、窓口装置20の配置は、隣り合う窓口装置の間に限られない。例えば、3つ以上の操作端末10に占有権を割り当てる場合には、それぞれの操作端末10からの距離を考慮した配置としてもよい。
また、上述した実施形態の窓口装置20においては、通帳プリンタ部22を硬貨処理部23と紙幣処理部21との間に配する場合について説明した。しかし、通帳プリンタ部22の配置は、硬貨処理部23と紙幣処理部21との間に限られない。例えば、硬貨処理機の上方や下方に配置してもよい。
さらに、上述した実施形態の窓口装置20においては、硬貨処理部23を上部に配置し、紙幣処理部21を下部に配置して、硬貨処理部23と、紙幣処理部21とを互いに離間配置する場合について説明した。しかし、硬貨処理部23を下部に配置し、紙幣処理部21を上部に配置してもよく、また、硬貨処理部23と紙幣処理部21を上下に並べて配置してもよい。
また、上述した実施形態の窓口装置20において、表示部39に占有権に関する情報を表示する場合について説明した。しかし、この表示部39に表示される内容を、各操作端末10に表示するようにしてもよい。
さらに、上述した実施形態においては、LAN3により操作端末10、制御装置30、および、窓口装置20を接続する場合について説明した。しかし、これら操作端末10、制御装置30、および、窓口装置20の互いの接続形態は、LAN3以外のネットワークであってもよい。ネットワークは、有線LANに限られず、無線方式のネットワークを用いてもよい。
1 窓口端末システム
10 操作端末
11 ディスプレイ
12 入力装置
14 占有権連続要求部
20 窓口装置
21 紙幣処理部(貨幣処理装置)
22 通帳プリンタ部(プリンタ)
23 硬貨処理部(貨幣処理装置)
24 紙幣入出金口
25 通帳挿入口
26 硬貨入出金口
27 占有権入力部
30 制御装置
31 予約情報記憶部
32 制御部
36 制御表示部
37 通信部
38 マスター制御部
39 表示部

Claims (5)

  1. 窓口に配置された窓口装置と、
    少なくとも占有権の要求操作が可能な複数の操作端末と、
    前記複数の操作端末のうち一の操作端末に対して前記窓口装置の占有権を割り当てる制御装置と、
    を備え、
    前記窓口装置は、
    貨幣の入出金を行う貨幣処理装置と、
    前記貨幣処理装置に対して上方または下方に配され、通帳および伝票の少なくとも一方に印字するプリンタと、
    占有権の要求操作が可能な占有権入力部と、を備え、
    前記制御装置は、
    前記操作端末および前記占有権入力部のうち少なくとも一方への占有権の要求操作に基づいて一の前記操作端末に対して占有権を割り当てて、前記占有権のある前記操作端末に対してのみ、前記貨幣処理装置、および、前記プリンタの操作を一括して許可する窓口端末システム。
  2. 前記窓口装置は、
    隣り合う2つの窓口に配された前記操作端末に対応する2つの前記占有権入力部を備える請求項1に記載の窓口端末システム。
  3. 前記窓口装置は、
    占有権が割り当てられている前記操作端末の識別情報を表示する表示部を備える請求項1又は2に記載の窓口端末システム。
  4. 前記制御装置は、
    前記複数の操作端末のうち、占有権が割り当てられていない前記操作端末から占有権の要求操作が入力された場合、この操作端末に対する占有権の予約情報を順次記憶する予約情報記憶部を備え、前記予約情報記憶部の予約情報に基づいて占有権を割り当て、
    前記表示部は、前記予約情報記憶部に記憶されている予約情報を表示する請求項3に記載の窓口端末システム。
  5. 前記複数の操作端末は、
    前記占有権を複数回連続して要求可能な占有権連続要求部を備え、
    前記予約情報記憶部は、
    前記占有権連続要求部から要求された複数回連続する占有権の予約情報を記憶する請求項4に記載の窓口端末システム。
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