JPH11339104A - 自動取引装置 - Google Patents

自動取引装置

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JPH11339104A
JPH11339104A JP14187198A JP14187198A JPH11339104A JP H11339104 A JPH11339104 A JP H11339104A JP 14187198 A JP14187198 A JP 14187198A JP 14187198 A JP14187198 A JP 14187198A JP H11339104 A JPH11339104 A JP H11339104A
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Yumiko Hara
由美子 原
Mayumi Oki
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 前の顧客がどれくらいの時間がかかるのかを
予測できるようにすること。 【解決手段】 自動取引装置100に、取引件数を表示
する取引件数表示盤210を設け、顧客が入力した取引
件数をその取引件数表示盤210に表示する。また、一
つの取り引きが完了する度に、取引件数表示盤210の
表示を更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動取引装置に関
し、さらに詳しくは、顧客の時間を有効に活用できるよ
うにした自動取引装置に関する。
【0002】
【従来の技術】銀行などの金融機関に設置されている自
動取引装置での取り引きは多様化しており、さらに、一
人の顧客がつづけて複数件の取引を行うことがしばしば
ある。このため、一人の顧客が、自動取引装置を予測以
上に占有してしまうことが多くなった。
【0003】ところが、従来の自動取引装置では、同じ
装置を利用するために待っている別の顧客は、前の顧客
がどれくらいの時間がかかるのかは予測できず、その顧
客の取り引きが終わるまでただ待つしかなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前の顧
客がどれくらいの時間で終わるのかが予測できないと、
取り引きができない場合があり、顧客の時間を有効に活
用できない問題がある。例えば、せっかく合間(昼休
み,子供が学校に行っているときなど)を見て銀行に、
行ったのに前の顧客が時間がかかりすぎて取り引きがで
きないことはしばしばある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明は、つづけて行う取り引きの取引件数を入力
するための入力手段と、前記取引件数を表示すると共に
一つの取り引きが完了する度に表示されている前記取引
件数を更新する取引件数表示手段を具備したことを特徴
とする自動取引装置を提供する。
【0006】上記自動取引装置では、つづけて行う取り
引きの件数を表示するようにしたので、同じ装置を利用
するために待っている別の顧客は、前の顧客がどれくら
いの時間がかかるのかは大体予測できるようになる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図に示す実施の形態により
本発明をさらに詳細に説明する。なお、これにより本発
明が限定されるものではない。図1は、本発明の一実施
形態の自動取引装置のブロック図である。自動取引装置
100は、顧客に対して操作の案内をしたり,顧客から
の指示や入力を受け取るための操作・表示部10と、キ
ャッシュカードや振込カードの磁気ストライプの読み取
り/書き込みを行うためのカード処理部20と、紙幣の
入出金および計数を行うと共にそれらの紙幣を収納する
紙幣処理部30と、硬貨の入出金および計数を行うと共
にそれらの硬貨を収納する硬貨処理部40と、ジャーナ
ルを記録するジャーナル処理部50と、通帳の記帳を行
うための通帳処理部60と、取引の内容を印字したレシ
ート(明細票)を発行するレシート処理部70と、つづ
けて行う取り引きの件数を管理する取引件数表示部75
と、上位装置であるホストコンピュータ110と接続部
95により接続される中央処理部80と、データを記憶
する記憶部90とを具備して構成される。
【0008】図2は、上記自動取引装置100の外見斜
視図である。200は筐体、201は取引業務表示、2
03はカード挿入排出口、204はレシート排出口、2
05は通帳挿入排出口、206は硬貨入出金口、207
は紙幣入出金口、208は表示・タッチパネル、210
は取引件数表示盤である。前記取引件数表示盤210
は、例えば、デジタル表示盤であり、一人の顧客が自動
取引装置100を利用しているときに別の顧客から見え
る位置に取り付けられている。
【0009】前記カード挿入排出口203は、前記カー
ド処理部20と連結されている。前記レシート排出口2
04は、前記レシート処理部70と連結されている。前
記通帳挿入排出口205は、前記通帳処理部60と連結
されている。前記硬貨入出金口206は、前記硬貨処理
部40と連結されている。前記紙幣入出金口207は、
前記紙幣処理部30と連結されている。前記表示・タッ
チパネル208は、前記操作・表示部10と連結されて
いる。前記取引件数表示盤210は、前記取引件数表示
部75からの指示に従って取引件数を表示する。
【0010】次に、図3のフローチャートを用いて、自
動取引装置100の動作について説明する。ステップS
1では、図4に示すように、表示・タッチパネル208
に取引件数入力画面G1を表示する。この取引件数入力
画面G1には、つづけて行う取引の件数を入力するため
のキーKが設けられている。
【0011】ステップS2では、顧客が、取引件数入力
画面G1に設けられているキーKを用いて、図5に示す
ように、つづけて行う取引件数nを入力する。なお、説
明の都合上、顧客が取引件数nとして「5」を入力した
と仮定する。ステップS3では、取引件数入力画面G1
で顧客が入力した取引件数nに基いて、取引件数表示盤
210に“あと「5」件取り引きします”と表示する。
【0012】同じ自動取引装置100を利用するために
待っている別の顧客は、取引件数表示盤210の表示を
見て、前の顧客はどれくらいの時間がかかるのかが大体
予測できる。例えば、一つの取り引きを行うために約3
分かかるとしたら、5件の取り引きを行うために約15
分かかる。そこで、前の顧客の取り引きが終わるまで1
5分間待つか、時間がないなら別の自動取引装置を探す
か、一旦帰るかなどの判断ができる。また、例えば、併
用支払をしようとしたならば、引き出し専用の自動取引
装置と、記帳専用の自動取引装置を使った方が早いなど
の判断が可能となる。
【0013】ステップS4では、図7に示すように、表
示・タッチパネル208に取引選択画面G2を表示す
る。この取引選択画面G2には、行う取り引きを選択す
るためのキーが設けられている。ステップS5では、取
引選択画面G2上のキーを押下することにより、一つの
取り引きを選択する。
【0014】ステップS6では、上記取引選択画面G2
上で顧客により選択された取り引きを行う。なお、取り
引きを行う動作は、従来と同様であるのでその説明は省
略する。ステップS7では、取引件数n=(取引件数n
−1)とする。ステップS8では、取引件数n=0(ゼ
ロ)かを判定する。取引件数n=0ならばステップS9
に進み、取引件数n=0でないならばステップS3に戻
ってステップS8まで繰り返す。なお、ステップS3〜
ステップS8まで繰り返すことにより、取引件数表示盤
210の表示は、図8の(a)〜(d)に示すように、
“あと「4」件取り引きします”、“あと「3」件取り
引きします”、“あと「2」件取り引きします”、“あ
と「1」件取り引きします”と変わる。
【0015】自動取引装置100を利用するために待っ
ている別の顧客は、取引件数表示盤210の表示を見
て、前の顧客はあとどれくらい時間がかかるのかが大体
予測できる。そして、前の顧客の取り引きが終わるまで
待つか、時間がないなら別の自動取引装置を探すか、一
旦帰るかなどの判断ができる。また、例えば、併用支払
をしようとしたならば、引き出し専用の自動取引装置
と、記帳専用の自動取引装置を使った方が早いなどの判
断が可能となる。
【0016】ステップS9では、取引件数nをクリアす
る。これにより、次の顧客による取り引きが可能とな
る。上記自動取引装置100では、顧客が入力した取引
件数nを取引件数表示盤210に表示すると共に一つの
取り引きが終了したときにその取引件数nを更新するた
め、同じ自動取引装置100を利用するために待ってい
る別の顧客は、前の顧客はあとどれくらい時間がかかる
のかが大体予測できる。この結果、前の顧客の取り引き
が終わるまで待つか、時間がないなら別の自動取引装置
を探すか、一旦帰るかなどの判断ができる。また、例え
ば、併用支払をしようとしたならば、引き出し専用の自
動取引装置と、記帳専用の自動取引装置を使った方が早
いなどの判断が可能となり、顧客の時間が有効に活用で
きるようになる。
【0017】なお、上記の実施形態では、取引件数表示
盤210に取引件数を表示するように説明したが、取引
件数から取り引きにかかる時間tを求め、取引件数表示
盤210に“あとt分取り引きします”のように表示す
るようにしてもよい。これにより、取り引きにかかる時
間が分かるようになる。また、上記の実施形態では、取
引件数表示盤210に取引件数を表示するように説明し
たが、自動取引装置で取り引きが可能な各取引(例え
ば、お支払、振替、通帳記帳、定期ご入金、残高照会、
お振込、ご入金)に対して顧客に取引件数を入力させ、
取引件数表示盤210に、“あと×件お支払取り引きし
ます”“あと○件お振込取り引きします”を表示するよ
うにしてもよい。各取引にかかる時間が異なる(例え
ば、一般的に振込取引にかかる時間が長い)ので、取り
引きにかかる時間を正確に予測することができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、顧客
が入力した取引件数を別の顧客に見えるよいに表示する
と共に一つの取り引きが終了したときにその取引件数を
更新する。このため、同じ自動取引装置を利用するため
に待っている別の顧客は、前の顧客はあとどれくらい時
間がかかるのかが大体予測でき、顧客の時間が有効に活
用できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の自動取引装置のブロック
図である。
【図2】本発明の自動取引装置の外見斜視図である。
【図3】本発明の自動取引装置の動作のフローチャート
である。
【図4】取引件数入力画面の例示図である。
【図5】取引件数を入力の説明図である。
【図6】取引件数の表示の例示図である。
【図7】取引選択画面の例示図である。
【図8】取引件数の表示の例示図である。
【符号の説明】
100 自動取引装置 10 操作・表示部 20 カード処理部 30 紙幣処理部 40 硬貨処理部 50 ジャーナル処理部 60 通帳処理部 70 レシート処理部 75 取引件数表示部 210 取引件数表示盤

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 つづけて行う取り引きの取引件数を入力
    するための入力手段と、前記取引件数を表示すると共に
    一つの取り引きが完了する度に表示されている前記取引
    件数を更新する取引件数表示手段を具備したことを特徴
    とする自動取引装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015215665A (ja) * 2014-05-08 2015-12-03 ローレルバンクマシン株式会社 窓口端末システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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