JP3722675B2 - パワーウインド装置及びその制御方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のパワーウインド装置及びその制御方法に関し、特に、ウインドに異物を挟み込んだ時にウインドの開閉動作を停止又は反対方向に動作させるための挟み込みを検知する制御部を備えたパワーウインド装置及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車に用いられ、ウインドを駆動部で開閉するパワーウインド装置において、ウインド開閉時に、ウインドに異物を挟み込んだときに、駆動部に過負荷をかけないため、及び、挟み込んだものを保護するために、ウインドに挟み込みがあったかないかを判定し、挟み込みがあった時は直ちに駆動部を停止または反対方向に動作させるための制御部を備えたパワーウインド装置が提案されている。
【0003】
このような従来のパワーウインド装置は、図5に構成を示すように、ウインドを開閉するための正逆動作可能な駆動部(以下「モータ」という。)41、モータ41に電源を供給する電源供給部42、複数のスイッチを有し、手動操作によりウインドの開閉のための信号となる電圧を出力する操作スイッチ部43、操作スイッチ部43の操作に応じてモータ41の回転をモータ電源供給部42を介して制御する制御部44(以下「CPU」という。)、モータ41の回転に対応してパルスを発生するパルス発生部45を備えている。
【0004】
そして、操作スイッチ部43の、いずれかのスイッチ(43a、43b、43c、43d)が操作されると、操作されたスイッチに対応した信号がCPU44の入力端子(P02、P03、P04)に入力され、CPU44は、入力された信号に応じて出力端子(P05、P06)から信号を電源供給部42に出力し、モータ電源供給部42は、入力された信号に対応してモータ41に電源を供給することで、モータ41が正/逆回転し、ウインドが開/閉するように構成されている。
【0005】
また、図2は、このパワーウインド装置において、ウインドの全移動領域を36のブロックに分割した場合の、各ブロックに設定される、パルスの発生数、モータトルク値の代表値、モータトルク値の変動を許容する許容値、代表値と許容値とを加算した挟み込みと判定する判定値の一例を示す特性図であり、縦軸はモータ41の出力するトルク値(kg・f)、横軸はパルス発生部45の発生するパルスの発生数(左端がウインド全開位置、右端が全閉位置)を示し、なお、各設定値は予め設定されCPU44内の記憶部44bに記憶されている。
【0006】
以上の構成において、モータ41が回転すると、パルス発生部45は、モータ
41の回転に連動しパルスを発生し、CPU44の入力端子P07に出力する。
このときCPU44は、入力されたパルスの発生間隔に要した時間を計測し、計測した時間からモータトルク値を検出するとともに、入力されたパルスの発生数を計数し、発生数からウインドがどのブロックに属するかを決定する。
そして、CPU44は、記憶部44bに記憶され、決定されたブロックにおける判定値と検出されたモータトルク値とを比較し、モータトルク値が判定値よりも大きいときに、ウインドに異物の挟み込みが発生したと判断してモータ41を停止または反転させるようになっていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなパワーウインド装置では、ブロック単位に判定値を設定しているので、パルス単位に判定値を設定するよりも、CPU44内の記憶部44bが必要な領域は、1/32となり小さくて済むが、温度変化によるモータトルク値の変動やウインドと窓枠との摩擦係数の変動、経年変化によるパルス発生部45のギア山の削れなどによる出力するパルスの乱れ、などにより、検出されるモータトルク値は、パルスが発生される毎に、同じブロック内においても、バラツいてしまい、時によっては、モータトルク値のバラツキが許容値を超えてしまい、挟み込みが発生していないのに、挟み込みが発生したと判断して、ウインドの動作が停止したり反転したりする誤動作が起きるという不具合があった。
【0008】
本発明は、この課題を解決するもので、その目的は、小さい記憶部で、温度変化や経年変化によるモータトルク値の変動があったとしても、挟み込みが発生していないのに、挟み込みが発生したと判断して、ウインドの動作が停止したり反転したりする誤動作が起こりにくいパワーウインド装置及びその制御方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明のパワーウインド装置は、車のウインドを開閉するための駆動部と、駆動部の動作に対応してパルスを発生するパルス発生部と、パルスの発生間隔における駆動部の出力するトルクの値を検出するトルク値検出手段と、ウインドの全移動範囲を複数のブロックに分割した場合の各ブロック毎のトルクの代表値と代表値より大きい第1の判定値とを記憶するトルク値記憶手段と、パルスの発生時におけるトルクの値とウインドの属するブロックの第1の判定値とをパルスの発生毎に比較して、トルクの値が第1の判定値よりも大きい時に挟み込みと判定するとともに駆動部を停止または反対方向に動作させる制御部とを備え、制御部は、パルスの発生時におけるトルクの値がウインドの属するブロックの代表値よりも大きいときにのみ、トルクの値と代表値との差に比例する補正値を第1の判定値に加算して第2の判定値として、次のパルスの発生時には、当該パルスの発生時におけるトルクの値が第2の判定値よりも大きいときに挟み込みと判定するようにした。
【0010】
また、本発明は、車のウインドの全移動範囲を複数ブロックに分割した場合の各ブロック毎のウインドを開閉するための駆動部が出力するトルクの代表値と代表値より大きい第1の判定値とを記憶し、
ウインドがブロック内の所定の距離を移動する毎に、
トルクの値を検出し、
トルクの値とウインドの属するブロックの第1の判定値とを比較し、
トルクの値が第1の判定値よりも大きい時に挟み込みと判定するとともにウインドを停止または反対方向に動作させるための制御信号を出力するパワーウインド装置の制御方法であって、
トルクの値と前記ウインドの属するブロックの代表値との差を求め、
差が正のときにのみ、差に比例した補正値をウインドの属するブロックの第1の判定値に加算して第2の判定値を求め、次の移動時には、次の移動時におけるトルクの値が第2の判定値よりも大きいときに挟み込みと判定するようにした。
【0011】
さらに、本発明は、補正値は、所定の値を超えないようにした。
【0012】
さらに、本発明は、補正値を前記差の25%とし、所定の値をウインドの属するブロックの第1の判定値と代表値との差の25%とした。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のパワーウインド装置及びその制御方法の実施の形態を図1〜図5、及び図7を参照して説明する。
【0014】
図1は、本発明のパワーウインド装置の実施の形態の構成を示す図である。本発明のパワーウインド装置は、駆動部(以下「モータ」という。)11、モータへの電源供給部12、操作スイッチ部13、制御部(以下「CPU」という。)14、パルス発生部15、車載電源端子16、17、18を備えている。
【0015】
モータ11は、車のウインドを開閉させるための正逆回転可能なモータで、図1に示す回路において、上側から下側に電流が流れるとき(UP)は、ウインドを閉じるように回転し、下側から上側に電流が流れるとき(DOWN)は、ウインドを開けるように回転する。
【0016】
電源供給部12は、モータ11に車載電源端子16からの電源を供給するための回路で、リレー19u、19d、スイッチトランジスタ20u、20dを備えている。リレー19u、19dは、それぞれ、可動接点はモータ11の互いに異なる端子に接続され、一方の固定接点は車載電源端子16に接続され、他方の固定接点はグランドに接続されている。また、各々の可動接点は、通常はグランド側の固定接点に接続されているが、リレー19u、19dのコイルに制御電流が流れてると車載電源端子16側の固定接点に接続される。
トランジスタ20uは、べースがCPU14の出力端子P05に接続され、コレクタがリレー19uのコイルを介して接地され、エミッタが車載電源端子17と接続されている。また、トランジスタ20dは、べースがCPU14の出力端子P06に接続され、コレクタがリレー19dのコイルを介して接地され、エミッタが車載電源端子17と接続されている。
【0017】
操作スイッチ部13は、マニュアルウインド閉スイッチ(UP)21u、マニュアルウインド開スイッチ(Down)21d、オートウインド閉スイッチ(U−AUTO)22u、オートウインド開スイッチ(D−AUTO)22d、を備えている。
マニュアルウインド閉スイッチ21uの可動接点はインバータを介して、CPU14の入力端子P02に接続され、一方の固定接点が車載電源端子18に接続され、他方の固定接点がグランドに接続されている。また、マニュアルウインド開スイッチ21dの可動接点は、インバータを介してCPU14の入力端子P03に接続され、一方の固定接点が車載電源端子18に接続され、他方の固定接点がグランドに接続されている。
さらに、オートウインド閉スイッチ22u、オートウインド開スイッチ22dは、それぞれ、一端が接地され、他端がCPU14の入力端子P04に接続されている。
【0018】
CPU14は、入出力用の複数の端子を有し、入力用端子(P02、P03、P04)には、操作スイッチ部13からの信号となる電圧が印加され、出力用端子(P05、P06)から、トランジスタ20u、20dのベースに各トランジスタをオン/オフさせるための信号となる電圧を出力する。また、入力端子P07は、パルス発生部15に接続され、パルス発生部15の発生するパルスが入力される。また、CPU14は、内部にデータ処理部14a、記憶部14bを有している。
【0019】
パルス発生部15は、例えば、モータ11の回転軸に取り付けられたギアの山を利用するものなどで、モータ11の回転に連動し、例えば、モータ11の1回転に1回パルスを発生し、CPU14に出力する。
車載電源端子16、17、18はそれぞれ、車載電源の正の電極(+Vb)に接続され、車載電源を各部に供給している。
【0020】
以上の構成において、マニュアルウインド閉スイッチ21uを操作し、可動接点を車載電源端子18側にすると、車載電源端子18からの電圧が信号となりマニュアルウインド閉スイッチ21uとインバータとを介してCPU14の入力端子P02に入力される。次に、CPU14は、トランジスタ20uをオンさせるための信号を出力端子P05から出力する。そうすると、トランジスタ20uはオンとなり、車載電源端子17からの電流が、エミッタ、コレクタを通してリレー19uのコイルに流れ、リレー19uの可動接点が車載電源端子16側に切り替わり、車載電源端子16からの電圧が、モータ11にウインドを閉じるように印加され、ウインドが閉じて行く。
ここで、オートウインド閉スイッチ22uが操作されると、接地電圧が信号となりCPU14の入力端子P04に入力され、この時は、マニュアルウインド閉スイッチ21uの操作を止めても、CPU14はトランジスタ20uをオンさせるための信号を出力端子P05から出力し続け、他のスイッチが操作されるかウインドが全閉状態になるまで、ウインドは閉じ続ける。
また、オートウインド閉スイッチ22uを操作せずに、マニュアルウインド閉スイッチ21uの操作を止めた場合は、可動接点が車載電源端子18から離れ、接地電圧がインバータを介してCPU14の入力端子P02に入力される。次に、CPU14は、トランジスタ20uをオフさせるための信号を出力端子P05に出力する。そうすると、トランジスタ20uはオフとなり、リレー19uのコイルに制御電流が流れなくなり、リレー19uの可動接点が接地側に切り替わり、モータ11に電圧が印加されなくなり、モータ11の回転が止まり、ウインドが停止する。
【0021】
同様に、マニュアルウインド開スイッチ21dを操作し、可動接点を車載電源端子18側にすると、車載電源端子18からの電圧が信号となりマニュアルウインド開スイッチ21dとインバータとを介してCPU14の入力端子P03に入力される。次に、CPU14は、トランジスタ20dをオンさせるための信号を出力端子P06から出力する。そうすると、トランジスタ20dは、オンとなり、車載電源端子17からの電流が、エミッタ、コレクタを通してリレー19uのコイルに流れ、リレー19dの可動接点が車載電源端子16側に切り替わり、車載電源端子16からの電圧が、モータ11にウインドを開けるように印加され、ウインドが開いて行く。
ここで、オートウインド開スイッチ22dが操作されると、接地電圧が信号となりCPU14の入力端子P05に入力され、この時は、マニュアルウインド開スイッチ21dの操作を止めても、CPU14は、トランジスタ20dをオンさせるための信号を出力端子P06から出力し続け、他のスイッチが操作されるかウインドが全開状態になるまで、ウインドは開き続ける。
また、オートウインド開スイッチ22dを操作せずに、マニュアルウインド開スイッチ21dの操作を止めた場合は、可動接点が車載電源端子18から離れ、接地電圧がインバータを介してCPU14の入力端子P03に入力される。次に、CPU14は、トランジスタ20dをオフさせるための信号を出力端子P06に出力する。そうすると、トランジスタ20dはオフとなり、リレー19dのコイルに制御電流が流れなくなり、リレー19dの可動接点が接地側に切り替わり、モータ11に電圧が印加されなくなり、モータ11の回転が止まり、ウインドが停止する。
【0022】
以上のような構成と動作によって、操作スイッチ部13の各スイッチの操作に応じて信号がCPU14に出力され、CPU14がモータ電源供給部12を介してモータ11に供給される電源を制御し、モータ11が正/逆回転することで車のウインドが開/閉する。
【0023】
次に、このパワーウインド装置においては、ウインドの全移動領域を、例えば、36のブロックに分割すると、各ブロックにおいては、パルスの発生回数は、32パルスずつとなる。そして、基準となる条件(温度、経年など)においての32パルスのモータトルク値の平均値をそのブロックにおけるモータトルク値の代表値とし、モータトルク値の変動を許容する所定の許容値と、代表値と許容値とを加算した挟み込みと判定する判定値とが各ブロック単位に算出されている。図2はこの一例を示しており、縦軸はモータ11の出力するトルク値(N)、横軸はパルス発生部15の発生するパルスの発生回数(左端がウインド全開位置、右端が全閉位置)、曲線はある条件において(温度、経年など)のモータトルクの実測値を示し、代表値と許容値と判定値とは予め設定されトルク値記憶手段によってCPU14内の記憶部14bに記憶されている。
また、このパワーウインド装置は、挟み込みの検出を行うときに、モータ11の出力するトルク値を用いており、このモータトルク値は、パルス発生部15の発生するパルスの発生間隔などの値を用いて、図6に示す計算式によって求められる。なお、このモータトルク値は、ウインドの重量やウインドと窓枠との間の摩擦などを含んでいる。
【0024】
以上の構成において、操作スイッチ部13の操作に応じてモータ11が回転すると、パルス発生部15は、モータ11の回転に連動し、例えば、モータ11の1回転に1回のパルスを発生し、CPU14の入力端子P07に出力する。
このときCPU14は、トルク値検出手段によって、入力されたパルスの発生間隔に要する時間を計測し、計測した時間から図6に示す計算式によってモータトルク値を検出するとともに、入力されたパルスの発生数を計数し、発生数からウインドが図2に示すどのブロックに属するかを特定する。
【0025】
次に、図3は、このパワーウインド装置の制御方法の実施の形態のフローチャートであり、図4は、本発明のパワーウインド装置の挟み込みを判定する方法を説明する図である。図3、4を参照してCPU14が挟み込みを判定する手順を説明する。なお、本実施の形態では、ウインドの所定の距離の移動を、例えば、モータ11にメカ的に取り付け、モータ11の1回転に1回のパルスを発生するパルス発生部15からのパルスの検出時としている。
CPU14はパルスを検出すると、トルク値検出手段によってモータのトルク値を検出(図4丸印)し、パルスの発生数によりウインドが属するブロックを特定する。
以下は、図3に示すように、次に、ブロックの境界かどうかを判定する(S31)。
ステップS31において、ブロックの境界の場合(Yes)は、トルク値記憶手段によって設定/記憶されている次のブロックに対する代表値、許容値、判定値を得て(S32)、次に、挟み込みの判定値(図4破線)と検出されたモータのトルク値(図4丸印)とを比較する(S33)。ブロックの境界でない場合(No)は、そのままステップS33へ進む。
ステップS33において、検出されたトルク値(図4丸印)の方が大きい時(Yes)は、挟み込みがあったと判定して駆動部を停止又は反対に動作させ(S34)、終了する。判定値の方が大きい時(No)は、挟み込みはなかったと判定し、トルク値検出手段によって検出されたトルク値(図4丸印)と代表値(図4実線)との差(図4A)を計算し(S35)、差(図4A)の正負を判定する(S36)。
ステップS36において、計算された差(図4A)が正でない場合(No)は、補正値(図4B)を0とし(S37)、代表値と許容値と補正値を加算させた値を次のパルスの判定値とし(S38)、終了する。計算された差(図4A)が正の場合(Yes)は、差(図4A)を、例えば、4で除算した値を補正値(図4B)とし(S39)、この補正値(図4B)と許容値を、例えば、4で除算した値とを比較する(S40)。
ステップS40において、補正値が許容値を4で除算した値より小さい場合(Yes)は、代表値と許容値と補正値(図4B)とを加算した値を次のパルスの判定値(図4四角印)とし(S38)、終了する。補正値が許容値を4で除算した値より大きい場合(No)は、補正値(図4B)は許容値を4で除算した値とし(S41)、代表値と許容値と補正値(図4B)とを加算させ次のパルスの判定値(図4四角印)とし(S38)、終了する。
以上の判定手順により、CPU14は、ウインドに挟み込みがあったかないかを判定し、挟み込みがあった時は、直ちに、ウインドの動作を停止あるいは反対に動作させている。
【0026】
ところで、以上のような、検出されたトルク値が代表値よりも大きい場合に、その差の、例えば、25%を補正値として判定値に加算して次の判定を行うという判定方法としたことにより、温度変化によるモータトルク値の変動やウインドと窓枠との摩擦係数の変動、経年変化によるパルス発生部15のギア山の削れなどによる出力するパルスの乱れ、などにより検出されるモータトルク値が、パルスが発生する毎に、バラツいてしまったとしても、次回のパルスの発生時における判定にはこのバラツキの25%が上乗せされて判定されるので、挟み込みが発生していないのに、挟み込みが発生したと判定して、ウインドの動作が停止したり反対に動作したりする誤動作を起こすことが少なくなっている。
また、補正値には、例えば、判定値と代表値との差の25%という上限を設けているので、柔らかいものを挟んだときなどに、トルク値が除々に増加したとしても、判定値はトルク値に連れて際限なく増加しないので、挟み込みが起きたときには、正しく判定し、直ちにウインドの動作を停止または反対に動作させることができる。
【0027】
なお、本実施の形態においては、代表値と許容値と補正値とを加算して、次に発生するパルスにおける判定値とし、検出したトルク値と比較しているが、次に発生するパルスによって検出したトルク値から補正値を減算し、この減算した補正値と判定値とを比較しても同様の効果が得られる。
また、補正値は、例えば、差を4で除算した値(25%)としているが、挟み込み検出時に挟み込み力は検出したトルク値から最大100Nを越えては望ましくなく、例えば、許容値を通常よく設定する70〜80Nとすると、補正値は、許容値が70Nのときには、100Nから許容値を減じて、最大30Nとなり、比率にすると許容値の最大43%となり、また、許容値が80Nのときには、補正値は最大20Nとなり、比率にすると許容値の最大25%となる。すなわち、補正値は、最大25〜43%の値であれば良く、特に、4で除算した場合(25%)は、許容値に補正値を加算しても100Nを超えることはなく、補正値として好ましい値である、とともに、CPU14のデータ処理部14aにおいては2ビットシフトすれば計算できるので高速に処理することが可能な値となっていて、したがって、CPU14は補正値を高速に計算できる、又は、計算性能は劣るが安価なCPUを使用することが可能となっている。
さらに、補正値の上限を、許容値を4で除算した値(25%)としているのも上述した理由と同様な理由により、同様の効果が得られる。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、車のウインドを開閉するための駆動部と、駆動部の動作に対応してパルスを発生するパルス発生部と、パルスの発生間隔における駆動部の出力するトルクの値を検出するトルク値検出手段と、ウインドの全移動範囲を複数のブロックに分割した場合の各ブロック毎のトルクの代表値と代表値より大きい第1の判定値とを記憶するトルク値記憶手段と、パルスの発生時におけるトルクの値とウインドの属するブロックの第1の判定値とをパルスの発生毎に比較して、トルクの値が第1の判定値よりも大きい時に挟み込みと判定するとともに駆動部を停止または反対方向に動作させる制御部とを備え、制御部は、パルスの発生時におけるトルクの値がウインドの属するブロックの代表値よりも大きいときにのみ、トルクの値と代表値との差に比例する補正値を第1の判定値に加算して第2の判定値として、次のパルスの発生時には、当該パルスの発生時におけるトルクの値が第2の判定値よりも大きいときに挟み込みと判定するようにしたので、温度変化や経年変化により検出されるモータトルク値がバラツいてしまったとしても、次回の判定時にはこのバラツキの25%が上乗せされ判定されるので、挟み込みが発生していないのに、挟み込みが発生したと判定して、ウインドの動作が停止したり反転したりする誤動作を起こすことが少なくできる。
【0029】
また、本発明によれば、補正値が所定の値を超えないようにしたので、検出されたトルク値が除々に増加したとしても判定値は際限なく増加しないので、挟み込みが起きたときには、正しく判定できる。
【0030】
また、本発明によれば、補正値を差の25%とし、所定の値を前記ウインドの属するブロックの第1の判定値と代表値との差の25%としたので、制御部が計算しやすく、したがって、計算が高速にできる、又は、計算性能は劣るが安価な制御部を使用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパワーウインド装置の実施の形態の構成を示す図である。
【図2】本発明及び従来のパワーウインド装置のウインドの全移動領域を複数のブロックに分割した場合の、各ブロック毎の代表値、許容値、判定値の一例を示す特性図である。
【図3】本発明のパワーウインド装置の制御方法の第1の実施の形態を示すフローチャートである。
【図4】本発明のパワーウインド装置の挟み込みを判定する方法を説明する図である。
【図5】従来のパワーウインド装置の構成を示す図である。
【図6】本発明及び従来のパワーウインド装置のモータトルク値を求める計算式を示す図である。
【符号の説明】
11 駆動部(モータ)
14 制御部(CPU)
14a データ処理部
14b 記憶部
15 パルス発生部

Claims (7)

  1. 車のウインドを開閉するための駆動部と、前記駆動部の動作に対応してパルスを発生するパルス発生部と、前記パルスの発生間隔における前記駆動部の出力するトルクの値を検出するトルク値検出手段と、前記ウインドの全移動範囲を複数のブロックに分割した場合の各ブロック毎の前記トルクの代表値と前記代表値より大きい第1の判定値とを記憶するトルク値の記憶手段と、前記ウインドがそれぞれのブロック内を移動して前記パルスを発生する毎に前記トルクの値と前記ウインドの属するブロックの第1の判定値と比較して、前記トルクの値が前記第1の判定値よりも大きい時に挟み込みと判定するとともに前記駆動部を停止または反対方向に動作させる制御部とを備え、前記制御部は、同じ1つのブロックにおいて、前記パルスを発生する毎に、前記トルクの値が前記ウインドの属するブロックの代表値よりも大きいときにのみ、前記トルクの値と前記代表値との差に比例する補正値を前記第1の判定値に加算した第2の判定値を設定し、次のパルスの発生時におけるトルクの値が前記第2の判定値よりも大きいときに挟み込みと判定するようにしたことを特徴とするパワーウインド装置。
  2. 前記トルクの代表値は、各ブロック毎の複数のモータトルク値を平均化して求めたことを特徴とする請求項1に記載のパワーウインド装置。
  3. 前記補正値は、所定の値を超えないようにしたことを特徴とする請求項1に記載のパワーウインド装置。
  4. 前記補正値は、前記差の25%とし、前記所定の値は、前記ウインドの属するブロックの第 1 の判定値と代表値との差の25%としたことを特徴とする請求項3に記載のパワーウインド装置。
  5. 車のウインドの全移動範囲を複数ブロックに分割した場合の各ブロック毎に、前記ウインドを開閉するための駆動部が出力する複数のトルクから求めた代表値と前記代表値より大きい第1の判定値とを記憶し、前記ウインドが前記各ブロック内を移動する毎に、前記複数のトルクの値を検出し、前記トルクの値と前記ウインドの属するブロックの第1の判定値とを比較し、前記トルクの値が前記第1の判定値よりも大きい時に挟み込みと判定するとともに前記ウインドを停止または反対方向に動作させるための制御信号を出力するパワーウインド装置の制御方法であって、前記ウインドがそれぞれのブロック内を移動するときに、前記トルクの値と前記ウインドの属するブロックの代表値との差を求め、前記差が正のときにのみ、前記差に比例した補正値を前記ウインドの属するブロックの第1の判定値に加算した第2の判定値を設定し、同じブロック内において次のトルクの値が得られたとき、そのトルクの値が前記第2の判定値よりも大きいときに挟み込みと判定するようにしたことを特徴とするパワーウインド装置の制御方法。
  6. 前記補正値は、所定の値を超えないようにしたことを特徴とする請求項5に記載のパワーウインド装置の制御方法。
  7. 前記補正値は、前記差の25%とし、前記所定の値は、前記ウインドの属するブロックの判定値と代表値との差の25%としたことを特徴とする請求項6に記載のパワーウインド装置の制御方法。
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