JP3721986B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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  • Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体装置及びその製造方法に関し、特に、半導体チップの外部電極と配線基板を向かい合わせてフリップチップ接合する半導体装置に適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、配線及びその外部接続端子が設けられた配線基板上に半導体チップを実装し、前記半導体チップの外部電極と配線基板の配線を接続する方法の一つとしてフリップチップ実装があげられる。
【0003】
従来のフリップチップ実装した半導体装置は、例えば、図8(a)及び図8(b)に示すように、絶縁性基材101に配線102及びその外部接続端子103が設けられた配線基板1上に、前記半導体チップ2を、その回路形成面、言い換えると外部電極201が、前記配線基板1と向かい合うように設けられ、前記外部電極201と前記配線基板1の配線102が突起導体(バンプ)3により接合されている。また、前記配線102と外部電極201の接合部を含む、前記配線基板1と半導体チップ2との間は、レジンなどの封止樹脂4により封止されている。
【0004】
前記図8(a)及び図8(b)に示したような半導体装置の製造方法は、まず、配線102及びその外部接続端子103が形成された配線基板1を形成し、図9(a)に示すように、前記配線基板1の所定位置に液状の封止樹脂4を塗布またはポッティングしたものと、外部電極201上に突起導体(バンプ)3を形成した半導体チップ2とを用意し、半導体チップ2の外部電極形成面と配線基板1上の封止樹脂4を向かい合わせて加熱、押圧し、外部電極201上のバンプ3と配線基板1の配線102とを電気的に接合(フリップチップ接合)するとともに、接合部を含む配線基板と半導体チップとの隙間を封止樹脂4で封止する。その後、配線の外部接続端子103にはんだボールのようなボール端子5を接続する。また、前記液状の封止樹脂4の代わりにフィルム状樹脂を貼り付ける場合がある。
【0005】
このとき、半導体チップ2のバンプ3は、配線基板1上の封止樹脂4を突き破り、配線102部分の樹脂を押し除けることによって配線102と電気的に接合される。
【0006】
前記図9(a)に示したような半導体装置では、配線基板1上に設けられる封止樹脂4は液状のものを用いているが、半導体チップ2の実装領域の外側に流れ出さないようにある程度、粘度の高い樹脂が用いられる。そのため、封止樹脂4上から押圧してバンプ3と配線102を接合する方法では、樹脂を突き破れずに接合できない場合があり、接合の信頼性が低くなるという問題点があるため、近年では、図9(b)に示したように、前記配線基板1上に半導体チップ2をフリップチップ接合した後、前記半導体チップ2の側面から封止樹脂4を注入する方法が提案されている。
【0007】
また、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)のように、外部電極が回路形成面の中心線付近に線状に設けられたセンターパッド型の半導体チップでは、図8(a)に示したように、一本の線状に配置された接合部(突起導体3)により半導体チップ2を支えなければならない。そのため、半導体チップ2の安定性が悪く、接合部(突起導体)に負荷がかかり、クラックなどによる接続不良が発生しやすい。そのため、図10に示すように、前記半導体チップ2の外部電極201が形成された領域をはさんだ両側に弾性体(エラストマ)10を設けて、前記エラストマ10で半導体チップ2を支持して、前記半導体チップ2の安定性、平坦性を向上させている方法が提案されている。前記エラストマ10は、前記配線基板1と半導体チップ2とを接着し、前記半導体チップ2を安定させる接着剤であるとともに、前記配線基板1と半導体チップ2の熱膨張係数の違いにより生じる熱応力を緩和するための緩和材としても機能するものを用いており、例えば、熱硬化性のエポキシ系樹脂などが用いられる。またこのとき、前記突起導体(バンプ)3の周辺にできる隙間には、レジンなどの封止樹脂(アンダーフィル)4を流し込んで接合部の周辺を封止している。また、前記テープ基材101に設けられたビア孔に、例えば、はんだボールなどのボール端子5を搭載し、前記はんだボールを部分的に融解させて前記外部接続端子103と接続している。
【0008】
前記図10に示したような、エラストマ10を用いる半導体装置の製造方法は、まず、テープ基材101に配線102及びその外部接続端子103、前記外部接続端子部分のビア孔を形成した配線基板1を形成したのち、前記配線基板1の所定位置に弾性体(エラストマ)10を配置し、前記エラストマ10上に半導体チップ2を、その外部電極201が前記エラストマ10と向かい合うように配置する。このとき、例えば、前記外部電極201上に突起導体3を設けておき、前記突起導体3と前記配線102が接するようにしておく。そして、前記エラストマ10及び突起導体3を加熱、押圧して、前記半導体チップ2と配線基板1を前記エラストマ10により接着するとともに、前記半導体チップ2の外部電極201と配線基板1の配線102を前記突起導体(バンプ)3により接続する。その後、前記突起導体(バンプ)3を封止するために、図11に示すように、樹脂注入用ノズル(ディスペンサー)9を用いて、前記半導体チップ2の側面方向から前記二つのエラストマ10間にレジン等の封止樹脂4を流し込む。前記封止樹脂4により接合部を封止した後、前記配線基板1のビア孔上にはんだボール等のボール端子5を載せて加熱し、部分的に融解させて前記はんだボールと外部接続端子103を接続する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の技術では、前記弾性体(エラストマ)を介して半導体チップと配線基板をフリップチップ接合する工程の後に、前記弾性体間に封止樹脂を流し込んで突起導体(バンプ)を封止する工程が行われているが、前記封止樹脂を流し込むときに、図11に示すように、前記バンプ3間に封止樹脂4が流れ込まずにボイド11ができてしまうことが多い。前記ボイド11が生じると、その後の製造工程での加熱処理、例えば、前記ボール端子5を接続するためのリフロー工程等で、前記ボイド11内の空気が加熱されて膨張し、前記バンプ3が配線102あるいは外部電極201から剥がれて接続不良になるという問題があった。また、前記ボイド11の膨張により、前記封止樹脂4と半導体チップ2あるいは配線基板1の接着面が剥がれ、パッケージクラックの原因になるという問題があった。
【0010】
本発明の目的は、半導体チップをフリップチップ実装した半導体装置において、接合部を封止する封止樹脂内にボイドが発生することを低減させることが可能な技術を提供することにある。
【0011】
本発明の他の目的は、半導体チップをフリップチップ実装した半導体装置において、前記半導体チップの外部電極と配線の接続信頼性を向上させることが可能な技術を提供することにある。
【0012】
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面によって明らかになるであろう。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明において開示される発明の概要を説明すれば、以下のとおりである。
【0014】
(1)絶縁性基板の表側面に配線及びその外部接続端子が設けられた配線基板を設け、前記配線基板の前記表側面に、半導体チップを、その回路形成面が前記配線基板と向かい合うように設け、前記配線と前記半導体チップの回路形成面上に設けられた外部電極とが突起導体により電気的に接続され、前記外部電極、突起導体、及び配線の接続部、ならびに前記配線基板と前記半導体チップの隙間が絶縁体により封止された半導体装置において、前記絶縁性基板の所定位置に開口部が設けられ、前記配線は前記開口部を横断し、且つ前記開口部を塞がないように設けられ、前記突起導体は前記開口部内の配線と接続されている半導体装置である。
【0015】
前記(1)の手段によれば、前記半導体チップの外部電極(突起導体)と配線が、前記絶縁性基板に設けられた開口部内で接続されており、前記開口部から樹脂を注入して前記絶縁体を設けることにより、前記外部電極、突起導体、及び配線の接合部の周辺を先に封止することができる。そのため、接合部周辺にボイドが発生することを低減させることができる。また、前記接合部周辺にボイドがないため、加熱工程においてボイドの水蒸気爆発が起こり、その衝撃で接合部が剥離したり、接着面が剥がれるといった半導体装置の信頼性の低下を防げる。
【0016】
また、前記絶縁体を、前記半導体チップの外部電極が形成されていない領域に設けられる第1絶縁体と、前記外部電極、突起導体、及び配線の接続部の周辺に設けられる第2絶縁体とで構成することも可能である。
【0017】
(2)絶縁性基板の表側面に配線及びその外部接続端子を形成した配線基板を形成する配線基板形成工程と、半導体チップの回路形成面と前記配線基板の配線形成面を向かい合わせて配置し、前記半導体チップの回路形成面上に形成された外部電極と前記配線基板上の配線を突起導体により電気的に接続する半導体チップ接続工程と、前記突起導体により接続された前記半導体チップの外部電極と前記配線との接続部、及び前記半導体チップと前記配線基板間を絶縁体で封止する封止工程とを備える半導体装置の製造方法において、前記配線基板形成工程は、前記絶縁性基板の所定位置に第1開口部及び第2開口部を形成する工程と、前記絶縁性基板の表側面に、前記第1開口部を横断し、且つ前記開口部を塞がない配線と、前記第2開口部に延在する前記配線の外部接続端子を形成する工程とを備え、前記封止工程は、前記絶縁性基板の第1開口部から、前記半導体チップと前記配線基板間に液状の樹脂を注入する工程と、前記液状の樹脂を硬化させて前記外部電極、突起導体、及び配線の接続部を封止する工程とを備える半導体装置の製造方法である。
【0018】
前記(2)の手段によれば、前記配線基板の第1開口部内で、配線と半導体チップの外部電極上の突起導体を接合した後、前記第1開口部から前記配線、突起導体、及び外部電極の接合部、ならびに前記配線基板と半導体チップ間に液状の樹脂を注入し、硬化させて封止するため、前記外部電極、突起導体、及び配線の接合部の周辺を先に封止することができる。そのため、接合部周辺にボイドが発生することを低減させることができる。また、前記接合部周辺にボイドがないため、加熱工程においてボイドの水蒸気爆発が起こり、その衝撃で接合部が剥離したり、接着面が剥がれるといった信頼性の低下を防げる。
【0019】
(3)絶縁性基板の表側面に配線及びその外部接続端子を形成した配線基板を形成する配線基板形成工程と、半導体チップの回路形成面と前記配線基板の配線形成面を向かい合わせて配置し、前記半導体チップの回路形成面上に形成された外部電極と前記配線基板上の配線を電気的に接続する半導体チップ接続工程と、前記半導体チップの外部電極と前記配線との接続部、及び前記半導体チップと前記配線基板間を絶縁体で封止する封止工程とを備える半導体装置の製造方法において、前記配線基板形成工程は、前記絶縁性基板の所定位置に第1開口部及び第2開口部を形成する工程と、前記絶縁性基板の表側面に、前記第1開口部を横断し、且つ前記開口部を塞がない配線と、前記第2開口部に延在する前記配線の外部接続端子を形成する工程とを備え、前記接続工程は、前記配線基板の前記第1開口部の周辺に第1絶縁体を形成する工程と、前記第1開口部内の配線上、もしくは前記半導体チップの外部電極上に突起導体を形成する工程と、前記配線と前記外部電極を前記突起導体により接続すると同時に、前記第1絶縁体により前記配線基板と前記半導体チップを接着する工程とを備え、前記封止工程は、前記絶縁性基板の第1開口部から、前記半導体チップと前記配線基板間に液状の第2絶縁体を注入する工程と、前記第2絶縁体を硬化させて前記外部電極、突起導体、及び配線の接続部を封止する工程とを備える半導体装置の製造方法である。
【0020】
前記(3)の手段によれば、前記配線基板の第1開口部内で、配線と半導体チップの外部電極上の突起導体を接合した後、前記第1開口部から前記配線、突起導体、及び外部電極の接合部、ならびに前記配線基板と半導体チップ間に液状の樹脂を注入し、硬化させて封止するため、前記外部電極、突起導体、及び配線の接合部の周辺を先に封止することができる。そのため、接合部周辺にボイドが発生することを低減させることができる。また、前記接合部周辺にボイドがないため、加熱工程においてボイドの水蒸気爆発が起こり、その衝撃で接合部が剥離したり、接着面が剥がれるといった信頼性の低下を防げる。
【0021】
また、前記配線基板上に第1絶縁体を設けておき、前記配線基板と半導体チップをフリップチップ接合させるときに、前記第1絶縁体により前記配線基板と半導体チップを接着させることにより、接合時、及びその後の工程での前記半導体チップの平坦性(安定性)が向上し、接合部への負荷が減少し、断線等の接続不良を低減させることができる。このとき、前記第1絶縁体として、接着性を有するシート状絶縁体を用いることにより、半導体チップの平坦性(安定性)を容易に向上させることができる。
【0022】
以下、本発明について、図面を参照して実施の形態(実施例)とともに詳細に説明する。
【0023】
なお、実施例を説明するための全図において、同一機能を有するものは、同一符号をつけ、その繰り返しの説明は省略する。
【0024】
【発明の実施の形態】
(実施例1)
1は、本発明による実施例1の半導体装置の概略構成を示す模式図であり、図1(a)は半導体装置を配線基板側から見た平面図、図1(b)は図1(a)のA−A’線の断面図である。
【0025】
図1において、1は配線基板(TABテープ)、1Aは第1開口部、1Bは第2開口部、101は絶縁性基板(テープ基材)、102は配線、103は外部接続端子、2は半導体チップ、201は外部電極、3は突起導体(バンプ)、4は封止樹脂、5はボール端子である。
【0026】
本実施例1の半導体装置は、配線基板上に半導体チップをフリップチップ実装した半導体装置であり、図1(a)及び図1(b)に示すように、絶縁性基板(テープ基材)101の一方の主面(以下、表側面という)に配線102及びその外部接続端子103が設けられた配線基板1と、前記配線基板1の前記表側面に、回路形成面が前記配線基板1と向かい合うように設けられた半導体チップ2と、前記配線102と前記半導体チップ2の回路形成面上に設けられた外部電極201とを接続する突起導体3と、前記配線102、突起導体3、及び外部電極201の接続部、ならびに前記配線基板1と前記半導体チップ2の隙間を封止する絶縁体4により構成されている。前記半導体チップ2は、例えば、DRAMのように、回路形成面の中心線付近に線状に外部電極が形成されたセンターパッド型の半導体チップであるとする。
【0027】
また、本実施例1の半導体装置では、図1(a)及び図1(b)に示すように、前記絶縁性基板101の所定位置に第1開口部1A、第2開口部1Bが設けられており、前記配線102は前記第1開口部1Aを横断し、且つ前記第1開口部1Aを塞がないように設けられている。またこのとき、前記突起導体3は前記第1開口部1A内の配線102と接続されている。
【0028】
また、前記配線102の外部接続端子103は、前記絶縁性基板101に設けられた第2開口部1B上に設けられている。前記第2開口部1Bには、例えば、Pb−Sn系のはんだボールのようなボール端子5が搭載され、前記ボール端子5は、前記第2開口部1Bを介して前記外部接続端子103と接続されている。
【0029】
図2乃至図4は、本実施例1の半導体装置の製造方法を説明するための模式断面図であり、各工程における断面を、図1(a)のA−A´線に相当する断面図で示している。図2乃至図4において、101はテープ基材、6は金属箔(銅箔)、7はコレット、8はボンディングツール、9はディスペンサーである。
【0030】
以下、図2乃至図4に沿って、本実施例1の半導体装置の製造方法について説明する。
【0031】
まず、図2(a)に示すように、例えば、前記絶縁性基板101として用いられるポリイミドテープのようなテープ基材101の所定位置を金型で打ち抜いて、第1開口部1A及び第2開口部1Bを形成する。なお、図2(a)では省略しているが、前記テープ基材101の前記表側面には、カバーフィルム付きの接着剤が貼り付けられている。
【0032】
次に、前記カバーフィルム(図示しない)をはがして、図2(b)に示すように、前記テープ基材101の表側面に、例えば、銅(Cu)箔のような金属箔6を、前記接着剤(図示しない)を用いて接着する。
【0033】
次に、前記銅箔6上にフォトレジスト等で配線パターンに対応するレジスト膜を形成した後、前記銅箔6をエッチングして、図2(b)に示すように、配線102及びその外部接続端子103を形成する。このとき、前記配線102は、図1(a)に示すように、前記第1開口部1Aを横断し、且つ前記第1開口部1Aを塞がないように形成される。また、前記外部接続端子103は、前記第2開口部1B上に、前記第2開口部1Bを塞ぐように形成される。
【0034】
その後、前記配線102及びその外部接続端子103の表面をめっき処理して、例えば、錫(Sn)めっき、あるいは金(Au)めっきを形成する。前記めっき処理には、例えば、電解めっき法、無電解めっき法、電気メッキ法などが用いられる。
【0035】
以上の工程により、本実施例1の半導体装置で用いられる配線基板を形成さる。
【0036】
次に、図3(a)に示すように、前記テープ基材101にフリップチップ実装される半導体チップ2を、コレット7のような搬送装置で、前記テープ基材101の配線102と前記半導体チップ2の外部電極201が向かい合うように配置し、位置合わせを行う。このとき、図3(a)に示すように、例えば、前記半導体チップ2の外部電極201上に、前記突起導体3として金(Au)バンプ3を形成しておく、前記金バンプ3は、図3(a)に示したような、球形のバンプの代わりに、ボンディングツールを用いたスタッドバンプであっても良い。
【0037】
次に、前記半導体チップ2をテープ基材101の方向へ移動させて、前記金バンプ3を配線102に接触させた後、図3(b)に示すように、ボンディングツール8を用いて前記接触部分を加熱、押圧して、前記配線102と金バンプ3を接合させる。このとき、前記配線102の表面が錫めっき処理されている場合には、金錫接合をさせるために、接触部分を220℃から350度程度に加熱する。またこのとき、前記第1開口部1Aを設けることにより、前記ボンディングツール8を図3(b)に示すように、前記配線102に直接当てることができるため、従来のように、テープ基材101を介して加熱する場合に比べ、ボンディングツール8の温度を低くすることができる。また、前記配線102にボンディングツール8を直接当てられるので、従来、一括ボンディング(ギャングボンディング)に用いていたボンディングツールを使用できる。そのため、フリップチップ実装が容易になるとともに、装置コストを低減させることができる。
【0038】
次に、図4(a)に示すように、ディスペンサー9を用いて、前記第1開口部1Aから、前記配線102、金バンプ3、及び外部電極201の接合部、ならびに前記テープ基材101と半導体チップ2の間に、例えば、液状のエポキシ系封止樹脂4を注入する。このとき、前記封止樹脂4を前記第1開口部1Aから注入することにより、前記封止樹脂4が前記接合部を中心にして拡がっていくため、前記接合部の周辺でのボイドの発生を低減することができる。前記封止樹脂4を注入したあとは、所定の温度に加熱して、前記封止樹脂4を硬化させる。
【0039】
次に、図4(b)に示すように、前記第2開口部1B上に、例えば、Pb−Sn系のはんだボールのようなボール端子5を搭載して加熱し、部分的に融解させて前記第2開口部1B内に流し込み、前記ボール端子5と外部接続端子103を接続する。前記ボール端子5は、前記Pb−Sn系はんだの他に、錫−銀−銅(Sn−Ag−Cu)系はんだ、錫−銅(Sn−Cu)系はんだ、錫−ビスマス系はんだ、錫−亜鉛系はんだ等の鉛を含まないはんだを用いることもできる。
【0040】
その後、前記テープ基材101を所定位置で切断すると、図1(a)及び図1(b)に示したような半導体装置を得ることができる。
【0041】
以上説明したように、本実施例1によれば、前記配線基板1に設けられた前記第1開口部1Aから、前記配線102、金バンプ3、及び外部電極201の接合部、ならびに前記テープ基材(絶縁性基板)101と半導体チップ間に、例えば、液状のエポキシ系封止樹脂4を注入することにより、前記封止樹脂4が前記接合部を中心にして拡がっていくため、前記接合部の周辺でのボイドの発生を低減することができる。そのため、前記ボイドの水蒸気爆発による接合部の断線や、接着面の剥離など、半導体装置の信頼性が低下するのを防ぐことができる。
【0042】
また、前記第1開口部1Aを設けることにより、前記ボンディングツール8を図3(b)に示すように、前記配線102に直接当てることができるため、従来のように、テープ基材101を介して加熱する場合に比べ、ボンディングツール8の温度を低くすることができる。また、前記配線102にボンディングツール8を直接当てられるので、従来、一括ボンディング(ギャングボンディング)に用いていたボンディングツールを使用できる。そのため、フリップチップ実装が容易になるとともに、装置コストを低減させることができる。
【0043】
また、本実施例1の半導体装置では、フリップチップ実装する半導体チップ2が、DRAMのようなセンターパッド型の半導体チップであったが、これに限らず、外部電極が任意の位置に形成されている半導体チップに適用できることはいうまでもない。
【0044】
(実施例2)
図5は、本発明による実施例2の半導体装置の概略構成を示す模式図であり、図5(a)は半導体装置を配線基板側から見た平面図、図5(b)は図5(a)のB−B´線での断面図である。
【0045】
図5において、1は配線基板(TABテープ)、1Aは第1開口部、1Bは第2開口部、101は絶縁性基板(テープ基材)、102は配線、103は外部接続端子、2は半導体チップ、201は外部電極、3は突起導体(バンプ)、4は封止樹脂(第2絶縁体)、5はボール端子、10はエラストマ(第1絶縁体)である。
【0046】
本実施例2の半導体装置は、配線基板上に半導体チップをフリップチップ実装した半導体装置であり、図5(a)及び図5(b)に示すように、絶縁性基材(テープ基材)101の一主面(表側面)に配線102及びその外部接続端子103が設けられた配線基板1と、前記配線基板1の前記表側面に、エラストマ(第1絶縁体)10を介して、回路形成面が前記配線基板1と向かい合うように設けられた半導体チップ2と、前記配線102と前記半導体チップ2の回路形成面上に設けられた外部電極201とを接続する突起導体3と、前記配線102、突起導体3、及び外部電極201の接続部周辺を封止する封止樹脂(第2絶縁体)4により構成されている。前記半導体チップ2は、例えば、DRAMのように、回路形成面の中心線付近に線状に外部電極が設けられたセンターパッド型の半導体チップである。
【0047】
本実施例2の半導体装置も、前記実施例1の半導体装置と同様で、図5(a)及び図5(b)に示すように、前記絶縁性基板101の所定位置に第1開口部1A、第2開口部1Bが設けられており、前記配線102は前記第1開口部1Aを横断し、且つ前記第1開口部1Aを塞がないように設けられている。またこのとき、前記突起導体3は前記第1開口部1A内の配線102と接続されている。
【0048】
また、前記配線102の外部接続端子103は、前記絶縁性基板101に設けられた第2開口部1B上に設けられている。前記第2開口部1Bには、例えば、Pb−Sn系のはんだボールのようなボール端子5が搭載され、前記ボール端子5は、前記第2開口部1Bを介して前記外部接続端子103と接続されている。
【0049】
図6は、本実施例1の半導体装置の製造方法を説明するための模式断面図であり、各工程における断面を、図5(a)のB−B´線に相当する断面図で示している。以下、本実施例2の半導体装置の製造方法について説明するが、前記実施例1と同様の工程はその詳細な説明を省略する。
【0050】
まず、例えば、ポリイミドテープのようなテープ基材101の所定位置を金型で打ち抜いて、図3(a)に示したような第1開口部1A及び第2開口部1Bを形成する。次に、前記テープ基材101の表側面に、例えば、銅(Cu)箔のような金属箔6を接着した後、前記銅箔6をエッチング処理して、図3(b)に示したような配線102及びその外部接続端子103を形成する。このとき、前記配線102は、図5(a)に示すように、前記第1開口部1Aを横断し、且つ前記第1開口部1Aを塞がないように形成される。また、前記外部接続端子103は、前記第2開口部1B上に、前記第2開口部1Bを塞ぐように形成される。
【0051】
その後、前記配線102及びその外部接続端子103の表面をめっき処理して、例えば、錫(Sn)めっき、あるいは金(Au)めっきを形成する。前記めっき処理には、例えば、電解めっき法、無電解めっき法、電気メッキ法などが用いられる。
【0052】
次に、図6(a)に示すように、前記テープ基材101の所定位置に、例えば、シート状のエラストマ10を配置し、フリップチップ実装される半導体チップ2をコレット7のような搬送装置で、前記テープ基材101の配線102と前記半導体チップ2の外部電極201が向かい合うように配置、位置合わせを行った後、前記エラストマ10と半導体チップ2の接着を行い、続けて前記配線102と金バンプ3の接合をする。前記配線102と金バンプ3の接合は、図3(b)に示したようなボンディングツール8を用いて一括ボンディング(ギャングボンディング)する。このとき、前記配線102の表面が錫めっき処理されているとすると、接合部は220℃から350度程度に加熱されて金錫接合される。前記エラストマ10は、前記半導体チップ2を前記テープ基板101に接着して安定させるとともに、後の工程で樹脂を注入させたときに樹脂が所定の方向に流れやすくするために、所定の粘度よりも高いものが好ましい。前記テープ基材101上の半導体チップ2は、前記金バンプ3だけでなく、前記エラストマ10によって支持されるため、搬送中の振動や、接触に対する半導体チップの安定性が高くなり、接合部分の断線が低減する。そのため、電気的な接続信頼性の低下を防ぐことができる。また、シート状のエラストマ10を用いることにより、接合部の両側の高さをそろえることが容易になり、半導体チップの平坦性が向上する。
【0053】
次に、図6(a)に示すように、ディスペンサー9を用いて、前記第1開口部1Aから、前記配線102、金バンプ3、及び外部電極201の接合部の周辺に、例えば、液状のエポキシ系封止樹脂4を注入する。このとき、前記封止樹脂4を前記第1開口部1Aから注入することにより、前記封止樹脂4が前記接合部を中心にして拡がっていくため、前記接合部の周辺でのボイドの発生を低減することができる。前記封止樹脂4を注入したあとは、所定の温度に加熱して、前記封止樹脂4を硬化させる。
【0054】
次に、前記実施例1と同様で、前記第2開口部1B上に、例えば、Pb−Sn系のはんだボールのようなボール端子5を搭載して加熱し、部分的に融解させて前記第2開口部内に流し込み、前記ボール端子5と外部接続端子103を接続する。前記ボール端子5は、前記Pb−Sn系はんだの他に、錫−銀−銅(Sn−Ag−Cu)系はんだ、錫−銅(Sn−Cu)系はんだ、錫−ビスマス系はんだ、錫−亜鉛系はんだ等の鉛を含まないはんだを用いることもできる。
【0055】
その後、前記テープ基材101を所定位置で切断すると、図5(a)及び図5(b)に示したような半導体装置を得ることができる。
【0056】
以上説明したように、本実施例2によれば、前記配線基板1に設けられた前記第1開口部1Aから、前記配線102、金バンプ3、及び外部電極201の接合部、例えば、液状のエポキシ系封止樹脂4を注入することにより、前記封止樹脂4が前記接合部を中心にして拡がっていくため、前記接合部の周辺でのボイドの発生を低減することができる。そのため、前記ボイドの水蒸気爆発による接合部の断線や、接着面の剥離など、半導体装置の信頼性が低下するのを防ぐことができる。
【0057】
また、前記実施例1で説明したように、前記第1開口部1Aを設けることで、従来、一括ボンディング(ギャングボンディング)に用いているボンディングツールを使用できる。そのため、フリップチップ実装が容易になるとともに、装置コストを低減させることができる。
【0058】
また、本実施例2の半導体装置では、フリップチップ実装する半導体チップ2に、DRAMのようなセンターパッド型の半導体チップを用いたが、これに限らず、外部電極が任意の位置に設けられた半導体チップに適用できることはいうまでもない。
【0059】
図7は、本実施例2の半導体装置の変形例を説明するための模式平面図である。
【0060】
本実施例2の半導体装置では、前記配線102、突起導体(金バンプ)3、外部電極201の接合部の両側に、エラストマ10を設けてあるが、これに限らず、図7に示したように、前記半導体チップ2の4隅付近に、エラストマ10を設けてもよい。
【0061】
以上、本発明を、前記実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることはもちろんである。
【0062】
【発明の効果】
本発明において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
【0063】
(1)半導体チップをフリップチップ実装した半導体装置において、接合部を封止する封止樹脂内にボイドが発生することを低減させることできる。
【0064】
(2)半導体チップをフリップチップ実装した半導体装置において、前記半導体チップの外部電極と配線の接続信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施例1の半導体装置の概略構成を示す模式図である。
【図2】本実施例1の半導体装置の製造方法を説明するための模式断面図である。
【図3】本実施例1の半導体装置の製造方法を説明するための模式断面図である。
【図4】本実施例1の半導体装置の製造方法を説明するための模式断面図である。
【図5】本発明による実施例2の半導体装置の概略構成を示す模式図である。
【図6】本実施例2の半導体装置の製造方法を説明するための模式断面図である。
【図7】本実施例2の半導体装置の変形例を説明するための模式平面図である。
【図8】従来のフリップチップ実装した半導体装置の概略構成を示す模式図である。
【図9】従来のフリップチップ実装した半導体装置の封止方法を説明するための模式図である。
【図10】従来のフリップチップ実装した半導体装置の概略構成を示す模式図である。
【図11】従来のフリップチップ実装した半導体装置の課題を説明するための模式図である。
【符号の説明】
1 配線基板(TABテープ)
1A 第1開口部
101 絶縁性基板(テープ基材)
102 配線
103 配線の外部接続端子
2 半導体チップ
201 外部電極
3 突起導体(金バンプ)
4 封止樹脂
5 ボール端子
6 金属箔(銅箔)
7 コレット
8 ボンディングツール
9 ディスペンサー
10 エラストマ
11 ボイド

Claims (5)

  1. 絶縁性基板の表側面に配線及びその外部接続端子が設けられた配線基板を設け、前記配線基板の前記表側面に、半導体チップを、その回路形成面が前記配線基板と向かい合うように設け、前記配線と前記半導体チップの回路形成面上に設けられた外部電極とが突起導体により電気的に接続され、前記外部電極、突起導体、及び配線の接続部、ならびに前記配線基板と前記半導体チップの隙間が絶縁体により封止された半導体装置において、
    前記絶縁性基板の所定位置に開口部が設けられ、
    前記配線は前記開口部を横断し、且つ前記開口部を塞がないように設けられ、
    前記突起導体は前記開口部内の配線と接続されていることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記請求項1に記載の半導体装置において、
    前記絶縁体は、前記半導体チップの外部電極が形成されていない領域に設けられる第1絶縁体と、前記外部電極、突起導体、及び配線の接続部の周辺に設けられる第2絶縁体からなることを特徴とする半導体装置。
  3. 絶縁性基板の表側面に配線及びその外部接続端子を形成した配線基板を形成する配線基板形成工程と、半導体チップの回路形成面と前記配線基板の配線形成面を向かい合わせて配置し、前記半導体チップの回路形成面上に形成された外部電極と前記配線基板上の配線を突起導体により電気的に接続する半導体チップ接続工程と、前記突起導体により接続された前記半導体チップの外部電極と前記配線との接続部、及び前記半導体チップと前記配線基板間を絶縁体で封止する封止工程とを備える半導体装置の製造方法において、
    前記配線基板形成工程は、
    前記絶縁性基板の所定位置に第1開口部及び第2開口部を形成する工程と、
    前記絶縁性基板の表側面に、前記第1開口部を横断し、且つ前記開口部を塞がない配線と、前記第2開口部に延在する前記配線の外部接続端子を形成する工程とを備え、
    前記封止工程は、
    前記絶縁性基板の第1開口部から、前記半導体チップと前記配線基板間に液状の樹脂を注入する工程と、
    前記液状の樹脂を硬化させて前記外部電極、突起導体、及び配線の接続部を封止する工程とを備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 絶縁性基板の表側面に配線及びその外部接続端子を形成した配線基板を形成する配線基板形成工程と、半導体チップの回路形成面と前記配線基板の配線形成面を向かい合わせて配置し、前記半導体チップの回路形成面上に形成された外部電極と前記配線基板上の配線を電気的に接続する半導体チップ接続工程と、前記半導体チップの外部電極と前記配線との接続部、及び前記半導体チップと前記配線基板間を絶縁体で封止する封止工程とを備える半導体装置の製造方法において、
    前記配線基板形成工程は、
    前記絶縁性基板の所定位置に第1開口部及び第2開口部を形成する工程と、
    前記絶縁性基板の表側面に、前記第1開口部を横断し、且つ前記開口部を塞がない配線と、前記第2開口部に延在する前記配線の外部接続端子を形成する工程とを備え、
    前記接続工程は、
    前記配線基板の前記第1開口部の周辺に第1絶縁体を形成する工程と、
    前記第1開口部内の配線上、もしくは前記半導体チップの外部電極上に突起導体を形成する工程と、
    前記配線と前記外部電極を前記突起導体により接続すると同時に、前記第1絶縁体により前記配線基板と前記半導体チップを接着する工程とを備え、
    前記封止工程は、
    前記絶縁性基板の第1開口部から、前記半導体チップと前記配線基板間に液状の第2絶縁体を注入する工程と、
    前記第2絶縁体を硬化させて前記外部電極、突起導体、及び配線の接続部を封止する工程とを備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 前記請求項4に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記第1絶縁体として接着性を有するシート状絶縁体を用いることを特徴とする半導体装置の製造方法。
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