JP3720766B2 - 焦点調節装置、撮像装置、焦点調節方法、焦点調節装置の制御プログラム、及び記憶媒体 - Google Patents

焦点調節装置、撮像装置、焦点調節方法、焦点調節装置の制御プログラム、及び記憶媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、焦点調節装置、撮像装置、焦点調節方法、焦点調節装置の制御プログラム、及び記憶媒体に関し、更に詳細には各種のビデオカメラ等に用いられる手動焦点調節に関するものであり、特にスローシャッタ時に確実に手動焦点調節を行い得るようにした焦点調節装置、撮像装置、焦点調節方法、焦点調節装置の制御プログラム、及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ビデオカメラでは、撮像素子により被写体像を光電変換して得られた標準テレビジョン信号を記録する方式が主流である。前記光電変換は、標準テレビジョン信号の垂直同期信号の周期(フィールド周期)の1周期分の時間で行われるのが一般的である。しかしながら、予め定められたフィールド周期では十分な露光時間を確保することができず、暗い画面になってしまう場合がある。そこで、特に低照度下においては、光電変換するタイミングを工夫すると共に画像メモリを用いることによって、撮像素子の露光時間を1フィールド周期より長くする、いわゆるスローシャッタという技術が実用化されている。
【0003】
実際のビデオカメラの構成を図1に示し詳しく説明する。101は固定の第1群レンズ、102は変倍を行う変倍レンズ、103は絞り、104は固定の第2群レンズ、105は変倍に伴う焦点面の移動を補正する機能とピント合わせの機能を兼ね備えたフォーカスコンペレンズ(以下フォーカスレンズ)である。106はフォーカスレンズ105を移動させるためのアクチュエータであるフォーカスコンペレンズモータ、107はフォーカスコンペレンズモータ106を後述のカメラ制御マイクロコンピュータ(以下マイコン)114からの信号により駆動するフォーカスコンペレンズドライバである。108は撮像素子であるCCD、109はCCD108を駆動するCCD駆動回路である。110はカメラ信号処理回路であり、CCD108からの出力信号を後述の記録装置112に対応した信号となるように処理する。
【0004】
111は画像メモリであり、必要に応じてカメラ信号処理回路110からの映像信号を記憶し、記憶した映像信号を後述の記録装置112に出力する。112は記録装置であり、1フィールド周期ごとに画像メモリ111の出力信号を記録する。今日では、一般的に磁気テープが記録媒体として使われている。113は表示装置であり、画像メモリ111の出力を表示する。114はカメラ制御マイコンであり、CCD駆動回路109、カメラ信号処理回路110を制御すると共に、後述のマニュアルフォーカスダイアル115の入力に応じてフォーカスレンズ105を駆動するための信号をドライバ107に送る。115はマニュアルフォーカスボリュームであり、部材の回転運動を電気信号に変換してカメラ制御マイコン114に入力するように構成されている。
【0005】
図1のように構成されたビデオカメラシステムにおいて、カメラ制御マイコン114は、CCD駆動回路109、カメラ信号処理回路110を制御し映像信号を生成する一方、マニュアルフォーカスダイアル115の入力に応じてフォーカスレンズ105を駆動するための信号をフォーカスコンペレンズドライバ107に送る。
【0006】
次に、ビデオカメラシステムのスローシャッタ制御について説明する。通常はフィールド周期で、CCD駆動回路109はCCD108に光電変換をさせている。しかし、低照度下においては図2に示すように複数のフィールドに渡ってCCD108で露光した後、光電変換をさせ、その出力をカメラ信号処理回路110で信号処理した後、映像信号を画像メモリ111に蓄え、その後、フィールド周期で画像メモリ111から映像信号を読み出し記録装置112に出力する。これにより、画像は複数のフィールド周期ごとにしか変わらないが、明るい画像を得ることができる。尚、図2における丸数字を付けた部分は各画像を示す。
【0007】
最後に、ビデオカメラシステムのマニュアルフォーカス制御について説明する。カメラ制御マイコン114は、マニュアルフォーカスダイアル115の回転運動を電気信号に変換して読み込み、マニュアルフォーカスダイアル115の回転量に当たる電気信号の変化に比例するようにフォーカスレンズ105を駆動するための信号をフォーカスコンペレンズドライバ107に送ることにより、マニュアルフォーカス制御を行う。撮影者は、表示装置113の表示内容を見ながら、マニュアルフォーカスダイアル115を操作することで、マニュアルフォーカス操作が可能になる。
【0008】
この時の、カメラ制御マイコン114の制御を図5に示す。この処理は1フィールドの中でステップS501から開始され、ステップS501へ戻ってくるように制御されている。ステップS501では、1フィールド間でのマニュアルフォーカスダイアル115の回転方向、回転角度を検出している。ステップS502では、フォーカスレンズ105の1フィールド間の駆動量をマニュアルフォーカスダイアル115の回転角に応じて決める。ステップS503では、上記ステップS502で決定した駆動量だけ、上記ステップS501で検出した回転方向に応じた方向にフォーカスレンズ105を駆動する。このようにしてマニュアルフォーカス制御が行われている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例では次のような問題があった。スローシャッタ時には、映像信号が更新される周期が遅くなり、マニュアルフォーカス操作に対応した映像を撮影者が見るまで時間が掛かるので、合焦状態の画像が出力されたときには既にフォーカスレンズは合焦位置を乗り越えてしまう。そのため、撮影者が気がついてマニュアルフォーカス操作を逆方向にしても、フォーカスレンズが合焦位置を乗り越えることを繰り返し、合焦点の前後で焦点位置が定まらないという問題があった。
【0010】
本発明は、上述した点に鑑みなされたものであり、スローシャッタの状況でも、従来のような合焦点の前後で焦点位置が定まらないという不具合を解消し、確実に合焦点に焦点調節することを可能とした焦点調節装置、撮像装置、焦点調節方法、焦点調節装置の制御プログラム、及び記憶媒体を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、焦点調節装置が、マニュアル操作に伴う操作信号に対応した撮像光学系の焦点調節駆動を行う焦点調節手段と、撮像手段が前記撮像光学系を介して受光する被写体像を光電変換する光電変換周期が長くなることに応じて、前記焦点調節手段の前記マニュアル操作に伴う操作信号に対応した焦点調節駆動速度を遅くする変更手段と、前記撮像手段により周期的に光電変換される電気信号に対応した画像を表示する表示手段とを有することを特徴とする。
【0012】
また、本発明は、焦点調節装置が、マニュアル操作に伴う操作信号に対応した撮像光学系の焦点調節駆動を行う焦点調節手段と、撮像手段が前記撮像光学系を介して受光する被写体像を光電変換する第1の光電変換周期と、当該第1の光電変換周期よりも長い第2の光電変換周期を少なくとも有し、前記焦点調節手段の前記マニュアル操作に伴う操作信号に対応した焦点調節駆動量を前記第1の光電変換周期の場合よりも前記第2の光電変換周期の場合に少なくするように変更する変更手段と、前記撮像手段により周期的に光電変換される電気信号に対応した画像を表示する表示手段とを有することを特徴とする。
【0013】
また、本発明は、マニュアル操作に伴う操作信号に対応した撮像光学系の焦点調節駆動を行う焦点調節手段と、撮像手段が前記撮像光学系を介して受光する被写体像を光電変換する光電変換周期が長くなることに応じて、前記焦点調節手段が前記マニュアル操作に伴う操作信号に対応する時間を短くする変更手段と、前記撮像手段により周期的に光電変換される電気信号に対応した画像を表示する表示手段とを有することを特徴とする。
【0014】
また、本発明は、マニュアル操作に伴う操作信号に対応した撮像光学系の焦点調節駆動を行う焦点調節手段と、撮像手段が前記撮像光学系を介して受光する被写体像を光電変換する第1の光電変換周期と、当該第1の光電変換周期よりも長い第2の光電変換周期を少なくとも有し、前記第1の光電変換周期および前記第2の光電変換周期それぞれにおいて、光電変換タイミングである場合に、前記焦点調節手段の前記マニュアル操作に伴う操作信号に応じた焦点調節駆動を行うよう制御する制御手段と、前記撮像手段により周期的に光電変換される電気信号に対応した画像を表示する表示手段とを有することを特徴とする。
【0015】
また、本発明は、マニュアル操作に伴う操作信号に対応した撮像光学系の焦点調節駆動を行う焦点調節方法において、撮像手段が撮像光学系を介して受光する被写体像を光電変換する光電変換周期が長くなることに応じて、前記撮像手段により周期的に光電変換される電気信号に対応した画像を表示手段に表示するとともに、前記マニュアル操作に伴う操作信号に対応した焦点調節駆動速度を遅くすることを特徴とする。
また、本発明は、マニュアル操作に伴う操作信号に対応した撮像光学系の焦点調節駆動を行う焦点調節方法において、撮像手段により周期的に光電変換される電気信号に対応した画像を表示し、前記撮像手段が前記撮像光学系を介して受光する被写体像を光電変換する第1の光電変換周期と、当該第1の光電変換周期よりも長い第2の光電変換周期を少なくとも有し、前記焦点調節手段の前記マニュアル操作に伴う操作信号に対応した焦点調節駆動量を前記第1の光電変換周期の場合よりも前記第2の光電変換周期の場合に少なくするように変更することを特徴とする。
また、本発明は、マニュアル操作に伴う操作信号に対応した撮像光学系の焦点調節駆動を行う焦点調節方法において、撮像手段が撮像光学系を介して受光する被写体像を光電変換する光電変換周期が長くなることに応じて、前記撮像手段により周期的に光電変換される電気信号に対応した画像を表示手段に表示するとともに、前記マニュアル操作に伴う操作信号に対応した焦点調節駆動の時間を短くすることを特徴とする。
また、本発明は、マニュアル操作に伴う操作信号に対応した撮像光学系の焦点調節駆動を行う焦点調節方法において、撮像手段により周期的に光電変換される電気信号に対応した画像を表示し、前記撮像手段が前記撮像光学系を介して受光する被写体像を光電変換する第1の光電変換周期と、当該第1の光電変換周期よりも長い第2の光電変換周期を少なくとも有し、前記第1の光電変換周期および前記第2の光電変換周期それぞれにおいて、光電変換タイミングである場合に、前記焦点調節手段の前記マニュアル操作に伴う操作信号に応じた焦点調節駆動を行うよう制御することを特徴とする。
また、本発明は、マニュアル操作に伴う操作信号に対応した撮像光学系の焦点調節駆動を行う焦点調節方法をコンピュータに実行させる、焦点調節装置の制御プログラムにおいて、撮像手段が撮像光学系を介して受光する被写体像を光電変換する光電変換周期が長くなることに応じて、前記撮像手段により周期的に光電変換される電気信号に対応した画像を表示手段に表示するとともに、前記マニュアル操作に伴う操作信号に対応した焦点調節駆動速度を遅くするモジュールを有することを特徴とする。
また、本発明は、マニュアル操作に伴う操作信号に対応した撮像光学系の焦点調節駆動を行う焦点調節方法を、コンピュータに実行させる、焦点調節装置の制御プログラムにおいて、撮像手段により周期的に光電変換される電気信号に対応した画像を表示するモジュールと、前記撮像手段が前記撮像光学系を介して受光する被写体像を光電変換する第1の光電変換周期と、当該第1の光電変換周期よりも長い第2の光電変換周期を少なくとも有し、前記焦点調節手段の前記マニュアル操作に伴う操作信号に対応した焦点調節駆動量を前記第1の光電変換周期の場合よりも前記第2の光電変換周期の場合に少なくするように変更するモジュールとを有することを特徴とする。
また、本発明は、マニュアル操作に伴う操作信号に対応した撮像光学系の焦点調節駆動を行う焦点調節方法をコンピュータに実行させる、焦点調節装置の制御プログラムにおいて、撮像手段が撮像光学系を介して受光する被写体像を光電変換する光電変換周期が長くなることに応じて、前記撮像手段により周期的に光電変換される電気信号に対応した画像を表示手段に表示するとともに、前記マニュアル操作に伴う操作信号に対応した焦点調節駆動の時間を短くするモジュールを有することを特徴とする。
また、本発明は、マニュアル操作に伴う操作信号に対応した撮像光学系の焦点調節駆動を行う焦点調節方法、コンピュータに実行させる、焦点調節装置の制御プログラムにおいて、撮像手段により周期的に光電変換される電気信号に対応した画像を表示するモジュールと、撮像手段が前記撮像光学系を介して受光する被写体像を光電変換する第1の光電変換周期と、当該第1の光電変換周期よりも長い第2の光電変換周期を少なくとも有し、前 記第1の光電変換周期および前記第2の光電変換周期それぞれにおいて、光電変換タイミングである場合に、前記焦点調節手段の前記マニュアル操作に伴う操作信号に応じた焦点調節駆動を行うよう制御するモジュールとを有することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
先ず、本発明の実施の形態の概要を説明する。本発明の実施の形態は、ビデオカメラにおいて、光学像を所定の周期で電気信号に変換する光電変換の周期に応じて、フォーカスレンズを移動する制御を変更する(フォーカスレンズの単位時間あたりの移動量を変更する、フォーカスレンズの制御周期を変更する)ことで、撮像素子の露光時間を1フィールド周期より長くするスローシャッタ時において、フォーカスレンズの移動スピードが遅くなり、ピントが合った画像が出力されたときには既にフォーカスレンズはピントが合った位置を乗り越えてしまうことを防止し、従来のような、スローシャッタ時でも撮影者が気がついて逆方向にマニュアルフォーカス操作をしても合焦位置を乗り越えることを繰り返し、合焦点の前後で焦点位置が定まらない、という不具合を解消し、確実に合焦点に焦点調節するものである。以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0017】
[第1の実施の形態]
図1は本発明の第1の実施の形態に係るビデオカメラの構成を示すブロック図である。ビデオカメラは、固定の第1群レンズ101、変倍レンズ102、絞り103、固定の第2群レンズ104、フォーカスコンペレンズ(以下フォーカスレンズ)105、フォーカスコンペレンズモータ106、フォーカスコンペレンズドライバ107、CCD108、CCD駆動回路109、カメラ信号処理回路110、画像メモリ111、記録装置112、表示装置113、カメラ制御マイコン114、マニュアルフォーカスダイアル115を備えている。
【0018】
第1の実施の形態のビデオカメラの基本的な構成は従来例と同じであるので、構成の詳しい説明は従来例に譲る。第1の実施の形態では、簡単のため、ビデオカメラにおける、被写体像を光電変換して得た標準テレビジョン信号を記録するテレビジョン方式をNTSC(National Television System Committee、フィールド周期1/60秒)とし、シャッタスピードを1/60秒、1/30秒(2フィールド)、1/15秒(4フィールド)に限り説明しているが、フィールド周期が異なったり、シャッタスピードがフィールド周期の整数倍の時間であればシャッタスピードはいくつでも構わない。
【0019】
次に、上記の如く構成された第1の実施の形態のビデオカメラの動作について図1、図2、図3を参照しながら詳細に説明する。尚、図3のフローチャートに示す処理は、ビデオカメラのカメラ制御マイコン114がビデオカメラ内部に格納された制御プログラムまたはビデオカメラ外部から供給される制御プログラムに基づき実行する。
【0020】
図3のフローチャートに示す処理は、1フィールドの中でステップS301から開始され、ステップS301へ戻ってくるように制御されている。先ず、ステップS301において、カメラ制御マイコン114は、1フィールド間でのマニュアルフォーカスダイアル115の回転方向、回転角度を検出している。次に、ステップS302において、カメラ制御マイコン114は、シャッタスピードが1/60秒であるかどうかを判断し、シャッタスピードが1/60秒であればステップS303へ進み、シャッタスピードが1/60秒でなければステップS305へ進む。
【0021】
シャッタスピードが1/60秒である場合、ステップS303において、カメラ制御マイコン114は、フォーカスレンズ105の1フィールド間の駆動量をマニュアルフォーカスダイアル115の回転角に応じて決める。即ち、フォーカスレンズ105の1フィールド間での駆動量=マニュアルフォーカスダイアル115の回転角×αとなる(α:換算係数(定数))。次に、ステップS304において、カメラ制御マイコン114は、フォーカスコンペレンズドライバ107及びフォーカスコンペレンズモータ106により、上記ステップS303で決定した駆動量だけ、上記ステップS301で検出したマニュアルフォーカスダイアル115の回転方向に応じた方向にフォーカスレンズ105を駆動する。
【0022】
一方、シャッタスピードが1/60秒でない場合、ステップS305において、カメラ制御マイコン114は、シャッタスピードが1/30秒かどうかを判断し、シャッタスピードが1/30秒であればステップS306へ進み、シャッタスピードが1/30秒でなければステップS307へ進む。
【0023】
シャッタスピードが1/30秒である場合、ステップS306において、カメラ制御マイコン114は、フォーカスレンズ105の1フィールド間の駆動量をマニュアルフォーカスダイアル115の回転角に応じて、上記ステップS303における駆動量の1/2の駆動量になるように決める。即ち、フォーカスレンズ105の1フィールド間での駆動量=マニュアルフォーカスダイアル115の回転角×α×1/2となる。次に、ステップS304において、カメラ制御マイコン114は、フォーカスコンペレンズドライバ107及びフォーカスコンペレンズモータ106により、上記ステップS306で決定した駆動量だけ、上記ステップS301で検出したマニュアルフォーカスダイアル115の回転方向に応じた方向にフォーカスレンズ105を駆動する。
【0024】
一方、シャッタスピードが1/30秒でない場合、本実施の形態ではシャッタスピードが1/15秒となるので、ステップS307において、カメラ制御マイコン114は、フォーカスレンズ105の1フィールド間の駆動量をマニュアルフォーカスダイアル115の回転角に応じて、上記ステップS303における駆動量の1/4の駆動量になるように決める。即ち、フォーカスレンズ105の1フィールド間での駆動量=マニュアルフォーカスダイアル115の回転角×α×1/4となる。次に、ステップS304において、カメラ制御マイコン114は、フォーカスコンペレンズドライバ107及びフォーカスコンペレンズモータ106により、上記ステップS307で決定した駆動量だけ、上記ステップS301で検出したマニュアルフォーカスダイアル115の回転方向に応じた方向にフォーカスレンズ105を駆動する。
【0025】
以上説明したように、本発明の第1の実施の形態によれば、光電変換周期に応じてフォーカスレンズ105の1フィールド間の駆動量を決定する制御を行うため、図2(b)に示すように、スローシャッタ時はそのシャッタスピードに合った最適な1フィールド当たりのマニュアルフォーカスの移動量を実現することができるので、図2(a)に示すような通常のシャッタスピードよりもフォーカスレンズ105の移動量を減らすことができる。従って、従来のように、ピントが合った画像が出力されたときには既にフォーカスレンズはピントが合った位置を乗り越えてしまい、撮影者が気がついて逆方向にマニュアルフォーカス操作をしても合焦位置を乗り越えることを繰り返し、合焦点の前後で焦点位置が定まらない、という不具合を解消することができ、確実に合焦点に焦点調節することができるという効果を奏する。
【0026】
[第2の実施の形態]
本発明の第2の実施の形態に係るビデオカメラは、第1の実施の形態と同様に、固定の第1群レンズ101、変倍レンズ102、絞り103、固定の第2群レンズ104、フォーカスコンペレンズ(以下フォーカスレンズ)105、フォーカスコンペレンズモータ106、フォーカスコンペレンズドライバ107、CCD108、CCD駆動回路109、カメラ信号処理回路110、画像メモリ111、記録装置112、表示装置113、カメラ制御マイコン114、マニュアルフォーカスダイアル115を備えている(図1参照)。
【0027】
第2の実施の形態のビデオカメラの基本的な構成は従来例と同じであるので、構成の詳しい説明は従来例に譲る。第2の実施の形態では、簡単のため、ビデオカメラにおける、被写体像を光電変換して得た標準テレビジョン信号を記録するテレビジョン方式をNTSC(フィールド周期1/60秒)とし、シャッタスピードを1/60秒、1/30秒(2フィールド)、1/15秒(4フィールド)に限り説明しているが、フィールド周期が異なったり、シャッタスピードがフィールド周期の整数倍の時間であればシャッタスピードはいくつでも構わない。
【0028】
次に、上記の如く構成された第2の実施の形態のビデオカメラの動作について図1、図2、図4を参照しながら詳細に説明する。尚、図4のフローチャートに示す処理は、ビデオカメラのカメラ制御マイコン114がビデオカメラ内部に格納された制御プログラムまたはビデオカメラ外部から供給される制御プログラムに基づき実行する。
【0029】
図4のフローチャートに示す処理は、1フィールドの中でステップS401から開始され、ステップS401へ戻ってくるように制御されている。先ず、ステップS401において、カメラ制御マイコン114は、1フィールド間でのマニュアルフォーカスダイアル115の回転方向、回転角度を検出している。次に、ステップS402において、カメラ制御マイコン114は、シャッタスピードが1/60秒であるかどうかを判断し、シャッタスピードが1/60秒であればステップS403へ進み、シャッタスピードが1/60秒でなければステップS405へ進む。
【0030】
シャッタスピードが1/60秒である場合、ステップS403において、カメラ制御マイコン114は、フォーカスレンズ105の1フィールド間での駆動量をマニュアルフォーカスダイアル115の回転角に応じて決める。即ち、フォーカスレンズ105の1フィールド間での駆動量=マニュアルフォーカスダイアル115の回転角×αとなる(α:換算係数(定数))。次に、ステップS404において、カメラ制御マイコン114は、フォーカスコンペレンズドライバ107及びフォーカスコンペレンズモータ106により、上記ステップS403で決定した駆動量だけ、上記ステップS401で検出したマニュアルフォーカスダイアル115の回転方向に応じた方向にフォーカスレンズ105を駆動する。
【0031】
一方、シャッタスピードが1/60秒でない場合、ステップS405において、カメラ制御マイコン114は、シャッタスピードが1/30秒かどうかを判断し、シャッタスピードが1/30秒であればステップS406へ進み、シャッタスピードが1/30秒でなければステップS407へ進む。
【0032】
シャッタスピードが1/30秒である場合、ステップS406において、カメラ制御マイコン114は、光電変換のタイミングかどうかの判別を行い、光電変換のタイミングであると判別した場合はステップS407へ進み、フォーカスレンズ105の1フィールド間での駆動量をマニュアルフォーカスダイアル115の回転角に応じて決める。即ち、フォーカスレンズ105の1フィールド間での駆動量=マニュアルフォーカスダイアル115の回転角×αとなる。次に、ステップS404において、カメラ制御マイコン114は、フォーカスコンペレンズドライバ107及びフォーカスコンペレンズモータ106により、上記ステップS407で決定した駆動量だけ、上記ステップS401で検出したマニュアルフォーカスダイアル115の回転方向に応じた方向にフォーカスレンズ105を駆動する。一方、カメラ制御マイコン114は、光電変換のタイミングでないと判別した場合はフォーカスレンズ105を駆動せずに、上記ステップS401へ戻る。
【0033】
一方、シャッタスピードが1/30秒でない場合、本実施の形態ではシャッタスピードが1/15秒となるので、ステップS408において、カメラ制御マイコン114は、光電変換のタイミングかどうかの判別を行い、光電変換のタイミングであると判別した場合はステップS409へ進み、フォーカスレンズ105の1フィールド間での駆動量をマニュアルフォーカスダイアル115の回転角に応じて決める。即ち、フォーカスレンズ105の1フィールド間での駆動量=マニュアルフォーカスダイアル115の回転角×αとなる。次に、ステップS404において、カメラ制御マイコン114は、フォーカスコンペレンズドライバ107及びフォーカスコンペレンズモータ106により、上記ステップS409で決定した駆動量だけ、上記ステップS401で検出したマニュアルフォーカスダイアル115の回転方向に応じた方向にフォーカスレンズ105を駆動する。一方、カメラ制御マイコン114は、光電変換のタイミングでないと判別した場合はフォーカスレンズ105を駆動せずに、上記ステップS401へ戻る。
【0034】
以上説明したように、本発明の第2の実施の形態によれば、光電変換周期に応じてフォーカスレンズ105の1フィールド間の駆動量を決定する制御を行うため、図2(c)に示すように、スローシャッタ時はそのシャッタスピードに合った最適な駆動周期でマニュアルフォーカスを実現することができるので、図2(a)に示すような通常のシャッタスピードよりもフォーカスレンズ105の移動量を減らすことができる。従って、従来のように、ピントが合った画像が出力されたときには既にフォーカスレンズはピントが合った位置を乗り越えてしまい、撮影者が気がついて逆方向にマニュアルフォーカス操作をしても合焦位置を乗り越えることを繰り返し、合焦点の前後で焦点位置が定まらない、という不具合を解消することができ、確実に合焦点に焦点調節することができるという効果を奏する。
【0035】
[他の実施の形態]
第1及び第2の実施の形態では、ビデオカメラを図1に示すような構成とした場合を例に挙げたが、本発明はこれに限定されるものではなく、撮像光学系、駆動系、制御系、記録系、表示系の構成は任意の構成とすることが可能である。
【0036】
第1及び第2の実施の形態では、ビデオカメラ単体の場合を例に挙げたが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明のビデオカメラと、例えば液晶ディスプレイ等の表示装置やパーソナルコンピュータ等の情報処理装置とを通信可能に接続したシステムに適用することも可能である。
【0037】
尚、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。上述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記憶した記憶媒体等の媒体をシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体等の媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、本発明が達成されることは言うまでもない。
【0038】
この場合、記憶媒体等の媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体等の媒体は本発明を構成することになる。プログラムコードを供給するための記憶媒体等の媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、或いはネットワークを介したダウンロードなどを用いることができる。
【0039】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合も、本発明に含まれることは言うまでもない。
【0040】
更に、記憶媒体等の媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合も、本発明に含まれることは言うまでもない。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、被写体像を画像信号に変換する撮像手段の露光時間を1フィールド周期より長くするスローシャッタの状況でも、従来のような、マニュアルフォーカス操作でピントが合った画像が出力されたときには既にフォーカスレンズはピントが合った位置を乗り越えてしまい、使用者が気がついて逆方向にマニュアルフォーカス操作をしても合焦位置を乗り越えることを繰り返し、合焦点の前後で焦点位置が定まらない、という不具合を解消することができ、これにより、確実に合焦点に焦点調節することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1、第2の実施の形態に係るビデオカメラの構成を示すブロック図である。
【図2】第1、第2の実施の形態に係るビデオカメラのCCDの電荷、CCDの出力、カメラ信号処理回路の出力、画像メモリの出力、記録装置の記録と、フォーカスレンズ位置との関係を示す説明図である。
【図3】第1の実施の形態に係るビデオカメラのカメラ制御マイクロコンピュータの制御手順を示すフローチャートである。
【図4】第2の実施の形態に係るビデオカメラのカメラ制御マイクロコンピュータの制御手順を示すフローチャートである。
【図5】従来例に係るビデオカメラのカメラ制御マイクロコンピュータの制御手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
101 固定の第1群レンズ(撮像光学系)
102 変倍レンズ(撮像光学系)
103 絞り(撮像光学系)
104 固定の第2群レンズ(撮像光学系)
105 フォーカスコンペレンズ(焦点調節手段)
106 フォーカスコンペレンズモータ
107 フォーカスコンペレンズドライバ
108 CCD(撮像手段)
109 CCD駆動回路
110 カメラ信号処理回路
111 画像メモリ
112 記録装置
113 表示装置
114 カメラ制御マイコン(変更手段)
115 マニュアルフォーカスダイアル

Claims (17)

  1. マニュアル操作に伴う操作信号に対応した撮像光学系の焦点調節駆動を行う焦点調節手段と、
    撮像手段が前記撮像光学系を介して受光する被写体像を光電変換する光電変換周期が長くなることに応じて、前記焦点調節手段の前記マニュアル操作に伴う操作信号に対応した焦点調節駆動速度を遅くする変更手段と、
    前記撮像手段により周期的に光電変換される電気信号に対応した画像を表示する表示手段とを有することを特徴とする焦点調節装置。
  2. マニュアル操作に伴う操作信号に対応した撮像光学系の焦点調節駆動を行う焦点調節手段と、
    撮像手段が前記撮像光学系を介して受光する被写体像を光電変換する第1の光電変換周期と、当該第1の光電変換周期よりも長い第2の光電変換周期を少なくとも有し、前記焦点調節手段の前記マニュアル操作に伴う操作信号に対応した焦点調節駆動量を前記第1の光電変換周期の場合よりも前記第2の光電変換周期の場合に少なくするように変更する変更手段と、
    前記撮像手段により周期的に光電変換される電気信号に対応した画像を表示する表示手段とを有することを特徴とする焦点調節装置。
  3. 前記変更手段は、前記撮像手段が被写体像を光電変換する光電変換周期に応じて、前記マニュアル操作に対応した前記焦点調節手段の単位時間あたりの焦点調節駆動量を変更することを特徴とする請求項1又は2記載の焦点調節装置。
  4. マニュアル操作に伴う操作信号に対応した撮像光学系の焦点調節駆動を行う焦点調節手段と、
    撮像手段が前記撮像光学系を介して受光する被写体像を光電変換する光電変換周期が長くなることに応じて、前記焦点調節手段が前記マニュアル操作に伴う操作信号に対応する時間を短くする制御手段と、
    前記撮像手段により周期的に光電変換される電気信号に対応した画像を表示する表示手段とを有することを特徴とする焦点調節装置。
  5. マニュアル操作に伴う操作信号に対応した撮像光学系の焦点調節駆動を行う焦点調節手段と、
    撮像手段が前記撮像光学系を介して受光する被写体像を光電変換する第1の光電変換周期と、当該第1の光電変換周期よりも長い第2の光電変換周期を少なくとも有し、前記第1の光電変換周期および前記第2の光電変換周期それぞれにおいて、光電変換タイミングである場合に、前記焦点調節手段の前記マニュアル操作に伴う操作信号に応じた焦点調節駆動を行うよう制御する制御手段と、
    前記撮像手段により周期的に光電変換される電気信号に対応した画像を表示する表示手段とを有することを特徴とする焦点調節装置。
  6. 前記制御手段は、前記撮像手段が被写体像を光電変換する光電変換周期が長くなることに応じて、前記焦点調節手段の前記マニュアル操作に対応する光電変換周期を長くすることを特徴とする請求項4又は5に記載の焦点調節装置。
  7. 前記焦点調節手段は、マニュアル操作部材の操作速度に応じた駆動速度で焦点調節駆動を行うことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の焦点調節装置。
  8. 前記請求項1〜7のいずれかに記載の焦点調節装置を搭載することを特徴とする撮像装置。
  9. マニュアル操作に伴う操作信号に対応した撮像光学系の焦点調節駆動を行う焦点調節方法において、撮像手段が撮像光学系を介して受光する被写体像を光電変換する光電変換周期が長くなることに応じて、前記撮像手段により周期的に光電変換される電気信号に対応した画像を表示手段に表示するとともに、前記マニュアル操作に伴う操作信号に対応した焦点調節駆動速度を遅くすることを特徴とする焦点調節方法。
  10. マニュアル操作に伴う操作信号に対応した撮像光学系の焦点調節駆 動を行う焦点調節方法において、
    撮像手段により周期的に光電変換される電気信号に対応した画像を表示し、
    前記撮像手段が前記撮像光学系を介して受光する被写体像を光電変換する第1の光電変換周期と、当該第1の光電変換周期よりも長い第2の光電変換周期を少なくとも有し、前記焦点調節手段の前記マニュアル操作に伴う操作信号に対応した焦点調節駆動量を前記第1の光電変換周期の場合よりも前記第2の光電変換周期の場合に少なくするように変更することを特徴とする焦点調節方法。
  11. マニュアル操作に伴う操作信号に対応した撮像光学系の焦点調節駆動を行う焦点調節方法において、撮像手段が撮像光学系を介して受光する被写体像を光電変換する光電変換周期が長くなることに応じて、前記撮像手段により周期的に光電変換される電気信号に対応した画像を表示手段に表示するとともに、前記マニュアル操作に伴う操作信号に対応した焦点調節駆動の時間を短くすることを特徴とする焦点調節方法。
  12. マニュアル操作に伴う操作信号に対応した撮像光学系の焦点調節駆動を行う焦点調節方法において、
    撮像手段により周期的に光電変換される電気信号に対応した画像を表示し、
    前記撮像手段が前記撮像光学系を介して受光する被写体像を光電変換する第1の光電変換周期と、当該第1の光電変換周期よりも長い第2の光電変換周期を少なくとも有し、前記第1の光電変換周期および前記第2の光電変換周期それぞれにおいて、光電変換タイミングである場合に、前記焦点調節手段の前記マニュアル操作に伴う操作信号に応じた焦点調節駆動を行うよう制御することを特徴とする焦点調節方法。
  13. マニュアル操作に伴う操作信号に対応した撮像光学系の焦点調節駆動を行う焦点調節方法をコンピュータに実行させる、焦点調節装置の制御プログラムにおいて、撮像手段が撮像光学系を介して受光する被写体像を光電変換する光電変換周期が長くなることに応じて、前記撮像手段により周期的に光電変換される電気信号に対応した画像を表示手段に表示するとともに、前記マニュアル操作に伴う操作信号に対応した焦点調節駆動速度を遅くするモジュールを有することを特徴とする焦点調節装置の制御プログラム。
  14. マニュアル操作に伴う操作信号に対応した撮像光学系の焦点調節駆動を行う焦点調節方法を、コンピュータに実行させる、焦点調節装置の制御プログラムにおいて、
    撮像手段により周期的に光電変換される電気信号に対応した画像を表示するモジュールと、
    前記撮像手段が前記撮像光学系を介して受光する被写体像を光電変換する第1の光電変換周期と、当該第1の光電変換周期よりも長い第2の光電変換周期を少なくとも有し、前記焦点調節手段の前記マニュアル操作に伴う操作信号に対応した焦点調節駆動量を前記第1の光電変換周期の場合よりも前記第2の光電変換周期の場合に少なくするように変更するモジュールとを有することを特徴とする焦点調節装置の制御プログラム。
  15. マニュアル操作に伴う操作信号に対応した撮像光学系の焦点調節駆動を行う焦点調節方法をコンピュータに実行させる、焦点調節装置の制御プログラムにおいて、撮像手段が撮像光学系を介して受光する被写体像を光電変換する光電変換周期が長くなることに応じて、前記撮像手段により周期的に光電変換される電気信号に対応した画像を表示手段に表示するとともに、前記マニュアル操作に伴う操作信号に対応した焦点調節駆動の時間を短くするモジュールを有することを特徴とする焦点調節装置の制御プログラム。
  16. マニュアル操作に伴う操作信号に対応した撮像光学系の焦点調節駆動を行う焦点調節方法、コンピュータに実行させる、焦点調節装置の制御プログラムにおいて、
    撮像手段により周期的に光電変換される電気信号に対応した画像を表示するモジュールと、
    撮像手段が前記撮像光学系を介して受光する被写体像を光電変換する第1の光電変換周 期と、当該第1の光電変換周期よりも長い第2の光電変換周期を少なくとも有し、前記第1の光電変換周期および前記第2の光電変換周期それぞれにおいて、光電変換タイミングである場合に、前記焦点調節手段の前記マニュアル操作に伴う操作信号に応じた焦点調節駆動を行うよう制御するモジュールとを有することを特徴とする焦点調節装置の制御プログラム。
  17. 前記請求項13乃至16記載の制御プログラムを格納することを特徴とする記憶媒体。
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