JP3713907B2 - 画像表示装置、画像転送方法及び記憶媒体 - Google Patents

画像表示装置、画像転送方法及び記憶媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、撮像されたカラー画像データからスルー表示を行う際に、その画像データの転送処理に係る画像転送方法、画像表示装置及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、デジタルカメラ等において、例えばCCD(Charge Coupled Device )などの撮像素子によって撮像された1フレーム分の画像テータは、YUVプロセッサでカラープロセス処理(色演算処理)が行われた後、画像メモリに書込まれている。そして、そのCCDからの画像データの取り込み、YUVプロセッサでカラープロセス処理された後に画像メモリに書込まれた画像データを、フレーム毎にビデオエンコーダに転送することにより、表示部に撮像画像のスルー表示を行うことができる。例えば、1フレームの画像データが1/30秒で取り込まれるとすれば、秒当り30コマのスルー表示を行うことができる。
【0003】
すなわち、従来の表示機能を備えたデジタルカメラでは、撮影する前に撮像素子から取り込まれる被写体の画像を確認するために、そのCCDから秒当り数十コマで取り込まれる画像データをフレーム毎にビデオエンコーダで処理して表示部にスルー表示する機能を備えたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の表示機能を備えたデジタルカメラにあっては、撮影する前に撮像素子から取り込まれる被写体の画像を確認するために、そのCCDから秒当り数十コマで取り込まれる画像データをフレーム毎にビデオエンコーダで処理して表示部にスルー表示する機能を備えていたが、その秒当り数十コマで取り込まれる画像データをそのままスルー表示すれば、滑らかなモニター画像表示が得られるものの、撮影対象の被写体の画像を確認するだけであれば、滑らかなモニター画像は必ずしも必要ではなく、そのモニター画像の表示のための電力消費の面でも不利であるという問題があった。
【0005】
本発明の課題は、YUVプロセッサから転送される画像データを、数フレーム置きに画像メモリに書き込んでビデオエンコーダに転送することにより、コマ落とししたスルー表示を可能として、スルー表示時の消費電力を抑えることができる画像転送方法、画像表示装置及び記憶媒体を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、
入力画像から1画面分の画像データを順次生成する画像生成手段と、
この画像生成手段により生成される1画面分の画像データを記憶する画像記憶手段と、
この画像記憶手段に記憶された1画面分の画像データを読み出して表示手段に表示する画像表示制御手段と、
を備えた画像表示装置において、
前記画像生成手段により順次生成される1画面分の画像データのうち、複数フレームに1回の割合で該画像データを前記画像記憶手段に転送して記憶するように制御する画像転送制御手段を備えたことを特徴としている。
【0007】
この請求項1記載の発明によれば、
入力画像から1画面分の画像データを順次生成する画像生成手段と、この画像生成手段により生成される1画面分の画像データを記憶する画像記憶手段と、この画像記憶手段に記憶された1画面分の画像データを読み出して表示手段に表示する画像表示制御手段と、を備えた画像表示装置において、画像転送制御手段により、前記画像生成手段により順次生成される1画面分の画像データのうち、複数フレームに1回の割合で該画像データを前記画像記憶手段に転送して記憶するように制御する。
【0008】
請求項4記載の発明は、
入力画像から順次生成される1画面分の画像データを画像記憶手段に転送して記憶した後、この画像記憶手段から画像データを読み出して1画面分の画像データを表示手段に表示する際に、前記順次生成される1画面分の画像データの前記画像記憶手段への転送を制御する画像転送方法において、
前記順次生成される1画面分の画像データのうち、複数フレームに1回の割合で該画像データを前記画像記憶手段に転送して記憶するように制御することを特徴としている。
【0009】
この請求項4記載の発明によれば、
入力画像から順次生成される1画面分の画像データを画像記憶手段に転送して記憶した後、この画像記憶手段から画像データを読み出して1画面分の画像データを表示手段に表示する際に、前記順次生成される1画面分の画像データの前記画像記憶手段への転送を制御する画像転送方法において、前記順次生成される1画面分の画像データのうち、複数フレームに1回の割合で該画像データを前記画像記憶手段に転送して記憶するように制御する。
【0010】
したがって、入力画像から生成された画像データをコマ落としでスルー表示を行うことができ、入力画像をスルー表示する際の消費電力を低減することができる。
【0011】
請求項2記載の発明は、
入力画像から1画面分の画像データを順次生成する画像生成手段と、
この画像生成手段により生成される1画面分の画像データを記憶する画像記憶手段と、
この画像記憶手段に記憶された1画面分の画像データを読み出して表示手段に表示する画像表示制御手段と、
を備えた画像表示装置において、
前記画像生成手段において前記入力画像から複数フレームに1回の割合で1画面分の画像データを生成させるように制御する画像生成制御手段と、
この画像生成制御手段により前記画像生成手段において画像データが生成された時に、この生成された画像データを前記画像記憶手段に転送するように制御する画像転送制御手段と、
を備えたことを特徴としている。
【0012】
この請求項2記載の発明によれば、
入力画像から1画面分の画像データを順次生成する画像生成手段と、この画像生成手段により生成される1画面分の画像データを記憶する画像記憶手段と、この画像記憶手段に記憶された1画面分の画像データを読み出して表示手段に表示する画像表示制御手段と、を備えた画像表示装置において、画像生成制御手段により、前記画像生成手段において前記入力画像から複数フレームに1回の割合で1画面分の画像データを生成させるように制御し、画像転送制御手段により、この画像生成制御手段により前記画像生成手段において画像データが生成された時に、この生成された画像データを前記画像記憶手段に転送するように制御する。
【0013】
請求項5記載の発明は、
入力画像から順次生成される1画面分の画像データを画像記憶手段に転送して記憶した後、この画像記憶手段から画像データを読み出して1画面分の画像データを表示手段に表示する際に、前記順次生成される1画面分の画像データの前記画像記憶手段への転送を制御する画像転送方法において、
前記入力画像から複数フレームに1回の割合で1画面分の画像データを生成させるように制御し、
この画像生成制御により画像データが生成された時に、この生成された画像データを前記画像記憶手段に転送するように制御することを特徴としている。
【0014】
この請求項5記載の発明によれば、
入力画像から順次生成される1画面分の画像データを画像記憶手段に転送して記憶した後、この画像記憶手段から画像データを読み出して1画面分の画像データを表示手段に表示する際に、前記順次生成される1画面分の画像データの前記画像記憶手段への転送を制御する画像転送方法において、前記入力画像から複数フレームに1回の割合で1画面分の画像データを生成させるように制御し、この画像生成制御により画像データが生成された時に、この生成された画像データを前記画像記憶手段に転送するように制御する。
【0015】
したがって、入力画像から生成された画像データをコマ落としせずにスルー表示を行うことができ、その入力画像をスルー表する際の消費電力を更に抑えることができる。
【0016】
請求項3記載の発明は、
請求項1あるいは2記載の画像表示装置において、前記画像記憶手段に複数画面分の前記画像データを記憶する複数の画像記憶領域を設定し、
前記複数の画像記憶領域のうち1つの画像記憶領域を前記画像転送制御手段により画像データを転送する転送画像領域として設定し、
前記複数の画像記憶領域のうち前記転送画像領域とは異なる1つの画像記憶領域を前記画像表示制御手段により画像データを表示する表示画像領域として設定し、
前記画像転送制御手段により前記転送画像領域に対して1画面分の画像データの転送が終了すると、該転送が終了した転送画像領域とは異なる前記複数の画像記憶領域のうちの1つに転送画像領域を変更し、
前記画像表示制御手段により1画面分の画像データの前記表示手段への表示が終了すると、前記転送が終了した転送画像領域を表示画像領域に変更することが有効である。
【0017】
この請求項3記載の発明によれば、
前記画像記憶手段に複数画面分の前記画像データを記憶する複数の画像記憶領域を設定し、前記複数の画像記憶領域のうち1つの画像記憶領域を前記画像転送制御手段により画像データを転送する転送画像領域として設定し、前記複数の画像記憶領域のうち前記転送画像領域とは異なる1つの画像記憶領域を前記画像表示制御手段により画像データを表示する表示画像領域として設定し、前記画像転送制御手段により前記転送画像領域に対して1画面分の画像データの転送が終了すると、該転送が終了した転送画像領域とは異なる前記複数の画像記憶領域のうちの1つに転送画像領域を変更し、前記画像表示制御手段により1画面分の画像データの前記表示手段への表示が終了すると、前記転送が終了した転送画像領域を表示画像領域に変更する。
【0018】
したがって、入力画像から生成される画像データの書き込み領域と読み出し領域を、そのフレーム毎の画像データの表示手段における表示タイミングが崩れないように設定することができる。
【0019】
請求項6記載の発明は、
入力画像から生成された画像データを画像記憶手段に記憶して表示するためのコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体であって、
入力画像から1画面分の画像データを順次生成させるプログラムコードと、
この順次生成される1画面分の画像データのうち、複数フレームに1回の割合で該画像データを前記画像記憶手段に転送して記憶させるプログラムコードと、
この画像記憶手段に記憶された1画面分の画像データを読み出して表示手段に表示させるプログラムコードと、
を格納したことを特徴としている。
【0020】
この請求項6記載の発明によれば、
入力画像から生成された画像データを画像記憶手段に記憶して表示するためのコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体であって、入力画像から1画面分の画像データを順次生成させるプログラムコードと、この順次生成される1画面分の画像データのうち、複数フレームに1回の割合で該画像データを前記画像記憶手段に転送して記憶させるプログラムコードと、この画像記憶手段に記憶された1画面分の画像データを読み出して表示手段に表示させるプログラムコードと、を格納する。
【0021】
したがって、コンピュータによって記憶媒体に格納されているプログラムを読み出して実行することで、入力画像から生成された画像データをコマ落としでスルー表示を行うことができ、入力画像をスルー表示する際の消費電力を低減することができる。
【0022】
請求項7記載の発明は、
入力画像から生成された画像データを画像記憶手段に記憶して表示するためのコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体であって、
前記入力画像から複数フレームに1回の割合で1画面分の画像データを生成させるプログラムコードと、
この画像データが生成された時に、この生成された1画面分の画像データを画像記憶手段に転送して記憶させるプログラムコードと、
この画像記憶手段に記憶された1画面分の画像データを読み出して表示手段に表示させるプログラムコードと、
を格納したことを特徴としている。
【0023】
この請求項7記載の発明によれば、
入力画像から生成された画像データを画像記憶手段に記憶して表示するためのコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体であって、前記入力画像から複数フレームに1回の割合で1画面分の画像データを生成させるプログラムコードと、この画像データが生成された時に、この生成された1画面分の画像データを画像記憶手段に転送して記憶させるプログラムコードと、
この画像記憶手段に記憶された1画面分の画像データを読み出して表示手段に表示させるプログラムコードと、を格納する。
【0024】
したがって、コンピュータによって記憶媒体に格納されているプログラムを読み出して実行することで、入力画像から生成された画像データをコマ落としせずにスルー表示を行うことができ、その入力画像をスルー表する際の消費電力を更に抑えることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0026】
(第1の実施の形態)
図1〜図7は、本発明の画像表示装置及び画像表示方法を適用した第1の実施の形態のデジタルカメラを示す図である。
【0027】
まず、構成を説明する。
【0028】
図1は、本第1の実施の形態のデジタルカメラ1の要部構成を示すブロック図である。この図1において、デジタルカメラ1は、CCD2、CCD制御部3、YUVプロセッサ4、メモリコントローラ5、画像メモリ6、キー処理部7、CPU8、ROM9、記憶媒体10、ビデオエンコーダ11及び液晶モジュール12により構成されている。
【0029】
CCD(Charge Coupled Device )2は、フォトダイオード等の受光部に転送電極を重ねた素子(画素)を平面状に多数配設した画素面と、各画素に蓄積された電荷を電圧に変換して出力するバッファを有する出力部と、から構成される。このCCD2では、図外の図示しない撮像レンズを介して入射した光が前記画素面で受光され、各画素には受光量に比例した電荷が蓄積される。各画素の蓄積電荷は、CCD制御部3から供給される駆動信号に応じて前記出力部により電気信号として1画素分ずつ順次読み出され、撮像信号(アナログ信号)としてバッファを介してCCD制御部3に出力される。
【0030】
CCD制御部3は、CCD2から入力される撮像信号をA/D(Analog to D-igital)変換するA/D変換回路と、CCD2の露光及び読み出しタイミングを駆動制御する駆動制御回路と、その駆動制御回路における駆動タイミング(フレーム同期タイミング)を制御するタイミングジェネレータと、から構成される。このCCD制御部3では、CCD2からその出力部のバッファを介して入力される撮像信号をアナログ信号からデジタル信号に変換してタイミングジェネレータに供給し、タイミングジェネレータは、そのA/D変換回路から供給されたデジタル信号を撮像信号としてYUVプロセッサに出力する。また、駆動制御回路では、タイミングジェネレータから供給されるタイミング信号に基づいてCCD2の露光及び読み出しタイミングをフレーム同期タイミングで駆動制御する。
【0031】
YUVプロセッサ4は、CCD制御部3内のタイミングジェネレータを介して供給された撮像信号(デジタル信号)に対して色演算処理を行ない、CCD制御部3から入力された画像データから輝度データ(Y)と色データ(Cbデータ、Crデータ)を順次生成し、この生成した輝度データ(Yデータ)と色データ(CbデータあるいはCrデータ)から構成されるYUVデータをメモリコントローラ5に順次出力する。
【0032】
メモリコントローラ5は、YUVプロセッサ4から1フレーム毎に順次入力される輝度データ(Y)と色データ(Cb、Cr)を画像メモリ6に順次転送して蓄積させ、すなわち、CCD2の各画像データから順次生成されて転送される1フレーム分の3種類のデータをYUVデータとして画像メモリ6に順次蓄積させる。また、メモリコントローラ5は、後述するYUVデータのDMA転送処理、及びビデオエンコーダへの転送処理を実行して、このDMA転送処理、及びビデオエンコーダへの転送処理による一連の処理は、CCD2において1フレーム分の画像データが取り込まれるフレーム同期期間に終了するように設定され、CPU8からフレーム同期割り込みタイミングで入力されるDMA転送開始信号に応じて処理を開始し、CCD2により取り込まれYUVプロセッサ4から入力されるフレーム単位のYUVデータを数フレーム置きに画像メモリ6に書き込み、この数フレーム置きに画像メモリ6からYUVデータを読み出してビデオエンコーダ11に転送して、ビデオエンコーダ11により表示コマ数を落としたモニター画像を液晶モジュール12に表示させる。
【0033】
画像メモリ6は、メモリコントローラ5によりフレーム同期割り込みタイミングでフレーム毎あるいは数フレーム置きに転送される3種類のデータ(輝度データ(Yデータ)と色データ(Cbデータ、Crデータ))から構成されたYUVデータを1フレーム分ずつ蓄積するとともに、そのフレーム毎あるいは数フレーム置きのタイミングで蓄積したYUVデータがメモリコントローラ5により読み出されてビデオエンコーダ11に転送される。また、画像メモリ6では、メモリコントローラ5によりYUVプロセッサ4からフレーム毎にDMA転送されるYUVデータが書き込まれるメモリエリア、及びその書き込まれたYUVデータが読み出されるメモリエリアとしてメモリエリア0(mem area1),メモリエリア1(mem area1),メモリエリア2(mem area2)の3つのメモリエリアが設定されている。
【0034】
この画像メモリ6内のメモリエリアを3つとした利用としては、撮像されたモニタ画像をスルー表示する際に、取り込んだフレーム毎のYUVデータをビデオエンコーダ11においてビデオ信号に変換するタイミングが崩れないようにするためである。
【0035】
キー処理部7は、図示しないモード切換スイッチ、電源スイッチ、及びシャッターキー等により構成され、各キーの押圧操作に応じた各種操作信号をCPU8に出力する。
【0036】
CPU(Central Processing Unit )8は、ROM9に格納される各種制御プログラムに従ってデジタルカメラ1の各部を制御する中央演算処理装置である。具体的には、CPU8は、モード切換スイッチがスライド操作されて撮影モードが指定されると、CCD制御部3によりCCD2を駆動制御させて、CCD制御部3、YUVプロセッサ4、及びメモリコントローラ5により撮影に係る処理を実行させる。
【0037】
この撮影処理に際して、CCD2により撮像されたアナログ信号の画像信号が、CCD制御部3によりA/D変換され、そのデジタル画像信号がYUVプロセッサ4により色演算処理が行なわれて、1フレーム分の画像データに対して、輝度データ(Yデータ)と色データ(Cbデータ、Crデータ)からなるYUVデータが順次生成されてメモリコントローラ5に入力されると、メモリコントローラ5により画像メモリ6に蓄積された後、キー処理部7においてモード切換スイッチがスライド操作されて画像表示モードが指定されると、メモリコントローラ5、及びビデオエンコーダ11に対して後述するYUVデータのDMA転送処理、及びビデオエンコーダへの転送処理を実行させる。
【0038】
ROM(Read Only Memory)9は、CPU8がデジタルカメラ1の各部を制御するための各種制御プログラムを格納するとともに、メモリコントローラにより実行される後述するYUVデータのDMA転送処理プログラム、及びビデオエンコーダへの転送処理を格納している。
【0039】
記憶媒体10は、磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリにより構成されており、CPU8から転送される画像データを、その格納順に格納No.データと対応付けて複数格納する。
【0040】
ビデオエンコーダ11は、メモリコントローラ5により数フレーム置きに転送される1フレーム分のYUVデータに基づいてビデオ信号を生成し、この生成したビデオ信号により液晶モジュール12を駆動して、コマ落としのモニター画像を表示させる。
【0041】
液晶モジュール12は、ビデオエンコーダ11から入力されるビデオ信号に基づいて表示画面に画像を表示する。
【0042】
次に、本第1の実施の形態の動作を説明する。
【0043】
まず、デジタルカメラ1において従来と同様に滑らかなスルー表示を行う場合の動作について図2に示す各部信号のタイミングチャートを参照して説明する。
【0044】
この図2において、(a)はCCD2から1フレーム分の画像データを取り込む際にCCD制御部3により設定されるフレーム同期期間を示すフレーム同期信号であり、(b)はYUVプロセッサ4によりフレーム毎の画像テータから生成されて出力されるYUVデータであり、(c)は図中に示すdma start信号による割り込みタイミングでメモリコントローラ5により出力されるメモリ書込信号であり、(d)〜(f)は画像メモリ6内の3つの書込エリア(memarea0,mem area1,mem area2)に対するフレーム毎のYUVデータの書き込み状態を示し、(g)は画像メモリ6にYUVデータが書き込まれる際にメモリコントローラ5により出力される書き込みエリアを指定する書込エリアNo.であり、(h)は画像メモリ6からYUVデータが読み出される際にメモリコントローラ5により出力される読み出しエリアを指定する読出エリアNo.であり、(i)は画像メモリ6から読み出したYUVデータをビデオエンコーダ11に転送する際に同期をとるための垂直同期信号であり、(j)はビデオエンコーダ11によりフレーム毎に出力されるビデオ信号である。
【0045】
図1のデジタルカメラ1において、キー処理部7におけるシヤッターキーの押圧操作が行われると、CCD2により撮像される撮像画像は直ちに液晶モジュール12に滑らかにスルー表示されるように以下に説明するデジタルカメラ1内の各部における処理が行われる。
【0046】
まず、CCD2では、CCD制御部3から供給される駆動信号、及び設定される図2(a)のフレーム同期信号に応じて順次撮像される1フレーム分の撮像信号がCCD制御部3に順次出力されると、CCD制御部3では、CCD2から順次入力される1フレーム分の撮像信号が、アナログ信号からデジタル信号に順次変換されて、1フレーム毎にデジタル信号の撮像信号としてYUVプロセッサに順次出力される。
【0047】
そして、YUVプロセッサ4では、CCD制御部3から順次入力される1フレーム分の撮像信号(デジタル信号)に対して各フレーム同期期間内で色演算処理が行なわれて、その画像データから輝度データ(Yデータ)と色データ(Cbデータ、Crデータ)が順次生成され、この輝度データ(Yデータ)と色データ(CbデータあるいはCrデータ)から構成される図2(b)の1フレーム毎のYUVデータとしてメモリコントローラ5に順次出力される。
【0048】
メモリコントローラ5では、CPU8からフレーム同期の割り込みタイミングで入力されるDMA転送開始信号(図2のdma start)により画像メモリ6に対して図2(c)のメモリ書込信号と同図(g)の書込エリアNo.が出力されて、YUVプロセッサ4から1フレーム毎に入力されるYUVデータの画像メモリ6へのDMA転送処理と書込エリアNo.で指定されたメモリエリアへの書込処理が行われる。このDMA転送処理は1フレーム毎に終了し、次のDMA転送開始信号が出力されるまで行われない。
【0049】
すなわち、図2において、最初のDMA転送開始信号が出力されると、メモリコントローラ5から同図(g)の書込エリアNo.が「mem area0」として出力されて、同図(b)のYUVデータ1が画像メモリ6内のメモリエリア0にDMA転送されて書き込まれる。この最初のDMA転送処理が終了すると、その書込エリアNo.と同図(h)の読出エリアNo.が更新され、画像メモリ6に対する読出エリアNo.は、最初のYUVデータのDMA転送処理が終了したメモリエリア0に変更される。
【0050】
そして、画像メモリ6内のメモリエリア0に書き込まれたYUVデータ1は、図2(i)のビデオエンコーダ11における垂直同期信号に基づくタイミングで、先に読出エリアNo.として指定された「mem area0」により画像メモリ6内のメモリエリア0から読み出されてビデオエンコーダ11に転送される。ビデオエンコーダ11では、メモリコントローラ5から転送されるYUVデータ1に基づいて、図2(i)に示す第1フィールドのビデオ信号(1−1)、第2フィールドのビデオ信号(1−2)の順に生成されて液晶モジュール12に出力される。
【0051】
続いて、次のフレーム同期信号のフレーム同期割り込みタイミングでDMA転送開始信号がCPU8からメモリコントローラ5に出力されると、メモリコントローラ5から同図(g)の書込エリアNo.が「mem area1」として出力されて、同図(b)のYUVデータ2が画像メモリ6内のメモリエリア1にDMA転送されて書き込まれる。この2番目のDMA転送処理が終了すると、その書込エリアNo.と同図(h)の読出エリアNo.が更新され、画像メモリ6に対する読出エリアNo.は、2番目のYUVデータのDMA転送処理が終了したメモリエリア1に変更される。
【0052】
そして、画像メモリ6内のメモリエリア1に書き込まれたYUVデータ2は、図2(i)のビデオエンコーダ11における垂直同期信号に基づくタイミングで、先に読出エリアNo.として指定された「mem area1」により画像メモリ6内のメモリエリア1から読み出されてビデオエンコーダ11に転送される。ビデオエンコーダ11では、メモリコントローラ5から転送されるYUVデータ2に基づいて、図2(j)に示す第1フィールドのビデオ信号(2−1)、第2フィールドのビデオ信号(2−2)の順に生成されて液晶モジュール12に出力される。
【0053】
以降、同様にフレーム同期信号のフレーム同期割り込みタイミングでDMA転送開始信号がCPU8からメモリコントローラ5に出力される毎に、上記メモリコントローラ5によるフレーム毎のYUVデータの転送書き込み処理、及び読み出し転送処理と、ビデオエンコーダ11によるビデオ信号生成処理が繰返し実行されることにより、CCD2からフレーム毎に取り込まれる撮像信号に基づいて画像メモリ6に順次書き込まれるYUVデータに基づいてビデオエンコーダ11ではビデオ信号が更新されるため、液晶モジュール12には滑らかなモニタ画像のスルー表示が行われる。
【0054】
次に、デジタルカメラ1においてコマ落としのモニタ画像表示を行う場合の動作について図3に示す各部信号のタイミングチャートを参照して説明する。
【0055】
この図3において(a)、(b)、(f)〜(i)に示す各信号は、上記図2の(a)、(b)、(g)〜(j)に示した各信号と同様のものである。また、この図3において、(c)は図中に示す数フレーム置きにCPU8により出力されるdma start信号による割り込みタイミングでメモリコントローラ5により出力されるメモリ書込信号であり、(d)、(e)は画像メモリ6内の2つの書込エリア(mem area0,mem area1)に対するフレーム毎のYUVデータの書き込み状態を示す。この場合、YUVプロセッサ4から転送されるYUVデータの書き込みタイミングの間隔は、上記スルー表示の場合よりも長いため2つのメモリエリアで充分である。
【0056】
この図3に示すタイミングチャートによる動作では、上記図2と同様に、YUVプロセッサ4からメモリコントローラ5により画像メモリ6にDMA転送されて書き込まれる1フレームのYUVデータの書き込みエリアは、図3(f)の書込エリアNo.により指定され、画像メモリ6から読み出されてビデオエンコーダ11に転送される1フレームのYUVデータの読み出しエリアは、図3(g)の読出エリアNo.により指定され、そのYUVデータのDMA転送処理が終了した時に、その書込エリアNo.と読出エリアNo.が更新される。
【0057】
図1のデジタルカメラ1において、キー処理部7におけるシヤッターキーの押圧操作が行われると、CCD2により撮像される撮像画像は直ちに液晶モジュール12にコマ落としでスルー表示されるように以下に説明するデジタルカメラ1内の各部における処理が行われる。
【0058】
まず、CCD2では、CCD制御部3から供給される駆動信号、及び設定される図3(a)のフレーム同期信号に応じて順次撮像される1フレーム分の撮像信号がCCD制御部3に順次出力されると、CCD制御部3では、CCD2から順次入力される1フレーム分の撮像信号が、アナログ信号からデジタル信号に順次変換されて、1フレーム毎にデジタル信号の撮像信号としてYUVプロセッサ4に順次出力される。
【0059】
そして、YUVプロセッサ4では、CCD制御部3から順次入力される1フレーム分の撮像信号(デジタル信号)に対して各フレーム同期期間内で色演算処理が行なわれて、その画像データから輝度データ(Yデータ)と色データ(Cbデータ、Crデータ)が順次生成され、この輝度データ(Yデータ)と色データ(CbデータあるいはCrデータ)から構成される図3(b)の1フレーム毎のYUVデータとしてメモリコントローラ5に順次出力される。
【0060】
メモリコントローラ5では、CPU8からフレーム同期の割り込みタイミングで入力されるDMA転送開始信号(図3のdma start)により画像メモリ6に対して図3(c)のメモリ書込信号と同図(f)の書込エリアNo.が出力されて、YUVプロセッサ4から1フレーム毎に入力されるYUVデータの画像メモリ6へのDMA転送処理と書込エリアNo.で指定されたメモリエリアへの書込処理が行われる。このDMA転送処理は1フレーム毎に終了し、次のDMA転送開始信号が出力されるまで行われない。
【0061】
すなわち、図3において、最初のDMA転送開始信号が出力されると、メモリコントローラ5から同図(f)の書込エリアNo.が「mem area0」として出力されて、同図(b)の最初のYUVデータ1が画像メモリ6内のメモリエリア0にDMA転送されて書き込まれる。この最初のDMA転送処理が終了すると、その書込エリアNo.と同図(g)の読出エリアNo.が更新され、画像メモリ6に対する読出エリアNo.は、最初のYUVデータのDMA転送処理が終了したメモリエリア0に変更される。
【0062】
そして、画像メモリ6内のメモリエリア0に書き込まれたYUVデータ1は、図3(h)のビデオエンコーダ11における垂直同期信号に基づくタイミングで、先に読出エリアNo.として指定された「mem area0」により画像メモリ6内のメモリエリア0から読み出されてビデオエンコーダ11に転送される。ビデオエンコーダ11では、メモリコントローラ5から転送されるYUVデータ1に基づいて、図3(i)に示す第1フィールドのビデオ信号(1−1)、第2フィールドのビデオ信号(1−2)の順に生成されて液晶モジュール12に出力される。
【0063】
続いて、図3(a)に示す次の2番目のフレーム同期信号のフレーム同期割り込みタイミングでDMA転送開始信号は出力されず、このため次のフレーム同期信号のタイミングでYUVプロセッサ4からメモリコントローラ5に転送されるYUVデータ2は画像メモリ6にDMA転送されない。このため、当該2番目のフレーム同期タイミングでは、前の最初のフレーム同期タイミングで画像メモリ6に書き込まれたYUVデータ1が、メモリコントローラ5により読み出されてビデオエンコーダ11に転送されて、ビデオエンコーダ11からは、図3(i)に示すように、前フレームと同じ第1フィールドのビデオ信号(1−1)と、第2フィールドのビデオ信号(1−2)が液晶モジュール12に出力される。この時、書込エリアNo.と読出エリアNo.は更新されず、その書込エリアNo.と読出エリアNo.は「mem area0」のままである。
【0064】
次いで、図3(a)に示す次の3番目のフレーム同期信号のフレーム同期割り込みタイミングでDMA転送開始信号は出力されて、メモリコントローラ5から同図(f)の書込エリアNo.が「mem area0」として出力されて、同図(b)の3番目のYUVデータ3が画像メモリ6内のメモリエリア0にDMA転送されて書き込まれる。この3番目のDMA転送処理が終了すると、その書込エリアNo.と同図(g)の読出エリアNo.が更新され、画像メモリ6に対する読出エリアNo.は、最初のYUVデータのDMA転送処理が終了したメモリエリア0に変更される。
【0065】
そして、画像メモリ6内のメモリエリア0に書き込まれたYUVデータ3は、図3(h)のビデオエンコーダ11における垂直同期信号に基づくタイミングで、先に読出エリアNo.として指定された「mem area0」により画像メモリ6内のメモリエリア0から読み出されてビデオエンコーダ11に転送される。ビデオエンコーダ11では、メモリコントローラ5から転送されるYUVデータ3に基づいて、図3(i)に示す第1フィールドのビデオ信号(3−1)、図示しない第2フィールドのビデオ信号(3−2)の順に生成されて液晶モジュール12に出力される。
【0066】
以降、同様にフレーム同期信号の2フレーム毎のフレーム同期割り込みタイミングでDMA転送開始信号がCPU8からメモリコントローラ5に出力される毎に、上記メモリコントローラ5による2フレーム毎のYUVデータの転送書き込み処理、及び読み出し転送処理と、ビデオエンコーダ11によるビデオ信号生成処理が繰返し実行されることにより、CCD2から2フレーム毎に取り込まれる撮像信号に基づいて画像メモリ6に2コマ毎に書き込まれるYUVデータに基づいてビデオエンコーダ11ではビデオ信号が更新されるため、液晶モジュール12にはコマ数を落としモニタ画像のスルー表示が行われる。
【0067】
次いで、このコマ落としのモニタ画像のスルー表示においてメモリコントローラ5により実行されるYUVデータのDMA転送処理の詳細について図4に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0068】
図4に示すYUVデータのDMA転送処理では、メモリコントローラ5は、まず、CPU8からDMA転送開始信号(dma start)が入力されたか否かを監視し(ステップS1)、CPU8からDMA転送開始信号(dma start)が入力されると、YUVプロセッサ4から1フレーム分のYUVデータが入力されるのを待つ(ステップS2)。そして、YUVプロセッサ4から入力されるYUVデータがDMA転送処理するため1フレーム分溜まったか否かを確認し(ステップS3)、そのYUVデータが1フレーム分溜まったことを確認すると、その溜まったYUVデータを上記書込エリアNo.により指定される画像メモリ6内のメモリエリアにDMA転送して書き込む(ステップS4)。
【0069】
次いで、その1フレーム分のYUVデータの画像メモリ6へのDMA転送が終了したか否かを確認し(ステップS5)、終了していなければ、上記ステップS3の処理に戻って、当該YUVデータの画像メモリ6へのDMA転送処理を繰返し実行し、当該1フレーム分のYUVデータの画像メモリ6へのDMA転送処理が終了したことを確認すると、CPU8に対してDMA転送処理が終了したことを示すため、CPU8に対してDMA転送終了割り込み処理を行って、本YUVデータのDMA転送処理を終了する。
【0070】
次いで、上記コマ落としのモニタ画像のスルー表示においてメモリコントローラ5により実行されるビデオエンコーダ11への転送処理の詳細について図5に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0071】
図5に示すビデオエンコーダ11への転送処理では、メモリコントローラ5は、まず、ビデオエンコーダ11における垂直同期信号に基づくタイミングに従って上記読出エリアNo.により指定される画像メモリ6内のメモリエリアから1フレーム分のYUVデータを読み出し(ステップS11)、この読み出した1フレーム分のYUVデータをビデオエンコーダ11に転送して(ステップS12)、本ビデオエンコーダ11への転送処理を終了する。
【0072】
次いで、上記コマ落としのモニタ画像のスルー表示においてCPU8により実行されるフレーム同期割り込み処理の詳細について図6に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0073】
図6に示すフレーム同期割り込み処理では、CPU8は、まず、DMA駆動間隔の設定値から1を引く(ステップS21)。このDMA駆動間隔とは、モニタ画像のスルー表示のコマ数を決定する要素であり、1フレーム毎に画像が変化する滑らかなスルー表示を行う時には、DMA駆動間隔を1に設定し、単位時間当りの表示コマ数を落としたスルー表示を行う時には、DMA駆動間隔の設定値を2以上に設定する。従って、今回の処理ではコマ数を落としたスルー表示を行うため、このDMA駆動間隔の設定値を2以上に設定している。
【0074】
そして、ステップS22では、DMA駆動間隔の設定値が0か否かを判別し、0でなければ本フレーム同期割り込み処理を終了し、0であればメモリコントローラ5に対してDMA転送開始信号(dma start)を出力する(ステップS)。すなわち、DMA駆動間隔の設定値が0になる度にDMA転送開始信号(dma start)を出力するようにしたため、DMA駆動間隔の設定値が2に設定されていれば、その設定値2から最初に1が引かれて1になるフレーム同期割り込みタイミングではDMA転送開始信号(dma start)が出力されず、その設定値2から次に1が引かれて0になるフレーム同期割り込みタイミングでDMA転送開始信号(dma start)がメモリコントローラ5に対して出力される。
【0075】
従って、メモリコントローラ5により2コマ毎にYUVデータが画像メモリ6に書き込まれることになり、2コマのうち1コマを落としたスルー表示を行うことができる。
【0076】
次いで、上記ステップS23の処理でDMA転送開始信号(dma start)を出力した後、ステップS24でDMA駆動間隔の設定値を2に再設定して、本フレーム同期割り込み処理を終了する。
【0077】
次いで、上記コマ落としのモニタ画像のスルー表示においてCPU8により実行されるDMA転送終了割り込み処理の詳細について図7に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0078】
図6に示すフレーム同期割り込み処理では、CPU8は、まず、メモリコントローラ5からDMA転送終了割り込みが入力されると、上記読出エリアNo.に上記DMA転送処理において指定された書込エリアNo.を代入し(ステップS31)、書込エリアNo.を上記画像メモリ6に設定されたメモリエリア0〜2に基づいて更新して(ステップS32)、本フレーム同期割り込み処理を終了する。
【0079】
以上のように、本第1の実施の形態のデジタルカメラ1では、CCD2から1フレーム毎に取り込まれる撮像信号からYUVプロセッサ4においてフレーム毎に生成されるYUVデータの画像メモリ6への転送書き込みタイミングを、メモリコントローラ5において所定フレーム数置きのフレーム同期割り込みタイミングでDMA転送して書き込み、その数フレーム置きのフレーム同期割り込みタイミングでYUVデータを読み出してビデオエンコーダ11に転送するようにしたため、液晶モジュール12にはコマ数を落としたモニタ画像のスルー表示を行うことができる。その結果、デジタルカメラ1ではスルー表示時の消費電力を抑えることができる。
【0080】
なお、上記第1の実施の形態では、2フレームに1回の割合でYUVデータのDMA転送処理を行う場合を示したが、そのYUVデータのDMA転送割合は3フレーム、4フレームに1回でもよく、DMA転送間隔が大きくなるほど単位時間当りの表示コマ数を減らして、更にスルー表示時の消費電力を減らすことができる。
【0081】
(第2の実施の形態)
上記第1の実施の形態では、YUVプロセッサ4からフレーム毎に出力されるYUVデータを、メモリコントローラ5側で所定フレーム数置きに選択して間欠転送することで、コマ数を落としたモニタ画像のスルー表示を行っていたが、本第2の実施の形態では、YUVプロセッサ4から出力されるYUVデータ自体が間欠フレーム転送される場合について説明する。
【0082】
図8〜図9は、本発明を適用した第2の実施の形態のデジタルカメラにおけるスルー表示の動作を説明するための図である。なお、本第2の実施の形態のデジタルカメラ1内の回路構成は、上記第1の実施の形態の図1に示した内の回路構成と同一であるため、その図示及び構成説明は省略する。
【0083】
図8は、デジタルカメラ1においてコマ落としのモニタ画像表示を行う場合の動作を説明するための各部信号のタイミングチャートを示す図である。
【0084】
この図8において(a)、(d)〜(i)に示す各信号は、上記図3の(a)、(c)〜(h)に示した各信号と同様のものである。また、この図8において、(b)は図中に示す数フレーム置きにYUVプロセッサ4から出力されるフレーム毎のYUVデータであり、(c)はYUVプロセッサ4において設定されるYUVデータを出力するか否かを決定するYUVイネーブル信号である。
【0085】
図1のデジタルカメラ1において、CCD2では、CCD制御部3から供給される駆動信号、及び設定される図8(a)のフレーム同期信号に応じて順次撮像される1フレーム分の撮像信号がCCD制御部3に順次出力されると、CCD制御部3では、CCD2から順次入力される1フレーム分の撮像信号が、アナログ信号からデジタル信号に順次変換されて、1フレーム毎にデジタル信号の撮像信号としてYUVプロセッサ4に順次出力される。
【0086】
そして、YUVプロセッサ4では、CCD制御部3から順次入力される1フレーム分の撮像信号(デジタル信号)に対して、図8(c)のYUVイネーブル信号が1にセットされるフレーム同期期間内で色演算処理が行なわれて、その画像データから輝度データ(Yデータ)と色データ(Cbデータ、Crデータ)が生成され、この輝度データ(Yデータ)と色データ(CbデータあるいはCrデータ)から構成される図8(b)の1フレーム毎のYUVデータとしてメモリコントローラ5に出力される。
【0087】
メモリコントローラ5では、CPU8からフレーム同期の割り込みタイミングで入力されるDMA転送開始信号(図8のdma start)により画像メモリ6に対して図8(d)のメモリ書込信号と同図(g)の書込エリアNo.が出力されて、YUVプロセッサ4から1フレーム置きに入力されるYUVデータの画像メモリ6へのDMA転送処理と書込エリアNo.で指定されたメモリエリアへの書込処理が行われる。このDMA転送処理は1フレーム毎に終了し、次のDMA転送開始信号が出力されるまで行われない。
【0088】
すなわち、図8において、最初のYUVイネーブル信号が1にセットされて、最初のDMA転送開始信号が出力されると、メモリコントローラ5から同図(g)の書込エリアNo.が「mem area0」として出力されて、同図(b)の最初のYUVデータ1が画像メモリ6内のメモリエリア0にDMA転送されて書き込まれる。この最初のDMA転送処理が終了すると、その書込エリアNo.と同図(h)の読出エリアNo.が更新され、画像メモリ6に対する読出エリアNo.は、最初のYUVデータのDMA転送処理が終了したメモリエリア0に変更される。
【0089】
そして、画像メモリ6内のメモリエリア0に書き込まれたYUVデータ1は、図8(i)のビデオエンコーダ11における垂直同期信号に基づくタイミングで、先に読出エリアNo.として指定された「mem area0」により画像メモリ6内のメモリエリア0から読み出されてビデオエンコーダ11に転送される。ビデオエンコーダ11では、メモリコントローラ5から転送されるYUVデータ1に基づいて、図8(j)に示す第1フィールドのビデオ信号(1−1)、第2フィールドのビデオ信号(1−2)の順に生成されて液晶モジュール12に出力される。
【0090】
続いて、図8(a)に示す次の2番目のフレーム同期信号のフレーム同期割り込みタイミングでは、YUVプロセッサ4では同図(c)のYUVイネーブル信号が1にセットされないため、DMA転送開始信号は出力されず、このため次のフレーム同期信号のタイミングでYUVプロセッサ4からメモリコントローラ5に対してYUVデータは転送されず、画像メモリ6へのDMA転送も行われない。このため、当該2番目のフレーム同期タイミングでは、前の最初のフレーム同期タイミングで画像メモリ6に書き込まれたYUVデータ1が、メモリコントローラ5により読み出されてビデオエンコーダ11に転送されて、ビデオエンコーダ11からは、図8(j)に示すように、前フレームと同じ第1フィールドのビデオ信号(1−1)と、第2フィールドのビデオ信号(1−2)が液晶モジュール12に出力される。この時、書込エリアNo.と読出エリアNo.は更新されず、その書込エリアNo.と読出エリアNo.は「mem area0」のままである。
【0091】
次いで、図8(a)に示す次の3番目のフレーム同期信号のフレーム同期割り込みタイミングでは、YUVプロセッサ4ではYUVイネーブル信号が1にセットされるため、DMA転送開始信号は出力されて、同図(b)の2番目のYUVデータ2がメモリコントローラ5に転送される。メモリコントローラ5では、同図(g)の書込エリアNo.が「mem area1」として出力されて、その2番目のYUVデータ2が画像メモリ6内のメモリエリア1にDMA転送されて書き込まれる。この2番目のDMA転送処理が終了すると、その書込エリアNo.と同図(h)の読出エリアNo.が更新され、画像メモリ6に対する読出エリアNo.は、2番目のYUVデータ2のDMA転送処理が終了したメモリエリア1に変更される。
【0092】
そして、画像メモリ6内のメモリエリア1に書き込まれたYUVデータ2は、図8(i)のビデオエンコーダ11における垂直同期信号に基づくタイミングで、先に読出エリアNo.として指定された「mem area1」により画像メモリ6内のメモリエリア1から読み出されてビデオエンコーダ11に転送される。ビデオエンコーダ11では、メモリコントローラ5から転送されるYUVデータ2に基づいて、図示しない第1フィールドのビデオ信号(2−1)、第2フィールドのビデオ信号(2−2)の順に生成されて液晶モジュール12に出力される。
【0093】
以降、同様にフレーム同期信号の2フレーム毎のフレーム同期割り込みタイミングでYUVプロセッサ4においてYUVイネーブル信号が1にセットされる毎に、DMA転送開始信号がCPU8からメモリコントローラ5に出力されると、YUVプロセッサ4からメモリコントローラ5に対してYUVデータが間欠転送され、メモリコントローラ5による2フレーム毎のYUVデータの転送書き込み処理、及び読み出し転送処理と、ビデオエンコーダ11によるビデオ信号生成処理が繰返し実行されることにより、CCD2から2フレーム毎に取り込まれる撮像信号に基づいて画像メモリ6に2コマ毎に書き込まれるYUVデータに基づいてビデオエンコーダ11ではビデオ信号が更新されるため、液晶モジュール12にはコマ数を落としモニタ画像のスルー表示が行われる。
【0094】
次いで、上記コマ落としのモニタ画像のスルー表示においてCPU8により実行されるフレーム同期割り込み処理の詳細について図9に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0095】
図9に示すフレーム同期割り込み処理では、CPU8は、まず、YUVプロセッサ4においてYUVイネーブル信号が1にセットされたか否かを確認し(ステップS41)、YUVイネーブル信号が1にセットされたことを確認すると、メモリコントローラ5に対してDMA転送開始信号(dma start)を出力して(ステップS42)、本フレーム同期割り込み処理を終了する。
【0096】
なお、本第2の実施の形態におけるメモリコントローラ5により実行されるYUVデータのDMA転送処理、及びビデオエンコーダ11への転送処理の詳細を説明するためのフローチャートについては、上記第1の実施の形態の図4、及び図5に示した各フローチャートと同一内容であるため、その図示及び説明は省略する。
【0097】
以上のように、本第2の実施の形態のデジタルカメラ1では、YUVプロセッサ4内でセットされるYUVイネーブル信号により所定フレーム数置きにメモリコントローラ5へ転送するYUVデータを間欠転送し、メモリコントローラ5においてYUVプロセッサ4からの転送タイミングでYUVデータを画像メモリ6にDMA転送して書き込み、その数フレーム置きのフレーム同期割り込みタイミングでYUVデータを読み出してビデオエンコーダ11に間欠転送するようにしたため、液晶モジュール12にはコマ落としせずにモニタ画像のスルー表示を行うことができ、スルー表示時の消費電力を更に抑えることができる。
【0098】
なお、上記第2の実施の形態では、2フレームに1回の割合でYUVデータ自体の間欠転送処理を行う場合を示したが、そのYUVデータの間欠転送割合は3フレーム、4フレームに1回でもよく、間欠転送間隔が大きくなるほどスルー表示時の消費電力を減らすことができる。
【0099】
また、上記各実施の形態のデジタルカメラ1では、画像メモリ6内にYUVプロセッサ4からフレーム毎にDMA転送されるYUVデータが書き込まれるメモリエリア、及びその書き込まれたYUVデータが読み出されるメモリエリアとしてメモリエリア0(mem area1),メモリエリア1(mem area1),メモリエリア2(mem area2)の3つのメモリエリアを設定して利用するようにしたため、撮像されたモニタ画像をスルー表示する際に、フレーム毎のYUVデータをビデオエンコーダ11においてビデオ信号に変換するタイミングが崩れないようにすることができる。
【0100】
なお、上記各実施の形態のデジタルカメラ1では、従来の滑らかなスルー表示とするか、本発明のコマ落としのスルー表示とするかを、キー処理部7におけるモード切換キーのキー操作により任意に切り換え可能としてもよい。この場合、デジタルカメラ1の使用者は、被写体の状態や撮影状況等に応じて撮像画像をスルー表示させる表示モードを任意に切り換えることができる。
【0101】
また、上記各実施の形態のデジタルカメラ1がオートフォーカス機能を備える場合は、フォーカスが合った場合は従来の滑らかなスルー表示とし、フォーカスが合っていない場合は本発明のコマ落としのスルー表示とするようにしてもよい。この場合、オートフォーカス機能の動作状態に応じて、各スルー表示モードを適宜切り換え制御することができ、各スルー表示モードの有効利用を図ることができる。
【0102】
また、上記各実施の形態のデジタルカメラ1において、デジタルカメラ1のシヤッターを半押しの場合は従来の滑らかなスルー表示とし、シヤッターを押さず電源ONの通常時の場合は本発明のコマ落としのスルー表示とするようにしてもよい。この場合、デジタルカメラ1の動作状態に応じて各スルー表示モードを適宜切り換え制御することができ、各スルー表示モードの有効利用を図ることができる。
【0103】
また、上記各実施の形態では、デジタルカメラ1において撮像手段をCCDとしたが、撮像管やCMOS撮像素子としてもよい。
【0104】
また、本発明は、例えば、CCDカメラを備えたPCMCIA(Personal Co-mputer Memory Card International Association)規格のPCカメラカードなどを装着することにより撮像機能(画像入力機能)を有することとなるパーソナルコンピュータなどの電子機器に対しても適用可能である。
【0105】
また、上記各実施の形態におけるデジタルカメラ1では、各種制御プログラムを記憶媒体であるROMに格納する構成としたが、記憶媒体はROMに代表される半導体メモリに限定されるものではなく、磁気的、光学的記録媒体などであってもよい。また、この記憶媒体は、デジタルカメラに対して着脱自在に装着可能なものであってもよい。
【0106】
【発明の効果】
請求項1記載の発明の画像表示装置及び請求項4記載の発明の画像転送方法によれば、入力画像から生成された画像データをコマ落としでスルー表示を行うことができ、入力画像をスルー表示する際の消費電力を低減することができる。
【0107】
請求項2記載の発明の画像表示装置及び請求項5記載の発明の画像転送方法によれば、入力画像から生成された画像データをコマ落としせずにスルー表示を行うことができ、その入力画像をスルー表する際の消費電力を更に抑えることができる。
【0108】
請求項3記載の発明の画像表示装置によれば、入力画像から生成される画像データの書き込み領域と読み出し領域を、そのフレーム毎の画像データの表示手段における表示タイミングが崩れないように設定することができる。
【0109】
請求項6記載の発明の記憶媒体によれば、コンピュータによって記憶媒体に格納されているプログラムを読み出して実行することで、入力画像から生成された画像データをコマ落としでスルー表示を行うことができ、入力画像をスルー表示する際の消費電力を低減することができる。
【0110】
請求項7記載の発明の記憶媒体によれば、コンピュータによって記憶媒体に格納されているプログラムを読み出して実行することで、入力画像から生成された画像データをコマ落としせずにスルー表示を行うことができ、その入力画像をスルー表する際の消費電力を更に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1の実施の形態のデジタルカメラ1の要部構成を示すブロック図である。
【図2】図1のデジタルカメラ1において滑らかなスルー表示を行う場合の動作を説明するための各部信号のタイミングチャートを示す図である。
【図3】図1のデジタルカメラ1においてコマ落としスルー表示を行う場合の動作を説明するための各部信号のタイミングチャートを示す図である。
【図4】図1のメモリコントローラ5により実行されるYUVデータのDMA転送処理を示すフローチャートである。
【図5】図1のメモリコントローラ5により実行されるビデオエンコーダへの転送処理を示すフローチャートである。
【図6】図1のCPU8により実行されるフレーム同期割り込み処理を示すフローチャートである。
【図7】図1のCPU8により実行されるDMA転送割り込み処理を示すフローチャートである。
【図8】本発明を適用した第2の実施の形態のデジタルカメラ1においてコマ落としスルー表示を行う場合の動作を説明するための各部信号のタイミングチャートを示す図である。
【図9】図1のCPU8により実行されるフレーム同期割り込み処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ビデオカメラ
2 CCD
3 CCD制御部
4 YUVプロセッサ
5 メモリコントローラ
6 画像メモリ
7 キー処理部
8 CPU
9 ROM
10 記憶媒体
11 ビデオエンコーダ
12 液晶モジュール

Claims (7)

  1. 入力画像から1画面分の画像データを順次生成する画像生成手段と、
    この画像生成手段により生成される1画面分の画像データを記憶する画像記憶手段と、
    この画像記憶手段に記憶された1画面分の画像データを読み出して表示手段に表示する画像表示制御手段と、
    を備えた画像表示装置において、
    前記画像生成手段により順次生成される1画面分の画像データのうち、複数フレームに1回の割合で該画像データを前記画像記憶手段に転送して記憶するように制御する画像転送制御手段を備えたことを特徴とする画像表示装置。
  2. 入力画像から1画面分の画像データを順次生成する画像生成手段と、
    この画像生成手段により生成される1画面分の画像データを記憶する画像記憶手段と、
    この画像記憶手段に記憶された1画面分の画像データを読み出して表示手段に表示する画像表示制御手段と、
    を備えた画像表示装置において、
    前記画像生成手段において前記入力画像から複数フレームに1回の割合で1画面分の画像データを生成させるように制御する画像生成制御手段と、
    この画像生成制御手段により前記画像生成手段において画像データが生成された時に、この生成された画像データを前記画像記憶手段に転送するように制御する画像転送制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像表示装置。
  3. 前記画像記憶手段に複数画面分の前記画像データを記憶する複数の画像記憶領域を設定し、
    前記複数の画像記憶領域のうち1つの画像記憶領域を前記画像転送制御手段により画像データを転送する転送画像領域として設定し、
    前記複数の画像記憶領域のうち前記転送画像領域とは異なる1つの画像記憶領域を前記画像表示制御手段により画像データを表示する表示画像領域として設定し、
    前記画像転送制御手段により前記転送画像領域に対して1画面分の画像データの転送が終了すると、該転送が終了した転送画像領域とは異なる前記複数の画像記憶領域のうちの1つに転送画像領域を変更し、
    前記画像表示制御手段により1画面分の画像データの前記表示手段への表示が終了すると、前記転送が終了した転送画像領域を表示画像領域に変更することを特徴とする請求項1あるいは2記載の画像表示装置。
  4. 入力画像から順次生成される1画面分の画像データを画像記憶手段に転送して記憶した後、この画像記憶手段から画像データを読み出して1画面分の画像データを表示手段に表示する際に、前記順次生成される1画面分の画像データの前記画像記憶手段への転送を制御する画像転送方法において、
    前記順次生成される1画面分の画像データのうち、複数フレームに1回の割合で該画像データを前記画像記憶手段に転送して記憶するように制御することを特徴とする画像転送方法。
  5. 入力画像から順次生成される1画面分の画像データを画像記憶手段に転送して記憶した後、この画像記憶手段から画像データを読み出して1画面分の画像データを表示手段に表示する際に、前記順次生成される1画面分の画像データの前記画像記憶手段への転送を制御する画像転送方法において、
    前記入力画像から複数フレームに1回の割合で1画面分の画像データを生成させるように制御し、
    この画像生成制御により画像データが生成された時に、この生成された画像データを前記画像記憶手段に転送するように制御することを特徴とする画像転送方法。
  6. 入力画像から生成された画像データを画像記憶手段に記憶して表示するためのコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体であって、
    入力画像から1画面分の画像データを順次生成させるプログラムコードと、
    この順次生成される1画面分の画像データのうち、複数フレームに1回の割合で該画像データを前記画像記憶手段に転送して記憶させるプログラムコードと、
    この画像記憶手段に記憶された1画面分の画像データを読み出して表示手段に表示させるプログラムコードと、
    を格納したことを特徴とする記憶媒体。
  7. 入力画像から生成された画像データを画像記憶手段に記憶して表示するためのコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体であって、
    前記入力画像から複数フレームに1回の割合で1画面分の画像データを生成させるプログラムコードと、
    この画像データが生成された時に、この生成された1画面分の画像データを画像記憶手段に転送して記憶させるプログラムコードと、
    この画像記憶手段に記憶された1画面分の画像データを読み出して表示手段に表示させるプログラムコードと、
    を格納したことを特徴とする記憶媒体。
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