JP3714968B2 - 移動観覧席の椅子の起立倒伏構造 - Google Patents

移動観覧席の椅子の起立倒伏構造 Download PDF

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Description

〔技術分野〕
この発明は、体育館、講堂、多目的ホール等の屋内施設の他、屋内外の競技場、公会堂その他に適用されて、複数段のデッキを所要に応じて階段状に展開し、また、使用後にはそれらのデッキを上下方向に整列させて収納することができる、全体としてほぼ入子状構造の移動観覧席において、各デッキ上に、相互に連続させて、または独立させて配設した複数個の椅子のそれぞれの倒伏作動だけを自動化した移動観覧席の椅子の起立倒伏構造に関するものである。
〔背景技術〕
水平姿勢で配置した複数段のデッキをほぼ入子式に収納および展開可能ならしめた移動観覧席は従来から各種のものが提案されており、多くは、各デッキ上に複数個の椅子を配設することで、移動観覧席への所定数の観客等の着座を可能ならしめている。
ところで、このような移動観覧席において、それの不使用時の、各デッキのコンパクトな収納のためには、デッキの収納に当って、各椅子を前方側への倒伏姿勢とすることが必要であり、従って、それぞれのデッキを階段状に展開させた、移動観覧席の使用時には、各椅子を、着座可能な起立姿勢とすることが必要になる。
そこで、出願人は先に、各椅子の起立および倒伏のそれぞれを、特別の動力源を用いることなく、デッキの展開および収納作動に伴って自動的に行うことができる椅子の自動起立転倒装置を、特開昭62−201109号として提案した。
これは、図1に要部側面部で示すように、デッキ101上に配設した基盤フレーム103に椅子の脚105を起倒自在に配置し、そして、その脚105には、ロック用兼解除用ローラ107をウェートとして具え、下位片端にはフック部109を設けた三叉状のロックリンク111を、前端の挿通軸113を支点として前記ローラ107が降下動可能に付設するとともに、脚105の背後には、ローラ107が降下動したロックリンク111のフック部109が係合して脚105を起立状態に保持するロック用アングル115を配置し、当該デッキ101の後退時における、前記ローラ107の、上段デッキ117への当接により前記フック部109とロック用アングル115の係合を解除するものであり、それぞれのデッキを展開作動させることで椅子の自動起立を、また、デッキの収納作動に基いて、椅子の、前方側への自動倒伏をそれぞれもたらすものである。
しかるに、この提案技術では、装置構造が複雑になることに加え、装置重量、ひいては、各段のデッキ重量が大きくなるという不都合がある。
また、移動観覧席をその中間の段、たとえば、六段のデッキ中、下段側の二段のデッキまでを展開して使用することが必要である場合等に、第二段目のデッキ上の椅子への適正なる着座のため、すなわち、第二段目のデッキに配設した椅子の背もたれを、図2に示すように、第三段目のデッキAの通路Bの上方に迫出させて使用に供するためには、第三段目のデッキAをも展開姿勢とすることが必要になるところ、前記提案技術では、第三段目のデッキAの展開操作に伴って、そのデッキ上に配設した椅子Cが必然的に起立姿勢となるため、観客等によるそれらの椅子Cの使用を確実に阻止することのできる適切な措置を講じること、たとえば、ロープを張ったり、柵を設置したりすることによって、または、誘導員、監視員等による観客等の誘導その他によって、通路Bへの観客等の進入を回避することが必要になるという、観客誘導対策上の不都合があった。
なお、かかる場合において、第三段目のデッキA上の椅子Cの使用を解放したときには、その椅子Cの背もたれが、デッキAの上段側の収納デッキに干渉することになって、その背もたれを十分に後傾させることができず、それに伴って、座板もまた十分な開放姿勢とすることができないので、座り心地が悪いことはもちろん、椅子Cに所期しない荷重が作用することになり、椅子Cへの故障等の発生のおそれが高くなる。
しかも、この提案技術では、同一のデッキ上のそれぞれの椅子に対し、相互に別個独立に自動起立転倒装置を設けていることから、たとえば、展開したデッキの収納に当り、図3に例示するように、第1段目のデッキDが、移動観覧席を設置した床面の凹凸等の状況その他の影響の下で、他のデッキに対して前後方向、いいかえれば進退方向に傾いた姿勢で後退変位を行った場合には、デッキDの長さ方向の一方の端部分に配設した椅子、ひいては、それの脚105に対するロックが解除されてその脚105が倒伏を開始してもなお、その他の椅子の脚105は依然としてロック状態にあって起立姿勢に保持されることがあり、このような事態の発生に対し、とくに、デッキD上に配設した複数個の椅子が相互に連結されたいわゆる連結椅子であるときには、その連結椅子に、所期しない大きな捩れ外力等が作用し、甚しくは連結椅子に破損が生じる他、デッキDのさらなる後退変位に基づく、他の椅子脚に対するロックの解除を円滑に行い得なくなるという問題があり、これらのことは、特定段のデッキの進出変位に基づく、それの展開作動に当ってのデッキの進退方向の傾きに対してもまたほぼ同様であった。
この発明は、先の提案技術が抱えるこのような問題点を解決することを課題として検討した結果なされたものであり、それの目的とするところは、構造が簡単であって、デッキ重量の増加のおそれがなく、また、中間段までのデッキの展開使用に当って、その中間段デッキの後方側に展開することを余儀なくされる余剰デッキへの観客等の入り込みを有効に防止することができる、移動観覧席の椅子の起立倒伏構造および、デッキ上に配設した複数個の椅子が連結椅子であっても、それの起立はもちろん、倒伏作動を、当該デッキの後退姿勢のいかんにかかわらず、常に円滑かつ確実ならしめ、また、連結椅子への捩れ外力等の作用を十分に防止することができる移動観覧席の椅子の起立倒伏構造を提供するにある。
〔発明の開示〕
この発明の、移動観覧席の椅子の起立倒伏構造は、上下方向に間隔をおいて水平配置した複数段のデッキを、ほぼ入子式に収納および展開可能ならしめ、各デッキに複数個の椅子を起立および倒伏可能に配設してなる移動観覧席において、デッキに配設したベースフレームに、椅子の脚部を、前方側へ倒伏可能にヒンジ連結するとともに、その脚部の後方側でベースフレームの上方側へ突出する揺動アームおよび、この揺動アームの下端部から前方側へ突出するフックを具えるクランク部材の折曲部を枢支し、前記揺動アームを、その先端部が上段側デッキの前端面に当接する突出長さとし、前記脚部に、それの起立姿勢で前記フックに掛合するロック部材を設け、また、椅子の脚部を起立方向に付勢する脚部ばね手段を設けるとともに、その脚部の、後方側への傾動を阻止するストッパを設けたものである。
この起立倒伏構造では、それの全体構造が簡単となり、全重量が小さくなる。またこの構造では、所要の段数のデッキの展開状態で、倒伏姿勢にある各デッキ上の連結椅子もしくは独立したそれぞれの椅子を作業者の手によって起立作動させ、これに伴って、椅子の脚部に設けたロック部材を、クランク部材に設けたフックに掛合させることで、椅子の起立姿勢を確実に維持することができる。
この一方で、起立姿勢にある椅子の倒伏作動は、デッキの後退変位に基く収納操作において、そのデッキに配設されたクランク部材の揺動アームを、それと上段側デッキの前端面との当接に基いて前方側へ揺動させて、前記フックと脚部ロック部材との掛合を解除することにてもたらすことができ、これによれば、椅子の倒伏を、デッキの収納に伴って自動的に行わせることができる。
かかる起立倒伏構造によれば、中間段までのデッキ、ひいては、それらのデッキに設置した椅子の使用が必要である場合に、先に述べたと同様に、展開を余儀なくされる一段分の余剰デッキについては椅子を倒伏状態に維持することができるので、その余剰デッキ上の椅子への観客等の着座はもちろん、余剰デッキ上への観客等の不測の進入を、特別の進入止め手段の設置、誘導員の配置等の必要なしに有効に防止することができる。
ところで、この起立倒伏構造における脚部ばね手段は、手作業による椅子の起立操作をアシストするべく機能する一方で、椅子の倒伏に際する緩衝機能を発揮すべく機能する。また、ストッパは、椅子の起立ロック状態において、それの後方側への一層の変位を阻止して安定した起立姿勢をもたらすべく機能する。
また、このような起立倒伏構造において、揺動アームを後方側へ付勢する、たとえば、引張りばね、圧縮ばね、捩りコイルばね等とすることができる補助ばね手段を設けるとともに、その揺動アームの、後方側傾動位置を限定する位置決め部材を設けた場合には、補助ばね手段および位置決め部材のそれぞれによって、クランク部材を、その揺動アームが位置決め部材に当接するアーム起立姿勢に確実に復帰させることができ、併せて、椅子の、起立位置へのロックを、補助ばね手段の作用下で、手作業を要することなく自動的に行なうことができる。
そしてまた、このような起立倒伏構造では、椅子の脚部とクランク部材とを、脚部の倒伏運動に伴って、揺動アームの前方側への倒伏を強制する、たとえば押圧リンク部材または引張りリンク部材とすることができるリンク部材によって相互連結し、併せて、その揺動アームを後方側へ付勢する、引張りばね、圧縮ばね、捩りコイルばね等とすることができる補助ばね手段を設けることもできる。
これによれば、揺動アームを後方側へ付勢する補助ばね手段の作用下で、脚部の起立時の、脚部ロック部材とクランク部材フックとの掛合を確実に実現し維持することができる。この一方で、揺動アームの先端部と上段側デッキの前端面との当接によって上記掛合を解除することにより、前述の場合と同様に、脚部、ひいては、椅子を前方側へ倒伏させることができる。
ところでここでは、椅子のこのような倒伏作動に基いて、リンク部材が、揺動アームを、上記補助ばね手段のばね力に抗して前方側へ倒伏させるべく機能し、揺動アームのこの倒伏状態は、それが上段側デッキの下側へ収納されてなお維持されるので、その揺動アームが、脚部の倒伏状態にあっても起立姿勢に維持される場合のように、上段側デッキの下面に、揺動アームの先端接触することに起因して、とくには揺動アームの進出変位に当って、上段側デッキ本体部分へのアーム先端の当接を防止すべく機能するアームガイド手段を、デッキの長さ方向、いいかえれば左右方向の複数個所に設置することが不要となり、これがため、デッキの重量およびコストを大さく低減させることが可能となり、併せて、アームガイド手段の配設位置等の決定に要する設計工数をも不要ならしめることができる。
さらに、このような起立倒伏構造では、脚部の倒伏変位および起立変位のそれぞれに伴って、揺動アームを前方側および後方側のそれぞれの方向へ付勢する、一種類のいわゆるオーバセンタタイブのばね手段、たとえば圧縮もしくは引張りばねとすることができるばね手段を、先のリンク部材に代えて設けるとともに、揺動アームの、後方側傾動位置を限定する位置決め手段を設けることもできる
これによれば脚部の倒伏および起立運動に伴って、揺動アームを、オーバセンタタイプのばね手段の作用に基いて、脚部の運動方向へクリック運動させることにより、上述の場合と同様に、脚部の倒伏状態下では、揺動アームを前方側への倒伏姿勢に維持することができ、上述したと同様の効果をもたらすことができる。その上ここでも、揺動アームを後方側へ付勢する補助ばね手段の配設もまた不要となる。
以上に述べたような起立倒伏構造において、より好ましくは、クランク部材をベースフレームに枢支する軸を、同一のデッキ上に配設される全てのクランク部材の共通軸とするとともに、それらのクランク部材に固定もしくは固着した、一のクランク部材、ひいては、それの揺動アームの作動を、全てのクランク部材に伝達可能ならしめる。
これによれば、とくにはデッキの収納操作において、一段もしくは複数段のデッキが進退方向に傾いた姿勢で後退変位することがあっても、一のクランク部材において、揺動アームと上段側デッキの前端面との当接の下で、フックと脚部ロック部材との掛合が解除されたときには、共通軸の作用によって、同一デッキ上の全てのクランク部材のロックの解除が同時に行われ、これによって全ての椅子の円滑なる倒伏が開始されるので、デッキ上の椅子が連結椅子である場合にも、それに捩り外力等の不測の外力が作用することがなく、従って、椅子への破損等の発生のおそれなしに、それを常に円滑に、かつ確実に倒伏させることができる。
【図面の簡単な説明】
図1は、従来技術を示す要部側面図である。
図2は、デッキの中間段までの展開状態を示す側面図である。
図3は、デッキの傾き後退姿勢を示す略線平面図である。
図4は、この発明の実施の形態を示す部分断面側面図である。
図5は、図4の要部を拡大して示す図である。
図6は、椅子の起立態様を示す側面図である。
図7は、デッキの中間段までの展開状態を示す側面図である。
図8は、椅子の倒伏態様を示す側面図である。
図9は、デッキの傾き後退姿勢を例示する略線平面図である。
図10は、この発明の他の実施形態を示す図である。
図11は、図10に示す構造の作用説明図である。
図12は、揺動アームの姿勢の変更状態を示す対比説明図である。
図13は、この発明の他の実施形態を示す要部断面側面図である。
図14は、この発明のさらに他の実施形態を示す要部断面側面図である。
図15は、この発明のさらに他の実施形態を示す要部断面側面図である。
〔発明を実施するための最良の形態〕
図4は、この発明の実施の形態を特定のデッキとの関連で示す部分断面側面図であり、図中1は水平姿勢で配置した下段側のデッキを、また、2は、これも水平姿勢で配置した上段側のデッキを、相互の展開姿勢で示す。
ここでは、各デッキ、図示するところでは下段側のデッキ1の後方側端部分に、各椅子3と対応して位置するそれぞれのベースフレーム4を配設するとともに、各ベースフレーム4に、椅子3の脚部5をピン6をもってヒンジ連結して、その脚部5、ひいては椅子3を、図に実線で示す起立位置と、仮想線で示す前方側倒伏位置との間で回動可能ならしめる。
ここで好ましくは、脚部5をそれの起立方向に付勢する脚部ばね手段、たとえばコイルばね7を、その脚部およびベースフレーム4のそれぞれに連結して設ける。そしてまた、脚部5の、後方側への過回動を防止して、脚部5および椅子3の起立姿勢を十分安定ならしめるべく、図5(a),(b)に拡大図で示すように、ベースフレーム4側に、ストッパ、たとえばボルト8を脚部側へ突出させて取付けるとともに、その脚部5に、ロック部材、例えば水平ロッド9を固定もしくは固着して設け、脚部5の適正起立姿勢で、その水平ロッド9をボルト8の前面に当接可能ならしめる。
さらに、ベースフレーム4の、脚部5のヒンジ連結位置より後方側部分に、クランク部材10の折曲部を軸11によって枢支し、好ましくは、この軸11を、同一デッキ上の全てのクランク部材に貫通する共通軸とする。なお、この共通軸は、全長にわたって連続する単一軸であることは必要ではなく、複数本の軸部材を相互連結したものとすることもできる。
ところで、各クランク部材10には、ベースフレーム4の上方側へ突出する揺動アーム12を設けるとともに、この揺動アーム12の下端部から、前方側、いいかえれば脚部側へ突出するフック13を設け、このフック13を、起立姿勢とした脚部5の、前記水平ロッド9に掛合可能ならしめる。ここにおいて、揺動アーム12の上方への突出長さは、フック13の、水平ロッド9への掛合姿勢の下で、図4に示すところから明らかなように、それの先端部が、上段側デッキ2の前端面2aに当接し得る長さとし、より好ましくは、その先端部に、ローラ14を回転自在に取付けることで、揺動アーム12と上段デッキ2との摩擦力の低減をもたらす。
また好ましくは、かかるクランク部材10に、揺動アーム12を後方側へ付勢する補助ばね手段、たとえば引張りコイルばね15の一端を連結し、そのコイルばね15の他端をベースフレーム4に連結する。なおこの一方で、揺動アーム12の、後方側への揺動限位置を、図5(c)に斜視図で示すように、ベースフレーム4の頂壁4aに形成した。位置決め手段としての切欠き端面4bにより特定する。
このように構成して成る起立倒伏装置にあっては、特定のデッキの展開姿勢の下では、図6(a)に例示するように、そのデッキ1上の椅子3は倒伏状態にあり、クランク部材10は、引張りコイルばね15の作用によって、揺動アーム12が切欠き端面4bに当接した、後方側への揺動限界位置にある。従って、ここにおける椅子3の起立は、作業者の手作業によって、所要のデッキ上の椅子3を、図6(b)に示すように起立方向へ回動させ、そしてついには、図4に示すように、椅子脚部5の水平ロッド9を、後方側揺動限位置にあるクランク部材10のフック13に掛合させることにより行なうことができる。
これがため、複数段のデッキ中の中間の段、図7に例示するところでは、六段のデッキ中の下段側二段のデッキ21,22までを展開して、そこに観客等を着座させる必要が生じた場合には、第二段目のデッキ22上の椅子3への適正なる着座のためだけに展開を余儀なくされる第三段目のデッキ23については全ての椅子3を倒伏状態に維持することが出来、これによれば、第三段目デッキ23への進入止め手段の設置、誘導員の配置等を行なうまでもなく、観客等の、第三段目デッキ23への進入および、そのデッキ上の椅子3への着座を十分に防止することができる。
この一方で、移動観覧席の使用の終了後は、椅子3を起立姿勢としたままで、それぞれのデッキを、たとえば下段側から順次に後退変位させ、これによって、それぞれの椅子3を前方側へ自動的に倒伏させつつデッキの収納を行なう。
この場合の椅子3の自動倒伏は、デッキの後退変位に基づいて、以下のようにして行なわれることになる。はじめは、図8(a)に示すように、クランク部材10の揺動アーム12、直接的にはそこに設けたローラ14が、上段側デッキ2の前端面2aに当接し、これによって、その揺動アーム12、ひいては、フック13が、枢支軸の周りに、好ましくは軸11とともに、図8(b)に示すように揺動し、この結果として、脚部水平ロッド9の、フック13からの解離がもたらされる。これによって、椅子3の脚部5はピン6の周りでの、倒伏方向への回動を許容されるので、その後、デッキ1の継続的な後退変位の下で、上段デッキ2をもって揺動アーム12をさらに揺動させることで、その揺動アーム12は、図8(c)に示すように、ローラ14を介して、脚部5を、コイルばね7のばね力に抗して倒伏回動させる。
そして、脚部5のこのような倒伏回動によって、脚部5を含む椅子3の重心位置がそれの倒伏方向へ移動して、その椅子3が、外力の作用なしにも、コイルばね7のばね力に抗して倒伏するに至った場合には、椅子3は、コイルばね7の緩衝作用下で、揺動アーム12の揺動速度より速い速度で倒伏して、図8(d)に示すように、座板下面をデッキ1に支持される完全倒伏状態となる。
従って、それ以後のデッキ1の後退変位は、そのデッキ1の収納の目的のみをもって行なわれることになる。
ところで、椅子3のこのような倒伏作動に際し、クランク部材10の枢支軸11を、同一デッキ上の全てのクランク部材に共通の軸とし、また、全てのクランク部材に固定もしくは固着した場合には、いずれかのクランク部材において、椅子の脚部に対するロックの解除が行なわれたときには、全てのクランク部材におけるロック解除が同時に行なわれることになるので、たとえば図9に略線平面図で示すように、デッキの収納操作に当たって、特定のデッキ21が、それの長さ方向で前後に傾いた姿勢にて後退変位されることになっても、最も早期に、脚部5の水平ロッド9との掛合を解除される図の右端のクランク部材10の揺動変位に基いて、他の全てのクランク部材10におけるロックの解除がもたらされる。
従って、同一デッキ上に配設される複数個の椅子が連結椅子であり、また、そのデッキが、それの収納に当たって図9に示すような後退変位姿勢をとる場合であっても、その連結椅子に、捩り外力その他の外力が作用することはなく、それの、常に円滑にして確実な倒伏作動をもたらすことができる。
図10は、この発明の他の実施形態を示す図であり、これは、図5について述べたところに比し、起立姿勢の脚部5の、ヒンジピン6より下方側の部分を、押圧リンク部材31によって、クランク部材10の折曲部の、枢支軸11に対してフック13とは反対側の部分に連結した点で相違するものである。
ここで、図示の押圧リンク部材31は、それとピン6および軸11との干渉を防止するべく、下方側幾分凸となる湾曲形状を有しており、またたとえば、フック13の、水平ロッド9に対する掛脱作動を担保するべく、押圧リンク部材31の、クランク部材10への連結部分に、そのクランク部材10の、軸11の中心周りの幾分の揺動変位を許容し得る長孔を有している。
またここでは、揺動アーム12を後方側に付勢する、補助ばね手段としての引張りコイルばね15を、上記押圧リンク部材31のそれぞれの連結ピン間に張設することで、その引張りコイルぱね15の所要伸長量が、前述したものに比して少なくなる。
このような起立倒伏構造によれば、たとえば、下段側のデッキの後退変位によって、揺動アーム12の先端部が、図11(a)に仮想線で示すように、上段側のデッキ2の前端面2aに当接すると、その揺動アーム12は、リンク部材31に設けた長孔の長さの範囲内で回動変位し、この結果として、脚部5を図10(b)に示すような起立状態に保持するフック13の、水平ロッド9からの離脱が生じる。これがため、下段側デッキのさらなる後退変位下で、揺動アーム12をもって脚部5を押圧することで、図8について述べたと同様に、その脚部5の倒伏変位がもたらされ、ついには、その脚部5は、図11(b)に示すように、下段側のデッキ上に完全に倒伏する。
ところで、この起立倒伏構造では、脚部5のこのような倒伏作動に当り、押圧リンク部材31が、それのクランク部材10への連結部を、引張りコイルばね15のばね力に抗して押圧することになるため、脚部5の倒伏につれて揺動アーム12もまた同方向に次第に倒伏されることになり、脚部5の倒伏姿勢の下では、その揺動アーム12も、図11(b)に示すような倒伏姿勢に維持されることになる。
従って、脚部5、ひいては、椅子3を完全に倒伏させた状態で、下段側デッキを上段側デッキの真下に入れ込んだ場合には、図12(a)に示すように、揺動アーム12の先端が上段側デッキ2の下面から十分に離隔して位置することになり、それ故に、下段側のデッキ1を上段側デッキ2に対して進出変位させるに当っても揺動アーム12の先端が、その上段側デッキ2の下面に当接等するおそれは全くない。
この一方で、図4等に示す前述の起立倒伏構造では、脚部5および椅子3の完全倒伏姿勢においてなお、揺動アーム12が、引張りコイルばね15の作用によって、図6(a)、図8(b)等に示すような起立姿勢、すなわち、後方側への傾動姿勢となるので、このような場合には、図12(b)に示すように、上段側デッキ2の下面に、それぞれの揺動アーム12と対応して位置することとなるそれぞれのアームガイド手段、たとえばガイドロッド32をデッキの前後方向に延在させて取付けることによってデッキ下面の凹凸を実質的に取り除き、そのガイドロッド32をもって、下段側デッキを、椅子等とともに上段側デッキの下方に入れ込み、また、その上段側デッキの下方位置から進出させるに際しての揺動アーム先端の移動を案内することで、揺動アーム12の、デッキ下面への不測の衝接を防止することが必要になる。
従って、図10に示す構造によれば、この場合に比して、ガイドロッド32の取付位置等を決定するための設計上の工数およびガイドロッド32の取付作業工数等を不要ならしめるとともに、デッキ重量、コスト等の有効なる低減を実現することができる。
ところで、図10に示す構造の下での脚部5の起立操作は、図11(b)に示すような倒伏姿勢の脚部5に、作業者によって上向きの外力を作用させてそれを回動させ、この場合、リンク部材31を引張り部材として機能させることより、脚部5と併せて揺動アーム12をもまた起立方向に変位させて、最終的には、図10(b)に示すような脚部5の完全起立状態での、フック13への水平ロッド9の掛合をもたらすことにより行うことができる。
図13は、他の実施形態を示す要部断面側面図であり、これは、リンク部材を引張りリンク部材33とし、その引張りリンク部材33の一端を、起立姿勢の脚部5の、ヒンジピン6より幾分上方側部分に、そしてその他端を、クランク部材10の、枢支軸11より揺動アーム側部分にそれぞれ連結し、そして、引張りコイルばね15を、図5に示すものと同様に、クランク部材10の折曲部とベースフレーム4とのそれぞれに連結したものである。
このように構成した起立倒伏構造における、図13(a)に示すような完全起立状態にある脚部5の倒伏は、揺動アーム12の先端部を、図13(b)に示すように上段側のデッキ2に当接させて、その揺動アーム12を、好ましくは枢支軸11と一体に回動変位させることで、フック13の水平ロッド9からの離脱をもたらし、そして、そのデッキ2による、揺動アーム12を介した脚部5の押圧を継続することにより行うことができ、ここでの脚部5のこのような倒伏変位は、引張りリンク部材33に作用する引張力に基いて揺動アーム12の同方向への倒伏変位をもたらすので、その脚部5が、図13(c)に示すような完全倒伏姿勢となった状態の下では、揺動アーム12もまた倒伏姿勢に維持されることになる。
従って、この構造を用いる場合にもまた、揺動アーム12の先端が、上段側のデッキ2の下面の凹凸に衝接等するおそれを、特別のアームガイド手段をその下面に適用する必要なしに、十分に除去することができる。
また、この構造の下での脚部5の起立操作は、脚部5の起立方向への回動変位に基づくリンク部材33の押圧機能によって、揺動アーム12をもまた起立方向に回動変位させ、そしてついには、図13(a)に示すような、フック13への水平ロッド9の掛合をもたらすことにより行うことができる。
図14は、さらに他の実施形態を示す要部断面側面図であり、ここでは、クランク部材10の枢支軸11に対し、フック13および揺動アーム12のいずれとも反対の側で、そのクランク部材10の隅部に、ばね手段の一例としての圧縮ばね34の一端を、そしてこの圧縮ばね34の他端をベースフレーム4にそれぞれ連結することにより、ばね34を、その中心軸線が、クランク部材10の回動変位に基いて、軸11の中心位置のいずれの側に位置するときにも圧縮ばねとして機能するいわゆるオーバセンタタイプのばねとし、その結果として、揺動アーム12に、起立方向および倒伏方向へのクリック運動を行わせる。
なおここでは、揺動アーム12の、起立方向への過剰変位を阻止すべく、それの後方側傾動位置を限定する位置決め手段、たとえば、図5(c)について述べたような、ベースフレーム頂壁4aの切欠き端面4bを設ける。この一方で、揺動アーム12の倒伏方向の運動は、それもしくはクランク部材10と脚部5との当接によって特定されるので、特別の位置決め手段を設けるまでもない。
このような起立倒伏構造によれば、脚部5の起立姿勢の下では、図14(a)に示すように、圧縮ばね34が、クランク部材10に、図では時計回りの力を及ぼして、フック13と水平ロッド9との掛合を強めるべく機能することになる。
ここで、脚部5の倒伏は、先に述べたそれぞれの場合と同様にして行われ、揺動アーム12の、上段側デッキへの当接に基づくその揺動アーム12の回動運動によって、フック13の水平ロッド9からの離脱および、脚部5の、図14(b)に示すような倒伏が順次にもたらされる。
この場合、圧縮ばね34は、それ自身に幾分の圧縮変形を生じつつ軸11の反対側へ変位し、脚部5の、図14(b)に示すような完全起立姿勢の下では、揺動アーム12をそれの倒伏方向に付勢する。
かくして、この起立倒伏構造をもってしてもまた、上段側デッキの下面に、特別のアームガイド手段を設けるまでもなく、揺動アーム12の先端の、上段側デッキの下面への衝接等のおそれを十分に除去することができる。
図15は、ばね手段として引張りばね35を用いたものであり、これは、クランク部材10への引張りばね35の着力点を、クランク部材10の枢支軸11に対し、フック13および揺動アーム12の側に設けたものであり、枢支軸11とその引張りばね35の干渉を避けるため、引張りばね35と上記着力点との間に逃げ金具36を介装したものである。
ここにおけるこの引張りばね35もまた、前述した圧縮ばね34と同様に、いわゆるオーバセンタタイプのばねとして機能して、揺動アーム12にクリック運動をもたらし、また、着力点の選択に基き、図15(a)に示す、脚部5の起立姿勢の下では、フック13の、水平ロッド9への掛合力を高めるべく作用し、図15(b)に示す、脚部5の倒伏姿勢の下では、揺動アーム12を倒伏状態に維持すべく作用する。
従って、この構造によってもまた、図14に示すものと同様の作用効果をもたらすことができる。
〔産業上の利用可能性〕
以上にのべたところから明らかなように、この発明によれば、構造が簡単で、重量に加え、占有体積の小さい、移動観覧席の椅子の起立倒伏構造を実現することができ、しかも、移動観覧席を中間の段まで展開して使用する場合に、余剰の展開デッキへの観客等の進入を有効に防止することができる。
また、とくに、デッキ上の椅子が連結椅子である場合に、そのデッキの後退姿勢のいかんにかかわらず、椅子を常に円滑に、かつ確実に倒伏させることができ、椅子への捩り外力等の所期しない力の作用を十分に防止することができる。

Claims (10)

  1. 上下方向に間隔をおいて水平配置した複数段のデッキを、ほぼ入子式に収納および展開可能ならしめ、各デッキに複数個の椅子を起立および倒伏可能に配設してなる移動観覧席において、
    デッキに配設したベースフレームに、椅子の脚部を、前方側へ倒伏可能にヒンジ連結するとともに、その脚部の後方側でベースフレームの上方側へ突出する揺動アームおよび、この揺動アームの下端部から前方側へ突出するフックを具えるクランク部材の折曲部を枢支し、前記揺動アームを、その先端部が上段側デッキの前端面に当接する突出長さとし、前記脚部に、それの起立姿勢で前記フックに掛合するロック部材を設け、その脚部を起立方向に付勢するばね手段を設けるとともに、その脚部の、後方側への傾動を阻止するストッパを設けてなる移動観覧席の椅子の起立倒伏構造。
  2. 前記揺動アームを後方側へ付勢するばね手段を設けるとともに、その揺動アームの、後方側傾動位置を限定する位置決め手段を設けてなる請求項1に記載の移動観覧席の椅子の起立倒伏構造。
  3. 前記脚部とクランク部材とを、脚部の倒伏運動に伴って、揺動アームの前方側への倒伏を強制するリンク部材によって相互連結するとともに、その揺動アームを後方側へ付勢する補助ばね手段を設けてなる請求項1に記載の移動観覧席の椅子の起立倒伏構造。
  4. 脚部の倒伏変位および起立変位のそれぞれに伴って、揺動アームを前方側および後方側のそれぞれの方向へ付勢する一種類のばね手段を設けるとともに、揺動アームの、後方側傾動位置を限定する位置決め手段を設けてなる請求項1に記載の移動観覧席の椅子の起立倒伏構造。
  5. 上下方向に間隔をおいて水平配置した複数段のデッキを、ほぼ入子式に収納および展開可能ならしめ、各デッキに複数個の椅子を起立および倒伏可能に配設してなる移動観覧席において、
    デッキに配設したベースフレームに、椅子の脚部を、前方側へ倒伏可能にヒンジ連結するとともに、その脚部の後方側でベースフレームの上方側へ突出する揺動アームおよび、この揺動アームの下端部から前方側へ突出するフックを具えるクランク部材の折曲部を枢支し、前記揺動アームを、その先端部が上段側デッキの前端面に当接する突出長さとし、前記脚部に、それの起立姿勢で前記フックに掛合するロック部材を設け、前記揺動アームを後方側へ付勢する補助ばね手段を設けるとともに、その揺動アームの、後方側傾動位置を限定する位置決め手段を設けてなる移動観覧席の椅子の起立倒伏構造。
  6. 上下方向に間隔をおいて水平配置した複数段のデッキを、ほぼ入子式に収納および展開可能ならしめ、各デッキに複数個の椅子を起立および倒伏可能に配設してなる移動観覧席において、
    デッキに配設したベースフレームに、椅子の脚部を、前方側へ倒伏可能にヒンジ連結するとともに、その脚部の後方側でベースフレームの上方側へ突出する揺動アームおよび、この揺動アームの下端部から前方側へ突出するフックを具えるクランク部材の折曲部を枢支し、前記揺動アームを、その先端部が上段側デッキの前端面に当接する突出長さとし、前記脚部に、それの起立姿勢で前記フックに掛合するロック部材を設け、その脚部とクランク部材とを、脚部の倒伏運動に伴って、揺動アームの前方側への倒伏を強制するリンク部材によって相互連結するとともに、その揺動アームを後方側へ付勢する補助ばね手段を設けてなる移動観覧席の椅子の起立倒伏構造。
  7. 前記リンク部材を、押圧もしくは引張りリンク部材としてなる請求項に記載の移動観覧席の椅子の起立倒伏構造。
  8. 上下方向に間隔をおいて水平配置した複数段のデッキを、ほぼ入子式に収納および展開可能ならしめ、各デッキに複数個の椅子を起立および倒伏可能に配設してなる移動観覧席において、
    デッキに配設したベースフレームに、椅子の脚部を、前方側へ倒伏可能にヒンジ連結するとともに、その脚部の後方側でベースフレームの上方側へ突出する揺動アームおよび、この揺動アームの下端部から前方側へ突出するフックを具えるクランク部材の折曲部を枢支し、前記揺動アームを、その先端部が上段側デッキの前端面に当接する突出長さとし、前記脚部に、それの起立姿勢で前記フックに掛合するロック部材を設け、その脚部の倒伏変位および起立変位のそれぞれに伴って、揺動アームを前方側および後方側のそれぞれの方向へ付勢する一種類のばね手段を設けるとともに、揺動アームの、後方側傾動位置を限定する位置決め手段を設けてなる移動観覧席の椅子の起立倒伏構造。
  9. 前記ばね手段を圧縮ばねもしくは引張りばねとしてなる請求項に記載の移動観覧席の椅子の起立倒伏構造。
  10. クランク部材をベースフレームに枢支する軸を、同一のデッキ上に配設される全てのクランク部材の共通軸とするとともに、それらのクランク部材に固定もしくは固着してなる請求項1〜9のいずれかに記載の移動観覧席の椅子の起立倒伏構造。
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