JP3709015B2 - エアゾール容器に固定するための容器カバー - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、噴射剤を用いて内容物を外部に噴射するエアゾール容器に固定するための、肩カバー、ワンタッチキャップ又はスパウト等の容器カバーに係るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、エアゾール容器の上端に固定し、押釦の外周を被覆して保護するワンタッチキャップや、エアゾール容器の蓋体外周と押釦の下端方向外周を保護する肩カバーや、発泡エアゾール内容物、高粘度エアゾール内容物を噴射するため直径の大きな管状のノズルを備えたスパウト等の容器カバーが用いられている。そして、この容器カバーはエアゾール容器の上端の蓋体に強固に固定され、容易に取り外しができないように構成されている。また、この容器カバーは従来合成樹脂により形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、エアゾール容器は一般的に金属材により形成し、容器カバーは合成樹脂により形成されている。そして、エアゾール容器の内容物の使用完了後、エアゾール容器を金属素材として再利用する場合に於て、容器カバーが存在すると、合成樹脂にて形成した容器カバーと金属製のエアゾール容器が混在するものとなり、再生利用上好ましくないものとなる。
【0004】
そこで、容器カバーをエアゾール容器の再生利用時に取り外す事が考慮されるが、この容器カバーは、従来エアゾール容器に強固に固定されているため、これを取り外すのは容易なものではなく、人手等によっては殆ど不可能なものであった。そのため、エアゾール容器の再生利用に大きな支障を生じるものとなっている。
【0005】
本発明は上述の如き課題を解決するため、金属製のエアゾール容器に固定する合成樹脂製の容器カバーを、エアゾール容器の内容物の使用完了時に於ては容易にこれを取り外し、金属材であるエアゾール容器と合成樹脂材である容器カバーとを簡易に分離可能にするものである。そして、エアゾール容器の内容物を使用している最中には、容器カバーは、容易にエアゾール容器から分離する事なく、確実にエアゾール容器に固定されている事を可能にするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述の如き課題を解決するため、エアゾール容器の上端部に固定して使用する合成樹脂製の容器カバーに於て、エアゾール容器の蓋体の外周に固定する係合突条を設けた環状の固定枠を、容器カバー本体の下端に突出形成し、この固定枠の外周上下方向に、切断可能な脆弱部を一定の間隔で形成し、この脆弱部の端部を固定枠の下端縁に接触するとともに逆U字状の切欠部を上端に連続して取手を形成し、脆弱部の間隔を切り取り可能な除去部として成るものである。
【0007】
また、脆弱部は、切断可能な肉薄に形成したものであっても良い。
【0008】
また、脆弱部は、切断可能なミシン目状に切欠口を連続して設けたものであっても良い。
【0009】
また、容器カバーは、肩カバーであっても良い。
【0010】
また、容器カバーは、ワンタッチキャップであっても良い。
【0011】
また、容器カバーは、スパウトであっても良い。
【0012】
【作用】
本発明は、上述の如く構成したものであるから、容器カバーをエアゾール容器に固定しようとする場合には、容器カバーの下端縁をエアゾール容器の蓋体の上端から押し込む。すると、容器カバーの固定枠の下端縁に突出形成された係合突条が、蓋体の下端縁と係合固定し、通常使用中にエアゾール容器から容易に外れる事がないよう容器カバーを固定する事ができる。
【0013】
そして、エアゾール容器内部の内容物を使用し、エアゾール容器の廃棄が必要になった場合は、固定枠の外周に設けた脆弱部を破断して除去部を切り取る。この固定枠の除去部を切り取る事により、固定枠は拡開する事が可能となり、エアゾール容器の蓋体の下端縁に係合していた固定枠の係合突条を下端縁と分離する事ができ、蓋体との係合が解放されるから、容器カバーをエアゾール容器から容易に取り外す事が可能となる。
【0014】
また、脆弱部を環状に形成すれば、除去部を切り取る事で、蓋体に係合していた係合突条を全て取り去る事ができる。よって、固定枠と蓋体との係合が完全に解放されるから、容器カバーをエアゾール容器から容易に取り外す事が可能となる。
【0015】
そして、エアゾール容器から押釦等を取り外した後、金属材であるエアゾール容器を再生利用し、金属材として用いる事ができる。また、容器カバーは樹脂材として分離して再生使用する事が可能となるものである。
【0016】
また、脆弱部は、切断可能な肉薄部を設けて形成すれば、この肉薄部を破断する事により、除去部を簡単に切り取る事ができる。
【0017】
また、脆弱部は、切断可能なミシン目状に切欠口を連続して形成すれば、この切欠口の間隔に形成された除去部を手指で保持して引っ張る事により、ミシン目に従って除去部を簡単に切り取る事ができる。
【0018】
また、脆弱部は、固定枠の外周の上端と下端に円周方向の環状に形成し、この環状の脆弱部で係合突条を挟んで形成すれば、除去部を切り取ると、係合突条を全て除去する事ができる。更に、この環状の脆弱部の間隔に形成される除去部の一部に取手を形成すれば、この取手を手指で保持して引っ張るだけで脆弱部を破断して、除去部をより簡単に切り取る事ができる。よって、容器カバー本体と蓋体との係合が完全に解除され、エアゾール容器から容器カバーを取り外すのがより簡単となる。
【0019】
また、脆弱部は、固定枠の外周に上下方向に形成し、その端部を固定枠の下端縁に接触して形成し、この脆弱部により形成される除去部の上端に逆U字状の切欠部を形成する事により、取手を形成しても良い。この場合、エアゾール容器から容器カバーを取り外すには、逆U字状の取手を手指で保持し、この取手を固定枠の下端方向に引っ張る事により、脆弱部が破断されて除去部を簡単に切り取る事ができる。すると、固定枠の下端が拡開可能となるから、蓋体との係合が解放されて、エアゾール容器から容器カバーを容易に取り外す事ができる。
【0020】
また、脆弱部は、固定枠の外周に上下方向に上端縁から下端縁まで形成し、この脆弱部によって形成される除去部の上端部とエアゾール容器のステムに接続する押釦とを、ヒンジ部を介して連結しても良い。この場合の除去部の切り取りは、押釦をステムと分離して保持し、この押釦を除去部側に倒しながら、固定枠の下端方向に引っ張って行う。すると、固定枠の除去部は、ヒンジ部を介して押釦と連結して形成しているから、押釦を引っ張る事によって脆弱部が破断され、除去部を簡単に切り取る事ができる。従って、固定枠が拡開可能となるから、蓋体との係合が解放されて、エアゾール容器から容器カバーを容易に取り外す事ができる。
【0021】
また、脆弱部は、固定枠の外周に上下方向に上端縁から下端縁まで形成し、この脆弱部によって形成される除去部の上端に、押釦の外周に臨ませて配置したリングの一端を連続して形成しても良い。この場合、エアゾール容器から容器カバーを取り外すには、押釦をステムから外してリングに手指を掛け易くした後、リングに手指を引っ掛けて、除去部側に引っ張る。すると、このリングは除去部と連結して形成しているから、リングを引っ張る事によって脆弱部が破断され、除去部を切り取る事ができる。従って、固定枠が拡開可能となるから、蓋体との係合が解放されて、エアゾール容器から容器カバーを容易に取り外す事ができる。
【0022】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図面に於いて説明すれば、(1)はエアゾール容器で、上端に蓋体(2)をカシメ固定し、この蓋体(2)の中央部にバルブ機構(図示せず)を接続し、このバルブ機構のステム(3)の上端に押釦(4)を取り外し可能に接続固定している。
【0023】
また、エアゾール容器(1)の蓋体(2)には合成樹脂製の容器カバー本体(5)を係合している。この容器カバー本体(5)は、一実施例では図1に示す如く、エアゾール容器(1)の蓋体(2)外周と押釦(4)の下端方向外周を保護する肩カバーを構成している。また、この押釦(4)の外周を被覆するように断面コ字型のオーバーキャップ(6)を、容器カバー本体(5)に取り外し可能に固定している。
【0024】
また、容器カバー本体(5)の下端には、環状の固定枠(7)を形成し、この固定枠(7)の下端部の内周には、蓋体(2)の外周に係合固定するための係合突条(8)を突設している。そして、容器カバー本体(5)と蓋体(2)とを係合固定するには、容器カバー本体(5)の下端縁を蓋体(2)の上端から押し込む。すると、固定枠(7)の係合突条(8)が、蓋体(2)の下端縁と係合固定して、エアゾール容器(1)の通常使用時に、容器カバー本体(5)が簡単に外れてしまう事がない。
【0025】
また、この固定枠(7)の外周には、切断可能な脆弱部(10)を形成している。この脆弱部(10)は、一実施例では図1に示す如く、固定枠(7)の上端部と下端部外間に、係合突条(8)を挟んでそれぞれ環状の肉薄部(11)を設けて形成している。そして、この上下の肉薄部(11)の間隔を切り取り可能な除去部(12)としている。また、本実施例では、この除去部(12)の一部に切欠部(15)を設けて取手(13)を形成し、除去部(12)の切り取りを簡便にしている。
【0026】
また、固定枠(7)の脆弱部(10)は、通常使用によって折れ曲がったりちぎれてしまわないように、材質的にも厚さ的にも一定の強度を備えたものとする。
【0027】
上述の如く構成したものに於いて、エアゾール容器(1)の内容物を使用し、エアゾール容器(1)の廃棄が必要になった場合は、容器カバーの本体(5)の固定枠(7)に形成された除去部(12)の取手(13)を手指で保持し、この取手(13)を外方に引っ張る。すると、この引っ張り力により肉薄部(11)が破断される。そして、この肉薄部(11)に沿って除去部(12)を容易に除去する事ができる。
【0028】
そして、この除去部(12)は固定枠(7)に環状に形成してあるから、上述の如く除去部(12)を除去する事により、蓋体(2)の下端部に係合していた固定枠(7)の係合突条(8)が全て取り除かれる。よって、容器カバー本体(5)と蓋体(2)との係合が解放され、図3に示す如く容器カバー本体(5)をエアゾール容器(1)から容易に取り外す事が可能となる。そして、エアゾール容器(1)から押釦(4)等を取り外した後、金属材であるエアゾール容器(1)を再生利用し、金属材として用いる事ができる。また、容器カバー(5)は樹脂材として分離して再生使用する事が可能となるものである。
【0029】
また、構成によってはエアゾール容器(1)のバルブ機構に樹脂材が使用されている場合があるが、この場合は適宜の別個の手段により、エアゾール容器(1)からバルブ機構を取り外す事が好ましい場合もある。
【0030】
また、上記実施例では脆弱部(10)は環状の肉薄部(11)を設けて形成しているが、切断可能なミシン目状に切欠口(14)を連続して形成してもよい。そして、このミシン目状の切欠口(14)は、単独に形成しても良いが、第2実施例では、図4及び図5に示す如く、係合突条(8)を挟んで固定枠(7)の上端部と下端部に2本の肉薄部(11)を設け、この2本の肉薄部(11)をミシン目状に切欠いて切欠口(14)を形成している。そして、この肉薄部(11)の間隔を除去部(12)とするとともに、この除去部(12)の一部に取手(13)を形成している。
【0031】
上述の如く形成した容器カバー本体(5)をエアゾール容器(1)から取り外すには、取手(13)を手指で保持して、この取手(13)を外方に引っ張る。すると、脆弱部(10)がミシン目に沿って破断され、除去部(12)を簡単に除去する事ができる。また、第2実施例の如く、固定枠(7)に肉薄部(11)を設けてこの肉薄部(11)にミシン目状の切欠口(14)を形成した場合は、肉薄部(11)または切欠口(14)を単独に固定枠(7)に形成した場合に比べて、より簡単に除去部(12)を取り除く事が可能となる。しかし、肉薄部(11)と切欠口(14)を併用して脆弱部(10)を形成すると、脆弱過ぎて、エアゾール容器(1)の通常使用中にこの脆弱部(10)が簡単に破断してしまう虞れがあるから、これを十分考慮して脆弱部(10)を形成するのが望ましい。
【0032】
また、第3実施例では、図6及び図7に示す如く脆弱部(10)を固定枠(7)の外周に上下方向に形成し、その端部を固定枠(7)の下端縁に接触して形成しても良い。また、本実施例では、固定枠(7)の下端縁に接続した脆弱部(10)の端部を肉薄に形成して肉薄部(11)とする事により、破断し易くしている。そして、脆弱部(10)の間隔に形成された除去部(12)には、上端に逆U字状の切欠部(15)を設けて取手(13)を形成している。
【0033】
そして、上記の如く形成した容器カバー本体(5)をエアゾール容器(1)から取り外すには、取手(13)を手指で保持し、この取手(13)を図7の2点鎖線で示す如く、固定枠(7)の下端方向に引っ張る。すると、肉薄部(11)が破断されるから、除去部(12)を簡単に切り取る事ができる。その結果、固定枠(7)の下端が拡開可能となるから、蓋体(2)の下端との係合が解除され、エアゾール容器(1)から簡単に容器カバー本体(5)を取り外す事ができる。しかし、この実施例の場合、固定枠(7)の下端部の一部しか切り取られておらず、上端部は環状のままであるから、容器カバー本体(5)を取り外す際に、上記の各実施例よりも多くの力を必要とする。
【0034】
また、他の異なる第4実施例では、図8及び図9に示す如く固定枠(7)の上端縁から下端縁にミシン目状の切欠口(14)を一対設けて脆弱部(10)を形成し、この脆弱部(10)の間隔を除去部(12)としている。更に、この除去部(12)の上端とエアゾール容器(1)のステム(3)に接続する押釦(4)とを、図9に示す如くヒンジ部(16)を介して連結している。また、本実施例では、容器カバー本体(5)は発泡エアゾール内容物、高粘度エアゾール内容物を噴射するため直径の大きな管状のノズル(17)を押釦(4)の上端に備えたスパウトを構成している。
【0035】
そして、上記の如く形成した容器カバー本体(5)をエアゾール容器(1)より取り外すには、図9の2点鎖線で示す如く、ステム(3)と押釦(4)とを分離した後、押釦(4)を保持しながら、この押釦(4)を固定枠(7)の除去部(12)方向に押し倒す。その後、この押釦(4)を固定枠(7)の下端方向に引っ張る。すると、除去部(12)はヒンジ部(16)を介して押釦(4)と連結しているから、押釦(4)を引っ張る事により、脆弱部(10)が破断され、固定枠(7)から除去部(12)を切り取る事ができる。その結果、固定枠(7)が拡開可能となるから、蓋体(2)の下端との係合が解除されて、エアゾール容器(1)から簡単に容器カバー本体(5)を取り外す事ができる。この実施例に於いては、大きな押釦(4)を保持して引っ張るものであるから、前記実施例の如く取手(13)を引っ張る場合よりも作業性の良いものとなる。
【0036】
また、第5実施例では、図10及至図12に示す如く、脆弱部(10)を固定枠(7)の外周の上下方向に上端縁から下端縁までミシン目状の切欠口(14)を一対設けて形成し、この脆弱部(10)の間隔を除去部(12)とする。そして、この除去部(12)の上端に、押釦(4)の外周に臨ませて配置したリング(18)の一端を連続している。なお、本実施例では、押釦(4)とリング(18)との連続部分は、図11に示す如く、ヒンジ部(16)を設けて折曲し易くしているが、ヒンジ部(16)を設けず折曲不能に強固に形成しても良い。
【0037】
そして、上記の如く形成した容器カバー本体(5)をエアゾール容器(1)より取り外すには、まず、押釦(4)をステム(3)から取り去る。次に、押釦(4)を取り去る事によって形成される孔部に手指を挿入し、図12に示す如く、リング(18)に手指を引っかけて、除去部(12)側に引っ張る。すると、このリング(18)は、除去部(12)と連結して形成しているから、リング(18)を引っ張る事によって固定枠(7)の脆弱部(10)が破断され、除去部(12)を切り取る事ができる。従って、固定枠(7)が拡開可能となるから、蓋体(2)との係合が解放されて、エアゾール容器(1)から容器カバー本体(5)を容易に取り外す事ができる。この実施例の場合も、リング(18)は前記実施例の如き取手(13)よりも大きく形成できるから、除去部(12)を切り取る作業性が良好となる。
【0038】
また、上記の各実施例では、容器カバー本体(5)は、エアゾール容器(1)の蓋体(2)外周と押釦(4)の下端方向外周を保護する肩カバーや、発泡エアゾール内容物、高粘度エアゾール内容物を噴射するため直径の大きな管状のノズル(17)を備えたスパウトで構成しているが、エアゾール容器(1)の上端に固定し、押釦(4)の外周を被覆して保護するワンタッチキャップ等を構成するものであっても良い。
【0039】
【発明の効果】
本発明は上述の如く構成したものであるから、エアゾール容器を廃棄する場合に、エアゾール容器から合成樹脂製の容器カバーを、容易に取り外す事ができ、金属材としてのエアゾール容器の再生利用を容易にする事ができる。
【0040】
また、エアゾール容器の使用途中に於ては、固定枠の係合突条と蓋体の係合固定により、通常の使用状態では不用意に容器カバーが外れたりする虜れがないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例で、環状の肉薄部を設けて脆弱部を形成したエアゾール容器の断面図である。
【図2】 図1の側面図である。
【図3】 第1実施例に於いて、除去部を切り取り、容器カバー本体を外した状態を示す側面図である。
【図4】 ミシン目状の切欠口を設けて脆弱部を形成した、第2実施例の断面図である。
【図5】 図4の側面図である。
【図6】 脆弱部を上下方向の逆U字状に形成した、第3実施例の側面図である。
【図7】 図6のA−A線断面図である。
【図8】 脆弱部を上下方向の上端縁から下端縁まで形成し、ヒンジ部を介して押釦と除去部とを連結した、第4実施例の側面図である。
【図9】 図8のB−B線断面図である。
【図10】 脆弱部を上下方向の上端縁から下端縁まで形成し、除去部の上端にリングを連結した、第5実施例の上面図である。
【図11】 図10のC−C線断面図である。
【図12】 第5実施例に於いて、リングを引き起こした状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 エアゾール容器
2 蓋体
3 ステム
5 押釦
5 容器カバー本体
7 固定枠
8 係合突条
10 脆弱部
12 除去部
13 取手
14 切欠口
15 切欠部
16 ヒンジ部
18 リング
Claims (6)
- エアゾール容器の上端部に固定して使用する合成樹脂製の容器カバーに於て、エアゾール容器の蓋体の外周に固定する係合突条を設けた環状の固定枠を、容器カバー本体の下端に突出形成し、この固定枠の外周上下方向に、切断可能な脆弱部を一定の間隔で形成し、この脆弱部の端部を固定枠の下端縁に接触するとともに逆U字状の切欠部を上端に連続して取手を形成し、脆弱部の間隔を切り取り可能な除去部としたことを特徴とするエアゾール容器に固定するための容器カバー。
- 脆弱部は、切断可能な肉薄に形成したものであることを特徴とする請求項1のエアゾール容器に固定するための容器カバー。
- 脆弱部は、切断可能なミシン目状に切欠口を連続して設けたものであることを特徴とする請求項1のエアゾール容器に固定するための容器カバー。
- 容器カバーは、肩カバーであることを特徴とする請求項1のエアゾール容器に固定するための容器カバー。
- 容器カバーは、ワンタッチキャップであることを特徴とする請求項1のエアゾール容器に固定するための容器カバー。
- 容器カバーは、スパウトであることを特徴とする請求項1のエアゾール容器に固定するための容器カバー。
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