JP3810477B2 - エアゾール容器 - Google Patents

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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D83/00Containers or packages with special means for dispensing contents
    • B65D83/14Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ノズルの押動により、充填されたガスの内圧で内容物を押し出すようにしたエアゾール容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のエアゾール容器は、内容物を押出用の高圧のガスと共に収容する金属製の容器本体と、この容器本体に一体的に取り付けられるカバーなどの合成樹脂製の部品とで構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
一般にエアゾール容器は、内容物の詰め替えが行えないため、使いきった後は、ガス抜きをしたうえで不燃ごみとして廃棄されていた。このとき、上述した従来のエアゾール容器では、金属製の容器本体に合成樹脂製の部品が一体的に嵌着されているため両者を分離することが困難であり、通常、そのままの形態で廃棄されることが多かった。
【0004】
しかし、このように異なる材質のものが混在した状態で廃棄されると、これを資源として再利用することが困難であり、リサイクルのためには、ゴミ回収後の分別作業に多大なコストと手間を要するという問題点があった。
【0005】
また、リサイクルしなければ、資源が無駄になるばかりか、環境汚染や埋め立て処分場の問題など、種々のゴミ処理問題の一因になるという問題点があり、いずれにしても省資源、リサイクルによる再利用という社会的な要求に合致しないものであった。
【0006】
本発明は、上記従来のエアゾール容器が有していた問題点の解決を課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述した問題点を解決するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、上部周縁に外方突出した突縁を有し、加圧充填された内容物の取出用のノズルが上方に突出した金属製の容器本体と、下端内周に前記突縁と係合する突条が設けられた環状壁を有し、容器本体の上部に一体的に嵌着される合成樹脂製のカバー部材とからなるエアゾール容器において、容器本体の突縁に嵌合した環状壁に、この環状壁を破断し、前記嵌合を外す破断部を設けた。この該破断部は、環状壁に形成された縦方向の平行な二条の薄肉部あるいはミシン目と、この薄肉部あるいはミシン目間の環状壁に一端が連続した弾性片とからなり、この破断部が設けられた箇所の環状壁の下端は、容器本体の突縁と係合しないように切除部とし、かつ、前記環状壁の周囲には、容器の肩カバーとなる外周壁が前記破断部を隠蔽するように設けたことを特徴とする。
【0008】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明における弾性片の他端に、ノズルと係合する筒状のスパウトを連設したことを特徴とする。
【0009】
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明における弾性片の他端に、引張リングを連設したことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図示した実施の形態に基き本発明を詳細に説明する。なお、各実施形態において、同一機能部品には、同一の符号を附している。
【0011】
図1は、本発明に係るエアゾール容器の実施形態を示した要部斜視図、図2はその拡大縦断面図である。図示したように本発明のエアゾール容器は、整髪料やシェービングクリームなどの内容物が充填された容器本体1と、この容器本体1の上部に一体的に嵌着されるカバー部材2とからなる。
【0012】
上記容器本体1は、内容物を高圧のガスと共に収容する金属製の耐圧容器であり、上部周縁に外方突出した突縁3を有し、押動操作により内容物を取り出すノズル4が上方に突出している。
【0013】
上記カバー部材2は、下端内周に前記容器本体1の突縁3と係合する突条8が設けられた環状壁5を有する合成樹脂製のものであり、容器本体1の上部に強制嵌合させることにより、一体的に取り付けられるようになっている。なお、この環状壁5の内側には、ストッパーを兼ねるリブ51が突設されており、この取り付けの際に、カバー部材2が必要以上に容器本体1側に押し込まれ、破損しないようにしている。
【0014】
ここにおいて本発明では、カバー部材2に容器本体1のノズル4に係合する筒状のスパウト6を一体形成している。このスパウト6は、環状壁5との間に間隙91を形成するようにその一部が弾性片9を介して環状壁5に連続し、その一側に設けた押圧部7の押下操作により、弾性片9側を支点として揺動し、ノズル4を押下するものである。また環状壁5には、その周囲の一部に破断部10を設けている。この破断部10は、弾性片9とこの弾性片9に連続した薄肉部10a,10a間の環状壁5とで構成されており、その下端は、切除部10cとして容器本体1の突縁3と係合しないようになっている。また、上記環状壁5の周囲には、上述した破断部9を介して連続するように肩カバーとなる外周壁11が設けられている。
【0015】
上記構成を有する本発明のエアゾール容器は、押圧部7に指を掛け、押し下げると、弾性片9を介して環状壁5に連続したスパウト6が揺動し、このスパウト6が係合したノズル4を押し下げる。この動作により、容器本体1内に内装された開閉弁(図示せず)が開放され、収容された内容物が、充填された高圧のガスの圧力で外部に押し出される。また、押圧部7の押し下げを止めると、ノズル4は容器本体1に内装されたばね(図示せず)の圧力で原状に復帰し、このことで開閉弁が閉じられ、内容物の外部への押し出しが停止する。この時、スパウト6はノズル4の先端で押し上げられると共に、弾性片9の弾性復元力により、原状に復帰する。
【0016】
以上のようにして本発明のエアゾール容器は、従来のものと何ら変わることなく、使用に供される。そして、このようにして使用し、内容物がなくなると、スパウト6を弾性片9側に倒し、側方に引っ張れば、弾性片9に連続した環状壁5が薄肉部10a,10aから破れ、破断部10が引きちぎられることにより、環状壁 5の下端内周が拡がり、容器本体1との係合が外れる。よって、合成樹脂製のカバー部材2を金属製の容器本体1から容易に取り外すことができ、これらをリサイクル可能に別々に廃棄することができるものである。
【0017】
図3、図4は、本発明の他の実施形態を示したものであり、この場合は、薄肉部10a,10a間の環状壁5に連続した弾性片9の先端に引張リング12を連設し、ノズル4には、別途、側方に吐出口13aが設けられたノズルボタン13を取り付けている。そして、このエアゾール容器を廃棄する際には、まずノズルボタン13を引っ張り、ノズル4との係合を外し、その後、その下側に現れた引張リング12を引っ張れば良く、このことで容器本体1の突縁3に嵌合した環状壁5の一部が切除され、上述した実施形態のものと同様に、その嵌合が外れるものである。
【0018】
なお、上記では、弾性片9の先端にスパウト6や引張リング12を連設した例を示したが、弾性片9は環状壁5の一部を切除する手掛りとなれば良く、その先端の形状は図示した例に限るものではない。
【0019】
また上記では、破断部を薄肉部で形成した例を示したが、破断部は環状壁を簡単に破断するための案内となれば良く、例えば、ミシン目のようなものであっても良い。
【0020】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のうち請求項1記載の発明は、容器本体の突縁に係合した環状壁に破断部を設け、かつ、この破断部を隠蔽するようにその周囲に外周壁を設けているので、その外観を損なうことなく、金属製の容器本体から合成樹脂製のカバー部材を容易に取り外せる機能を奏する。よって、外観が重視されるエアゾール容器の商品性を損なうことなく、リサイクルに対応でき、資源の有効利用がはかられると共に、廃棄に伴う環境汚染などの問題も生じなくなるという効果がある。
【0021】
請求項2記載の発明は、スパウトを揺動可能に保持する弾性片に連続して破断部を設けることにより、環状壁の切除が、より確実、簡単に行えるという効果を奏する。
【0022】
請求項3記載の発明は、弾性片の先端を引張リングとすることにより、ノズルボタンを有する側方噴射タイプのエアゾール容器への対応をはかったものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るエアゾール容器の実施形態を示した要部斜視図である。
【図2】 図1に示したエアゾール容器の拡大縦断面図である。
【図3】 本発明に係るエアゾール容器の他の実施形態を示した要部斜視図である。
【図4】 図3に示したエアゾール容器の拡大縦断面図である。
【符号の説明】
1 容器本体
2 カバー部材
3 突縁
4 ノズル
5 環状壁
6 スパウト
7 押圧部
8 突条
9 弾性片
10 破断部
10a 薄肉部
10c 切除部
11 外周壁
12 引張リング
13 ノズルボタン
91 間隙

Claims (3)

  1. 上部周縁に外方突出した突縁を有し、加圧充填された内容物の取出用のノズルが上方に突出した金属製の容器本体と、下端内周に前記突縁と係合する突条が設けられた環状壁を有し、容器本体の上部に一体的に嵌着される合成樹脂製のカバー部材とからなるエアゾール容器において、
    容器本体の突縁に嵌合した環状壁に、この環状壁を破断し、前記嵌合を外す破断部が設けられ、該破断部は、環状壁に形成された縦方向の平行な二条の薄肉部あるいはミシン目と、この薄肉部あるいはミシン目間の環状壁に一端が連続した弾性片とからなり、この破断部が設けられた箇所の環状壁の下端は、容器本体の突縁と係合しないように切除部とされ、かつ、前記環状壁の周囲には、容器の肩カバーとなる外周壁が前記破断部を隠蔽するように設けられたことを特徴とするエアゾール容器。
  2. 弾性片の他端にノズルと係合する筒状のスパウトが連設されたことを特徴とする請求項1記載のエアゾール容器。
  3. 弾性片の他端に引張リングが連設されたことを特徴とする請求項1記載のエアゾール容器。」
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