JP5075752B2 - エアゾール容器 - Google Patents
エアゾール容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5075752B2 JP5075752B2 JP2008171842A JP2008171842A JP5075752B2 JP 5075752 B2 JP5075752 B2 JP 5075752B2 JP 2008171842 A JP2008171842 A JP 2008171842A JP 2008171842 A JP2008171842 A JP 2008171842A JP 5075752 B2 JP5075752 B2 JP 5075752B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- outer ring
- inner ring
- stem
- aerosol container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
Description
前記容器が収容される容器収容部、前記ステムが挿入される挿入孔、及び、該挿入孔に連通されたノズル、が備えられた噴射器と、を備えており、前記容器の他端を押圧して該容器を前記噴射器に対して相対的に一方側へ押し込むことで、前記ステムが前記容器内に押し込まれ、該容器内の内容物が前記ステムを通って前記ノズルから外部に噴射されるエアゾール容器であって、前記噴射器には、カウント部が押される度にその回数をカウントして該回数を表示部に表示し、リセット部が押されると前記回数をリセットするカウンターが内蔵されており、該カウンターの他方側には、前記ステムと同軸上に配設されたリング部材が配設されており、該リング部材は、前記容器に装着され、該容器の押し込み動作の度に前記カウント部を押す内リングと、前記内リングに弱化部を介して連結された外リングと、を備えており、前記容器の最初の押し込み動作に伴い前記外リングによって前記リセット部が押されるとともに前記弱化部が破断されることを特徴としている。
その後、容器の他端への押圧を一旦解除した後、容器の他端を再び押圧して容器を一方側へ再度押し込む。これにより、ステムが容器内に押し込まれ、容器内の内容物がステムを通ってノズルから噴射される。このとき、容器とともに内リングが押し込まれ、内リングがカウント部に当接してカウント部が押される。その結果、上記した噴射がカウントされ、表示部にカウント後の数値が表示される。また、このとき、外リングは内リングから分離されているため、外リングによってリセット部が押されてカウント数がリセットされることがない。その後、容器の他端への押圧を解除すると、ステムの付勢力によって容器が他方側に押し出され、容器は元の位置に戻る。このとき、容器とともに内リングは移動するため、内リングによるカウント部の押し込みが解除される。このように容器を押し込む度に、ノズルから内容物が噴射されるとともに、内リングによってカウント部が押されて噴射回数がカウントされ、表示部にカウント数が表示される。
また、上記したように一旦使用したエアゾール容器の噴射器がエアゾール容器本体から外れた場合、エアゾール容器本体を噴射器の容器収容部に入れるとともに容器を一方側に押し込んでステムを挿入孔に挿入させ、噴射器をエアゾール容器本体に再び装着させる。このとき、外リングが内リングから分離されているため、外リングによってリセット部が押されてカウント数がリセットされることがない。
図1は本実施の形態におけるエアゾール容器1の使用開始前の状態を表した断面図であり、図2は本実施の形態におけるエアゾール容器1のリセット中の状態を表した断面図であり、図3は本実施の形態におけるエアゾール容器1のリセット後の状態を表した断面図である。
なお、本実施の形態におけるエアゾール容器1は、後述するエアゾール容器本体2のステム21を下向きにした状態で使用されるエアゾール容器であり、後述する容器20からみてステム21が突出した方向(図1における下側)を「下側」とし、その反対側(図1における上側)を「上側」とする。上記した「下側」が本発明における「一方側」に相当し、上記した「上側」が本発明における「他方側」に相当する。また、図1に示す鎖線Oはエアゾール容器本体2の中心軸線を示しており、以下、単に「軸線O」と記す。また、本実施の形態では、軸線Oに沿った方向を「軸方向」とし、軸線Oに直交する方向を「径方向」とし、軸線O回りの方向を「周方向」とする。
噴射口部31は、容器収容部30の下端部の側面に形成された開口30aの縁部から径方向外側に向けて突出されており、軸線Oに直交する方向に延設されている。この噴射口部31の先端は、外部に向けて開放されており、また、噴射口部31の基端は、上記した開口30aを介して容器収容部30の内側に開放されており、噴射口部31の内側と容器収容部30の内側とは連通されている。また、噴射口部31には、その外径が縮径された縮径部31aが形成されており、この縮径部31aに図示せぬキャップが嵌合される。なお、本実施の形態において、容器収容部30からみて噴射口部31側(図1における左側)を正面側とし、その反対側(図1における右側)を背面側とする。
また、容器収容部30の底部には、後述するカウンター5を挿入するための開口30cが形成されている。この開口30cは、上記した突出部34の背面側に形成されており、蓋体36で閉塞されている。蓋体36は、開口30cに対してアンダーカット嵌合されており、蓋体36の下面は、容器収容部30の下面に連続するように略面一に形成されている。また、蓋体36の上面には、カウンター5が嵌合される凹部36aが形成されている。
ノズル33は、噴射口部31の内側に向けて噴射するためのノズルであり、噴射口部31の基端開口面(開口30a)に対向する位置に配設されている。また、ノズル33は、薬剤を霧状にして噴射するためのノズルであり、背面側から正面側に向かうに従いテーパー状に漸次拡径されている。
連通孔35は、ステム21の先端から流出した薬剤をノズル33に送るための流通孔であり、挿入孔32の底面から軸方向に沿って下方に向かって延びた有底孔である。この連通孔35の上端は、挿入孔32の内側に向けて開放されており、また、連通孔35の下端部の側面には、ノズル33の背面側の端部が開放されている。
また、容器20とともに内リング41が下げられることで、内リング41の下端面がカウント部51の上端面に当接してカウント部51が押下される。その結果、カウンター5が1回目の噴射をカウントし、表示部53にカウント数が表示される。
なお、リング部材4は、周方向に方向性が無い平面視真円形状を成しているので、エアゾール容器本体2を噴射器3に装着させる際、周方向の位置決めが不要である。
また、エアゾール容器本体2を噴射器3に装着させる際、周方向の位置決めが不要であるので、エアゾール容器本体2の付け換えが容易である。
例えば、上記した実施の形態では、噴射口部31が容器収容部30に対して垂直に突設されているが、本発明は、噴射口部31が容器収容部30に対して斜めに突設された構成にすることも可能であり、或いは、噴射口部31が設けられていない構成にすることも可能である。
また、上記した実施の形態では、カウンター5が容器収容部30の内側に収容されているが、本発明は、カウンター5が容器収容部30の外側に取り付けられていてもよい。
さらに、本発明は、内リング41の外周面や外リング42の内周面に係合部が形成されていない構成にすることも可能であり、内リング41から外リング42が分離されていれば、容器20を押し下げたときに外リング42がリセット部52を押下しない。
2 エアゾール容器本体
3 噴射器
4 リング部材
5 カウンター
20 容器
21 ステム
30 容器収容部
32 挿入孔
33 ノズル
40 弱化部
41 内リング
42 外リング
45 係合凸部(係合部)
46 係合凸部(係合部)
51 カウント部
52 リセット部
53 表示部
Claims (2)
- 内容物が収容された容器、及び、該容器の一端から一方側へ向けて付勢した状態で突出したステム、が備えられたエアゾール容器本体と、
前記容器が収容される容器収容部、前記ステムが挿入される挿入孔、及び、該挿入孔に連通されたノズル、が備えられた噴射器と、
を備えており、
前記容器の他端を押圧して該容器を前記噴射器に対して相対的に一方側へ押し込むことで、前記ステムが前記容器内に押し込まれ、該容器内の内容物が前記ステムを通って前記ノズルから外部に噴射されるエアゾール容器であって、
前記噴射器には、カウント部が押される度にその回数をカウントして該回数を表示部に表示し、リセット部が押されると前記回数をリセットするカウンターが内蔵されており、
該カウンターの他方側には、前記ステムと同軸上に配設されたリング部材が配設されており、
該リング部材は、前記容器に装着され、該容器の押し込み動作の度に前記カウント部を押す内リングと、前記内リングに弱化部を介して連結された外リングと、を備えており、
前記容器の最初の押し込み動作に伴い前記外リングによって前記リセット部が押されるとともに前記弱化部が破断されることを特徴とするエアゾール容器。 - 請求項1に記載のエアゾール容器において、
前記内リングの外周面及び前記外リングの内周面には、互いに係合可能な係合部がそれぞれ形成されており、
前記容器の最初の押し込み動作に伴い前記内リングの前記係合部と前記外リングの前記係合部とが係合されることを特徴とするエアゾール容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008171842A JP5075752B2 (ja) | 2008-06-30 | 2008-06-30 | エアゾール容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008171842A JP5075752B2 (ja) | 2008-06-30 | 2008-06-30 | エアゾール容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010011884A JP2010011884A (ja) | 2010-01-21 |
JP5075752B2 true JP5075752B2 (ja) | 2012-11-21 |
Family
ID=41698638
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008171842A Expired - Fee Related JP5075752B2 (ja) | 2008-06-30 | 2008-06-30 | エアゾール容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5075752B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5568378B2 (ja) * | 2010-05-27 | 2014-08-06 | 株式会社吉野工業所 | エアゾール容器 |
FR2975978B1 (fr) * | 2011-06-06 | 2013-06-28 | Guerlain Sa | Distributeur de produit liquide. |
EP3139984B1 (en) | 2014-05-07 | 2021-04-28 | Boehringer Ingelheim International GmbH | Nebulizer |
JP6900372B2 (ja) * | 2015-11-09 | 2021-07-07 | ベーリンガー インゲルハイム インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | ネブライザ及び容器 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3709015B2 (ja) * | 1996-07-01 | 2005-10-19 | 東洋エアゾール工業株式会社 | エアゾール容器に固定するための容器カバー |
JP4269254B2 (ja) * | 2003-02-18 | 2009-05-27 | 株式会社ナリス化粧品 | 二剤混合滴下容器 |
-
2008
- 2008-06-30 JP JP2008171842A patent/JP5075752B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010011884A (ja) | 2010-01-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5075752B2 (ja) | エアゾール容器 | |
JP2007513666A (ja) | 投与装置及び計数器 | |
JP3398940B2 (ja) | 液体吐出装置 | |
JP3698309B2 (ja) | エアゾール容器の残留物放出機構 | |
JP4986192B2 (ja) | 投薬容器 | |
JP4688341B2 (ja) | エアゾール製品の噴射方法および該噴射方法に用いる噴射構造体 | |
JP3929066B1 (ja) | 噴射ボタン装置 | |
JP2007153416A (ja) | 摺動蓋付き注出容器 | |
JPWO2011037174A1 (ja) | 薬液容器用ノズル | |
WO2019202882A1 (ja) | 定量噴射ユニット | |
JP5057469B2 (ja) | エアゾール容器用スパウト、及び該スパウトを備えたエアゾール容器、並びに該エアゾール容器に充填されたエアゾール製品 | |
JP2002293388A (ja) | 噴射ボタン装置 | |
JP5568378B2 (ja) | エアゾール容器 | |
JP4889098B2 (ja) | 液体収納容器 | |
US7963713B2 (en) | Liquid dispenser | |
JP5213617B2 (ja) | エアゾール容器 | |
JP5785879B2 (ja) | 改ざん防止機能付き吐出器 | |
JP3999248B2 (ja) | エアゾール容器用キャップ | |
JP6345083B2 (ja) | ポンプ付き容器 | |
JP4340111B2 (ja) | ポンプ容器 | |
JP4929627B2 (ja) | キャップ | |
JP2020033071A (ja) | 吐出容器 | |
JP2006248529A (ja) | 押出し容器 | |
JP3929004B2 (ja) | 容器 | |
JP2003212261A (ja) | 液体吐出装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110104 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120723 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120731 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120827 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5075752 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150831 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |