JP4688341B2 - エアゾール製品の噴射方法および該噴射方法に用いる噴射構造体 - Google Patents
エアゾール製品の噴射方法および該噴射方法に用いる噴射構造体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4688341B2 JP4688341B2 JP2001132700A JP2001132700A JP4688341B2 JP 4688341 B2 JP4688341 B2 JP 4688341B2 JP 2001132700 A JP2001132700 A JP 2001132700A JP 2001132700 A JP2001132700 A JP 2001132700A JP 4688341 B2 JP4688341 B2 JP 4688341B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- injection
- shoulder cover
- aerosol
- protective member
- stem
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
- Nozzles (AREA)
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明はエアゾール製品の噴射方法および該噴射方法に用いる噴射構造体に関する。さらに詳しくは、噴射口を所定の方向に定めたのち、保護部材または噴射部材を片手の指で回転させることにより内容物を噴射させることができるエアゾール製品の噴射方法および該噴射方法に用いる噴射構造体に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
従来のエアゾール製品は、噴射部材を押し下げて使用するものがほとんどであり、(噴射部材の操作量)≒(バルブの作動量)であったため、エアゾールバルブは一気に解放されやすい。そのため、エアゾール製品の圧力が通常の状態よりも高くなったときなどは、一度に大量の内容物が噴射され、使用者に好ましくない場合が多い。
【0003】
一方、全量噴射用の噴射部材がある。この噴射部材は2本の指でつまみ、ひねって使用するものであり、噴射構造体の一部を構成している。たとえば図13〜15に示される噴射構造体では、内部にステム挿入口101aを有する嵌合部101が形成され、先端に噴射ノズル102を有する噴射部材103がエアゾール容器の上端部に装着される肩カバー104に内装され、該噴射部材103と肩カバー104との対向部において、噴射部材103に形成される一対の突起105と肩カバー104に形成される一対のテーパ面106とにより互いに係合している。このテーパ面106は、ほぼ半周に亘って互いに逆方向に形成され、周端に乗り上げ部107が設けられている。これにより、前記噴射部材103を指でつかんだのち、T方向にひねると、突起105がテーパ面106に沿って移動しながら、最後に乗り上げ部107に乗り上げられるため、該噴射部材103が下降位置に保持される。
【0004】
しかし、この噴射構造体の噴射部材103を指でひねった際、噴射ノズル102の噴射口102aも回転方向に移動するため、噴射方向がわかりにくく、誤った方向に噴射しやすい。
【0005】
本発明は、叙上の事情に鑑み、噴射口を所定の方向に定めたのち、保護部材または噴射部材を片手の指で回転させることにより内容物を噴射させることができるエアゾール製品の噴射方法および該噴射方法に用いる噴射構造体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のエアゾール製品の噴射方法は、エアゾールバルブのステムに嵌着される噴射部材を操作してエアゾール容器に封入される内容物を噴射する噴射方法であって、前記噴射部材の噴射ノズルの噴射口を所定の噴射方向に定めたのち、前記噴射部材に外装される保護部材を回転しながら、該噴射部材を押圧状態にすることを特徴とする。
【0007】
また、本発明のエアゾール製品の噴射方法は、エアゾールバルブのステムに嵌着される噴射部材を操作してエアゾール容器に封入される内容物を噴射する噴射方法であって、前記噴射部材の噴射口を所定の噴射方向に定めたのち、前記噴射部材を回転しながら、該噴射部材を押圧状態にすることを特徴とする。
【0008】
さらに本発明の噴射構造体は、エアゾールバルブのステムに嵌着される噴射部材を操作してエアゾール容器に封入される内容物を噴射する噴射構造体であって、前記エアゾール容器の上端部に装着される肩カバーと、該肩カバーに回転自在に外装され、外周に開口部を有する保護部材とを備えており、該保護部材を回転させると、前記噴射部材を押圧状態にすることを特徴とする。
【0009】
また、本発明の噴射構造体は、エアゾールバルブのステムに嵌着される噴射部材を操作してエアゾール容器に封入される内容物を噴射する噴射構造体であって、前記エアゾール容器の上端部に装着される肩カバーと、該肩カバーに回転自在に外装され、天面部に前記噴射部材を挿通する開口部を有する保護部材とを備えており、該保護部材を回転させると、前記噴射部材を押圧状態にすることを特徴とする。
【0010】
また、本発明の噴射構造体は、エアゾールバルブのステムに嵌着される噴射部材を操作してエアゾール容器に封入される内容物を噴射する噴射構造体であって、前記エアゾール容器の上端部に装着され、前記噴射部材を挿通する肩カバーとを備えており、前記噴射部材を回転させると、該噴射部材を押圧状態にすることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明は、保護部材または噴射部材を回転させることにより噴射させるエアゾール製品であって、噴射量を確認しながら保護部材または噴射部材を作動させることができる。また、保護部材または噴射部材を回転させても噴射ノズルの噴射口の位置は変わらない。
【0012】
以下、添付図面に基づいて、本発明のエアゾール製品の噴射方法および該噴射方法に用いる噴射構造体を説明する。
【0013】
図1に示されるように、エアゾール製品は、有底筒状の容器本体1の上端開口部にエアゾールバルブ2を装着し、内容物を封入したエアゾール容器3と、前記エアゾールバルブ2のステム4に嵌着される噴射部材5と、該噴射部材5に外装される噴射構造体Aとから構成されている。
【0014】
前記エアゾール容器3としては、容器本体1の一重構造エアゾール容器、容器本体1とその内部に収納される内部容器からなる二重構造エアゾール容器または容器本体1とその内面に摺動自在に設けられるピストンからなるピストン型エアゾール容器などであり、内容物の種類により適宜選定することができる。この容器本体1としては、アルミニウム製容器、鋼製容器などの金属製容器またはポリエチレンテレフタレート(PET)やポリブチレンテレフタレート(PBT)などの樹脂製容器、ガラス製容器などの耐圧性容器などを用いることができる。また、前記エアゾールバルブ2としては、本発明においては、とくに限定されるものではないが、容器本体1の上端開口部に形成されるビード部にガスケットを介して取り付けられるマウンティングカップ6と該マウンティングカップ6の中央内部に支持される噴射バルブとからなるものを用いることができる。該噴射バルブは、ハウジングと、該ハウジング内に配設され、連通孔が形成されたステム4と、該ステム4を外方へ付勢するスプリングと、前記ステム4の外周に嵌装されるステムラバーとから構成され、該ステム4の下方に設けられたスプリングによってステムラバーがマウンティングカップ6に押圧され、容器本体1がマウンティングカップ6とステムラバーとのあいだでシールして固定されている。
【0015】
前記噴射部材5としては、とくに限定されないが、本実施の形態1では、内部に前記ステム4に連通する噴射通路が形成されており、該噴射通路の出口に噴射ノズル7が嵌着されているものが用いられている。
【0016】
前記噴射構造体Aは、図1〜2に示されるように、前記エアゾール容器3の上端部に装着される肩カバー8と、該肩カバー8に回転自在に係合される保護部材9とから構成されている。また、この保護部材9の外周には、開口部10が形成されている。この開口部10は、保護部材9を回転方向Tに所定の角度、たとえば片手でエアゾール容器1をもち親指で回転できる約90度回転させたときに、前記噴射ノズル7の噴射口に位置合わせできる部位に形成されている。なお、本実施の形態1における係合手段は、これに限定されるものではなく、保護部材および肩カバーのうち、いずれか一方の壁面に形成される突起と、他方の壁面に形成される前記突起の案内周溝とすることもできる。また、噴射ノズル7の噴射口の方向を示すために、たとえば保護部材9の開口部10から見える噴射部材9の表面に矢印などの表示を形成するのが好ましい。
【0017】
前記肩カバー8と保護部材9とは、対向部に形成される係合手段により互いに係合している。この係合手段は、本実施の形態1では、前記保護部材9の外壁面に形成される突起11と、前記肩カバー8の外壁面に形成される前記突起11の案内周溝12とからなる。また、前記保護部材9を指で回転させやすいように、前記突起11の外壁面とは反対側の外壁面上に操作部13を形成するのが好ましい。前記案内周溝12は、噴射の停止位置P1を基点として周方向、かつ下方に向かって噴射位置P2まで形成されている。このため、前記保護部材9を回転させると、該保護部材9は突起11の係合により、案内周溝12に沿って下降して、噴射部材5のすそ部14に当接したのち、噴射部材5を押圧する。このとき、保護部材9は、噴射部材5のすそ部14上をスライドしながら回転するため、噴射部材5を垂直に押し下げることができ、噴射口の位置は変わらない。なお、本実施の形態1では、内容物をほぼ完全に排出させて、エアゾール製品を安全に廃棄できるように、噴射位置P2の案内周溝12から、縦溝および周溝に至る排出通路15をT方向とは逆方向に形成するのが好ましい。この排出通路15の端部の廃棄位置P3のところでは、前記噴射部材5の噴射ノズル7の噴射口と保護部材9の外壁部を重ね合わせる位置となるので、噴射される内容物は保護部材9の外壁部に当って外部に飛散しない。
【0018】
本実施の形態1では、エアゾール容器1をつかんだ手の指先を操作部13に掛けたのち、T方向に回転させると、保護部材9は停止位置P1から突起11が係合する係合周溝12に沿って下降する。ついで保護部材9が噴射部材5のすそ部14に当接したのち、噴射部材5を押圧するとともに、ステム4を押し下げ始める。ついで突起11が噴射位置P2まで来ると、開口部10と噴射ノズル7の噴射口との位置が一致し、内容物が噴射される。このとき、保護部材9が噴射位置P2に設定されている場合では、連続噴射ができる。これに対し、所定の時間(必要量)噴射させるときには、保護部材9をT方向とは逆方向に回転して、元の位置(停止位置P1)に戻す。
【0019】
本実施の形態1によれば、保護部材を回転させる距離(操作量)に対して、ステムが降下する距離が少ないため、ゆっくりと噴射バルブを解放でき、噴射量を徐々に多くすることができる。また、保護部材の操作量が多くなるにつれて、操作力が多く必要となるように設定する。たとえば保護部材を回転させる周溝の通路抵抗を徐々に大きくすることにより、誤って回転させすぎることを防止することができる。
【0020】
なお、エアゾール製品を廃棄する場合、噴射位置P2のところで保護部材9を押し下げたのち、突起11を排出通路15に押し込み、ついで保護部材9をT方向とは逆方向の廃棄位置P3に回転する。これにより、噴射ボタン7の噴射口は、保護部材9の開口していない外壁部と重なるため、内容物の噴出は外壁部に阻まれて、周囲に飛散せず、内容物を安全に排出することができる。
【0021】
つぎに実施の形態2を説明する。本実施の形態2における噴射構造体Bは、図3に示されるように、前記エアゾール容器1の上端部に装着される肩カバー21と、該肩カバー21に回転自在に係合される保護部材22とから構成されている。
【0022】
前記肩カバー21と保護部材22との係合手段は、前記保護部材22の外壁面に形成される突起23と、前記肩カバー21の内壁面に形成される前記突起23の案内周溝24とからなる。前記保護部材22は、天面部25に噴射部材26を挿通する開口部27を有し、内壁面の下部の一部には、噴射部材26のすそ部28に当接する鍔部29が形成されているとともに、外壁面上に操作部30が形成されている。前記案内周溝24は、肩カバー21の内壁面の半周にわたり斜め下方に形成されている。なお、停止位置を基点として左右方向へ斜め下方に案内周溝を形成すると、保護部材22の回転方向には制限がなく、左右両方向に回転させることができる。
【0023】
本実施の形態2では、前記保護部材22を回転させると、該保護部材22は突起23の係合により、案内周溝24に沿って下降して、鍔部29が噴射部材5のすそ部28に当接したのち、噴射部材26を押圧し、内容物を噴射させることができる。
【0024】
つぎに参考例3を説明する。本参考例3における噴射構造体Cは、図4〜6に示されるように、前記エアゾール容器1の上端部に装着される肩カバー31と、該肩カバー31の天面部32に形成される開口部33に挿通される噴射部材34から構成されている。
【0025】
前記肩カバー31と噴射部材34との係合手段は、噴射部材34の外壁面に形成される一対の突起35と、天面部32とカバー本体36からなる肩カバー31のうち、天面部32の内壁面に形成されるテーパ部である一対のテーパ面37とからなる。この噴射部材34の外周部には、指先で回転させやすくするために、少なくとも1つの切欠き状の操作部38を形成する。なお、本参考例では、前記肩カバー31における天面部32がカバー本体36と別体にされているが、本参考例においては、一体に作製することもできる。また、噴射部材34に一対の突起35が形成され、天面部32に一対のテーパ面37が形成されているが、それぞれ1つずつ形成することもできる。
【0026】
前記突起35は、180度対向する位置に形成される円柱状体にされている。また、前記テーパ面37は、天面部32の内壁面を2つの領域に分けて、山37aと谷37bが隣接するように互いに逆方向に、たとえば約12度傾斜している。
【0027】
本参考例3では、前記噴射部材34を回転させると、テーパ面37の谷37bに係合している突起35が、山37aに移動するため、噴射部材34が下降して前記ステム4を押圧し、噴射口34aから内容物を噴射する。なお、噴射口34aは、噴射部材34の回転の中心軸に設けられているため、噴射部材34を回転させて噴射操作しても噴射方向は変化しない。
【0028】
本参考例3によれば、噴射量を確認しながら噴射部材を操作できるため、製品圧力が上昇した状態であっても大量に噴射されるおそれがない。
【0029】
また、本参考例3におけるテーパ部は、テーパ面のみにされているが、本参考例においては、これに限定されるものではなく、たとえば図7に示されるように、テーパ面に、微小な高さの複数の段差部39が形成されたテーパ部40とすることもできる。この段差部39により噴射部材を回転させるときに、微小な高さ分の振動が指先に伝わりクリック感を得ることができるため、噴射量を確認しやすく、噴射しすぎを防止することができる。
【0030】
つぎに参考例4を説明する。本参考例4にかかわる噴射構造体Dは、図8に示されるように、前記エアゾール容器1の上端部に装着される肩カバー41と、該肩カバー41に挿通される噴射部材42を備えている。本参考例4における係合手段は、噴射部材42の外壁面に形成される一対の突起43と、肩カバー41の内壁面に形成される螺旋溝44にされている。前記一対の突起43は、180度対向した傾斜方向の位置に形成されている。この突起43は一対に限定されず、1個、3個または1本の連続形状の突起とすることもできる。
【0031】
本参考例4では、前記噴射部材42をT方向に回転すると、下降するため、該噴射部材42をステム4に対して押圧状態にすることができる。なお、本参考例4における係合手段は、噴射部材42に突起43が形成され、肩カバー41に螺旋溝44が形成されているが、本参考例においては、これに限定されるものではなく、噴射部材および肩カバーのうち、いずれか一方の壁面に突起を形成し、他方の壁面に螺旋溝を形成することもできる。また、噴射部材の回転による下降量を少なくし、たとえば1回転(360°)で噴射可能となるように螺旋溝を設けることにより、噴射量を微調整しやすくすることができる。なお、噴射部材の回転数(回転角度)は、前記1回転(360°)に限定されるものではなく、1.5回転(540°)または2回転(720°)など多くしてもよい。
【0032】
つぎに参考例5、6を説明する。本参考例5、6にかかわる噴射構造体E、Fは、図9〜10に示されるように、前記参考例4における係合手段である噴射部材42の突起43と肩カバー41の螺旋溝44とのあいだに、該噴射部材42の回転位置を元の位置に復帰させる復帰手段である線状のゴム51またはコイルバネ52が巻き付けられている。このゴム51またはコイルバネ52の配置は適宜選定することができるが、本参考例5では、ゴム51を係合手段の上部部位に設け、噴射部材42をゴム51の収縮力に逆らって回転させるように配置する。一方、本参考例6では、コイルバネ52を係合手段の下部部位に設け、噴射部材42がコイルバネ52の反発力に逆らって回転させるように配置する。本参考例5、6では、噴射部材42を元の位置に戻す復帰手段に逆らって回転させるので、噴射部材42の操作量が多くなるにつれて、操作力が多く必要となり、誤って回転させすぎることを防止することができる。また、噴射後に手を噴射部材42から離すと、当該噴射部材42は自動的に元の位置に戻って噴射が停止される。
【0033】
なお、前記参考例5、6では、係合手段である噴射部材42の突起43と肩カバー41の螺旋溝44とのあいだに、復帰手段を設けるようにしているが、本参考例においては、これに限定されるものではなく、噴射部材と肩カバーとのあいだに設けることもできる。たとえば参考例7にかかわる噴射構造体Gでは、図11〜12に示されるように、噴射部材61の内壁面の半周部位に形成される凹部62に所定の長さのコイルバネ63を配置するとともに、肩カバー64の上面に前記凹部62に嵌まり込む突起65を形成している。前記コイルバネ63は、凹部62の端面66に固着されている。なお、このコイルバネ63は、その伸縮を安定して行なわせるために、たとえば支持ピン66に巻き付けて置くのが好ましい。また、前記凹部62の底面と突起65の上面とのあいだの隙間は、噴射部材61の下降量と同等または下降量以上に設定されている。本参考例7では、噴射部材61をT方向に回転させると、コイルバネ63が、その先端が突起65に当接するとともに、収縮する。これにより、前記参考例6と同様に、コイルバネ63の反発力に逆らって噴射部材61を回転させるため、噴射後に手を噴射部材61から離すと、当該噴射部材61は自動的に元の位置に戻って噴射が停止される。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したとおり、本発明によれば、保護部材または噴射部材を回転させても、噴射ノズルの噴射口の位置は変わらないため、誤った方向に噴射するおそれがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1にかかわる噴射構造体を示す要部断面図である。
【図2】 図1の肩カバーの要部展開図である。
【図3】 本発明の実施の形態2にかかわる噴射構造体を示す要部断面図である。
【図4】 本発明の参考例3にかかわる噴射構造体を示す要部断面図である。
【図5】 図4のエアゾール製品の平面図である。
【図6】 図4の天面部の斜視図である。
【図7】 他の天面部の斜視図である。
【図8】 本発明の参考例4にかかわる噴射構造体を示す要部断面図である。
【図9】 本発明の参考例5にかかわる噴射構造体を示す要部断面図である。
【図10】 本発明の参考例6にかかわる噴射構造体を示す要部断面図である。
【図11】 本発明の参考例7にかかわる噴射構造体を示す要部断面図である。
【図12】 図11のI−I線断面図である。
【図13】 従来の噴射構造体の一例を示す正面図である。
【図14】 図11の噴射構造体の底面図である。
【図15】 図12の肩カバーの一部切欠き斜視図である。
【符号の説明】
1 容器本体
2 エアゾールバルブ
3 エアゾール容器
4 ステム
5 噴射部材
6 マウンティングカップ
7 噴射ノズル
8 肩カバー
9 保護部材
10 開口部
11 突起
12 案内周溝
13 操作部
14 すそ部
15 排出通路
A、B、C、D、E、F 噴射構造体
Claims (5)
- エアゾールバルブのステムに嵌着される噴射部材を操作してエアゾール容器に封入される内容物を噴射する噴射方法であって、前記噴射部材の噴射ノズルの噴射口を所定の噴射方向に定めたのち、前記噴射部材に外装される保護部材を回転しながら、該噴射部材を押圧状態とし、前記保護部材を回転させたのち、該保護部材の外周に形成される開口部を前記噴射口に位置決めするエアゾール製品の噴射方法。
- エアゾールバルブのステムに嵌着される噴射部材を操作してエアゾール容器に封入される内容物を噴射する噴射構造体であって、前記エアゾール容器の上端部に装着される肩カバーと、該肩カバーに回転自在に係合され、外周に開口部を有する保護部材とを備えており、前記肩カバーと保護部材との対向部に前記開口部を噴射部材の噴射口に位置決めする係合手段が形成されてなり、
前記保護部材を回転させると、前記噴射部材を押圧状態にする噴射構造体。 - エアゾールバルブのステムに嵌着される噴射部材を操作してエアゾール容器に封入される内容物を噴射する噴射構造体であって、前記エアゾール容器の上端部に装着される肩カバーと、該肩カバーに回転自在に係合され、天面部に前記噴射部材を挿通する開口部を有する保護部材とを備えており、該保護部材を回転させると、前記噴射部材を押圧状態にする噴射構造体。
- 前記肩カバーと保護部材との対向部に係合手段が形成されてなる請求項3記載の噴射構造体。
- 前記係合手段が、前記保護部材および肩カバーのうち、いずれか一方の壁面に形成される突起と、他方の壁面に形成される前記突起の案内周溝とからなる請求項3または4記載の噴射構造体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001132700A JP4688341B2 (ja) | 2001-04-27 | 2001-04-27 | エアゾール製品の噴射方法および該噴射方法に用いる噴射構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001132700A JP4688341B2 (ja) | 2001-04-27 | 2001-04-27 | エアゾール製品の噴射方法および該噴射方法に用いる噴射構造体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002320885A JP2002320885A (ja) | 2002-11-05 |
JP4688341B2 true JP4688341B2 (ja) | 2011-05-25 |
Family
ID=18980673
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001132700A Expired - Fee Related JP4688341B2 (ja) | 2001-04-27 | 2001-04-27 | エアゾール製品の噴射方法および該噴射方法に用いる噴射構造体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4688341B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4523811B2 (ja) * | 2004-08-19 | 2010-08-11 | 東洋エアゾール工業株式会社 | エアゾール容器の内容物排出装置 |
JP4951283B2 (ja) * | 2006-07-11 | 2012-06-13 | 株式会社丸一 | エアゾール容器用噴射装置 |
JP4829735B2 (ja) * | 2006-09-22 | 2011-12-07 | 花王株式会社 | エアゾール容器の噴射装置 |
US8950395B2 (en) * | 2010-05-25 | 2015-02-10 | Nicoventures Holdings Limited | Aerosol generator |
DE102012024681B4 (de) * | 2012-12-18 | 2016-08-04 | Meadwestvaco Calmar Gmbh | Kindergesicherte Austragvorrichtung |
JP6769694B2 (ja) * | 2014-06-30 | 2020-10-14 | 株式会社吉野工業所 | 吐出容器に装着される造形ヘッド |
JP6431317B2 (ja) * | 2014-08-29 | 2018-11-28 | 株式会社吉野工業所 | エアゾール容器用吐出ヘッド |
JP6598677B2 (ja) | 2015-06-30 | 2019-10-30 | 株式会社吉野工業所 | 吐出面に内容物を吐出する吐出容器 |
JP6670898B2 (ja) * | 2018-09-05 | 2020-03-25 | 株式会社吉野工業所 | エアゾール容器用吐出ヘッド |
KR102594308B1 (ko) * | 2021-08-02 | 2023-10-30 | 주식회사 한결바이오 | 스프레이 노즐 및 이를 포함하는 방역 장치 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4715710Y1 (ja) * | 1967-09-23 | 1972-06-02 | ||
JPH0311448U (ja) * | 1988-02-10 | 1991-02-05 | ||
JPH09301458A (ja) * | 1996-05-09 | 1997-11-25 | Toyo Aerosol Kogyo Kk | エアゾール用遅延噴射装置 |
-
2001
- 2001-04-27 JP JP2001132700A patent/JP4688341B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4715710Y1 (ja) * | 1967-09-23 | 1972-06-02 | ||
JPH0311448U (ja) * | 1988-02-10 | 1991-02-05 | ||
JPH09301458A (ja) * | 1996-05-09 | 1997-11-25 | Toyo Aerosol Kogyo Kk | エアゾール用遅延噴射装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002320885A (ja) | 2002-11-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101223352B1 (ko) | 펌프 주출용기 | |
JP4688341B2 (ja) | エアゾール製品の噴射方法および該噴射方法に用いる噴射構造体 | |
US6763979B2 (en) | Cap for mounting on an aerosol container | |
WO2002043872A2 (en) | Spray dispensing device with nozzle closure | |
BR112013004349B1 (pt) | Acionador de aerossol e embalagem de aerossol compreendendo tal acionador | |
EP2228319B1 (en) | Aerosol cap with lock | |
KR200449631Y1 (ko) | 수동식 드롭퍼 | |
JP2007289840A (ja) | スポイド式ポンプディスペンサ | |
JP7266898B2 (ja) | 定量噴射ユニット | |
JP3581062B2 (ja) | エアゾール容器 | |
JP3942708B2 (ja) | 噴射器 | |
JP2012062090A (ja) | スプレー容器のノズル安全装置 | |
JP2003267461A (ja) | 噴射ボタン用ストッパ | |
JP4951229B2 (ja) | エアゾール装置 | |
JP3559362B2 (ja) | エアゾール噴霧装置 | |
JP3939538B2 (ja) | エアゾール容器の肩カバー | |
JP4267788B2 (ja) | キャップ | |
JP5523857B2 (ja) | 連結構造 | |
JP4890003B2 (ja) | 内容物噴出容器のガス抜き機構 | |
JP3177695B2 (ja) | 薬液噴射容器 | |
US20230415181A1 (en) | Pump dispenser having a cap unit | |
JPH06312758A (ja) | 容器の蓋構造 | |
JP2004075161A (ja) | エアゾール容器用キャップ | |
JP2003310706A (ja) | 鼻腔用スパウト | |
JP2515594Y2 (ja) | エアゾール式噴霧器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080312 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20100517 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100928 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101005 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101130 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110208 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110215 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140225 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |