JP5523857B2 - 連結構造 - Google Patents

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Description

本発明は、連結構造に関するものであり、二つの部材をその端部においてワンタッチで確実につなぎ合わせようとするものである。
シャンプーやリンス、洗剤、消臭除菌剤あるいは化粧品、あるいは飲料等を入れる容器等において使用されるキャップは、容器の口頚部に形成されたねじ部に係合するねじ部をもったねじ込みタイプのキャップが適用されているのが普通である。
ところで、従来のこの種のキャップは、ねじ込みに際しては数回にわたる回転が必要であることからその操作が面倒であり、この点に関してはワンタッチで確実に装着できる、特許文献1に開示されているようなキャップが知られている。
しかしながら、かかるキャップにおいては、キャップ(瓶蓋)の内側に設けられたボスが乗り越える返り止め突起の摩耗度合いが大きく部材相互間の連結強度が低下するのが避けられないうえ、連結が完了した際に誘発されるクリック感(突起を乗り越える際のカクンとなる感覚をいう。)も早期のうちに消失してしまう不具合があってキャップが確実に装着されたどうか把握し難いところに問題を残していた。
実公昭52−56293号公報
本発明の課題は、部材をワンタッチで確実につなぎ合わせることができ、しかもクリック感を長期にわたって誘発させることができる連結構造を提案するところにある。
本発明は、一方の部材の端部にもう一方の部材の端部をねじ込んで各部材を相互につなぎ合わせる連結構造であって、
前記一方の部材に螺旋軌道を有する短尺のねじ山部を設け、前記もう一方の部材に前記ねじ山部の側壁部に係合して前記一方の部材につなぎ合わせる中実状のリブを設け、
前記一方の部材に、前記ねじ山部との相互間で係合領域を形成するとともに、該係合領域に前記リブが侵入する際に該リブの下縁に接触し、該リブの通過時点において該リブが離反することでクリック感を誘発させる中実状の突起を設けたことを特徴とする連結構造である。
上記の連結構造においては、ねじ山部を、リブと係合する本体部分と、この本体部分の先端に設けられ、該リブを前記本体部分へ向けて誘導するガイド部と、該本体部分の末端に設けられ、前記リブの先端部に当接してねじ山部との位置決めを行うストッパーとから構成するのが望ましい。
ねじ山部に係合するリブは係合領域内に収まる際にその後端部のみが突起に接触するものであって、突起の突出端(上面)を乗り超えるような構造のものに比較して早期摩耗は起こりにくく、クリック感が長期にわたって維持される。
ねじ山部のストッパーにリブを突き当てることにより該リブの本体部分に対する位置決めがなされるため部材相互の確実な連結が可能となる。
本体部分の先端にガイド部を設け、該ガイド部によりリブを誘導することでねじ山部の本体部分に確実に係合させることが可能であり部材を簡単な操作でつなぎ合わせることができる。
本発明にしたがう連結構造を押圧ヘッドを備えたポンプ付き容器に適用した例を示した図である。 図1に示した容器の要部の外観斜視図である。 ねじ山部とリブと突起の関係を示した図である。
以下、ポンプ式の吐出器を備えた内容器を外容器に組み入れ、該内容器を肩カバーを介して外容器に固定保持する場合を例にとって説明する。なお、この例において、一方の部材を外容器とし、もう一方の部材を肩カバーとする。
図1における1は、内容物を充填した内容器、2は内容器1の口部にベースキャップを介して固定保持された吐出器である。この吐出器2は、押圧ヘッド2aを繰り返し押し込むことによりステムを介してポンプを駆動させることができるようになっている(ポンプは内容器1の内部に配置されており、図示されていない。)。
また、3は、内容器1を内側に収める外容器である。この外容器3は、内容器1の底壁の下側に位置する底壁3aと、この底壁3aの縁部から立ち上がり内容器1の胴部を取り囲む周壁3bとから構成されている。周壁3aの上端には内容器1を挿入する開口部3aが設けられていて、その内側壁には、内容器1の胴部に設けられた段付き部1bの下側面を当接させる座部3aが形成されている。
4は、外容器3の周壁3bの内側(開口部3aの近傍域)に局所的に設けられた短尺のねじ山部である。このねじ山部4は、螺旋軌道を有するものであり、その外観斜視図を図2に示すように、対向する位置にも一つ設けてあり二つで一組みとした例として示してある。このねじ山部4は、後述するリブと係合する本体部分(ねじ部分)4aと、この本体部分4aの先端に設けられ、該リブを本体部分4aへ向けて誘導するガイド部4bと、本体部分4aの末端に設けられ、リブの先端部に当接して本体部分4aに対する位置決めを行うストッパー4cから構成されている。ガイド部4bは、水平凸部4bと、この水平配置になる凸部4b及び本体部分4aをつなぎ該本体部分4aよりも傾斜度合いを大きくした傾斜凸部4bにて構成することができる。
5は、内容器1の肩部を取り囲み、外容器3へのねじ込みによって相互につなぎ合わせることを可能とした筒状の肩カバーである。この肩カバー5は、内容器1のベースキャップに取り付けられたガイド部材6(押圧ヘッド2aを上下に移動させる際のガイド部材)の外側壁がその内側壁に当接し、その下端部5aは、内容器1の段付き部1bの上側面に突き当たっている。この肩カバー5の下端部5aと外容器3の座部3aによって内容器1の段付き部1bが挟み込まれ、これによって内容器1が外容器3内に固定される。
7は、肩カバー5の外周壁部に90°間隔で4つ設けられたリブである(図2参照。4つの1つは影に隠れるため図示せず。)。このリブ7は、ねじ山部4と同等の角度あるいは近似する角度をもって傾斜しており(ねじ山部4と同じかあるいは類似する螺旋軌道をもつように斜めに配置されている。)ものであって、ねじ山部4の本体部分4aの側壁部に係合しその際に生じる面圧で肩カバー5と外容器3をつなぎ合わせる。
また、8は、外容器3の開口部3aでその周壁3bの内側に一体的に設けられた突起である(図2参照)。この突起8は、図3にその要部を拡大して示すように、ねじ山部4のガイド部4bの直下に間隔(受け入れ間口)tを隔てて設けられていて、肩カバー5を外容器3の開口部3aにねじ込で連結する際に、この突起8とガイド部4bの相互間を通してリブ7が斜めに向いた状態で侵入(リブ7は、突起8とガイド部4bとで挟み込まれる状態にある。)して該リブ7がねじ山部4の本体部分4aに係合する。さらに9は押圧ヘッド2aを内側に収めガイド部材6の外周壁に着脱可能に嵌合するオーバーキャップである。突起8は一つあればよいが、ねじ山部4の設置数に合わせて複数設けておくことでクリック感のより一層の明瞭化を図ることができる。
突起8は、突端部における形状はとくに問われるものではないが、リブ7が斜め向きの状態で突起8とガイド部4bとの相互間を通して係合領域内(突起とねじ山部とによって囲まれた領域)に侵入する際に該リブ7の下縁に接触して摺動させ得ることができる出っ張り代eを有するものが適用される。これによりリブ7が突起8から離反したときにクリック感、クリック音あるいはその両方を誘発させることができる(クリック感はカクンという感覚的なものであり、クリック音はカッチという音をいうが、以下、音を発する場合を含めここでは単にクリック感ということとする。)。このクリック感によって肩カバー5が外容器3に確実につながったかどうか把握することが可能となる。肩カバー5を外容器3から切り離すべくリブ7とねじ山部4との係合を解除する場合においても同様のクリック感が誘発されることとなり、このクリック感によって肩カバー5と外容器3の連結が解除されたかどうかも明瞭に把握することが可能となる。
リブ7がねじ山部4の本体部分4aへ係合する具体的な状況を図3の仮想線で示す。リブ7がねじ山部4に係合する際の初期段階では、まず、リブ7の先端部がガイド部4bに突き当たる(このとき、リブ7は突起8には接触していない。)。そして該リブ7は本体部分4aに接触、摺動しつつストッパー4cに向けてスライドしてゆき、該リブ7の全てが係合領域の中に入り込む直前で初めて該リブ7の後端部が突起8が接触し、その接触が解除(接触部位が離反)されることによってクリック感が誘発され、リブ7が完全に係合領域内に入り込んだところで該リブ7がねじ山部4において位置決めされて係合状態におかれる。リブ7の傾斜度合いやガイド4cの傾斜角度によってリブ7のガイド4cにおける接触部位は変化するものであって、図示のような接触状態に限定されるものではない。
リブ7とねじ山部4との相互間で生じる面圧が十分に高い場合には、ストッパー4cにリブ7の先端部が当たることなしに位置決めがなされることとなり、この場合にはストッパー4cは省略してもよい。
本発明の連結構造は、ねじ山部4と、リブ7と、突起8とによって連結構造を構成することによって、つなぎ合わせるべき部材を極わずかに回動させるだけ(ワンタッチ)で各部材の連結と解除が可能となりその操作が極めて簡単であり、しかも、クリック感が明瞭に把握できるので連結状態にあるか、あるいは連結が解除された状態にあるか確実に把握できることになる。
リブ7は、その側壁が突起8の突端部に当接して摺動するため、該突起8とリブ7との相互間における摩耗度合いは比較的小さく、長期にわたってクリック感を得ることができる。
本発明の実施の形態では、連結すべき部材を肩カバー5と外容器3を対象として連結構造を構成する場合について説明したが、該連結構造は、容器の口頚部と、この口頚部に装着されて該容器を密封状態に保持するキャップに適用することも勿論可能であり、肩カバー5と外容器3とをつなぐ場合に限定されることはない。
また、本発明では、ねじ山部4を対向位置に二つ設けた場合について示したが、該ねじ山部4の数はとくに限定されない。ねじ山部4は短尺のものを適用することで部材の回動角度を小さくすることができるので操作性を改善することが可能であるが、その長さは連結すべき部材の種類に応じて適宜変更することができる。
受け入れ間口tも連結すべき部材の種類等に応じて適宜変更することが可能であり、この場合、ガイド部4bの形状や長さあるいは角度を適宜変更すればよい。
極僅かに回動させるだけの簡単な操作で確実に部材をつなぎ合わせることが可能(ワンタッチによる連結と切り離し)であり、しかも、クリック感により連結完了(あるいは解除)されたかどうか長期にわたって明瞭に把握し得る連結構造が提供できる。
1 内容器
1a 口部
2 吐出器
2a 押圧ヘッド
3 外容器
3a 底壁
3b 周壁
4 ねじ山部
4a 本体部分
4b ガイド部
5 肩カバー
5a 下端部
6 ガイド部材
7 リブ
8 突起
9 オーバーキャップ

Claims (2)

  1. 一方の部材の端部にもう一方の部材の端部をねじ込んで各部材を相互につなぎ合わせる連結構造であって、
    前記一方の部材に螺旋軌道を有する短尺のねじ山部を設け、前記もう一方の部材に前記ねじ山部の側壁部に係合して前記一方の部材につなぎ合わせる中実状のリブを設け、
    前記一方の部材に、前記ねじ山部との相互間で係合領域を形成するとともに、該係合領域に前記リブが侵入する際に該リブの下縁に接触し、該リブの通過時点において該リブが離反することでクリック感を誘発させる中実状の突起を設けたことを特徴とする連結構造。
  2. 前記ねじ山部は、前記リブと係合する本体部分と、この本体部分の先端に設けられ、該リブを前記本体部分へ向けて誘導するガイド部と、該本体部分の末端に設けられ、前記リブの先端部に当接して前記本体部分に対する位置決めを行うストッパーを有する、請求項1記載の連結構造。
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