JP6736354B2 - ねじ式キャップ容器 - Google Patents

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本発明は、容器本体の口筒部に螺合するねじキャップを具えた容器に関し、とくにオーバーランを防止して安定して閉蓋でき、開蓋時には、小さい回転角度で開蓋できるねじ式キャップ容器に関するものである。
従来から、容器本体の口筒部に設けられた雄ねじ部に、キャップに設けられた雌ねじ部を螺合締結し閉蓋するねじ式キャップ容器は多く用いられている。
とくに、容器口部の外周面に多条のねじ山を有する容器本体と、該ねじ山に係合する係合部を内周に有するキャップとを備え、一回転よりも小さな回転角度で開閉操作できるだけでなく、閉塞後は容易に固定解除されることがないねじ式キャップ容器は従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−136745号公報
しかしながら、上記特許文献1記載のねじ式キャップ容器は、容器のねじ山に係合するキャップの係合部が上下一対の係合爪の複数組からなるため、実施例のねじ山の数が3条の場合には、閉蓋あるいは開蓋するための回転角度が約240°という大きな回転角度としなくてはならず、回転角度が大きすぎるという問題があった。
また、ねじ山の数を3条から4条とした場合でも、約180°となり、片手で回せる1回の回転角度は約90°といわれていることからみても、それでもかなり大きい回転角度といわざるを得ない。
したがって、回転角度を90°程度とするためには、ねじ山を4条以上とし、さらに係合爪を一つとすることによって容易に得られるとしても、その場合には成形上の問題によって、様々な不具合が生じてくることがわかった。
まず、ねじ山を有する容器を金型を用いて成形する場合、二つの金型の合わせの部分にP.L(パーティングライン)という出っ張りを発生することが知られており、円筒形の容器を成形する場合、円周方向の0°と180°の2箇所にP.Lが現れ、P.L方向に径が大きくなる傾向があり、容器の口筒部が楕円になると、キャップの係合部が容器のねじ山に係合しにくくなるという問題があった。
さらに、ねじ山を4条以上とすると、容器の口筒部の高さのわずかなバラツキにより、特に小さくなるとキャップの係合部がねじ山の奥にまで入りすぎてオーバーランとなり、閉蓋が不十分となるという問題があった。
本発明は、上記問題を解決することを課題とし、オーバーランを防止し、小さな回転角度で、安定して閉蓋することができ、また90°より小さい回転角度で開蓋し得るねじ式キャップ容器を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、ねじ式キャップ容器として、容器本体と、ねじキャップとからなるねじ式キャップ容器であって、容器本体は、口筒部外周に、ねじキャップと螺合するスロープねじ部を備え、スロープねじ部は、上面から見て等間隔で複数箇所に配設され、閉蓋方向に、上部ねじ突部と、上部ねじ突部の端部から連設される傾斜ねじ突部と、傾斜ねじ突部の端部から連設される下部ねじ突部とからなり、ねじキャップは、頂壁と、頂壁の外縁から垂設される外周壁とを備え、外周壁は、内周に等間隔かつ同じ高さで複数箇所に配設され、容器本体のスロープねじ部と螺合するキャップねじ突部を備え、複数のスロープねじ部のはじまりを、成形の際に生じるP.L(パーティングライン)から外れた位置とし、傾斜ねじ突部の下部にストッパ部を設けることを特徴とする構成を採用する。
ねじ式キャップ容器の実施態様として、スロープねじ部の上部ねじ突部は、わずかな勾配を有し、勾配の高さの変量は、容器本体の口筒部の高さのバラツキ量からその3倍程度とすることを特徴とする構成を採用する。
また、ねじ式キャップ容器の実施態様として、スロープねじ部は、4箇所に配設され、キャップねじ突部も同様に4箇所配設され、4つのスロープねじ部のはじまりを、P.Lの位置を0°としたときに、45°、135°、225°および315°あたりとすることを特徴とする構成を採用する。
本発明のねじ式キャップ容器は、上記構成を有することにより、小さな回転角度で、オーバーランを防止して安定した閉蓋が可能となる。
しかも、開蓋時には、より小さい回転角度で螺合を解き、簡単に素早くねじキャップを外すことができる。
本発明の実施例1のねじキャップと容器本体の説明図で、(a)は(b)のX−X線断面上面図、(b)は一部透視側面図である。 本発明の実施例1の容器本体の説明図で、(a)は上面図、(b)は側面図である。 本発明の実施例1の容器本体の説明図で、(a)は上部ねじ突部の要部拡大図であり、(b)はストッパ部の要部拡大図である。 本発明の実施例1のねじキャップの説明図で、(a)は側断面図であり、(b)は下面図である。 実施例1の容器本体のスロープねじ部とねじキャップのキャップねじ突部との作用図で、(a)は閉蓋開始時、(b)は回転初期時、(c)は回転中期時、(d)は閉蓋終了時である。 本発明の実施例1の容器本体とねじキャップの閉蓋の説明図で、(a)は閉蓋開始時の要部の断面側面図であり、(b)は閉蓋終了時の要部の断面側面図である。 本発明の実施例2の容器本体の説明図で、(a)は上面図、(b)は側面図である。
次に、本発明のねじ式キャップ容器について、実施例に示した図面を参照して説明する。
以下の説明では、図1〜2、5に示すように、一方のP.L(パーティングライン)を0°とし、一般的に金型を用いる成形の際にはP.Lは2つ形成されるため、もう一方のP.Lは180°とする。
図1において、Aは容器本体、Bはねじキャップである。
なお、容器本体Aは、ポリプロピレン樹脂を用い、押出ブロー成形(EBM)により製造したものであり、また、ねじキャップBについても、同じくポリプロピレン樹脂を用い射出成形により製造したものである。
ただし、本実施例では、容器本体AとねじキャップBをともにポリプロピレン樹脂製としたが、ポリプロピレン樹脂に限らず、ポリエチレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂等、成形性や物性に合わせて合成樹脂を選択することができ、また、成形方法についても、押出ブロー成形、射出成形に限らず、二軸延伸ブロー成形、圧縮成形等、合成樹脂の特性に合わせた成形方法を選択することができる。
容器本体Aは、図2に示すように、口筒部1の外周に、ねじキャップBと螺合する4条のスロープねじ部2と、スロープねじ部2の下方にネックリング3とが突設されている。
図2(a)に示すように、スロープねじ部2は、上面から見て、90°間隔(等間隔)で4箇所に配設され、4つのスロープねじ部2のはじまりはP.Lを0°として、それぞれ45°、135°、225°および315°あたりから始まり、正面から見て緩やかに左下に傾斜し、周方向の長さ(角度範囲)が約45°の上部ねじ突部4(4a、4b、4c、4d)と、上部ねじ突部4の左端に連設され、周方向の長さ(角度範囲)が約20°で左下がりの傾斜ねじ突部5(5a、5b、5c、5d)と、傾斜ねじ突部5を介して左端に連設され、周方向の長さ(角度範囲)が約45°の下部ねじ突部6(6a、6b、6c、6d)とから構成されている。
なお、本実施例では、スロープねじ部2を4箇所に配設しているが、複数あればよく、その場合、スロープねじ部のはじまりをP.Lから外した位置とする。
図2(b)に示すように、上部ねじ突部4と下部ねじ突部6は下方に所定の間隔(後述するキャップねじ突部15の幅γに設定)を隔てて平行した位置にあり、下部ねじ突部6の左半分は、左隣の上部ねじ突部4の右半分と上下で重なる位置にある。
図3(a)に示すとおり、上部ねじ突部4は、左下がりのわずかな勾配を有し、勾配の高さαの変量は、容器本体Aの口筒部1の高さのバラツキ量からその3倍程度であり、例えばバラツキが±0.2mmの場合、勾配高さαは0.4mm〜1.2mm程度となる。
また、本実施例では、図3(b)に示すとおり、傾斜ねじ突部5の下部に、90°、180°、270°および0°あたりにストッパ部7(7a、7b、7c、7d)が設けられている。
ねじキャップBは、図1、4に示すように、円板状の頂壁10と、頂壁10の外縁から連設され、外側下方に傾斜する傾斜壁11と、傾斜壁11の外縁から垂設される円筒状の外周壁12と、頂壁10の裏面外縁から垂設される密封筒部13とを備えている。
本実施例では、頂壁10と外周壁12との間に傾斜壁11を備えているが、傾斜壁11を省き、頂壁10の外縁から直に外周壁12を垂設させても構わない。
外周壁12の内周には、上部にマクレ防止のためのアンダーカット部14が突設され、アンダーカット部14(14a、14b、14c、14d)の下方に、キャップねじ突部15(15a、15b、15c、15d)が周方向に90°間隔(等間隔)で、外周壁12の下端から高さβの位置に4箇所に突設されている。
図4(b)で示すとおり、キャップねじ突部15は、それぞれ周方向の長さ(角度範囲)が30°〜40°(34°くらいがより好ましい)であり、アンダーカット部14の周方向長さは、キャップねじ突部15より10〜15°程度大きく設定されている。
また、外周壁12の内周は、キャップねじ突部15より下方が、スロープねじ部2の外側面と摺接する係合面12aとなっている。
なお、アンダーカット部14は、成形時に、金型からねじキャップBを離型する際に、キャップねじ突部15が引き出されて変形(マクレ)するのを防止するために設けられたもので、なくても構わない。
図4(a)で示すとおり、キャップねじ突部15の幅γは、容器本体Aのスロープねじ部2の上部ねじ突部4と、下部ねじ突部6との間をスムーズに通過できるように設定される間隔に形成されている。
キャップねじ突部15は、下面が上部ねじ突部4の上面と平行するように、水平または、閉蓋時に回転する方向に向けて緩やかに下方に傾斜し、上面が下面に対して閉蓋時に回転する方向に向けて、より下方に傾斜する(幅が先細りする)ように形成されている。
また、容器本体A内の密封性をよくするために、密封筒部13の下端で当接する容器本体Aの口筒部1に、パッキンなどのシール部材を設けることができる。
さらに、密封筒部13に代えて、口筒部1の内周に挿入されるインナーリングや口筒部1の上面に密着して変形可能に薄肉に形成されるコンタクトリングを頂壁から垂設して、容器本体Aの口筒部1の上面をシールしても構わない。
次に、本実施例の使用態様と作用効果について説明する。
本実施例では、口筒部1として比較的口径が大きな容器を使用している。
容器本体Aの口筒部1に上方から、ねじキャップBを被せると、ねじキャップBは、外周壁12の内周の係合面12aを容器本体Aのスロープねじ部2の外周に摺接しながら下降する。
ねじキャップBを、容器本体Aに安定した形で被せた場合、図5(a)に示すように、キャップねじ突部15(15a、15b、15c、15d)の下面は、容器本体Aのスロープねじ部2の上部ねじ突部4(4a、4b、4c、4d)の上面にそれぞれ当接する。
これにより、90°間隔で形成されたスロープねじ部2の上部ねじ突部4(4a、4b、4c、4d)に、キャップねじ突部15(15a、15b、15c、15d)が均等に当接することになり、ねじキャップBを容器本体Aの口筒部1に対して常に水平に被すことができ、ねじキャップBが口筒部1に対して斜め被りしてしまうことが防止され、閉蓋を安定して進めることができる。
次に、ねじキャップBを容器本体Aに被せた位置から右回りに40〜45°回転させると、キャップねじ突部15(15a、15b、15c、15d)は、上部ねじ突部4(4a、4b、4c、4d)の上面から外れ、キャップねじ突部15(15a、15b、15c、15d)のそれぞれ右側端下面が、スロープねじ部2の傾斜ねじ突部5(5a、5b、5c、5d)の傾斜する上面に当接しながら、ねじキャップBが下降する。
ねじキャップBは、容器本体Aの口筒部1の上面に密封筒部13に当接し、下降が止まるとともに、図5(b)に示すように、キャップねじ突部15(15a、15b、15c、15d)の下面がスロープねじ部2の下部ねじ突部6(6a、6b、6c、6d)のそれぞれ右側半分の上面に軽く接するか、あるいは接しないまま周方向に案内される。
さらに、ねじキャップBを20°程回転させると、図5(c)に示すように、キャップねじ突部15(15a、15b、15c、15d)は、上部ねじ突部4(4b、4c、4d、4a)の右側半分と下部ねじ突部6(6a、6b、6c、6d)の左側半分との間にそれぞれ案内される。
さらに、ねじキャップBを20°程回転させると、最後は、図5(d)に示すように、キャップねじ突部15(15a、15b、15c、15d)のそれぞれ左側端部が、スロープねじ部2の傾斜ねじ突部5の下部に設けられたストッパ部7(7b、7c、7d、7a)に当接することにより、回転が止められ、ねじキャップBが閉蓋終了となる。
その際に、図6(b)で示すように、ねじキャップBの密封筒部13の先端部が容器本体Aの口筒部1の上面に当接し、容器本体A内を密封する。
なお、本実施例では、密封筒部13の先端部の一部が容器本体Aの口筒部1の上面に当接するものであるが、密封筒部13の先端部の形状を口筒部1の内周に挿入されるインナーリングや口筒部1の上面に密着して変形可能に薄肉に形成されるコンタクトリングの形状としても構わない。
閉蓋時には、ねじキャップBは、密封筒部13が容器本体Aの口筒部1の上面に当接してそれより下がることはなく、キャップねじ突部15(15a、15b、15c、15d)は、スロープねじ部2の上部ねじ突部4(4b、4c、4d、4a)とストッパ部7(7b、7c、7d、7a)に当接して固定されており、ねじキャップBは、容器本体Aに対して上下動して密封が損なわれることがない。
本実施例では、スロープねじ部2の上部ねじ突部4が、傾斜ねじ突部5より角度範囲が大きく、また、キャップねじ突部15も大きいため、多くの場合、キャップねじ突部15の少なくとも一部が上部ねじ突部4の上に被さることになり、また、4箇所において均等に当接するため、ねじキャップBが斜め被りになることはない。
万が一、キャップねじ突部15全体が傾斜ねじ突部5の上に被さったとしても、キャップねじ突部15の下面が、4箇所においてそれぞれ傾斜ねじ突部5の上に均等に当接することにより、ねじキャップBが容器本体Aの口筒部1に対して常に水平に被されることになる。
そうした場合であっても、そのまま回転させることによって、図5(b)〜図5(d)の状態に、容易に進めることができ、ねじキャップBが口筒部1に対して斜め被りしてしまうことはなく、ねじキャップBを容器本体Aに対して正常に回転させ、閉蓋することができる。
また、本実施例のように、図6で示すとおり、ねじキャップBの外周壁12の下端部を容器本体Aのネックリング3に被さるくらいに長く設けることによっても、ねじキャップBの斜め被りを防止することができる。
ねじキャップBを開蓋する際には、ねじキャップBを左方向に20°程回転させると、図5(c)に示すように、キャップねじ突部15(15a、15b、15c、15d)がスロープねじ部2の上部ねじ突部4(4b、4c、4d、4a)の右側半分と下部ねじ突部6(6a、6b、6c、6d)の左側半分の間の位置に移動し、さらに20°程回転させると、図5(b)に示すように、上部ねじ突部4(4a、4b、4c、4d)との嵌合が外され、さらにわずかに回転(約10°)させるだけで、キャップねじ突部15(15a、15b、15c、15d)のそれぞれの正面から見て右側端下部が、スロープねじ部2の傾斜ねじ突部5(5a、5b、5c、5d)の傾斜する上面に当接して、ねじキャップBが上昇することにより、簡単に開蓋することができる。
本実施例では、閉蓋状態から約50°回転させることにより、ねじキャップBと容器本体Aとの螺合を解き、簡単に開蓋することができる。
次に、容器本体Aのスロープねじ部2の構成を変更した第2実施例について説明する。
以下、第1実施例と同一の構成部分には同一の符号を付し、相違点を中心に説明する。
図7に示すとおり、本実施例では、スロープねじ部2の上部ねじ突部4と傾斜ねじ突部5は第1実施例と同じであるが、下部短ねじ突部16の長さが相違する。
下部短ねじ突部16は、キャップねじ突部15とは当接していないため、左隣の上部ねじ突部4と上下に重なる位置まで長くする必要がなく、本実施例では左隣の上部ねじ突部4と重なっていない。
なお、本実施例では、下部短ねじ突部16は、ほぼ上部ねじ突部4の半分程度の長さを有しているが、さらに、下部短ねじ突部16自体をなくすことも可能である。
本実施例のように、下部短ねじ突部16と上部ねじ突部4とが重なっていないため、成形の際に、ねじ突部同士で緩衝し合うことがなく、成形が容易となるという効果を奏する。
その他の構成は、第1実施例と同様であり、作用効果も同様である。
本発明のねじ式キャップ容器は、閉蓋時に、オーバーランすることなく、少ない回転角度で安定して螺合することができ、開蓋時には、より少ない回転角度で簡単に螺合を解き、容器を開栓でき、ねじ式キャップ容器として広く利用可能である。
A 容器本体
B ねじキャップ
α 勾配高さ
β 高さ
γ 幅
1 口筒部
2 スロープねじ部
3 ネックリング
4(4a、4b、4c、4d) 上部ねじ突部
5(5a、5b、5c、5d) 傾斜ねじ突部
6(6a、6b、6c、6d) 下部ねじ突部
7(7a、7b、7c、7d) ストッパ部
10 頂壁
11 傾斜壁
12 外周壁
12a 係合面
13 密封筒部
14(14a、14b、14c、14d) アンダーカット部
15(15a、15b、15c、15d) キャップねじ突部
16(16a、16b、16c、16d) 下部短ねじ突部

Claims (3)

  1. 容器本体と、ねじキャップとからなるねじ式キャップ容器であって、
    容器本体は、口筒部外周に、ねじキャップと螺合するスロープねじ部を備え、
    スロープねじ部は、上面から見て等間隔で複数箇所に配設され、閉蓋方向に、上部ねじ突部と、上部ねじ突部の端部から連設される傾斜ねじ突部と、傾斜ねじ突部の端部から連設される下部ねじ突部とからなり、
    ねじキャップは、頂壁と、頂壁の外縁から垂設される外周壁とを備え、
    外周壁は、内周に等間隔かつ同じ高さで複数箇所に配設され、容器本体のスロープねじ部と螺合するキャップねじ突部を備え、
    複数のスロープねじ部のはじまりを、成形の際に生じるP.L(パーティングライン)から外れた位置とし、
    傾斜ねじ突部の下部にストッパ部を設けることを特徴とするねじ式キャップ容器。
  2. スロープねじ部の上部ねじ突部は、わずかな勾配を有し、勾配の高さの変量は、容器本体の口筒部の高さのバラツキ量からその3倍程度とすることを特徴とする請求項1に記載のねじ式キャップ容器。
  3. スロープねじ部は、4箇所に配設され、キャップねじ突部も同様に4箇所配設され、
    4つのスロープねじ部のはじまりを、P.Lの位置を0°としたときに、45°、135°、225°および315°あたりとすることを特徴とする請求項1または2に記載のねじ式キャップ容器。
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