JPH10250754A - 密閉容器 - Google Patents
密閉容器Info
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- JPH10250754A JPH10250754A JP9056392A JP5639297A JPH10250754A JP H10250754 A JPH10250754 A JP H10250754A JP 9056392 A JP9056392 A JP 9056392A JP 5639297 A JP5639297 A JP 5639297A JP H10250754 A JPH10250754 A JP H10250754A
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Abstract
であって、密閉状態を維持した状態で、食品,その他ペ
ースト状,粉末状のものを収納する密閉容器に関し、鋭
利な刃物等でこじ開けても、不用意に開口することのな
い密閉容器を提供することを課題とする。 【解決手段】 上面に開口部2を有する容器本体1と、
該容器本体1に嵌合可能な蓋体12とからなる合成樹脂製
の密閉容器において、前記容器本体1の上部周縁には外
周立上り片3が形成されてなるとともに前記蓋体12の周
縁部には立下り片13が形成されて、前記容器本体1への
蓋体12の嵌合時に前記外周立上り片3が前記立下り片13
の外側に位置してシール状態とされ、しかも開封時には
前記容器本体1の外周立上り片3が周方向に分断される
ことによりシール解除される構成にしてなることを特徴
とする。
Description
詳しくは、容器本体と蓋体とからなる合成樹脂製の容器
であって、密閉状態を維持した状態で、食品,その他ペ
ースト状,粉末状のものを収納する密閉容器に関する。
えば実開昭55−53757 号,実開昭56−46554 号,実開昭
58−143337号等に記載のものがある。
すように、上面に開口部2bを有する容器本体1bと、該容
器本体1bの上端部21に嵌合可能な嵌合溝22を有する蓋体
12bとからなり、該容器本体1bの上部外周面に環状の突
起23が形成されてなるとともに、該突起23が係合可能な
係合凹部24が前記蓋体12b の嵌合溝22内の内壁面に形成
され、且つ該係合凹部24が形成された嵌合溝22の内壁面
の薄肉部分がシール解除部25として形成され、該シール
解除部25より下部を切除することによって前記蓋体12b
が容器本体1bから取り外されて開封可能に構成されたも
のである。
ような従来の密閉容器は、シール解除部25より下部を切
除しない限り、開封できないような構造には一応形成さ
れているが、場合によっては、蓋体12b の端縁を鋭利な
刃物等でこじ開ければ、不用意に開口するおそれもあ
る。
めになされたもので、上記のような鋭利な刃物等でこじ
開けても、不用意に開口することのない密閉容器を提供
することを課題とする。
題を解決せんとしてなされたもので、その課題を解決す
るための手段は、上面に開口部2を有する容器本体1
と、該容器本体1に嵌合可能な蓋体12とからなる合成樹
脂製の密閉容器において、前記容器本体1の上部周縁に
は外周立上り片3が形成されてなるとともに前記蓋体12
の周縁部には立下り片13が形成されて、前記容器本体1
への蓋体12の嵌合時に前記外周立上り片3が前記立下り
片13の外側に位置してシール状態とされ、しかも開封時
には前記容器本体1の外周立上り片3が周方向に分断さ
れることによりシール解除される構成にしてなることに
ある。
2を有する容器本体1と、該容器本体1に嵌合可能な蓋
体12とからなる合成樹脂製の密閉容器において、前記容
器本体1の上部周縁には外周立上り片3と内周立上り片
4とが形成され、前記蓋体12の周縁部には前記容器本体
1の外周立上り片3と内周立上り片4間の溝部5に挿入
可能な立下り片13が形成されて、前記容器本体への蓋体
12の嵌合時に前記外周立上り片3が前記立下り片13の外
側に位置してシール状態とされ、しかも開封時には前記
容器本体1の外周立上り片3が周方向に分断されること
によりシール解除される構成にしてなることにある。
には、容器本体1の外周立上り片3が蓋体12の立下り片
13の外側に位置してシール状態とされるため、蓋体12が
容器本体1に嵌合された状態においては、蓋体12の周縁
部の立下り片13が容器本体1の外周立上り片3の内側に
位置することとなり、蓋体12の立下り片13の下端部に鋭
利な刃物等を引っかける部分がなく、従って、その鋭利
な刃物等でこじ開けても不用意に開口することもないの
である。
合には、容器本体1の外周立上り片3を周方向に分断す
ることによって、シール状態が解除され、蓋体12を容器
本体1から取り外すことが可能となるのである。
て図面に従って説明する。
2を有する有底略円筒状のポリプロピレン製の容器本体
で、該容器本体1の上部周縁には、外周立上り片3と内
周立上り片4とが形成され、且つその外周立上り片3と
内周立上り片4との間には溝部5が形成されている。
と内周立上り片4との連設部7は、薄肉状に形成されて
いる。
立上り片3の上縁3aよりも高く形成され、且つ内周立上
り片4の上縁4aは断面略円形状に膨出した形状に形成さ
れている。
内周立上り片4から分断する起点となる摘み片で、図1
及び図2に示すように外周立上り片3の所定位置に形成
されている。
と、側面略長方形状の側片10とからなる断面略L字状に
形成され、その摘み片8の側片10と内周立上り片4との
間には上記のような底面部6は形成されておらず、図4
に示すように空間部11が形成されている。
ロピレン製の蓋体で、コーナーに円弧状部を有する平面
略四角形状に形成されている。
下り片で、前記容器本体1の外周立上り片3と内周立上
り片4間の溝部5に挿入可能に形成されてなる。
面側に形成された凹部で、前記容器本体1の内周立上り
片4の上端部4aが圧入されるように、断面略円形状に形
成されている。
が容器本体1の溝部5に挿入され、且つ容器本体1の内
周立上り片4の上端部4aが蓋体12の凹部14内に圧入され
ることよって図1乃至図3のように容器本体1と蓋体12
とが嵌合状態となる。
4の上端部4aが凹部14内に圧入されていることによっ
て、容器本体1と蓋体12との嵌合状態が確実に維持され
ることとなるのである。
縁がすべて容器本体1の外周立上り片3と内周立上り片
4間の溝部5に挿入されているため、蓋体12の下端部が
外部に裸出することがない。
の溝部5との嵌合部分の近傍においては、引っ掛かりの
部分が全く存在せず、よってたとえば鋭利な刃物等を蓋
体12の立下り片13に引っ掛けて蓋体12をこじ開けようと
しても、蓋体12を容器本体1から取り外すことはできな
いのである。
合には、先ず摘み片8を把持して周方向に引張る。
面部6との連設部7が分断される。
片8の側片10との間に空間部11が形成されているため、
摘み片8の引っ張りによる分断を非常に容易に行うこと
ができるのである。
うに引き剥がして容器本体1と蓋体12とのシール状態を
解除する。
容器本体1と蓋体12とのシール状態が解除されると、蓋
体12の立下り片13の下端部13a は外部に裸出することと
なる。
端部13a を把持することが可能となり、図7に示すよう
に指15等で把持した蓋体12の立下り片13の下端部13a を
持ち上げることによって、蓋体12と容器本体1との嵌合
状態を解除しつつ、蓋体12を容器本体1から離脱させる
ことが可能となる。
端部13a を把持する際に容器本体1の外周部分が支障と
なることもなく、その下端部13a を把持して蓋体12を持
ち上げる作業を容易に行うことができるのである。
うに引き剥がすだけで、容器本体1と蓋体12とのシール
状態を解除することができるため、そのシール解除のた
めの作業が非常に容易となる。
上片9及び側片10からなる断面略L字状の摘み片8を形
成したが、分断起点部の構造としてはこのようなものに
限らず、たとえば図8に示す分断起点部16のように、線
状のものであってもよい。
と内周立上り片4との間の溝部5に蓋体12の立下り片13
が挿入されるように構成されていたが、これに限らず、
たとえば図9に示すように、内周立上り片4の外側にさ
らに立下り片17を形成することも可能である。
び蓋体12とともにポリプロピレンで構成されていたが、
容器本体1や蓋体12の素材はこれに限らずたとえばポリ
エチレンで構成されていてもよく、要は合成樹脂で構成
されていればよい。
によって蓋体12の立下り片13と容器本体1の溝部5との
係合状態を解除するためには、蓋体12は可撓性を有する
ことが好ましい。
実施形態のような平面略四角形に限定されるものではな
く、たとえば円形のような形状のものであってもよい。
が容器本体に嵌合された状態において蓋体の立下り片が
容器本体の外周立上り片の内側に位置することとなるた
め、容器本体の立下り片の下端部に鋭利な刃物等を引っ
かける部分がなく、従って、その鋭利な刃物等でこじ開
けても不用意に開口することもなく、密閉容器としての
密閉状態を確実に維持することができるという効果があ
る。
口によって異物等が混入されるのを防止できるという利
点がある。
器本体の外周立上り片を周方向に分断することによっ
て、蓋体の立下り片の下端部を裸出させて、その裸出し
た立下り片の下端部を持ち上げることで容易に行うこと
ができ、このような外周立上り片を周方向に分断すると
いう簡単な作業でシール解除を容易に行うことができる
という効果がある。
面図。
拡大端面図。
Claims (2)
- 【請求項1】 上面に開口部(2) を有する容器本体(1)
と、該容器本体(1) に嵌合可能な蓋体(12)とからなる合
成樹脂製の密閉容器において、前記容器本体(1) の上部
周縁には外周立上り片(3) が形成されてなるとともに前
記蓋体(12)の周縁部には立下り片(13)が形成されて、前
記容器本体(1) への蓋体(12)の嵌合時に前記外周立上り
片(3) が前記立下り片(13)の外側に位置してシール状態
とされ、しかも開封時には前記容器本体(1) の外周立上
り片(3) が周方向に分断されることによりシール解除さ
れる構成にしてなることを特徴とする密閉容器。 - 【請求項2】 上面に開口部(2) を有する容器本体(1)
と、該容器本体(1) に嵌合可能な蓋体(12)とからなる合
成樹脂製の密閉容器において、前記容器本体(1) の上部
周縁には外周立上り片(3) と内周立上り片(4) とが形成
され、前記蓋体(12)の周縁部には前記容器本体(1) の外
周立上り片(3) と内周立上り片(4) 間の溝部(5) に挿入
可能な立下り片(13)が形成されて、前記容器本体(1) へ
の蓋体(12)の嵌合時に前記外周立上り片(3) が前記立下
り片(13)の外側に位置してシール状態とされ、しかも開
封時には前記容器本体(1) の外周立上り片(3) が周方向
に分断されることによりシール解除される構成にしてな
ることを特徴とする密閉容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05639297A JP3156994B2 (ja) | 1997-03-11 | 1997-03-11 | 密閉容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05639297A JP3156994B2 (ja) | 1997-03-11 | 1997-03-11 | 密閉容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10250754A true JPH10250754A (ja) | 1998-09-22 |
JP3156994B2 JP3156994B2 (ja) | 2001-04-16 |
Family
ID=13025959
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05639297A Expired - Fee Related JP3156994B2 (ja) | 1997-03-11 | 1997-03-11 | 密閉容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3156994B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001080662A (ja) * | 1999-09-13 | 2001-03-27 | Sakai Yoki Kk | 水密性容器 |
JP2006219152A (ja) * | 2005-02-09 | 2006-08-24 | Shinwa Service Kk | 運搬用容器 |
WO2007119827A1 (ja) * | 2006-04-14 | 2007-10-25 | Dic Plastics, Inc. | 蓋体の係止構造および容器 |
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JP2009132414A (ja) * | 2007-11-30 | 2009-06-18 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | バージン機構付き容器 |
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS60502097A (ja) * | 1983-08-24 | 1985-12-05 | ボツク,エリツク | コンテナ−とこのコンテナ−の製造方法 |
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JPH10167312A (ja) * | 1996-12-06 | 1998-06-23 | Meita Kasei Kk | 樹脂製密封容器 |
-
1997
- 1997-03-11 JP JP05639297A patent/JP3156994B2/ja not_active Expired - Fee Related
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