JPS60502097A - コンテナ−とこのコンテナ−の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 コンテナーとこのコンテナーの製造方法本発明は環状の係止リブを有しコンテナ ーの蓋の環状係止ヘリと係合するようにした射出成型のプラスチックのコンテナ ーに関する。

この発明の目的は製造の容易な射出成型のプラスチックのコンテナーを提供する ことにあり、容易に開くことができるが、輸送中、とくにコンテナーを落とした ときにも安全にしかも封をしっかりと閉じることのできる蓋をもったコンテナー である。

この発明によるプラスチックコンテナーは、そのコンテナーのへりの部分が円形 のヒンジ線に沿ってコンテナ一本体と連結しており、ヒンジの所では壁体部の厚 さが薄くされていて、へり部分が揺動し、および／または破断されることができ るようになっていることを特徴とする。

既知の構造の場合とは逆に、このことはコンテナーの蓋が輸送中に開くことに対 してより大きな抵抗を有し、使用するときにより開きにくくなることを意味する ものではない。このコンテナーのへりは容易に道具を使うことなく揺れまがって 、閉じた位置から開く位置に変り、直立した位置では輪を形成してコンテナーの 蓋をしっかりと保持する。さらに他の利点は、この発明によるへり部分は、ヒン ジ線とある角度をなすとともにコンテナーを開くために破断されるような破断フ ラップを画成する２つの刻み線を備えることができることであり、これによって このコンテナーが最初に蓋をして使われたのちに明けられたことがあるかないか を示すことにもなる。

この発明の２つの使用分野で大きな利点を発揮する：即ちその１はいわゆる重量 梱包の場合で、取扱いの指定に反して、ごく低い高さからでも蓋を下にして落下 したときになお持ちこたえることである。このときには蓋をあけるのが困難で、 しばしば道具を必要とする。

第２の分野は小形梱包であって、この発明は意図せずに開くときに安全であり、 意図するときには容易に開けることができる構造を存し、梱包の最頂部まで積上 げても外部の装飾を整えることができる。このようなコンテナーは製造するにも 安価である。

外周の大きなコンテナーではへり部分は本発明に従ってコンテナーの半径方向の フランジの外周にヒンジ付けすることができ、フランジはコンテナーの開口部か らいくらか離れたところに設けて溝の開口部の外側壁を上向きとし、係止縁をも つ蓋のスカートを嵌め込むようにすることができる。本発明によれば外周の小さ なコンテナーでは、折曲げ可能のへり部分は、直立の閉める位置では０、コンテ ナーの壁体部と実質上同一面とすることができる。

本発明によるコンテナーの製造は射出成型によって容易である。

この発明に従う好ましい方法では、可動のへり部分はコンテナーの開口部から遠 ざかる方向に向くように下向けに折って成型し、その後成型後時間をおいて、反 対方向を向いた閉じた位置に折り上げる。この方法だとこのコンテナーは何等逆 引抜きなしに成型でき、へり部分は直立の位置で成型するときよりも大きなスナ ・ノブ玉ふちを持つことができる。しかしながら、いわゆる抜き取り防止構造を 持たせたい場合には、ヒンジ式のへり部分はたて位置で成型する必要がある。

以下に本発明を図面を参照してさらに説明する。図において、第１図から４図ま では、本発明によるコンテナーの２つの異った実施例の部分断面を示し、それぞ れへり部分を取付けた蓋のまわりで閉じた位置と折り下げた位置とを示す。

第５図は蓋を内部に収めた本発明による小形のコンテナー、第６図は第５図のコ ンテナーの軸方向の断面、第７図は第５図のコンテナーのへり部分を折り下げて 示す部分断面、 第８図は本発明によるコンテナー用の蓋の部分断面第９図は第８図の蓋をその専 用のコンテナーに取付けた図、そして 第１０図はバケットとして形成されたコンテナーの他の実施例の断面図である。

第１同と第２図はコンテナー１の１部の断面を示す。コンテナーの壁体は頂部の ところのへりふち６と、開口部からややはなれたところで、円錐形の玉ふちの形 をした放射方向のフランジとを含み、フランジは円形のヒンジ線３のところでそ の外周をへり部分２７に接続させ、ヒンジ線に沿って壁厚が薄クシである。第１ 図に示す直立の位置では、へり部分２は蓋４を保持し、蓋はへりぶち６をつかみ 、スナップ玉ふち５によってへり部分の内壁面の係止リブと係合する。蓋を取除 くときには、へり部分２を第２図の７で示される位置にヒンジ線３のまわりに下 向きに揺動させる。

もう一度蓋をするときには、へり部分を第１図中の矢印で示すように上向きに揺 動させる。

第３図と４図に示す実施例では、ヒンジ線３はへり部分９の側面に位置しており 、この面ば係止の位置では外面となっている。

そして、このコンテナーはへり部分が第３図の下向きの位置にあるので何等逆向 き引抜きなしに成型される。したがってスナップ玉ぶちを大きくすることができ 、蓋の最も効果的な係止を達成する最適な形状とすることができる。へり部分を Ｍ８を取付ける前または後に上向きに折上げ係止位置とする。この例にあっては 、蓋８は金属板製の蓋であって、へり部分上のスナップ係止リブ１０の周囲をつ かまえる外向きに曲成した係止ふちを有している。

第５°図と６図はそれぞれバケット１１の斜視図と断面図を示し、バケット１１ は内側の蓋１３とヘリ部分１２とを有している。このコンテナーを開こうとする ときには、開閉フラップ１５を外方向に下向きに押して刻み線１４を破断すると へり部分はヒンジ線１６の全周にわたって折り下げることができる。

第８図はコンテナー２２用の蓋１８の部分断面図を示し、コンテナー２２は蓋と ともに第９図の部分断面図に示されている。この蓋は第８図に示す形に成型され 、装着された位置ではそのスカート部分はコンテナのへり部分２０によって内方 向きに押圧され、蓋のスカートの曲成された係止ふち１９とコンテナーのへり部 分との間にひずみを与えられた接触をもたらす。

本発明による第１０図に示すバケットの実施例においては、ヒンジ線１６はコン テナー１１のへりふちの外周に位置しており、へり部分１２は蓋１３のスカート の曲成係止ヘリの周囲の係止リブをつかまえ、蓋１３の内面はコンテナーの壁体 の内面と同一面特表昭ＧＯ−５０２０９７（３） Ｉ 国際調査報告

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １．　コンテナーの蓋の円形の係止へりと係合する円形の係止リブを含むへり部 分を有する射出成型されたプラスチックのコンテナーであって、コンテナーのへ り部分（２，９，１２，２０）は円形のヒンジ線（３，１６，２１）に沿ってコ ンテナー（１，１１，２２）を連結しており、ヒンジ線のところでは壁の厚さが 薄くされていてへり部分が揺動し、および／または破断されることが可能にされ ていることを特徴とする射出成型プラスチックコンテナー。 ２、へり部分（２）がその表面に沿ってコンテナー（１）に蝶着されており、そ の面はへり部分が直立の係止位置ではその内面であることを特徴とする請求の範 囲第１項に記載のコンテナー。 ３、　へり部分（９，２０）がコンテナー（１）の放射方向のフランジの外周に 蝶着されており、そのフランジはコンテナーの開口部からいくらかはなれて位置 していることを特徴とする請求の範囲第１項に記載のコンテナー。 ４、蓋のへり部分（１９）は、下方に突出する内側部分と上方に突出する外側部 分を含み、それらが互に鋭角をなしていることを特徴とする請求の範囲第３項に 記載のコンテナー用の蓋。 ５、へり部分（１２）がコンテナーの壁体ｌ１）の軸心方向の延長部を形成する とともにその表面にそって壁体に蝶着されており、へり部分が直立した係止の姿 勢で−はその表面は外面であることを特徴とする請求の範囲第１項に記載のコン テナー。 ６、　へり部分（１２）はヒンジ線（１６）とある角度をなすとともに１つ以上 の破断フラップ（１５）を画成する刻み線（１４）を含むことを特徴とする請求 の範囲第１項及び第５項に記載のコンテナー。 ７、　へり部分（１２）はコンテナー（１１）の外部開口部のフランジの外周ま たは上部側縁の玉ふちのところでヒンジ線（１６）に沿ってコンテナー（１１） に蝶着されていることを特徴とする請求の範囲第１項に記載のコンテナー。 ８、　コンテナーの開口部の周囲に形成されたへり部分を有し、そのへり部分は 円形の狭幅の部分で肉厚が薄くなってコンテナーの外壁に蝶着されていて、コン テナーの蓋を保持する係止の位置からヒンジ連結部の下方に存在するコンテナー 壁体の部分に沿って折り下げられるようになっているプラスチックのコンテナー を射出成形する方法であって、そのコンテナーは、蝶着されたへり部分がヒンジ 結合部からコンテナーの開口部から遠ざかる方向に向くとともに成型の後のある 時点で上記とは反対の方向に向くような係止の位置になるように上向きに折り上 げられるような形状に成型されることを特徴とするプラスチックのコンテナーを 射出成型する方法。 ｌ