JP3702717B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真方式を利用した、複写機、プリンタ、それらの複合機等の画像形成装置に係り、特に、装置全体がきわめて有効に細分割された独立構造体からなる複数のモジュールで構成される画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、カラー複写機又はプリンタは、小型化を重視した個人向けの機種を除けば、そのカラー画像形成に伴う基本的な構成部品の増加や機能の多様化に伴う部品の増加により装置全体のサイズや重量が大きくなる傾向にある。
【0003】
このような複写機やプリンタは、一般に、画像情報に応じたトナー像を形成して記録シートに転写した後に定着する画像形成部と、記録シートを収容して前記画像形成部に送り出すシート供給部と、画像形成部で定着された後の記録シートを機外に排出するシート排出部とが1つの筐体に収納されて一体化された構成になっていることが多く、さらに複写機の場合には原稿の画像を読み取る原稿読取部がその筐体に収納されて一体化された構成になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しなしながら、このように画像形成部、シート供給部及び排出部、さらには原稿読取部が1つの筐体に収納されて一体化された複写機、プリンタ等の画像形成装置にあっては、次のような技術的課題がある。
【0005】
まず、1つの大きな筐体からなる画像形成装置であるため、その梱包が大掛かりなものとなるうえ重量もかさみ取り扱いにくいという課題がある。しかも、その装置の納入運搬時や設置場所変更に伴う移動時に際してエレベ−タや部屋の出入り口等のような狭い場所があると、通過しにくかったり場合によっては運搬や移動ができないことがあり、運搬移動の作業時に不便なことが多いという課題がある。
【0006】
また、駆動系部品やシート搬送路のような動作音を発する構成部品が1つの筐体内にすべて収納されていることから、各動作音が共振して増幅されたり装置外へ漏れやすくなり、画像形成時には大きな騒音が発生するという課題がある。
【0007】
また、前記した各構成部が1つの筐体内にすべて収納されていることから、記録シートの搬送経路がS字状やU字状等のように複雑又は急激に曲がりくねった構成になることが多く、このため、紙詰まりや搬送音が発生しやすくなったり、その詰まった紙を除去しにくいという課題がある。他の各構成部品も互いに近接した状態で配設されていることから、そのメンテナンス作業や交換作業等がしにくいという課題ある。
【0008】
さらに、画像形成プロセスの高速化に伴い、使用する記録シートの枚数も多量に必要となってくるが、その筐体内にすでにあるシート供給部を多量の記録シートを収容できるように大容量化することは難しく、また、大容量トレイ等を装置本体に後付けで増設して対応した場合には装置設置スペースの増加につながってしまい、結局のところ適切な対応ができないという課題がある。
【0009】
また、互いの部品が筐体内で近接した状態で配設されているため、制御回路基板等の電子機器等から発せられる電磁波が他の部品に悪影響を及ぼす可能性があり、ひいては画質の低下を誘発するおそれがある。また、その電磁波が装置周辺にある他の電子機器の誤動作等を誘発させるおそれもある。
【0010】
ちなみに、従来においても、原稿画像を読み取る手段を有するスキャナモジュールと、画像データを記録媒体上に永久可視像として形成して出力する手段を有するプリンタモジュールと、そのスキャナモジュール及びプリンタモジュールを同期させて動作させるように制御する手段を有するシステム制御モジュールとを備えた複写システムが提案されている(特開平6−276334号公報)。
【0011】
しかし、この複写システムは、上記3つの基本モジュールとテーブル(或いは選択多段給紙装置)を組み合せる場合、それらを縦に組み合せることが良いとするものであるため(段落0024の記載や図20など参照)、高さ方向へのサイズ増加が避けられないという課題がある。また、プリントモジュールは、1段の給紙装置を含め、定着後の記録シートを装置外へ排出するまでの機能が備わったものであるため(図8など参照)、大型なものとなりやすく、また、1つの筐体内に多くの各構成部品が近接した状態で配設されていることにより各構成部品の保守点検や交換作業などが依然として行いにくいという課題がある。しかも、そのプリントモジュールは、動作音の発生源となる駆動系やシート搬送路も1つの筐体に収納されているため前述したような騒音の課題もある。
【0012】
従って、本発明の目的は、以上のような各課題を解消することが可能な画像形成装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成し得る本発明の画像形成装置は、画像情報に応じたトナー像を形成して記録シートに転写する作像転写手段とその作像転写手段で記録シートに転写されたトナー像を定着する定着手段とその作像転写手段及び定着手段を通過するように記録シートを搬送するシート搬送路とが少なくとも配設された独立構造体からなる画像出力モジュールと、この画像出力モジュールに供給する記録シートを収容するシート収容手段とそのシート収容手段に収容されている記録シートを画像出力モジュールに送り出すシート送出路とが少なくとも配設された独立構造体からなるシート供給モジュールと、前記画像出力モジュールの定着手段を通過した後の記録シートを搬送して装置外に排出するシート排出路が少なくとも配設された独立構造体からなるシート排出モジュールとを備え、かつ、前記画像出力モジュールの左右両側の一方に前記シート供給モジュールを接続配置し、その他方に前記シート排出モジュールを接続配置して一体化させた状態で使用するように構成したものである。
【0014】
この画像形成装置によれば、画像出力モジュールからシート供給モジュールが分割されていることに加えてシート排出モジュールも分割された構成になっているため、画像出力モジュールが非常にコンパクトなものとなる。特に、シート搬出モジュールという独立構造体を採用しているため、シート排出口の位置の設定自由度が広がり、また、独立した空間スペースを確保することができるため、定着後の記録シートに発生するカールを解消するための機構を配設したり、それまで画像出力モジュール側に配設していた構成部品の一部を配設することが容易にできる。また、シート供給モジュール、画像出力モジュール及びシート排出モジュールに駆動系部品やシート搬送経路をそれぞれ分散させて配設することができるため、騒音発生源の分散化が可能となる。さらに、シート搬送経路を上述のように3つの各モジュールに分散させて配設することができるため、複雑に曲がりくねった搬送経路を少なくすることができる。その他、シート供給モジュールが独立構造体となっているため、画像形成装置が高速機になった場合であっても、大量の記録シートを収容して供給することが可能なシート供給部を容易に実現することができる。
【0015】
また、この画像形成装置においては、上記3つの基本モジュールに加えて、前記シート供給モジュールの後方側に電源部品及び電子機器が少なくとも配設された独立構造体からなる電気関連モジュールを接続配置するとともに、前記画像出力モジュールの後方側に装置内で発生する不要物を吸引して捕集する吸気捕集手段が少なくとも配設された独立構造体からなる環境保全モジュールを接続配置するように構成することが望ましい。
【0016】
このような電気関連モジュール及び環境保全モジュールを付加した場合には、電気関連モジュールにおいて電源部品、電子機器等から発生する電磁波が他の部品に影響を及ぼすこと(周辺の電子機器への悪影響も含む)を抑えることができ、また、環境保全モジュールにおいて吸気捕集手段の吸気動作用の駆動系部品を画像出力モジュール等から離して分散させた状態で配設することができたり、不要物(オゾン、粉塵など)を補修する部品(フィルターなど)の点検や回収等の作業を集約させた状態で実施することができる。そして、モジュール間の接続時や分離時において配線作業の工数が多い電気関連モジュールをメンテナンス作業や故障によるアクセスの比較的少ないシート供給モジュールの後方側に配する一方、モジュール間の接続時や分離時において必要な作業工数が少ない環境保全モジュールをメンテナンス作業や故障によるアクセスの比較的多い画像出力モジュールの後方側に配したので、画像出力モジュールのメンテナンス作業や故障時のアクセスや作業を容易にかつ効率よく行うことができる。
【0017】
さらに、上記3つの基本モジュールを備えた(第1の)画像形成装置又はその基本モジュールに加えて上記2つの付加モジュールを備えた(第2の)画像形成装置においては、前記シート排出モジュールの後方側に他のモジュールが接続配置されない空間スペースを形成するように構成することが望ましい。この場合には、前記シート排出モジュール又は前記シート排出モジュール及び環境保全モジュールの前記空間スペースに面する近傍部分に、保守管理(メンテナンス)作業を要する保守管理部品を配設するとともに保守点検作業用の開閉扉を配設するとよい。
【0018】
このような空間スペースを形成するように構成した場合には、その空間スペースをメンテナンスや部品交換等の作業スペースとして利用することが可能となる。そして、その空間スペースに面する所定のモジュール部分に保守管理部品を配設して保守点検作業用の開閉扉を配設すれば、その保守管理部品の点検や交換作業等を容易にかつ効率よく行うことができる。
【0019】
また、上記第1又は第2の画像形成装置においては、前記シート供給モジュール及びシート排出モジュールに高さ調整機構を設けることが望ましい。
【0020】
このような高さ調整機構を設けた場合には、画像出力モジュールを基準としてシート供給モジュール及びシート排出モジュールの高さを合わせることが可能となり、特に各モジュール間におけるシート搬送経路どうしを正確に合致させて接続することが可能となる。
【0021】
さらに、上記第1又は第2の画像形成装置においては、前記シート供給モジュールのシート送出路と前記画像出力モジュールのシート搬送路との接続部及び前記画像出力モジュールのシート搬送路と前記シート排出モジュールのシート排出路との接続部に、装置前面側から開閉操作可能なシートガイド部材を設けることが望ましい。
【0022】
このような開閉操作可能なシートガイド部材を設けた場合には、各モジュール間にあるシート搬送経路の接続部内でシート詰まりが発生しても、装置前面側からアクセスしてシート搬送経路を開放することができるため、その詰まったシートを容易に除去することができる。
【0023】
また、上記第1又は第2の画像形成装置においては、前記シート供給モジュールの上部に、原稿の画像を読み取る読取手段が配設された独立構造体からなる画像読取モジュールを設置する設置スペースを設けるとともに、その画像読取モジュールを設置しない場合に前記設置スペースの空間を埋め合わせる空間埋合わせ用筐体を設置するように構成することが望ましい。
【0024】
このような設置スペースを設けるとともに空間埋合わせ用筐体を設置することにより、画像形成装置を複写機として構成する場合には、画像読取モジュールをシート供給モジュールの上部に有効にかつ体裁よく配分設置することができ、また、画像形成装置をプリンタとして構成する場合には、その画像読取モジュールを取り除いた後の空いた設置スペースを空間埋合わせ用筐体により埋め合わせて外観上の美観を保持することができるとともにその筐体上面を作業台として利用することができる。
【0025】
さらに、上記第1又は第2の画像形成装置においては、前記画像出力モジュールの作像転写手段が、例えば、複数の作像ユニットと、この作像ユニットの下方側に配設される中間転写体手段と、この中間転写体手段の最下位部に配設される二次転写手段とを具備しているものである。
【0026】
このような構成の作像転写手段を有する画像出力モジュールは、そのモジュール自体における高さ方向のサイズが大きくなりやすいが、上述したように装置全体を基本モジュールや付加モジュールにそれぞれ有効な単位で分割して構成したことにより、画像出力モジュール自体の高さ方向のサイズを簡単に抑制することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
[実施の形態1]
図1〜図7は、本発明の一実施形態に係るカラー画像形成装置を示すものであり、図1はその外観正面図、図2はその外観上面図、図3はその外観背面図、図4はその外観左側面図、図5はその外観右側面図、図6はその正面側からみた内部概要図、図7はその背面側からみた内部概要図である。
【0028】
このカラー画像形成装置は、画像出力モジュール100、シート供給モジュール200及びシート排出モジュール300という3つの独立構造体からなる基本モジュールと、電気関連モジュール400及び環境保全モジュール500という2つの独立構造体からなる付加モジュールとでその主要部が構成されている。しかも、この画像形成装置は、画像出力モジュール100を中心にして、その左側にシート供給モジュール200を接続配置するとともにその右側にシート排出モジュール300を接続配置し、さらに、そのように接続配置した基本モジュールにおけるシート供給モジュール200の後方側に独立構造体からなる電気関連モジュール400を接続配置するとともに、その画像出力モジュール100の後方側に独立構造体からなる環境保全モジュール500を接続配置して使用するようになっている。なお、この画像形成装置は、シート排出モジュール300の後方側には、他のモジュールが何も接続配置されない空間スペース10が形成されるようになっている。図中の20は床面、30は各モジュールの底部に取り付けられたキャスターを示す。
【0029】
また、このカラー画像形成装置においては、図8に示すようにシート供給モジュール200の左側上部に他のモジュールを設置するための設置スペース202を設け、画像形成装置を複写機として使用する場合にはその設置スペース202に原稿読取モジュール600を設置し、またプリンタとして使用する場合には設置スペース202に空間埋合わせ用筐体としてのカバー700を設置するようになっている。
【0030】
そして、上記した各モジュールはそれぞれ以下のような構成になっている。
【0031】
まず、画像出力モジュール100は、その筐体101(支持フレームや外装パネル等で箱状に形成された構造部分。以下の他の筐体も同様とする)内に、画像情報に応じたトナー像を形成して記録シートPに転写する作像転写手段として、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の4色のトナー像を電子写真方式により形成する4つの作像ユニット110Y、110M、110C、110Kとこの4つの作像ユニット110Y、110M、110C、110Kの下方に配置され、各作像ユニットで形成されたトナー像を転写して記録シートPと合流する二次転写部まで搬送するベルト方式の中間転写ユニット120とが配設されている。また、その筐体101内には、上記作像転写手段で記録シートPに転写されたトナー像を定着する定着手段としてベルトニップ方式の熱定着ユニット130が配設され、さらに、上記作像転写手段(この例では中間転写ユニットの二次転写部)と定着手段を通過するように記録シートPを搬送するシート搬送路140とが配設されている。
【0032】
上記作像ユニット110Y、110M、110C、110Kは、筐体101の内部に水平方向にそって一定の間隔をあけた並列状態で配設されており、そのいずれも同様の構成からなるものであり、大別して、矢印方向に所定の速度で回転する像担持体としての感光体ドラム112と、この感光体ドラム112の表面を一様に帯電する帯電手段としてのスコロトロン113と、このスコロトロン113にて帯電された感光体ドラム112の表面に画像情報に対応した光像を露光して静電潜像を形成する画像露光手段としてのROS(Raster Output Scanner)114と、このROS114にて形成された感光体ドラム112上の静電潜像を所定の色のトナーを供給して現像する現像装置115と、転写工程後において感光体ドラム112上に残留した未転写トナーを除去して回収するクリーニング装置116とで構成されている。
【0033】
これら作像ユニット110におけるROS114は、そのいずれも半導体レーザから画像情報(各色ごとに階調された階調情報)に応じて変調されたレーザ光が出射され、そのレーザ光が回転多面鏡、複数の光学系部品を介して偏向走査され感光体ドラム112上に走査露光されるようになっている。また、現像装置115は、トナーとキャリアからなる二成分現像剤を使用する二成分現像装置であり、筐体101の上部に突出形成された現像剤ボックス150内に着脱自在に装着される各色(Y,M,C,K)の現像剤収容カートリッジ151から図示しない現像剤補給装置を介して各色の二成分現像剤がそれぞれ補給されるようになっており、また、各現像装置115内において使用済となった古い使用済二成分現像剤(トナー及びキャリア)をあふれ出させて後述する現像剤回収ボックスへ搬送して回収する(いわゆるトリックル現像を採用する)ようになっている。さらに、クリーニング装置116は、クリーニングブレードや回転ブラシ等にて構成されており、感光体ドラム112から除去回収した回収現像剤(トナー)を上記した現像剤回収ボックスへ同様に回収するようになっている。
【0034】
上記中間転写ユニット120は、転写されるトナー(像)を担持して搬送する中間転写ベルト122が、駆動ロール123とテンションロール124とステアリングロール125とバックアップロール126とアイドルロール127との間に全体が逆三角形をなすような形態で一定のテンションでもって掛け回されているとともに、その駆動ロール123とテンションロール124との間で前記各作像ユニット110における感光体ドラム112(の一次転写部)と接するような状態で配置され、矢印方向に一定速度で回転するようになっている。そして、中間転写ベルト122と各作像ユニットの感光体ドラム112が対向する位置には、ベルト122をドラム112側に当接させるように回転する一次転写装置としての一次転写ロール121が設置されている。また、転写ベルト122のバックアップロール126の反対側となる位置には、二次転写装置としての二次転写ロール128が配設されている。
【0035】
上記熱定着ユニット130は、加熱ロール131とこの加熱ロール131の一部に所定の幅をもって当接するような状態で複数のロールに掛け回されて自由回転するニップ用ベルト132とが配設されたものであり、その加熱ロール131とニップ用ベルト132の間(ベルトニップ部)に二次転写後の記録シートPを通過させるようになっている。また、定着ユニット130はシート出入り口を除いてその全体がほぼ断熱カバーで覆われている。
【0036】
上記シート搬送路140は、シート供給モジュール200から供給される記録シートPを中間転写ユニット120の二次転写部まで搬送するシート供給路141と、その二次転写部から転写後の記録シートPを熱定着ユニット130まで搬送するシート受渡し路142と、熱定着ユニット130を通過した後の記録シートPをシート排出モジュール300に送り出すシート繰出し路143から構成されている。このうちシート供給路141は、複数のロール対144と各ロール対144の間に介在するように上下に間隔をあけて対向配設される複数のシートガイド部材145とで構成されている(図10参照)。ロール対144のうち二次転写部の直前にあるロール対144aは、記録シートPを所定のタイミングで二次転写部に送り出すためのレジストロールになっている。また、シート受渡し路142は、二次転写後の記録シートPを搬送ベルトの表面に吸引により吸着させて搬送する2連のシート吸引搬送ベルト装置145a、145bで構成されている。さらに、シート繰出し路143はロール対146とシートガイド部材147とで構成されている(図11参照)。
【0037】
この実施の形態では、両面画像形成を行う際のシート搬送路としてシート両面搬送路160が設けられている。このシート両面搬送路160は、定着後の記録シートPを両面搬送路側にむけて送り出すシート両面送出路161と、その記録シートPの表裏面を反転させるシート反転路162と、反転された後の記録シートPをシート供給路側に再送するシート再送路163とで構成されている。上記シート繰出し路143の途上には、シート搬送路の進路を切り替える搬送路切替え爪164が配設されており、この搬送路切替え爪164の切換え動作により、定着後の記録シートPがシート両面送出路161側に搬送されるようになっている。また、シート両面搬送路160を構成する上記各搬送路161、162、163はいずれも、複数の搬送ロール対165とその各搬送ロール対165の間に介在するようにして上下又は左右に対向して配設されるシートガイド部材166とで構成されている(図6、10、11参照)。
【0038】
また、画像出力モジュール100の筐体101の正面側には、図2に示すように、左右に2枚のフロントドア103、104が点線矢印に示すような状態で開閉できるように取り付けられており、このフロントドア103、104の開放により、筐体101の内部に配設された作像ユニット110、中間転写ユニット120、シート搬送路140等の構成部品のメンテンナンス作業や詰まったシートの除去作業等を容易に行えるようになっている。
【0039】
次に、シート供給モジュール200は、その筐体201内に、画像形成に使用する各種(サイズ、種類など)の記録シートPを収容するシート収容手段として、2つの小容量トレイ210a、210bと1つの大容量トレイ220が配設されているとともに、その各トレイ210、220に収容されている記録シートPを画像出力モジュール100に送り出すシート送出路として、小容量トレイ用の第1送出路230と大容量トレイ用の第2送出路240とが配設されている。また、その筐体201の上部右側は、画像出力モジュール100の筐体101の上面と合致する平面高さとなるように設定されており、その筐体上平面201aの後方側には画像形成動作の条件設定等を行うための表示画面や操作ボタン、キーが配設されたユーザーインターフェイス250を取り付けている。さらに、このシート供給モジュール200には、その筐体201の右下部に、前記したシート両面搬送路160におけるシート再送路163の一部が配設されている。
【0040】
小容量トレイ210と大容量トレイ220は、いずれも筐体201の正面側に引き出し可能な構造になっており(図2参照)、筐体201の正面側から各トレイへ記録シートPの補給作業を行うことができるようになっている。第1送出路230は、各トレイ210a、210bに収容されている記録シートPをトレイ左端側に配設されたフィードロール231によって送り出し、その送り出された記録シートPを筐体201の上部側を通過させるような経路でシート送り出し口まで複数の搬送ロール対232とシートガイド部材233によって搬送するようになっている。一方、第2送出路240は、大容量トレイ220に収容されている記録シートPをトレイ右端側に配設されたフィードロール241によって送りだし、その送り出された記録シートPを第1送出路230の途中(搬送ロール対232aの直前)で合流させて搬送するようになっている。そして、シート再送路163の終端路167は、両面画像形成時に反転されて再送されてくる記録シートPを第1送出路の途中(搬送ロール対232aの直前)で合流させて再び画像出力モジュール100にむけて送り出すようになっている。
【0041】
このシート供給モジュール200におけるシート搬送路に関しては、図10に示すように、第1搬送路230の終端部(搬送ロール対232aより下流部分、即ち搬送ロール対232a,232b及びシートガイド部材233)230aが、モジュール接続時には水平となって筐体201の側面から突出した状態となり、モジュール非接続時には筐体内側にある支点(ヒンジ)を中心に一体となって筐体内部側に持ち上げられるように搖動して収容される構造になっている。しかも、その第1搬送路の終端部230aは、モジュール接続時においてシート詰まりが発生した場合、その上部側シートガイド部材233aのみが筐体背面側にある支点を中心にして上方に持ち上げられるように搖動され、シート搬送路230を開放状態にできるようになっている(図10b)。また、シート再送路163の画像出力モジュール100との接続部におけるシートガイド部材166は、筐体201から少し突出した状態になっており(図10a)、また、その接続部においてシート詰まりが発生した際に、その上部側シートガイド部材166aのみが筐体背面側にある支点を中心にして上方に持ち上げられるように搖動され、シート搬送路163を開放状態にできるようになっている(図10b)。
【0042】
また、このシート供給モジュール200は、前述したように、その筐体201の左側上部に内側下方に窪んだ形状からなる設置スペース202が形成されており、その設置スペース202上には画像読取モジュール600又は空間埋合わせ用のカバー700が設置されるようになっている。図9aにおいて符号660は、画像読取モジュール600のプラテンガラス610に原稿の表裏両面を自動的に順次搬送して原稿の両面画像の読取を行うことができる両面自動原稿送り装置(DADF)である。
【0043】
さらに、シート供給モジュール200の筐体201の正面右側には、図2に示すように、1枚のフロントドア203が点線矢印に示すような状態で開閉できるように取り付けられており、このフロントドア203の開放により、筐体201内に配設された各シート搬送路230、240、163のメンテナンス作業や詰まったシートの除去作業を容易に行えるようになっている。また、この筐体201の左側面部にも、図2に示すように、小容量トレイ210のシートフィード側に近い第1搬送路230に面して、1枚のサイドドア204が点線矢印に示すような状態で開閉できるように取り付けられており、このサイドドア204の開放により、筐体201内に配設された第1搬送路230の一部のメンテナンス作業や詰まったシートの除去作業を容易に行えるようになっている。
【0044】
上記画像読取モジュール600は、図6に示すように、その筐体601の上部にあるプラテンガラス610上に載置された図示しない原稿を光源620によって照明し、原稿からの反射光像を、複数のミラー及び結像レンズからなる縮小光学系630を介してCCD等からなる画像読取素子640上に投影する画像読取手段が配設されており、最終的に画像読取素子640によって原稿の色材反射光像を所定のドット密度で読み取るようになっている。図中の650はプラテンカバーである。また、この画像読取手段により読み取られた画像情報(信号)は、後述する電気関連モジュール500内に配設された後述する画像処理装置(IPS)に送られるようになっている。さらに、この画像読取モジュール600の代えて設置スペース202に設置する空間埋合わせ用のカバー700は、その設置スペース202の空間を埋め合わせることができる程度の外観サイズからなる中空筐体で構成されたものであり、その上面はシート供給モジュールの筐体201の前記した右上平面201aと同一の高さとなる平面にて形成されている。
【0045】
次に、シート排出モジュール300は、図6に示すように、その筐体301内に、画像出力モジュール100から送り出された定着後の記録シートPを装置外に排出するシート排出路310が配設されており、また、そのシート排出路310の途上には記録シートPに発生したカールを消失させるためのデカール機構320が配設されているとともに、前述した画像出力モジュール100側にある現像装置115からの使用済現像剤やクリーニング装置116からの回収現像剤をそれぞれ回収する現像剤回収ボックス330が配設されている。さらに、このシート排出モジュール300には、その筐体301の底部から右側部にかけて、前記したシート両面搬送路160におけるシート反転路162が配設されている。
【0046】
シート排出路310は、複数の搬送ロール311とシートガイド部材312とで構成されている(図11参照)。その最終段の搬送ロールによって送り出された記録シートPは、筐体301の外側に突出するように取り付けられた排出トレイ340上に排出されて積載収容されるようになっている。デカール機構320は、ロールやベルトを適宜組み合せて、搬送される記録シートPにカール方向とは反対方向の折り曲げ応力を付与するように構成した2種(折り曲げ応力を付与する方向が相反するタイプ)のデカール搬送路321、322を併設したものであり、例えば、形成する画像の像密度や環境条件(温度、湿度)を検知した情報に基づいて定着後の記録シートに発生しているカール方向を想定し、そのカールを解消する折り曲げ応力を付与する側のデカール搬送路321(322)に振り分けて当該記録シートを送りこむようにして使用するようになっている(図6参照)。現像剤回収ボックス330は、画像出力モジュール100から伸びる図示しない現像剤回収搬送パイプと接続される構造になっている。
【0047】
また、このシート排出モジュール300におけるシート搬送路に関しては、図11に示すように、シート排出路310の始端部(搬送ロール311a及びシートガイド部材312aからなる構造部分)310aが、モジュール接続時には左斜め下方にむけて筐体301の側面から突出した状態となり、モジュール非接続時には筐体内側にある支点(ヒンジ)を中心に一体となって筐体内部側に引き込まれるように搖動して収容される構造になっている。しかも、そのシート排出路310の始端部310aは、モジュール接続時においてシート詰まりが発生した場合、その下部側シートガイド部材312bのみが前記した同じ支点を中心にして下方に垂れ下がるように搖動され、シート排出路310を開放状態にできるようになっている(図11b)。また、シート反転路162の画像出力モジュール100との接続部における上部側始端部(上部搬送ロール165と上部シートガイド部材166aからなる構造部分)162aは、筐体301から少し突出した状態になっており(図11a)、また、そのモジュール接続部においてシート詰まりが発生した際に、その上部側始端部162aのみが筐体内側にある支点を中心にして上方に持ち上げられるように搖動され、シート反転路162を開放状態にできるようになっている(図11b)。
【0048】
さらに、シート排出モジュール300の筐体301の正面側には、図2に示すように、1枚のフロントドア303が点線矢印に示すような状態で開閉できるように取り付けられており、このフロントドア303の開放により、筐体301内に配設された各シート排出路310やデカール機構320やシート反転路162のメンテナンス作業や詰まったシートの除去作業を容易に行えるようになっている。また、この筐体301の背面側には、図3や図5に示すように、一枚のリアパネル304が点線矢印に示すような状態で開閉できるように取り付けられており、このリアパネル304の開放により、前記した現像剤回収ボックス330を容易に取り出せるようになっている。
【0049】
次に、電気関連モジュール400は、図7に示すように、その筐体401内に、電源部品として、後述する主電源からの電源を所定の電圧に変圧して配送する変圧分配器410が配設されているとともに、電子機器として、画像処理装置420を構成する複数枚の各種回路基板(シェーディング補正、明度/色空間変換、ガンマ補正、枠消し、色/移動編集等の画像処理を行う回路基板)421をマザ−ボード422に差しこんだ回路基板ユニット430やハードディスクユニット440が配設されている。回路基板ユニット430は、スライドガイドレール433に支持されており、筐体401の背面パネルを取り外した後に、その背面側に対して引き出せる構造になっている。また、筐体401内には、画像処理装置420を構成する一部として、ネットワーク等の通信回線を介して外部機器からの外部画像情報を取り込む外部入出力機器450が配設されている。この外部入出力機器450には筐体401の側面部に露出するように取り付けられた接続ターミナル520aに通信接続ケーブル50が接続されるようになっている(図参照)。
【0050】
次に、環境保全モジュール500は、図7や図12に示すように、その筐体501内に、画像出力モジュール100で主に発生する不要物(オゾン、粉塵、熱気など)を吸引して捕集する吸気捕集手段として、吸気ファン512及びフィルター513が内臓された4つの吸気捕集ダクト510a〜510dとその4つの吸気捕集ダクト510a〜510dを通過して排出される排気を共有ダクト520に集め、その排気中に残存する不要物を捕集するフィルター532が内臓された集約ダクト530が配設されている。また、この筐体501内には、上記吸気捕集手段が存在しない空きスペースに、電力を取り込む主電源550が配設されている。
【0051】
吸気捕集ダクト510は、いずれも吸気ファン512及びフィルター513が内臓されているとともに共有ダクト520と接続されているダクト本体511aと、このダクト本体511aの上部に開閉可能に取り付けられるダクト蓋体511bと、このダクト蓋体511bから画像出力モジュール100側の接続用ダクト170と接続される接続用ダクト511cとで構成されている。画像出力モジュール100側の接続用ダクト170は、2つのダクト171、172に分岐されており、その一方の分岐ダクト171は作像ユニット110のスコロトロン113に接続され、他方の分岐ダクト172は現像装置115(の現像領域付近)に接続されている。接続用ダクト511cと画像出力モジュール100側の接続用ダクト170とは、フレキシブルなパイプ部材540を介して連結されるようになっている。また、集約ダクト530は、フィルター532を通過して排出される排気を装置(筐体501)の底面に開設した排気口530aから排出するようにしている。しかも、この集約ダクト530には、熱定着ユニット130にて発生する高熱を排気するための排熱用ダクト535が接続されている。排熱用ダクト535は、画像出力モジュール100側において熱定着ユニット130に接続された吸気ファン174が内臓された吸気ダクト175と接続されるようになっている。排熱用ダクト535と吸気ダクト175との接続は、断熱及びシール処理された接続用ダクト542にて行われる。
【0052】
この環境保全モジュール500の筐体501の上面は、取り外し可能な上蓋502として構成されている(図7、図12)。この上蓋502を取り外すことにより、吸気捕集ダクト510のメンテナンス作業やフィルター513の交換作業を容易に行えるようになっている。また、その筐体501の右側面には、図5や図7に示すように取り外し可能な開閉パネル533が設けられている。この開閉パネル533を取り外すことにより、集約ダクト530のメンテナンス作業やフィルター532の交換作業を容易に行えるようになっている。
【0053】
図13は、各モジュール間における電源配線系(実線)、画像信号配線系(一点鎖線)、制御信号配線系(点線)等の構成を示す説明図である。
【0054】
まず、いずれの配線系も各モジュール間を所定の接続線によりコネクタ(図中の小さな矩形で示した部品)70を介して接続し合う構成になっている。このコネクタ70を介しての配線接続は、各モジュールどうしの接続作業時に行う。
【0055】
そして、各モジュール(環境保全モジュールを除く)には各駆動系部品の動作を制御するドライバユニットがそれぞれ配置されており、具体的には、画像出力モジュール100には作像ユニット110や中間転写ユニット120やシート搬送路140等の駆動モータMや発光源などを制御対象とするドライバユニット106が、シート供給モジュール200にはシート送出路230、240等の駆動モータMなどを制御対象とするドライバユニット206が、シート排出モジュール300にはシート排出路310やデカール機構320等の駆動モータMなどを制御対象とするドライバユニット306が、原稿読取モジュール600には原稿読取手段の駆動モータMや発光源などを制御対象とするドライバユニット606がそれぞれ配置されている。ちなみに、環境保全モジュール500における吸気捕集手段510の駆動モータMなどを制御対象とするドライバユニット50は、画像出力モジュール100のドライバユニット106に含まれている。これらの各ドライバユニットは、いずれも画像出力モジュール100内に設置された中央制御コントローラ60にそれぞれ配線(点線)により接続されており、また、この中央制御コントローラ60はユーザインターフェイス250とも接続されている。
【0056】
また、この画像形成装置では、電気関連モジュール400に画像処理装置420が配設されているため、原稿読取モジュール600で読み取られた画像情報は接続配線(一点鎖線)を通して電気関連モジュール400に送信され、その画像処理装置420で所定の処理が行われた画像信号は接続配線(一点鎖線)を通して画像出力モジュール100に送信され、4つのROS114を駆動するための信号処理を行う信号処理ユニット107に取り込まれるようになっている。外部入出力機器450から取り込まれる外部の画像情報も電気関連モジュール400の画像処理装置420に送信される。
【0057】
さらに、環境保全モジュール500に配設された主電源550に外部コンセントから電源コード551を介して電力(例えば200V)が入力されると、その主電源550から変圧分配機器560を介して所定の電力が画像出力モジュール100及びシート排出モジュール300にそれぞれ分配されるとともに、主電源550から電気関連モジュール400に配分される。電気関連モジュール400に分配された電力は、変圧分配機器410を介してシート供給モジュール200と原稿読取モジュール600にそれぞれ分配されるようになっている。このようにして分配された電力により、各モジュールにおける駆動系やドライバユニットが作動するようになっている。
【0058】
図14は、シート供給モジュール200とシート排出モジュール300に設けた高さ調整機構としての高さ調整機能付キャスター30aである。この高さ調整機能付キャスター30aは、車輪31を回転可能に軸支するブラケット32にボルト状の支柱33が取り付けられた構造からなるものであり、そのボルト状支柱33を各筐体201、301のキャスター取付け用ネジ穴に対して所定量だけ(ナット状頭部33a)回して高さ方向の位置を調整し、最後に締め付け用ナット34を締め付けることによりボルト状支柱33の高さ位置を固定するようになっている。ブラケット32はボルト状支柱33に対して回転可能な構造である。このような高さ調整機能付キャスター30aにより、シート供給モジュール200とシート排出モジュール300の高さを、基準となる画像出力モジュール100の高さに合わせるための調整ができるようになっている。
【0059】
図15は、基本モジュールである画像出力モジュール100、シート供給モジュール200及びシート排出モジュール300どうしの連結固定手段を示すものである。この実施の形態では、シート供給モジュール200とシート排出モジュール300を画像出力モジュール100に対して正確な位置関係で接続させるため、そのシート供給モジュール200及び排出モジュール300の画像形成モジュール100との接続面となる正面側及び後方側に連結用の位置決めピン205、305を設け、その一方で、画像出力モジュール100の上記両モジュールとの接続面に前記位置決めピン205、305が対応して差し込まれるピン孔を設けている。そして、その位置決めピンをピン孔に差し入れた後に、隣り合うモジュールどうしを固定するため連結固定用ブラケット80を用いて固定するようになっている。連結固定用ブラッケトは、固定ねじ81などにより各モジュールの筐体部分に螺合すうことにより固定される。
【0060】
以上のような構成からなる各モジュールは、それぞれ個別に製造されるとともに個別に梱包されて運搬され、画像形成装置の設置場所において前述したような位置関係(図1〜図3)となるように互いに接続配置されて一体化することにより、最終的な画像形成装置として完成及び機能するようになっている。
【0061】
ここで、このような各モジュールから構成される画像形成装置は、その各モジュールが細分割化されていずれもコンパクトな構造体であるため、モジュールごとの単位重量が分散されて軽量化され、また、その運搬時や移動時においてエレベータや部屋の出入り口等のような狭い場所があっても比較的容易に通過することができるようになり、この結果、その運搬時や移動時における作業性が良好なものである。
【0062】
して、各モジュールの接続配置による画像形成装置の組立ては、例えば、次のような手順で行われる。
【0063】
まず、画像出力モジュール100を設置場所に置き、その水平状態を調整して位置を固定する。続いて、その画像出力モジュール100の左側にシート供給モジュール200を接続配置し、その右側にシート排出モジュール300を接続配置するが、この際、各モジュール間の配線をコネクタ70を介して接続した後、高さ調整機能付キャスター30aによりシート供給モジュール200及びシート排出モジュール300の高さを調整し、その各モジュール200、300の位置決めピン205、305が画像出力モジュール100のピン孔と合致するようにする。その高さ調整後に、各位置決めピン205、305を対応するピン孔に差しこむようにして、シート供給モジュール200及びシート排出モジュール300をそれぞれ画像出力モジュール100に接続する。
【0064】
この各位置決めピン205、305が対応するピン孔に差しこまれることにより、各モジュール間のシート搬送経路どうしが合致して接続される。すなわち、シート供給モジュール200側の第1搬送路の終端部230aとシート再送路の終端部167が、画像出力モジュール100側のシート供給路141の始端部とシート再送路163の終端部とそれぞれ正確に対向して結合するように接続される。一方、シート排出モジュール300側のシート排出路の始端部310aとシート反転路162が、画像出力モジュール100側のシート繰出し路143とシート両面送出路161(シート再送路163)とそれぞれ正確に対向して結合するように接続される。また、上記位置決めピンのピン孔への差しこみにより、シート供給モジュール200の右側上面部が画像出力モジュール100の上面部と高さが一致して連続した平面状態となる。
【0065】
この位置決めピンの差しこみが完了した後に、連結固定用ブラケット80を用いて隣り合うモジュールどうしを固定する(図15)。これにより、3つの基本モジュールどうし間の接続配置が完了する。
【0066】
次いで、電気関連モジュール400をシート供給モジュール200の後方側に接続配置し、環境保全モジュール500を画像出力モジュール100の後方側に接続配置するが、この際、各モジュール間の配線をコネクタ70を介して接続した後、特に環境保全モジュール500については吸気捕集ダクト510a〜510dの各接続用ダクト511cを画像出力モジュール100側の接続用ダクト170と環境保全モジュール500の接続時の固定は、パイプ部材540を介して両モジュール間の各ダクトどうしを接続した後(図12)、両モジュール間をつなげ得る寸法からなるネジにより行うようになっている。なお、原稿読取モジュール600を使用する場合には、その原稿読取モジュール600をシート供給モジュール200の設置スペース202に設置した後、所定のモジュール間の配線をコネクタ70を介して接続する。
【0067】
以上のようにして各モジュールを接続配置することにより、図1〜図3(図9a)に示すような位置関係からなる画像形成装置が組み立てられ使用可能な状態となる。
【0068】
次に、このような画像形成装置(複写機の場合)によるフルカラー画像の形成動作について説明する。
【0069】
まず、コピーすべきカラー原稿を原稿読取モジュール600(又は両面自動原稿送り装置660)にセットし、そのコピー動作条件についてユーザーインターフェイス250を操作して設定する。この際、画像出力モジュール100の左側上面とシート供給モジュール200の右側上面とが平滑な面となっているため、原稿や書類等を置いて必要な作業を行うスペースとして利用可能である。
【0070】
原稿読取モジュール600によって読み取られた原稿の色材反射光像は、例えば、赤(R)、緑(G)、青(B)の3色の原稿反射率データとして電気関連モジュール500内の画像処理装置420に送られ、その画像処理装置420において前述したような所定の画像処理が施される。次いで、その画像処理された画像情報は4色(Y、M、C、B)の原稿色材階調データに変化され、画像出力モジュール100内の信号処理ユニット107へ出力される。
【0071】
続いて、4つの作像ユニット110Y、110M、110C、110Kにおいて、前記4色の原稿色材階調データに応じて各ROS114が動作することにより各感光体ドラム112に静電潜像が形成された後、その各静電潜像が各現像器115により所定の色の現像剤により現像され、もって各感光体ドラム112に4色のトナー像が個別に形成される。この4色のトナー像は、各感光体ドラム112を通過するように回転する中間転写ユニット120の中間転写ベルト122上に順次重ね合わせられるように一次転写された後、二次転写位置まで搬送される。このトナー像の形成に合わせて所定の記録シートPがシート供給モジュール100からシート搬送路230(240)及びシート供給路141を経由して二次転写位置まで供給される。
【0072】
二次転写位置に記録シートPが供給されると、その記録シートPに対して中間転写ベルト122上の多重トナー像が二次転写され、しかる後、その二次転写後の記録シートPがシート受渡し路142を経由して熱定着ユニット130に送りこまれてトナー像が熱定着される。定着後の記録シートPは、シート繰出し路143及びシート排出モジュール300のシート排出路310を経由して装置外に排出される。これにより、記録シートP(の表面)は原稿の(表面)画像がコピーされたフルカラー画像が形成される。
【0073】
また、両面画像形成を行う場合には、片面の画像形成が終了した記録シートPが定着後に搬送路切替え爪164の切替え動作によりシート両面搬送路160側に送りこまれ、シート反転路162にてシート面を反転された後、シート再送路163を経由して第1搬送路230及びシート供給路141に再送される。そして、作像ユニット110で形成された原稿裏面に対応するトナー像が二次転写位置において転写ベルト122から転写された後、前記と同様にして定着されることによって、記録シートPの裏面に原稿の裏面画像がコピーされたフルカラー画像が形成される。
【0074】
しかも、この画像形成装置では、上記したような画像形成動作が行われている間、次のような動作が実行される。
【0075】
すなわち、現像器115でトリックル現像によりあふれ出る使用済の古い二成分現像剤とクリーニング装置116で転写後の感光体ドラム112から除去回収される回収現像剤とが、共に現像剤搬送パイプを通してシート排出モジュール300に配設されている現像剤回収ボックス330に回収される。これにより、不要となった2種の現像剤が1つの回収ボックスにまとめて回収される。
【0076】
また、作像ユニット110における各スコロトロン113の周囲の空気がダクト171により吸引されるとともに現像装置115の周りで浮遊するトナー(トナークラウド)がダクト172により吸引され、そのいずれの空気もダクト170及び511cを経由して環境保全モジュール500にある吸引捕集ダクト511にそれぞれ導かれてフィルター513によって空気中に含まれるオゾンや粉塵(トナーを含む)などが捕集される。次いで、そのフィルター513を通過した空気が共有ダクト520を経由して集約ダクト530に導かれてフィルター532により空気中に残存する粉塵などが捕集され、最後に、排気口530aを通して装置外に排気される。これにより、装置内で発生する不要物(オゾン、粉塵、熱気など)が捕集及び排気され、装置内及び装置外の環境が保全される。一方、これと同時に、熱定着ユニット130で発生する高熱の空気が吸引ダクト175により吸引され接続用ダクト542と排熱用ダクト535を経由して集約ダクト530に導かれ、最後に、排気口530aを通して装置外に排気排熱される。これにより、装置内の不要な温度上昇を抑えることができ、これによっても装置内の環境が保全される。
【0077】
また、この画像形成装置においては、以下のようにしてメンテナンス作業等の各種作業を行うことができるようになっている。
【0078】
例えば、シート排出モジュール300にある現像剤回収ボックス330の点検や交換を行う場合には、その筐体301の背面にあるリアパネル304を空間スペース10側に開けることにより、その筐体301内にある回収ボックス330を直接確認できるとともに外に取り出すことができる。
【0079】
また、環境保全モジュール500にある吸気捕集ダクト510の点検や部品交換を行う場合には、その筐体501の天板である上蓋502を取り外すことにより、その筐体501内にある4つの吸気捕集ダクト510を直接確認できるとともに、そのダクト蓋体511bを開けることによりその内部にあるフィルター512の交換を行うことができる。さらに、環境保全モジュール500にある集約ダクト530の点検や部品交換を行う場合には、その筐体501の側面にある開閉パネル533を空間スペース10側から取り外すことにより、特にそのダクト530内のフィルター532の確認や交換を行うことができる。
【0080】
この各作業のうち、現像剤回収ボックス330と集約ダクトのフィルター532の点検や交換作業は、シート排出モジュール300の背面側に形成された空間スペース10から簡単にアクセスすることができるため、その空間スペース10は上記作業のしやすさの向上に大いに役立っている。
【0081】
さらに、最も多くの構成部品が配設されている画像出力モジュール100においてその背面側から点検や交換を行う必要が生じた場合には、その背面側に接続配置されている環境保全モジュール500を画像出力モジュール100から切り離すことにより、その筐体101の背面が現れて可能となる。この際、環境保全モジュール500の分離は、接続ダクトの切り離しと数本の接続線の切り離しを行えばよい。このため、仮に画像出力モジュール100の背面側に電気関連モジュール400が接続配置されていた場合のように、比較的本数が多く煩雑な接続線の切り離し作業をする必要がないため、その分作業しやすいものとなる。
【0082】
また、この画像形成装置においては、シート供給モジュール200から画像出力モジュール100やシート排出モジュール300を通しての記録シートの搬送経路が、複雑又は急激に曲がりくねった経路とならず、比較的直線的な部分が多く曲がる部分でも緩やかなカーブを描く経路となっているため、シート搬送時の騒音やシート詰まりが発生しにくいようになっている。
【0083】
そして、シート詰まりが発生した場合には、各モジュールにおける各フロントドアを開けることにより、各シート搬送路のすべてが容易に確認することができ、詰まったシートの除去も容易に行えるようになっている。また、シート詰まりのなかでも特に各モジュール間(実際にはシート供給モジュール200と画像出力モジュール100の間と、画像出力モジュール100とシート排出モジュール300の間)の接続部にあたるシート搬送路部分でのシート詰まりが発生すると、そのシート除去が面倒であるため、記録シートPが各モジュール間でまたがった状態で停止することのないようにシート搬送制御を行っている。
【0084】
上記各モジュール間の接続部にあたるシート搬送路部分でシート詰まりが発生した場合には、そのモジュール間の接続部付近のフロントドアを開けて各シート搬送路を装置正面側から確認したりアクセスしやすい構造になっている。
【0085】
具体的には、シート供給モジュール200と画像出力モジュール100の間においては、シート供給モジュール200側のフロントドア203と画像出力モジュール100側のフロントドア103を開けると(図2)、図10bに示すように、第1搬送路230とシート供給路141又はシート再送路163とその終端部167を装置正面側から確認したりアクセスすることができ、また、第1搬送路230の上部側シートガイド部材233a又はシート再送路終端部167のシートガイド部材166aを持ち上げて各シート搬送路を開放することにより詰まったシートを容易に除去することができる。一方、画像出力モジュール100とシート排出モジュール300の間においては、画像出力モジュール100側のフロントドア104とシート排出モジュール300側のフロントドア303を開けると(図2)、図11bに示すように、シート繰出し路143とシート排出路310又はシート両面送出路161とシート反転路162を装置正面側から確認したりアクセスすることができ、また、シート排出路310の下部側シートガイド部材312b又はシート反転路の上部構成部分162aを持ち上げて各シート搬送路を開放することにより詰まったシートを容易に除去することができる。
【0086】
さらに、この画像形成装置においては、図6等に示すように、シート搬送路や、駆動モータ、吸気ファン等の駆動部品等が各モジュールに配分されて分散化されるため、その各モジュールの筐体内で搬送音や動作音の発生又は共振をそれぞれ抑えることができ、装置外への騒音の漏れを小さくすることが可能である。また、電磁波が発生しやすい電子機器等を電気関連モジュール400にまとめて配設していることにより、かかる電磁波をそのモジュール内で効率よく封じ込めることができ、画像出力モジュール等への電波ノイズの影響を抑制することができる。さらに、画像出力モジュール100は、その作像転写手段が複数の作像ユニット110と中間転写ユニット120と二次転写部がこの順に縦方向に配置されるものであるにもかかわらず、そのモジュールの高さ方向の高さを十分に抑えることができる。
【0087】
この他、各モジュールのうち大掛かりな故障等が発生して修理困難又は不能であっても、その対象となるモジュールのみを交換することができ、この場合には、ユーザ側の余分なコスト負担を低減することが可能である。
【0088】
[他の実施の形態]
実施の形態1では、画像出力モジュールとしてカラー画像を形成するタイプのものを例示したが、白黒画像を形成するタイプのものであってもよい。また、必要に応じて、シート排出モジュール300の右側部に、シートの分類排出(ソーター機能)、ホッチキス止め、孔開け、製本等の後処理を行う後処理モジュールを接続配置してもよい。
【0089】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、装置全体をきわめて有効に細分割した独立構造体からなる複数のモジュールで構成するようにしたため、その運搬時や移動時における取り扱いがきわめて便利なものとなり、騒音やシート詰まりや電波ノイズの発生等を効果的に抑えることが可能となり、またメンテナンス作業、部品交換作業、詰まりシートの除去作業等の作業性も向上するものとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1に係る画像形成装置を示す外観正面図。
【図2】 図1の画像形成装置を示す外観上面図。
【図3】 図1の画像形成装置を示す外観背面図。
【図4】 図1の画像形成装置を示す外観左側面図。
【図5】 図1の画像形成装置を示す外観右側面図。
【図6】 図1の画像形成装置(基本モジュール)の内部構成を示す正面側からの概要図。
【図7】 図1の画像形成装置(付加モジュール)の内部構成を示す背面側からの概要図。
【図8】 設置スペースの形態を示すシート供給モジュールの外観正面図。
【図9】 (a)設置スペースに原稿読取モジュールを設置した状態を示すシート供給モジュールの外観正面図、(b)設置スペースに空間埋合わせ用カバーを設置した状態を示すシート供給モジュールの外観正面図。
【図10】 (a)シート供給モジュールと画像出力モジュールの接続部付近にある各シート搬送の構成を示す両モジュール分離時の要部概要図、(b)その両モジュール接続時の要部概要図。
【図11】 (a)画像出力モジュールとシート排出モジュールの接続部付近にある各シート搬送の構成を示す両モジュール分離時の要部概要図、(b)その両モジュール接続時の要部概要図。
【図12】 画像出力モジュールと環境保全モジュールにおけるダクトの配設状態及び接続構造を示す説明図。
【図13】 各モジュール間における電源配線系、画像信号配線系、制御信号配線系等の構成を示す説明図。
【図14】 高さ調整機能付キャスターの構成を示す一部断面図。
【図15】 基本モジュール間の連結固定手段を示す説明図。
【符号の説明】
10…空間スペース、30a…高さ調整機能付キャスター(高さ調整機構)、100…画像出力モジュール、110…作像ユニット(作像転写手段の一部)、120…中間転写ユニット(作像転写手段の一部)、130…熱定着ユニット(定着手段)、200…シート供給モジュール、202…設置スペース、210、220…トレイ(シート収容手段)、230、240…第1又は第2搬送路(シート送出路)、300…シート排出モジュール、310…シート排出路、400…電気関連モジュール、500…環境保全モジュール、600…原稿読取モジュール、700…空間埋合わせ用カバー、P…記録シート。

Claims (1)

  1. 画像情報に応じたトナー像を形成して記録シートに転写する作像転写手段とその作像転写手段で記録シートに転写されたトナー像を定着する定着手段とその作像転写手段及び定着手段を通過するように記録シートを搬送するシート搬送路とが少なくとも配設された独立構造体からなる画像出力モジュールと、
    この画像出力モジュールに供給する記録シートを収容するシート収容手段とそのシート収容手段に収容されている記録シートを画像出力モジュールに送り出すシート送出路とが少なくとも配設された独立構造体からなるシート供給モジュールと、
    前記画像出力モジュールの定着手段を通過した後の記録シートを搬送して装置外に排出するシート排出路が少なくとも配設された独立構造体からなるシート排出モジュールとを備え、
    かつ、前記画像出力モジュールの左右両側の一方に前記シート供給モジュールを接続配置するとともに、その他方に前記シート排出モジュールを接続配置して一体化させた状態で使用し、
    かつ、前記シート供給モジュールの後方側に電源部品及び電子機器が少なくとも配設された独立構造体からなる電気関連モジュールを接続配置するとともに、前記画像出力モジュールの後方側に装置内で発生する不要物を吸引して捕集する吸気捕集手段が少なくとも配設された独立構造体からなる環境保全モジュールを接続配置することを特徴とする画像形成装置。
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