JP2022094205A - 画像形成装置 - Google Patents

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Hiroshi Nojima
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Abstract

【課題】 複数の筐体を有する画像形成装置において、フィルタ交換時のメンテナンス性を向上させる。【解決手段】 作像ユニットを有する第1筐体と、定着ユニットを有する第2筐体を備える画像形成装置において、第1筐体に設けられる定着ユニットへとシートを搬送する搬送ユニット近傍の空気を吸気するエアフローを、第2筐体に設けられる定着ユニット近傍の空気を吸気するエアフローと合流させ、1つのフィルタを介して画像形成装置の外部へ排出する。【選択図】 図6

Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、及びこれらの機能を複数備える複合機等の電子写真方式の画像形成装置に関する。
従来の画像形成装置は、トナー画像を形成する作像部、トナーを加熱してシートに定着する定着部及び装置全体の電源供給を行う電源部等の装置内部に設けられる様々なユニットが装置の稼働に伴って発熱する場合がある。そこで、送風ファンを設けてエアフローを形成し、各ユニットから吸気した空気を排気口から装置外部へ排気することで各ユニットの排熱を行う構成が一般的に用いられている。
この構成において、トナー画像を形成する作像部やトナーを加熱する定着部近傍では、オゾン、粉塵、揮発性有機化合物(VOC:Volatile Organic Compound)及び、超微粒子(UFP:Ultra Fine Particle)等が発生する場合がある。
そこで、特許文献1では、作像部や定着部から吸気した空気を排気するためのエアフロー経路に捕集フィルタを配設し、清浄化した空気を排気口から装置外部に排気する構成が開示されている。
特開平7-271272号公報
近年、オフィスから商業印刷へと普及した電子写真方式の画像形成装置においては、高生産、高画質、高安定、高寿命、高機能化に伴い装置が大型化する傾向にある。このように、装置が大型化すると、製造時や屋内への設置時等の運搬作業が困難になる。
そこで、近年の商業印刷向けの画像形成装置では、例えばシートにトナー像を転写する転写ユニットを有する筐体と、シートに転写されたトナー像を定着させる定着ユニットを有する筐体とに分ける構成を採用した複数の筐体からなる画像形成装置が提案されている。
一方、定着部においては前述したVOCやUFP等が、定着部の定着ニップよりもシート搬送方向上流側に滞留する現象が知られている。
そのため定着部が複数の筐体の内の何れかの筐体のシート搬送方向上流側に設けられる場合、定着部が設けられる筐体の上流側に配置される筐体にも、VOCやUFPを捕集するためのエアフローを設ける必要がある。
これにより、複数の筐体からなる画像形成装置において、複数の筐体毎に定着部近傍の空気を排出するためのエアフローを設けなければならなかった。この場合、複数のエアフローごとに捕集フィルタを設けなければならず、フィルタ交換等のメンテナンス時の作業性が低下してしまう虞があった。
そこで、本発明は、複数の筐体を有する画像形成装置において、フィルタ交換時のメンテナンス性を向上させることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明に係る画像形成装置は、
シートにトナー像を形成する作像ユニットを内部に有する第1筐体と、前記作像ユニットによって形成されたトナー像をシートに定着させる定着ユニットを有し、前記第1筐体に対してシートの搬送方向下流側に設けられる第2筐体とを有する画像形成装置であって、
前記第1筐体に設けられ、前記定着ユニットへシートを搬送する搬送手段と、
前記搬送手段の近傍の空気を吸気する第1吸気ファンと、
前記第1吸気ファンで吸気した空気のエアフローを形成する第1ダクトユニットと、
前記定着ユニットの近傍の空気を吸気する第2吸気ファンと、
前記第2吸気ファンで吸気した空気のエアフローを形成する第2ダクトユニットと、
前記第1ダクトユニットと前記第2ダクトユニットを連結する連結ダクトと、
前記連結ダクトに設けられるフィルタと、
前記連結ダクトにおけるエアフローにおいて前記フィルタよりも下流側に設けられ、前記画像形成装置の外部へ空気を排気する排気部と、
前記排気部から空気を排気するようにエアフローを形成するファンと、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、複数の筐体を有する画像形成装置において、フィルタ交換時のメンテナンス性を向上させることができる。
画像形成装置を含む画像形成システムの概略断面図。 画像形成装置の画像形成部の概略断面図。 画像形成装置の定着搬送部の概略断面図。 画像形成装置のエアフロー配置の背面図。 画像形成装置のファン風量のブロック図。 定着前搬送エアフローを示すダクトユニットを説明する図。 定着前搬送エアフローを背面側から見た斜視図。 第1定前吸引ダクトユニットと第2定前吸引ダクトユニットと定前排気ダクトユニットとの接合部を説明する図。 定着排気ダクトユニットを背面側から見た図。 第二の実施形態における定着前搬送エアフローを示すダクトユニットを説明する図。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。ただし、以下の実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置等は、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
<第1実施形態>
(画像形成システム)
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置101を含む画像形成システム100の概略断面図である。図1に示す画像形成装置101は、給送されたシートSにトナー画像を転写する画像形成部102と、転写されたトナー画像をシートSに定着する定着搬送部103により構成される。画像形成部102と定着搬送部103は、各々独立した筐体であり、それぞれに設けられた複数のキャスターによって移動可能となっている。この構成により、大型な装置であっても、筐体毎に分離した状態での梱包や輸送を行うことが可能となり、設置に至るまでの物流時の作業性を改善することができる。
画像形成部102の上部には、原稿画像を読み取る原稿読取装置104、及び積載した複数枚の原稿を原稿読取装置104に1枚ずつ給送する原稿給送装置105が選択式に接続される。
画像形成部102のシート搬送方向上流側には、複数のシート収納部を有する大容量給送装置106、もしくは不図示の手差し給送装置、もしくは長尺シートを収容可能な不図示の長尺給送装置のいずれかの給送装置を選択的に接続することができる。大容量給送装置106の更に上流側には、不図示の大容量給送装置、手差し給送装置、長尺給送装置のいずれかの給送装置を選択的に重連接続することができる。
定着搬送部103のシート搬送方向下流側には、シートSの片面、もしくは両面に形成された定着後のトナー画像を読み取り、画像濃度や画像位置のずれを検出し、画像形成部102に伝送される画像信号に対してフィードバック補正を行うためのセンシング装置107が選択的に接続される。
定着搬送部103、もしくはセンシング装置107の更に下流側には、インサータ、パンチャ、くるみ製本機、大容量スタッカ、折り機、フィニッシャ、トリマ等、不図示の様々なシート処理装置を1つ、もしくは複数組み合わせて、選択的に接続することができる。
以上説明したように、本実施形態の画像形成装置101は、シート搬送方向の上下流に多様なオプション装置が選択的に接続されることで、多様なマテリアルに対して、多様な後処理加工を施した成果物をインライン出力することが可能となり、高生産、高画質、高安定、高機能に優れた画像形成システム100を提供することができる。尚、本実施形態では、図中に示す矢印X方向が画像形成システム100の幅方向(左右方向)であり、矢印Y方向が前後方向であり、矢印Z方向が鉛直方向(上下方向)である。
(画像形成装置:画像形成部102)
図2は、本実施形態の画像形成装置101における画像形成部102の概略断面図である。図2に示す画像形成部102は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の色別に異なるトナー画像を形成する複数の作像ステーション200を備える。図2(a)は、画像形成部102全体の概略断面図である。図2(b)は、作像ステーション200Y,M,Cの概略断面図である。図2(c)は、作像ステーション200Kの概略断面図である。
図2(a)に示すように、各作像ステーション200における感光ドラム201は、一次帯電器202により表面を一様に帯電された後、伝送される画像情報の信号に基づき駆動されるレーザスキャナ203により静電潜像が形成される。ここで形成された潜像は、現像器204によりトナー画像として現像される。本実施形態における観光ドラム201は感光体の一例であり、レーザスキャナ203は露光ユニットの一例であり、現像器204は現像ユニットの一例である。
そして、現像により消費されたトナーは、トナーボトル205からトナー補給経路206を介して各現像器204に適宜補給される。各作像ステーション200Y,M,Cは、用いるトナーの色が異なるのみであり、構成は全て共通となっている。以下では、共通の構成に関してY,M,C,Kの符号を省略して説明をする。尚、作像ステーション200Kは、一部の構成が作像ステーション200Y,M,Cと異なる機能を有する構成となっているため、異なる箇所については後述する。
感光ドラム201上のトナー画像は、一次転写ローラ207により所定の加圧力、及び静電的負荷バイアスが付与されて、中間転写ベルト208上に順次転写される。ここで、本実施形態における作像ステーション200及び中間転写ベルト208は、作像ユニットの一例である。転写後の感光ドラム201上に残った僅かな残留トナーは、感光ドラムクリーナ209により除去され、次の画像形成に備える。除去された残トナーは、トナー回収経路210を介して回収トナー容器211に収容される。ここで、感光ドラムクリーナ209は感光ドラム201の残留トナーを清掃するための清掃ユニットの一例であり、回収トナー容器211は回収ユニットの一例である。
一方、画像形成部102内部のシート収納部212、もしくは前述した画像形成装置101の外部に接続されるいずれかの給紙装置により1枚ずつ給送されたシートSは、レジストローラ213のニップ部に先端を倣わせてループを形成することで斜行修正が行われる。その後、レジストローラ213は、中間転写ベルト208上のトナー画像と同期をとって、シートSを二次転写部へ搬送する。
中間転写ベルト208上のトナー画像は、二次転写内ローラ214、及び二次転写外ローラ215から成る二次転写ニップで、所定の加圧力と静電的負荷バイアスを付与することでシートSに転写される。転写後、中間転写ベルト208上に残った僅かな残トナーは、中間転写ベルトクリーナ216によって除去され、次の画像形成に備える。除去された残トナーは、トナー回収経路210を介して回収トナー容器211に収容される。トナー画像が転写されたシートSは、定着前搬送ベルト217a,bにより下流の定着搬送部103に搬送される。
(画像形成装置:白黒画像形成)
本実施形態の画像形成装置101は、前述したY、M、C、K全ての作像ステーション200を使用したフルカラー画像形成の他に、Kの作像ステーション200Kのみを使用した白黒画像形成を行うことができる。
白黒画像形成時には、一次転写ローラ207、一次転写補助ローラ218、中間転写ベルト208を、不図示の離間機構により、図2(a)の破線で示す位置に変位させる。この離間機構により、中間転写ベルト208から離間されたY、M、Cの作像ステーション200Y、200M、750は、回転駆動を停止することができる。即ち、Y、M、Cの作像ステーション200Y、200M、750において、不用な回転駆動に伴う不用な部品摩耗を防止でき、高寿命化を図ることができる。
一方、感光ドラム201Kは、感光ドラム201Y、201M、201Cよりも高寿命に適した大径で構成される。また、図2(c)に示すように、一次帯電器202Kは、一次帯電器202Y、202M、202Cのローラ帯電器による接触方式よりも高寿命に適したコロナ帯電器による非接触方式で構成される。更には、トナーボトル205Kは、トナーボトル205Y、205M、205Cよりも高寿命に適した大容量で構成される。
以上の構成により、白黒画像形成を多用するユーザにおいても、使用頻度の低いY、M、Cの作像ステーション200Y、200M、750に対して、使用頻度の高いKの作像ステーション200Kのメンテナンス間隔が短くなることを防止できる。
また、コロナ帯電器202Kを用いた大径ドラム構成は、ローラ帯電器202Y、202M、202Cを用いた小径ドラム構成よりも、帯電幅が広く高速化に適した構成であるため、白黒画像形成時の生産性を向上することもできる。
なお、このような作像ステーション200間で異なる条件を有する画像形成部102においては、形状や摩耗量の差から感光ドラム201上のトナー帯電量に差が生じる場合がある。トナー帯電量に差が生じると、二次転写工程において、シートSへのトナー画像の転写が均一に行われずに画像不良を生じる場合がある。そこで、Kの感光ドラム201Kには、Y、M、Cの感光ドラム201Y、201M、201Cとトナー帯電量を揃えるためのコロナ帯電器からなる転写前帯電器219が配設される。ここで、転写前帯電器219は、感光ドラム201の回転方向において現像器204Kと感光ドラムクリーナ209Kの間に設けられる他の帯電ユニットの一例である。
以上説明したように、本実施形態の構成によれば、フルカラー画像形成のみならず白黒画像形成においても、高生産、高画質、高安定、高寿命に優れた画像形成装置101を提供することができる。
(画像形成装置:定着搬送部103)
図3は、本実施形態の画像形成装置101における定着搬送部103の概略断面図である。図3に示す定着ユニット301は、画像形成部102より搬送されるシートS上のトナー画像を加熱加圧することによりシートS上に定着する。
本実施形態では、定着ユニット301の鉛直方向上側に、不図示のヒータによって加熱される加熱ローラ301aを有し、鉛直方向下側に、加熱ローラ301aに対してシートを加圧する加圧ローラ301bを有している。トナー像が形成されたシートSは、加熱ローラ301aと加圧ローラ301bによって形成される定着ニップにて加熱及び加圧されることでトナー画像が定着される。そして、加熱ローラ301aと加圧ローラ301bは、シートを加熱加圧しながらシート搬送方向下流側へシートを挟持搬送する。ここでは、ローラ対からなる定着ユニット301を例に説明したが、搬送ベルトによって定着ニップを形成する定着ユニット301であってもよい。
定着ユニット301により加熱されたシートSは、冷却ユニット302の搬送ベルト30aの内面に接触するヒートシンク303の吸熱により冷却されながら搬送ベルト302a,bによって搬送され、排紙搬送パス304を経由して、前述したセンシング装置107、もしくは不図示の後処理装置に排出される。
シートSの表裏を反転して排出する場合は、排紙反転部305でスイッチバック搬送を行い、シートSの先後端を入れ替えて表裏を反転した状態で排紙搬送パス304を経由して排出する。
シートSの両面に画像形成を行う場合は、1面目の画像が形成されたシートSを、両面反転部306でスイッチバック搬送を行い、シートSの先後端を入れ替えて表裏を反転した状態で両面搬送パス307に搬送する。その後、画像形成部102内部のシート収納部212、もしくは前述した外部に接続されるいずれかの給紙装置により給送される後続シートSとのタイミングを合わせてレジストローラ213に再合流させ、2面目に対して1面目と同様なプロセスで画像形成を行い、排紙搬送パス304を経由して排出する。
(画像形成装置:エアフロー配置)
図4は、本実施形態の画像形成装置101におけるエアフロー配置を示す図であり、画像形成装置101を背面側から見た図である。ここで、画像形成装置101の正面側とは、シート収納部212にシートを補充する際等にシート収納部212を画像形成装置101に対して引き出す側面であり、画像形成装置101を操作するユーザが立つ位置である。そして、画像形成装置101の背面側とは、前後方向(シート収納部212の挿抜方向)において正面側と反対側の側面である。
図4に示すように、画像形成装置101は、作像エアフロー401、定着前搬送エアフロー402、電源エアフロー403を備える。定着搬送部103は、定着エアフロー404、冷却ユニットエアフロー405、電源エアフロー406、電装エアフロー407を備える。
画像形成部102の作像エアフロー401は、一次帯電器吸気ファン408、現像器吸気ファン409Y、409M、409C、作像排気ファン410を備える。
一次帯電器吸気ファン408は、作像ステーション200Kの一次帯電器202Kに対して、換気のための外気を供給する。一次帯電器吸気ファン408の上流側には、外気に浮遊する粉塵を捕集し、清浄化した空気をKの一次帯電器202Kに供給するための一次帯電器吸気フィルタ411が配設される。
現像器吸気ファン409Y、409M、409Cは、現像器204Y、204M、204Cに対して、冷却のための外気を供給する。
作像排気ファン410は、Kの一次帯電器202K、及び転写前帯電器219が、コロナ放電により放出したオゾンをKの作像ステーション200Kから排出させる。また、作像排気ファン410は、回転駆動時の摩擦により各現像器204が放出した熱を各作像ステーション200から排出させる。また、作像排気ファン410は、トナー回収経路210から内部に滞留した熱を排出させる。更には、作像排気ファン410は、トナー画像形成の各工程において放出された微量の浮遊トナーを、各作像ステーション200から排出させる。作像排気ファン410の上流側には、各作像ステーション200から排出されたオゾン、及びトナーを含む粉塵を捕集し、清浄化した空気を装置101の外部に排気するための作像排気フィルタ412が配設される。
以上で説明した作像エアフロー401の構成によれば、作像工程で放出されるオゾン、熱及び粉塵を、各作像ステーション200内に滞留させることなく効率よく排出し、作像排気フィルタ412にて捕集することができる。
即ち、オゾンや粉塵が感光ドラム201や一次帯電器202に付着することにより生じる帯電ムラ等の帯電画像不良、トナーが過昇温して流動性が悪化することにより生じる現像画像不良、及びトナー搬送経路詰まり等の動作不良及びオゾンや粉塵が転写前帯電器219に付着することにより生じる転写画像不良等を防止できる。
よって、高画質、高安定、高寿命に優れた画像形成装置101を提供することができる。また、画像形成装置101の外部へのオゾン、粉塵の排出量を削減した環境配慮に優れた画像形成装置101を提供することができる。
また、定着前搬送ベルト217a,bの内周部には、定着前搬送ベルト217a,bに設けられた不図示の吸引口を介して、シートSを定着前搬送ベルト217a,bの外周面に吸着するための定着前搬送吸気ファン413が設けられている。尚、本実施形態における定着前搬送ベルト217a,bは搬送手段の一例であり、定着前搬送吸気ファン413は第1吸気ファンの一例である。
定着前搬送吸気ファン413は、各定着搬送ベルト217a,bに対して前後2個ずつ、合計4つ備えられている。このように、定着前搬送吸気ファン413によって、画像形成部102の定着前搬送エアフロー402が構成されている。
定着前搬送吸気ファン413は、不図示の制御回路により、搬送されるシートSの材質や形状に応じて最適な風量に調整される。この構成によれば、シートS上の未定着トナー画像を乱すことなく、多様なマテリアルに対して安定した搬送を行うことができる。よって、高画質、高安定及び高機能に優れた画像形成装置101を提供することができる。
なお、定着前搬送吸気ファン413は、隣接する定着ユニット301で放出される熱、VOC、粉塵及びUFPを吸引する可能性がある。そこで、定着前搬送エアフロー402は、後述する定着下部排気フィルタ422でVOC、粉塵及びUFPの捕集を行い、清浄化した空気を装置101の外部に排気する。この構成により、装置101の外部へのVOC、粉塵及びUFPの排出量を削減した環境配慮に優れた画像形成装置101を提供することができる。
画像形成部102の電源エアフロー403は、電源基板414が放出した熱を画像形成装置101の外部に排出する電源排気ファン415を備える。電源排気ファン415による排気に伴い、電源吸気口416から冷却のための外気が供給され、電源基板424を効率よく冷却することができる。この構成により、電源基板414が過昇温して出力が低下することに伴う画像形成装置101の動作不良や故障を防止することができる。よって、高生産、高安定、高寿命に優れた画像形成装置101を提供することができる。
定着搬送部103の定着エアフロー404は、定着排熱ファン417、定着加圧吸気ファン418、定着加圧排気ファン419、湿気排気ファン420を備える。尚、本実施形態において定着加圧排気ファン419や湿気排気ファン420は、第2吸気ファンの一例である。
定着排熱ファン417は、主に、定着ユニット301の加熱側となる上部から放出される熱を装置101の外部に排出する。定着ユニット301を構成する部品、もしくはトナーに含まれる離型剤(ワックス)が加熱されると、熱と共にVOC、粉塵及びUFP等が放出される可能性がある。よって、定着排熱ファン417によって発生する気流の下流側には、VOC、粉塵、UFPを捕集するための定着上部排気フィルタ421が配設される。
定着加圧吸気ファン418は、定着ユニット301の加圧側となる下部に対して、冷却のための外気を供給する。定着加圧排気ファン419は、定着ユニット301の加圧側となる下部から放出される熱を画像形成装置101の外部に排出する。湿気排気ファン420は、定着ユニット301で加熱されたシートSから放出される水蒸気を装置101の外部に排出する。
定着加圧排気ファン419、及び湿気排気ファン420、及び前述した定着前搬送吸気ファン413によって発生する気流の下流側には、熱や水蒸気と共に放出されるVOC、粉塵、UFPを捕集するための定着下部排気フィルタ422が配設される。
以上説明した定着エアフロー404の構成によれば、加熱工程で放出される熱、湿気、VOC、粉塵及びUFPを、画像形成装置101の内部に滞留させることなく効率よく排出することができる。即ち、熱が画像形成装置101に滞留してトナーや各ユニットの部品等が過昇温することによる画像不良、及び動作不良を防止できる。
また、定着ユニット301の加圧側が過昇温することで、定着工程でトナーに与える熱量が過剰になることによる定着画像不良、及び定着分離不良等のシートの搬送不良を防止できる。また、水蒸気が付着することによる搬送ガイドの結露や、結露した水滴が搬送中のシートSに付着することによる搬送不良、及び画像不良を防止できる。更には、加熱により気化した離型剤(ワックス)が再び固化して部品等に付着することによる動作不良、シート搬送不良を防止できる。よって、高画質、高安定及び高寿命に優れた画像形成装置101を提供することができる。また、画像形成装置101の外部へのVOC、粉塵及びUFPの排出量を削減した環境配慮に優れた画像形成装置101を提供することができる。
定着搬送部103の冷却ユニットエアフロー405は、冷却ユニット302の内部に配設されるヒートシンク303が放出した熱を装置101の外部に排出するための冷却ユニット排気ファン423を備える。冷却ユニット302のヒートシンク303は、搬送ベルト302aを介して定着後のシートSから熱を吸収し、吸収した熱を放出する熱交換器である。この構成によれば、定着ユニット301で加熱されたシートSを効率よく冷却することができ、下流の搬送パスにおけるシートSからの放熱量を低減することができる。
即ち、両面画像形成時のシートSからの放熱で画像形成部102のトナーが過昇温することによる画像不良、及び動作不良を防止できる。また、後処理装置で成果物を大量積載した際のシートS間のトナー画像の貼りつきを防止できる。よって、高画質及び高安定に優れた画像形成装置101を提供することができる。
定着搬送部103の電源エアフロー406は、電源基板424が放出した熱を外部に排出する電源排気ファン425、426を備える。電源排気ファン425、426による排気に伴い、電源吸気口427から冷却のための空気が供給され、電源基板424を効率よく冷却することができる。この構成により、電源基板424が過昇温して出力が低下することに伴う動作不良や故障を防止することができる。よって、高生産及び高安定に優れた画像形成装置101を提供することができる。
定着搬送部103の電装エアフロー407は、電装基板428、429が放出した熱を外部に排出する電装排気ファン430を備える。電装排気ファン430による排気に伴い、電装吸気口431から冷却のための空気が供給され、電装基板428、429を効率よく冷却することができる。この構成により、電装基板428、429が過昇温して出力が低下することに伴う動作不良や故障を防止することができる。よって、高生産及び高安定に優れた画像形成装置101を提供することができる。
(画像形成装置:エアフロー収支)
図5は、本実施形態の画像形成装置101おける吸気、及び排気ファンの風量を示したブロック図であり、(a)は画像形成部102の各ファンの風量を示し、(b)は定着搬送部103の各ファンの風量を示している。図5に示す数値は、一例として、厚紙に画像形成を行う際の各ファンの風量を示している。
図5(a)の破線は、画像形成装置101の画像形成部102の内部に作用する吸気ファンの風量合計Q1、及び排気ファンの風量合計Q2の合計範囲を示す。ここで、電源エアフロー403は、画像形成部102及び定着搬送部103の内部と連通しない独立した風路で構成されており、外気に対して直接吸排気を行う構成としている。従って、電源エアフロー403は、画像形成部102の内部のエアフローに作用しないため、合計値から除外している。ここで、吸気ファンとは、画像形成装置101の外部の空気を装置内部へ取り入れるためのファンであり、画像形成部102に設けられるファンのうち、一次帯電器吸気ファン408と、3つの現像器吸気ファン409C,M,Yが該当する。また、排気ファンとは、画像形成装置101の内部の空気を装置外部へ排出するためのファンであり、画像形成部102に設けられるファンのうち、作像排気ファン410と4つの定着前搬送吸気ファン413が該当する。
本実施形態では、以下のように画像形成装置101における画像形成部102の吸気ファンの風量合計Q1よりも排気ファンの風量合計Q2の方が大きくなるように構成される。
Q1:0.60m/min<Q2:2.13m/min
この構成によれば、外気よりも画像形成部102の内部を相対的に負圧に保つことができる。よって、画像形成部102の内部のオゾンや粉塵が、外装カバーの合わせ目等の微小な隙間から画像形成装置101の外部に漏出することを防ぐことができる。即ち、画像形成部102のエアフロー排気口に設けた作像排気フィルタ412において、画像形成装置101内でオゾン及び粉塵の捕集が確実に行われ、環境配慮に優れた画像形成装置101を提供することができる。
図5(b)の破線は、画像形成装置101の定着搬送部103の内部に作用する吸気ファンの風量合計Q3、及び排気ファンの風量合計Q4の合計範囲を示す。ここで、吸気ファンとは、画像形成装置101の外部の空気を装置内部へ取り入れるためのファンであり、定着搬送部103に設けられるファンのうち、定着加圧吸気ファン418が該当する。また、排気ファンとは、画像形成装置101の内部の空気を装置外部へ排出するためのファンであり、定着搬送部103に設けられるファンのうち、3つの定着排熱ファン417、定着加圧排気ファン419、湿気排気ファン420、冷却ユニット排気ファン423、電源排気ファン425、426及び電装排気ファン430が該当する。
本実施形態では、吸気ファンの風量合計Q3よりも排気ファンの風量合計Q4の方が大きくなるように構成される。
Q3:1.74m/min<Q4:9.77m/min
この構成によれば、外気よりも定着搬送部103の内部を相対的に負圧に保つことができる。よって、定着搬送部103の内部のVOC、粉塵及びUFPが、外装カバーの合わせ目等の微小な隙間から、画像形成装置101の外部に漏出することを防ぐことができる。即ち、定着搬送部103のエアフロー排気口に対してエアフローの上流側に設けた定着上部排気フィルタ421、及び定着下部排気フィルタ422において、画像形成装置101内のVOC、粉塵及びUFPの捕集が確実に行われ、環境配慮に優れた画像形成装置101を提供することができる。
更に、本実施形態では、画像形成部102における排気ファンの風量合計Q2と吸気ファンの風量合計Q1との差分風量よりも、定着搬送部103における排気ファンの風量合計Q4と吸気ファンの風量合計Q3との差分風量の方が大きくなるように構成される。
(Q2-Q1):1.53m/min<(Q4-Q3):8.03m/min
この構成によれば、画像形成部102の内部よりも定着搬送部103の内部を相対的により負圧に保つことができる。よって、定着搬送部103の内部で放出された熱、VOC、粉塵、UFP及び水蒸気が、画像形成部102と定着搬送部103との連通部から画像形成部102の内部に流入することを防ぐことができる。即ち、定着ユニット301の近傍で発生しやすい熱、VOC、粉塵、UFP及び水蒸気が、定着搬送部103に隣接配置された画像形成部102の筐体内部に流入することを防ぐことができる。
よって、画像形成部102へ定着ユニット301の熱が流入してトナーの流動性を悪化させることによる画像不良や動作不良や、VOC、粉塵またはUFPが流入して部品に付着することによる画像不良、搬送不良及び動作不良、及び、水蒸気が流入して部品に結露することによる画像不良や搬送不良等を防止することができる。
以上のことから、定着搬送部103の内部で放出された熱は、画像形成部102の内部に滞留することなく定着搬送部103のエアフロー排気口から効率よく排出され、VOC、粉塵及びUFPは、排気口に設けた定着上部排気フィルタ421、及び定着下部排気フィルタ422において確実に捕集されるため、高画質、高安定及び高寿命に優れ、且つ環境配慮に優れた画像形成装置101を提供することができる。
(画像形成部102:定着前搬送エアフロー402)
次に、図6~図8を用いて本実施形態における画像形成部102の定着前搬送エアフロー402について説明をする。
図6は、定着前搬送エアフロー402を形成するダクトユニットを説明する断面図である。図7は、定着前搬送エアフロー402を形成するダクトユニットを示す斜視図である。図8は、第一定前吸引ダクトユニット431と第二定前吸引ダクトユニット432と定前排気ダクトユニットとの接合部を示した図である。
定着前搬送エアフロー402は、定前排気ダクトユニット430と定着排気ダクトユニット442とで形成される。ここで、定前排気ダクトユニット430は、第1定前吸引ダクトユニット431と、第2定前吸引ダクトユニット432と、排気ダクトユニット440を有している。尚、本実施形態において定前排気ダクトユニット430は風路を形成する第1ダクトユニットの一例であり、定着排気ダクトユニット442は風路を形成する第2ダクトユニットの一例である。
第一定前吸引ダクトユニット431は、このダクトユニット内に空気を吸気する定着前搬送吸気ファン413a,bが設けられている。また、第二定前吸引ダクトユニット432は、このダクトユニット内に空気を吸気する定着前搬送吸気ファン413c,dが設けられている。
これらの定着前搬送吸気ファン413a~dは、前述したように、定着前搬送ベルト217a,bの内周部に設けられ、定着前搬送ベルト217a,bに設けられた不図示の吸引口を介して、シートSが定着前搬送ベルト217a,bの外周面に吸着するように空気を吸引するファンである。ここでは、定着前搬送吸気ファン413a,bが定着前搬送ベルト217aの内周部に設けられ、定着前搬送吸気ファン413c、dが定着前搬送ベルト217bの内周部に設けられている。尚、定着前搬送ベルト217a,bに対して未定着トナーが載ったシートを吸着させて搬送できる構成であれば、定着前搬送吸気ファン413a~cを必ずしも各ベルトの内周部に設ける必要はない。例えば、定着前搬送吸気ファン413a~cを定着前搬送ベルト217a,bの外側であって第一・第二定前吸引ダクトユニット431,432の内部に設け、吸気口のみを定着前搬送ベルト217a,bの内周部に設ける構成であってもよい。本実施形態において、定着前搬送吸気ファン413a~dは、吸気ファンの一例であり、定着前搬送吸気ファン413a,bは第1吸気ファンの一例であり、定着前搬送吸気ファン413c、dは他の吸気ファンの一例である。また、定着前搬送ベルト217aは搬送ベルトの一例であり、定着前搬送ベルト217bは他の搬送ベルトの一例である。
定着前搬送吸気ファン413aで吸気された空気は、第1上流部435aaを通過し、定着前搬送吸気ファン413bで吸気された空気は、第2上流部455abを通過する。ここで、第1上流部435aaと第2上流部435abは、第1上流ダクト435aとして樹脂により一体的に形成されており、第1合流部433によって第1上流部435aaと第2上流部435abとに流れるそれぞれのエアフローが合流する。
また、定着前搬送吸気ファン413cで吸気された空気は、第3上流部436aaを通過し、定着前搬送吸気ファン413dで吸気された空気は、第4上流部456abを通過する。ここで、第3上流部436aaと第4上流部436abは、第2上流ダクト436aとして樹脂により一体的に形成されており、第2合流部434によって第3上流部436aaと第4上流部436abとに流れるそれぞれのエアフローが合流する。
そして、第1上流ダクト435aは、第1合流部433よりも下流側で第1下流ダクト435bに連結している。ここで、第1上流ダクト435aと第1下流ダクト435bの間には、封止シート445を設けることで、連結部において空気が漏れないようになっている。また、第1上流ダクト435aにおいて、第1上流部435aaを流れるエアフローと第2上流部435abを流れるエアフローを第1合流部433で1つのエアフローに集約させてから第1下流ダクト435bへ導入させる構成となっている。これにより、第1上流ダクト435aと第1下流ダクト435bとの間のダクトの継ぎ目を減らし、継ぎ目によるエアー漏出を抑制することができる。
また、第2上流ダクト436aは、第2合流部434よりも下流側で第2下流ダクト436bに連結している。ここで、第2上流ダクト436aと第2下流ダクト436bの間には、封止シート447を設けることで、連結部において空気が漏れないようになっている。また、第2上流ダクト436aにおいて、第3上流部436aaを流れるエアフローと第4上流部436abを流れるエアフローを第2合流部434で1つのエアフローに集約させてから第2下流ダクト436bへ導入させる構成となっている。これにより、第2上流ダクト436aと第2下流ダクト436bとの間のダクトの継ぎ目を減らし、継ぎ目によるエアー漏出を抑制することができる。
そして、第1下流ダクト435bを通過するエアフローは、さらに下流に設けられる第1定前排気ダクト453へと導かれ、第2下流ダクト436bを通過するエアフローは、第2定前排気ダクト454へと導かれる。
ここで、第1定前排気ダクト453及び第2定前排気ダクト454は、排気ダクトユニット440の一部であり、画像形成装置101の定着搬送部103に設けられる定着排気ダクトユニット442へと空気を導くためのダクトである。そのため、排気ダクトユニット440は、第1定前排気ダクト453と第2定前排気ダクト454とを分離するための隔壁部458を備えている。
そして、第1定前排気ダクト453と第2定前排気ダクト454と隔壁部458は、排気ダクトユニット440として樹脂によって一体的に形成されている。
ここで、上述した定着前搬送ベルト217aは、シートSの搬送異常(所謂JAM)が発生した際のシート除去時や、ユニットのメンテナンス時等に、画像形成部102から画像形成装置101の正面側(矢印Y方向)に向けて引き出し可能な構成になっている。そのため、定着前搬送ベルト217aの内部に設けられる第1定前吸引ダクトユニット431も、矢印Y方向へ引き出し可能な構成となっている。
従って、メンテナンス時にユニットが強い力で挿抜された場合に、各ダクトユニットが破損しないよう、第1定前吸引ダクトユニット431と、第1定前排気ダクト453の間に定前排気ダクト支持板443を設けている。この定前排気ダクト支持板443により、メンテナンス時に定前搬送ベルト217aを支持するユニットが強い力で挿抜された場合であっても、第1定前吸引ダクトユニット431と第1定前排気ダクト453とが直接干渉しない構成となっている。ここで、定前排気ダクト支持板443と第1定前吸引ダクトユニット431の第1下流ダクト435bとの間には、封止シート446が設けられている。この封止シート446により、ダクトが分裂する構成であっても、各ダクトのつなぎ目から空気が漏出することを抑制することができる。
図2(a)に示すように、画像形成部102に設けられる定前搬送ベルト217bは、未定着トナーが載っているシートSを別筐体である定着搬送部103に設けられる定着ユニット301へ安定して搬送するため、画像形成部102の不図示の支持枠体よりも外側(定着搬送部103側)に突出している。これにより、図6に示すように、定前搬送ベルト217bの内部に設けられ第2定前吸引ダクトユニット432の一部が、画像形成部102と定着搬送部103との境界線Vにおいて定着搬送部103側へ突出している。
この第2定前吸引ダクトユニット432が設けられる部分は、矢印X方向において画像形成部102の支持枠体を構成する金属板金のうち正面側に設けられる不図示の支柱と重なる位置に配置される。従って、第2定前吸引ダクトユニット432は、第1定前吸引ダクト431とは異なり、画像形成部102の正面側(矢印Y方向)から引き出せない構成となっている。
このような構成から、第2定前吸引ダクトユニット432をメンテナンスする場合は、画像形成部102の左側(矢印X方向側)から取り外す構成となっている。尚、第2定前吸引ダクトユニット432と第2定前排気フウロ454との間にも、ダクト同士の隙間から空気が漏出することを抑制するために封止シート448が設けられている。
このように、第2定前吸引ダクトユニット432は、メンテナンス性の低下が懸念されるが、画像形成部102へ装着しやすいように、後側板210に対して第二定前吸引ダクトユニット432は前後方向の隙間を設けている。つまり、後第2定前排気ダクトユニット432は、後側板210よりも正面側に位置する構成となっている。ここで、後側板210とは、前述した画像形成部102の支持枠体のうち背面側に設けられる支持板金である。
このため、後側板210には第2定前吸引ダクトユニット432と連結する第2定前排気ダクト454が通過するダクト用開口部461が設けられている。
また、第二定前吸引ダクトユニット432が左方向(矢印X方向)から装着された際に、第二定前吸引ダクトユニット432と第2定前排気ダクト454との間を封止する封止シート448が剥がれないように、封止シート448が貼り付けられているダクト接合部は、第2定前吸引ダクトユニット432の挿抜方向に対して30度の角度をつけている。
図8に示すように、第2定前排気ダクト454は、後側板210に設けられる不図示の貫通孔に嵌合するボス456を有しており、このボス456が前述した貫通孔に嵌合することで、第2定前吸引ダクトユニット432が挿抜された場合に第2定前排気ダクト454の位置がずれない構成となっている。よって、第2定前吸引ダクトユニット432の挿抜時に加わる力によって第2定前排気ダクト454の位置がずれてしまうこと抑制し、位置がずれることによってダクトの継ぎ目でエアーが漏れることを抑制している。
次に、図9を用いて定前排気ダクトユニット430と定着排気ダクトユニット442との連結構成について説明をする。図9は、定着排気ダクトユニット442を背面側から見た図である。図9に示すように、排気ダクトユニット440は支持板上441と支持板下442によって後側板210に対して固定されている。
定着排気ダクトユニット442は、定前排気ダクトユニット430から排気されるエアフローと、前述した定着加圧排気ファン419、及び湿気排気ファン420によって形成されるエアフローを集約するダクトユニットであり、これら3系統のエアフローに空気と共に含まれるVOC、粉塵及びUFP等を捕集するための定着下部排気フィルタ422を有している。そして、定着排気ダクトユニット442は、定着下部排気フィルタ422を通過した空気を画像形成装置101のシート搬送方向(矢印X方向)へ排出するための排出口442aを備えている。ここでは、定着下部排気フィルタ422の下流側に排出口442aが位置する構成を説明したが、画像形成装置101の外部へ排気される空気が通過する位置であれば定着下部排気フィルタ422を排出口442aよりも下流側に配置する構成であってもよい。また、排出口442aと定着下部排気フィルタ422が離れた位置に設けられる構成であってもよい。
尚、本実施形態では定着加圧排気ファン419および湿気排気ファン420で吸気した空気を定着排気ダクトユニット442へ導くダクトの構成については図示を省略する。定着加圧排気ファン419および湿気排気ファン420から吸気した空気を直接定着排気ダクトユニット442へ排出する構成であってもよいし、定着加圧排気ファン419および湿気排気ファン420と定着排気ダクトユニット442との間に別のダクトユニットを備える構成であってもよい。
定前排気ダクトユニット430の排気ダクトユニット440では、第1定前排気ダクト453と第2定前排気ダクト454によって形成される風路により二つのエアフローを形成している。
ここで、定前排気ダクトユニット430が接続される定着排気ダクト442の側面には後処理装置が設置されてもスペースが確保できるため、排気方向を本体左側面側にして、定着排気ダクトユニット442の左側面に定着下部排気フィルタ422を配置している。
このため定前排気ダクトユニット430から定着下部排気フィルタ422にエアーを導くために、ダクト内でエアフローを略90度曲げる必要がある。本実施形態において、略90度とは、80度~100度の範囲を示している。一般的に、ダクトに屈曲部を設ける場合、圧損が高くなるが、ダクトの内幅l1、l2に対して、ダクト屈曲部450のR1、R2形状を大きくすることで圧損を低減させることができる。
本実施形態では内幅l1、l2を34mmとし、これに対してR寸法(屈曲半径)を2倍以上の80mmにしている。次に、メンテナンス性を向上させるためにフィルタの寿命の観点から適切なフィルタサイズが必要で、それに対してダクトの断面積は拡大も縮小もしないのが望ましいが、スペースの観点で第1定前吸引ダクトユニット431、第2定前吸引ダクトユニット432内にフィルタと同サイズのダクト断面積を確保することは困難である。
このため定前排気ダクトユニット430の排気ダクト440から定着下部排気フィルタ422までの間に、ダクトの断面積を拡大させる必要がある。本実施形態では、最下流の定着下部排気フィルタ422に対して徐々にダクト断面積が拡大するようなダクト形状にしている。
また、本実施形態では、画像形成装置101の前後方向サイズをより小さくするためフィルタが鉛直方向(矢印Z方向)に長い縦長形状となるように配置している。従って、このフィルタに対応するダクトは、前後方向に比べて鉛直方向を大きくする必要があり、その際のダクトの拡大方法が重要である。
前述したように、ダクトを屈曲させる場合は屈曲部での圧損が大きくなる恐れがあるため、ダクト屈曲部450の上流側から始まる第一の上下方向拡大部451の水平面に対する角度は20度以下とし、拡大角度を小さくしている。そしてダクト屈曲部450よりも下流側の第二の上下方向拡大部452では、第一の拡大角度451より大きい45度とすることで、ダクト全体の圧損を低減させている。
尚、第二の拡大部452だけでダクトを拡大させることもできるが、拡大角度が45度を超えてしまい、第二の拡大部452の圧損が大きくなりすぎる。しかし、本実施形態とは異なり画像形成装置101の前後方向のサイズを大きくすることが可能である場合は屈曲部を90度とするように第一の拡大部451を構成してもよい。この場合は、第二の拡大部452と同程度の角度でもよい。前後方向の距離が広く確保できない場合は、第一の拡大部451の角度を第二の拡大部452の角度よりも小さくしつつ、第二拡大部452を45度以下とするのが望ましい。
このように、定前排気ダクトユニット430を定着排気ダクトユニット442に連結させることで、画像形成装置101において画像形成部102において吸引する空気を、画像形成部102とは異なる筐体である定着搬送部103に設けられる定着下部排気フィルタ422を通過させて排気することができる。これにより、複数の筐体を有する画像形成装置101において、定着ユニット301近傍の空気を排気するためのエアフローを1つに集約することができる。よって、定着期301の近傍で発生するVOC,UFP等を1つのフィルタで捕集することが可能になるため、フィルタ交換等のメンテナンス時の作業性を向上させることができる。
尚、上述した実施形態では、本実施形態では、定着前搬送ベルト217a,bを設けたことでる構成であるため第一定前吸引ダクトユニット431と第二定前吸引ダクトユニット432を設けたが、二次転写ニップから定着ユニット301の定着ニップまでの搬送路の長さが短い構成であれば、定着前搬送ベルト217aと第一定前吸引ダクトユニット431のみを設ける構成であってもよい。
<第2実施形態>
次に、図10を用いて第2実施形態について説明する。第2実施形態では、画像形成装置101の筐体の構成が第1実施形態と異なる構成となっている。
図10は、第2実施形態における定前排気ダクトユニット430、430‘を示す概略断面図である。
第2実施形態では、第1及び第2定前吸引ダクトユニット431、432と定着ユニット301の位置が遠いなどして、さらに第3及び第4の定前吸引ダクトユニット470、471を備えた構成について説明する。尚、ここでの定前排気ダクトユニット430や定着排気ダクトユニット442の構成は第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
第3及び第4の定前搬送手段470、471を第1及び第2定前吸引ダクトユニット431、432の下流において第一筐体である画像形成装置101内に設けた場合も、定着前搬送吸気ファン413a~dと同様に定着前搬送吸気ファン413e~hを設ける必要がある。従って、第3及び第4の定前吸引ダクトユニット470、471によって定着搬送部103に設けられる定着ユニット301からVOC、粉塵等を吸引してしまう恐れがある。このため第3及び第4の定前吸引ダクトユニット470、471にも排気ダクトを設けて、第1及び第2定前吸引ダクトユニット431,432と同様に定着排気ダクトユニット442に接続する必要がある。ここで、第3及び第4の定前吸引ダクトユニット470、471の詳細な構成については上記で説明した第1及び第2定前吸引ダクトユニット431,432と同様であるため、説明を省略する。
この場合、第1及び第2定前吸引ダクトユニット431,432のエアフローを合流させてから、第3及び第4の定前吸引ダクトユニット470、471のエアフローをそれぞれ合流させることが望ましい。このように、各ダクトユニットの排気口を1か所ずつ合流させることで、合流部の形状を複雑化することなく、エアー漏れを防止できる。
また、定着排気ダクトユニット442との合流の際には、第一、第二定前吸引と同様に略90度ダクト方向を曲げる必要があるため、ダクトの内幅に対して、R寸法を大きくして圧損を低減することが望ましい。できれば内幅に対して、2倍以上のR寸法にすることが適切である。またダクトの上下方向を拡大する際には、定前排気ダクトユニット430と同様に、定着排気ダクトユニット442の拡大角度45度よりも小さい角度20程度が望ましい。90度屈曲部の拡大角度を小さくすることで圧損を抑えることができる。
また、第2の実施形態で説明した第3及び第4の定前吸引ダクトユニット470、471は、定着搬送部103において定着ユニット301よりも上流側に設ける構成であってもよい。
このように、定前排気ダクトユニット430、430‘を定着排気ダクトユニット442に連結させることで、画像形成装置101において画像形成部102において吸引する空気を、画像形成部102とは異なる筐体である定着搬送部103に設けられる定着下部排気フィルタ422を通過させて排気することができる。これにより、複数の筐体を有する画像形成装置101において、定着ユニット301近傍の空気を排気するためのエアフローを1つに集約することができる。よって、定着期301の近傍で発生するVOC,UFP等を1つのフィルタで捕集することが可能になるため、フィルタ交換等のメンテナンス時の作業性を向上させることができる。
71 現像排気口
72 転写前帯電排気口
73 作像冷却口
74 帯電排気口
100 画像形成システム
101 画像形成装置
102 画像形成部
103 定着搬送部
301 定着ユニット
413 定着前搬送吸気ファン
417 定着排熱ファン
418 定着加圧吸気ファン
419 定着加圧排気ファン
420 湿気排気ファン
430 定前排気ダクトユニット
431 第一定前吸引ダクトユニット
431 第二定前吸引ダクトユニット
432 第一定前吸引ダクトユニット
433 第一定前吸引ダクト合流部
434 第二定前吸引ダクト合流部
435 第一定前吸引ダクト
436 第二定前吸引ダクト

Claims (10)

  1. シートにトナー像を形成する作像ユニットを内部に有する第1筐体と、前記作像ユニットによって形成されたトナー像をシートに定着させる定着ユニットを有し、シート搬送方向において前記第1筐体に対して下流側に設けられる第2筐体とを有する画像形成装置であって、
    前記第1筐体に設けられ、前記作像ユニットによってトナー像が形成されたシートを前記定着ユニットへ搬送する搬送ベルトと、
    前記搬送ベルトの外周面に対してシートが吸着するように空気を吸気する第1吸気ファンと、
    前記第1筐体に設けられ、前記第1吸気ファンにより吸気された空気が通過する風路を形成する第1ダクトユニットと、
    前記第2筐体に設けられ、前記定着ユニットの近傍の空気を吸気する第2吸気ファンと、
    前記第2筐体に設けられ、前記第1ダクトユニットから流入する空気と前記第2吸気ファンによって吸気された空気とが通過する風路を形成する第2ダクトユニットであって、前記画像形成装置の外部へ排気する排気口と、当該排気口から排気される空気が通過するフィルタを有する第2ダクトユニットと、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1吸気ファンは、前記搬送ベルトの内周部に設けられ、前記搬送ベルトに形成される複数の吸気口から空気を吸気することで前記搬送ベルトの外周面に対してシートを吸着する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. シート搬送方向において前記搬送ベルトよりも下流側に設けられ、複数の吸気口を有する他の搬送ベルトと、
    前記他の搬送ベルトの内周部に設けられ、前記他の搬送ベルトの外周面に対してシートが吸着するように空気を吸気する他の吸気ファンと、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1ダクトユニットは、前記吸気ファンによって吸気した空気を流す第1エアフローと、前記他の吸気ファンによって吸気した空気を流す第2エアフローとを隔てる隔壁部を有する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記第1ダクトユニットは、前記第1吸気ファンから吸気した空気を前記画像形成装置の背面側へ向けて流すエアフローを形成する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記第2ダクトユニットは、前記画像形成装置のシート搬送方向において下流側に向けて空気を排気するエアフローを形成する、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記第1ダクトユニットは、当該ダクトの断面積がエアフローの下流に向かって大きくなる、
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記第2ダクトユニットは、当該ダクトの断面積がエアフローの下流に向かって大きくなる、
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記第1ダクトユニットは、当該第1ダクトユニットに形成されるエアフローを略90度曲げるための屈曲部を有する、
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記屈曲部の屈曲半径は、前記第1ダクトユニットの内幅よりも大きい、
    ことを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
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