JP2022094203A - 画像形成装置 - Google Patents

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拓也 松村
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Abstract

【課題】 消費電力の増加に伴い電源部における発熱量も増加し、電源排熱ファンの風量も増加する商業印刷の画像形成装置において、装置内部に滞留するオゾン、粉塵、VOC、UFP等が、電源部の排気口から装置外部に放出される虞があった。【解決手段】 電源部の排熱風路を、作像部を含む装置内部と連通することのない独立した風路で構成する。【選択図】 図10

Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、及びこれらの機能を複数備える複合機等の電子写真方式の画像形成装置に関する。
従来の画像形成装置は、トナー画像を形成する作像部、トナーを加熱してシートに定着する定着部及び装置全体の電源供給を行う電源部等の装置内部に設けられる様々なユニットが装置の稼働に伴って発熱する場合がある。そこで、送風ファンを設けてエアフローを形成し、各ユニットから吸気した空気を排気口から装置外部へ排気することで各ユニットの排熱を行う構成が一般的に用いられている。
この構成において、トナー画像を形成する作像部やトナーを加熱する定着部近傍では、オゾン、粉塵、揮発性有機化合物(VOC:Volatile Organic Compound)及び、超微粒子(UFP:Ultra Fine Particle)等が発生する場合がある。
そこで、作像部や定着部から吸気した空気を排気するためのエアフロー経路に捕集フィルタを配設し、清浄化した空気を排気口から装置外部に排気する構成が開示されている(特許文献1)。
特開平7-271272号公報
近年、オフィスから商業印刷へと普及した電子写真方式の画像形成装置においては、高生産、高画質、高安定、高寿命、高機能化に伴い装置が大型化し、消費電力も増加する傾向にある。そして、消費電力の増加に伴い画像形成装置内に設けられる電源部における発熱量も増加するため、電源部の排熱を行う送風ファンの風量も増加する。
しかしながら、電源部の排熱を行う送風ファンの風量を増加すると、画像形成装置内部に滞留するオゾン、粉塵、VOC及びUFP等が電源部のエアフローに流入して電源部の排気口から装置外部に漏れ出る可能性があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、装置外部へのオゾン、粉塵、VOC及びUFP等の放出量をより低減することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明に係る画像形成装置は、シートにトナー像を形成する作像ユニットを有する画像形成装置であって、シートを加熱し、前記作像ユニットによって形成されたトナー像をシートに定着させる定着ユニットと、前記画像形成装置に電力を供給する電源基板と、前記画像形成装置の外装を覆う外装カバーと、前記電源基板を内部に有する第1ダクトユニットであって前記外装カバーに設けられた吸気口を介して前記画像形成装置の外部から、前記電源基板へ空気を吸気する第1吸気部と、前記第1吸気部から吸気した空気を前記画像形成装置の外部へ排気する第1排気部と、を有する第1ダクトユニットと、前記第1ダクトユニットの内側にエアフローを形成する第1送風ファンと、前記画像形成装置の内部において前記定着ユニット近傍から空気を吸気する第2吸気部と、前記第2吸気部から吸気した空気を前記画像形成装置の外部へ排気する第2排気部と、エアフローにおいて前記第2吸気部と前記第2排気部との間に設けられるフィルタと、を有する第2ダクトユニットと、前記第2ダクトユニットの内側にエアフローを形成する第2送風ファンと、を備え、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、オゾン、粉塵、VOC及びUFP等の放出量をより低減することができる画像形成装置を提供することができる。
画像形成装置を含む画像形成システムの概略断面図 画像形成装置の画像形成部の概略断面図 画像形成装置の定着搬送部の概略断面図 画像形成装置のエアフロー配置の背面図 画像形成装置のファン風量のブロック図 画像形成装置の外観斜視図 DC電源ユニットの外観斜視図 DC電源ユニットの断面図 DC電源ユニットの分解図 画像形成装置の電源エアフロー構成を示す概略断面図
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。ただし、以下の実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置等は、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
<実施形態1>
(画像形成システム)
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置101を含む画像形成システム100の概略断面図である。図1に示す画像形成装置101は、給送されたシートSにトナー画像を転写する画像形成部102と、転写されたトナー画像をシートSに定着する定着搬送部103により構成される。画像形成部102と定着搬送部103は、各々独立した筐体で構成される。この構成により、大型な装置であっても、筐体毎に分離した状態での梱包や輸送を行うことが可能となり、設置に至るまでの物流時の作業性を改善することができる。
画像形成部102の上部には、原稿画像を読み取る原稿読取装置104、及び積載した複数枚の原稿を原稿読取装置104に1枚ずつ給送する原稿給送装置105が選択式に接続される。
画像形成部102のシート搬送方向上流側には、複数のシート収納部を有する大容量給送装置106、もしくは不図示の手差し給送装置、もしくは長尺シートを収容可能な不図示の長尺給送装置のいずれかの給送装置を選択的に接続することができる。大容量給送装置106の更に上流側には、不図示の大容量給送装置、手差し給送装置、長尺給送装置のいずれかの給送装置を選択的に重連接続することができる。
定着搬送部103のシート搬送方向下流側には、シートSの片面、もしくは両面に形成された定着後のトナー画像を読み取り、画像濃度や画像位置のずれを検出し、画像形成部102に伝送される画像信号に対してフィードバック補正を行うためのセンシング装置107が選択的に接続される。
定着搬送部103、もしくはセンシング装置107の更に下流側には、インサータ、パンチャ、くるみ製本機、大容量スタッカ、折り機、フィニッシャ、トリマ等、不図示の様々なシート処理装置を1つ、もしくは複数組み合わせて、選択的に接続することができる。
以上説明したように、本実施形態の画像形成装置101は、シート搬送方向の上下流に多様なオプション装置が選択的に接続されることで、多様なマテリアルに対して、多様な後処理加工を施した成果物をインライン出力することが可能となり、高生産、高画質、高安定、高機能に優れた画像形成システム100を提供することができる。
(画像形成装置:画像形成部102)
図2は、本実施形態の画像形成装置101における画像形成部102の概略断面図である。図2に示す画像形成部102は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の色別に異なるトナー画像を形成する複数の作像ステーション200を備える。これらの複数の作像ステーションは、作像ユニットの一例である。図2(a)は、画像形成部102全体の概略断面図である。図2(b)は、作像ステーション200Y,M,Cの概略断面図である。図2(c)は、作像ステーション200Kの概略断面図である。
図2(a)に示すように、各作像ステーション200における感光ドラム201は、一次帯電器202により表面を一様に帯電された後、伝送される画像情報の信号に基づき駆動されるレーザスキャナ203により静電潜像が形成される。形成された潜像は、現像器204によりトナー画像として現像される。現像により消費されたトナーは、トナーボトル205からトナー補給経路206を介して各現像器204に適宜補給される。各作像ステーション200Y,M,Cは、用いるトナーの色が異なるのみであり、構成は全て共通となっている。以下では、共通の構成に関してY,M,C,Kの符号を省略して説明をする。尚、作像ステーション200Kは、一部の構成が作像ステーション200Y,M,Cと異なる機能を有する構成となっているため、異なる箇所については後述する。
感光ドラム201上のトナー画像は、一次転写ローラ207により所定の加圧力、及び静電的負荷バイアスが付与されて、中間転写ベルト208上に順次転写される。転写後の感光ドラム201上に残った僅かな残トナーは、感光ドラムクリーナ209により除去され、次の画像形成に備える。除去された残トナーは、トナー回収経路210を介して回収トナー容器211に収容される。
一方、画像形成部102内部のシート収納部212、もしくは前述した画像形成装置101の外部に接続されるいずれかの給紙装置により1枚ずつ給送されたシートSは、レジストローラ213のニップ部に先端を倣わせてループを形成することで斜行修正が行われる。その後、レジストローラ213は、中間転写ベルト208上のトナー画像と同期をとって、シートSを二次転写部へ搬送する。
中間転写ベルト208上のトナー画像は、二次転写内ローラ214、及び二次転写外ローラ215から成る二次転写ニップで、所定の加圧力と静電的負荷バイアスを付与することでシートSに転写される。転写後、中間転写ベルト208上に残った僅かな残トナーは、中間転写ベルトクリーナ216によって除去され、次の画像形成に備える。除去された残トナーは、トナー回収経路210を介して回収トナー容器211に収容される。トナー画像が転写されたシートSは、定着前搬送ベルト217a,bにより下流の定着搬送部103に搬送される。
(画像形成装置:白黒画像形成)
本実施形態の画像形成装置101は、前述したY、M、C、K全ての作像ステーション200を使用したフルカラー画像形成の他に、Kの作像ステーション200Kのみを使用した白黒画像形成を行うことができる。
白黒画像形成時には、一次転写ローラ207、一次転写補助ローラ218、中間転写ベルト208を、不図示の離間機構により、図2(a)の破線で示す位置に変位させる。この離間機構により、中間転写ベルト208から離間されたY、M、Cの作像ステーション200Y、200M、200Cは、回転駆動を停止することができる。即ち、Y、M、Cの作像ステーション200Y、200M、200Cにおいて、不用な回転駆動に伴う不用な部品摩耗を防止でき、高寿命化を図ることができる。
一方、感光ドラム201Kは、感光ドラム201Y、201M、201Cよりも高寿命に適した大径で構成される。また、図2(c)に示すように、一次帯電器202Kは、一次帯電器202Y、202M、202Cのローラ帯電器による接触方式よりも高寿命に適したコロナ帯電器による非接触方式で構成される。更には、トナーボトル205Kは、トナーボトル205Y、205M、205Cよりも高寿命に適した大容量で構成される。
以上の構成により、白黒画像形成を多用するユーザにおいても、使用頻度の低いY、M、Cの作像ステーション200Y、200M、200Cに対して、使用頻度の高いKの作像ステーション200Kのメンテナンス間隔が短くなることを防止できる。
また、コロナ帯電器202Kを用いた大径ドラム構成は、ローラ帯電器202Y、202M、202Cを用いた小径ドラム構成よりも、帯電幅が広く高速化に適した構成であるため、白黒画像形成時の生産性を向上することもできる。
なお、このような作像ステーション200間で異なる条件を有する画像形成部102においては、形状や摩耗量の差から感光ドラム201上のトナー帯電量に差が生じる場合がある。トナー帯電量に差が生じると、二次転写工程において、シートSへのトナー画像の転写が均一に行われずに画像不良を生じる場合がある。そこで、Kの感光ドラム201Kには、Y、M、Cの感光ドラム201Y、201M、201Cとトナー帯電量を揃えるためのコロナ帯電器からなる転写前帯電器219が配設される。
以上説明したように、本実施形態の構成によれば、フルカラー画像形成のみならず白黒画像形成においても、高生産、高画質、高安定、高寿命に優れた画像形成装置101を提供することができる。
(画像形成装置:定着搬送部103)
図3は、本実施形態の画像形成装置101における定着搬送部103の概略断面図である。図3に示す定着ユニット301は、画像形成部102より搬送されるシートS上のトナー画像を加熱加圧することによりシートS上に定着する。
本実施形態では、定着ユニット301の鉛直方向上側に、不図示のヒータによって加熱される加熱ローラ301aを有し、鉛直方向下側に、加熱ローラ301aに対してシートを加圧する加圧ローラ301bを有している。トナー像が形成されたシートSは、加熱ローラ301aと加圧ローラ301bによって形成される定着ニップにて加熱及び加圧されることでトナー画像が定着される。そして、加熱ローラ301aと加圧ローラ301bは、シートを加熱加圧しながらシート搬送方向下流側へシートを挟持搬送する。ここでは、ローラ対からなる定着ユニット301を例に説明したが、搬送ベルトによって定着ニップを形成する定着ユニット301であってもよい。
定着ユニット301により加熱されたシートSは、冷却ユニット302の搬送ベルト302aの内面に接触するヒートシンク303の吸熱により冷却されながら搬送ベルト302a,bによって搬送され、排紙搬送パス304を経由して、前述したセンシング装置107、もしくは不図示の後処理装置に排出される。
シートSの表裏を反転して排出する場合は、排紙反転部305でスイッチバック搬送を行い、シートSの先後端を入れ替えて表裏を反転した状態で排紙搬送パス304を経由して排出する。
シートSの両面に画像形成を行う場合は、1面目の画像が形成されたシートSを、両面反転部306でスイッチバック搬送を行い、シートSの先後端を入れ替えて表裏を反転した状態で両面搬送パス307に搬送する。その後、画像形成部102内部のシート収納部212、もしくは前述した外部に接続されるいずれかの給紙装置により給送される後続シートSとのタイミングを合わせてレジストローラ213に再合流させ、2面目に対して1面目と同様なプロセスで画像形成を行い、排紙搬送パス304を経由して排出する。
(画像形成装置:エアフロー配置)
図4は、本実施形態の画像形成装置101におけるエアフロー配置を示す図であり、画像形成装置101を背面側から見た図である。ここで、画像形成装置101の正面側とは、シート収納部212にシートを補充する際等にシート収納部212を画像形成装置101に対して引き出す側面であり、画像形成装置101を操作するユーザが立つ位置である。そして、画像形成装置101の背面側とは、前後方向(シート収納部212の挿抜方向)において正面側と反対側の側面である。
図4に示すように、画像形成装置101は、作像エアフロー401、定着前搬送エアフロー402、電源エアフロー403を形成するダクトユニットをそれぞれ備える。定着搬送部103は、定着エアフロー404、冷却ユニットエアフロー405、電源エアフロー406、電装エアフロー407を形成するダクトユニットをそれぞれ備える。
画像形成部102の作像エアフロー401は、一次帯電器吸気ファン408、現像器吸気ファン409Y、409M、409C、作像排気ファン410を備える。
一次帯電器吸気ファン408は、作像ステーション200Kの一次帯電器202Kに対して、換気のための外気を供給する。一次帯電器吸気ファン408の上流側には、外気に浮遊する粉塵を捕集し、清浄化した空気をKの一次帯電器202Kに供給するための一次帯電器吸気フィルタ411が配設される。
現像器吸気ファン409Y、409M、409Cは、現像器204Y、204M、204Cに対して、冷却のための外気を供給する。
作像排気ファン410は、Kの一次帯電器202K、及び転写前帯電器219が、コロナ放電により放出したオゾンをKの作像ステーション200Kから排出させる。また、作像排気ファン410は、回転駆動時の摩擦により各現像器204が放出した熱を各作像ステーション200から排出させる。また、作像排気ファン410は、トナー回収経路210から内部に滞留した熱を排出させる。更には、作像排気ファン410は、トナー画像形成の各工程において放出された微量の浮遊トナーを、各作像ステーション200から排出させる。作像排気ファン410の上流側には、各作像ステーション200から排出されたオゾン、及びトナーを含む粉塵を捕集し、清浄化した空気を装置101の外部に排気するための作像排気フィルタ412が配設される。
以上説明した作像エアフロー401の構成によれば、作像工程で放出されるオゾン、熱及び粉塵を、各作像ステーション200内に滞留させることなく効率よく排出し、作像排気フィルタ412にて捕集することができる。
即ち、オゾンや粉塵が感光ドラム201や一次帯電器202に付着することにより生じる帯電ムラ等の帯電画像不良、トナーが過昇温して流動性が悪化することにより生じる現像画像不良、及びトナー搬送経路詰まり等の動作不良及びオゾンや粉塵が転写前帯電器219に付着することにより生じる転写画像不良等を防止できる。
よって、高画質、高安定、高寿命に優れた画像形成装置101を提供することができる。また、画像形成装置101の外部へのオゾン、粉塵の排出量を削減した環境配慮に優れた画像形成装置101を提供することができる。ここで、図5に示す作像エアフロー401は、第3のダクトユニットの一例であり、一次帯電器吸気ファン408及び現像器吸気ファン409Y、409M、409Cや各ファンの位置に対応する吸気口は作像ユニット近傍から空気を吸気する第3吸気部の一例であり、作像排気ファン410及び作像エアフロー401において画像形成装置の外部へ排気するための排気口は第3排気部の一例である。
定着前搬送ベルト217a,bの内周部には、定着前搬送ベルト217a,bに設けられた不図示の吸引口を介して、シートSを定着前搬送ベルト217a,bの外周面に吸着するための定着前搬送吸着ファン413が設けられている。定着前搬送吸着ファン413は、各定着搬送ベルト217a,bに対して前後2個ずつ、合計4つ備えられている。このように、定着前搬送吸着ファン413によって、画像形成部102の定着前搬送エアフロー402が構成されている。
定着前搬送吸着ファン413は、不図示の制御回路により、搬送されるシートSの材質や形状に応じて最適な風量に調整される。この構成によれば、シートS上の未定着トナー画像を乱すことなく、多様なマテリアルに対して安定した搬送を行うことができる。よって、高画質、高安定及び高機能に優れた画像形成装置101を提供することができる。
なお、定着前搬送吸着ファン413は、隣接する定着ユニット301で放出される熱、VOC、粉塵及びUFPを吸引する可能性がある。そこで、定着前搬送エアフロー402は、後述する定着下部排気フィルタ422でVOC、粉塵及びUFPの捕集を行い、清浄化した空気を装置101の外部に排気する。この構成により、装置101の外部へのVOC、粉塵及びUFPの排出量を削減した環境配慮に優れた画像形成装置101を提供することができる。
画像形成部102の電源エアフロー403は、DC電源基板8、9、10が放出した熱を画像形成装置101の外部に排出する電源排気ファン11を備える。電源排気ファン11による排気に伴い、電源吸気口5から冷却のための外気が供給され、電源基板424を効率よく冷却することができる。この構成により、DC電源基板8、9、10が過昇温して出力が低下することに伴う画像形成装置101の動作不良や故障を防止することができる。よって、高生産、高安定、高寿命に優れた画像形成装置101を提供することができる。電源エアフロー403を構成するDC電源ユニット1の詳細な構成については、後述する。
定着搬送部103の定着エアフロー404は、定着排熱ファン417、定着加圧吸気ファン418、定着加圧排気ファン419、湿気排気ファン420を備える。
定着排熱ファン417は、主に、定着ユニット301の加熱側となる上部から放出される熱を装置101の外部に排出する。定着ユニット301を構成する部品、もしくはトナーに含まれる離型剤(ワックス)が加熱されると、熱と共にVOC、粉塵及びUFP等が放出される可能性がある。よって、定着排熱ファン417によって発生する気流の下流側には、VOC、粉塵、UFPを捕集するための定着上部排気フィルタ421が配設される。
定着加圧吸気ファン418は、定着ユニット301の加圧側となる下部に対して、冷却のための外気を供給する。定着加圧排気ファン419は、定着ユニット301の加圧側となる下部から放出される熱を画像形成装置101の外部に排出する。湿気排気ファン420は、定着ユニット301で加熱されたシートSから放出される水蒸気を装置101の外部に排出する。
定着加圧排気ファン419、及び湿気排気ファン420、及び前述した定着前搬送吸着ファン413によって発生する気流の下流側には、熱や水蒸気と共に放出されるVOC、粉塵、UFPを捕集するための定着下部排気フィルタ422が配設される。
以上説明した定着エアフロー404の構成によれば、加熱工程で放出される熱、湿気、VOC、粉塵及びUFPを、画像形成装置101の内部に滞留させることなく効率よく排出することができる。即ち、熱が画像形成装置101に滞留してトナーや各ユニットの部品等が過昇温することによる画像不良、及び動作不良を防止できる。
また、定着ユニット301の加圧側が過昇温することで、定着工程でトナーに与える熱量が過剰になることによる定着画像不良、及び定着分離不良等のシートの搬送不良を防止できる。また、水蒸気が付着することによる搬送ガイドの結露や、結露した水滴が搬送中のシートSに付着することによる搬送不良、及び画像不良を防止できる。更には、加熱により気化した離型剤(ワックス)が再び固化して部品等に付着することによる動作不良、シート搬送不良を防止できる。よって、高画質、高安定及び高寿命に優れた画像形成装置101を提供することができる。また、画像形成装置101の外部へのVOC、粉塵及びUFPの排出量を削減した環境配慮に優れた画像形成装置101を提供することができる。
ここで、図4に示す定着エアフロー404は、第2のダクトユニットの一例であり、定着前搬送吸着ファン413及び定着加圧吸気ファン418や各ファンの位置に対応する吸気口は定着ユニット近傍から空気を吸気する第2吸気部の一例であり、定着排熱ファン417、定着加圧排気ファン419、湿気排気ファン420及び定着エアフロー404において画像形成装置の外部へ排気するための排気口は第2排気部の一例である。
定着搬送部103の冷却ユニットエアフロー405は、冷却ユニット302の内部に配設されるヒートシンク303が放出した熱を装置101の外部に排出するための冷却ユニット排気ファン423を備える。冷却ユニット302のヒートシンク303は、搬送ベルト302aを介して定着後のシートSから熱を吸収し、吸収した熱を放出する熱交換器である。この構成によれば、定着ユニット301で加熱されたシートSを効率よく冷却することができ、下流の搬送パスにおけるシートSからの放熱量を低減することができる。
即ち、両面画像形成時のシートSからの放熱で画像形成部102のトナーが過昇温することによる画像不良、及び動作不良を防止できる。また、後処理装置で成果物を大量積載した際のシートS間のトナー画像の貼りつきを防止できる。よって、高画質及び高安定に優れた画像形成装置101を提供することができる。
定着搬送部103の電源エアフロー406は、電源基板424が放出した熱を外部に排出する電源排気ファン425、426を備える。電源排気ファン425、426による排気に伴い、電源吸気口427から冷却のための空気が供給され、電源基板424を効率よく冷却することができる。この構成により、電源基板424が過昇温して出力が低下することに伴う動作不良や故障を防止することができる。よって、高生産及び高安定に優れた画像形成装置101を提供することができる。
定着搬送部103の電装エアフロー407は、電装基板428、429が放出した熱を外部に排出する電装排気ファン430を備える。電装排気ファン430による排気に伴い、電装吸気口431から冷却のための空気が供給され、電装基板428、429を効率よく冷却することができる。この構成により、電装基板428、429が過昇温して出力が低下することに伴う動作不良や故障を防止することができる。よって、高生産及び高安定に優れた画像形成装置101を提供することができる。
(画像形成装置:エアフロー収支)
図5は、本実施形態の画像形成装置101おける吸気、及び排気ファンの風量を示したブロック図であり、(a)は画像形成部102の各ファンの風量を示し、(b)は定着搬送部103の各ファンの風量を示している。図5に示す数値は、一例として、厚紙に画像形成を行う際の各ファンの風量を示している。
図5(a)の破線は、画像形成装置101の画像形成部102の内部に作用する吸気ファンの風量合計Q1、及び排気ファンの風量合計Q2の合計範囲を示す。ここで、電源エアフロー403は、画像形成部102及び定着搬送部103の内部と連通しない独立した風路で構成されており、外気に対して直接吸排気を行う構成としている。従って、電源エアフロー403は、画像形成部102の内部のエアフローに作用しないため、合計値から除外している。ここで、吸気ファンとは、画像形成装置101の外部の空気を装置内部へ取り入れるためのファンであり、画像形成部102に設けられるファンのうち、一次帯電器吸気ファン408と、3つの現像器吸気ファン409C,M,Yが該当する。また、排気ファンとは、画像形成装置101の内部の空気を装置外部へ排出するためのファンであり、画像形成部102に設けられるファンのうち、作像排気ファン410と4つの定着前搬送吸着ファン413が該当する。
本実施形態では、以下のように画像形成装置101における画像形成部102の吸気ファンの風量合計Q1よりも排気ファンの風量合計Q2の方が大きくなるように構成される。
Q1:0.60m/min<Q2:2.13m/min
この構成によれば、外気よりも画像形成部102の内部を相対的に負圧に保つことができる。よって、画像形成部102の内部のオゾンや粉塵が、外装カバーの合わせ目等の微小な隙間から画像形成装置101の外部に漏出することを防ぐことができる。即ち、画像形成部102のエアフロー排気口に設けた作像排気フィルタ412において、画像形成装置101内でオゾン及び粉塵の捕集が確実に行われ、環境配慮に優れた画像形成装置101を提供することができる。
図5(b)の破線は、画像形成装置101の定着搬送部103の内部に作用する吸気ファンの風量合計Q3、及び排気ファンの風量合計Q4の合計範囲を示す。ここで、吸気ファンとは、画像形成装置101の外部の空気を装置内部へ取り入れるためのファンであり、定着搬送部103に設けられるファンのうち、定着加圧吸気ファン418が該当する。また、排気ファンとは、画像形成装置101の内部の空気を装置外部へ排出するためのファンであり、定着搬送部103に設けられるファンのうち、3つの定着排熱ファン417、定着加圧排気ファン419、湿気排気ファン420、冷却ユニット排気ファン423、電源排気ファン425、426及び電装排気ファン430が該当する。
本実施形態では、吸気ファンの風量合計Q3よりも排気ファンの風量合計Q4の方が大きくなるように構成される。
Q3:1.74m/min<Q4:9.77m/min
この構成によれば、外気よりも定着搬送部103の内部を相対的に負圧に保つことができる。よって、定着搬送部103の内部のVOC、粉塵及びUFPが、外装カバーの合わせ目等の微小な隙間から、画像形成装置101の外部に漏出することを防ぐことができる。即ち、定着搬送部103のエアフロー排気口に設けた定着上部排気フィルタ421、及び定着下部排気フィルタ422において、画像形成装置101内のVOC、粉塵及びUFPの捕集が確実に行われ、環境配慮に優れた画像形成装置101を提供することができる。
更に、本実施形態では、画像形成部102における排気ファンの風量合計Q2と吸気ファンの風量合計Q1との差分風量よりも、定着搬送部103における排気ファンの風量合計Q4と吸気ファンの風量合計Q3との差分風量の方が大きくなるように構成される。
(Q2-Q1):1.53m/min<(Q4-Q3):8.03m/min
この構成によれば、画像形成部102の内部よりも定着搬送部103の内部を相対的により負圧に保つことができる。よって、定着搬送部103の内部で放出された熱、VOC、粉塵、UFP及び水蒸気が、画像形成部102と定着搬送部103との連通部から画像形成部102の内部に流入することを防ぐことができる。即ち、定着ユニット301の近傍で発生しやすい熱、VOC、粉塵、UFP及び水蒸気が、定着搬送部103に隣接配置された画像形成部102の筐体内部に流入することを防ぐことができる。
よって、画像形成部102へ定着ユニット301の熱が流入してトナーの流動性を悪化させることによる画像不良や動作不良や、VOC、粉塵またはUFPが流入して部品に付着することによる画像不良、搬送不良及び動作不良、及び、水蒸気が流入して部品に結露することによる画像不良や搬送不良等を防止することができる。
以上のことから、定着搬送部103の内部で放出された熱は、画像形成部102の内部に滞留することなく定着搬送部103のエアフロー排気口から効率よく排出され、VOC、粉塵及びUFPは、排気口に設けた定着上部排気フィルタ421、及び定着下部排気フィルタ422において確実に捕集されるため、高画質、高安定及び高寿命に優れ、且つ環境配慮に優れた画像形成装置101を提供することができる。
(画像形成部:電源エアフロー)
図5に示したように、本実施形態の画像形成部102の電源排気ファン11は、画像形成部102のファンの中で最も風量が大きく、定着搬送部103を含む画像形成装置101全体でみても、冷却ユニット排気ファン423に次いで風量が大きい。これは、画像形成装置101の消費電力の増加に伴い、DC電源基板8、9、10における発熱量も増加し、電源排気ファン11の風量も増加するためである。よって、この傾向は、消費電力の大きい大型化された商業印刷向けの画像形成装置101においてより顕著になる。
風量の大きい電源排気ファン11を含む電源エアフロー403が、他のエアフローに影響を与えてしまうと、本来フィルタ412、421、422で捕集されるはずのオゾン、粉塵、VOCまたはUFPが電源排気ファン11の排気口から装置101の外部に放出されてしまう懸念がある。そこで、本実施形態では、電源エアフロー403を、画像形成部102及び定着搬送部103の内部と連通することのない独立した風路で構成し、他のエアフローに影響を与えない構成にしている。
以下、図6~11を用いて、画像形成部102の電源エアフロー403を構成するDC電源ユニット1の詳細な構成を説明する。
図6は、本実施形態の画像形成装置101を背面側の下方から見た外観斜視図である。図6に示すように、破線で示したDC電源ユニット1は、画像形成部102の後側面を覆う後カバー2、及び床等の設置面と対向する底板部3、4に隣接して配設される。後カバー2には、DC電源ユニット1の吸気口5を露出させるための開口2aが形成される。底板部3、4には、DC電源ユニット1から排出された空気を装置101の外部に排気するための複数の排気口6a~eが形成される。底板部4の下面には、複数の排気口6a~eから排出された熱が、吸気口5に流入することを防止するための遮蔽シート7が底板部4と床面との間に跨って配設される。
本実施形態における画像形成装置101は、図6に示すように、画像形成部102と定着搬送部103とにそれぞれ複数のキャスターが設けられており、画像形成部102と定着搬送部103とはそれぞれのキャスターによって移動可能となっている。
ここで、画像形成部102の内部には作像ステーション200等の各ユニットを支持する不図示の支持枠体が設けられ、定着搬送部103の内部には定着ユニット301や冷却ユニット302等の各ユニットを支持する不図示の支持枠体が設けられている。
画像形成部102の支持枠体は、底板部3に固定され鉛直方向上方に延びる複数の支柱と、画像形成装置101の正面側で支柱に固定される前側板と、画像形成装置101の背面側で底板部3に固定される後側板と、各支柱と後側板を連結する複数のステー等で構成されている。上述した作像ステーション200等の各ユニットは、主に前側板と後側板によって支持されている。
ここで、複数の支柱や後側板は、溶接やビス等によって底板部3に対して固定されており、底板部4には固定されていない。従って、作像ステーション200等の重量のあるユニットを支持する支柱や後側板を支持する底板部3は、底板部4よりも剛性が高くなるように板金を2重構造にして構成されている。従って、画像形成部102のキャスターはすべて底板部3に取り付けられている。
尚、図6に示したDC電源ユニット1は、矢印Y方向(画像形成装置101の前後方向)において上述した支持枠体の後側板と後カバー2との間に設けられており、底板部4に固定されている。
図7は、本実施形態のDC電源ユニット1の斜視図である。図7(a)は、DC電源ユニット1を画像形成装置101の内側且つ鉛直方向下側から見た斜視図である。また、図7(b)は、DC電源ユニット1を画像形成装置101の外側且つ鉛直方向上側から見た斜視図である。DC電源ユニット1は、商用AC電源からDC電源を生成し、制御基板や電気部品へ電力供給を行うDC電源基板8、9、10を内部に複数枚収容する。DC電源ユニット1の筐体側面は板金で構成され、金属材料で側面を囲うことで、内部に収容されるDC電源基板8、9、10からの放射ノイズを遮蔽する。DC電源基板8、9、10は、実装される電子素子が許容温度を越えて過昇温すると、出力が低下して、動作不良や故障を引き起こす原因となる。そこで、DC電源基板8、9、10が放出した熱を排気するための電源排気ファン11を配設し、DC電源ユニット1の内部を適正温度以下に維持する。
以上説明したように、本実施形態の電源排気ファン11は、画像形成装置101の後下方で鉛直方向下方に向けて電源ユニット1内の空気を排気するように配設される。よって、電源排気ファン11が風量及び動作音の大きいファンであっても、画像形成装置101の正面に立って操作するユーザに対してファンを遠ざけて配置することで、稼動音の低減を図ることができる。また、下方に排気する構成は、同様な配置で下方から吸気して上方へ排気する場合と比べて、床面に堆積した埃等をDC電源ユニット1の内部に吸い込むことによる電子素子などの故障を低減することができて、画像形成装置101の安定化を図ることができる。
図7で、DC電源ユニット1の筐体外部に配設されるリレー基板12は、筐体内部に収容されるDC電源基板8、9、10から出力された電力を不図示の制御基板や電気部品に配電する機能を有する。リレー基板12は、ノイズや熱の放射量が少ないことから、DC電源ユニット1の筐体外部でリレー基板支板13に支持される。ここで、リレー基板支板13は、DC電源ユニット1の筐体を構成する部材であり、画像形成装置101内部の空間とDC電源ユニット1内部の空間とを仕切る部材である。
図8は、本実施形態のDC電源ユニット1を装置101の後側からみた断面図である。図8に示すように、本実施形態のDC電源ユニット1の内部は、3つのエリアA1、A2、A3に区切られている。
第一のエリアA1では、12V及び24VのDC電源を供給する第一のDC電源基板8が、板金からなる第一の電源基板支板14に支持される。第一の電源基板支板14は、DC電源ユニット1の内部と外部を隔てる筐体の一側面としての機能を有している。
第二のエリアA2では、上部にDC24VをDC38Vに変換にして供給するDCDCコンバータ電源基板9が、下部にDC24Vを供給する第二のDC電源基板10が、板金からなる第二の電源基板支板15に支持される。第二の電源基板支板15は、DC電源ユニット1の第一のエリアA1と第二のエリアA2を隔てる仕切り板としての機能を有している。
本実施形態のDC電源ユニット1は、異なる複数の製品に対して共通使用される汎用性を持った構成となっている。図8(a)は、本実施形態の画像形成装置101に使用した場合を示す。DC電源ユニット1内部の第三のエリアA3では、DC電源基板は配設されず、第三の電源基板支板16のみが配設される。図8(b)は、不図示の他の画像形成装置に使用した場合の一例を示す。DC電源ユニット1内部の第三のエリアA3では、IH電源基板17と、その排熱を行うIH電源排気ファン18が、板金からなる第三の電源基板支板16に支持される。この第三の電源基板支板16は、DC電源ユニット1の第二のエリアA2と第三のエリアA3を隔てる仕切り板としての機能を有している。
電源排気ファン11は、第一のエリアA1、及び第二のエリアA2に跨って配置される。本実施形態のDCDCコンバータ電源基板9は、ファンによる排熱を行わなくても過昇温する電子素子はないため、電源排気ファン11は、主に、第一のDC電源基板8、及び第二のDC電源基板10からの排熱を行うために配設される。
図8に示すように、第一のDC電源基板8、及び第二のDC電源基板10には、基板の実装面からの突出量が大きい実装部品が多く、実装部品が障壁となって電源排気ファン11による鉛直方向下方向の風の流れを阻害する要因になり易い。
そこで、各実装部品の最上面と、仕切り板としての各電源基板支板15、16との間の第一の空隙部G1、及び第二の空隙部G2に風が流れるように電源排気ファン11を配設すると、風量がより増加して排熱効率を向上することができる。即ち、本実施形態の電源排気ファン11は、第一の空隙部G1と第二の空隙部G2に跨るように配設し、電源排気ファンの回転中心11aの位置を第一のエリアA1よりも第二のエリアA2側に寄せて配設することで、風量増加による排熱効率向上を図っている。
図9は、本実施形態のDC電源ユニット1の分解斜視図である。図9に示すように、各基板支板13、14、15、16は、各々2点の締結ビス20を外すことによって、電源ボックス19に対して、図9の矢印B方向に挿抜可能に構成される。よって、各基板8、9、10、12、17に関して、交換等のメンテナンス作業を行う際は、DC電源ユニット1全体を装置101から取り外すという煩雑な操作を伴うことなく、各々2点の締結ビス20を外して各基板支板13、14、15、16を挿抜するという簡易な操作で行うことができる。この構成により、サービス作業性に優れた画像形成装置101を提供することができる。
また、図9に示すように、DC電源ユニット1は、電源ボックス19、第一の電源基板支板14、リレー基板支板13、第三の電源基板支板16の4部品が重なり合いながら締結ビス20で組み合わされることで、DC電源ユニット1の内部と画像形成装置101の内部とを隔てる筐体側面を形成する。
ここで、本実施形態の各電源基板支板14、15、16は、前述した締結ビス20による固定面において、電源ボックス19と確実に密着させるために、その対向側となる挿入方向先端側において、電源ボックス19との間に微小な隙間が形成される。即ち、各電源基板支板14、15、16は、締結ビス20の固定面を起点とした片持ち梁構成になっており、片持ち梁の自由端となる挿入方向先端側において、ノイズ振動が増幅され易い構成になっている。
そこで、本実施形態では、各電源基板支板14、15、16の挿入方向先端側に、弾性変形可能な接点14a、15a、16a形状を各々3か所ずつ設けている。この接点14a、15a、16aが、電源ボックス19の内面側に突出するように設けられたディンプル形状19aと当接して弾性変形することにより、所定の接点圧で電源ボックス19との間でアース接続される。この構成により、片持ち梁の自由端が固定端となり、両持ち梁構成に改善されて、ノイズ振動の振幅を減少させることができる。
この接点14a、15a、16aの構成によれば、各電源基板支板14、15、16の挿入方向先端側にアース接続用の締結ビス20を追加する必要がないため、サービス作業性を損なうことなく、放射ノイズの振幅を減少させることができる。また、DC電源ユニット1の筐体側面に穴を開けることなくアース接続が行えるため、閉じた筐体側面を維持できて、放射ノイズの遮蔽を確実に行えるばかりか、画像形成装置101内部と連通しない独立した風路を構成でき、他のエアフローに影響を与えない構成にすることができる。
図10(a)は、DC電源ユニット1内部の第一のエリアA1における第一のDC電源基板8に対するエアフロー構成を示す左側からみた断面図である。図10(b)は、DC電源ユニット1内部の第二のエリアA2における第二のDC電源基板10に対するエアフロー構成を示す左側からみた断面図である。
図10(a)、(b)に示すように、DC電源ユニット1の上部には、電源吸気ダクト21が配設され、電源ボックス19の上面に対して隙間なく接合される。電源吸気ダクト21は、後カバー2に設けられた開口2aから画像形成装置101の後側面に露出する吸気口5を有する。この構成により、吸気口5から取り入れた冷却のための外気は、装置101の内部と連通することなく、風向を横向きから下向きに折り曲げられて、下方の電源ボックス19の内部に供給される。
DC電源ユニット1の下部には、電源排気ダクト22が配設され、電源ボックス19の下面に対して隙間なく接合される。電源排気ダクト22は、電源排気ファン11の保持形状を有する。また、底板部3、4に組み付けられた状態で、閉じたダクト形状を形成する。この構成により、電源ボックス19の内部で各DC電源基板8、10が放出した熱は、画像形成装置101の内部と連通することなく、底板部3、4に形成された排気口6a,6bから、画像形成装置101の外部に排出される。
排気口6a,6bから排出された熱は、底板部4と床との間に跨がって配設される遮蔽シート7により、底板部3、4と床との間の空間を画像形成装置の前後方向において吸気口5とは反対方向へ排出される。よって、排気口6a,6bから排出された熱は、吸気口5への回り込みが遮蔽される。
第一のDC電源基板8、及び第二のDC電源基板10には、各々高温となる電子素子に対して、アルミニウム等の熱伝導性に優れた材質からなるヒートシンク8a、10aが、図10で示す上下に延伸する方向に実装される。ヒートシンク8a、10aは、電子素子から吸熱した熱を周囲の空気に放出する放熱板である。本実施形態では、ヒートシンク8a、10aの延伸方向と、電源排気ファン11のエアフロー方向を略一致させることにより、ヒートシンク8a、10aのより広い表面範囲に対して風を当てることができるため、DC電源ユニット1からの排熱効率が向上する。
電源排気ファンの幅中心11cは、第一のDC電源基板8に実装される全てのヒートシンクの実装領域の幅中心8c、及び第二のDC電源基板10に実装される全てのヒートシンクの実装領域の幅中心10cと略一致する位置に配設される。本実施形態の第一のDC電源基板8と第二のDC電源基板10は、基板自体の幅と、全てのヒートシンクの実装幅8b、10bと、全てのヒートシンクの実装幅中心8c、10cとが互いに異なる幅となっている。
そこで、本実施形態では、同一の電源排気ファン11に対して、第一のDC電源基板8は、電源ボックス19内において図10(a)で示す矢印B1方向に寄せて第一の電源基板支板14に支持されている。また、第二のDC電源基板10は、電源ボックス19内において図10(b)で示す矢印B2方向に寄せて第二の電源基板支板15に支持されている。これにより、各々の中心位置8c、10c、11cが略一致する位置となる。更には、電源排気ファンの幅11bは、第一のDC電源基板8の全てのヒートシンクの実装幅8b、及び第二のDC電源基板10の全てのヒートシンクの実装幅10bと略同等になるように構成される。これらの構成により、全てのヒートシンク8a、10aに対して、1つの電源排気ファン11により、DC電源基板8、10間の偏りなく風を当てることができ、DC電源ユニット1からの排熱効率を向上することができる。
電源ボックス19の上面には、第一のDC電源基板8、及び第二のDC電源基板10に対して、各々2箇所ずつの開口19b、19c、19d、19eが形成される。各々吸気口5に近い上流側の開口19b、19dには、曲げ起こし形状からなる整流板19f、19gが形成される。
図10の破線矢印W1、W2、W3、W4は、DC電源ユニット1における風の流れを示す。図10の破線矢印W1、W3で示すように、整流板19f、19gが配設される吸気口5下部の範囲においては、吸気口5から供給された横向きの流れは、整流板19f、19gに突き当たることで、直角に下向きに折れ曲がり、上流側の開口19b、19dを介して電源ボックス19内部に供給される。この整流板19f、19gを配設した位置は、下向きの風量がより大きくなる位置でもあるので、図10の2点鎖線で示すように、風の折り曲げ抵抗が大きく風の流しにくい吸気口5に最も近いヒートシンク8a、10aや、より多くの風を必要とする放熱量の大きいヒートシンク8a、10aの面に略一致させた直上に配置すると好適である。
一方、図10の破線矢印W2、W4で示すように、整流板19f、19gが配設されない吸気口5上部の範囲においては、吸気口5から供給された横向きの流れは、整流板19f、19gの上側を通過して、電源吸気ダクト21のカーブに沿って、ラウンドしながら下向きに折れ曲がり、下流側の開口19c、19eを介して電源ボックス19内部に供給される。この下流側の開口19c,19eを配設した位置は、下向きの風の流れを発生させる下流側の範囲を規制する位置でもあるので、図10の2点鎖線で示すように、最も下流側に配設されるヒートシンク8a、10aの面に略一致させた直上に配置すると、ヒートシンク8a、10aの存在しない更にさらに下流側に風が広がって逃げることを防止できて好適である。
以上説明した開口19b,19c,19d,19e、及び整流板19f、19gは、第一のエリアA1と第二のエリアA2との間で、互いに異なる位置に配設することができる。即ち、第一のDC電源基板8と第二のDC電源基板10との間の異なるヒートシンク8a、10aの配置に合わせて各々に最適化された位置に配設することができる。
また、整流板19f、19gの高さは、第一のエリアA1と第二のエリアA2との間で、互いに異なる高さに配設することができる。即ち、第一のDC電源基板8と第二のDC電源基板10との間の異なるヒートシンク8a、10aの配置や放熱量に合わせて、吸気口5の下部を流れる破線矢印W1、W3の必要風量と、吸気口5の上部を流れる破線矢印W2、W3の必要風量との間のバランスをとりながら、各々に最適化された高さに配設することができる。
これらの開口19b,19c,19d,19e、及び整流板19f、19gの構成により、DC電源基板8、10に実装される各々のヒートシンク8a、10aに対して必要な適切風量の風を当てることを行い、DC電源ユニット1からの排熱効率を向上している。
以上説明したように、本実施形態のDC電源ユニット1の構成によれば、冷却風となる外気を、吸気口5から吸気するとともに、ヒートシンク8a、10aが放出する熱を、偏りなく効率的に、排気口6a,6bから画像形成装置101の外部へ排気することができ、DC電源基板8、10に実装される電子素子の温度を適正温度に維持することができる。よって、DC電源基板8、10の出力不足による生産性低下や、動作不良や故障を伴うことなく、高生産、高安定、高寿命に優れた画像形成装置101を提供することができる。このように、本実施形態のDC電源ユニット1は、第1ダクトユニットの一例であり、電源吸気ダクト21は、第1吸気部の一例であり、電源排気ダクト22は第1排気部の一例であり、電源排気ファンは第1送風ファンの一例である。
また、本実施形態のDC電源ユニット1のエアフローは、画像形成装置101内部の作像ステーション200、及び定着ユニット301と連通することのない閉鎖された筐体で構成され、装置101の外部と直接吸排気を行う独立した風路で構成することができる。よって、電源排気ファン11の風量の大きい商業印刷の画像形成装置であっても、オゾン、粉塵、VOC、UFPがDC電源ユニット1の排気口6a,6bから装置101の外部に放出されることがなく、環境配慮に優れた画像形成装置101を提供することができる。
<他の実施形態>
上述した実施形態では、画像形成部102の筐体と定着搬送部103の筐体をそれぞれ有する画像形成装置101を一例に説明したが、筐体が1つの画像形成装置や、筐体が3つ以上に分かれている画像形成装置に適用してもよい。この場合であっても、上述した実施形態と同様のエアフロー構成とすることで、電源ユニットのエアフローを形成する送風ファンの風量を大きくしたとしても、画像形成装置内部のオゾン、粉塵、VOC、UFP等を電源ユニット1の排気口から放出してしまうことを抑制することができる。よって、装置外部へのオゾン、粉塵、VOC及びUFP等の放出量をより低減することができ、環境配慮に優れた画像形成装置101を提供することができる。
1 DC電源ユニット(画像形成部の電源エアフロー)
2 後カバー
2a 後カバー開口
3、4 底板
5 吸気口
6a~e 排気口
7 遮蔽シート
8 第一のDC電源基板
8a ヒートシンク
8b 全ヒートシンクの実装幅
8c 全ヒートシンクの実装幅中心
9 DCDCコンバータ電源基板
10 第二のDC電源基板
10a ヒートシンク
10b 全ヒートシンクの実装幅
10c 全ヒートシンクの実装幅中心
11 電源排気ファン
11a 電源排気ファン中心
11b 電源排気ファンの幅
11c 電源排気ファンの幅中心
12 リレー基板
13 リレー基板支板
14 第一の電源基板支板
14a 接点
15 第二の電源基板支板
15a 接点
16 第三の電源基板支板
16a 接点
17 IH電源基板
18 IH電源排気ファン
19 電源ボックス
19a ディンプル形状
19b、19c 上流側の開口
19d、19e 下流側の開口
19f、19g 整流板
20 締結ビス
21 電源吸気ダクト
22 電源排気ダクト
100 画像形成システム
101 画像形成装置
102 画像形成部
103 定着搬送部
401 作像エアフロー
402 定着前搬送エアフロー
403 電源エアフロー(画像形成部)
404 定着エアフロー
405 冷却ユニットエアフロー
406 電源エアフロー(定着搬送部)
407 電装エアフロー
408 一次帯電器吸気ファン
409 現像器吸気ファン
410 作像排気ファン
411 一次帯電器吸気フィルタ
412 作像排気フィルタ
413 定着前搬送吸着ファン
417 定着排熱ファン
418 定着加圧吸気ファン
419 定着加圧排気ファン
420 湿気排気ファン
421 定着上部排気フィルタ
422 定着下部排気フィルタ
423 冷却ユニット排気ファン
424 電源基板(定着搬送部)
425、426 電源排気ファン(定着搬送部)
427 電源吸気口
428、429 電装基板
430 電装排気ファン
431 電装吸気口

Claims (11)

  1. シートにトナー像を形成する作像ユニットを有する画像形成装置であって、
    シートを加熱し、前記作像ユニットによって形成されたトナー像をシートに定着させる定着ユニットと、
    前記画像形成装置に電力を供給する電源基板と、
    前記画像形成装置の外装を覆う外装カバーと、
    前記電源基板を内部に有する第1ダクトユニットであって前記外装カバーに設けられた吸気口を介して前記画像形成装置の外部から、前記電源基板へ空気を吸気する第1吸気部と、前記第1吸気部から吸気した空気を前記画像形成装置の外部へ排気する第1排気部と、を有する第1ダクトユニットと、
    前記第1ダクトユニットの内側にエアフローを形成する第1送風ファンと、
    前記画像形成装置の内部において前記定着ユニット近傍から空気を吸気する第2吸気部と、前記第2吸気部から吸気した空気を前記画像形成装置の外部へ排気する第2排気部と、エアフローにおいて前記第2吸気部と前記第2排気部との間に設けられるフィルタと、を有する第2ダクトユニットと、
    前記第2ダクトユニットの内側にエアフローを形成する第2送風ファンと、を備え、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像形成装置の内部において前記作像ユニット近傍から空気を吸気する第3吸気部と、前記第3吸気部から吸気した空気を前記画像形成装置の外部へ排気する第3排気部と、エアフローにおいて前記第3吸気部と前記第3排気部との間に設けられるフィルタと、を有する第3ダクトユニットと、
    前記第2ダクトユニットの内側にエアフローを形成する第3送風ファンと、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1排気部は、鉛直方向において前記第1吸気部よりも下側に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1排気部は、前記画像形成装置の設置面と対向している、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成装置を移動可能に回転する複数のキャスターが設けられる底板部と、前記底板部に対して鉛直方向上方に延びる複数の支柱と、前記複数の支柱を連結する第1側板と、前記第1側板と共に前記作像ユニットを支持する第2側板と、を有する支持枠体と、をさらに備え、
    前記第2側板は、前記画像形成装置の前後方向において前記第1側板よりも背面側に設けられ、
    前記外装カバーは、前記第2側板よりも背面側に設けられ、
    前記第1ダクトユニットは、前記第2側板と前記外装カバーとの間に設けられる、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記底板部は、排気口を有し、
    前記第1排気部は、前記排気口を介して前記画像形成装置の外部へ空気を排気する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記底板部は、前記複数のキャスターが設けられる第1底板と、前記第1底板よりも前記前後方向において背面側に設けられ、前記第1底板に固定される第2底板と、を有し、
    前記排気口は、前記第2底板に設けられる、
    ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記底板部の前後方向において前記排気口よりも背面側に取り付けられ、前記画像形成装置の設置面と接する仕切り部をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項5または6に記載の画像形成装置。
  9. 前記第1ダクトユニットは、前記第1吸気部から吸気された空気を、鉛直方向に導く整流板を有する、
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記電源基板は、電気部品が実装された基板を有し、
    前記第1送風ファンは、鉛直方向において前記基板よりも下側に設けられる、
    ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記画像形成装置は、前記作像ユニットを有する第1筐体と、前記定着ユニットを有し、前記第1筐体と隣接して配置される第2筐体と、を備え、
    前記第1ダクトユニットは、前記第1筐体に設けられる、
    ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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