JP3696593B2 - 装着素子がローディングされた搬送テープのための供給装置 - Google Patents
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- B65G23/24—Gearing between driving motor and belt- or chain-engaging elements
Description
【0001】
本発明は、装着素子がローディングされた搬送テープのための供給装置であって、少なくとも1つの搬送ホイールと、該搬送ホイールに連結された駆動装置とが設けられている形式のものに関する。
【0002】
電子的な構成素子は、たとえば搬送テープに配置されて提供される。この搬送テープは従来の形式ではカバー層を備えている。このカバー層によって、構成素子が搬送テープから落下することが阻止される。搬送テープに配置された構成素子を、たとえばプリント配線板に装着することができるようにするためには、カバー層が取り外されなければならない。これによって、構成素子が連続して露出させられ、操作装置、たとえば装着装置の装着ヘッドによって搬送テープから取り出され、プリント配線板に搭載されるようになっている。
【0003】
構成素子はますます小さくなり、すでに今日では極めて小さな寸法を有しているので、構成素子が配置された搬送テープを適宜に正確に位置決めすることが必要となる。このためには、従来、たとえば搬送テープをまず、カバー層を取り外しかつ構成素子を露出させて前方に搬送し、次いで、搬送テープを機械的なストッパによって正確に位置決めする供給装置が使用される。ストッパに向かって、駆動装置が搬送ホイールを運動させるかまたは駆動装置を搬送ホイールに連結するために使用されるメカニズムを運動させる。しかし、この場合、搬送テープのジャーク運動もしくは衝撃運動が生ぜしめられる。これによって、構成素子が、装着装置の装着ヘッドによって搬送テープから取り出され得る前に搬送テープから落下する恐れがある。
【0004】
搬送テープからの構成素子の落下を阻止するためには、構成素子のための押さえ装置が使用されている。この押さえ装置は、構成素子が装着ヘッドによって取り出されるまで構成素子を搬送テープのポケット内に保持している。しかし、押さえ装置は高い機械的な手間を意味していて、故障に対して敏感であり、装着素子の供給サイクルを遅らせる。さらに、従来の供給装置では、搬送テープの衝撃運動が望ましくない。なぜならば、押さえ装置にもかかわらず、装着素子が搬送テープから落下する恐れがあるからである。
【0005】
したがって、本発明の課題は、装着素子がローディングされた搬送テープの正確な位置決めおよび供給が簡単にかつ確実に可能となるような供給装置を提供することである。
【0006】
この課題は、独立請求項に記載の装置によって解決される。本発明の有利な構成は従属請求項に記載されている。
【0007】
本発明よれば、装着素子がローディングされた搬送テープのための供給装置が提供される。この供給装置は、少なくとも1つの搬送ホイールと、この搬送ホイールに連結された駆動装置とを有している。搬送ホイールは、搬送テープを運動させるために、この搬送テープに連結可能である。さらに、搬送ホイールには制御伝動装置が設けられている。この制御伝動装置の入力軸と出力軸とは互いに交差している。これによって、制御伝動装置が自縛式に形成されているので、制御伝動装置によって駆動装置の運動ひいては搬送テープを駆動する搬送ホイールの運動を制御することができることが達成される。
【0008】
制御伝動装置が、たとえばウォーム伝動装置またはねじ歯車伝動装置として形成されてされていてよい。このような形式のウォーム伝動装置は、搬送ホイールに形成されたウォームホイールと、このウォームホイールに係合している制御スピンドルとを有しており、ウォームホイールを通って出力軸が延びており、制御スピンドルを通って入力軸が延びている。
【0009】
さらに、制御装置が設けられていてよい。この制御装置によって、駆動装置により駆動される搬送ホイールの運動が制御伝動装置を介して制御可能となる。制御装置は、制御伝動装置に連結された制御駆動装置を有していてよい。この制御駆動装置から制御軸を介して出力が受取り可能となるかまたは引渡し可能となる。
【0010】
制御駆動装置が電気駆動装置として形成されていてよい。これによって、電子的な制御装置を用いて、搬送ホイールの運動を制御するための適切な制御法を使用することが可能となる。
【0011】
制御駆動装置の制御軸が制御伝動装置の入力軸に合致していてよい。たとえば制御駆動装置の制御軸は制御伝動装置の制御スピンドルに直接結合されていてよい。これによって、制御駆動装置と制御伝動装置との少ないスペース要求が可能となる。
【0012】
さらに、搬送ホイールの駆動装置が駆動スピンドルを介して搬送ホイールに連結されていてよい。駆動スピンドルは制御スピンドルに対して付加的に制御伝動装置のウォームホイールに係合している。これによって、さらなる構成サイズ減少が可能となる。
【0013】
制御装置によって、制御駆動装置の回転数および/または出力が駆動装置の回転数および/または出力に関連して制御可能であってよい。
【0014】
さらに、制御駆動装置が制御装置によって搬送ホイールの駆動装置として制御可能であってよい。これによって、搬送ホイールの駆動装置だけでなく、制御装置によっても制御伝動装置を介して搬送ホイールを駆動することが可能となる。この場合、単に駆動ユニットによる搬送ホイールの駆動時に比べて、搬送ホイールへのより高い出力引渡しひいては搬送テープのより迅速な搬送が可能となる。
【0015】
搬送ホイールがその位置を検出するためにエンコーダを備えていてよく、供給装置がセンサを有していてよい。このセンサによってエンコーダが走査可能となる。
【0016】
駆動装置と制御駆動装置とが同様に形成されていると有利である。これによって、本発明による供給装置の構成ならびに構成の構造および開発が簡単となると共に許容される。
【0017】
以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく説明する。
【0018】
図1から明らかであるように、本発明の有利な構成は、搬送ホイール100と、制御駆動装置200−1と、駆動装置200−2とを有している。ベースプレート300には、駆動装置200−2と、制御駆動装置200−1と、搬送ホイール100とが配置されている。この搬送ホイール100は複数の搬送ピン105を有している。この搬送ピン105は搬送ホイール100の全周に分配されて形成されていて、搬送開口に係合するために働く。この搬送開口は搬送テープに形成されている。この搬送テープは本発明による供給装置によって搬送可能である。
【0019】
さらに、搬送ホイール100はウォームホイール150を備えている。このウォームホイール150には制御スピンドル250−1と駆動スピンドル250−2とが係合している。制御スピンドル250−1は制御軸210−1を介して制御駆動装置200−1に結合されている。
【0020】
ベースプレート300には、制御軸210−1のための軸受け220−1が設けられている。駆動スピンドル250−2は駆動軸210−2を介して駆動装置200−2に結合されている。ベースプレート300には、駆動軸210−2のための軸受け装置220−2が設けられている。
【0021】
制御スピンドル250−1と駆動スピンドル250−2とをウォームホイール150に同時に係合させることによって、本発明による供給装置を軸方向で極めて僅かな寸法を備えて形成することが可能となる。これによって、本発明による供給装置は特に狭幅の搬送テープのために適している。
【0022】
制御駆動装置200−1と駆動装置200−2とは、たとえば同様に形成されていてよいので、必要な場合には、制御駆動装置200−1を、搬送ホイール100を駆動するための駆動装置200−2に対して付加的に使用することができる。
【0023】
図2には、制御駆動装置200−1もしくは駆動装置200−2に回転数に関連して印加される電圧の例示的な経過のグラフが示してある。図2から明らかであるように、駆動装置200−2に印加される各電圧の値は制御駆動装置200−1に印加される電圧の値よりもコンスタントな差だけ高くなっている。
【0024】
これによって、搬送ホイール100の駆動の間、この駆動が、駆動装置200−2と、駆動軸210−2と、駆動スピンドル250−2と、ウォームホイール150とを介して遊びなしに行われることが達成される。なぜならば、駆動装置200−2には、制御駆動装置200−1よりも多くのエネルギが供給されるからである。これによって、場合によっては、駆動スピンドル250−2とウォームホイール150との間のもしくは制御スピンドル250−1とウォームホイール150との間の既存の遊びが補償される。
【0025】
しかし、駆動装置200−2の出力および/または回転数に対する制御駆動装置200−1の出力および/または回転数の別の関係を使用することも可能である。たとえば制御駆動装置200−1と駆動装置200−2とに同一の出力を供給することができるかもしくは制御駆動装置200−1と駆動装置200−2とを同一の回転数で運転することができるので、二倍の駆動出力による搬送ホイール100の駆動が可能となる。
【0026】
駆動運転から位置決め運転への移行中には、駆動装置200−2および制御駆動装置200−1への前述した種々異なる出力供給への切換が可能となるので、搬送ホイール100のひいては構成素子を収容している搬送テープの遊びなしの位置決めが可能となる。
【0027】
搬送ホイール100はエンコーダ121、たとえばバーディスク(Strichscheibe)を備えていてよい。センサ122によってエンコーダ121は走査可能である。センサ122は制御装置に接続することができる。この場合、この制御装置によって、搬送ホイール100ひいては搬送ホイール100に連結された搬送テープの高精度の位置決めが可能となる。さらに、エンコーダ121と、センサ122と、制御装置とによって、搬送ホイール100の運動を、閉鎖された調整回路内で高精度に閉ループ制御することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の有利な構成の概略的な平面図である。
【図2】 本発明の有利な構成の駆動装置と制御駆動装置とに印加された電圧の経過を回転数に関連して明瞭にするグラフである。
【符号の説明】
100 搬送ホイール、 105 搬送ピン、 121 エンコーダ、 122 センサ、 150 ウォームホイール、 200−1 制御駆動装置、 200−2 駆動装置、 210−1 制御軸、 210−2 駆動軸、 220−1 軸受け、 220−2 軸受け装置、 250−1 制御スピンドル、 250−2 駆動スピンドル、 300 ベースプレート
本発明は、装着素子がローディングされた搬送テープのための供給装置であって、少なくとも1つの搬送ホイールと、該搬送ホイールに連結された駆動装置とが設けられている形式のものに関する。
【0002】
電子的な構成素子は、たとえば搬送テープに配置されて提供される。この搬送テープは従来の形式ではカバー層を備えている。このカバー層によって、構成素子が搬送テープから落下することが阻止される。搬送テープに配置された構成素子を、たとえばプリント配線板に装着することができるようにするためには、カバー層が取り外されなければならない。これによって、構成素子が連続して露出させられ、操作装置、たとえば装着装置の装着ヘッドによって搬送テープから取り出され、プリント配線板に搭載されるようになっている。
【0003】
構成素子はますます小さくなり、すでに今日では極めて小さな寸法を有しているので、構成素子が配置された搬送テープを適宜に正確に位置決めすることが必要となる。このためには、従来、たとえば搬送テープをまず、カバー層を取り外しかつ構成素子を露出させて前方に搬送し、次いで、搬送テープを機械的なストッパによって正確に位置決めする供給装置が使用される。ストッパに向かって、駆動装置が搬送ホイールを運動させるかまたは駆動装置を搬送ホイールに連結するために使用されるメカニズムを運動させる。しかし、この場合、搬送テープのジャーク運動もしくは衝撃運動が生ぜしめられる。これによって、構成素子が、装着装置の装着ヘッドによって搬送テープから取り出され得る前に搬送テープから落下する恐れがある。
【0004】
搬送テープからの構成素子の落下を阻止するためには、構成素子のための押さえ装置が使用されている。この押さえ装置は、構成素子が装着ヘッドによって取り出されるまで構成素子を搬送テープのポケット内に保持している。しかし、押さえ装置は高い機械的な手間を意味していて、故障に対して敏感であり、装着素子の供給サイクルを遅らせる。さらに、従来の供給装置では、搬送テープの衝撃運動が望ましくない。なぜならば、押さえ装置にもかかわらず、装着素子が搬送テープから落下する恐れがあるからである。
【0005】
したがって、本発明の課題は、装着素子がローディングされた搬送テープの正確な位置決めおよび供給が簡単にかつ確実に可能となるような供給装置を提供することである。
【0006】
この課題は、独立請求項に記載の装置によって解決される。本発明の有利な構成は従属請求項に記載されている。
【0007】
本発明よれば、装着素子がローディングされた搬送テープのための供給装置が提供される。この供給装置は、少なくとも1つの搬送ホイールと、この搬送ホイールに連結された駆動装置とを有している。搬送ホイールは、搬送テープを運動させるために、この搬送テープに連結可能である。さらに、搬送ホイールには制御伝動装置が設けられている。この制御伝動装置の入力軸と出力軸とは互いに交差している。これによって、制御伝動装置が自縛式に形成されているので、制御伝動装置によって駆動装置の運動ひいては搬送テープを駆動する搬送ホイールの運動を制御することができることが達成される。
【0008】
制御伝動装置が、たとえばウォーム伝動装置またはねじ歯車伝動装置として形成されてされていてよい。このような形式のウォーム伝動装置は、搬送ホイールに形成されたウォームホイールと、このウォームホイールに係合している制御スピンドルとを有しており、ウォームホイールを通って出力軸が延びており、制御スピンドルを通って入力軸が延びている。
【0009】
さらに、制御装置が設けられていてよい。この制御装置によって、駆動装置により駆動される搬送ホイールの運動が制御伝動装置を介して制御可能となる。制御装置は、制御伝動装置に連結された制御駆動装置を有していてよい。この制御駆動装置から制御軸を介して出力が受取り可能となるかまたは引渡し可能となる。
【0010】
制御駆動装置が電気駆動装置として形成されていてよい。これによって、電子的な制御装置を用いて、搬送ホイールの運動を制御するための適切な制御法を使用することが可能となる。
【0011】
制御駆動装置の制御軸が制御伝動装置の入力軸に合致していてよい。たとえば制御駆動装置の制御軸は制御伝動装置の制御スピンドルに直接結合されていてよい。これによって、制御駆動装置と制御伝動装置との少ないスペース要求が可能となる。
【0012】
さらに、搬送ホイールの駆動装置が駆動スピンドルを介して搬送ホイールに連結されていてよい。駆動スピンドルは制御スピンドルに対して付加的に制御伝動装置のウォームホイールに係合している。これによって、さらなる構成サイズ減少が可能となる。
【0013】
制御装置によって、制御駆動装置の回転数および/または出力が駆動装置の回転数および/または出力に関連して制御可能であってよい。
【0014】
さらに、制御駆動装置が制御装置によって搬送ホイールの駆動装置として制御可能であってよい。これによって、搬送ホイールの駆動装置だけでなく、制御装置によっても制御伝動装置を介して搬送ホイールを駆動することが可能となる。この場合、単に駆動ユニットによる搬送ホイールの駆動時に比べて、搬送ホイールへのより高い出力引渡しひいては搬送テープのより迅速な搬送が可能となる。
【0015】
搬送ホイールがその位置を検出するためにエンコーダを備えていてよく、供給装置がセンサを有していてよい。このセンサによってエンコーダが走査可能となる。
【0016】
駆動装置と制御駆動装置とが同様に形成されていると有利である。これによって、本発明による供給装置の構成ならびに構成の構造および開発が簡単となると共に許容される。
【0017】
以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく説明する。
【0018】
図1から明らかであるように、本発明の有利な構成は、搬送ホイール100と、制御駆動装置200−1と、駆動装置200−2とを有している。ベースプレート300には、駆動装置200−2と、制御駆動装置200−1と、搬送ホイール100とが配置されている。この搬送ホイール100は複数の搬送ピン105を有している。この搬送ピン105は搬送ホイール100の全周に分配されて形成されていて、搬送開口に係合するために働く。この搬送開口は搬送テープに形成されている。この搬送テープは本発明による供給装置によって搬送可能である。
【0019】
さらに、搬送ホイール100はウォームホイール150を備えている。このウォームホイール150には制御スピンドル250−1と駆動スピンドル250−2とが係合している。制御スピンドル250−1は制御軸210−1を介して制御駆動装置200−1に結合されている。
【0020】
ベースプレート300には、制御軸210−1のための軸受け220−1が設けられている。駆動スピンドル250−2は駆動軸210−2を介して駆動装置200−2に結合されている。ベースプレート300には、駆動軸210−2のための軸受け装置220−2が設けられている。
【0021】
制御スピンドル250−1と駆動スピンドル250−2とをウォームホイール150に同時に係合させることによって、本発明による供給装置を軸方向で極めて僅かな寸法を備えて形成することが可能となる。これによって、本発明による供給装置は特に狭幅の搬送テープのために適している。
【0022】
制御駆動装置200−1と駆動装置200−2とは、たとえば同様に形成されていてよいので、必要な場合には、制御駆動装置200−1を、搬送ホイール100を駆動するための駆動装置200−2に対して付加的に使用することができる。
【0023】
図2には、制御駆動装置200−1もしくは駆動装置200−2に回転数に関連して印加される電圧の例示的な経過のグラフが示してある。図2から明らかであるように、駆動装置200−2に印加される各電圧の値は制御駆動装置200−1に印加される電圧の値よりもコンスタントな差だけ高くなっている。
【0024】
これによって、搬送ホイール100の駆動の間、この駆動が、駆動装置200−2と、駆動軸210−2と、駆動スピンドル250−2と、ウォームホイール150とを介して遊びなしに行われることが達成される。なぜならば、駆動装置200−2には、制御駆動装置200−1よりも多くのエネルギが供給されるからである。これによって、場合によっては、駆動スピンドル250−2とウォームホイール150との間のもしくは制御スピンドル250−1とウォームホイール150との間の既存の遊びが補償される。
【0025】
しかし、駆動装置200−2の出力および/または回転数に対する制御駆動装置200−1の出力および/または回転数の別の関係を使用することも可能である。たとえば制御駆動装置200−1と駆動装置200−2とに同一の出力を供給することができるかもしくは制御駆動装置200−1と駆動装置200−2とを同一の回転数で運転することができるので、二倍の駆動出力による搬送ホイール100の駆動が可能となる。
【0026】
駆動運転から位置決め運転への移行中には、駆動装置200−2および制御駆動装置200−1への前述した種々異なる出力供給への切換が可能となるので、搬送ホイール100のひいては構成素子を収容している搬送テープの遊びなしの位置決めが可能となる。
【0027】
搬送ホイール100はエンコーダ121、たとえばバーディスク(Strichscheibe)を備えていてよい。センサ122によってエンコーダ121は走査可能である。センサ122は制御装置に接続することができる。この場合、この制御装置によって、搬送ホイール100ひいては搬送ホイール100に連結された搬送テープの高精度の位置決めが可能となる。さらに、エンコーダ121と、センサ122と、制御装置とによって、搬送ホイール100の運動を、閉鎖された調整回路内で高精度に閉ループ制御することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の有利な構成の概略的な平面図である。
【図2】 本発明の有利な構成の駆動装置と制御駆動装置とに印加された電圧の経過を回転数に関連して明瞭にするグラフである。
【符号の説明】
100 搬送ホイール、 105 搬送ピン、 121 エンコーダ、 122 センサ、 150 ウォームホイール、 200−1 制御駆動装置、 200−2 駆動装置、 210−1 制御軸、 210−2 駆動軸、 220−1 軸受け、 220−2 軸受け装置、 250−1 制御スピンドル、 250−2 駆動スピンドル、 300 ベースプレート
Claims (9)
- 装着素子がローディングされた搬送テープのための供給装置であって、
・搬送テープを運動させるために該搬送テープに連結可能である少なくとも1つの搬送ホイール(100)と、
・該搬送ホイール(100)に連結された駆動装置(200−2)とが設けられており、
・搬送ホイール(100)に制御伝動装置(250−1,150)が設けられており、該制御伝動装置(250−1,150)が、互いに交差する入力軸と出力軸とを有している形式のものにおいて、
駆動装置(200−2)によって駆動される搬送ホイール(100)の運動が、制御伝動装置(250−1,150)に作用結合された制御装置によって制御可能であり、
該制御装置が、制御伝動装置(250−1,150)に連結された制御駆動装置(200−1)を有しており、該制御駆動装置(200−1)から制御軸(210−1)を介して出力が受取り可能でありかつ引渡し可能であることを特徴とする、装着素子がローディングされた搬送テープのための供給装置。 - 制御伝動装置(250−1,150)が、ウォーム伝動装置として形成されており、該ウォーム伝動装置が、搬送ホイール(100)に形成されたウォームホイール(150)と、該ウォームホイール(150)に係合している制御スピンドル(250−1)とを有しており、ウォームホイール(150)を通って出力軸が延びており、制御スピンドル(250−1)を通って入力軸が延びている、請求項1記載の供給装置。
- 制御駆動装置(200−1)が、電気駆動装置として形成されている、請求項1記載の供給装置。
- 制御駆動装置(200−1)の制御軸(210−1)が、制御伝動装置(250−1,150)の入力軸に合致している、請求項1または3記載の供給装置。
- 駆動装置(200−2)が、駆動スピンドル(250−1)を介して搬送ホイール(100)に連結されており、駆動スピンドル(250−1)が、制御伝動装置(250−1,150)のウォームホイール(150)に係合している、請求項1から4までのいずれか1項記載の供給装置。
- 前記制御装置によって、制御駆動装置(200−1)の回転数および/または出力が、駆動装置(200−2)の回転数および/または出力に関連して制御可能である、請求項1、3、4または5記載の供給装置。
- 前記制御装置によって、制御駆動装置(200−1)が、搬送ホイール(100)の駆動装置として制御可能である、請求項6記載の供給装置。
- 搬送ホイール(100)が、エンコーダ(121)を有しており、当該供給装置が、エンコーダ(121)を走査するためのセンサ(122)を備えている、請求項1から7までのいずれか1項記載の供給装置。
- 駆動装置(200−2)と制御駆動装置(200−1)とが同様に形成されている、請求項1、3、4、5、6、7または8記載の供給装置。
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Families Citing this family (9)
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DE102005005895B4 (de) * | 2005-02-09 | 2007-09-20 | Siemens Ag | Zuführvorrichtung für in einem Transportband aufbewahrte Bauelemente |
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WO2012155928A1 (de) * | 2011-05-16 | 2012-11-22 | Crb Antriebstechnik Gmbh | Vorrichtung zum anschluss zweier koaxial drehbarer anschlussteile |
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