JP4178740B2 - 基板検出センサ - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子部品実装装置などにおいて基板を搬送する基板搬送装置に用いられる基板検出センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電子部品実装装置では、基板をコンベアなどの基板移動手段によって移動しながら電子部品実装位置などの所定位置において位置決めすることが行われる。この位置決めは、機械的に駆動される位置決め用のストッパに基板の端部を押し付けることによって行われ、ストッパの駆動タイミングはコンベア上を移動する基板をストッパの手前側で基板検出センサによって検出することにより設定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、同一の装置によって搬送・位置決めされる基板のサイズや形状は種々であり、搬送方向のサイズが異なると共に基板によっては部分的に開口部が設けられたものもある。このため、基板検出センサの位置を決定する際には、検出点が前述の開口部に一致しないよう、配置位置を選定する必要がある。従来はこのような場合には複数の基板検出センサを個別に配置するか、1つの基板検出センサを位置調整可能に配置するなどの方法が用いられていた。
【0004】
しかしながらこのような方法は常に採用可能であるとは限らず、スペースの都合から複数の基板検出センサが配置できない場合があり、また配置によってはこれら基板検出センサの位置調整の作業性が悪く、調整作業に多大の手間を要するなど、従来は複数種類の基板を対象とした基板検出を容易に実現することが困難であった。
【0005】
そこで本発明は、開口部などの不規則形状を有する複数種類の基板に対しても基板検出が行える基板検出センサを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の基板検出センサは、電子部品が実装される基板を搬送し所定位置に位置決めする基板搬送装置に用いられ基板を所定位置において光学的に検出する基板検出センサであって、前記基板搬送装置によって搬送される基板の幅方向に所定寸法オフセットして配列された単位センサを有し、前記単位センサが、基板検出用の照射光を照射する投光部と、この投光部に対応して設けられ基板によって反射された前記照射光を受光する受光部とから成り複数の前記単位センサの受光部から出力される複数の電気信号に基づき基板の検出結果を単一の電気信号として出力する出力部を備えた。
【0007】
本発明によれば、基板搬送装置によって搬送される基板の幅方向に所定寸法オフセットして配列された複数の単位センサの投光部と、それぞれの投光部に対応して設けられ基板によって反射された前記照射光を受光する複数の受光部と、これらの受光部から出力される複数の電気信号に基づき基板の検出結果を単一の電気信号として出力する出力部とを備えることにより、開口部などの不規則形状を有する複数種類の基板に対しても確実に基板検出が行える。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態の基板搬送装置の側面図、図2は本発明の一実施の形態の基板搬送装置の制御系のブロック図、図3(a)は本発明の一実施の形態の基板検出センサの斜視図、図3(b)は本発明の一実施の形態の基板検出センサの回路図、図4は本発明の一実施の形態の基板搬送装置における基板検出の説明図である。
【0009】
まず図1を参照して基板搬送装置について説明する。この基板搬送装置は、電子部品実装装置などに用いられ電子部品が搭載される基板をコンベアによって水平方向に搬送するものである。図1において、1,2はそれぞれ長手方向に連結して配設された基板搬送装置としてのコンベア機構であり、プーリ3にそれぞれベルト4,5を調帯して構成されている。ベルト4,5はそれぞれ駆動用のモータM1,M2によって駆動され、載置された基板6を水平方向に移動させる。
【0010】
コンベア機構1,2にはそれぞれ基板6を停止させ位置決めする基板ストッパシリンダ7,8が垂直姿勢で設けられている。基板ストッパシリンダ7,8のロッド7a,8aを突出させることにより、ロッド7a,8aはベルト4,5上に突出する。この状態で基板6が進行することにより、基板6の前端部がロッド7a,8aに当接する。これにより、基板6はロッド7a,8aの位置で停止し位置決めされる。そして位置決めされた基板6に対して、実装ヘッドによる電子部品の実装などの作業が行われる。すなわち、基板ストッパシリンダ7,8は基板を停止させて位置決めする位置決め手段となっている。
【0011】
基板ストッパシリンダ7,8の上流側には、基板検出センサS1,S2が配設されている。基板検出センサS1,S2はベルト上を移動する基板6を下方から光学的に検出する。そしてここで検出された基板6の検出信号に基づいて、基板ストッパシリンダ7,8の動作が制御される。基板検出センサS1,S2は、移動中の基板6を基板ストッパシリンダ7,8の手前側で検出する基板検出手段となっている。
【0012】
作業位置における作業終了後には、基板ストッパシリンダ7,8のロッド7a,8aを没入させることにより、基板6はコンベアによって再び搬送され、下流側へ移動する。例えばコンベア機構1の基板ストッパシリンダ7によって停止していた基板6は、ロッド7aが下降することによりコンベア機構2に乗り移り、次いで基板ストッパシリンダ8によって再び停止する。
【0013】
このとき、下降することにより基板6を通過させた後には、その基板ストッパシリンダは直ちにロッドを上昇させ、後続の基板を停止・位置決めするための状態に復帰する。この基板の通過確認は、基板検出センサが基板を検出しない状態にあることを確認することにより行われる。このように、基板6の移動状態に応じて各基板ストッパシリンダの動作を適切に制御することにより、基板6の搬送動作、すなわち停止・移動が制御される。
【0014】
次に図2を参照して、基板搬送装置の制御系の構成について説明する。図2において、主制御部10は基板搬送装置が配置された電子部品実装装置など主装置の装置全体の動作制御を行うホストコンピュータである。搬送制御部11は、これら主装置の作業動作のうち、基板搬送に関連した範囲の制御を行う。すなわち、基板検出センサS1,S2の検出信号を取り込み、この検出信号に基づいて基板ストッパシリンダ7,8の動作を制御すると共に、基板6を搬送するコンベア駆動用のモータM1,M2を駆動するモータ駆動部12の制御を行う。搬送記憶部13は、搬送対象の基板6のサイズデータや、各基板6が搬送される搬送速度など搬送制御に必要なデータを記憶する。
【0015】
次に基板検出センサS1,S2について説明する。基板検出センサS1,S2は検出対象物の有無を光学的に検出するものであり、図3(a)に示すように、投光部と受光部とを対にして組み合わせた2組の単位センサ21,22をケース20に収納し従来型の1つのセンサと外形寸法的には同等な単一機能部品として構成した形となっており、配線24によって外部と接続される。
【0016】
各単位センサ21,22の投光部21a,22aからの照射光が検出対象物23によって反射され、この反射光をそれぞれの受光部21b,22bが受光することにより、検出対象物23の存否を検出する。ここで単位センサ21,22の配列位置は、搬送装置によって搬送される基板の幅方向に所定寸法Dだけオフセットした配列となっており、基板上で近距離で隣接した2点を同時に検出できるようになっている。
【0017】
図3(b)の回路図に示すように、内部回路25内の受光部21b,22bから出力される内部出力1,2の電気信号は、出力部26によって単一の電気信号として外部出力される。すなわち、各単位センサ21,22のいずれかが検出対象物としての基板を検出すれば、基板検出センサS1,S2としての出力は「基板有り」の信号を出力し、2つの単位センサ21,22のいずれもが基板を検出しない場合のみ、「基板無し」の信号を出力する。
【0018】
したがって、本実施の形態の基板検出センサS1,S2は、基板検出用の照射光を照射する複数の投光部21a,22aと、それぞれの投光部に対応して設けられ基板によって反射された照射光を受光する複数の受光部21b,22bと、これらの受光部21b,22bから出力される複数の電気信号に基づき基板の検出結果を単一の電気信号として出力する出力部26とを備えたものとなっている。
【0019】
次に図4を参照して基板搬送における基板検出について説明する。図4(a)に示すように2つの単位センサ21,22を備えた基板検出センサS1(S2)は、コンベア機構1(2)を構成する一方側のコンベアの内側に沿った位置にコンベア幅方向に単位センサ21,22のオフセット方向を合わせて固定配置されている。コンベア機構によって基板が搬送され、基板が基板検出センサS1(S2)の上方の検出点に到達すると、投光部21a,22aからの照射光が受光部21b,22bによって受光され、これにより基板が検出される。
【0020】
基板の種類によっては、部分的に開口部が設けられたものがあり、この開口部と基板検出センサS1(S2)の検出点の位置が重なると、基板検出センサS1(S2)は正しい検出結果を出力しない。このような場合にあっても、基板検出センサS1(S2)には所定寸法だけオフセットして備えられた2組の単位センサ21,22が備えられていることから、図4(b)に示すように側端部に近い位置に開口部6aを有するような基板6Aの場合には、単位センサ21が基板6Aを検出する。
【0021】
また図4(c)に示すように側端部から幾分内側に開口部6bが設けられた基板6Bを対象とする場合には、単位センサ22が基板6Bを検出する。すなわち、2組の単位センサ21,22のうちのいずれかが、基板を検出する。したがって、基板検出センサS1(S2)としての出力信号はいずれの場合においても「基板有り」が正しく出力される。
【0022】
これにより、基板搬送動作において基板が基板検出位置上を通過している途中にあるにも拘わらず、基板に設けられた開口部が基板検出位置と一致して基板検出センサの出力が「基板無し」となることによる不具合、例えば基板ストッパシリンダのロッドが上昇することにより、基板を下方から突き上げるという誤動作を防止することができる。
【0023】
上記説明したように、複数の検出点を対象とすることが可能なコンパクトな基板検出センサを用いることにより、複数の基板検出センサを個別に配置する場合の位置スペース確保の困難さ、また基板検出センサを位置調整可能に配置する場合の作業性の悪さなどの不具合点を解消することができ、不規則形状を有する複数種類の基板に対しても確実に基板検出を行うことができる。
【0024】
【発明の効果】
本発明によれば、基板搬送装置によって搬送される基板の幅方向に所定寸法オフセットして配列された複数の単位センサの投光部と、それぞれの投光部に対応して設けられ基板によって反射された前記照射光を受光する複数の受光部と、これらの受光部から出力される複数の電気信号に基づき基板の検出結果を単一の電気信号として出力する出力部とを備えたので、開口部などの不規則形状を有する複数種類の基板に対しても確実に基板検出が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の基板搬送装置の側面図
【図2】本発明の一実施の形態の基板搬送装置の制御系のブロック図
【図3】(a)本発明の一実施の形態の基板検出センサの斜視図
(b)本発明の一実施の形態の基板検出センサの回路図
【図4】本発明の一実施の形態の基板搬送装置における基板検出の説明図
【符号の説明】
1,2 コンベア機構
6,6A,6B 基板
6a,6b 開口部
M1,M2 モータ
S1,S2 基板検出センサ
21,22 単位センサ
21a,22a 投光部
21b,22b 受光部
26 出力部

Claims (1)

  1. 電子部品が実装される基板を搬送し所定位置に位置決めする基板搬送装置に用いられ基板を所定位置において光学的に検出する基板検出センサであって、前記基板搬送装置によって搬送される基板の幅方向に所定寸法オフセットして配列された単位センサを有し、前記単位センサが、基板検出用の照射光を照射する投光部と、この投光部に対応して設けられ基板によって反射された前記照射光を受光する受光部とから成り複数の前記単位センサの受光部から出力される複数の電気信号に基づき基板の検出結果を単一の電気信号として出力する出力部を備えたことを特徴とする基板検出センサ。
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