JP2001053499A - 電子部品挿入機 - Google Patents

電子部品挿入機

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JP2001053499A
JP2001053499A JP11224818A JP22481899A JP2001053499A JP 2001053499 A JP2001053499 A JP 2001053499A JP 11224818 A JP11224818 A JP 11224818A JP 22481899 A JP22481899 A JP 22481899A JP 2001053499 A JP2001053499 A JP 2001053499A
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JP11224818A
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Hiroichi Shudo
博一 首藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電解コンデンサー等の有極性部品の極性方向
を画像処理により検出・判別することで、電解コンデン
サー等の極性方向違いを挿入タクトを落とさず判別し、
有極性部品の掛け間違いによる連続実装不良の未然防止
を図る。 【解決手段】 電子部品1を供給する部品供給部10
と、該部品供給部より電子部品を取り出して、プリント
基板50に挿入する部品挿入手段とを備える場合におい
て、前記部品供給部10から供給された電子部品1をプ
リント基板50に挿入する前の段階で撮像する部品認識
カメラ71と、該カメラ71の撮像画像とプリント基板
50に挿入すべき正しい電子部品画像とを比較して、前
記部品供給部から供給された電子部品の形状もしくは極
性方向の正否を判別する画像処理装置75とを備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント基板にリ
ード線付き電子部品を自動挿入するための電子部品挿入
機に係り、とくに有極性部品の極性判別機能を備えた電
子部品挿入機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリント基板にリード線付き電子
部品を挿入する電子部品挿入機において、作業者が間違
った部品や有極性部品の方向を間違って部品供給部にセ
ットした場合、実装されたプリント基板は連続して不良
基板となる。
【0003】この問題を解決するものとして、ベリファ
イアー(部品定数照合器)もしくは極性判別装置を備え
た電子部品挿入機が提供されている。いずれの場合で
も、有極性コンデンサーの極性判別方法としては、部品
のリード線を測定端子に接触させ電圧印加して+,−の
極性毎にリーク電流を測定し、測定したリーク電流値の
差により極性判別する方法を用いている。例えば、特開
平5−243797号公報には、電子部品挿入機が有極
性部品の極性を電気的に判別し、判別結果により所定の
挿入方向に変換して基板に挿入する実施例がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の方法で
は静電容量の特に大きな電解コンデンサーでは非常に長
い測定時間がかかる。機能としては問題が無いが、電子
部品挿入機自体が極性判別装置に追従し、実生産のスル
ープットが極端に低下する。そのため、実生産での使用
頻度は少ない。
【0005】本発明は、上記の点に鑑み、電解コンデン
サー等の有極性部品の極性方向を画像処理により検出・
判別することで、電解コンデンサー等の極性方向違いを
挿入タクトを落とさず判別し、有極性部品の掛け間違い
による連続実装不良の未然防止を図ることが可能な電子
部品挿入機を提供することを目的とする。
【0006】本発明のその他の目的や新規な特徴は後述
の実施の形態において明らかにする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願請求項1の発明は、電子部品を供給する部品供
給部と、該部品供給部より電子部品を取り出して、プリ
ント基板に挿入する部品挿入手段とを備えた電子部品挿
入機において、前記部品供給部から供給された電子部品
をプリント基板に挿入する前の段階で撮像するカメラ
と、該カメラの撮像画像とプリント基板に挿入すべき正
しい電子部品画像とを比較して、前記部品供給部から供
給された電子部品の形状もしくは極性方向の正否を判別
する画像処理装置とを備えたことを特徴としている。
【0008】本願請求項2の発明は、複数の電子部品を
予め定められた挿入順序に従って順次供給する部品供給
部と、該部品供給部より供給された電子部品を順次搬送
する循環式部品搬送部と、該循環式部品搬送部より電子
部品を受け取りプリント基板に挿入する部品挿入部とを
備えた電子部品挿入機において、前記循環式部品搬送部
で搬送される電子部品を撮像するカメラと、該カメラの
撮像画像とプリント基板に挿入すべき正しい電子部品画
像とを比較して、前記部品供給部から供給された電子部
品の形状もしくは極性方向の正否を判別する画像処理装
置とを備えたことを特徴としている。
【0009】本願請求項3の発明は、複数の電子部品を
予め定められた挿入順序に従って順次供給する部品供給
部と、該部品供給部より供給された電子部品を順次搬送
する循環式部品搬送部と、該循環式部品搬送部より電子
部品を受け取りプリント基板に挿入する部品挿入部とを
備えた電子部品挿入機において、前記循環式部品搬送部
で搬送される電子部品を撮像するカメラと、該カメラの
撮像画像とプリント基板に挿入すべき正しい電子部品画
像とを比較して、前記部品供給部から供給された電子部
品の極性方向の正否を判別する画像処理装置と、該画像
処理装置による電子部品の極性判別結果に基づき、当該
電子部品を定められた方向に補正反転する部品反転装置
とを備えたことを特徴としている。
【0010】本願請求項1,2又は3の発明において、
前記部品供給部から供給された電子部品の形状もしくは
極性方向が不正であると判別されたときに、電子部品挿
入動作を停止してアラームを発生する構成にするとよ
い。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る電子部品挿入
機の実施の形態を図面に従って説明する。
【0012】図1は本発明の実施の形態であって、電子
部品挿入機の全体構成を示す。また、図2は実施の形態
における電子部品を画像認識するための要部構成を示
し、図3は電子部品挿入機の極性判別機能を使用した運
転動作のフローチャートを示す。
【0013】図1に示すように、電子部品挿入機は、リ
ード線付き電子部品を予め定められた挿入順序に従って
順次供給する部品供給部10と、該部品供給部10より
供給されたリード線付き電子部品を順次搬送する循環式
部品搬送部20と、該循環式部品搬送部20よりリード
線付き電子部品を受け取りプリント基板50の挿入孔に
挿入する挿入ヘッド部40(部品挿入手段もしくは部品
挿入部)と、プリント基板50に挿入されたリード線付
き電子部品のリード線を切断し折り曲げ固定するクリン
チ部60と、プリント基板50を水平移動自在に支持す
る移動テーブル(図示せず)とを備えている。
【0014】前記部品供給部10について説明する。部
品供給部10は複数のテープフィーダー11を所定間隔
毎に載置台12上に搭載したものであり、各テープフィ
ーダー11には電子部品連を巻き付けたリール(図示せ
ず)からリード線付き電子部品1を有する台紙テープ2
が引き出されてセットされている。部品供給方向は矢印
3方向である。各テープフィーダー11には図示しない
が部品切れ予告検出装置がそれぞれ設けられている。ま
た、複数のテープフィーダー11のうち、少なくとも一
部のものは電解コンデンサー等の有極性部品を供給する
ものである。
【0015】前記載置台12の下側には部品供給部駆動
軸13が設けられている。MBはACサーボモーターで
あり、部品供給部10の駆動モーターである。MBの回
転運動はタイミングプーリとタイミングベルトにより連
結された部品供給部駆動軸13に伝達される。部品供給
部駆動軸13にはテープフィーダー搭載位置と同じ間隔
で複数のテープフィーダー駆動カム14が固定されてい
る。部品供給部10は、連結信号(図示せず)を受けて
各々のテープフィーダー駆動レバー15を前記カム14
に連結させる。駆動された特定のテープフィーダー11
は、リード線付き電子部品1のリード線を切断しテープ
2から切り離して(あるいはリード線付き電子部品1個
を有するように前記テープ2を切断して)電子部品1を
循環式部品搬送部20のパレット25に供給する。
【0016】循環式部品搬送部20について説明する。
3個のスプロケット21,22,23の間にチェーン2
4が水平に張架され、このチェーン24に多数のパレッ
ト25が所定間隔毎に固定されている。循環式部品搬送
部の駆動モーターであるACサーボモーターMPに連結
しているスプロケットがチェーン24の駆動スプロケッ
ト21である。チェーン24が駆動されることによりパ
レット25は矢印方向に間歇的に移動する。
【0017】チェーン24の直線部分に沿ってパレット
25と同じ間隔で前記部品供給部10のテープフィーダ
ー11が配列されている。1個ずつのリード線付き電子
部品1がテープフィーダー11より各パレット25に実
装プログラムで指定した順序に従って受け渡され配列さ
れる。各パレット25は電子部品1を保持した後、矢印
方向へ間歇的に送られる。
【0018】なお、ACサーボモーターMPの回転運動
はタイミングプーリ28とタイミングベルトにより連結
された駆動スプロケット21の回転駆動軸29に伝達さ
れる。
【0019】前記パレット25がスプロケット21の周
囲を矢印方向に1/4回転した後、受け渡し位置32に
て、パレットに保持されている電子部品は、挿入ヘッド
部40側に受け渡される。
【0020】前記受け渡し位置32の手前側には部品認
識位置(カメラポジション)70があり、このカメラポ
ジション70で停止中の電子部品1を撮像するための部
品認識カメラ71が循環式部品搬送部20に沿って配置
されている。カメラ71はレンズ72を有し、部品認識
位置で停止中の電子部品1を照明するためのリング照明
73が近傍に配置されている。カメラ71、レンズ7
2、リング照明73の実際の取り付け方向は、パレット
25の進行方向に対して直角ではなく、ある傾斜角が設
けられており、搬送される電解コンデンサー等の電子部
品1のボディ片側にある極性マークを撮影できる角度方
向に固定されている。なお、部品供給部10から供給さ
れた電子部品の極性方向の正否だけでなく電子部品形状
の正否も同時に判別する。
【0021】前記部品認識位置70での電子部品極性判
別のための構成を図2に示す。リング照明73の光源7
4には電子部品挿入機制御部80からAC100Vが供
給されている。部品認識カメラ71で撮像した部品認識
位置70での電子部品1(電解コンデンサー等の極性判
別の必要なもの)の画像信号(ビデオ信号)は画像処理
装置75へ出力され、画像処理装置75においてカメラ
71の撮像画像とプリント基板50に挿入すべき正しい
電子部品画像とを比較して、電子部品1の極性方向の正
否を判別するようになっている。電子部品挿入機制御部
80から前記画像処理装置75及びモニター78にはA
C100Vが供給されるとともに、各電子部品の間歇搬
送のタイミングを示すトリガー信号76が供給される。
さらに、電子部品挿入機制御部80と前記画像処理装置
75間はデータ伝送線路(RS232C)77で相互に
接続されている。さらに、画像処理装置75からモニタ
ー78に画像信号が出力され、プリント基板50に挿入
すべき正しい電子部品画像並びに部品認識カメラ71で
撮像した部品認識位置70での電子部品画像等を表示で
きるようになっている。
【0022】前記部品認識位置70と受け渡し位置32
の間には部品反転位置90があり、ここに部品180°
反転装置91が循環式部品搬送部20に沿って配置され
ている。この部品180°反転装置91は電子部品1が
部品反転位置90に到着したときに、前記部品認識カメ
ラ71及び画像処理装置75による電子部品1の極性判
別の結果を知った上で、プリント基板50への挿入方向
の関係で180°反転(補正反転)が必要な電子部品1
を180°反転して再度当該パレット25に保持させ
る。
【0023】電子部品1が部品認識カメラ71及び画像
処理装置75による電子部品1の極性や形状判別の結
果、実装可能と判断されたときは、受け渡し位置32で
挿入ヘッド部40に受け渡される。
【0024】受け渡し位置32を通り過ぎた位置に部品
排出部33が配置されている。前記部品認識カメラ71
及び画像処理装置75による電子部品1の極性判別や形
状検査の結果、実装不能と判断されたものが部品排出部
33にて排出されるようになっている。
【0025】挿入ヘッド部40について説明する。挿入
ヘッド部40は、受け渡しチャック41と挿入ヘッド4
2とを備えている。受け渡しチャック41は、チャック
開閉機能と水平移動機能を少なくとも有し、前記受け渡
し位置32にてリード線付き電子部品1を挟持してパレ
ット25から挿入ヘッド42に受け渡す。挿入ヘッド4
2は受け渡された電子部品をプリント基板50の挿入孔
に挿入するものである。挿入ヘッド42は、電子部品の
リード線を挟持しプリント基板50の挿入孔に案内する
挿入ガイド44と、電子部品の頭部を保持・加圧して電
子部品をプリント基板50に挿入する押し棒43を備え
ている。
【0026】MZ1はACサーボモーターであり、挿入
ヘッド部40の駆動モーターである。MZ1の回転運動
はタイミングプーリとタイミングベルトにより連結され
た挿入ヘッド部駆動軸45に伝達される。挿入ヘッド部
駆動軸45には複数のカム46が取り付けられ、カム4
6に連結された各々のレバー47は挿入ヘッド部の各部
を駆動して、受け渡し用チャック41を開閉・揺動させ
る動作と、挿入ヘッド42を昇降させる動作と、押し棒
43を昇降させる動作と、挿入ガイド44を開閉させる
動作を行う。
【0027】MC1はACサーボモーターであり、挿入
ヘッド42の方向旋回駆動モーターである。MC1の回
転運動はタイミングプーリとタイミングベルトにより連
結された挿入ヘッド方向旋回プーリ48に伝達される。
MC1は、挿入ヘッド42が受け取った電子部品1を基
板50に挿入する前に挿入ヘッド42を実装プログラム
にて指定された挿入方向に旋回させる。
【0028】クリンチ部60について説明する。クリン
チ部60はプリント基板50を挟んで挿入ヘッド42と
対向して固定されていて、基板50の挿入孔に挿入され
た電子部品のリード線を切断、折り曲げて電子部品を基
板に固定する。クリンチヘッド61はリード線を切断す
る固定刃(図示せず)と可動刃62を備えている。
【0029】MZ2はACサーボモーターであり、クリ
ンチ部60の駆動モーターである。MZ2の回転運動は
タイミングプーリとタイミングベルトにより連結された
クリンチ部駆動軸63に伝達される。クリンチ部駆動軸
63には複数のカム64が取り付けられ、カム64の回
転運動により各々駆動レバー65を駆動する。つまり、
クリンチヘッド61を昇降させるクリンチシャフト66
の駆動と、電子部品のリード線を切断し、折り曲げる前
記可動刃62の駆動を行う。
【0030】MC2はACサーボモーターであり、クリ
ンチ部60の方向旋回駆動モーターである。MC2の回
転運動はタイミングプーリとタイミングベルトにより連
結されたクリンチ部の方向旋回プーリ67に伝達され
る。MC2は、クリンチヘッド61が上昇する前に実装
プログラムにて指定された挿入方向に旋回させる。クリ
ンチ部駆動軸63の回転によりクリンチヘッド61が基
板50下面まで上昇し、基板の挿入孔に挿入された電子
部品のリード線を切断、折り曲げて電子部品を基板50
に固定し実装を完了する。
【0031】なお、プリント基板50は移動テーブル
(図示せず)上に載置され、この移動テーブルは基板5
0を支持し水平のX,Y方向に移動させる機能を持つ。
【0032】図3は電子部品極性の画像検査を含む挿入
動作のフローチャートを示す。
【0033】まず、ステップ#1でロット生産のための
部品リールを部品供給部10にセットする。ステップ#
2でプログラムのアサイン(指定)を実行する。ステッ
プ#3では1枚の基板実装、極性マーク画像教示を実行
する。つまり、初めの1枚目のプリント基板について、
電解コンデンサー等の極性判別が必要な電子部品1につ
いて極性マーク有り又は無しの画像を各電子部品毎に部
品認識カメラ72で撮像して画像処理装置75に対して
教示する(画像処理装置75は基準となる正しい電子部
品画像として登録する)。
【0034】この電子部品1の極性マークの教示の具体
例について表1で説明する。
【表1】 この表1において、Nはステップ番号、X,Yは電子部
品挿入位置の座標データ、Pは電子部品を供給するテー
プフィーダー11のフィーダー番号、Mは電子部品の挿
入方向、Vは画像品種番号で、0は検査無し、1〜31
は使用する品種番号、;はコメント欄である。 1.教示(ティーチング)時:1枚目の基板実装時 N10のP1(CAP1)の画像が品番1に登録され
る。N40,N60,N80のP4(CAP2)の画像
が品番2に登録される(上書き登録も選択可能)。N5
0,N90のP5(CAP3)の画像が品番3に登録さ
れる(上書き登録も選択可能)。基本的には、P番号と
V番号は相対的に対応する。 2.連続生産時:2枚目以降の基板実装時 N10,N40,N50,N60,N80,N90は検
査を行う。登録された画像との比較となる。N20,N
30,N70は検査を行わない。
【0035】図3のステップ#3で画像処理装置75に
対する電子部品画像の教示が終了し、1枚目のプリント
基板の実装が終了すると、電子部品挿入機は自動停止し
て、作業者に基板検査の指示を出す。その基板検査結果
が良品であれば次のステップ#4の生産基板連続実装
(2枚目以降のプリント基板への電子部品の挿入)を開
始する。つまり、部品供給部10によりリード線付き電
子部品1を予め定められた挿入順序に従って循環式部品
搬送部20のパレット25に順次供給し、循環式部品搬
送部20で受け渡し位置32に電子部品を移送し、挿入
ヘッド部40は受け渡しチャック41で前記循環式部品
搬送部20より電子部品を受け取り、さらに受け渡しチ
ャック41で挿入ヘッド42に渡された電子部品を、挿
入ガイド44と押し棒43の動作によりプリント基板5
0の挿入孔に挿入する。プリント基板50に挿入された
電子部品のリード線はクリンチ部60により切断し折り
曲げ固定する。
【0036】生産基板連続実装において、いずれかのテ
ープフィーダー11でステップ#5の部品切れ予告検出
があった場合、ステップ#6で部品切れか否かの判定を
行い、部品切れ(YES)であれば、ステップ#7でア
ラーム予告を行い、作業者に部品切れを知らせ、ステッ
プ#8で部品を補充して再度ステップ#4の生産基板連
続実装に戻る。
【0037】前記ステップ#6の部品切れか否かの判定
で、部品切れでない(NO)とき、ステップ#9で電解
コンデンサーの極性の画像検査を行う(その他の有極性
電子部品があれば同様に画像検査を行う)。そして、ス
テップ#10で極性OK?の判断を行う。つまり、部品
認識カメラ71の撮像画像と予め教示した基板に挿入す
べき正しい電子部品画像とを画像処理装置75で比較し
て極性の正否を判別する。極性が正しければ(YE
S)、ステップ#4の生産基板連続実装に戻り、プリン
ト基板への電子部品の挿入動作を続行する(電解コンデ
ンサー等の有極性電子部品が部品切れとなり、作業者が
部品供給部10に該部品と同じ部品リールをセットする
際、該部品リールが正しくセットされている場合であ
る)。極性が不正(NO)であれば(電解コンデンサー
等の有極性電子部品が部品切れとなり、作業者が部品供
給部10に該部品と同じ部品リールをセットする際、作
業者が有極性電子部品の極性の供給方向を間違ってセッ
トした場合である)、ステップ#11で機械停止とな
り、ステップ#12でアラーム警告となり、作業者にア
ラームで警告する。このアラーム警告により、ステップ
#13で作業者が電解コンデンサーリールの供給方向修
正を行う(電子部品1の付いたテープ2の向きを変え
る)。その後、ステップ#14のリカバリースタートと
なり、ステップ#15で極性違い部品の排出(挿入パ
ス)を実行後、ステップ#16でリカバリーシーケンス
実行となる(正しい極性の代替え部品をプリント基板に
挿入する動作を実行)。以後、ステップ#4の生産基板
連続実装に戻る。
【0038】なお、前記アラームは音響、光、その他の
信号によるものも含む。
【0039】上記図3のフローチャートでは述べなかっ
たが、無極性の電子部品の場合にも、部品認識位置70
における部品認識カメラ71の撮像画像と画像処理装置
75に予め記憶しておいた正しい形状の電子部品画像と
の比較により実装可能な形状(とくにリード線に関し
て)であるか否かを判別し、実装可能と判別された電子
部品のみを受け渡し位置32にて挿入ヘッド部40に渡
すようにするとよい。
【0040】この実施の形態によれば、次の通りの効果
を得ることができる。
【0041】(1) 電子部品を搬送する経路に部品認識
カメラ71と照明73を取付け、部品供給部10から搬
送される有極部品、特に電解コンデンサーの極性方向を
画像処理により検出・判別する手段を備えているため、
電解コンデンサー等の有極性電子部品の極性方向違いを
電子部品挿入機の挿入タクトを落とさず判別可能であ
る。しかも、プリント基板への実装前に検査できる特徴
がある。従って、テープフィーダー11への電子部品の
掛け間違いによる連続実装不良の発生を未然に防止可能
である。
【0042】(2) 画像処理装置75において、教示さ
れた正しい極性の電子部品画像と実際に撮像した電子部
品画像とのパターン比較で極性判別を行うため、電子部
品挿入機のスループットが低下しない。
【0043】(3) また、電解コンデンサー以外の形状
に特徴のある部品の検出・判別もできるため柔軟性があ
るシステムである。
【0044】(4) 電子部品リード線への非接触式極性
判別のため、測定端子を必要とせず、メンテナンスが簡
単である。
【0045】(5) 安価な極性判別手段のため、既存の
電子部品挿入機に容易に取り付けできる。
【0046】なお、有極性電子部品として電解コンデン
サーを例示したが、ダイオード等のその他の有極性電子
部品の極性判別にも本発明は有効であることは明らかで
ある。
【0047】また、電子部品挿入機における部品供給
部、部品搬送部、挿入ヘッド部、クリンチ部等の具体的
な構造は適宜変更可能である。
【0048】以上本発明の実施の形態について説明して
きたが、本発明はこれに限定されることなく請求項の記
載の範囲内において各種の変形、変更が可能なことは当
業者には自明であろう。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る電子
部品挿入機によれば、電解コンデンサー等の有極性部品
の極性間違い実装を未然に防止可能である。また、カメ
ラと画像処理装置を用いた画像処理による極性判別のた
め、電子部品挿入機のスループットが低下しない利点が
ある。さらに、部品リード線への非接触式極性判別のた
め測定端子を必要とせず、メンテナンスが簡単である。
また、安価な極性判別手段のため、既存の電子部品挿入
機に容易に取り付けできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子部品挿入機の実施の形態の全
体構成を示す斜視図である。
【図2】実施の形態における電子部品を画像認識するた
めの要部構成を示す説明図である。
【図3】極性判別機能を使用した運転動作のフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 リード線付き電子部品 2 テープ 10 部品供給部 11 テープフィーダー 12 載置台 13 部品供給部駆動軸 14 テープフィーダー駆動カム 15 テープフィーダー駆動レバー 20 循環式部品搬送部 21,22,23 スプロケット 24 チェーン 25 パレット 28 タイミングプーリ 29 循環式部品搬送部駆動軸 32 受け渡し位置 33 排出部 40 挿入ヘッド部 41 受け渡しチャック 42 挿入ヘッド 43 押し棒 44 挿入ガイド 45 挿入ヘッド部駆動軸 46,64 カム 47,65 レバー 48 挿入ヘッド方向旋回プーリ 50 プリント基板 60 クリンチ部 61 クリンチヘッド 62 可動刃 63 クリンチ部駆動軸 66 クリンチシャフト 67 方向旋回プーリ 70 部品認識位置 71 部品認識カメラ 72 レンズ 73 リング照明 74 光源 75 画像処理装置 78 モニター 80 電子部品挿入機制御部 90 部品反転位置 91 部品180°反転装置 MB,MC1,MC2,MP,MZ1,MZ2 駆動モ
ーター

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品を供給する部品供給部と、該部
    品供給部より電子部品を取り出して、プリント基板に挿
    入する部品挿入手段とを備えた電子部品挿入機におい
    て、 前記部品供給部から供給された電子部品をプリント基板
    に挿入する前の段階で撮像するカメラと、 該カメラの撮像画像とプリント基板に挿入すべき正しい
    電子部品画像とを比較して、前記部品供給部から供給さ
    れた電子部品の形状もしくは極性方向の正否を判別する
    画像処理装置とを備えたことを特徴とする電子部品挿入
    機。
  2. 【請求項2】 複数の電子部品を予め定められた挿入順
    序に従って順次供給する部品供給部と、該部品供給部よ
    り供給された電子部品を順次搬送する循環式部品搬送部
    と、該循環式部品搬送部より電子部品を受け取りプリン
    ト基板に挿入する部品挿入部とを備えた電子部品挿入機
    において、 前記循環式部品搬送部で搬送される電子部品を撮像する
    カメラと、 該カメラの撮像画像とプリント基板に挿入すべき正しい
    電子部品画像とを比較して、前記部品供給部から供給さ
    れた電子部品の形状もしくは極性方向の正否を判別する
    画像処理装置とを備えたことを特徴とする電子部品挿入
    機。
  3. 【請求項3】 複数の電子部品を予め定められた挿入順
    序に従って順次供給する部品供給部と、該部品供給部よ
    り供給された電子部品を順次搬送する循環式部品搬送部
    と、該循環式部品搬送部より電子部品を受け取りプリン
    ト基板に挿入する部品挿入部とを備えた電子部品挿入機
    において、 前記循環式部品搬送部で搬送される電子部品を撮像する
    カメラと、 該カメラの撮像画像とプリント基板に挿入すべき正しい
    電子部品画像とを比較して、前記部品供給部から供給さ
    れた電子部品の極性方向の正否を判別する画像処理装置
    と、 該画像処理装置による電子部品の極性判別結果に基づ
    き、当該電子部品を定められた方向に補正反転する部品
    反転装置とを備えたことを特徴とする電子部品挿入機。
  4. 【請求項4】 前記部品供給部から供給された電子部品
    の形状もしくは極性方向が不正であると判別されたとき
    に、電子部品挿入動作を停止してアラームを発生する請
    求項1,2又は3記載の電子部品挿入機。
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