JPH09321498A - 実装機の部品検査方法及び同装置 - Google Patents

実装機の部品検査方法及び同装置

Info

Publication number
JPH09321498A
JPH09321498A JP8140258A JP14025896A JPH09321498A JP H09321498 A JPH09321498 A JP H09321498A JP 8140258 A JP8140258 A JP 8140258A JP 14025896 A JP14025896 A JP 14025896A JP H09321498 A JPH09321498 A JP H09321498A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
lead
image
image pickup
inspection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8140258A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuaki Aoshima
泰明 青島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
Priority to JP8140258A priority Critical patent/JPH09321498A/ja
Publication of JPH09321498A publication Critical patent/JPH09321498A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品を平面的に撮像して部品を認識するもの
において、リードの上下方向の折曲がりを精度良く検出
することにより部品不良を確実に検出する。 【解決手段】 ヘッドユニット5に搭載されたノズル部
材20によりQFP30を吸着した後、これを撮像ユニ
ット25の上方に配置して平面的に撮像し、画像処理部
38での画像処理結果に基づいて主演算部37において
QFP30のリード32の異常を検出するようにした。
撮像ユニット25には、エリアセンサ26とスリット照
明装置28を設けた。そして、スリット照明装置28か
ら、水平方向に所定角度θで傾斜するスリット光Lを所
定撮像位置に保持されたQFP30の各リード列31に
照射しながらエリアセンサ26によりQFP30を撮像
し、この撮像画像におけるリード32の位置関係に基づ
いてリードの上下方向の折曲り等の異常を検出するよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノズル部材により
部品供給部からIC等の電子部品を吸着してプリント基
板上に装着する実装機において、特に、実装前に撮像手
段を用いて電子部品のリードの異常を検出する実装機の
部品検査方法及び同装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、部品吸着用のノズル部材を備えた
ヘッドユニットにより、部品供給部からIC等のチップ
部品を吸着し、位置決めされているプリント基板上に移
送してプリント基板の所定位置に装着するようにした表
面実装機(以下、単に実装機という)は一般に知られて
いる。
【0003】この種の実装機においては、実装精度を確
保し、あるいは不良部品の装着防止といった観点から、
一般には、実装機にCCDカメラを設け、このカメラに
よってノズル部材に吸着された部品を撮像し、その部品
画像に基づいて部品の吸着ずれ量を求めたり、あるいは
部品不良を検知するようにしている。
【0004】CCDカメラは、例えば実装機の基台上に
固定的に設けられており、ヘッドユニットの移動に伴い
このカメラ上方に保持される部品をカメラ周囲に配置さ
れた照明装置によって照らしだしながら撮像するように
なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】実装部品がQFP等、
多数のリードを有する部品である場合、そのリード不良
の有無を検出することが要求されるが、上記従来の装置
では、リードの欠損、あるいはリードの水平方向の折曲
がりを精度よく検出できるという利点がある一方で、リ
ードの上下方向の折曲りについは平面画像として変化が
表れ難いためそ検出精度が悪いという問題がある。
【0006】そこで、このようなリードの上下方向の折
曲りを精度よく検出すべく、例えば、部品を側方から撮
像する第2のカメラを別途設けて部品を撮像することも
考えられるが、実装機ではノズル部材を搭載したヘッド
を平面的に移動させる必要があるため、このようなカメ
ラを設けることは実装機の構造によってはヘッドの可動
領域を制限する場合があり、また複数のカメラを用いる
ことにより構造の複雑化やコスト高をも招くことにな
る。従って、部品を下方から平面的に撮像するという基
本的な発想のもとでQFP等におけるリードの上下方向
の折曲がりをより精度良く検出する方法が望まれる。
【0007】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたものであり、ノズル部材に吸着された部品を下方か
ら平面的に撮像することにより部品を認識するものにお
いて、リードの上下方向の折曲がりを精度良く検出する
ことにより部品不良を確実に検出することができる実装
機の部品検査方法及び同装置を提供することを目的とす
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る実装機の部
品検査方法は、移動可能なヘッドユニットに搭載された
ノズル部材により部品を吸着した後、この部品を基台上
に設置された撮像手段上方の所定の撮像位置に配置して
平面的に部品を撮像して、その画像に基づき少なくとも
リード付部品のリード異常を検出する方法において、ノ
ズル部材に吸着されたリード付部品の下方から、水平方
向に対して所定角度で傾斜する平面を通る検査用照明光
を部品のリードに照射しながらリードを撮像し、得られ
たリード画像におけるリード列方向と直交する方向のリ
ードの位置に基づいてリードの異常を検出するようにし
たものである。
【0009】この方法によれば、平面的に得られるリー
ドの画像において、リードの上下方向の折曲りによるリ
ードの変位が比較的大きく表れる。そのため、部品を平
面的に撮像しながらもリードの上下方向の折曲がりを精
度よく検出することが可能となる。
【0010】この方法において、部品全体を撮像可能な
エリアセンサを撮像手段として用い、部品の全リード列
に対して検査用照明光を照射しながらリードを撮像する
ようにすれば、部品の撮像効率を高めることが可能とな
る。
【0011】また、撮像手段としてエリアセンサを用
い、所定領域のリードに検査用照明光を照射して当該照
明にかかるリードを撮像した後、部品を所定角度回転さ
せてリードに対する検査用照明光の照射位置を変更して
当該照明にかかるリードを撮像し、以後同様に部品を回
転させながらリードに対する検査用照明光の照射位置を
変更しながら部品を撮像するようにすれば、部品の各リ
ード列毎に検査用照明光を照射するための手段を設ける
ことなく部品の全リードを撮像することが可能となり、
また、エリアセンサの撮像領域に部品全体が入りきらな
いような場合でも部品の全リードを撮像することが可能
となる。
【0012】さらに、上記エリアセンサの撮像位置に部
品を保持して部品認識用の照明光を部品に照射して部品
を撮像し、当該撮像画像に基づいて部品の上記撮像位置
に対するずれを求め、このずれに基づいて部品位置を補
正した後、上記検査用照明光を照射して部品のリードを
撮像するようにすれば、検査用照明光を照射する手段と
部品の相対的な位置関係を適切に保つことができ、これ
によりリードに対して適切に検査用照明光を照射するこ
とが可能となる。
【0013】また、上記撮像手段として上記リード列方
向と直交する方向に部品を撮像するラインセンサを用
い、部品とラインセンサを上記リード列方向に相対的に
移動させながら部品のリードを撮像するようにしても、
撮像手段としてエリアセンサを用いる場合と同様に部品
を平面的に撮像しながらリードの上下方向の折曲がりを
精度良く検出することが可能となる。
【0014】一方、本発明に係る部品検査装置は、移動
可能なヘッドユニットに搭載されたノズル部材により部
品を吸着した後、この部品を基台上に設置された撮像手
段の上方に配置して平面的に部品を撮像して、その画像
に基づき少なくともリード付部品のリード異常を検出す
る装置において、上記ヘッドユニット及びノズル部材を
駆動する駆動手段と、部品を上記撮像手段による所定の
撮像位置に移動させるべく上記ヘッドユニット及びノズ
ル部材の駆動を制御する駆動制御手段と、水平方向に対
して所定角度で傾斜する平面を通る検査用照明光を部品
の下方からリードに照射する検査用照明手段と、上記撮
像手段による撮像画像におけるリード列方向と直交する
方向のリード位置に基づいてリードの異常を検出するリ
ード異常検出手段とを備えたものである。
【0015】また、上記撮像手段がエリアセンサからな
り、上記駆動制御手段が、上記リード異常の検査時に、
部品をエリアセンサ上方に保持すべく駆動手段を制御す
るように構成されてなるものである。
【0016】さらに、上記撮像手段がラインセンサから
なり、上記駆動制御手段が、上記リード異常の検査時
に、ラインセンサ上方においてリード列方向とセンサ配
列方向とが直交するように部品を配置するとともに、こ
の状態で部品をリード列方向に移動させるように駆動手
段を制御するように構成されてなるものである。
【0017】これらの各部品検査装置によれば、実装動
作中に上記のような部品の検査を自動的に行うことが可
能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明に係る実施の形態について
図面を用いて説明する。
【0019】図1は、本発明に係る部品検査装置が適用
される実装機の第1実施形態を概略的に示している。同
図に示すように、実装機の基台1上には、プリント基板
搬送用のコンベア2が配置され、プリント基板3がこの
コンベア2上を搬送されて所定の作業位置に位置決めさ
れるようになっている。
【0020】上記コンベア2の側方には、部品供給部4
が配置されている。この部品供給部4は、多数列のテー
プフィーダ4aを備えており、各テープフィーダ4aは
それぞれ、IC、トランジスタ、コンデンサ等の小片状
の電子部品を所定間隔おきに収納、保持したテープがリ
ールから導出されるようにするとともに、テープ繰り出
し端にはラチェット式の送り機構を具備し、後述のヘッ
ドユニット5により部品がピックアップされるにつれて
テープが間欠的に繰り出されるようになっている。
【0021】また、上記基台1の上方には、部品装着用
のヘッドユニット5が装備されている。このヘッドユニ
ット5は、X軸方向(コンベア2の方向)及びY軸方向
(水平面上でX軸と直交する方向)に移動可能になって
いる。
【0022】すなわち、上記基台1上には、Y軸方向に
延びる一対の固定レール7と、Y軸サーボモータ9によ
り回転駆動されるボールねじ軸8とが配設され、上記固
定レール7上にヘッドユニット支持部材11が配置され
て、この支持部材11に設けられたナット部分12が上
記ボールねじ軸8に螺合している。また、上記支持部材
11には、X軸方向に延びるガイド部材13と、X軸サ
ーボモータ15により駆動されるボールねじ軸14とが
配設され、上記ガイド部材13にヘッドユニット5が移
動可能に保持され、このヘッドユニット5に設けられた
ナット部分(図示せず)が上記ボールねじ軸14に螺合
している。そして、Y軸サーボモータ9の作動によりボ
ールねじ軸8が回転して上記支持部材11がY軸方向に
移動するとともに、X軸サーボモータ15の作動により
ボールねじ軸14が回転して、ヘッドユニット5が支持
部材11に対してX軸方向に移動するようになってい
る。
【0023】また、上記Y軸サーボモータ9及びX軸サ
ーボモータ15には、それぞれエンコーダからなる位置
検出手段10,16が設けられており、これによって上
記ヘッドユニット5の移動位置検出がなされるようにな
っている。
【0024】上記ヘッドユニット5には、部品を吸着す
るノズル部材20(図2に示す)が設けられている。ノ
ズル部材20は、ヘッドユニット5のフレームに対して
Z軸方向(上下方向)の移動及びR軸方向(ノズル中心
軸回り)の回転が可能とされ、Z軸サーボモータ22及
びR軸サーボモータ23(図3に示す)によって作動さ
れるようになっているとともに、これらの各サーボモー
タ22,23にそれぞれエンコーダからなる位置検出手
段が設けられ、これによりノズル部材21の位置検出が
なされるようになっている。また、上記ノズル部材21
には、図外の負圧供給手段がバルブ等を介して接続され
ており、部品吸着用の負圧が必要時にノズル部材21に
供給されるようになっている。
【0025】一方、上記基台1上で、上記部品供給部4
の側方には、上記ノズル部材21に吸着された部品を撮
像するための部品撮像ユニット25が配設されている。
この撮像ユニット25は、図2に示すように、部品を撮
像するためのエリアセンサ26と、2種類の照明装置、
すなわち全体照明装置27(図3に示す)及びスリット
照明装置28とからなり、これらが図外のフレームに一
体に取付けられて基台1上に固定的に設けられた構成と
なっている。
【0026】上記エリアセンサ26は、CCDカメラ等
からなり、同図に示すように上向きに設置されており、
上記ヘッドユニット5の移動によりエリアセンサ26上
方の所定の撮像位置、すなわちノズル部材20のX軸、
Y軸、Z軸及びR軸の各位置によって決定される所定の
位置に保持された部品を撮像するようになっている。
【0027】全体照明装置27は、ノズル部材20に吸
着された部品の全体像を撮像するための照明装置であっ
て、具体的に図示していないが、上記エリアセンサ26
の周囲に配置される多数のLEDからなり、エリアセン
サ26の上方に保持された部品全体を下方から照らしだ
すように構成されている。
【0028】上記スリット照明装置28は、実装部品が
QFPである場合にのみ作動させられられる照明装置
で、同図に示すように、ノズル部材20に保持されたQ
FP30の各リード列31(図示の例では4つの各リー
ド列)に対してそれぞれスリット光Lを照射する4つの
単位光源28aから構成されている。各単位光源28a
は、QFP30が上記エリアセンサ26の所定の撮像位
置に適切に保持されたとき(図2に示す状態)に、QF
P30の各リード列31の全リード32に亘って、それ
ぞれその先端下面に水平方向に所定角度θ(図4参照)
で傾斜するスリット光Lを照射するように構成されてい
る。
【0029】次に、上記実装機の制御系について図3の
ブロック図を用いて説明する。
【0030】上記実装機には、同図に示すような主制御
器35が搭載されており、上記Y軸サーボモータ9、X
軸サーボモータ15及びヘッドユニット5のノズル部材
21に対するZ軸サーボモータ22、R軸サーボモータ
23等は主制御器35の軸制御器36に電気的に接続さ
れている。
【0031】主制御器35には、実装機を統括制御する
ための主演算部37が設けられており、上記軸制御器3
6がこの主演算部37に接続されている。また、主制御
器35には、画像処理部38及び照明切換制御部39が
設けられ、これらが主演算部37にそれぞれ接続されて
いるとともに、画像処理部38に対して撮像ユニット2
5のエリアセンサ26が、照明切換制御部39に対して
撮像ユニット25の全体照明装置27及びスリット照明
装置28がそれぞれ接続されている。
【0032】そして、実装時には、図外の記憶部に記憶
されたマウントデータ、すなわち実装部品の種類や実装
位置、実装順番等に関するデータに基づいて各サーボモ
ータ等が軸制御器36を介して主演算部37により駆動
制御されるとともに、このような実装動作中に撮像ユニ
ット25による部品の撮像に基づき部品の認識が行われ
る。
【0033】部品認識の処理では、全体照明装置27が
作動させらてエリアセンサ26による部品の撮像が行わ
れ、撮像画像の画像処理部38での処理結果に基づき、
主演算部37において部品の割れ、あるいは欠け等の部
品不良の認識が行われるとともに、ノズル部材20に対
する部品の吸着ズレ量が求められて実装時の補正量等が
演算される。
【0034】特に、対象部品が上記QFP30である場
合には、さらに照明切換制御部39を介して照明が全体
照明装置27からスリット照明装置28に切換えられ、
スリット照明装置28による照明のもとでQFP30の
撮像が行われ、この撮像画像の画像処理部38での処理
結果に基づきQFP30のリード32の異常検出のため
の処理が行われる。
【0035】つまり、スリット照明装置28による照明
のもとでは、上述のように各リード列31にスリット光
Lが照射されているため、得られる画像はリード32を
示す線画像32aとなる(図4,図5参照)。このよう
な画像において、QFP30の全てのリード32が正常
であれば、各線画像32aがリード列方向に一定の間隔
で一列に並ぶのであるが、例えば、各リード32がリー
ド列方向に折曲がっていたり、あるいは欠けていたりす
るとリード列方向の線画像32aの間隔ΔYが極端に広
く、あるいは狭くなる。また、いずれかのリード32が
上下に折曲がっていると、スリット光Lの反射位置がリ
ード長さ方向(同図では左右方向)に移動し、これによ
り図5に示すように当該リード32に対応する線画像3
2aの位置が他のリード32の線画像32aに対してΔ
X(変位量ΔXという)だけリード長さ方向にずれるこ
とになる。
【0036】ここで、変位量ΔXは、
【0037】
【数1】ΔX=ΔZ/tanθ ΔZ;水平面に対するリード32の折曲がり量 θ;水平面に対するスリット光Lの照射角度 となり、リード32の折曲がり量に比例して大きくな
る。
【0038】そのため、リード32の異常検出のための
処理では、各リード列31の画像認識に基づいてこのよ
うな変位量ΔX、あるいは間隔ΔYを主演算部37にお
いて求め、この変位量ΔX、間隔ΔYが所定の比較値を
越えるか否かを判断し、越える場合には、当該部品のリ
ード32に異常があると判断し、後述するように当該部
品を廃棄すべく主演算部37により上記軸制御器36を
介して各サーボモータ等をの駆動手段を制御するように
なっている。
【0039】次に、以上のように構成された実装機の実
装動作について図6のフローチャートに従って説明す
る。なお、この図に示す実装動作では部品としてQFP
30を実装する場合について説明する。
【0040】上記実装機において実装動作が開始される
と、先ず、Y軸,X軸サーボモータ9,15が駆動され
ることによりヘッドユニット5が部品供給部4まで移動
させられ、それから、Z軸サーボモータ22の駆動によ
りノズル部材20が上下動させられることにより、部品
供給部4から部品が吸着された状態で取り出される(ス
テップS1〜S3)。
【0041】そして、部品の部品認識を行うべくヘッド
ユニット5が撮像ユニット25の上方に移動させられる
とともに、Z軸サーボモータ22の駆動によるノズル部
材21のZ軸方向の移動及びR軸サーボモータ23によ
るノズル軸回りの回転により、部品が撮像ユニット25
による所定の撮像位置に保持される(ステップS4)。
【0042】QFP30が撮像位置に配置されると、ま
ず、全体照明装置27が作動させられ、全体照明装置2
7による照明のもとでQFP30の全体像がエリアセン
サ26によって取り込まれ、この撮像画像に基づいてQ
FP30のノズル部材20に対する吸着ずれ量が求めら
れる(ステップS5,S6)。そして、このずれ量に応
じて各サーボモータ等が駆動されることによって撮像ユ
ニット25の所定の撮像位置に対するQFP30のずれ
が補正され、その後、全体照明装置27が停止させられ
る(ステップS7,S8)。
【0043】次いで、上記スリット照明装置28が作動
させられることにより、スリット光Lによる照明のもと
でエリアセンサ26による各リード列31の撮像が行わ
れる(ステップS9〜S11)。この際、スリット照明
装置28の各単位光源28aが固定的に設けられている
ため各リード列31に対するスリット光Lのずれが懸念
されるが、上述のようにステップS5〜S8の処理にお
いてQFP30の撮像位置に対するずれが修正されてい
るため、各単位光源28aからのスリット光Lは適切に
各リード列31に照射される。
【0044】QFP30の各リード列31の撮像が終了
すると、主演算部37において上記変位量ΔXや間隔Δ
Yが演算されリード32に異常がないか否かの判断がな
される(ステップS12)。そして、ここで当該QFP
30のリード32に異常がないと判断されると、ヘッド
ユニット5の移動及びノズル部材20のZ軸方向の移動
及び回転に伴いプリント基板3の所定位置にQFP30
が実装され、これにより本フローチャートが終了する
(ステップS13,S14)。一方、ステップS12に
おいて、QFP30のリード32に異常があると判断さ
れた場合には、ヘッドユニット5の移動に伴い、例えば
部品供給部4の側方部分等に設けられた図外の廃棄ケー
スにQFP30が廃棄され、これにより本フローチャー
トが終了する(ステップS15,S16)。
【0045】以上説明した実装機によれば、QFP30
の撮像に際し、上述のように水平面に対して所定角度θ
で傾斜するスリット光Lを各リード列31に照射して各
リード32を撮像するので、リード32を平面的に撮像
しながもリード32の上下方向の折曲りに起因した画像
の変位が比較的大きく表れる。そのため、例えば、QF
Pのほぼ鉛直下方付近からQFPの全体を照らしながら
QFPを撮像してQFPのリード異常を検出していた従
来の一般的な装置に比べると、リード32の上下方向の
折曲がりを精度良く検出することができる。従って、こ
の実装機によれば、QFP30を平面的に撮像しながら
もリード32の上下方向の折曲がりを確実に検出し、こ
れにより部品不良をより精度く検出することができる。
【0046】ところで、上記の実装機では、撮像ユニッ
ト25において、QFP30の各リード列31に対応す
る単位光源28aを設けたスリット照明装置28を構成
し、これにより各リード列31を同時に照らしながらQ
FP30を撮像するようにしているが、例えば、図7
(a)に示すように、二つのリード列31にのみ対応す
る単位光源28aを設けてスリット照明装置28を構成
し、QFP30の撮像時には、先ず、2つの各リード列
31を撮像した後、QFP30をその中心軸回りに18
0°回転させてから(図7(b)に示す)、残りの各リ
ード列31を撮像するようにしてもよい。勿論、1つの
リード列31aに対応する単一の単位光源28aからス
リット照明装置28を構成し、QFP30を90°づつ
回転させながら各リード列31を撮像するようにしても
よい。このような構成によればスリット照明装置28の
構成を簡略化することができる。但し、実装効率を重視
する場合には、上記の図2に示すようなスリット照明装
置28を設けて各リード列31を同時に撮像する方が好
ましい。
【0047】また、図8(a)に示すように、2つのリ
ード列31のそれぞれ一部、図示の例では、各リード列
31の右半分及び左半分の各リード32にのみ対応する
二つの単位光源28aを設けたスリット照明装置28を
構成し、QFP30の撮像時には、図8(b)に示すよ
うに、QFP30をその中心軸回りに90°づつ回転さ
せながら各リード列31を撮像するようにしてもよい。
このような装置によれば、エリアセンサ26の撮像領域
に対してQFP30が大きく、QFP30全体を一度に
撮像できないような場合や、あるいは認識精度を高める
べくQFP30の各リード32を拡大して撮像する必要
がある場合等に有効となる。
【0048】なお、図7、あるいは図8に示すような撮
像ユニット25の構成を採用する場合には、スリット照
明装置28をエリアセンサ26の撮像領域の中心軸回り
に回転できるように構成してもよい。すなわち、単位光
源28aに対するリード列31の変更に際して上述のよ
うにQFP30をその中心軸回りに回転させる場合、ノ
ズル部材中心とQFP30の中心とがずれていると、ノ
ズル部材20の回転のみではQFP30が撮像位置から
ずれてしまいうので、これを防止するためヘッドユニッ
ト5の移動が要求されるが、上述のようにスリット照明
装置28を回転させるようにすれば、ヘッドユニット5
を作動させる必要がなくなるのでその分だけ部品の撮像
効率を高めることができる。また、QFP30の中心を
確実に吸着できるような場合、例えば、部品吸着後、チ
ャック部材等によってQFP30の吸着ずれを機械的に
修正するような場合でも、スリット照明装置28を回転
可能に設けておけば、ノズル部材20とスリット照明装
置28の相対的な回転により単位光源28aに対するリ
ード列31の変更を極めて迅速に行うことが可能とな
り、これにより実装効率を高めることが可能となる。
【0049】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。
【0050】図9は、本発明に係る部品検査装置が適用
される実装機の第2実施形態を概略的に示している。こ
の図に示す実装機の構成も基本的には第1実施形態の実
装機と共通であり、そのため共通部分については第1実
施形態の実装機と同一の符号を付し、以下に相違点につ
いてのみ詳しく説明することにする。
【0051】第2実施形態の実装機は、上記撮像ユニッ
ト25に代えて、以下に説明する撮像ユニット41及び
リード検査ユニット45が設けられており、これらの2
つのユニットにより部品の認識が行われる点において第
1実施形態の実装機と構成が相違している。
【0052】撮像ユニット41は、スリット照明装置2
8が設けられていない点を除けば上記撮像ユニット25
と同一の構成であり、具体的に図示していないが、CC
Dカメラ等からなるエリアセンサ42と、その周囲に配
置される多数のLEDからなる全体照明装置43とから
構成され、エリアセンサ42上方に保持された部品を全
体照明装置43により照らしながら部品全体を撮像する
ように構成されている。
【0053】リード検査ユニット45は、図10に示す
ように、QFP30の撮像に用いられるラインセンサ4
6及びスリット照明装置47からなり、これらが図外の
フレームに一体に取付けられて上記撮像ユニット41の
側方において基台1に固定的に設けられた構成となって
いる。
【0054】上記ラインセンサ46は、X軸方向に並設
される多数の撮像素子を備えており、上記スリット照明
装置47による照明のもとQFP30のリード列31を
一次元的に撮像するように構成されている。スリット照
明装置47は、同図に示すように、ノズル部材20に保
持されたQFP30の1つのリード列31に対してスリ
ット光Lを照射するように構成されており、所定の撮像
位置、すなわちエリアセンサ26による撮像領域上方の
所定高さ位置であって、かつ各リード列31がY軸方向
となるように保持されたとき(図10に示す状態)に、
リード列31の先端下面に水平方向に対して所定角度θ
で傾斜するスリット光Lを照射するように構成されてい
る。そして、上記撮像位置に保持されたQFP30がヘ
ッドユニット5の移動に伴いY軸方向に移動させられる
ことにより、QFP30のY軸方向の一次元的な画像が
ラインセンサ46によりX軸方向に順次取り込まれるよ
うになっている。
【0055】次に、上記実装機の制御系について図11
のブロック図を用いて説明する。
【0056】第2実施形態の実装機の制御系も基本的に
は上記第1実施形態の実装機における制御系と共通した
構成となっているが、第2実施形態の制御系では、上記
主制御器35に図11に示すようにカメラ入力切換部4
0が設けられ、このカメラ入力切換部40が画像処理部
38に接続されている。そして、撮像ユニット41及び
エリアセンサ42の全体照明装置43及びスリット照明
装置47がそれぞれ照明切換制御部39に接続されると
ともに、エリアセンサ42及びラインセンサ46がそれ
ぞれ上記カメラ入力切換部40に接続された構成となっ
ている。
【0057】そして、実装時にはマウントデータに基づ
いて各サーボモータ等が軸制御器36を介して主演算部
37に駆動制御されるとともに、このような実装動作中
に撮像ユニット41及びリード検査ユニット45による
部品認識が行われる。
【0058】部品認識の処理では、全ての部品について
撮像ユニット41による部品の認識が行われる。この
際、撮像ユニット41の全体照明装置43が作動させら
てエリアセンサ42による部品の撮像が行われ、撮像画
像の画像処理部38での処理結果に基づき、主演算部3
7において部品の割れ、あるいは欠け等の部品不良の認
識が行われるとともに、ノズル部材20に対する部品の
吸着ズレ量が求められて実装時の補正量等が演算され
る。
【0059】そして、実装部品がQFP30である場合
には、さらにリード検査ユニット45による部品の撮像
が行われる。具体的には、上記撮像ユニット41による
部品の認識の後、照明切換制御部39を介して照明がリ
ード検査ユニット45のスリット照明装置47に切換え
られるともに、カメラ入力切換部40を介して対象セン
サがエリアセンサ42からラインセンサ46に切換ら
れ、スリット照明装置47による照明のもと、ヘッドユ
ニット5の移動によりQFP30がラインセンサ46の
上方をY軸方向に移動させられつつQFP30が撮像さ
れ、この撮像画像の画像処理部38での処理結果に基づ
きQFP30のリード32の異常検出のための処理が行
われる。
【0060】すなわち、上述のようにスリット照明装置
47による照明のもとでQFP30を移動させながらQ
FP30を撮像することにより、図5に示すのと同様の
リード32の線画像32aが得られ、これらのリード3
2の画像に基づいて上記変位量ΔX、あるいは間隔ΔY
が主演算部37において求められる。そして、この変位
量ΔX、間隔ΔYが所定の比較値を越えるか否かが判断
され、越える場合には当該部品のリード32に異常があ
ると判断されて部品廃棄のための制御が行われるように
なっている。
【0061】次に、以上のように構成された実装機の実
装動作について図12のフローチャートに従って説明す
る。なお、この図に示す実装動作では部品としてQFP
30を実装する例について説明する。
【0062】上記実装機において実装動作が開始される
と、先ず、ヘッドユニット5が部品供給部4まで移動さ
せられ、部品供給部4から部品が吸着された状態で取り
出される(ステップS21〜S23)。そして、部品の
認識を行うべくヘッドユニット5が撮像ユニット41の
上方に移動させられ、QFP30がエリアセンサ42の
上方に保持される(ステップS24)。
【0063】QFP30がエリアセンサ42上方に配置
されると、全体照明装置27による照明のもとでQFP
30の全体像がエリアセンサ42により取り込まれ、こ
の撮像画像に基づいてQFP30のノズル部材20に対
する吸着ずれ量が求められる(ステップS25〜S2
7)。
【0064】次いで、ヘッドユニット5の移動によりQ
FP30が上記リード検査ユニット45による所定の撮
像開始位置に配置された後、スリット照明装置47が作
動させられるとともにヘッドユニット5がY軸方向に移
動させられ、これによりQFP30がエリアセンサ26
により撮像される(ステップS28〜S30)。この
際、スリット照明装置47が固定的に設けられているた
めリード列31に対するスリット光Lのずれが懸念され
るが、QFP30の撮像開始位置への移動の際に、上記
ステップS26で求められた吸着すれ量が加味されてQ
FP30が移動させられることによりスリット光Lがリ
ード列31に対してずれることがないようになってい
る。
【0065】こうして1つのリード列31の撮像が完了
すると、すなわちQFP30がラインセンサ46の上方
を通過して撮像終了位置に達すると、主演算部37にお
いて変位量ΔXや間隔ΔYが演算されて当該リード列3
1のリード32に異常がないか否かの判断がなされる
(ステップS31)。
【0066】そして、ここでQFP30の当該リード列
31のリード32に異常がないと判断されると、全ての
リード列31に対する認識が終了したか否かが判断され
(ステップS32)、終了していない場合には、上記撮
像終了位置に配置されているQFP30がその中心軸回
りに90°回転させられることにより、次に撮像すべき
リード列31がラインセンサ46の撮像可能位置に配置
される(ステップS35)。そして、ヘッドユニット5
の移動によりQFP30が上記撮像終了位置から撮像開
始位置に向かってY軸方向に移動させられながら当該リ
ード列31の撮像が行われる。
【0067】こうしてQFP30が回転させられつつ撮
像開始位置と撮像終了位置との間を往復移動させられる
ことにより全ての各リード列31の撮像及び認識が完了
すると、ヘッドユニット5の移動及びノズル部材20の
Z軸方向の移動及び回転に応じてプリント基板3の所定
位置にQFP30が実装され、これにより本フローチャ
ートが終了する(ステップS33,S34)。
【0068】一方、ステップS31において、当該QF
P30のリード32に異常があると判断された場合に
は、残りのリード列31を撮像、認識することなく、ヘ
ッドユニット5の移動により部品供給部側方に設けられ
た図外の廃棄ケースにQFP30が廃棄され、これによ
り本フローチャートが終了する(ステップS36,S3
7)。
【0069】以上説明した第2実施形態の実装機におい
ても、QFP30をラインセンサ46で撮像する点で第
1実施形態の実装機と異なるものの、基本的には水平面
に対して所定角度θで傾斜するスリット光Lを各リード
列31に照射して各リード32を撮像するため、得られ
るリード画像については第1実施形態の実装機と同様
に、リード32の上下方向の折曲りに起因した画像上の
平面的な変位が比較的大きく表れる。そのため、第1実
施形態の装置と同様にQFP30を平面的に撮像しなが
らもリード32の上下方向の折曲がりを精度良く検出す
ることができる。
【0070】なお、上記第2の実施形態では、QFP3
0の撮像に際し、各リード列31に対してスリット光L
を照射するように構成されているが、この装置ではライ
ンセンサ46により部品を撮像するので、照明としては
スリット光L以外に点状の照明光を各リード列31に照
射してQFP30を撮像するようにしてもよい。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る実装
機の部品検査方法は、ノズル部材により吸着された部品
を撮像手段上方の所定の撮像位置に配置し、部品の下方
から、水平方向に所定角度で傾斜する平面を通る検査用
照明光をノズル部材に吸着された部品のリードに照射し
ながらリードを撮像し、このようにして得られたリード
画像におけるリード列方向と直交する方向の位置に基づ
いて部品のリード異常を検出するようにしたので、従来
の一般的な装置に比べ、リード32の上下方向の折曲が
りを精度良く検出することができ、その結果、部品不良
をより精度良く検出することができる。
【0072】また、この方法において、部品全体を撮像
可能なエリアセンサを撮像手段として用い、部品の全リ
ード列に対して検査用照明光を照射しながらリードを撮
像すするれば部品の撮像効率を高めることが可能とな
る。
【0073】さらに、撮像手段としてエリアセンサを用
い、所定領域のリードに検査用照明光を照射して当該照
明にかかるリードを撮像した後、部品を回転させてリー
ドに対する検査用照明光の照射位置を変更して部品を撮
像するようにすれば、検査用照明光を照射するための手
段を部品の各リード列毎に設けることなく部品の全リー
ドを撮像することができる。また、エリアセンサの撮像
領域に部品全体が入りきらないような場合でも部品の全
リードを撮像することができる。
【0074】また、エリアセンサの撮像位置に部品を保
持して部品認識用の照明光を部品に照射して部品を撮像
し、当該撮像画像に基づいて部品の撮像位置に対するず
れ量を求め、このずれ量に基づいて部品位置を補正した
後、検査用照明光を照射して部品のリードを撮像するよ
うにすれば、検査用照明光を照射する手段と部品との相
対的な位置関係を適切に保つことができ、これによりリ
ードに対して適切に検査用照明光を照射することができ
る。
【0075】一方、撮像手段として上記リード列方向と
直交する方向に部品を撮像するラインセンサを用い、部
品とラインセンサを上記リード列方向に相対的に移動さ
せながら部品のリードを撮像するようにしても、撮像手
段としてエリアセンサを用いる場合と同様に部品を平面
的に撮像しながらリードの上下方向の折曲がりを精度良
く検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る部品検査方法が適用される実装機
の第1実施形態を示す平面図である。
【図2】撮像ユニットにおけるスリット照明装置及びエ
リアセンサを示す斜視略図である。
【図3】上記実装機の制御系を示すブロック図である。
【図4】スリット照明装置から照射されるスリット光と
QFPとの関係を示す模式図である。
【図5】撮像したリード画像の一例を説明する図であ
る。
【図6】上記実装機における実装動作の一例を示すフロ
ーチャートである。
【図7】(a)(b)は、上記実装機における撮像ユニ
ットの変形例及びその撮像ユニットを用いた部品検査方
法を説明する説明図である。
【図8】(a)(b)は、上記実装機における撮像ユニ
ットの変形例及びその撮像ユニットを用いた部品検査方
法を説明する説明図である。
【図9】本発明に係る部品検査方法が適用される実装機
の第2実施形態を示す平面図である。
【図10】リード検査ユニットの構成を示す斜視略図で
ある。
【図11】第2実施形態の実装機の制御系を示すブロッ
ク図である。
【図12】第2実施形態の実装機における実装動作の一
例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
5 ヘッドユニット 20 ノズル部材 25 撮像ユニット 26 エリアセンサ 27 全体照明装置 28 スリット照明装置 28a 単位光源 30 QFP 31 リード列 32 リード L スリット光

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動可能なヘッドユニットに搭載された
    ノズル部材により部品を吸着した後、この部品を基台上
    に設置された撮像手段上方の所定の撮像位置に配置して
    平面的に部品を撮像して、その画像に基づき少なくとも
    リード付部品のリード異常を検出する方法において、ノ
    ズル部材に吸着されたリード付部品の下方から、水平方
    向に対して所定角度で傾斜する平面を通る検査用照明光
    を部品のリードに照射しながらリードを撮像し、得られ
    たリード画像におけるリード列方向と直交する方向のリ
    ードの位置に基づいてリードの異常を検出する実装機の
    部品検査方法。
  2. 【請求項2】 上記撮像手段として部品全体を撮像可能
    なエリアセンサを用い、全リード列に対して上記検査用
    照明光を照射しながらリードを撮像することを特徴とす
    る請求項1記載の部品検査装置。
  3. 【請求項3】 上記撮像手段としてエリアセンサを用
    い、所定領域のリードに上記検査用照明光を照射して当
    該照明にかかる部分を撮像した後、部品を所定角度回転
    させて検査用照明光のリードに対する照射位置を変更し
    て当該照明にかかるリードを撮像し、以後部品を回転さ
    せてリードに対する検査用照明光の照射位置を変更しな
    がら部品を撮像することを特徴とする請求項1記載の部
    品検査装置。
  4. 【請求項4】 上記エリアセンサの撮像位置に部品を保
    持して部品認識用の照明光を照射して部品を撮像し、当
    該撮像画像に基づいて部品の上記撮像位置に対するずれ
    を求め、このずれに基づいて部品位置を補正した後、上
    記検査用照明光を照射して部品のリードを撮像すること
    を特徴とする請求項1乃至3記載の部品検査装置。
  5. 【請求項5】 上記撮像手段として上記リード列方向と
    直交する方向に部品を撮像するラインセンサを用い、部
    品とラインセンサを上記リード列方向に相対的に移動さ
    せながら部品のリードを撮像することを特徴とする請求
    項1記載の部品検査方法。
  6. 【請求項6】 移動可能なヘッドユニットに搭載された
    ノズル部材により部品を吸着した後、この部品を基台上
    に設置された撮像手段の上方に配置して平面的に部品を
    撮像して、その画像に基づき少なくともリード付部品の
    リード異常を検出する装置において、上記ヘッドユニッ
    ト及びノズル部材を駆動する駆動手段と、部品を上記撮
    像手段による所定の撮像位置に移動させるべく上記ヘッ
    ドユニット及びノズル部材の駆動を制御する駆動制御手
    段と、水平方向に対して所定角度で傾斜する平面を通る
    検査用照明光を部品の下方からリードに照射する検査用
    照明手段と、上記撮像手段による撮像画像におけるリー
    ド列方向と直交する方向のリード位置に基づいてリード
    の異常を検出するリード異常検出手段とを備えたことを
    特徴とする実装機の部品検査装置。
  7. 【請求項7】 上記撮像手段はエリアセンサであって、
    上記駆動制御手段は、リード異常の検査時に、部品をエ
    リアセンサ上方の所定位置に保持すべく駆動手段を制御
    するように構成されてなることを特徴とする請求項1記
    載の部品検査装置。
  8. 【請求項8】 上記撮像手段はラインセンサであって、
    上記駆動制御手段は、リード異常の検査時に、ラインセ
    ンサ上方の所定位置においてリード列方向とセンサ配列
    方向とが直交するように部品を配置するとともに、この
    状態で部品をリード列方向に移動させるように駆動手段
    を制御するように構成されてなることを特徴とする請求
    項1記載の部品検査装置。
JP8140258A 1996-06-03 1996-06-03 実装機の部品検査方法及び同装置 Pending JPH09321498A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8140258A JPH09321498A (ja) 1996-06-03 1996-06-03 実装機の部品検査方法及び同装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8140258A JPH09321498A (ja) 1996-06-03 1996-06-03 実装機の部品検査方法及び同装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09321498A true JPH09321498A (ja) 1997-12-12

Family

ID=15264606

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8140258A Pending JPH09321498A (ja) 1996-06-03 1996-06-03 実装機の部品検査方法及び同装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09321498A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007221074A (ja) * 2006-02-20 2007-08-30 Juki Corp 部品実装装置のコプラナリティ検査装置
WO2007126891A1 (en) * 2006-03-28 2007-11-08 The Boeing Company Vision inspection system device and method
US7978328B2 (en) 2006-03-28 2011-07-12 The Boeing Company Vision inspection system device and method
WO2014141380A1 (ja) * 2013-03-12 2014-09-18 富士機械製造株式会社 部品実装機の部品認識システム
WO2015145687A1 (ja) * 2014-03-27 2015-10-01 富士機械製造株式会社 部品実装機の部品認識システム
CN109283185A (zh) * 2018-09-20 2019-01-29 宁波研新工业科技有限公司 一种压缩机保护器的引脚检测设备
KR20210083686A (ko) * 2019-12-27 2021-07-07 (주) 인텍플러스 슬릿빔을 이용한 배터리 외관 검사장치

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007221074A (ja) * 2006-02-20 2007-08-30 Juki Corp 部品実装装置のコプラナリティ検査装置
WO2007126891A1 (en) * 2006-03-28 2007-11-08 The Boeing Company Vision inspection system device and method
US7362437B2 (en) 2006-03-28 2008-04-22 The Boeing Company Vision inspection system device and method
US7978328B2 (en) 2006-03-28 2011-07-12 The Boeing Company Vision inspection system device and method
WO2014141380A1 (ja) * 2013-03-12 2014-09-18 富士機械製造株式会社 部品実装機の部品認識システム
JPWO2014141380A1 (ja) * 2013-03-12 2017-02-16 富士機械製造株式会社 部品実装機の部品認識システム
WO2015145687A1 (ja) * 2014-03-27 2015-10-01 富士機械製造株式会社 部品実装機の部品認識システム
JPWO2015145687A1 (ja) * 2014-03-27 2017-04-13 富士機械製造株式会社 部品実装機の部品認識システム
CN109283185A (zh) * 2018-09-20 2019-01-29 宁波研新工业科技有限公司 一种压缩机保护器的引脚检测设备
CN109283185B (zh) * 2018-09-20 2023-09-05 宁波研新工业科技有限公司 一种压缩机保护器的引脚检测设备
KR20210083686A (ko) * 2019-12-27 2021-07-07 (주) 인텍플러스 슬릿빔을 이용한 배터리 외관 검사장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2554431B2 (ja) 実装機の部品吸着状態検出装置
JP4387745B2 (ja) 電子部品装着装置
JPH08213800A (ja) 実装機の部品状態検出装置
JP4308588B2 (ja) 表面実装機
JP2005107716A (ja) 撮像装置及び同装置を搭載した被撮像物移動装置
JPH09321498A (ja) 実装機の部品検査方法及び同装置
JP2017028151A (ja) 基板作業装置
JP4358013B2 (ja) 部品搬送装置、表面実装機および部品試験装置
JP4091950B2 (ja) 部品の実装位置補正方法および表面実装機
JP4119683B2 (ja) 電子部品装着装置
JP4213292B2 (ja) 表面実装機の部品認識装置
JP4298462B2 (ja) 部品認識装置、部品認識方法、表面実装機および部品試験装置
JP4361312B2 (ja) 表面実装機の部品認識方法および同装置
JP2007200990A (ja) 部品認識方法、同装置および表面実装機
JP4386419B2 (ja) 部品認識装置及び同装置を搭載した表面実装機並びに部品試験装置
JP4216114B2 (ja) 表面実装機の部品認識装置
JP6231397B2 (ja) 部品認識装置、部品移載装置および部品実装装置
JP7212467B2 (ja) 部品実装装置
JP4094751B2 (ja) 部品搭載装置及び方法
JPH09246799A (ja) 実装機の部品認識装置
WO2017168657A1 (ja) 画像取得装置
JP4368709B2 (ja) 表面実装機
JPH08274500A (ja) 実装機の部品吸着状態検出装置
JP4386425B2 (ja) 表面実装機
JP4358012B2 (ja) 部品搬送装置、表面実装機および部品試験装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20021210