JP3682287B2 - テープフィーダー - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、テープフィーダーに関するもので、より詳しくはテープのピッチ送りに伴って発生する衝撃を緩和して電子部品の飛び出しを防止することができ、またシャッターの正確な開閉を行うことが可能で、当該テープフィーダの装着の際に手動操作が可能なテープフィーダーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、パーツフィーダーに設置された電子部品を移送ヘッドのノズルに真空吸着してピックアップし、これを基板上に移送搭載するように構成された電子部品実装装置が知られている。前記パーツフィーダーとしては、テープフィーダー、チューブフィーダー、トレイフィーダーなどの様々な方式のものがあるが、この中で特にテープフィーダーは、電子部品を高速に大量供給しやすいことから、一般に広く用いられている。
【0003】
従来、テープフィーダーは、図7に示すように、メインフレーム10と、その上部に設置されたカバープレート20と、このカバープレート20の上部に設置されたシャッター板30と、前記カバープレート20の下部に設置されたピッチ送り部40と、このピッチ送り部40に連結されピッチ送り部40を駆動可能なピッチ送り手段50とから構成されている。
【0004】
前記メインフレーム10の上部前側には、カバープレート20が設置され、このカバープレート20の上部には、前記シャッター板30が配置され、このシャッター板30の下部前側には、押圧部31が形成されている。
前記カバープレート20の一側には、スライド溝21が形成されており、このスライド溝21に押圧部31が挿入された状態において、シャッター板30がカバープレート20に対してスライド可能となっている。前記押圧部31は、電子部品を押さえて電子部品の離脱を防止するためのもので、この押圧部31の後方にはカバーテープ剥離部22が設けられている。
【0005】
そして、前記シャッター板30の一側には、長孔状のガイド溝32が形成され、このガイド溝32内には、複数のガイドピン34が移動可能に設置されている。このガイド溝32の一側には、ピッチ送り部材52を収容するための切開溝36が形成されている。
【0006】
前記ピッチ送り部40は、封入テープ(図示せず)をピッチ送りさせるための第1スプロケットホイール40aと、この第1スプロケットホイール40aの側面に設置され前記第1スプロケットホイール40aとともに回転する第2スプロケットホイール40bと、この第2スプロケットホイール40bの逆回転を防止するためにその近傍に設置されたラッチ42と、前記第1及び第2スプロケットホイール40a、40bの中心にその一端が固定されるように連結され前記第1及び第2スプロケットホイール40a、40bをピッチ送りさせる第1レバー43と、この第1レバー43の他端に回転可能に設けられた回転軸44と、この回転軸44を介して第1レバー43に連結された第2レバー46と、この第2レバー46と同一直線上に配置された第3レバー47と、前記第2レバー46と第3レバー47を連結する弾性部材48と、前記第3レバー47の近傍に設置された偏心カム49とにより構成されている。
【0007】
前記偏心カム49には、その中心部から離れた所定部位にピン49aが設けられ、このピン49aには、前記第3レバー47の一端が接続されており、前記偏心カム49の回転により第3レバー47が駆動されるようになっている。
また、前記ピッチ送り部40とともに駆動されるピッチ送り手段50は、回転軸44にその一端が連結された移送レバー51と、この移送レバー51の一側に形成されたピッチ送り部材52とにより構成されている。
【0008】
このように構成された従来のテープフィーダーにおいて、駆動源(図示せず)の駆動により偏心カム49が回転すると、その一側面に設けられたピン49aに連結されている第3レバー47が直線運動をする。
前記第3レバー47と同一直線上に配置された第2レバー46は、第3レバー47との間に架設された弾性部材48から付与される弾性力によって、直線運動をする。
前記偏心カム49の一側面に設けられたピン49aが半回転すると、第3レバー47が引かれ、前記偏心カム49が一回転すると、前記ピン49aが原位置に戻り、第3レバー47が再び押される。
【0009】
前記第2レバー46の移動により第1レバー43が引かれ、その際に、第1レバー43が第1スプロケットホイール40aを1ピッチ回転させる。この第1スプロケットホイール40aの回転により、これに結合されている第2スプロケットホイール40bも1ピッチ回転する。この第2スプロケットホイール40bは、ラッチ42により逆回転不能とされ、この第2スプロケットホイール40bが正回転するときには、その外周面がラッチ42に対してスライドするようになっている。
【0010】
一方、第2レバー46が第3レバー47により引かれるときには、回転軸44に第2レバー46とともに結合されている移送レバー51も引かれて直線移動する。
そして、この移送レバー51の移動により、ピッチ送り部材52が前記切開溝36の一方の縁を押し、これによって、シャッター板30が1ピッチ移動する。前記偏心カム49が完全に一回転すると、ピン49aにより第1レバー43、第2レバー46及び第3レバー47は原位置に戻る。また、第1スプロケットホイール40aと第2スプロケットホイール40bは、その近傍に設置されたラッチ42により逆回転が防止されることから、第1レバー43により一方向に回転され、この回転によって封入テープを1ピッチ前進させる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このような従来のテープフィーダーにおいては、移送レバー51とピッチ送り部材52とが一体に形成されているので、供給用の電子部品が収納された封入テープをセッティングする際に、シャッター板30と第1及び第2スプロケットホイール40a、40bとを別個に作動させる(例えば、シャッター板30を停止させた状態で、封入テープの送り動作のみを行う)ことができず、このため電子部品の作業位置(ピックアップ位置)に対して封入テープを正確に位置決めすることができないという構造的な問題点があった。
【0012】
そこで、本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、偏心カムを用いて第1及び第2スプロケットホイールとシャッターをそれぞれ駆動させることができるテープフィーダーを提供することにその目的がある。
本発明の他の目的は、フィーダーの全体的な構造を簡素化すると共に、フィーダの装着時に作業者が手動レバーを操作することにより簡単にフィーダーを初期化することができるテープフィーダーを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するため、本発明のテープフィーダー(Tape Feeder)は、メインフレーム(Main frame)と、前記メインフレームの上部に設置され、電子部品の部品取出し口を開閉するシャッター(Shutter)と、前記シャッターの下部に設置され、電子部品が収納された前記テープを所定ピッチ移動させる第1及び第2スプロケットホイール(Sprocket Wheels)と、前記第1及び第2スプロケットホイールに連結され、前記第1及び第2スプロケットホイールを回転させる回転ラッチ(Rotating latch)と、前記回転ラッチに連結され前記回転ラッチを動作させるスプロケットホイールレバー(Sprocket wheel lever)と、前記スプロケットホイールレバーに第1連結ピンにより連結された支持レバー(Supporting lever)と、前記支持レバーに第2連結ピンにより連結された回転レバー(Rotating lever)と、外周部にテーパーが設けられるとともに、駆動源の駆動により回転可能に構成され、この回転に伴い、前記回転レバーを駆動させる偏心カム(Eccentric cam)と、前記偏心カムと前記シャッターとの間に設けられたシャッターレバー軸によって回転可能に保持されるとともに、前記偏心カムの駆動により回転して前記シャッターを往復移動させるシャッターレバーと、電子部品の供給のための初期作業セッティングの際に、作業者が前記第1及び第2スプロケットホイールを1ピッチずつ手動で移動させることができるように構成された手動レバーと、を備えることを特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、添付された図面を参照して、本発明のテープフィーダーを詳細に説明する。
図1は本発明を適用したテープフィーダーの側面図、図2はカバープレートに設置されたシャッターを示す斜視図、図3はテープフィーダーに設けられた偏心カムの斜視図、図4、図5及び図6は偏心カムの動作の流れを示す側面図である。
【0015】
この実施の形態のテープフィーダー100は、図1に示すように、メインフレーム110と、このメインフレーム110の上部に設置されたカバープレート200と、このカバープレート200の上部に設置されたシャッター220と、このカバープレート200の下部に設置された第1及び第2スプロケットホイール120、130と、これら第1及び第2スプロケットホイール120、130を駆動可能にその一側に設置された複数個のレバー310、320、330、340、350と、これらレバー310、320、330、340、350の中で回転レバー330を駆動可能な偏心カム400と、から構成される。
【0016】
前記カバープレート200は、メインフレーム110の上部前側に設置され、その一端に取り付けられた第1弾性部材171により、メインフレーム110に対して弾性的に支持された状態となっている。
カバープレート200の上部前側には、図2に示すように、電子部品がピックアップされる部品取出し口202が形成され、この部品取出し口202の近傍には、封入テープの上部に付着された電子部品保護用のビニール(図示せず)を剥離するためのビニール剥離部204が設けられ、このビニール剥離部204の側方には、複数のホール206が形成されている。
【0017】
また、前記シャッター220の上部には、複数の長溝222が形成されており、これら長溝222に複数のガイドピン224が挿入され各々の先端部が前記カバープレート200のホール206にそれぞれ螺合されることにより、当該シャッター220がカバープレート200の上部に取り付けられた状態となっている。
このように取り付けられたシャッター220は、前記カバープレート200の長手方向に長溝222の長さ分だけ、ガイドピン224により案内されながら往復移動できる。そして、シャッター220の一側面には、掛け突起226が形成されている。
【0018】
一方、前記カバープレート200の下部に設置された第1及び第2スプロケットホイール120、130は、図1に示すように、その中央部にスプロケットホイール軸311が設けられ、このスプロケットホイール軸311にはスプロケットホイールレバー310の一端が結合されている。すなわち、前記スプロケットホイールレバー310の駆動により前記スプロケットホイール軸311が回転されて、これにより前記第1及び第2スプロケットホイールが回転されるようになっている。
【0019】
そして、前記スプロケットホイールレバー310の一端側(自由端側)には、回転ラッチ140が結合ピン141により強固に固定され締結されており、前記スプロケットホイールレバー310がスプロケットホイール軸311を中心にして前記第1スプロケットホイール120の1ピッチ分の一定区間を往復移動(揺動)すると、前記回転ラッチ140もこれと共に往復移動しながら前記第1スプロケットホイール120を正方向に回転させることができるように構成されている。
【0020】
また、前記回転ラッチ140の一端には、スプロケットホイールレバー310との間に第4弾性部材174が架設され、この第4弾性部材174の弾性力によって、前記回転ラッチ140が前記第1スプロケットホイール120に当接した状態で維持されるようになっている。その結果、前記スプロケットホイールレバー310が前進回転する際には、回転ラッチ140が第4弾性部材174の弾性力により第1スプロケットホイール120に対してスライドする一方、スプロケットホイールレバー310が後進回転する際には、回転ラッチ140が第1スプロケットホイール120を1ピッチずつ移動(回転)させることができる。
【0021】
上記のような動作により第1スプロケットホイール120が1ピッチずつ回転する際には、第1スプロケットホイール120と強固に結合されている第2スプロケットホイール130が共に回転して、電子部品が収納されている封入テープを1ピッチずつ前進させることができる。
【0022】
また、第1スプロケットホイール120の近傍には、ストッパ軸151を軸心としてメインフレーム110に対して回転可能な状態でストッパ150が配設され、このストッパ150の一端には、前記第1スプロケットホイール120の逆回転を防止すべく当該ストッパ150に対して弾性力を付与する第3弾性部材173が取り付けられている。
【0023】
一方、スプロケットホイールレバー310は、その一端側(自由端側)に第1連結ピン312を介して支持レバー320の一端が連結され、この支持レバー320の他端には、回転レバー330が連結されている。この回転レバー330は、その自由端側に一対の延出部を有し、その一方に、第2連結ピン322を介して支持レバー320の他端が連結され、他方に、第3連結ピン332を介して手動レバー340の一端が連結されている。この手動レバー340は、メインフレーム110との間に架設された第7弾性部材177によって付勢された状態で、メインフレーム110に取り付けられている。
【0024】
そして、前記回転レバー330とスプロケットホイールレバー310との間には第5弾性部材175が架設され、この第5弾性部材175を介して両者が弾性的に相互に接続された状態となっている。
すなわち、各レバー310、320、330、340は、それぞれの連結ピン312、322、332により相互に回転可能に連結されて、各々の協働により、駆動源から発生される駆動力を第1スプロケットホイール120に伝達可能となっている。
また、前記手動レバー340は、電子部品を供給するための初期作業の際に作業者が手動で操作するためのもので、この手動レバー340を操作することにより、電子部品の供給作業を始めることができる。
【0025】
また、各レバー310、320、330、340、350の中で回転レバー330は、その基端部が回転レバー軸331を介してメインフレーム110に取り付けられて、回転レバー軸331を中心に回転可能に支持された状態となっている。
この回転レバー330の近傍には、偏心カム400が360度回転可能な状態で設置されるとともに、カムラッチ160がカムラッチ軸161を軸心として回転可能な状態で設置されている。また、カムラッチ160のカムラッチ軸161は、長孔(図示せず)内でスライド可能に保持されているので、偏心カム400の無理な回転に対応できる。
【0026】
前記カムラッチ160には第6弾性部材176が取り付けられ、この第6弾性部材176の弾性力によって、前記カムラッチ160が偏心カム400の外周面に当接した状態で維持されるようになっている。その結果、偏心カム400が正回転する時は、前記カムラッチ160がスライドする一方、偏心カム400が逆回転する向きの力が作用した時は、その外周面に形成された溝430に前記カムラッチ160が引掛かって当該偏心カム400の逆回転が防止される。
【0027】
前記偏心カム400は、図3に示すように、メインフレーム110に設置された駆動源の出力軸に接続可能なカム軸410を有している。この偏心カム400の外周面には、所定角度範囲に亘ってテーパー420が形成されるとともに、このテーパー420の他側に溝430が形成されている。また、偏心カム400の一側面には、ローラー440がローラー軸441を中心に回転可能な状態で設置されている。
【0028】
偏心カム400は、図3に示すように、カム軸410を中心とする第一の円弧とその両端を通る半径とによって囲まれたA部分と、カム軸410を中心とする第二の円弧とその両端を通る半径とによって囲まれたB部分とを有し、A部分の円弧(第一の円弧)の直径がB部分の円弧(第二の円弧)の直径より大きくて、A部分の円弧とB部分の円弧との間に挟まれる境界部の一方にテーパー420が形成され、他方に溝430が形成されている。
【0029】
また、偏心カム400とシャッター220との間には、シャッターレバー軸351を中心に回転可能な状態でシャッターレバー350が設置され、このシャッターレバー350の一端にはシャッターレバーピン352が設けられている。シャッターレバー350は、他端が偏心カム400の外周に当接した状態となっていて、偏心カム400の回転に伴い、シャッターレバー軸351を中心に回動するようになっている。
【0030】
図1に示すように、前記偏心カム400は、駆動源による駆動により時計方向に回転しながら、その一側面に設けられたローラー440により回転レバー330の自由端側を押して、前記回転レバー330を駆動させることができる。
また、偏心カム400の回転時には、偏心カム400の外周部がシャッターレバー350を押圧して、シャッターレバー350が所定角度回転し、この回転に伴い、シャッターレバーピン352がシャッター220の掛け突起226を押して、前記シャッター220が後方に所定間隔だけ移動する。
そして、前記シャッターレバー350のシャッターレバーピン352により前記シャッター220が後方に移動した後、前記シャッター220は第2弾性部材172の弾性力により前方に移動して原位置に復帰する。
【0031】
上述した偏心カム400とシャッター220の動作をより詳細に説明すると次のようになる。
まず、初期の準備状態においては、シャッターレバー350と偏心カム400とが、図4に示す状態となっている。この時、シャッター220は閉鎖されている。
【0032】
その後、図5に示すように、偏心カム400が矢印方向に回転して、偏心カム400のA部分がシャッターレバー350に接触する。この時もやはり、シャッター220は閉鎖された状態を維持する。
そして、図6に示すように、偏心カム400が矢印方向にさらに回転して、偏心カム400のA部分とB部分との間に形成されたテーパー420がシャッターレバー350の一側に接触する。この時、閉鎖されていたシャッター220は開放される。
【0033】
次に、この実施の形態のテープフィーダーの作用について説明する。
まず、駆動源による駆動により偏心カム400が回転して、ローラー440が回転レバー330をテープフィーダー100の前方に押して、次いで前記回転レバー330に連結されている支持レバー320が押されながら、その一端に連結されているスプロケットホイールレバー310を正移動(時計方向に回動)させる。
【0034】
この際、前記スプロケットホイールレバー310が、その一側に設置されている回転ラッチ140を前方に移動させた後、再びスプロケットホイールレバー310の逆移動により前記回転ラッチ140が第1スプロケットホイール120を1ピッチ移動させて、前記第1スプロケットホイール120と結合している第2スプロケットホイール130が回転しながら封入テープを1ピッチずつ移動させる。
【0035】
一方、回転する偏心カム400により駆動されるシャッターレバー350はその一端に設けられたシャッターレバーピン352でシャッター220の掛け突起226を押して、これにより前記シャッター220は後方に移動されて、電子部品を供給可能な状態に変換される。この状態で、ピッカー(図示せず)により電子部品がピックアップされる。
【0036】
前記偏心カム400の動作を図4乃至図6を用いて詳しく説明すると次のようになる。
前記偏心カム400の回転により、図4に示すように、ローラー440が回転レバー330を押圧するとともに、偏心カム400のテーパー420がシャッターレバー350から直ぐに離間して、偏心カム400のB部分がシャッターレバー350を押す。この際、シャッター220は閉鎖されている。
【0037】
また、偏心カム400が回転してローラー440が回転レバー330を押す時は、図5に示すように、前記ローラー440が設けられている部分であるA部分の外周面によってシャッターレバー350が案内される。この時もやはりシャッター220は閉鎖されている。
そして、偏心カム400がさらに回転して、図6に示すように、偏心カム400のテーパー420がシャッターレバー350に当接する位置に達すると、シャッター220は開放される。
【0038】
また、電子部品を供給するためのセッティング作業の際には、作業者が手動レバー340を手動で駆動させて封入テープを1ピッチずつ移動させることにより、電子部品をピックアップする作業位置に対して正確に封入テープをセッティングすることができる。
【0039】
このように構成された本実施形態のテープフィーダー100によれば、偏心カム400の一度の回転動作により、第1及び第2スプロケットホイール120、130とシャッター220を同時にそれぞれ駆動させることができ、このような動作を連続的に実行することにより、封入テープに収納されている多数個の電子部品を連続的に供給することができる。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のテープフィーダーによれば、偏心カムによって、第1及び第2スプロケットホイールとシャッターとをそれぞれ同時に駆動させることができるとともに、手動レバーによって、作業者が手動で第1及び第2スプロケットホイールを作動させることができ、簡単な構成で容易にテープフィーダーを初期化させることができる(封入テープをセットすることができる)といった効果が得られる。
また、一方向に回転する動力源からリール供給が終わった後に、シャッターが開放される往復運動を実行できるといった効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたテープフィーダーの側面図である。
【図2】カバープレートに設置されたシャッターを示す斜視図である。
【図3】テープフィーダーに設けられた偏心カムの斜視図である。
【図4】偏心カムの動作の流れを示す側面図である。
【図5】偏心カムの動作の流れを示す側面図である。
【図6】偏心カムの動作の流れを示す側面図である。
【図7】従来のテープフィーダーの斜視図である。
【符号の説明】
100 テープフィーダー
110 メインフレーム
120 第1スプロケットホイール
130 第2スプロケットホイール
140 回転ラッチ
160 カムラッチ
200 カバープレート
220 シャッター
310 スプロケットホイールレバー
320 支持レバー
330 回転レバー
340 手動レバー
350 シャッターレバー
400 偏心カム

Claims (4)

  1. テープに整列し装着された複数個の電子部品を順次に供給するテープフィーダーにおいて、
    メインフレームと、
    前記メインフレームの上部に設置され、電子部品の部品取出し口を開閉するシャッターと、
    前記シャッターの下部に設置され、電子部品が収納された前記テープを所定ピッチ移動させる第1及び第2スプロケットホイールと、
    前記第1及び第2スプロケットホイールに連結され、前記第1及び第2スプロケットホイールを回転させる回転ラッチと、
    前記回転ラッチに連結され、前記回転ラッチを動作させるスプロケットホイールレバーと、
    前記スプロケットホイールレバーに第1連結ピンにより連結された支持レバーと、
    前記支持レバーに第2連結ピンにより連結された回転レバーと、
    外周部にテーパーが設けられるとともに、駆動源の駆動により回転可能に構成され、この回転に伴い、前記回転レバーを駆動させる偏心カムと、
    前記偏心カムと前記シャッターとの間に設けられたシャッターレバー軸によって回転可能に保持されるとともに、前記偏心カムの駆動により回転して前記シャッターを往復移動させるシャッターレバーと、
    電子部品の供給のための初期作業セッティングの際に、作業者が前記第1及び第2スプロケットホイールを1ピッチずつ手動で移動させることができるように構成された手動レバーと、を備えることを特徴とするテープフィーダー。
  2. 前記偏心カムは、その外周面に溝が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のテープフィーダー。
  3. 前記偏心カムの一側面には、当該偏心カムの中心から離間した位置にローラーが設置されていることを特徴とする請求項1に記載のテープフィーダー。
  4. 前記偏心カムの近傍には、当該偏心カムの溝に係合して当該偏心カムの逆転を防止可能なカムラッチが設置されていることを特徴とする請求項2に記載のテープフィーダー。
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