JP3679274B2 - サーマルプリントヘッド及びこのサーマルプリントヘッドを用いたプリンタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、発熱することにより記録用紙上に画像を形成させる複数の発熱素子と、これら発熱素子を駆動制御する任意数の発熱素子駆動制御用集積回路とを備えたサーマルプリントヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、サーマルプリントヘッドを備えた感熱式あるいは熱転写式の携帯型プリンタや携帯型コピー機などが一般に普及している。これらの携帯型装置のように、いわゆる電池駆動型の装置においては、各種の電池が使用されており、様々な電源電圧が採用されている。
【0003】
ところで、サーマルプリントヘッドの場合、発熱素子に供給されるヘッド電圧用の電源と、発熱素子駆動制御用集積回路に供給されるロジック電圧用の電源とを、電池により実現する必要がある。
【0004】
このため、消費電力の低減を要求されるのは勿論のこと、低電圧での駆動を要求され、その上、使用による電源電圧の経時的な低下に耐え得ることも要求される。さらには、様々な仕様の電源電圧に対処することも要求される。
【0005】
そこで、従来のサーマルプリントヘッドは、発熱素子の構造などに各種の工夫を凝らして、消費電力の低減を図ると同時に、低いヘッド電圧での使用を可能にしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のサーマルプリントヘッドでは、ロジック電圧が3.3Vまたは5Vに固定されており、このため、少なくとも2種類のサーマルプリントヘッドを設計および製造する必要があり、開発コストを含む製造コストの上昇原因になっていた。また、使用による経時的なロジック電圧の低下を避けるために、電池からDC−DCコンバータを経由して発熱素子駆動制御用集積回路にロジック電圧を供給していたので、部品コストや組立コストの上昇原因になっていた。
【0007】
本発明は、このような事情のもとで考え出されたものであって、製造コストを極力増加させることなく、電池を電源とする場合に想定される範囲のあらゆる電源電圧での使用を可能にするサーマルプリントヘッドを提供することをその課題としている。
【0008】
【発明の開示】
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
【0009】
請求項1に記載の発明は、印字データに基づいてヘッド電圧が供給されると、発熱して記録用紙上に画像を形成させる複数の発熱素子と、複数の発熱素子を複数のブロックに分割し、ブロック毎に印字データに基づいてブロック内の複数の発熱素子へのヘッド電圧の供給を制御する複数の発熱素子駆動制御用集積回路とを備えたサーマルプリントヘッドであって、各発熱素子駆動制御用集積回路は、ストローブクロック信号を入力するためのクロック入力端子と、前段の発熱素子駆動制御用集積回路から出力される発熱素子へのヘッド電圧の供給時間を制御するためのパルス状のストローブ信号とクロック入力端子から入力されたストローブクロック信号に基づいて、前段からのストローブ信号に続いて当該ストローブクロック信号の1周期の期間がヘッド電圧の供給時間となるストローブ信号を生成するストローブ信号生成手段と、印字データとストローブ信号生成手段で生成されたストローブ信号とに基づいて、対応するブロック内の複数の発熱素子へのヘッド電圧の供給を制御する印字制御手段と、ストローブ信号生成手段で生成されたストローブ信号を後段の発熱素子駆動制御用集積回路に出力するためのストローブ信号出力端子と、を備え、初段の発熱素子駆動制御用集積回路では、印字データに基づいて発熱素子に印字動作を行わせるためのラッチ信号と、クロック入力端子から入力されるストローブクロック信号とに基づいて、ストローブ信号生成手段により当該ストローブクロック信号の1周期の期間がヘッド電圧の供給時間となるストローブ信号が生成され、2段目以降の発熱素子駆動制御用集積回路では、前段の発熱素子駆動制御用集積回路で生成されたストローブ信号とストローブクロック信号とに基づいて、ストローブ信号生成手段により前段のストローブ信号に続いて当該ストローブ信号と同一の期間を有するストローブ信号が生成されることを特徴とする。
【0010】
発熱素子の発熱により記録用紙上に画像を形成させる方式は、感熱紙からなる記録用紙を用いる方式であってもよいし、インクリボンを用いた熱転写方式あるいは昇華方式であってもよい。
【0011】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のサーマルプリントヘッドにおいて、ストローブ信号生成手段は、論理積回路と、この論理積回路の出力端がデータ入力端に接続されたフリップフロップ回路と、このフリップフロップ回路から出力される信号を反転して論理積回路の一方の入力端に入力するインバータとからなり、初段の発熱素子駆動制御用集積回路においては、論理積回路の他方の入力端にラッチ信号が入力されるとともに、フリップフロップ回路のクロック入力端にクロック入力端子から入力されるストローブクロック信号が入力され、フリップフロップ回路の出力端から初段の発熱素子駆動制御用集積回路に対する前記ストローブ信号が出力され、2段目以降の発熱素子駆動制御用集積回路においては、論理積回路の他方の入力端に前段の発熱素子駆動制御用集積回路からのストローブ信号が入力されるとともに、フリップフロップ回路のクロック入力端にストローブクロック信号が入力され、フリップフロップ回路の出力端から各段の発熱素子駆動制御用集積回路に対するストローブ信号が出力されるものである。
【0012】
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のサーマルプリントヘッドにおいて、発熱素子駆動制御用集積回路は、複数の発熱素子にそれぞれ接続される出力トランジスタとして、MOS型の電界効果トランジスタを内蔵しており、各電界効果トランジスタは、周囲をゲート電極で囲まれた複数のソース領域およびドレイン領域が、それぞれ並列に接続された構成としたものである。
【0013】
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載のサーマルプリントヘッドを用いたプリンタであって、サーマルプリントヘッドに供給するストローブクロック信号生成手段と、ヘッド電圧を検出する電圧検出手段と、電圧検出手段により検出されたヘッド電圧が低下するのに応じてストローブクロック信号生成手段で生成されるストローブクロック信号の周期を長くする周期変更手段とを備えたものである。
【0014】
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のプリンタであって、サーマルプリントヘッドにより1画素を副走査方向に複数回に分けて印字させる印字制御手段を更に備えたものである。
【0015】
本発明によれば、印字データに基づいて発熱素子にヘッド電圧を供給して記録用紙上に画像を形成させる際、各発熱素子駆動制御用集積回路において、初段から順番にストローブクロック信号の1周期の期間をヘッド電圧の供給時間とするストローブ信号を発生させ、このストローブ信号と印字データとに基づいてブロック毎に順番に印字動作をさせようにしたので、ストローブクロック信号の周期を変更することにより印字時間を変更することができる。
【0016】
特に、ヘッド電圧を検出し、ヘッド電圧が低下するのに応じてストローブクロック信号の周期を長くするようにしたので、ヘッド電圧が低下すると、発熱素子への通電時間が長くなり、印字速度は低下するものの、印字品質は一定に保つことができる。従って、ヘッド電圧を2.7Vから8.5Vの広い範囲で任意に設定でき、いずれの電圧値に設定しても良好な印字品質を確保することができる。また、電池を電源とする場合に想定される範囲のあらゆる電源電圧での使用が可能であり、各種の電池を使用できる。またこれにより、2種類のロジック電圧に応じた製品を個々に設計および製造する必要がないことから、開発コストを含む製造コストを低減できる。
【0017】
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態を、図面を参照して具体的に説明する。
【0019】
図1は、本発明に係るサーマルプリントヘッドの概略平面図であって、基板1上には、幅方向一側寄りに多数の発熱素子2が列状に形成されており、また、幅方向他側寄りに複数(本実施形態では18個)の発熱素子駆動制御用集積回路(以下「ドライバIC」と記す)3が列状に取付けられている。また、基板1の長手方向一端部には、幅方向他側側の端面にコネクタ4が取り付けられている。このコネクタ4は、サーマルプリントヘッドの外部から発熱素子2やドライバIC3に電源や各種の信号を伝送するためのケーブル(図示せず)が接続されるものである。
【0020】
図2は、基板1の長手方向両端部の要部拡大平面図であって、基板1上には、一側縁に沿うようにして、発熱素子2を構成するための発熱抵抗体6が直線状に設けられており、発熱素子2を所定個数(本実施形態では96個)毎に分担して駆動するためのドライバIC3が、基板1上の他側縁に沿うようにして搭載されている。
【0021】
図3は、発熱抵抗体6の一部の拡大平面図であって、発熱抵抗体6の外側には、これと平行に延びるようにして共通電極配線7が形成されている。この共通電極配線7からは、発熱抵抗体6の下層にもぐり込むようにして基板1の幅方向に櫛歯状のコモンパターン8が延ばされている。また、このコモンパターン8の各間の領域には、櫛歯状の個別電極パターン9が入り込まされている。この個別電極パターン9の基端部は、ドライバIC3の一側近傍まで延ばされており、各個別電極パターン9は、ドライバIC3の出力パッドに対してワイヤボンディングによって結線されている。
【0022】
各ドライバIC3は、これに入力される記録画像データにしたがって、選択した個別電極パターン9を接地する。そうすると、電池の陽極から共通電極配線7とコモンパターン8と発熱抵抗体6と個別電極パターン9とを通って電池の陰極に至る閉ループが形成され、発熱抵抗体6において、当該個別電極パターン9を挟んで両側に位置するコモンパターン8間の領域に電流が流れ、この領域が発熱する。すなわち、発熱抵抗体6は、図3に詳示するように、その下にもぐり込んでのびる櫛歯状のコモンパターン8によって、長手方向に微小領域毎に区画され、各区画された領域が発熱素子2として機能する。
【0023】
図4は、発熱素子2による印字幅の説明図であって、各発熱素子2による副走査方向の有効印字幅Aは、1つの印字データに基づいて印字されるべき1画素の副走査方向の幅Bのほぼ1/2の大きさである。したがって、副走査方向については、同一の印字データで2回の印字を行うことになる。
【0024】
以下、ドライバIC3の構成について、さらに詳しく述べる。
【0025】
図5は、ドライバIC3の回路ブロック図であって、このドライバIC3のチップ11には、シフトレジスタSR、ラッチ回路LT、97個の論理積回路AND1 〜AND97、96個の電界効果トランジスタFET1 〜FET96、インバータIV、Dフリップフロップ回路DFF、およびパッドDI,STRI,LAT,CLK,STRCLK,GND,VDD,STRO,DO,DO1 〜DO96が形成されている。これらドライバIC3の各論理回路は、MOS型の電界効果トランジスタにより実現されている。これらドライバIC3には、供給されるロジック電圧が所定値以下になったときに回路動作を停止させるための減電圧回路が設けられていない。たとえば、基本的に5Vのロジック電圧で動作する通常のドライバICの場合、ロジック電圧が3.7V以下になれば、減電圧回路が作動して回路動作が停止するのであるが、上記ドライバIC3には減電圧回路が設けられていないので、パッドVDDに供給されるロジック電圧が3.7V以下になっても回路動作が停止することはない。
【0026】
電界効果トランジスタFET1 〜FET96は、ソースが全て共通にパッドGNDに接続され、ドレインがパッドDO1 〜DO96に接続され、ゲートが論理積回路AND1 〜AND96の出力端に接続されている。論理積回路AND1 〜AND96は、一方の入力端がラッチ回路LTの出力端に接続され、他方の入力端が全て共通にパッドSTROに接続されている。ラッチ回路LTは、入力端がシフトレジスタSRの出力端に接続され、ラッチ信号入力端がパッドLATに接続されている。シフトレジスタSRは、シリアル入力端がパッドDIに接続され、クロック信号入力端がパッドCLKに接続され、シリアル出力端がパッドDOに接続されている。Dフリップフロップ回路DFFは、入力端が論理積回路AND97の出力端に接続され、出力端がパッドSTROと論理積回路AND1 〜AND96の他方の入力端との接続点およびインバータIVの入力端に接続され、クロック信号入力端がパッドSTRCLKに接続されている。論理積回路AND97は、一方の入力端がパッドSTRIに接続され、他方の入力端がインバータIVの出力端に接続されている。
【0027】
各電界効果トランジスタFET1 〜FET96は、周囲をゲート電極で囲まれた複数のソース領域およびドレイン領域が、それぞれ並列に接続された構成である。このような構成にすることによって、ソース領域とドレイン領域との並列接続数が増加することから、オン抵抗を良好に低減させることができる。もちろん、各電界効果トランジスタFET1 〜FET96を、各々複数個の電界効果トランジスタ素子により実現してもよい。なお、上記のような出力用MOS型電界効果トランジスタの構造は、特開平10−65146号公報に詳細に開示されているので、これ以上の具体的な説明は省略する。また、オン抵抗を低減させるためのMOS型電界効果トランジスタの構造としては、上記の他に、たとえば特開平7−221192号公報に開示されている。
【0028】
図6は、各ドライバIC3内部の各種信号のタイミングチャートであって、DIは記録画像データ、CLKはクロック信号、LATはラッチ信号、STRCLKはストローブクロック信号をそれぞれ表している。また、STR1〜STR18は、初段から最終段までのドライバIC3のDフリップフロップ回路DFFの出力であるストローブ信号を表している。
【0029】
図7は、上記サーマルプリントヘッドを備えた携帯型のプリンタの要部の回路ブロック図であって、このプリンタは、CPU21、ROM22、RAM23、インターフェイス回路24、ヘッド電圧検出回路25、および制御信号生成回路26を備えている。
【0030】
CPU(central processing unit )21は、プリンタの全体を制御する。
【0031】
ROM(read only memory)22は、制御プログラムや各種の初期値などを記憶している。
【0032】
RAM(random access memory)23は、CPU21にワーク領域を提供し、印字データの展開などに利用される。
【0033】
インターフェイス回路24は、ヘッド電圧検出回路25や制御信号生成回路26とCPU21との間の通信を制御する。
【0034】
ヘッド電圧検出回路25は、図外の電池からコネクタ4などを介して共通電極配線7に供給されるヘッド電圧を検出する。
【0035】
制御信号生成回路26は、CPU21により制御されて、クロック信号、ラッチ信号、あるいはストローブクロック信号など、サーマルプリントヘッドを制御するための各種の制御信号を生成する。これらの制御信号は、記録画像データやヘッド電圧およびロジック電圧とともに、制御信号生成回路26からサーマルプリントヘッドに供給される。
【0036】
次に動作を説明する。インターフェイス回路24を介してCPU21に供給された印字データは、CPU21によって展開などの各種の処理が施され、記録画像データとしてインターフェイス回路24および制御信号生成回路26を介してサーマルプリントヘッドの初段のドライバIC3のパッドDIに供給される。初段のドライバIC3のパッドDIにシリアル入力された記録画像データは、シフトレジスタSRの入力端に入力される。シフトレジスタSRは、初段のビットにシリアルに入力される記録画像データを、パッドCLKを介して入力されるクロック信号に同期して順次次段のビットに転送する。シフトレジスタSRの最終段のビットまで転送された記録画像データは、次のクロック信号が入力されることにより、シリアル出力端からパッドDOに出力され、基板1上の配線パターンを介して次段のドライバIC3のパッドDIに供給される。このようにして、96×18=1728ビット分の記録画像データが18個のドライバIC3のシフトレジスタSRに格納されると、シフトレジスタSRの出力端は、記録画像データの各ビットに応じてハイレベルあるいはローレベルになる。
【0037】
ここで、各ドライバIC3のパッドLATを介してラッチ回路LTのラッチ信号入力端にラッチ信号が入力されると、ラッチ回路LTは、入力端に入力されているシフトレジスタSRの出力端の信号、すなわち記録画像データを取り込んで記憶する。これにより、ラッチ回路LTの出力端は、記録画像データの各ビットに応じてハイレベルあるいはローレベルになる。
【0038】
一方、ラッチ信号は初段のドライバIC3のパッドSTRIを介して論理積回路AND97の一方の入力端にも入力される。ここで、Dフリップフロップ回路DFFの出力端がローレベルであったとすると、そのローレベルの信号がインバータIVによりハイレベルに反転されて論理積回路AND97の他方の入力端に入力されるので、論理積回路AND97の出力端がハイレベルになり、そのハイレベルの信号がDフリップフロップ回路DFFの入力端に入力される。そして、パッドSTRCLKを介してDフリップフロップ回路DFFのクロック信号入力端に入力されているストローブクロック信号がハイレベルに反転すると、その時点で、Dフリップフロップ回路DFFの出力であるストローブ信号がハイレベルになる。このストローブ信号は、論理積回路AND1 〜AND96の他方の入力端に入力されるとともに、パッドSTROおよび基板1上の配線パターンを介して次段のドライバIC3のパッドSTRIに入力される。
【0039】
すなわち、初段のドライバIC3においては、ラッチ信号とストローブクロック信号とに基づいてストローブ信号が生成され、第2段以降のドライバIC3においては、前段のドライバIC3において生成されたストローブ信号とストローブクロック信号とに基づいて新たなストローブ信号が生成される。この結果、各段のドライバIC3におけるストローブ信号は、図6のSTR1〜STR18のように、時間的に重なることなく、ストローブクロック信号の1周期の時間だけ順次ハイレベルになる。
【0040】
さらに具体的に述べると、初段のドライバIC3のDフリップフロップ回路DFFにラッチ信号が入力されると、その後の最初のストローブクロック信号の立ち上がりのタイミングでDフリップフロップ回路DFFの出力がハイレベルになる。そしてその次のストローブクロック信号の立ち上がりのタイミングでは、ラッチ信号は既にローレベルに反転しているので、Dフリップフロップ回路DFFの出力はハイレベルからローレベルに反転する。したがって、Dフリップフロップ回路DFFは、ストローブクロック信号の1周期に相当する時間だけハイレベルになるストローブ信号を出力することになる。そして、このストローブ信号が次段のドライバIC3のDフリップフロップ回路DFFに論理積回路AND97を介して入力されるので、次段のドライバIC3のDフリップフロップ回路DFFは、前段のドライバIC3のDフリップフロップ回路DFFにより生成されたストローブ信号の立ち下がりと同時に立ち上がってストローブクロック信号の1周期に相当する時間だけハイレベルになるストローブ信号を出力する。このように、基板1上の18個のドライバIC3のDフリップフロップ回路DFFは、タイミングが相互に重ならないように順次新たなストローブ信号を生成するのである。
【0041】
このとき、インバータIVと論理積回路AND97とを設けて、Dフリップフロップ回路DFFの出力がローレベルのときにのみDフリップフロップ回路DFFの入力がハイレベルになり得るようにしているので、ノイズなどの影響でDフリップフロップ回路DFFの出力すなわちストローブ信号がストローブクロック信号の2周期以上の時間にわたってハイレベルになることがない。
【0042】
各ドライバIC3において、Dフリップフロップ回路DFFの出力すなわちストローブ信号がハイレベルになると、このハイレベルの信号が論理積回路AND1 〜AND96の他方の入力端に入力される。したがって、論理積回路AND1 〜AND96のうち、記録画像データに応じてラッチ回路LTの出力がハイレベルになっているビットに対応する論理積回路の出力端がハイレベルになり、この結果、電界効果トランジスタFET1 〜FET96のうち、対応する電界効果トランジスタがオンする。電界効果トランジスタFET1 〜FET96のドレインはパッドDO1 〜DO96を介して図3の個別電極パターン9に接続されているので、電界効果トランジスタFET1 〜FET96のうちのいずれかがオンすれば、電源の陽極から共通電極配線7、コモンパターン8、発熱抵抗体6、個別電極パターン9、電界効果トランジスタFET1 〜FET96のうちの該当するもの、およびパッドGNDを介して電源の陰極に至る閉ループが形成され、発熱素子2を構成する発熱抵抗体6の該当箇所に通電されて、記録用紙に記録画像が記録される。この記録は、もちろん、ストローブ信号のタイミングに従って、ドライバIC3の個数である18回に分けて順次行われることとなる。
【0043】
以上の動作により印字されるのは、主走査方向には1ライン分の長さであるが、副走査方向には1/2ライン分である。すなわち、各発熱素子2による副走査方向の有効印字幅Aが、1つの印字データに基づいて印字されるべき1画素の副走査方向の幅Bのほぼ1/2の大きさであるので、副走査方向には1画素の半分が印字されたことになる。
【0044】
そこで、記録用紙が副走査方向と反対方向に1/2画素分の距離だけ送られ、残りの1/2ライン分の印字が実行される。すなわち、初段のドライバIC3のパッドDIに記録画像データがシリアル入力されることなく、パッドLATにラッチ信号が入力される。これにより、上記と同様の動作によって、1/2ライン分の印字が実行される。
【0045】
以上の動作を1組として、1組毎に1ライン分の印字が繰り返され、1頁分の印字が実行される。
【0046】
一方、ヘッド電圧検出回路25により検出されたヘッド電圧は、ヘッド電圧データとして、インターフェイス回路24を介してCPU21に供給される。これによりCPU21は、制御信号生成回路26を制御し、ストローブクロック信号の周期をヘッド電圧に応じて可変させる。具体的には、ヘッド電圧が低くなるに従ってストローブクロック信号の周期を長くする。したがって、ヘッド電圧が低下すると発熱素子2への通電時間が長くなり、印字速度は低下するものの、印字品質は一定に保たれる。
【0047】
このように、印字時におけるヘッド電圧のパルス幅を可変とし、しかもドライバIC3における電界効果トランジスタFET1 〜FET96を、オン抵抗の小さい構成としたので、消費電力を低減できるとともに、ヘッド電圧を2.7Vから8.5Vの広い範囲で任意に設定でき、いずれの値に設定しても良好な印字品質を確保できる。
【0048】
また、ヘッド電圧検出回路25によりヘッド電圧を検出し、ヘッド電圧に応じて印字時におけるヘッド電圧のパルス幅を自動的に可変させるので、高価なDC−DCコンバータなどを設けることなく、使用によるヘッド電圧の経時的な低下に対処できる。
【0049】
また、ドライバIC3に減電圧回路を設けていないので、高価なDC−DCコンバータなどを設けることなく、ロジック電圧を2.7Vから5.5Vの広い範囲で任意に設定でき、いずれの値に設定してもドライバIC3の動作を確保できる。
【0050】
また、ヘッド電圧とロジック電圧とを互いに独立に設定できるので、各種設計条件に応じて、ヘッド電圧とロジック電圧とを同電圧に設定したり、あるいは互いに異ならせたりすることが可能になり、設計の自由度が向上する。
【0051】
また、各ドライバIC3毎に印字タイミングを相互に異ならせ、しかも副走査方向の2度の印字で1ライン分の印字を完成させるように構成したので、共通電極配線7やグランドラインを流れる電流を小さくできることから、電力の無駄を省くことができ、消費電力を低減できる。さらには、副走査方向の2度の印字で1ライン分の印字を完成させるように構成したことにより、ドライバIC3の電界効果トランジスタFET1 〜FET96を流れる電流を小さくでき、この結果、電界効果トランジスタFET1 〜FET96のオン抵抗を小さくできることから、既に説明した電界効果トランジスタFET1 〜FET96のオン抵抗を低減させる構造と相まって、消費電力を一層良好に低減できる。
【0052】
なお、上記実施形態においては、発熱素子2の副走査方向の有効印字幅Aを、1画素の副走査方向の幅Bのほぼ1/2倍にし、副走査方向の2度の印字で1ライン分の印字を完成させるように構成したが、発熱素子2の副走査方向の有効印字幅を、1画素の副走査方向の幅のほぼ1/3倍以下にし、副走査方向の3度以上の印字で1ライン分の印字を完成させるように構成してもよい。
【0053】
また、上記実施形態においては、各ドライバIC3毎に印字タイミングを相互に異ならせたが、必ずしもこのように構成する必要はない。
【0054】
また、上記実施形態においては、96個の発熱素子2を制御するドライバIC3を、基板1上に18個搭載したが、本発明はもちろんこれらの数値に限定されるものではない。
【0055】
また、上記実施形態においては、本発明に係るサーマルプリントヘッドを携帯型のプリンタに採用したが、本発明に係るサーマルプリントヘッドは、プリンタに限らず、コピー機やファクシミリ装置などにも採用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るサーマルプリントヘッドの概略平面図である。
【図2】図1に示すサーマルプリントヘッドの長手方向両端部の要部拡大平面図である。
【図3】図1に示すサーマルプリントヘッドに備えられた発熱素子部分の拡大平面図である。
【図4】図1に示すサーマルプリントヘッドに備えられた発熱素子の有効印字領域の大きさと1画素の大きさとの関係を説明する説明図である。
【図5】図1に示すサーマルプリントヘッドに備えられた発熱素子駆動制御用集積回路の回路ブロック図である。
【図6】図5に示す発熱素子駆動制御用集積回路のタイミングチャートである。
【図7】図1に示すサーマルプリントヘッドを採用したプリンタの要部の回路ブロック図である。
【符号の説明】
1 基板
2 発熱素子
3 ドライバIC
6 発熱抵抗体
7 共通電極配線
8 コモンパターン
9 個別電極パターン
25 ヘッド電圧検出回路
26 制御信号生成回路
FET1 〜FET96 電界効果トランジスタ
SR シフトレジスタ
LT ラッチ回路
DFF Dフリップフロップ回路
AND1 〜AND97 論理積回路
IV インバータ
Claims (5)
- 印字データに基づいてヘッド電圧が供給されると、発熱して記録用紙上に画像を形成させる複数の発熱素子と、
前記複数の発熱素子を複数のブロックに分割し、ブロック毎に前記印字データに基づいてブロック内の複数の発熱素子への前記ヘッド電圧の供給を制御する複数の発熱素子駆動制御用集積回路と、を備えたサーマルプリントヘッドであって、
各発熱素子駆動制御用集積回路は、
ストローブクロック信号を入力するためのクロック入力端子と、
前段の発熱素子駆動制御用集積回路から出力される前記発熱素子への前記ヘッド電圧の供給時間を制御するためのパルス状のストローブ信号と前記クロック入力端子から入力された前記ストローブクロック信号に基づいて、前段からの前記ストローブ信号に続いて当該ストローブクロック信号の1周期の期間が前記ヘッド電圧の供給時間となるストローブ信号を生成するストローブ信号生成手段と、
前記印字データと前記ストローブ信号生成手段で生成されたストローブ信号とに基づいて、対応するブロック内の複数の発熱素子への前記ヘッド電圧の供給を制御する印字制御手段と、
前記ストローブ信号生成手段で生成されたストローブ信号を後段の発熱素子駆動制御用集積回路に出力するためのストローブ信号出力端子と、
を備え、
初段の発熱素子駆動制御用集積回路では、前記印字データに基づいて前記発熱素子に印字動作を行わせるためのラッチ信号と、前記クロック入力端子から入力されるストローブクロック信号とに基づいて、前記ストローブ信号生成手段により当該ストローブクロック信号の1周期の期間が前記ヘッド電圧の供給時間となる前記ストローブ信号が生成され、
2段目以降の発熱素子駆動制御用集積回路では、前段の発熱素子駆動制御用集積回路で生成されたストローブ信号と前記ストローブクロック信号とに基づいて、前記ストローブ信号生成手段により前段のストローブ信号に続いて当該ストローブ信号と同一の期間を有するストローブ信号が生成される、
ことを特徴とするサーマルプリントヘッド。 - 前記ストローブ信号生成手段は、論理積回路と、この論理積回路の出力端がデータ入力端に接続されたフリップフロップ回路と、このフリップフロップ回路から出力される信号を反転して前記論理積回路の一方の入力端に入力するインバータとからなり、
初段の発熱素子駆動制御用集積回路においては、前記論理積回路の他方の入力端に前記ラッチ信号が入力されるとともに、前記フリップフロップ回路のクロック入力端に前記クロック入力端子から入力される前記ストローブクロック信号が入力され、前記フリップフロップ回路の出力端から初段の発熱素子駆動制御用集積回路に対する前記ストローブ信号が出力され、
2段目以降の発熱素子駆動制御用集積回路においては、前記論理積回路の他方の入力端に前段の発熱素子駆動制御用集積回路からのストローブ信号が入力されるとともに、前記フリップフロップ回路のクロック入力端に前記ストローブクロック信号が入力され、前記フリップフロップ回路の出力端から各段の発熱素子駆動制御用集積回路に対する前記ストローブ信号が出力されることを特徴とする請求項1に記載のサーマルプリントヘッド。 - 前記発熱素子駆動制御用集積回路は、前記複数の発熱素子にそれぞれ接続される出力トランジスタとして、MOS型の電界効果トランジスタを内蔵しており、
前記各電界効果トランジスタは、周囲をゲート電極で囲まれた複数のソース領域およびドレイン領域が、それぞれ並列に接続された構成である、請求項1または2に記載のサーマルプリントヘッド。 - 請求項1〜3のいずれかに記載のサーマルプリントヘッドを用いたプリンタであって、
前記サーマルプリントヘッドに供給する前記ストローブクロック信号生成手段と、
前記ヘッド電圧を検出する電圧検出手段と、
前記電圧検出手段により検出された前記ヘッド電圧が低下するのに応じて前記ストローブクロック信号生成手段で生成される前記ストローブクロック信号の周期を長くする周期変更手段と、
を備えたことを特徴とするプリンタ。 - 請求項4に記載のプリンタであって、
前記サーマルプリントヘッドにより1画素を副走査方向に複数回に分けて印字させる印字制御手段を更に備えたことを特徴とするプリンタ。
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