JP3328740B2 - 印字方法および印字装置 - Google Patents

印字方法および印字装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、サーマルプリントヘ
ッドを用いて感熱記録紙に印字を行う印字方法、およ
び、印字装置に関する。
【0002】
【従来の技術】感熱記録紙に対して印字を行うために用
いられるサーマルプリントヘッドの構成例を図1ないし
図4に示す。このサーマルプリントヘッド1は、長矩形
状をしたヘッド基板2の一側縁に多数個の発熱ドットを
構成する発熱抵抗体3を直線状に設けるとともに、かか
る発熱抵抗体によって構成される多数個の発熱ドット
を、所定個数毎に分担して駆動するための駆動IC4を
複数個搭載して大略構成される。
【0003】上記発熱抵抗体3の外側には、これと平行
に延びるようにして、コモン配線5が形成されている。
このコモン配線からは、発熱抵抗体3の下にもぐり込む
ようにして基板幅方向に櫛歯状のコモンパターン6が延
びている。また、このコモンパターン6の各間の領域に
は、櫛歯状の駆動パターン7が入り込んでいる。この櫛
歯状の駆動パターン7の基端部は、上記駆動ICの一側
縁近傍まで延ばされており、各駆動パターン7は、上記
駆動IC4上の出力パッドDROに対してワイヤボンデ
ィングによって結線されている。
【0004】上記駆動IC4は、これに入力される印字
データにしたがって、選択した駆動パターン7に電流を
流す。そうすると、発熱抵抗体3において、当該駆動パ
ターン7を挟んで両側に位置するコモンパターン6,6
間の領域に電流が流れ、この領域が発熱する。すなわ
ち、発熱抵抗体3は、図5に詳示するように、その下に
もぐり込んでのびる櫛歯状のコモンパターン6によっ
て、長手方向に領域が区画され、各区画された領域が発
熱ドットとして機能することになる。
【0005】各駆動IC4の上面には、上記した出力パ
ッドDROの他、信号系のパッドと、電源系のパッドと
が形成される。信号系のパッドとしては、データインパ
ッドDI、データアウトパッドDO、クロック信号入力
パッドCLK、ストローブ信号入力パッドSTB、ラッ
チ信号入力パッドLA、等がある。また、電源系パッド
としては、ロジック電源パッドVDD、およびパワーグ
ランドパッドPG等がある。
【0006】上記データインパッドDIは、各駆動IC
4の左方に設けられ、データアウトパッドDOは右方に
設けられる。そして、隣合うIC間のデータアウトパッ
ドDOとデータインパッドDI間は基板上に形成された
配線パターン13を利用する等して、カスケード接続さ
れる。上記ストローブ信号入力パッドSTB、クロック
信号入力パッドCLK、ラッチ信号入力パッドLAは、
それぞれ、ヘッド基板上に形成されたストローブ信号用
配線パターン8、クロック信号用配線パターン9、ロジ
ックグランド用配線パターン10に、それぞれ共通接続
される。また、上記ロジック電源パッドVDDおよびパ
ワーグランドパッドPGもまた、基板上に形成されたロ
ジック電源用配線パターン11およびパワーグランド用
配線パターン12に、それぞれ共通接続される。
【0007】駆動IC上の各入出力パッドと、ヘッド基
板上の配線パターン間の接続は、通常、ワイヤボンディ
ングによって行われる。
【0008】ヘッド基板2の他側部には、複数の端子部
が形成される。上記コモン配線パターン5、ロジック電
源パターン11、パワーグランド用配線パターン12な
らびに、データ用配線パターン13、クロック信号用配
線パターン9、ストローブ信号用配線パターン8、およ
びロジックグランド信号用配線パターン10等の信号系
の配線パターンは、それぞれ、上記基板一側部に設けた
端子部5a,11a,12a,13a,9a,8a,1
0aに独立して導通させられている。
【0009】たとえば、主走査方向の長さをA4サイズ
とし、これに200dpiの印字密度で印字を行おうと
する場合、上記発熱抵抗体3上に1728個の発熱ドッ
トが形成される。一つの駆動IC4が、それぞれ96個
の発熱ドットを担当してこれを駆動する場合、ヘッド基
板上には18個の駆動IC4が搭載されることになる。
【0010】データ用配線パターンを介して上記172
8ドット分の印字データが入力されると、各駆動ICの
シフトレジスタ内には、96ドット分ずつの印字データ
がストアされる。次いでラッチ信号が入力されると、シ
フトレジスタ内のデータはラッチレジスタに移送され
る。次いでストローブ信号が入力されている間、ラッチ
レジスタにおけるハイレベルとなっている桁と対応する
発熱ドットを駆動するべく、上記駆動パターン7に電流
が流される。
【0011】このとき、発熱抵抗体3には、感熱記録紙
RPがプラテン14に押されて接触させられており、上
記のように駆動されて発熱させられている発熱ドットに
接触する部分が変色して印字が行われる。そして、感熱
記録紙RPが1ピッチ送られ上記と同様の作動により印
字が行われる。
【0012】200dpiの印字密度での印字を行う場
合、発熱抵抗体の延びる方向(主走査方向)の発熱ドッ
トのピッチは約130μmとなる。また、感熱記録紙P
Rの副走査方向への送りピッチも、約130μmとな
る。
【0013】このようなことから、200dpiの発熱
ドットを構成するべき発熱抵抗体3の幅は、少なくと
も、130μm以上必要である。しかしながら、実際の
ところ、発熱抵抗体3は、図7に示すような円弧状の断
面をもっており、その全幅中、中央部一定幅部分のみが
蓄熱性をもって十分に温度上昇することから、通常、抵
抗体幅の全幅は200μm程度とするのが普通である。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、たとえば、
黒ベタの印字を行おうとする場合、主走査方向の全ての
発熱ドットを発熱駆動することになる。そのためには、
発熱抵抗体3の全長にわたって相当の熱エネルギーを発
生させる必要があり、そのために必要な電力を供給する
ための電源を装備しておく必要がある。かかる傾向は、
主走査方向の印字幅が延長されるほど大きくなる。すな
わち、A4幅の印字をする場合に比較して、B4幅の印
字をする場合の方が、大きな電源を必要とする。
【0015】そうすると、サーマルプリントヘッドそれ
自体の薄型化あるいは小型化が達成されたとしても、こ
れを駆動するための電源が比較的大きくなり、これが印
字装置としての小型化を阻害する要因となっている。
【0016】現在のところ、発熱抵抗体は、酸化ルテニ
ウムを主成分とした抵抗体ペーストを用いて厚膜印刷形
成されている。上記の電源を小型化するためには、抵抗
体のエネルギ効率を高めることが考えられるが、発熱抵
抗体それ自体の材料を変更してその印字効率を高めるこ
とは、非常に困難であると考えられている。
【0017】本願発明は、上記した事情のもとで考え出
されたものであって、サーマルプリントヘッドの特に発
熱抵抗体の材質、あるいはプリントヘッド全体の構成を
大きく変えることなく、印字効率を大幅にあげて、電源
装置の必要容量を著しく低減し、これをもって印字装置
全体としての小型化をはかることをその課題としてい
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本願発明では、次の技術的手段を講じている。
【0019】すなわち、本願発明は、ヘッド基板上に直
線状に延びる発熱抵抗体を形成するとともに、この発熱
抵抗体の下にもぐりこむようにして櫛歯状のコモンパタ
ーンを形成し、かつ、このコモンパターンの各間の領域
に入り込むようにして櫛歯状の駆動パターンを形成する
ことにより、上記発熱抵抗体が上記櫛歯状のコモンパタ
ーンで区切られて主走査方向に並ぶ多数個の発熱ドット
が形成されたサーマルプリントヘッドを用い、印字デー
タにしたがって上記発熱ドットを選択的に発熱させて、
副走査方向に送られる感熱記録紙に印字を行う方法であ
って、上記発熱ドットの副走査方向の幅を、一の印字デ
ータにしたがって印字するべき印字ドットの副走査方向
幅の実質的に1/x(xは2以上の整数、以下同じ)で
あって、発熱抵抗体の幅の65〜80%とする一方、上
記感熱記録紙の送りピッチを一の印字データにしたがっ
て印字するべき印字ドットの副走査方向幅の実質的に1
/xとし、一の印字データにしたがう印字ドットは、
走査方向の寸法が実質的に1/xのドットをそれらの
接部どうしが副走査方向において互いに重なるようにし
てx回隣接状に印字することにより、印字するようにし
たことを特徴としている。
【0020】
【発明の作用および効果】たとえば、200dpiの印
字密度によって印字を行う場合、ひとつの印字ドットの
大きさは、主走査方向および副走査方向のいずれもが約
130μmである。本願発明では、かかる大きさの印字
ドットを、1回で印字するのではなく、副走査方向に複
数回にわけて印字する。たとえば、2回にわけて印字す
る場合には、発熱ドットを構成するべき発熱抵抗体の幅
を、約100μmとする。このようにすることにより、
抵抗体の幅方向中央部のほぼ65μmないし80μmの
範囲が、実効性をもって発熱する。
【0021】一方、感熱記録紙の送りピッチを、従前の
200dpi用の印字装置における送りピッチ(すなわ
ち130μm)の半分の65μmに設定する。
【0022】そして、一の印字データが駆動ICに入力
された状態で、その印字データを保持した上で、第一回
の発熱駆動を行った後、感熱記録紙を1ピッチ送り、次
いで、第二回の発熱駆動を行うのである。
【0023】このようにすると、各一回の発熱駆動に必
要とされるエネルギは、従前の約半分となり、必要とさ
れる電源装置の容量が半分となる。
【0024】したがって、印字効率がそれだけ高まり、
電源装置を小さくすることができて、印字装置のさらな
る小型化に大きく寄与することができる。
【0025】また、主走査方向の全ての発熱ドットを発
熱させる場合においても、コモン配線パターンを通して
流れる電流量もそれだけ小さくてすみ、コモン配線パタ
ーンおける電圧降下に起因する印字不良が改善され、印
字品質がそれだけ高まるという効果も期待できる。
【0026】
【実施例の説明】以下、本願発明の好ましい実施例を、
図面を参照しつつ具体的に説明する。
【0027】本願発明に用いられるサーマルプリントヘ
ッド1の基本構成は、図1ないし図4に示したものと同
様であるので、詳細の説明は省略する。
【0028】たとえば、200dpiの印字密度での印
字を行う場合についてみれば、本願発明において用いら
れるサーマルプリントヘッドは、従前の200dpi用
のサーマルプリントヘッドとは、次の点で異なる。
【0029】本願発明は、たとえば200dpiの印字
ドット15を、従前のように一回の発熱ドットによる発
熱によって印字するのではなく、副走査方向に複数回に
わけて印字するようにしたものである。
【0030】たとえば、200dpiの印字密度の場
合、印字するべき印字ドット15の寸法は、主走査方向
および副走査方向についてそれぞれ約130μmである
が、本願発明では、図9の(b) に示すように、副走査方
向に二回に分けて印字する場合、副走査方向の寸法が半
分の長矩形状のドット15a,15bを隣接部が互いに
重なるようにして二回隣接状に印字することにより、全
体として上記印字ドットを形成するようにしている。
【0031】200dpiについて従前のサーマルプリ
ントヘッドにおいては、上記発熱抵抗体3の幅は、約2
00μmであるが(図5参照)、本願発明では、これを
その半分の100μmとする(図6参照)。これにおい
て、発熱抵抗体は、図7に示すような円弧状断面をもっ
ているため、蓄熱性能上で、その全幅が発熱するのでは
なく、中央領域の所定範囲のみが実効をもって発熱す
る。本願発明についていえば、抵抗体幅を100μmと
すると、その幅方向中央の約65ないし80μmの範囲
を発熱させる。
【0032】一方、上記発熱抵抗体3にプラテン14に
よって押しつけられながら副走査方向に送られる感熱記
録紙RPの送りピッチは、印字するべきドット15の副
走査方向の長さ(すなわち約130μm)の半分の65
μmに設定する。
【0033】感熱記録紙RPは、図8に示すように、送
りローラ16に挟まれながら、この送りローラ16を減
速機構付きのステップモータで回転させることにより、
ピッチ送りされる。上記感熱記録紙送り用のステップモ
ータは、制御装置によって回転制御される。
【0034】図10は、上記サーマルプリントヘッドお
よび感熱記録紙送り用ステップモータの制御方法を示す
タイミングチャートである。
【0035】この図において、CPは、クロックパルス
信号を、DIは、データイン信号を、LAは、ラッチ信
号を、STBは、ストローブ信号を、MOTORは、感
熱記録紙の送りモータの起動タイミング信号を、それぞ
れ表している。
【0036】クロックパルス信号の矩形波は、A4サイ
ズの印字を行う場合、1728個のパルスの集合であ
る。このクロックパルス信号にしたがい、シリアル入力
される印字データが各駆動ICのシフトレジスタ内にス
トアされる。こうしてシフトレジスタ内にストアされた
印字データレジスタは、ラッチ信号の入力により、ラッ
チレジスタに移送される。ラッチ信号に格納されている
印字データにしたがい、ストローブ信号が第一の立ち上
がりを示している間、所定の発熱ドットが発熱駆動され
る。次いで、モータ駆動パルスが立ち上がり、感熱記録
紙が1ピッチ(すなわち65μm)送られた後、ストロ
ーブ信号が第二の立ち上がりを示し、その間、上記のま
まラッチレジスタに保持されている印字データにしたが
い、所定の発熱ドットが発熱駆動される。次いで、モー
タ駆動パルスが再度立ち上がり、感熱記録紙が1ピッチ
送られ、次の印字サイクルが行われる。
【0037】上記したことから明らかなように、本願発
明では、一つの印字データにより、図9の(b) に示すよ
うに、副走査方向に2回の印字を行い、これをもって、
当該印字データによって印字するべき印字ドットを形成
するのである。
【0038】したがって、仮に黒ベタの印字をする場合
であっても、一回の印字に必要なエネルギは従前の約半
分となり、そのため、発熱ドットを駆動するに必要な電
源が、従前に比較して著しく小型化される。
【0039】従前のサーマルプリントヘッドによる印字
方法では、印字幅が長くなればなるほど、必要な電源が
大きくなり、これが印字装置の小型化、軽量化を阻害す
る要因となったが、本願発明によれば、電源を小型化す
ることが可能となることから、とりわけ印字幅が延長さ
れた印字装置における一層の小型化が可能となる。
【0040】また、プリントヘッドのコモンパターン5
に流れる電流量も少なくなることから、コモンパターン
の電圧降下に起因する印字不良を都合よく回避し、印字
品質を高めることができるという付随的な効果もある。
【0041】なお、上記においては、印字ドットを副走
査方向に二回に分けて印字する例を述べたが、三回また
はそれ以上の回数に分けて印字するようにしてもよい。
【0042】この場合、発熱抵抗体の幅をその65〜8
0%幅の範囲で発熱させる実効発熱幅が印字するべき印
字ドットの副走査方向幅の実質的に1/xとなるように
する一方、感熱記録紙の送りピッチも、印字するべき印
字ドットの副走査方向幅長さの実質的に1/xとすれば
よい。
【0043】そして、サーマルプリントヘッドおよび記
録紙送りモータの制御にあたっては、同一の印字データ
を保持したまま、ストローブ信号の立ち上げおよびモー
タ起動パルスの立ち上げを印字ドットの副走査方向分割
数に応じて繰り返すようにすればよい。
【0044】このように、本願発明によれば、サーマル
プリントヘッドについては、発熱抵抗体幅を縮小すると
いう変更のみを行い、感熱記録紙の送り機構について
は、送りピッチの変更のみを行うだけで、簡単な制御に
より、プリントヘッドの印字効率を高め、電源装置を小
型化して、印字装置全体のコンパクト化をさらに高める
ことができ、しかも印字品質を改善することさえできる
のである。
【0045】もちろん、本願発明の範囲は、上述した実
施例に限定されない。サーマルプリントヘッドの構成
は、従前のあらゆる構成をもつものを採用することがで
きる。実施例では、駆動ICにラッチ信号入力パッドを
設け、ロジックグランド用配線パターンを介してラッチ
信号を入力するようにしているが、かかるラッチ信号用
パッドをあえて設けることなく、ロジックグランドパッ
ドから実質的なラッチ信号を入力するようにする場合
も、もちろん、本願発明の範囲に含まれる。
【0046】また、図に示したサーマルプリントヘッド
は、信号系の配線パターン、および電源系の配線パター
ンをヘッド基板上に設け、これに対して各駆動IC上の
パッドを直接的に共通接続するようにし、基板に設ける
べき端子部の数を減らしているが、かかる共通接続をす
るべき構成として、外部接続用基板を用いる場合ももち
ろん本願発明の範囲に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】サーマルプリントヘッドの一例の平面図であ
る。
【図2】図1に示すサーマルプリントヘッドの左方部の
詳細を示す部分平面図である。
【図3】図1に示すサーマルプリントヘッドの長手方向
中央部の詳細を示す部分平面図である。
【図4】図1に示すサーマルプリントヘッドの右方部の
詳細を示す部分平面図である。
【図5】従来例の発熱抵抗体部分の拡大部分平面図であ
る。
【図6】本願発明を実施する場合の発熱抵抗体部分の拡
大部分平面図である。
【図7】図5および図6のVII −VII 線に沿う断面図で
ある。
【図8】印字装置の構成の模式的説明図である。
【図9】(a) は従来の印字方法における印字ドットの拡
大図である。(b) は本願発明方法における印字ドットの
拡大図である。
【図10】本願発明における印字装置の制御例を示すタ
イミングチャートである。
【符号の説明】
1 サーマルプリントヘッド 3 抵抗体 15 印字ドット RP 感熱記録紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−233855(JP,A) 特開 昭63−199657(JP,A) 特開 昭60−56571(JP,A) 特開 平4−247966(JP,A) 特開 平4−78547(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/36 B41J 2/345

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッド基板上に直線状に延びる発熱抵抗
    体を形成するとともに、この発熱抵抗体の下にもぐりこ
    むようにして櫛歯状のコモンパターンを形成し、かつ、
    このコモンパターンの各間の領域に入り込むようにして
    櫛歯状の駆動パターンを形成することにより、上記発熱
    抵抗体が上記櫛歯状のコモンパターンで区切られて主走
    査方向に並ぶ多数個の発熱ドットが形成されたサーマル
    プリントヘッドを用い、印字データにしたがって上記発
    熱ドットを選択的に発熱させて、副走査方向に送られる
    感熱記録紙に印字を行う方法であって、 上記発熱ドットの副走査方向の幅を、一の印字データに
    したがって印字するべき印字ドットの副走査方向幅の実
    質的に1/x(xは2以上の整数、以下同じ)であっ
    て、発熱抵抗体の幅の65〜80%とする一方、 上記感熱記録紙の送りピッチを一の印字データにしたが
    って印字するべき印字ドットの副走査方向幅の実質的に
    1/xとし、 一の印字データにしたがう印字ドットは、副走査方向の
    寸法が実質的に1/xのドットをそれらの隣接部どうし
    が副走査方向において互いに重なるようにしてx回隣接
    状に印字することにより、印字するようにしたことを特
    徴とする、印字方法。
  2. 【請求項2】 ヘッド基板上に直線状に延びる発熱抵抗
    体を形成するとともに、この発熱抵抗体の下にもぐりこ
    むようにして櫛歯状のコモンパターンを形成し、かつ、
    このコモンパターンの各間の領域に入り込むようにして
    櫛歯状の駆動パターンを形成することにより、上記発熱
    抵抗体が上記櫛歯状のコモンパターンで区切られて主走
    査方向に並ぶ多数個の発熱ドットが形成されたサーマル
    プリントヘッドを用い、印字データにしたがって上記発
    熱ドットを選択的に発熱させて、副走査方向に送られる
    感熱記録紙に印字を行うように構成された印字装置であ
    って、 上記発熱ドットの副走査方向の幅を、一の印字データに
    したがって印字するべき印字ドットの副走査方向幅の実
    質的に1/x(xは2以上の整数、以下同じ)であっ
    て、発熱抵抗体の幅の65〜80%とする一方、 上記感熱記録紙の送りピッチを一の印字データにしたが
    って印字するべき印字ドットの副走査方向幅の実質的に
    1/xとし、 一の印字データにしたがう印字ドットは、副走査方向の
    寸法が実質的に1/xのドットをそれらの隣接部どうし
    が副走査方向において互いに重なるようにしてx回隣接
    状に印字することにより、印字するようにしたことを特
    徴とする、印字装置。
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